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Earth vs. The Wildhearts / THE WILDHEARTS
殺戮の聖典 ★★ (2004-08-14 10:36:00)
'93年発表の1stフルレンス・アルバム。
不気味なジャケットに思わず敬遠してしまうが、これは紛れもなくロックの名盤である。
うねるようなリフの「GREETINGS FROM SHITSVILLE」に始まり、爽快感さえ伴うハーモニーが絶妙な「TV TAN」、劇的で疾走感に満ちた「EVERLONE」、ハーモニーがポップで美しい「THE MILES AWAY GIRL」、ギターが激しい、元SPIDER FROM MARS等の故ミック・ロンソン参加の「MY BABY IS A HEADFUCK」、劇音爆走ロック・チューン「SUCKERPUNCH」、リフの応酬が激しい「LOVE U TILL I DON'T」等、これまで発表されたEPでは未熟さも感じられた楽曲も、本作では全てにおいて一緒に歌いたくなるような印象的なものばかり。
ライヴで演奏される曲もこのアルバムからのものが多い。
好きになったら病み付きになる不思議な魅力を持ったバンドである。
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