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BIG MACHINE / B'Z
3割2分5厘 ★★ (2004-03-27 16:53:00)
タイトル曲で、稲葉は自分たちB'zのことを
「ファンが乗り込むのも自由、降りるのも自由のBIG MACHINE」
と謳っているように聴こえた。
「Brotherhood」以降のサウンドの変化に対するファンの戸惑いを嘲笑うかのようなこの宣言は、ある意味あっぱれである。
この作品は、サウンド面では前作「GREEN」から大きな変化はなく、打ち込みがなくなったくらいだが、
歌詞の面では、それまで主に男女を中心とする人間関係についてが大半だったものが、
「CHANGE THE FUTURE」で環境問題、「ROOTS」で拉致問題を大きく意識した内容を描くという、特定の社会問題にスポットを当てる内容が登場した。
(それまでも「Out Of Control」などマスコミに対する不満をぶちまけたことはあったが)
この傾向は以降のソロを含めた作品にも繋がっていく。
総合的には、B'zとしては「並」のアルバムだと思う。
★★★☆☆
注目曲→「眩しいサイン」
歌詞がいいことを言っている。
「大人びた優しさが 臆病だとバレる前に」
「大人びた沈黙が なまけぐせだとバレる前に」
思い当たることが多々あるような。

→同意