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Death Cult Armageddon / DIMMU BORGIR
せいこりん ★★ (2007-01-10 18:35:00)
現在、ブラックメタル界の頂点に立つDIMMU BORGIR通算6枚目のアルバムが本作である。DIMMU BORGIRのサウンドスタイルと言えばブラックメタルサウンドにラプソディーなどと言ったシンフォニックサウンドを追加させたようなサウンドスタイルである。そもそもブラックメタル系バンドと言えば、教会放火や殺人行為などと言った凶行を起こし、一般的にテロリスト系バンドと言ったような印象が強いが、彼らはそういった犯罪Nに手を染めてはないらしい。無論彼らだけではなく、スウェーデン出身のブラックメタルの中では最も人気があるDARK FUNERALのメンバーもそういった行為は行ってはいないし、ブラックメタル系バンドの中でもこう言った非道行為を行ったことがないものも多いようだ。本作を一通り聴いてみるとブラックメタル系バンドとは思わせないようなクリオリティが高いサウンドに仕上がっているのが分かり、聴き応えも申し分ない。さらにシンフォニックサウンドと見事マッチしており一曲一曲の奥深さがいやと言うほど伝わってきて、ブラックメタル系バンドNO1というにふさわしい出来栄えといえよう。まぁ個人的にはブラックメタルというよりシンフォニック系メロディックデスメタルと言ったような印象を受ける。ただシンフォニックサウンドと融合してるせいか、メロディック色があまりにも強すぎるような気がするし、暴言になってしまうがブラックメタルにシンフォニック要素を融合させるのは邪道ではないかと思ってしまう。無論、真のブラックメタル派のファンには賛否もあるようだが、真のブラックメタルサウンドを求める方がどちらかと言うとマニアックな印象があるので批判するデスメタルファンはごく一部じゃないかと思う。まぁ個人的にも、シンフォニックブラックメタルもしくはシンフォニックデスメタル系バンドにはやや敬遠気味だが、DIMMU BORGIRはシンフォニックブラックメタル系もしくはシンフォニックデスメタル系のバンドの中では頂点にたっていることは確かだろう。とにかく本作は完成度が高く聴き応えがあるのでデスメタル系ファンはもちろんのこと、ヘヴィメタルファンも興味があれが聴く価値は十分にある!
今回の評価80P(シンフォニックサウンドに賛否があるが素晴らしい・・・)
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