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Rough and Ready / JEFF BECK
猿葱 ★★ (2005-08-05 00:06:00)
面子を総換えしたいわゆる第2期の1枚目は
メンバーそれぞれの威力を発揮しているのとともに、
英国人が発するには珍しい、実に"黒い"アルバムとなった。
と、まじまじジャケットを見ていると↑の想いが強まるのだ。
(ちなみに何度も言うが中心に写っているのがCozy Powellであるw)
ファンキーかつジャジー、そしてソウルフルなJBG!
これもまた彼の、そして彼らの先駆的なアプローチを感じる一面なのかも知れない。
各々のプレイが上手いこと主張し合っているため、
ベックのギターが第1期の頃よりも控えめに聞こえてしまうかも知れないが、
アーム付きストラトが固定メインになったであろう時期と言うこともあり、
ところどころにインスト期ベックプレイの片鱗を見せているかのよう。
まとまりある楽曲のマイルド濃ゆい聴き応えも実に好きなところであるが、
先のような楽しみを味わえる一枚として注目することができる!

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