この曲を聴け! 

METALLICA
toyoo50 ★★ (2003-03-08 22:18:00)
YOSI さんへ

はっきり言うと論旨に関し、ほとんど貴方の主張が正論なのだ。
失礼を承知でいわせていただくが
「非のうちどころない正論、模範解答的オーソドキシー、議論の過程でさえも伏字をつかう気配り……」
こういう大人のセンスを打ち破るアナーキー性にロックの基本があると思う。
大人のセンスの正論には人生のリアリティーを映すものが少ないからだ。
ましてやメタリカの場合、他の多くのロックやポップスの連中とは違う。
「君が好きだ、愛してる、離さないぞ、いっしょに暮らそう……」のような甘いラブソングと距離を置いている。
彼らは絶叫しながら、あるいはギターをかき鳴らしながら「人間の持つ狂気」をファンに伝えようとしているのだ。
リロードにあるLow Man's Lyric などは、依頼者に正直と忠誠を誓うため、ウソで固めた人生を送る弁護士の悩みを歌う。
さてここ数日書いた一連のログ、私の主張の根源は何か?
レコード会社の怠慢を責めたい。
多くのファンを欺く好い加減なヤッツケ仕事で高い「日本盤料金」を取るな(笑)
約1000円も高いんだから従業員にマジメな仕事をさせろ(笑)
>言葉遊びのような部分やナンセンスな響きが面白いもの、
これについては私も大いに認める。
河内音頭にある「えんやこらせーのよっといせ」は英訳できないだろう(笑)
メタリカの曲でアイルランド民謡のWhiskey In The Jar にあるMusha ring dum a doo dum a da Whack for my daddy-o Whack for my daddy-o も正確な邦訳は無理。
ドンジャラドンジャラ とーちゃんのためなら えーんやこーらー!
しかしながら、この曲のイメージを「ウイスキーに明け暮れる酔っ払いのザレ歌」と伝えるか、「性悪女に引っ掛かり、強盗をはたらいた上、最後は監獄にブチこまれるツイてない男の嘆き節」と伝えるかでリスナーの受けとめ方は180度違ってくるだろう。
ジェームスがアルコール依存症という先入観もあって、多くのファンは歌詞を読まないかぎり、ウイスキー賛歌ととらえてしまうのではないか?
>Hip hop などのリズム主体の音楽が歌詞やスラングが正確に理解できないと楽しめないかというと、そういうことは決して無いと僕は思っています。
プリンスのヒップホップを聴いたとき、歌詞を理解できるファンは顔を紅潮させ、耳を塞ぎ、周囲を見回すはずだ。
「……普通の女の子は知らないの。ママは内緒で私に教えてくれたの。女の子はすぐに股を開いちゃ、ダメよって!……
彼女は野郎のチンポコをあそこに突っ込まれるまではカネをもっていたのさ……
チットという馬鹿野郎が彼女とヤリたくて呆れるようなおべっかで言い寄った。
彼女がフェラチオしてくれたら、お返しに最高の絶頂感に送ってやるよって……
この黒ん坊の色きちがい!女はみんなヤリたがっていると思ったら大間違いよ、あんたは勝手にイケるけど女はイクのに時間がかかるのよ!」
アルバム「ゴールド・エクスペリエンス」より『プッシー・コントロール』の試訳。
全文引用は内容があまりに凄まじく、私でも恥ずかしい(笑)
ただしプリンスのメッセージは「愛は性欲より尊し」という結論だった。
つまらん男に引っかかるなという教訓話だが、例によって日本盤レコードの対訳は滅茶苦茶な誤訳の連続で解読不能。
次は有名なジャズだ。
『 奇妙な果実 』 ビリー・ホリディー
南部にはおかしな果物が木になるのよ
葉っぱは血だらけ、根っ子にまでしたたって
ポプラの木には真っ黒な遺体がぶるさがり
南部のそよ風に揺られているの
すてきな南部の田舎には
膨れ上がった眼 ねじまがった唇
甘くてフレッシュな木蓮の薫りは
突然 人肉の焼ける臭いに変わるの
カラスにつっつかれ 雨にうたれ
風に吹かれ 落ちていくの
おかしな果物 悲しい収穫(みのり)
(試訳toyoo50)
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