この曲を聴け! 

There & Back / JEFF BECK
猿葱 ★★ (2004-04-19 02:08:00)
80年に発表されたアルバムです。
彼のギターインスト・アルバムの中で最も人気の無いことは、
発言されている方の数からして明らかではありますが…(涙)
とても良いアルバムですよ~♪
スタイルとしては『BLOW BY BLOW』~『WIRED』の流れを継承しています。
もっと言うと『WIRED』でのプレイをより洗練させて、
良い意味でムダがなくなった感じに仕上がっています。
(しかし、先の2枚のインパクトが強いこともあり、地味に捉えられることが多いですが…)
変わった部分とすれば、以前は生の音・直の音の感が強かったのに対し、
このアルバムからキーボード等で「機械的な音」を随所に聴くことができるようになります。
また、それと平行して彼の「指弾き」への兆しが見えてきているところですね。
先日購入したDVD『アームズ・コンサート(83年)』では、
「STAR CYCLE」等を指弾きで演奏しており、恐らくこの時期に進化したものと思われます(推測)
そう言った意味も込めて、ジェフ・ベックの歴史的名盤だと個人的に思っています(笑)

→同意