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Dying for the World / W.A.S.P.
地獄葬戦士 ★★ (2003-11-14 01:38:00)
湾岸戦争に赴いた兵士からの手紙にインスパイアされたブラッキー・ローレスが、「人を殺しに行くときに歌う歌」を収録したという、W.A.S.P.らしいエピソードのあるアルバム。
目新しいことは特にやっておらず、はっきり言って今以上のファンの増加は望めない気さえする。
しかし、このような正統的バンドが少なくなった今、彼らの存在は貴重であり、個人的にはコンスタントにアルバムを出し続けてほしいバンドの1つだ。
疾走曲は相変わらずのW.A.S.P.節で、ときおり過去のフレーズを使いまわしてはいるものの、男クサさ満点のかっこよさを誇っている。
やや現代的な音作りの「SHADOW MAN」を始め、「MY WICKED HEART」、「HELL FOR ETERNITY」、「REVENGEANCE」、「STONE COLD KILLERS」、「RUBBER MAN」といった典型的W.A.S.Pソングが満載である。
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