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Emancipation / PRINCE
酒とバラの日々 ★★ (2005-02-16 00:20:00)
腕にはめられた手錠をひきちぎるジャケット、「EMANCIPATION=解放」というタイトル…などなどプリンスにとって精神的充実期にリリースされた3枚組。
実際、人生のパートナーにめぐり合えたりと、とても良好な時期だったらしい。マスコミ向けの新作披露パーティーなんかもやってました。
1枚60分が3枚で計180分ジャスト(本当に「ジャスト」)。しかもクオリティは総じて高い…
…と改めて天才っぷりを発揮。(あまり「天才」「天才」と言うべきじゃないけど、この人は本当に「天才」…)
大雑把に分類すると、1枚目は「ファンキー」、2枚目は「スウィート」、3枚目は「実験的(?)」。2枚目が好きと言う人は多い。
プリンスにしては珍しいカヴァーも3曲収録。「BETCHA BY GOLLY WOW」「I CAN'T MAKE YOU LOVE ME」「ONE OF US」、どれも秀逸だけど、
なかでも「BETCHA…」は美しい。シングルにもなり、当時ラジオで頻繁にかかってました。
それら以外で、個人的に強いて5曲挙げるとしたら、「JAM OF THE YEAR」「GET YO GROOVE ON」「SEX IN THE SUMMER」「THE HOLY RIVER」
「LET'S HAVE A BABY」あたりかな…HARRYさんのおっしゃる通り、中古で意外と簡単に手に入るので機会があれば是非。

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