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End of the World / GASKIN
せーら ★★ (2003-12-25 23:40:00)
PAUL GASKIN(g.vo)率いるGASKIN、81年発表の1stアルバム。
NWOBHMを代表する名盤の1つであることは、一聴すれば分かってもらえるでしょう。
◎GASKINの魅力その1・・・分厚くメロディアスなコーラス
殆ど総ての曲のサビが分厚いコーラスで、そのためとても親しみやすく、一緒に歌いたくなります。
◎GASKINの魅力その2・・・覇気のあるインスト群
GASKINのインスト群はかなり優秀です。ギターはなかなかテクニカルで弾き出すフレーズも魅力的だし、ベースも音に埋もれず、かなり図太い音を出しています。しかしながら、ロックのワイルドさを保ちつつ、同時に耳障りの良いメロディーを楽しめる最大の要因は、間違いなくこのドラムです。ドラムがしっかりと脇を固めているので、全然甘ったるくないのです。叩いているのはDAVE NORMANなる人物。本当にドラムが素晴らしい!!レス・ビンクス、クライヴ・バーといった、手数の多い覇気のあるドラムが好きな人は、一発で殺られること間違いなし!GASKINの楽曲がクールであっても決して地味で無い理由はここにあるわけです。
以上の2点の魅力が、アルバム全編において存分に味わえます。NWOBHMの名盤としても必聴ですし、やっぱり音楽はメロディーがなくちゃ駄目!!と言う人にも是非聴いてもらいたい好盤です。
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