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Live at Hammersmith / WHITESNAKE
殺戮の聖典 ★★ (2007-07-29 14:58:00)
ジョン・ロード加入後の`78年にロンドンのハマースミス・オデオンで行われたライヴを収録した'80年発表の来日記念アルバムで、欧米では「LIVE…IN THE HEART OF THE CITY」と併せた2枚組として収録された。
本作の売りはDEEP PURPLE時代の楽曲である「MIGHT JUST TAKE YOUR LIFE」と「MISTREATED」のWHITESNAKEヴァージョンが聴けることで、まだイアン・ペイスが加入する前のライヴではあるが、その迫力や臨場感は申し分がない。
「MIGHT JUST TAKE YOUR LIFE」はグレン・ヒューズのパートをバーニー・マースデンが歌っており、さすがにグレンのようなハイ・トーンとはいかないものの、原曲を損なうことのない絶妙のコーラスを聴かせてくれている。
「MISTREATED」のディープでソウルフルな歌唱はデヴィッドの真骨頂だ。
その他,ライヴのオープニングには定番であったファンキーな「COME ON」、スタジオ版に増して爽快な疾走感の「LIE DOWN」、観客の大合唱が感動を呼ぶ名曲「AIN'T NO LOVE IN THE HEART OF THE CITY」、2本のギターが奏でるメロディが素晴らしい「TROUBLE」と全6曲という収録曲ながらも、1曲の密度が非常に濃いので物足りなさはない。

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