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The Doors / THE DOORS
東京限定 ★★ (2005-02-21 14:25:00)
ロックという文化において、これほど重要な作品も稀だと思います。
LED ZEPPELINがHRを提示したり、DEEP PURPLEがHRの方向性を決定ずけたり、
KING KRIMSONの登場でプログレが世界的に飛躍したり、METALLICAがスラッシュ・メタルを提示したりと、
世界を巻き込んでのムーヴメントを見るとやはり文化的名作というのは数が少ないです。
THE DOORSのこの1stもその稀な名作に入るのではないかと思います。
サイケを取り入れた不気味な音色に、それまでのオーソドックスなロックをベースにし、
ジム・モリソンという類稀の奇才によって完成した奇跡な一枚でしょう。
当時サイケとロックの融合はとても衝撃的だったと思います。
VANILLA FUDGEやCREAMも同世代でしたが、前者はロック色はあまり強くなく後者はロック色が強かったと思います。
その中間部分がちょうどTHE DOORSのような気がします。
後のサイケ、プログレブームを作った先駆者の衝撃的な1stです。
随所にジム・モリソンの才能を垣間見ることができます。
Break On Throught (To The Other Side)、Light My Fire、The End等の名曲収録。
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