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White Spirit / WHITE SPIRIT
殺戮の聖典 ★★ (2007-08-01 22:39:00)
IRON MAIDENのヤニック・ガーズが在籍していたことでも知られる英国はニュー・キャッスル出身のNWOBHMバンドによる'80年発表の唯一のアルバム。
耳を惹くのは明らかにリッチー・ブラックモアの影響下にあるヤニックのギター・プレイで、DEEP PURPLEやRAINBOWに激似の楽曲もおそろしくクオリティが高い。
まるでDEEP PURPLEのような疾走感の「MIDNIGHT CHASER」、美しくドラマティックなサウンドを聴かせる名曲「RED SKIES」、スペーシーでキャッチーなキーボード・リフの「HIGH UPON HIGH」、ロニー在籍時のRAINBOWのようなギター・リフの「WAY OF THE KINGS」、こちらはグラハム在籍時のRAINBOWのようなメロディの「NO REPRIEVE」、イントロはDEEP PURPLE、歌入り後はRAINBOWのようなギター・リフの「DON'T BE FOOLED」、メロディアスなギターを聴かせる10分強の大曲「FOOL FOR GODS」のほか、シングルのA・B面から、スペーシーなキーボード・サウンドが美しい「SUFFRAGETTES」、WHITESNAKEのような「BACK TO THE GRIND」、RAINBOWのようなシャッフル・ナンバー「CHEETAH」をボーナス収録。
ボーナス・トラックを含めて捨て曲の一切見当たらない好作品。

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