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Urban Hymns / THE VERVE
酒とバラの日々 ★★ (2004-05-27 23:37:00)
90年代後半のイギリスを代表するアルバム。サイケデリックなロックが基本線なんだけど、叙情的でメロディの美しい曲が並びます。
このバンド、ボーカルのリチャード・アシュクロフトとギターのニック・マッケイブの不仲が有名でほとんど崩壊状態だったのに、
完成された奇跡の傑作とこのアルバムは評されてます。前作よりも叙情的で美しく、ある意味「分かりやすい」ボーカル・メロディーが印象的。
…それはリチャードがソングライティングの主導権を持って作った曲が多いというのがあるのかもしれません。
ストーンズの曲からストリングス部分を拝借した、1曲目の「ビター・スウィート・シンフォニー」はもちろん、
シングルになった「ソネット」「ドラッグス・ドント・ワーク」「ラッキー・マン」はメロディが美しく、特に良い。
「ローリング・ピープル」「カム・オン」みたいなグルーヴ感のあるギターが引っ張る曲もいいです。
…そういえばメタリカのメンバー(ラーズだったかな?)も当時(97年)聴いていたみたいですよ。U2とかスミスとかオアシスとかこのヴァーヴあたりが、
当時メタリカのインタビューで名前があがってました。あとブラック・グレープも(メタリカも随分と変わりましたね)。

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