この曲を聴け!
Contraband / VELVET REVOLVER
dave rodgers ★★ (2005-07-02 14:02:00)
数々の問題にやきもきさせられながら、遂に彼らの手応えある活動が始まった。
先行シングル「Slither」も収録されている。その筆頭すべき「Slither」でスラッシュが語った「聴き手をぶちのめすような、他の曲とは違う何かがあった‥」が印象深い。
シンプルかつ、ギターソロあり、バンドらしいサウンドあり、スコットらしいヴォーカルがあって、と最もバンドを表している「いかにも俺たちらしい曲」という言葉を借りればそれも何故かわかるような気がする。
他にもアコースティックな曲「You Got No Right」ではエレクトリックな感触を載せることにも試みている。たしかにシンセっぽいエレアコの音の傾向も面白いなぁ。
あまりにもシンプルなんで、みんなの前に出すのはちょっと気が引けたんだけど‥‥
とか言わなくていいでしょ(笑)アイディアの試しでそれから何ヶ月も放置していたとはいえ、あとでそれを引っ張り出してスコットがあの歌声で返してきたわけだから。
「おい、 こんなの誰が思いつくんだ?」ってスラッシュが頭の中にドラマティック
に響いたというように、こっちにしてみてもそう思うな、あのヴォーカルは。
まさに彼は「モダニズムやヒップな波動をロックのフォーマットに持ち込もうとしている」のである。彼が入ったことでバンドの完成形が見えてきたと言っても過言ではない。「APPETITE ~」のときの、ヴォーカルをほとんどイメージできないままの演奏で、
アクセルがヴォーカルを入れるまでどんな曲になるのかわからないという、たしかに
「ヴォーカルのない素材で一生懸命リハーサルしても、いまいち掴めない」というのも
頷ける。それに沿ったダイナミズムであり、曲の緩急ありだと思う。
そういった状況とは違い、今回はスコットの仮歌入りのスクラッチ・トラックに載せてソロを入れ、それからスコットが本番を録るという流れで進行した分、バンドにとってスムーズだったんだろう。
本当に仲間意識を持っていて、プレイヤーとしてもみんな調和している、エゴの問題も全くなかったと語る。初めて"バンド"という感覚を持つことができた、と言うスラッシュ、ともにメンバー全員が気持ちよく、本当に今エキサイティングしている。
‥まだ書き足りないが、、とりあえずさらに熱くなり次第書く予定。。
それと、今回のバンドではGN'Rとはあ
→同意