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Revival / WINTERHAWK
せーら ★★ (2004-05-21 23:41:00)
アメリカ出身、無冠の帝王WINTERHAWKの大傑作1stアルバム。82年発表。
幻想的なジャケットが素晴らしい。が、内容はもっと、とんでもなく、怖いくらい、全く、実に、超素晴らしい!!!!
70年代ハードとNWOBHMのエッセンスを含んだ音楽性。型破りな構成から、プログレっぽさも感じられます。とにかく叙情性が半端じゃない。JORDAN MACARUSなる無名のギタリストが弾き出す旋律は余りにも美しい。ウリ・ロート、マイケル・シェンカーに肉薄するほど!!と大胆にも言ってしまいたいくらい。フレーズも凄いですが、ストラトキャスターのトーンがこれまた美しいのです。誠に心地よい。
ヴォーカルはRUSH張りのハイトーンでこれまた素晴らしい!曲によってはギターのJORDANも歌っています。
ベースは異常に動き回るし、ドラムはメチャクチャ手数が多いし、つまるところ、全てのパートが超一流。
本作は、大胆不敵にも3分半ほどのスリリングなインストで幕を開けます。テンションはいきなり最高潮!
そして2曲目「SANCTUARY」、余りのカッコ良さに涙が出ちゃうこと必至!!
注目は何と言っても9分半に及ぶ大曲「FREE TO LIVE」。これはホントに凄い!!取り憑かれたように弾きまくるツインギターは圧巻。80年代屈指の名曲と断言出来るでしょう!!!!
ハイトーン、叙情的でテクニカルなギター、哀愁溢れる楽曲と、TRIUMPHに近いバンドですが、本作はTRIUMPHの最高傑作と言われている「NEVER SURRENDER」等と同等か、それ以上の衝撃性と感動を秘めています。
何故これほどまでの強者が全くの無名なのか甚だ疑問!!
ここは一つ、騙されたと思って買ってみて下さい。お願いします!
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