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The Crush Tour(Video)
ギターの国から2002.遺言 ★★ (2004-07-03 04:43:00)
スイスはチューリッヒのスタジアム公演の模様を納めたライヴDVD。
95年に発表した「Live From LONDON」のステージを斜めから赤く染め上げる夕日を見ながらのAlways、そして日が暮れてからのWANTEDのような展開も大好きだったが、この日は小雨が降っていたため太陽は見えない。しかしこれがまた独特の雰囲気があってすこぶる良い。もし当日晴れていたならロンドンと同じようなものになっていたかもしれない。
その雨のせいで観客は皆個々にカッパを着用しているのだが、これがまた良い。時々映る観客の映像がさまざまな色のカッパでとてもカラフルに見えるのだ!!!。よくありがちな黒いツアーTシャツばかりのお客を見ているより、こちらの方が鮮やかで見ていて楽しくなる。
そしてその観客層が実に若い!!!。おそらく10代であろうキッズ達(女の子多いなぁ~)が前列を独占している。ロンドン公演と見比べると一目瞭然!!!。「CRUSH」でどれだけ若いファンを獲得したかが分かるよいライヴ作品だ。
王道の「Livin' On~」から「 Bad Name」への繋ぎで始まり新旧の代表曲を網羅しながらショウは進む。「One Wild Night」や「Bed Of Roses」では観客の女性と一緒に踊り技師であるところを見せ付けるジョン。 「Runaway」はピアノ独唱バージョン。エンド・クレジットの「Thank You~」も素晴らしい。特に「Born To Be My Baby」のカッコ良さは半端じゃない。
ロンドン公演と比べるとやはりジョンの声に張りが無くなって来ているのは否めないが、BON JOVIはもうそこにいてくれるだけで皆に最高のステージと感動を与えてくれる存在であることを再確認した。

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