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Return to Evermore / TEN
ムッチー ★★ (2010-09-03 05:02:00)
TENの7thアルバム。
看板ギタリストのヴィニー・バーンズが脱退、代わりにクリス・フランシスという若手ギタリストを起用。
そのクリスのプレイはセンスは悪くないと思うけど、ソツがないがアクもないといった印象です。
やはりヴィニーの不在が痛いことは確かです。

しかし、あくまでもこのバンドの中心を担っているのは、ゲイリー・ヒューズ。
今作の楽曲はいつも以上に粒揃いで、良曲を並べてくれています。
そして、ヴォーカルの表現力も大幅に増してると思います。
このアルバムにおけるゲイリー・ヒューズの歌唱は素晴らしいです。
また、前作から参加のポール・ホドソンのプレイするキーボードが果たす役割も見逃せず、
既にTENサウンドにすっかり馴染んでいます。

方向性はいつも通りのメロディアスロックであり、
マンネリになりそうでなっていなく、ダレそうで決してダレを感じさせない。
これもなかなか良いアルバムだと思いますよ。聴いていて気持ちがいいです~。

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