この曲を聴け! 

Breaking the Chains / DOKKEN
kanyuuu ★★ (2005-07-05 00:27:00)
あまり聴くアルバムではないですが、派手さはないものの
じっくり聴くと曲の骨格がしっかりしてることが
よく分かるアルバムだと思います。
マイナーキーの曲の多さから、
次作である「TOOTH AND NAIL」 よりもむしろ
「UNDER LOCK AND KEY 」に近い作風な気がします。
もちろんあそこまでの完成度は望むべくもないですけど。
このバンドの曲作りの巧さやアレンジ能力の高さ、
絶妙なフックの入れかた等々、後々爆発するポテンシャルの高さは
この当時からはっきりと垣間見れることが出来ます。
それにしてもジョージのギター、この作品から次作までの間にいったい
どんな化学変化が彼の内部で起きたんでしょうね・・。
このアルバムでは何かの制約を課せられていたか、
スタジオでの録音に慣れてなかったんかなぁ・・。
と思わされるようなあまり特徴の見られないプレーをしてます。
「PARIS IS BURNING」「LIVE TO ROCK (ROCK TO LIVE)」
を除いては才能の開花前といった感じです。

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