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なPさんの発言一覧(評価・コメント) 51-100
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HEAVENLY-Sign of the Winner ★★ (2003-02-22 13:59:00)
カイ・ハンセンという男が盛り込むようなJudas PriestやQueenの要素をそれほど隔世遺伝させられずに、Helloween、Gamma Ray、Angraのオリジナルな部分を直接的に取り込んだ新世代のフォロワーバンドなのだろう。とてつもなくビクター音産臭がする純度の高いメロディックスピードメタルである。とりわけThe World Will Be Betterが素晴らしく、久々にこの手の音楽に感動してしまった。間違いなく彼らの代表曲となるだろう。
ボーカルはマイケル・キスクのフェィク部分やアンドレ・マトスの高音部の繊細さなどの歌い回しの上手なモノマネと言えてしまう。昔のバンドは○○のフォロワーと言われても、実際にはかなり距離感があって逆にがっかりすることも多かったたものだが、安心してください。その点では確実に期待を裏切りません。
今の段階ではこういう表現が相応しい段階に
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HELLOWEEN-Chameleon ★★ (2003-05-16 01:23:00)
やや実験的な作風で物議をかもしだした作品。マイケル・キスク在任のラストアルバム。シングルになったWhen the Sinner,I Don't Cry No More,Step Out of Hell等は目を見張るクォリティを持っている。だがHMとの乖離感以前につまんねー曲が多いことも事実。無理な話だが、これと前作のNumber OneとかKids of the Centuryなどの良曲を合わせて密度の濃い1枚で出せば、世紀の名作になってた思う。
HELLOWEEN-Keeper of the Seven Keys, Part I ★★ (2003-05-16 02:41:00)
しかしまあ、マイケル・キスクの巧いこと。I'm Aliveのヨーロッパ民謡的なメロディも良いけど、大作Halloweenの最初から最後まで休む間のない展開の妙はHM好きにはたまらないはずです。パート1は非常にカイ・ハンセン色が強いので古き良きジャーマンメタルの世界観に漬かれる。
HELLOWEEN-Keeper of the Seven Keys, Part II ★★ (2003-05-16 02:26:00)
今更Eagleがどうこうと、あんまし書くこともないとは思うけど、何年にも渡って未だにすごいなーって思うのは独特のキスケ節ですね。
ただでさえ常人では発声すらままならぬ音域において、フラット気味に吐き捨てるようにデチューンしつつ大きく揺れるビブラートで帳尻を合わせ、聴き手にメロディ感を失わさせず強烈に存在を印象付ける。ブルース・ディッキンソンの歌い方を参考にしたのだろうけど、Dr.Steinみたいなしょうもない曲ですらこういうテクニックが至る所に散りばめられてるのだから・・・
HELLOWEEN-Keeper of the Seven Keys: The Legacy ★★ (2005-11-06 03:41:00)
その昔、伊藤政則のラジオで聴いたStarlightによりゴミバンドと断じて無茶苦茶先見の明が無かった私ではありますが、以後の飛躍もろもろでこのバンドへの思い入れはある。マイケル・キスクの超人的な歌唱テクニックも凄かったし、アンディ・デリスの叙情的なハスキーボイスやソングライターとしての溢れる才能も素晴らしいと思う。
しかし、ごめんなー。今作もまたネガティブ意見だ。
Keeperだのコンセプトだのはどうでも良い。ただただ、メランコリックなブリッジからサビでメジャーキーになるメロディーの流れを聴くに付け、規定路線に当てはめてとりあえず作曲して、装飾アレンジメントでまずまずの曲に仕立て上げている感じがとても鼻に付く。ここ最近のアルバムでそこら辺は十分やってるし・・・少なくともDisc1は2曲目The Invisible Manがそこそこ好印象だけど全編通してそういう平凡な空気の連続
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HELLOWEEN-Keeper of the Seven Keys: The Legacy ★★ (2005-11-06 04:27:00)
ということで、Disc2聴き終わりました。気持ち良く流れた、Immigrant SongっぽいDo You Know What You Are Fighting Forのドラミングのパワフルさに惚れた。他にも何故にキャンディスとデュエット??なんて感じで、気持ち良く楽しめて聴けたよー。
断然Disc2の方がパワーもユニークさもバンドの生命力も強く感じる。7曲目My Life for One More Dayの空気はかなり良い感じだ。
うん。分かった。彼らきっとDisc2枚のコンセプトを明確に分けたんだね。要するに6曲で終わっているDisc1に7つ目の鍵は見つからず、Disc2にしっかりあると。
って壮大な釣りをするほどこのバンドに余裕があるのだろうか?と、思ってしまった。
HELLOWEEN-Master of the Rings ★★ (2003-05-16 02:14:00)
Sole Surviverのっけから贅沢なイントロがキまくりです。その昔、イアン・ペイスのBurnでのAメロ、フィル入れっぱなしってのを「掟破り。そんなのありかー???」と思ってたのだが、こいつのイントロもかなりすっげーです。
こんなんで掴んでしまえば、ゲームボーイだろうとなんだろうと、アルバム1枚強引に引っ張れるです。Why?とかSecret Alibiなんかもアンディの声にハマリまくっていて良く聴きました。基本的に次作と合わせて新生(?)Helloweenの一番美味しい時期でしょう。
HELLOWEEN-Pink Bubbles Go Ape ★★ (2003-05-16 02:48:00)
昔、勤めていたお店にパイオニアのレーザージュークが入っていて、そこでデモ演奏で掛かるメタル曲がKids of the CenturyとGamma RayのHeaven Can Waitでした。いい曲だなーとは思っていましたが、誰の曲かも忘れてました。
数年後アルバムを買ってからはこの他にNumber OneとかSomeone's Cryingとかもお気に入りです。
HELLOWEEN-The Time of the Oath ★★ (2003-05-16 01:56:00)
初回はTシャツがCDに付いてましたね。さすがにカボチャは恥ずかしい。
同時期に出たAngraのHoly Landには地図だったけか。ま、少なくともこの2枚のアルバムは個人的にしばらく距離を置いていたHMの世界にグッと引きずり戻されたアルバムです。4,5年経つ間にアルバム全部ツーバスがドコドコ鳴ってるのが当たり前になってるのになんつーか衝撃を受けた(笑)昔のラウドネスとかもやってはいたけど速い曲はスラッシュメタルって言うんじゃなかったけか??ってな感じで20代後半にカルチャーショック再び。スラッシュメタルじゃないのに速い曲をちゃんとしたボーカルが歌ってるHMバンドね。おおおお、素晴らしいじゃないか。ま、今でこそメロスピなんて便利な言葉があるけどさ。あ、パワーメタルって言葉もあったけど、それはアメフトの面を付けたなんとかっていうバンドとかRIOTとかだし・・・
さて、疾走に継ぐ疾
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IRON MAIDEN-The Number of the Beast-Invaders ★★ (2004-06-03 03:10:28)
この曲大好きです。ブルースがとても上手い。初期のアグレッシッブ性が残ってるし、演奏も凝ってて面白い。変てこなイントロの高揚感も堪らない。正しくMaidenだけに作れる曲ですね。
Invaderesと言ってもゲームで使われる宇宙からの侵略者と違うんだけど、中学生の頃はモロにそれだと思ってたから未だにそのイメージが抜けない。
JOE LYNN TURNER-Nothing's Changed ★★ (2003-02-13 03:22:00)
俺はこのアルバムが大好きです。良い曲だらけでないの。
Promise of Loveではポール・ロジャース+ブライアン・アダムスみたいな豪華な曲じゃん?普遍的なキャッチーさを上手く表現出来ている。
All or Nothing at Allは彼の曲の中で1,2を争うぐらいの名曲だと思う。さらりと流して聴けちゃうから気付かれないけど凄い曲ですよ。
Nothings Changedのようなアコースティックな曲ではBon Joviがやるような土着的なアメリカンROCKの雰囲気を出している。なるほどこの手でも上手いわけか。
うーん、借り物ばっかか(笑)しゃーねんやん。やっぱりHRの人なんだもん。
でもロニーもグラハムもこれは絶対出来ない。だからジョーは強い。
色々歌ってくれるからファンとしてはいつも期待して聴けるんですね。
さすがにRescue Youの
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JOE LYNN TURNER-Nothing's Changed-All Or Nothing At All ★★ (2003-02-09 03:42:14)
これ、とてもいい曲です。あんまし知られてないのかなー。
サビ前サビ中にあるユニークなメロディラインにフックされました。アル・ピトレリいい仕事してます。
JOE LYNN TURNER-Slam-Bloodsucker ★ (2003-02-09 03:52:15)
んま、お下劣なタイトル。DPにもあったか・・・
この曲の場合、曲の出来もジョーの歌もどうでもいいんです。
梶山が梶山が梶山が・・・。
ピックスクラッチ、アーミング逝っちゃいすぎ。
こりゃ70年頃のリッチーだ。
JUDAS PRIEST-Defenders of the Faith ★★ (2003-02-09 03:26:00)
全世界のHMアルバムの中で一番HMを体現し、かつ本人たちですら超えられないであろう最高傑作。Freewheel Burning、Jawbreaker、The Sentinel・・・
疾走とか鋼鉄とか言葉は何でもいいけど、とにかく俺の棺桶アルバムだ。
発表当初から数えて一体何千回聞いたのだろうか・・・
JUDAS PRIEST-Sad Wings of Destiny ★★ (2003-02-18 04:23:00)
↑4名様、Judasのファンはさすがですね。
プロの評論家のものでもこんな上手い評を見たこと無い。
ダークで先鋭的なHRを表現したかったのかな。
ロッカローラはさすがにキツイが、2枚目のこれは聞きやすいですね。
Tyrantカッコイイと思う。音細いけど。
JUDAS PRIEST-Screaming for Vengeance ★★ (2005-01-06 23:36:00)
Judasのリマスター盤ってなかなか出来が良いですねー。このアルバムは元々佳曲の宝庫で入門用にぴったりなんだけど、サウンド的にあっさりした部分もあって今となっては古臭くなってたんだけど、リマスターで迫力が増しているので買い直し推奨いたします。
と、困ったことにこの時期辺りのを全部買う羽目になりそう・・・
JUDAS PRIEST-Sin After Sin ★★ (2005-04-06 02:36:00)
リマスターのボーナストラックのJawbreakerがアグレッシブ爆発でカッコいい!!!!
でもなんでこのアルバムに入れるかなあ・・・
LANA LANE-Ballad Collection Ii-Goodbye Yellow Brick Road ★★★ (2003-07-14 22:27:13)
素晴らしいカバーです。なんか無茶苦茶感動する。
元曲も素晴らしいんですけど、これはLana Laneが未来にカバーする為にあったような曲としか言いようがないですね。インストパートも面白いし、マジでお勧め。
LANA LANE-Ballad Collection-Avalon ★★★ (2003-07-14 22:22:13)
このバラードコレクションは良いですね。というより、この人達わざわざメタルやらなくとも・・・と思わせるほどバラード曲の質の高さが光ります。既に300年間ぐらい名曲だったような気がしてしまうような曲を現在において書けてしまうのが不思議。
LANA LANE-Covers Collection-Still Loving You ★★★ (2003-07-14 22:01:12)
これは美しい。絶品です。
Scorpionsの原曲においては全米でスマッシュヒットしたアルバム「Love at First Sting」に収められていました。あれはあれで珍しくリードを弾くルドルフのギターのメロディが良かったんだけど。ここで聞けるラナの歌唱はとても素晴らしく裏声スレスレの部分がなんとも悲しげに響きとても感動的である。ちなみにルドルフの弾いたメロディ部分はチェロで奏でられており、文字通りシンフォニックなバラードに仕上がっている。
Scorpionsも聴き直したら、クラウスの歌に久しぶりに感動しちゃったよ。ま、曲自体が100点満点なんだろね。
LANA LANE-Curious Goods-Escher's Staircase ★★★ (2003-07-14 22:08:24)
地味な2ndアルバムの中では光ってる1曲。
エッシャーの階段って美術の教科書に載ってたダマシ絵のことでしょ?情景の浮かぶオシャレなテーマがプログレ系ROCKらしい。淡々と進むメロディ展開も無理なく身体に入ってくる。
LANA LANE-Garden of the Moon-Under the Olive Tree ★★★ (2003-02-09 01:53:40)
凄い曲ですね。
あの弦楽器のイントロを一介のプログレキーボード奏者が書いてしまうことも驚きだし、ブリッジからサビの盛り上がりは素晴らしすぎる。彼らの最高傑作かな。
癒される。
こんないいもんがあんのになんでわざわざデスメタルとかを聴く人がいるんだろか(笑)
LANA LANE-Love is an Illusion-LIAA Prelude ★★ (2003-07-14 22:15:45)
ははははは。ただのイントロなんだけど、30秒過ぎ辺りのキーボードの白玉だけで逝ってしまいました。ピンク・フロイドみたい。
多分アルバムをなんとなく買ってしまった人もこの音聴いただけで、元取ったような気がしたでしょうね(笑)
LOUDNESS-DISILLUSION 〜撃剣霊化〜 ★★ (2004-06-03 03:27:00)
実際に海外発売され欧州ツアーまで出掛けることになった出世作。未見ならば是非EuroboundsのDVD入手を。樋口の名言「これがわいのドラムシューズや」というアホなセリフも聞けます。ヨーロピアンな空気と独特なイモくささ(と言ってもそのほとんどは二井原が抱えてるんだけど・・・)が合いまったLoudnessの音楽の一番こうあるべきだという作風で貫かれたアルバムです。
お勧めは日本語版。夢☆ファンタジ。その☆はなんなんだー!!ダサイとは知りつつも日本語詞がしっくりくるんです。スラッシュ以前に同じビートをやっていたEsperとかの代表曲はそりゃもう聴くべきだと思うけど、Butterflyみたいなプログレっぽい曲の変拍子バリバリこなす演奏能力の高さも再認識すべし。その手の曲は海外のキッズには苦手だったみたいでSatisfaction Guaranteedをライブでやるとウケたそうな。それで次
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LOUDNESS-THUNDER IN THE EAST ★★ (2004-09-18 02:46:00)
Thunder in the Eastの話題を挙げるのって恥ずかしいなー。白状すると、当時かなり夢中になりました。デビューから着実にステップアップを重ねついに究極のヨーロピアン風ジャパメタを極めた撃剣霊化にはまっていた私です。ついに全米進出を果たしたこいつもなかなかの完成度を誇ってます。二井原もデビュー当時に比べれば声質が太くなってきてたしね。
ただハイファイの極みっつーか、ドンシャリすぎるだろー。90年代以降のデジタル録音に比べるといかにもなEQフィルターが胡散臭いのなんのって。さらに得意のプログレ風味はRun for Your Lifeぐらいで基本的に作曲禁止みたいなー。そりゃそうだよなー。Cum on Feel the Noiseをメタルで演奏したらほんとにピカピカ黒キャデラックに乗れるようになっちゃう国ですから。着飾ってでも売れなきゃしゃーねーと。どう考えても彼らの能力だっ
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LOVERBOY-Keep It Up-Queen Of The Broken Hearts ★★ (2003-12-09 01:47:18)
1stシングルのHot Girls in Loveはイマイチメロディ感に欠けていて好きになれなかったが、この曲のドライブ感とキーボードのパート別の使い分けは文句なしにカッコいい。こういう軽めのドライブ感は日本のアーチストも結構取り入れてたなー。
ただしLoverboyってアルバムアーチストとしては落第点。楽曲の捨てレベルが高く退屈なバンドでしたね。
MCAULEY SCHENKER GROUP-"Unplugged" Live ★★ (2003-10-08 23:47:00)
このアルバムには騙されましたよ。レコード会社の陰謀か。邦題は「MSGライブ~神々の饗宴」
MSGのライブといったらハマースミスのライブ盤以来。あれがなかなかヘヴィローテーションであった自分は、そりゃもう期待感に溢れ股間がモッコリーしてあえて曲順も見ずにライブ体験しようと持ち帰ったものです。
ロビンが「Cry for the Nations」とか「On and On」とか歌っちゃうのかなー。やっぱり「Captain Nemo」もやってるんだろうな。みたいな感じで。
「って、これだったのかーーーー」と、それそれはがっかりしました。
けど、素晴らしいアルバムでした。東芝EMIへの恨みも一瞬で消えた。
なにしろ普通のロックアルバムよりギターに聴き所が多いぐらい。マイケルってアコースティックも上手いのね。さらにバッキングのアルペジオ弾いてる人って無茶苦茶ギター
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MCAULEY SCHENKER GROUP-M.S.G. ★★ (2003-10-08 23:30:00)
EVEがいいですね。Aメロから絶品のBメロさらにCメロまであってサビもポップでなかなかおいしいメロディ盛り沢山。でもこのAメロみたいなダーティな歌い方をロビンがすると、ヴィンス・ニールみたいでモッコリしちゃう(意味不明)
When I'm Gone、What Happens to Me、Never Ending Nightmareなどのバラード曲も以前のTimeやAnytimeに続く名作となっている。ちょっとバラードが多すぎるけど、こういうのやるとロビンはさすがに上手いですね。
MCAULEY SCHENKER GROUP-M.S.G.-Eve ★★ (2003-02-08 20:50:17)
うん、この曲はかなりの出来です。
モッコリ時代で一番ノリの良い曲で、
ブリッジからサビにかけてのメロディは名曲となる素質はあったと思う。
MCAULEY SCHENKER GROUP-M.S.G.-When I'm Gone ★★ (2003-02-08 21:05:26)
今考えるとモッコリ時代って、
メロディアスで出来の良い曲を沢山残しているんですよね。
ロビンはクラウス・マイネのようなクセの強い声を持った人だったので、馴染みにくかったのだ。
ゲイリー・バーデンじゃないとしっくりこないみたいな。
時代が流れ冷静に聴いてみると、
この曲のように根本的なメロディの美しさを数年は維持していたと思う。
MCAULEY SCHENKER GROUP-Perfect Timing ★★ (2003-10-08 23:05:00)
発表当時は大いに聴きこんだ前作Built to Destroyよりさらにアメリカ進行を意識した空気が強くて違和感があったが、今現在聴くとメロディの強いブリティッシュロックで持ちこたえていたのが分かる。所詮(というかうれしいことに)マイケル・シェンカーの音楽の範囲を超えていないのだ。ドラムの音とかが80年代的ですけどね。つまるところボーカリストも含めメンバー交代で違うバンドにはなったが、マイケルの泣きは健在でHere Today, Gone Tomorrowのリードのラインなんてたまらないですね。このラインナップを象徴するようなスローナンバーTimeの出来も素晴らしい。
んー、でもBuilt to Destroyの方がどうしても好き。ゲイリー・バーデン愛でしょか。
MCAULEY SCHENKER GROUP-Save Yourself ★★ (2003-10-08 23:18:00)
実はSave Yourselfのイントロにはがっかりしたクチです。そりゃ今聴けばなんてことないだろうけど、その頃ってシャープネル系の早弾きギタリストが流行ってたのよ。なにもマイケルがこの方向性をアピールしなくても・・・なんてことを思っちゃったのね。こいつはコンチェルトが飛翔してねーじゃん、みたいな。
アルバム全体としてはなかなか良い感じで、Bad Boysなんかも結構語れる曲。単純なロックンロールにシークェンスフレーズで味付けていたりしてマイケルのメロディアスなソロもあって面白い。Anytimeはこのラインナップ筆頭のバラードですね。Destinyも良い曲だけど、本来のマイケルの音楽性からだいぶ離れていきましたね。
MEGADETH-Cryptic Writings-She-Wolf ★★★ (2003-06-22 02:40:04)
現代風ヘヴィネスとスラッシュを混ぜ合わせて21世紀の精神異常者を演奏するようなギターワークを見せつけてビビらせて、ノリのいいアップテンポで普通のHMファンまで納得させてしまう力技ありのPOP(???)ナンバー。天才を感じた。
MEGADETH-The World Needs a Hero-Dread and the Fugitive Mind ★★★ (2003-06-22 02:33:33)
言ってみればShe Wolfの焼き直しのような曲なんですけど、まず冒頭の語り。自己紹介させろってさ。カッコイイ。こんなのナルシストなデイヴにしか出来ないわな。リズムOn後の絶妙なコードワーク、相当にギター慣れしてないと書けません。サビらしいサビのないまま流れちゃう突き放しっぷり。そう思ってると強烈なツーバス連打のインストゥルメンタルパートに突入して、キター!!って感じのピトレリ泣きソロ登場。何故かそのまま歌が入らずのエンディングに唖然。
聴き所満載の名曲です。
なんつーかピトレリ加入後はコレだけなような・・・
MICHAEL SCHENKER GROUP-Assault Attack ★★ (2003-02-21 02:04:00)
どの曲も聴き込めば、ヘヴィな曲調の中に美しいメロディが息づいていることが分かるが、全体的な難易度は高い。3連のシャッフルナンバーが多いのが特徴。
その中でPOPサイドに振り切ったシングル曲Dancerの素晴らしい出来がとりわけ光っている。Ulcerはメロの繰り返しが多くマイケルのインストの中でもアイデアに乏しい駄曲の部類。
しかしまあ、燃えたぎるギターを槍のように抱えるジャケットはカッコイイですね。
マイケルもグラハムの素養の解釈をヘヴィネスか極端にPOPと捉えたようで、
Rainbowのブレーン達が取った方法論を取っているのが興味深い。
次のアルバムでPOP化が爆発してるので、Rainbow程度にPOPサイドを増やせばもっと名盤になったかも。
MICHAEL SCHENKER GROUP-Assault Attack-Dancer ★★ (2003-02-08 22:14:54)
なんともPOPで良い曲な上に、ちゃんと狂おしいギターソロ入り。
しかしPVで口をパクパクさせてるのはゲイリー・バーデンだった。
こんな例を持ち出すまでもなく、
クリス・グレンが脱退した時にベーシスト不在でライブを強行したり、
モッコリ時代のコンセプト不明のツインギター。
あげくの果てにはCD手売り。
再結成UFOでは途中で帰っちゃったりと、
「ほんとにあんたプロか?」と思わせる不思議なエピソードの数々。
やっぱりマイケル・シェンカーは「神」なのだ。
MICHAEL SCHENKER GROUP-Built to Destroy ★★ (2003-02-08 21:50:00)
このアルバムが一番好き。なんといってもタイムリーだったし。
全米でメタルが盛り上がる直前の巨大市場が見えた(見えたとこで終わったけど)時期
の特殊な成り立ちを持つ名盤中の名盤。
産業ROCKや後期Rainbowとの対比で語ることの出来るPOPでハードなおいしいとこに立ち位置を定めている。
数あるHR/HMやギターヒーローのいる音楽も色々聴くしどれも好きですが、
少なくとも自分の琴線に一番触れるのは、この周辺の音。
WhitesnakeだったらSlide It inとかね。
リミックスに関しては私の言いたいことの全てをバート・シンプソン氏が言ってくれてるので割愛。サイクスに弾き直させたWhitesnakeは微妙だけど、
こっちは間違いなく改悪ですから。
MICHAEL SCHENKER GROUP-Built to Destroy-Captain Nemo ★★★ (2003-02-08 21:29:59)
なにはともあれ緩急自在のメロディアスインスト名曲。
Rock My Nights Away同様、これもリミックス前の方が良い。
オリジナル:全体的にギターの音量が高いのでエッジはこっちの方が上。
ギターインストとして聴きやすいが、唐突なフェィドアウトがもどかしい。
リミックス:ギターの音量が下がってる。
元々カットされていたギターパートが鳴っているが、これにより装飾過剰気味。
リミックスバージョンのCDを買わないでテープを聴いていた俺は
エンディングがあることを10数年知らなかった。
MICHAEL SCHENKER GROUP-Built to Destroy-Red Sky ★★ (2003-02-21 00:15:44)
発表当時は、アルバムのハイライトとされていたこの曲。
ヤングギター増刊の100%マイケル・シェンカーにもスコアが載ってました。イントロの終わりにネックを前に折り曲げてアームダウンと同じ効果を出したりしたもんです。(ビルトネックのギターでは危険なのでヤメましょう)
ギターソロの展開はドラマチックである。エンディングのソロもかなりの泣きでとても彼らしい。
ここでの順位同様、自分の中でも段々と曲としての人気が落ちたのは飽きもあるか。他の隠れた名曲の方が味があるからなのか。
新しくこの音に触れる方のコメントを読んでみたい。
MICHAEL SCHENKER GROUP-Built to Destroy-Rock My Nights Away ★★★ (2003-02-08 21:17:20)
アンディ・ナイ・・・いいんでない(笑)
俺の中ではJouneyのSparate WaysやBon JoviのRunawayに並ぶ
名キーボードリフですね。が、このキーボードがいわくつき。
俺が友&愛でダビングして10数年聴き続けた富士フィルムの
カセットテープはリミックス前。
オリジナルミックス:ポリ系○ ギターソロイントロなし○
リミックス ピアノ系× ギターソロイントロあり×
こないだの再発時にリミックス前のバージョンが一部収録されてるので聞き比べてみてね。
MICHAEL SCHENKER GROUP-Built to Destroy-Rock Will Never Die ★ (2003-02-21 00:23:23)
この曲にはなかなかカッコ良いPVがありました。
英国だけかも知れませんが、シングルになったということか。
全部ではないかも知れないが、珍しくストラトキャスターを使用したということ。
うーーん。やっぱし普通の曲だなー。
マイケルはレイドバックしたブルーズギターも上手いという好例といっておこう。
MICHAEL SCHENKER GROUP-Built to Destroy-Systems Failing ★★ (2003-02-21 00:04:30)
POPなこのアルバムの中でもとりわけPOPでキャッチー、かつ見事なアレンジメントを持つナンバー。アンディ・ナイも大活躍。
Dancer同様マイケルのPOP表現が見事。しかしボーカルレンジが合っているAメロ終了と同時にゲイリー・バーデンの弱点がモロに出てしまっててこいつは不味すぎます。リミックスでリードボーカルの差し替えを行うならStill Love That Little Devilよりか、こっちの方を優先すべきだったかと。すげーいい曲なんだけど・・・
いずれにしろこの曲を生かせない等、詰めの甘いリミックスは無駄骨だったと思う。
MICHAEL SCHENKER GROUP-Built to Destroy-The Dogs of War ★★ (2003-02-08 21:39:35)
イントロのギターも泣いてるし、ミドルアッパーなテンポに迫力も感じる。短いけどギターソロに狂気な部分もある。
こういった中途半端にPOPな雰囲気を継承しているバンドがいそうでいないので結局未だに聴いてしまう。
MICHAEL SCHENKER GROUP-Built to Destroy-Time Waits (For No One) ★ (2003-02-08 20:46:37)
恐らく捨て曲の扱いだろうが、私は好きです。
特にエンディングのソロを聞いてください。
曲調に乗せる段階で自然に沖縄風フレーズが出てくる
マイケルって一体どこまで天才なのだか。
怒涛の泣きでも単純に明るいわけでもなく、
いじめられっ子の薄ら笑いのような悲しくも微妙なタッチ。
MICHAEL SCHENKER GROUP-MSG ★★ (2003-03-26 03:33:00)
前作が「神~帰ってきたフライングアロウ」というウルトラマンもびっくりの邦題に対して、今回はシンプルに「神話」。うーん「フライングアロウA」とか「フライングアロウタロウ」とかじゃなくて良かった。白基調のジャケがカッコイイ。
大体にして1stアルバムが「The Michael Schenker Group」2ndが「MSG」モッコリ時代でまた「MSG」って、「あんた、自分が作ったアルバムのタイトルすら覚えてないんかい!!」と神に対して突っ込んでみたりする。
さてこのアルバムの内容的には前作で見せたジェフ・ベックをROCK寄りにしたようなフュージョン風味から、コージー・パウエルの2バスドコドコで迫力を増して、歌を聴かせる部分を多くしてより普通のHRに路線を戻したという点。歌モノ中心ということでゲイリーも懸命にがんばっている。曲の粒は飛躍的に上昇。On and OnやLooking
…続き
MICHAEL SCHENKER GROUP-MSG-But I Want More ★ (2003-02-21 01:35:06)
コージー・パウエルがかなりフューチャーされてる曲。
このテンポでこの曲調でツーバスをドコドコ鳴らすのが可笑しいんだか、凄いんだか。
特筆すべきはマイケルのバッキングの音色。この曲はサンプルとして分かりやすい。MSG時代のソロにおいては常に深めのリバーブとイコライジングが施されるわけだが、バッキングはUFO時代から一貫して、フライングVに素の50Wマーシャルを突っ込んだだけの音。Natural Thingなんかを対比で聴いても良いですね。年季が入ってるせいもあっていい鳴りしてますわ。今、楽器屋でフライングVを買っても大抵の場合、この音は出ませんのであしからず。
MICHAEL SCHENKER GROUP-MSG-Looking for Love ★★★ (2003-02-21 01:11:19)
惜しみない泣きメロ押せ押せの3連ナンバー。
この手のリズムの曲はノリの良さで勝負するという既成概念を大いに崩しまくってくれました。
とりわけ3分26秒付近の水晶の如き繊細さと、溢れ出る感情の爆発ようなダイナミズムを持った美しいフレーズがたまらん。
イングヴェイがALCATRAZZで出て来た時はリッチー・ブラックモアをイメージするよりも、マイケルのこういった瞬間芸術美みたいなものを重ね合わせて楽しんだものです。
MICHAEL SCHENKER GROUP-MSG-Never Trust a Stranger ★★★ (2003-02-21 00:57:13)
Lights Outではハモンドギュワンギュワン、ギターに持ち替えてズンズカズンズカで有名なポール・レイモンドの(前置き長い)
ペンによる一世一代の名バラード。
HR界の数あるバラードをかき集めてランク付けした場合、上位に食い込んでもおかしくない曲。ゲイリー・バーデンもここぞとばかりに上手く歌えてる。あのルックスの彼がマイクを両手で抱えて大事に大事に歌う姿が想像出来て涙が止まらん。
その真摯な姿勢に答えるべくマイケルの早いペンタトニックのリピートフレーズが泣きまくる。
まったくもって俺も書斎派だな。
MICHAEL SCHENKER GROUP-MSG-On and On ★★ (2003-02-21 01:23:46)
全体的にハプシ系のキーボードが薄く鳴っており効果的に美的演出をしている。永遠に繰り返すようなサビもくどく感じない。
20年以上も前からこのアルバムに親しんでいる私のような人からすれば、「この部分でゲイリー・バーデンがヘロっとしてしまう」みたいなのまで知り尽くしてしまってるわけで、今更下手だとかどうのとかどうでもいいのです。しかも他の人が歌ってヘロっとしなけりゃそれはそれでつまらなく感じてしまうのでしょう。きっと。
この曲もまたエンディングがフェィドアウトしてしまうので、一番おいしそうなラインが段々聞こえなくなって、思わずボリュームを上げてしまいそうになるのだ。
MICHAEL SCHENKER GROUP-MSG-Secondary Motion ★★ (2003-02-21 00:43:11)
例の裏声でGive Me A Chance
どうってことがないリフに美しいオブリが載せられている曲なのだが、こういった素朴な題材のHRに感涙のメロディで息づかせるのはマイケルの最も得意とする所。
コージーの一見不必要に思えるツーバスのパターンなど、
不思議な聴き所がある。このアルバムはそういうエッセンスが所々散りばめられていて彼らの作る独特なHRの魅力に覆われている。
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