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なPさんの発言一覧(評価・コメント) 1-50
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ACCEPT-Metal Heart ★★ (2004-05-30 03:15:00)
当時はそりゃもう狂喜乱舞の出来でした。誰もが認める輸入盤Bクラスのバンドがが160%ぐらいの力で作った奇跡の名アルバムです。まず冒頭のMetal Heartからして大胆なクラシカルの導入。これがあまりにもDeep PurpleやRainbow的な方法論なのだが、しっくりまとまっていて非常にカッコいい。
80年代メタル風味のソリッドなリズム。これを指してAccept周辺のバンドはドイツの重戦車と表現されるが、このアルバムの時期はやや足取りを軽くした感じでBf190に代表される戦闘機のイメージに重なります。こいつは連合軍の戦闘機に打ち落とされまくるんだよなー。そもそも地続きの土地で少しずつ領土を広げる為に使われた程度の能力なもんで、遠くへ飛べない。Midnight Moverだと良い感じのハード面との合わせ攻撃だけど、Screaming For A Love-Biteまで行くとタイトル
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ALCATRAZZ-No Parole From Rock'n'Roll ★★ (2004-09-23 02:50:00)
このアルバムについてはだいぶ語り尽くされた感がありますけど・・・最初に動くイングヴェイを見たのはIsland in the SunのPV。シングルコイルを無理矢理付けたアリアのXXフライングVだったけど。TVKの番組でランディ木崎が興奮して紹介してました。当時の私は貸しレコードを借りてダビングする金にすら困っていてFMでエアチェックした2曲欠けていたニセアルバムを何度も何度も聴いたよー。
まさに水晶の如き煌きを感じさせる透明感のある粒の揃った音色(当時はディマジオFS-1使用)がまったくもって素晴らしかった。ここまでのスピードで弾く人はHR畑には確かにいませんでしたね。リッチー・ブラックモアがやるようなコキンコキンとした器用なオルタネイトピッキングを平然と2倍近いスピードで弾きこなすテクニックと、レガートなプレイでの何とも言えない色気の発散。ビブラートは音が震えてるんでなくきっちり
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ALCATRAZZ-No Parole From Rock'n'Roll-General Hospital ★★ (2003-12-01 22:41:10)
クランチなバッキングの音がたまらん。これぐらいの音色だとアルペジオの響きがいいんですわ。Alcatrazzってイングヴェイがサウンドの主導権を握っていたらしいが、Aメロはグラハム特有の音符の並びですよね。この辺の曲では意外とメンバーのインプットもあったのでは?
ま、なんといっても構築美抜群のソロ。色気抜群のペンタトニックを交えつつメロディアスに泣かせ、終わりの方でジェットコースターのようにダイナミックに下降&上昇するスピーディな連符が美しいですね。ギターでピーコするなら飽きの来ないこの曲を推します。
ANGRA-Angels Cry ★★ (2003-12-06 22:44:00)
90年代前半のメタル界という時間軸で考えると、とてつもなく優れたアルバム。これ以前の例えばドイツ産のバンドはまだ70年代から80年代の既存のHRの空気を残していて、独特の明るさやスピード感を味付けたものだったと思うのだが、ビートのはっきりした硬質なリズム隊の上にテクニカルで美しいメロディが乗っていて絶妙に彼らの出身地域の民族音楽のエッセンスすらまぶしてある音楽性は実は新鮮なものだった。高度な音楽理論にのっとった形でシンフォニックなスピードメタルを纏め上げている。クラシカルというキーワードすら引き出しの一つにすぎないという所がすごい。んで、その引き出しの1個1個の質がどれも高い。
アンドレ・マトスの個性的なボーカルも面白いし、ふんにゃりとした声のコーラスとかも独特。Evil WarningやAngels Cryなんかにみられるリズムチェンジまで含めたドラマを演出する中間パートがさらに
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ANGRA-Holy Land ★★ (2003-07-04 02:24:00)
これ一般的評価低いの??
メロスピと言われる軽めの音楽とは一線を画した、HMの硬質なサウンドの中にクラシックや民俗音楽を用いてすこぶる高度なテクニックで味付けて、なおかつ優しいメロディが散りばめられた素晴らしいアルバムです。1st同様キーボードのシンフォニックな使い方が上手い。やはりAngraのパブリックイメージはこのアルバムでしょう。
ロックの世界でのこのような音楽性の融合ってあんまし好きなのが無いんだけど、これはすんなり自分の中に入った。自分が若い頃日本のHMバンドが流行ったんだけど、こういう大胆な方法論を取れたバンドがいなかったからあくまで一時のブームで終わったんだろうねー。日本人もこれぐらい自分の国に対して誇りを持てたらいいですね。
ANGRA-Rebirth ★★ (2003-03-21 00:40:00)
トレードマークのアンドレ・マトスの声が聴けないのは残念だったけど、
「Nova Era」「Unholy Wars」のような曲はむしろファンサービスであると感じてしまうほどに「Millennium Sun」や「Heroes of the Sand」「Bleeding Heart」といった
アルバム全体を多彩にする楽曲が素晴らしい。こいつらは音楽性が深いから・・・
ANGRA-Temple of Shadows ★★ (2004-09-18 00:59:00)
うーーーーーーん。こちらでは絶賛絶賛の嵐。目立とうとか茶々を入れて物議を醸し出すために書くわけじゃないんで、勘弁してください。ANGRA新作は正直微妙な感想を持ちました。はははは。俺、オヤジにしては勇気があるなー。
これだけ類似のバンドが溢れる中、よりキャリアを重ねたバンドがここまで素晴らしい作品を出して来てるわけだから素直に喜べばいいんでしょうけど、今回のAngraは疾走タイプではRhapsodyとか原始のジャーマンパワーメタルの色が濃く、演奏自体はDream Theaterみたいなクド目のテクニカルの要素が強いんですよね。どうもそれが自分の求めているものと違うかなー。「お、ここでジャズ来るかー」とか「原住民が踊りの儀式をやってらー、ガハハ」みたいな無茶苦茶な展開をかます割に超しっくり曲調に溶け込んでて「一体こいつらはどこまで天才なんだー」ってのがそれほど出てこない。普通にプログ
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ANTHEM-Tightrope-Night After Night ★★★ (2004-09-18 03:09:35)
この曲は哀愁疾走といった趣でとてもクるものがありますね。やはり熱烈なファンに対してはVandenbergのToo Lateからとかは言っちゃいけないことになってるのでしょうか?んなこと言ったら山口百恵や泳げタイ焼き君とかも入ってくるから、柴田氏はそれなりの野望があったんじゃないの??
BOZ SCAGGS-Boz Scaggs-We Are All Alone ★★★ (2004-01-15 01:51:54)
名曲ですね。Aメロはやや難解なコード進行でフックを作って、
サビで一気に盛り上げるタイプですね。バラードのツボを押さえまくってます。俺みたいなメタルっ子だって元はといえばジャンルを問わず洋楽ファンの世界の住人なわけで素直に素晴らしいと思う。さすがにHRではないのでギターソロがキターッ!!という途端にフェードアウトしてしまうんだな。
COZY POWELL-Over the Top ★★ (2003-10-09 01:21:00)
そりゃフィル・コリンズみたいに歌手としての方が有名であるなら別だけど、ドラマーのソロアルバムなんて普通つまらないに決まってるが、あえて3部作と呼ばせてもらってるOver the Top、Octopass、Tiltは全て突出した出来であると思う。人気HRドラマーだったコージーの輝かしい履歴に恥じない、いやむしろそれと肩を並べるような作品である。
このアルバムに関しては、バラエティに富んでいるが実験的ってほど実験的でもなく聴きやすい作りになってて、HRファンの耳に大いに馴染む。
EL&Pっぽいキーボードインストあり、ゲイリー・ムーアとジャック・ブルースのスリリングなジャム曲Killersありーの、まんまジェフ・ベックのEl Sidありーの、後にゲイリー・ムーアがカバーで名演をするThe Lonerの渋いバージョンありーの、最後はドラムソロを楽曲化したのまで入ってる贅沢な作り。ドラ
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DEEP PURPLE-Burn ★★ (2004-07-17 01:09:00)
Deep Purpleの秘密というか、ここがイイ!ってのの一つにギターソロのバックに流れるコード進行をあげられる。例えばHighway StarのDm→Gm→C→A。そこに例のタータタラタってのが乗っかる。Burnの場合はそれをさらに発展。Gm→D#→F→Dm→D#→Cm→Dと劇的になって、リッチーは分散アルペジオ、ジョンは教会音楽風のシークエンスを決める。ちなみにナイトレンジャーの名曲「炎の彼方」のサビ部分はF#m→D→E→C#m→D→Bm→C#。っつーかBurnを半音ずつ下げただけじゃん。道理であの曲はカッコイイわけだ。
というような部分に見られるような既存メンバーの音楽的能力のアップにブルージー+ファンキーっつー二人のボーカルまで入ったから、そりゃもうお腹いっぱいの贅沢なラインナップで録音された究極の1枚です。今でこそおじいちゃんの領域に達してる面々なのですが、30年近く前に
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DEEP PURPLE-Come Taste the Band ★★ (2004-06-06 01:57:00)
大のリッチーフリークの自分もこのアルバムを心から好きと言える。さすが英国屈指のキーボードとドラムスをバックに従えてる(?)だけあって、演奏の安定度はピカイチ。トミーもかなり上手い。特にラストで畳み掛けるムーディな2曲はいつ聴いてもグッとくる。ゴッド・オブ・ヴォイス、グレン上手すぎ。聴き終わって針が上がるとしばらくボーっとしちゃうもんね。大体にしてグレンってDP在籍っていうのもウリだけど、この2曲でいまだにメシ食ってるもんなー。松崎しげるの愛のメモリーみたいなもんで聴くたびに毎回泣かせちゃうみたいな。この音楽性のどこがディープ・パープルなんだ?ってのは抜きにして。
ついでにカヴァがフラット気味のLady Luckもグレンに歌って欲しかったような・・・
DEEP PURPLE-Deep Purple in Rock ★★ (2004-07-17 00:28:00)
各メンバーの演奏のテンションが爆発している。動機は米ツアーで人気が爆発した「LED ZEPPELINに負けてたまるかー」っつーやや不純なモノだろうが、とにかくエネルギーがすごい。ディストーションでもオーバードライブでも無くファズ。はっきりいって下品極まりない音色です。それが無茶苦茶カッコイイんだよね。とにかく馬鹿デカいギターサウンドで掻き毟りまくるジミ・ヘンドリックスに強い影響を受けたリッチーのハジけ具合が最高です。ピックスクラッチがギュィーンとそりゃもうカッコいいっすよー。是非極限の大音量で再生してみて下さい。飛べます。
>「IN ROCKのB面」といえば、当時の僕らには回教徒のコーランのような存在でした。
>これは人間でなく、神々が怒り狂っている音に違いないと。
平八様。感銘を受けました。このアルバムってジョン・ロードがやや取り残されてる感じがあってリッ
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DEEP PURPLE-Machine Head ★★ (2004-07-17 00:05:00)
誰も文句の言えない最盛期の「名盤」でしょう。
最近になって意識したことだけど、当時の最新のレコーディング技術を駆使しただけあってステレオ感が強く良い音で各楽器のディテールが繊細に聞こえる。ほんとに目の前で演奏しているような錯覚に陥る。リッチーのギターはサウンド的には他のアルバムに負けているような気がするけど、演奏自体はベストテイクをきっちり収録って感じ。Smoke on the Waterって良くギター入門曲みたいに言われてるけど、オルタネイトの速いとことか意外と難しい。キッチリ歌ってるフレーズだからゴマかしがきかないんですよ。ストラトに慣れたせいか効果的にアーミングを使うなど面白い演奏が随所に聴ける。またイアン・ペイスのスネアの音色はタマらんです。ロールの一箇所一箇所に聴き所満載なのでドラム小僧は必聴です。
イアン・ギランも昔はこんなに良い声をしてたのねん。
DEEP PURPLE-Nobody's Perfect ★★ (2004-06-06 00:54:00)
再結成DPの円熟味って美味だと思うのですよ。スタジオ版ではその渋さが支配的だったわけだが、このライブ版は割と派手派手。リッチーがライブ時の耳をつんざくようなトーンでかなり遊んでくれてます。Highway Starのフィードバックの所とかキてますね。Strange Kind of Womanのカケ合いも上手く決まってる。Jesus Christ Super Star~Everydayの歌詞あやふやーんとか、新曲のHard Lovin' WomanをやってるとUnder the Gunになって威風堂々とか。キメをモロに失敗してギラン爆笑!とかのおいしいネタが盛りだくさん。ジョンのソロがハイライトですね。美しいクラシカルフレーズからリトル・リチャード風のロックンロールピアノに展開する様がカッコ良すぎ。数々の名演はこんなのが弾ける能力ゆえだってことが分かった。
自分も彼らがこの頃の来日時こ
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DEEP PURPLE-Perfect Strangers ★★ (2004-07-16 23:35:00)
JudasのDefenders of the Faithと共に当時ヘビーローテーションで聴いていたアルバム。80年代のキラびやかな産業的サウンドとはだいぶ違うのだが、他のメンバーもWhitesnakeを通過したりして円熟した演奏をしているのがとてもカッコいいですね。LAを中心としたHMブームのさなかベテランがしっかり力を見せ付けたというアルバム。ま、モノホンはやっぱり違うねー。みんなの大好きなRainbowを解散させてしまったわけだからこれぐらいは作ってくれなきゃ困るっつーことでメロディラインもギランの当時の能力に合っているので耳馴染みは良いでしょう。再結成パープルだけが持つ独特の間みたいなモノがとても素敵です。
Knocking at Your Back Doorはリッチーが第一期DPの頃からモノにしていた奇抜なブルーズギターを堪能出来るし。Burn辺りに通ずるジャズ+クラシカル
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DEEP PURPLE-Slaves and Masters ★★ (2003-02-11 16:30:00)
私のようなBent out~がタイムリーであった世代にとって、無茶苦茶待望されたジョーとリッチーのコラボレート。「これを買え」とかそういう話では無く、興味欲から買わずにはいられなかったのが正しいところ。
Deep Purpleにジョーが加入したというより、Rainbowの続きをイメージしながらジョンやペイスのDeep Purple印の楽器演奏をバックに従えたBlackmore&Turnerの作品。
「Slave&Masters」とはなんとも自覚的でシニカルなアルバムタイトルである。
少なくとも期待を裏切る出来ではなかったし、Rainbow時代よりプロダクションが良くなっている。King of Dreamsはジョーならではのセンチメンタリズムを大いに引き出せているし、Cut Runs Deepはイントロの美しさが極上でリズムパターンもソリッドだ。Fire in the B
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DEEP PURPLE-The Book of Taliesyn ★★ (2004-06-06 01:37:00)
本質は後のIn Rockの音楽性に繋がるHard Roadなんだろうけど、いきなりListen, Learn, Read Onがカッチョ良い。ロッドの歌なんてほとんど語り。Pink Floydの夜明けの口笛吹きに近い音像で奏でられるヘンテコリンな曲で、リッチーのプレイがまたヘンテコリン、ウルトラセブン的でアポロ11号的的な旧式の未来像が不思議な感覚に誘ってくれます。Kentucky Womanのギターソロとかもグッドブルースギタリストを超えた天才を感じるけどねー。第一期だったらこれを推しますね。
DEEP PURPLE-The House of Blue Light ★★ (2004-06-06 01:19:00)
世間の評価はセールスが物語ってるでしょ。だが、リッチー色バリバリのこのアルバムは個人的な趣味に合いますんで愛聴してますねー。Bad AttitudeとThe Unwritten Lawなんか正に再結成DPだけが持つ特有の渋みが良く出ててStormbringer的な大人っぽささえ感じる。メタルじゃなくてハードロックなわけだからこういう抑え目の曲は当時の彼らには良い感じなのよ。疾走ナンバーではMad Dogがギランがロックンロールシンガーの本領発揮で上手く歌えていて気持良い。やっぱりこのバックだとかなり演奏が上手いからサマになるねー。
一応問題提起もしておくけど、Dead or Aliveはアレンジを失敗してない??Rainbowを通り過ぎてRiotになっちゃったー、みたいに俺にはかなりチープに感じます。このアルバムのダメなとことって疑問符バリバリのCall of Wildもそうだけど
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DIO ★★ (2003-02-11 12:19:00)
ロニーが作る歌詞テーマやその歌唱についてはどこで誰とやっても不変だったので今さら語りませんが、初期のDIOには2つの重要な要素があります。
ヴィニー・アピスの過剰フィル。ご飯よりオカズが多い贅沢感。
ジミー・ベインのビンビン鳴る硬質なベース。
この辺りを武器にして強引にHMサウンドを演出しており、これがイコールDIOのイメージとなっております。
せっかくですから、この辺りにじっくり耳を傾けてあげてください。
DIO-Holy Diver-Stand Up and Shout ★★★ (2003-07-14 23:26:03)
身体中の関節がきしむこと必至の超ヘドバンナンバー。イントロにおけるアル中ベーシストのジミー・ベインの硬いトーンでの音符4つ。いくらなんでもオカズ入れすぎだー!!のヴィニー・アピスのやりすぎフィル連打。ゲイリー・ムーアの一番イケない部分の無茶弾きを平然とコピーするヴィヴィアンのソロ。何を取っても究極のメタルファンタジーの具現化。
はっきり言って非メタラーの失笑の対象になっても文句を言えないぐらい馬鹿げたメタルアンセム。なんでけど、好きなもんはしょうがないじゃんかー!!第一今でもこの曲を当時と同じ声で還暦の爺さんが歌ってるんだぜー。信じられない。
おおお。ロニー愛してるぜー。(俺もだいぶオヤジになったのでメロイックサインはポケットの中で勘弁してね)
DIZZY MIZZ LIZZY-Dizzy Mizz Lizzy ★★ (2004-06-03 02:54:00)
非常に面白い音楽性を持ったバンドです。2枚目で既にネタ切れ気味→解散だったから密度の濃いこちらをお勧め。恐らく多くの人がこのバンドを知ったのはGroryという曲だと思うけど、あの憂いを帯びたPOP感に本気で惚れた。そう、POPなのである。POPなのに一音下げのヘヴィなチューニングで軽くファズをかましたようなギターでジミヘンみたいにリズミカルなカッティングを弾きながら平気な顔で歌う。こいつガムで噛みながら歌ってんじゃねーか?って感じの吐き捨てる感じで歌うカッコ良さに突き刺さった。3ピースバンドなんで音の隙間を変則リズムで埋め込む手法が面白い。
後期のThe RoostersとかMr.Childrenなんかが好きだと好みに合うんじゃない?
EARTHSHAKER-FUGITIVE-記憶の中 ★★ (2003-02-09 04:02:34)
タイトルも含めストレートな日本語なのにかっこいいじゃん。
アースシェイカーの歌詞には「お前期」と「君期」があるのだが、これは悩み途中で3人称に逃げた「あいつ期」と言えるか・・・
人称表現で一歩引いた感じが自分にダサイ日本語詩の中でギリギリ受け入れ得る要素となった。
ミュートマ・ジャパンで掛かってたPVもまずまずの出来でした。
ギターソロは強引泣かせは本当に強引。
EARTHSHAKER-MIDNIGHT FLIGHT-RADIO MAGIC ★ (2003-02-09 04:12:44)
↑RESしたくなった。
マーシーったら芳村真理に「なんでそんなに痩せてるんですか」って聴かれて正直に「貧乏やから」と薄ら笑いかましちゃって・・・
ロッキンfとか読んでて良く知ってる自分はなんだか切なかった。
この曲も良く聴いたが、それほど好きじゃなかったんだけど、
デジタルディレイ買った時に試しに使ったけか。
EUROPE-Europe-Seven Doors Hotel ★★★ (2003-06-19 03:03:02)
この曲は凄いです。なにせあのイモと呼ばれた1stアルバムの中の楽曲なのだ。美しく荘厳なピアノを改めて聴くと数年後のThe Final Countdownという名リフを書くことになったジョーイの作曲能力の根本を見ることが出来る。
かなり音程の怪しいクワイアとか迫力もクソもないドラムの音やらやり直したいことはたっぷりあるだろうが、モロにマイケル・シェンカー風でまとめきったハモリのギターソロも含め超名曲であろう。
EUROPE-Out of This World ★★ (2004-07-22 13:06:00)
皆様のご意見はもっともです。新加入キー・マルセロのギターは非常に上手いし、ジョーイのボーカルも確実に技術を増しているし、音質も素晴らしい。完成度は高い。
ただ自分が心より愛せるかというとやっぱり違う。RainbowしかりMSGしかりベテランのHRバンドが大人の事情でPOP化していった様とか、逆にツボに刺さるのですが、彼らの場合長年染み付いた独特のエッジも忘れていないわけで、そんな理由で別にPOP化するのはいいし、むしろ好きなんだけど。私は客としてEuropeにその余地を与えることは出来ませんでしたね。デビュー当時の輸入版に始まる非常に同時性の強いアーチストでしたから、単なるマイケル・シェンカーっぽい音楽性がThe Final Countdownにまでなった時にどれだけ感動したことか。んで、今作はやっぱ良いところがほとんど失われていた気がしました。やりすぎ感が強すぎてやたら嘘っぽく洗
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EUROPE-The Final Countdown ★★ (2003-02-09 02:34:00)
このアルバムに関しては、出世作として扱われていて、ハイライトのタイトル曲に興味が集中しがちだが、あまり語られていないことを・・・
ジョン・ノーラムのソロが良い。
彼はほっとくとコテコテのブルーズアドリブだらけのプレイになるわけだが、それを抑えてメロディアスなソロに徹っしている。これがとことん美味。
デヴィッド・ギルモアがやるようなシナリオのあるエセブルーズね。
ペンタトニックのラインを使いつつメロディ感の強いソロなのだが、どの曲も出来が良く、特に出だしの数音の並べ方にはハッとさせられる。1,2枚目とは遥かに違う力の入ったプロダクションによるところも多いのだろうが、ストラトのフロントPUのトーンも素晴らしい。同時期に同郷のあいつが出てきてしまった為に地味に映ったかもしれないが、このアルバムに収められている彼のプレイは名演と言えるであろう。コピーもしやすく素人ギタリス
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EUROPE-The Final Countdown-Carrie ★★ (2003-06-19 02:28:54)
ミュートマでヘヴィローテーションでしたね。普通に美しいバラードなんじゃないでしょうか。ソロはアメリカンロックにあるような曲にまるっきり溶け込んだ彼らしくないものでした。完全な売れ線狙い。
EUROPE-The Final Countdown-Cherokee ★★ (2003-06-19 02:40:14)
私はこの曲が大好きです。中期以降のEuropeの音楽性ってこんな感じの聴きやすい中庸なモノでその後は好きにはなれなかったんだけど、これは良い。第3弾か第4弾のシングルになっただけあってアレンジが練りこまれている優秀な曲だと思う。
ギターの方はなげやりにコードを響かせるバッキングの退屈さを吹き飛ばすようなメロディアスに弾き切るソロがなんとも素晴らしい。ペンタトニックだけでも、これだけ上手いこと仕上げることが出来るのね。キーボードソロもあるでよ。
EUROPE-The Final Countdown-Danger on the Track ★ (2003-06-19 01:52:53)
これもジョン・ノーラムがかなりイケてます。
ハードロックにおけるブルーズ"風"(←ここ重要)リードギターの教科書的なプレイが聴けるミドルテンポナンバー。ま、この曲みたいなのをコピーしまくると弾き手としてはかなり気持ち良いので自然にそういうアドリブが出来るタイプのギタリストになっちゃいます。
EUROPE-The Final Countdown-Heart of Stone ★★ (2003-06-19 03:11:52)
例によって曲がイマイチの場合、ジョンがめいいっぱいカバーするという図式が成り立つ。UFOのマイナー曲にあるようなマイケルの超神ソロを思わせます。ストラトのフロントPUでのウォームなトーンで奏でられるあまりにメロディアスなラインは相当キます。このアルバムでのジョンのベストプレイはこれですかね。
EUROPE-The Final Countdown-Ninja ★★★ (2003-06-19 02:22:05)
皆様ご指摘の通り、ここが変だよ北欧人的な最悪のテーマでございます。英語が簡単なのしか使ってないから日本人でも内容丸分かり。テルミーザレッジェンテルミザストーリーってのは勘弁。こうなったらジョーイに俺の知りうる限りの忍者の伝説を一から百まで教えてやろうって気になりましたよ。っつーかそんなもん知らなくてもいいんじゃん?みたいな。発表当時から「ダッセー」と笑われておりました。
しかし曲も演奏も素晴らしいので超名曲といたします。ありがちなパターンだとF#m→D→Bm→C#っていきたい所なんだけどF#m→D→G#m→C#なのが北欧。イングヴェイのEclipse、Fire&Iceの雰囲気のアレです。クラシカルっつーのとはちょっと違う北欧独特のメロディ感。圧巻は2弦17Fのチョークで始まるエコーばりばりのソロイング。違うパターンで2度楽しめます。2度目の下降フレーズがカッコいいねー。若いのに(当
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EUROPE-The Final Countdown-Rock the Night ★★ (2003-06-19 02:49:39)
よくよく考えれば超しょうもないテーマで超しょうもない曲。ちょうどLAメタルの時期と被ってるわけでこういうノリの良さで勝負するのが流行りだったわけです。しいていえばこの曲調の割りにメロディアスなんで救われてる。こんなんでもへヴィネスを感じていたのが懐かしい。
でもどうでしょう・・・ジョン・ノーラムのソロの入りのとこ聴いてみて下さい。まるでゲイリー・ムーアとマイケル・シェンカーの競演みたいな贅沢さがたまらんです。
EUROPE-Wings of Tomorrow-Stormwind ★★ (2003-06-19 02:55:18)
MSGのRed Skyに似てるなー。というのが最初の感想でした。Desert Songみたいなコードを使ったバッキングだし、ソロは相当にシェンカリー。
かなり元ネタが見えていたけどカッコイイと思いましたね。
新人バンドとしてアレンジの仕方もまとまって来たし、その後のブレイクを予感させるに十分な出来だった。
Empty Rooms ★★★ (2003-07-15 22:58:45)
例により銭ゲバの御本人は単純にバラード曲での大ヒットを狙っただけではあろうが、そこは天才の作品。とてつもなく出来の良いバラードに仕上がっている。色々なバージョンが存在しているが、私はオリジナルのこれが中間部の展開が一番ドラマチックで好きですね。
FAIR WARNING-Fair Warning-Out on the Run ★★★ (2003-02-09 22:49:54)
アップテンポのメロディアスROCK。
イントロのメロディだけで十分に分かるように、彼らの曲の中でも1,2を争う出来であろう。
個人的にはお約束な展開の中にキラリと光る、007のテーマみたいなAメロの裏リフが個性的で素晴らしい。
FAIR WARNING-Fair Warning-The Heat of Emotion ★★★ (2003-06-19 03:31:48)
例えば哀メロ付きイントロのある曲Out of the Run、Burning Heartと言った曲の雰囲気が好きならこれもその一つに入るであろう。いやむしろそのトップに食い込む楽曲だと思う。ソロもなかなか意外性があるラインで耳に残る。Zenoで歌ってるボーカルが苦手な人にはトミーの絶唱を聴いて下さい。
GARY MOORE-After the War-The Messiah Will Come Again ★★★ (2003-02-14 03:18:55)
これは絶品。
The Lonerはかなりまとまったアレンジでの発表だったのだが、
こちらはより表情が多彩で自由な感じの引き倒し。
彼の場合名演の数々あれど、これが一番感情に訴えるでしょう。
さんざん弾いた上で最後のメロディのとこで終わりを告げるように人間の死を表現してるみたいで。
いやあもう・・・泣いちゃいそうです。
GARY MOORE-Corridors of Power ★★ (2003-10-12 03:01:00)
サウンドのエッジが鋭い文字通りのハードロックアルバム。80年代サウンドってほどメカニカルでなく70年代の臭みのある空気を残しているのが面白いところ。イアン・ペイスがもっと彼らしいプレーを披露してくれていたら・・・とか、ハードな曲でのゲイリーのボーカルがややヒステリック過ぎるのでは?ってとこが弱点なんだろうけど、とにもかくにもギターキッズは買って損なし。弦をぶち切ってしまいそうな2音チョーキングとかこれ以上ないような大胆なアーミングなど迫力満点。例のサーモンピンクのストラトでの録音パートが多いようで、ジャキーンと鳴り響くシングルコイルのドライブサウンドとアナログディレイの組み合わせがカッコ良いです。
GARY MOORE-Corridors of Power-Always Gonna Love You ★★★ (2003-02-14 03:04:35)
当時のゲイリーのコメントではTOTO等のAORを意識して書いたバラードだそうだ。当時の基準でのHRアーチストがこぞって挑戦していたヒット狙いの美しい曲である。
だがしかし。
TOTOにはこんな弦をブチ切ってしまいそうなギターソロは入ってないちゅの。おまけにソロが終わった後に入ってるモゾモゾした音はアナログディレイを踏んづける音か?なんたるリアリズム。
この曲だけ得意な俺は何本の1弦を犠牲にしたことか。
文句なしの★★★じゃーい。
GARY MOORE-Run for Cover ★★ (2003-10-12 03:30:00)
前作、前々作が非常に愛聴盤だったため、発表当時は「あれれ?」という感じでした。Run for Coverにしても、Out in the Fieldsにしてもハードロックのフォームの中では未完成でチープな表現なような気がして。当時はガキでしたからフィルもグレンもムーディすぎたのね。今聴くと当時注目しなかった楽曲を中心に味わい深い作品だったりする。
GARY MOORE-Victims of the Future ★★ (2003-10-12 03:23:00)
長年慣れ親しんだアナログ版の曲順の方が確かに良かった。2曲目にTeenage Idolってのはなー・・・全体的にはHold on to Loveが入ってるせいか前作よりもPOPな印象がある。Journeyを感じさせるようなキーボードの音が良い曲なので自分などはサウンドシステムを新しく導入する時の視聴に使いますね。カバー曲Shapes of ThingsでのテンションたっぷりのソロやMurder in the Skiesのリフのメタリック加減など、彼の履歴を考えると異常な程にハードな方向性も併せ持ったいた時期であったと考えられる。名曲Empty Roomsはこのアルバムのオリジナルバージョンがギター三昧で一番好き。ま、イアン・ペイスはゲイリー側からの制限もあったんだろうけど明らかにやっつけ仕事。逆にこの時期のゲイリーの片腕となったニール・カーターというキーボード奏者はハーモニーも取れる名プ
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GARY MOORE-Victims of the Future-Empty Rooms ★★★ (2003-07-15 22:58:45)
例により銭ゲバの御本人は単純にバラード曲での大ヒットを狙っただけではあろうが、そこは天才の作品。とてつもなく出来の良いバラードに仕上がっている。色々なバージョンが存在しているが、私はオリジナルのこれが中間部の展開が一番ドラマチックで好きですね。
GARY MOORE-Wild Frontier ★★ (2003-10-12 03:41:00)
メロディ、世界観、ギタープレー全て完璧なアルバムです。バグパイプを真似たギターを交えたアイリッシュサウンドから景色が見える。ここに名曲The Lonerの現代的アレンジを持ち込んで、きっちり溶け込ませている所がすごい。
ただカルチャークラブやカジャグーグーじゃないんだから、単なる音の遊びと化す12インチシングル盤を連発なんて安っぽいことはガンコ親父にはして欲しくなかったね
GOLDBRICK-Goldbrick ★★ (2004-09-18 03:32:00)
Joeにはやや産業的な方向でもう一花咲かせてやりたい所なんで、梶山とのコラボは来日時だけでいいかなーなんて思い始めちゃってるのですが、やはり梶山のギターは私みたいなギター好きにはたまらんのですな。やはり全曲に渡って期待通りのソロのラインが詰まってます。佳曲がこれでもかと連発される上に、Never ForgetやSweet Painみたいなバラード曲はAnythingみたいな感じでなかなか感動的です。この人は自分のサウンドを持っていますね。前の職場に森川姓がいたのですが、ご親戚でした。実家はあんまし詳しく書くとまずいんだけどお金持ちだそうです。ちっとも売れない歌手との認識。さすがに売れてないのは事実だけどかなり上手いんだよーとフォローしといた。
HALFORD-Resurrection ★★ (2004-06-16 17:54:00)
冬のメタル界に久々の大型新人バンド登場。その名もHALFORD!!!
結局の所、購入前の期待値から200%の大型旧人バンドでしたね。本家Judas Priestのギターのアバンギャルド性を抑えて若い世代にしっくり来るようなHelloween風フレーズを奏でたりもするギターアレンジは格下へのすり寄りを感じますが、その分現代的なヘヴィネスもしっかり取り入れ、80年代のややオシャレ化したJudasの雰囲気も醸し出している等、バラエティ性も高い。サウンド面はとにかく良いし、テンポの速い曲を中心に単純に出来が良いです。ま、はっきりいって俺なんかはこういうメタルでいいんです。
HAREM SCAREM-Big Bang Theory-So Blind ★★★ (2003-03-06 23:45:06)
元々POPな曲調とメタリックとも言える楽器の音を巧みに融合させていたバンドだが、この曲の登場にもまた驚いた。
下手すりゃBeatlesの書いたPOPナンバーにも匹敵するような、
美しいメロディラインに戦慄を覚えた。彼らにしてみりゃいつもよりちと良く出来た曲をラフ目に演ってみただけなのだろうが・・・
かなりの名曲。
HAREM SCAREM-Mood Swings-Change Comes Around ★★★ (2003-03-07 00:24:22)
彼らの曲の中ではアップテンポな部類に入る。
これも素晴らしくメロディアスな曲でギターソロもかなり歌っている。
リズムがスローになる所の大仰さがたまらん。
HAREM SCAREM-Mood Swings-Saviors Never Cry ★★★ (2003-03-07 00:20:06)
前半1分はほとんど黒盤メタリカぐらいヘビーなDドロップチューン。1分過ぎ一気にPOPにキレます。全く違和感無しで綺麗に繋げてしまってます。
劇的なメロディックなソロも凄いが、この曲の肝中の肝のアカペラ部分。リズムが止まりうっすらとしたキーボードに乗せて哀愁を漂わせたサビが歌われ、一瞬全ての楽器の音が消えるや否や全開リズムON。ここの秀逸なアレンジに是非注目して欲しい。初めて聴いた時はカッコ良すぎて乳首が立った。
HEAVENLY-Dust to Dust ★★ (2004-03-30 00:40:00)
前作で何曲か微笑ましいフックがあり、とても自分を喜ばせてくれたんで、応援宣言してたんだけど・・・
これは、良いんじゃないの?得意のケイト・ブッシュヴォイスも随所に出てくるし、シンフォニックだし、やけにツーバスのキックが鋭いし、このバンドの隠れた武器であるテクニカルなギターも冴えてる。ま、典型的なジャーマン風味がやっぱり出て来て笑ってしまう部分はある。なんせそれが彼らのウリなんですから。
話題の日本語詩ですが、来日を視野に入れてるのがミエミエ。
これが意外とScorpionsの荒城の月みたいな感じの不思議な感動を与えてくれます。こういうバラードだと唐突に出てくる英詩部分を除いてジャパメタっぽく聞こえますね。ジャパメタっつーのと違うんだけど、今日北斗絵柄を2回揃えて万枚達成しました。実はクリスタルキングのYouはShock~って頭の中でグルグル流れてるんだけどね。久々CD4
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