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H・Wさんの発言一覧(評価・コメント) 151-200
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LAST AUTUMN'S DREAM ★★ (2004-11-07 11:18:00)
聴くまで絶対に死ねない。
今後、暴飲暴食、交通事故には十分気をつけて生きることにした。
LAST AUTUMN'S DREAM-Last Autumn's Dream ★★ (2004-04-20 23:09:00)
「メロディアスハードが好きで、ギターの情感に目がない」
という嗜好の持ち主にとって、まさに極めつけの一枚。
究極の甘党が調合した甘味料みたいなもの。
その手が好きな人たちにとっては、これ以上の作品は、ちょっと望めないかもしれない。
LAST AUTUMN'S DREAM-Last Autumn's Dream-Again and Again ★★★ (2003-11-26 20:22:27)
ミカエルのナンバー「IT'S ALRIGHT」あたりを想起させる、絶妙に爽やかでカッコイイ曲。例によって、完璧に「スクールウォ-ズ」か「ヤヌスの鏡」だ。(しつこい)
ブリッジでなにげに奏でられる、アンディのブラックモア風アルペジオが非常にいい仕事をしている。
LAST AUTUMN'S DREAM-Last Autumn's Dream-Blink of the Eye ★ (2003-11-26 20:43:21)
アルバムを通して聴くと、この曲は、「ちょっと一息しましょうか。」という趣の曲で、どこかのポップグループが歌っていたとしても不思議はないほど陽気。
僕はこういう「息抜き」が設けてあるアルバムが、とても好きだ。
(疲れやすい体質なのさ。)
LAST AUTUMN'S DREAM-Last Autumn's Dream-Break the Chains (Of Destiny) ★★ (2003-11-26 19:28:31)
なにかに似ていると思ったら、この曲調、まんま「マンティス節」だ。(笑)
プレイング・マンティスの新曲だといわれたら、100パーセント信用する。
ただし、演奏はこっちのほうが100倍上手い。
LAST AUTUMN'S DREAM-Last Autumn's Dream-Going Home ★★★ (2003-11-26 20:07:28)
「THE・ミカエル・アーランドソン」なメロディ運び。
強烈に切ない、極上の哀愁タイムを提供してくれる。
ギターソロがこれまたすごい。
断崖絶壁に打ち寄せる白い波をバックに、
「たしかに私が彼を殺しました・・・・でも・・・そんなつもりじゃなかったのよおおお」
と泣き崩れる絵が浮かんで仕方ない。
どんなショボイドラマのエンディングシーンも、彼のギターがあれば大丈夫だ。
今度はその手でいかないか?日テレさん。
LAST AUTUMN'S DREAM-Last Autumn's Dream-Guardian Angel ★★ (2003-11-26 20:33:29)
ミカエルらしい曲だなあ、と思って気持ちよく聴いていたら、なんと作曲者が別人だった(!)
CRYSTAL BLUEというバンドのシンガーだそうで、僕にはさっぱり聞き覚えがない。
このメロディー・・・只者ではない。
世の中はひろいなあ。
LAST AUTUMN'S DREAM-Last Autumn's Dream-High Up ★ (2003-11-26 19:56:09)
アルバム中、最もHRらしいHRナンバーで、唯一クレジットにアンディの名前を発見できる曲でもある。
「アメリカナイズされていた」頃のマイケル・シェンカーが演りそうな曲だ。
歌の狭間で官能的なメロディを奏でるアンディのオブリも、手法といい、クォリティといい、シェンカーしている。
アンディは、相当マイケルファンだと思う。
LAST AUTUMN'S DREAM-Last Autumn's Dream-Movin' On ★★ (2003-11-26 21:13:00)
30分アニメのエンディングテーマにぴったり。
爽やかな風が吹く草原に立つ後ろ向きの主人公・・・。
次回もお楽しみに!
LAST AUTUMN'S DREAM-Last Autumn's Dream-Talk to Me ★★ (2003-11-26 20:54:16)
「UNDER THE SUN」に収録されていそうな、非常にミカエルらしいナンバー。
A~Bメロの不思議な旋律は、彼の得意技だ。
ロングトーンから、絶妙の構築美を放ちつつスケールを上昇するアンディのギターが、ミカエルに華を添えている。
いい仕事、してます。
LAST AUTUMN'S DREAM-Saturn Skyline ★★ (2008-02-03 01:46:00)
ファーストアルバムで得た未曾有の興奮も徐々に冷め、気がつけば「あら?まだやってたの」状態だった薄情な僕。
すでに5枚目のアルバムが発売されているそうで、せっかくだから4枚目から聴いてみた。(3枚目までは持っている)
いやはやもう、いまどきこれはどうなんだと思ってしまいそうな、(潔く80年代風)な曲がズラリと並んでいる。ギターソロなんかタッピングとかやっちゃうし、もうアンタ、ワッハッハとか言いながら、結局最後まで楽しく聴いてしまった。(麻薬だな、僕らの世代にとっちゃ。)
それにしてもアンディのソロワークは相変わらず上手い。いろんな意味で絶妙。あえて言うなら、ギターの音が曲によって妙に抜けてなかったりして、気になるっちゃなる。ちょっとうそ臭い音作りだなあと思ったり。でも、他の誰かで代わりが務まるプレイはしていないから、素直に感心するしかないぞこりゃ。
まあジッ
…続き
LAST AUTUMN'S DREAM-Saturn Skyline-Domino ★★ (2008-02-03 02:44:14)
個人的には、4thの中では最も好きかもしれない。
軽めのタッチで風を切って走る感じが気持ち良い。
ギターソロも絶妙。流石。
後半のアルペジオ、DPのS.モーズが全く同じ事をやっていたが、偶然か?(ちなみにモーズのほうが上手い)
LAST AUTUMN'S DREAM-Saturn Skyline-Frozen Heart ★★ (2008-02-03 02:34:39)
ニール・ショーンが好きそうな曲。ギターソロは情感たっぷりだが、音が惜しい。アンディは機材を昔のやつに戻したほうが良いような気がする。
LAST AUTUMN'S DREAM-Saturn Skyline-Pages ★★ (2008-02-03 02:11:20)
これはもう、超合金ロボがギューンと飛んできて、くるくる回ってガシーンと合体する映像を重ねたくって仕方が無い。
サビのあたりで背後から後光をかざせば、たとえロボコンでもガンダムに見えるだろう。かっちょえー!
LAST AUTUMN'S DREAM-Saturn Skyline-Supersonic ★★★ (2008-02-03 02:30:27)
アルバムのなかで、ミカエル本来の持ち味、クサポップ感がもっとも生き生きしている曲。アンディのギターも単純なフレーズながら大量のオーラを放出している。
あまりに出来が良いので、さしものマルセル・ヤコブもおとなしく伴奏しているしかないという感じ。
LIONSHEART-Pride in Tact ★★ (2002-06-08 01:35:00)
LIVING IN A FANTASY とCAN'T BELIEVEが10点。その他の曲は良くても6点だったファーストに比べれば、こちらセカンドアルバムは少なくとも7から8点の曲が並ぶ、隠れた名盤なのだ。
確かにオウアーズ兄弟のネオクラ系プレイによる「華」はないが、ニック・バーのプレイは質感で圧倒的にオウアーズに勝る。
ファンの期待が盲目的であった分、失望の色が大きいアルバムだったが、今聴くと、これほど高品質な様式美系HRアルバムは珍しい。GODS OF WARは名曲。
Last in Line-Heavy Crown ★★ (2016-03-09 13:46:56)
最近、80年代に活躍したミュージシャンの懐古的活動が目立つ。
いろんな活動、人生経験を踏まえて、「一周回って」くる時期なのかもしれない。
その中でも、このアルバムは重みが違う。
ロニーが亡くなっている。
ジミー・ベイン、ヴィヴィアン・キャンベルは闘病中。
(先日、ジミー・ベイン氏はお亡くなりになりました...合掌。)
そんな状況だから、どうにもこうにも...。
「思い出アルバム」的な立ち位置で作られた一枚なのかと思うと余計しんみりしてしまう。
けど、一枚聴き通した後に残ったこの爽やかな気持ちは一体何だ?
なんだかんだ言って、ヴィヴィアンが本当にやりたかったのは、やっぱりコレじゃねえのか?と言ってみたくなる出来栄え。
ロニーの影を感じさせないヴォーカルの爽快な歌いっぷり。
リズム隊の鉄
…続き
MANIC EDEN ★★ (2002-07-04 02:09:00)
エイドリアン・ヴァンデンバーグはホワイトスネイクに加入して以降、「僕とデヴィッドはブルース・フィーリングという点で共通しているんだ」などと発言して、
古くからのヴァンデンバーグファンを「嫌な予感」陥れてきたわけだが、その不安が的中する。
MANIC EDENのサウンドは、かつて欧州メロディアス・ハードの旗手として鳴らした男が生み出したものとは到底思えない、泥臭いブルースサウンドであった。
ブルース回帰ブームがシーンを席巻していた当時の時代背景を考えた時、その変貌振りが、とても節操の無いものに見えた事は仕方あるまい。
アルバムの質自体は決して低いものではなかったが、「結構いけるね」以上のものでもなかったろうし、ましてVANDENBERGのときのように、「こいつらがこの手の中では最高だ」などという熱狂的ファンを掴むまでには到底いたらなかった。
僕はファン
…続き
MANIC EDEN-Manic Eden-Dark Shade Of Grey ★★ (2002-08-01 00:39:44)
MANIC EDENを語れ のところでエイドリアンを酷評してみたが、この曲はいい。
完全にデルタの空気に満ちたパーフェクトブルーズマンでは、このメロディーは思いつかないだろう。
ほのかに香るヴァンデンバーグの体臭が、心くすぐる。
MANOWAR-Sign of the Hammer ★★ (2003-06-02 21:20:00)
余計な味付けの一切ない、純度100パーセントのヘヴィメタルである。
森永マリーや、ナビスコリッツ、それから・・・プリッツで言うならロースト。
そういう、一番愛想のない王道ど真ん中であるからして、過剰装飾に慣れた僕達腑抜けの耳には、少々味気ないような気がする。
しかし、ホンモノのHM好きにとっては堪らない。
この硬質感、この大仰な雰囲気・・・。
チョコもカレーもクリームもコンソメも要らん!
プリッツはローストだあああああああ!
MCAULEY SCHENKER GROUP-M.S.G. ★★ (2002-07-01 00:12:00)
凄い無視されぶりだが、「M.S.G.」マッコリー時代の名盤である。
マイケル・シェンカーにファンが期待するものと言ったら、ほとんど奇跡的なぐらいの演奏である。
20年前よりはるかにスキルアップしながら、「魂が抜けた」とは何たる残酷。
若干体内時計が正確になってしまったがために、えらい言われようだ。
マイケルに悲しく切ないメロディーセンスが残っている事は、このアルバムを聴けば判る。
ロビンの湿った声質と哀愁のギターメロディーのマッチングは、決して悪くない。
過去のMSGに思い入れの無いHRファンは、この良品質版を見逃すな。
MCAULEY SCHENKER GROUP-M.S.G.-Never Ending Nightmare ★★ (2002-07-01 00:25:28)
「ロビン加入でアメリカナイズしてしまった」という一言で全てがネガに処理されてしまうのは、あまりにもったいない。
暗黒のマッコリー時代、こんな名曲を闇に葬るのは、HRファンとして罪である。
MCAULEY SCHENKER GROUP-M.S.G.-This Night Is Gonna Last Forever ★★ (2002-07-02 00:07:32)
M.S.G.(MSGではない)収録曲はおしなべて品質が高いが、この曲は名曲。
聴き手に「色」を感じさせるほど雰囲気に満ちたイントロの中、ロビンの人間味あふれるヴォーカルが語り始める。
マイケルは煽情性抜群のオブリを各所にちりばめ、メロディーの力を見せ付ける。
歌と演奏が同じ歩調でピークへと向かう。
感動した。
このアルバム、この曲。
聴き所満載である。
MCAULEY SCHENKER GROUP-M.S.G.-What Happens to Me ★★ (2002-11-01 00:27:42)
「M.S.G.」収録曲について語るのは何度目かなあ。
アルバムを是非買ってほしい・・・
さて、この曲のエンディング・ギターソロは凄い。壮絶な感情表現である。「なにもそこまで」といいたいぐらいだ。
フェイドアウトしていくのだが、「待ってくれー」と叫びたくなるほど聴き応えがある。
マイケルに「魂が抜けた」なんていったのは誰だ?
連れてきたまえ。ヴォリューム10でこれを聴かせてやるから。
MCAULEY SCHENKER GROUP-M.S.G.-When I'm Gone ★★ (2002-07-02 00:16:04)
アコースティックアルバムの所でも記述があるが、原曲はここに収録されている。
マイケルのエレキでのオブリやソロが秀逸なので、こちらのバージョンも是非もう一度聴きなおしてほしい。
何度でも言おう。
このアルバムは買いだ。
MEGADETH-Cryptic Writings-She-Wolf ★★★ (2002-10-16 01:46:02)
デイヴ・ムスティンは天才である。
耳を惹きつける強烈なフックをもつ、歌謡的魅力に溢れたHMをやらせたら、この人と、ピーヴィー・ワグナーは双璧だ。
この曲は間違いなく、超の付く名曲。歌メロの味わい深さが半端ではないうえ、曲展開とギターハーモ二ーが素晴らしい。
隙間のあるシンプルな音作りも好ましい。ごちゃごちゃとうるさいだけの、混沌としたヘヴィー・サウンドは大嫌いだ。
MEGADETH-Endgame ★★ (2010-02-17 17:17:00)
祝、2009年ベストアルバム。というわけで・・・。
遅ればせながら聴いてみました。
典型的なメガデスサウンドが展開される良作、といったところですか。
それにしてもデイブ・ムスティンはブレないね。本当に曲作りが上手い。
耳に残るキャッチーなパーツをちゃんと用意していて、どの曲も聴き手を飽きさせない配慮が伺えます。安心して聴いていられます。
新加入のクリス・ブロデリック、これまた典型的な近代型のテクニシャンですね。
(ヴィクター・スモールスキと若干イメージがカブる)
ま、もはやこの程度のテクでは誰も驚かなくなった昨今ではありますが・・・。
そのうえで、いかに個性を発揮するかがカギとなる現状となっては、すこし色が薄い感じもしますけど、いいんじゃないですか。デイブの色が非常に濃いですから、この程度でいいのかもしれません。
正直、諸手を挙げて「
…続き
MEGADETH-The System Has Failed ★★ (2004-11-07 11:40:00)
個人的には、名人アル・ピトレリ不在が悲しいわけであるが、とにかく彼の復帰は喜ばしい。まずはバンザイ。
クリス・ポーランドのギターは、剃刀の切れ味と納豆の粘りが同居したような・・。独特のオーラが漂っていて(S.モーズの感触に近い)、音選びも結構巧み。いやはや。見直しましたがな。
その他のメンバーもそつなくこなしており、ムスティンさえいればメガデスは立派に生きられるということを証明している(ジュニア、すまん。)
それと特筆したいのが、デイヴのリードギター。
なんだか、泣かせに掛かっていて、結構雰囲気がよくなっている。上手い。
「クリスか?」と思ったらデイヴだった、なんてのが割とあった。
(前作までは、間違ってもそんな勘違いはしなかったが)
うれしいじゃないか。長いブランクを感じさせない、その心意気。
いよっ!大統領!(あ・・・これ、彼にとっては
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MEGADETH-The World Needs a Hero ★★ (2002-12-01 01:50:00)
一撃必殺の名曲は、ここにはない。
しかし、どこを切っても味わいがあり、しかも噛めば噛むほどジワリと染み入る素晴らしいアルバムだ。
天才デイヴ・ムスティンの、「シニカル&キャッチー」という絶妙のセンスは全編で発揮されており、少なくとも駄曲はない。
さらに今回は、名人アル・ピトレリと変人デイヴ・ムスティンのギターが実にバランスよく配合されており、どちらのプレイも素晴らしく効果的だ。これならマーティー・フリードマン不在を嘆く必要は全くない。
いや、マーティの東洋風なよなよメロディーが出てこないぶん、ソリッドでストレートな味がして、個人的にはこちらの方がかなり好きだ。
・・・好きだったのに・・・。
とほほ。
METALLICA-Death Magnetic ★★ (2008-09-14 11:13:00)
ここに辿り着くために必要な過程だったとするなら、
この際LOADにもRELOADにも文句は言うまい。
過去のファンをも納得させる、自らの資質に迫りつつ、
しかし単なる懐古趣味でもない。
身震いがするほど凄まじいアルバムであり、
忘れかけていた僕のメタル魂が完全に蘇った。
ありがとう。ライブには絶対行くよ。
METALLICA-Kill 'em All-Seek & Destroy ★★ (2012-04-13 02:30:32)
パンクっぽい。
「こねくり回したセックスピストルズ」みたいな趣の曲。
どっちかっていうとムスティンの趣味っぽいんだけど、
クレジットはジェイムズとラーズになってる。
MICHAEL SCHENKER GROUP ★★ (2002-11-01 00:59:00)
マイケル・シェンカーは、歌メロには一切関知しないという凄まじいギター野郎である。
よって、手を組むヴォーカリストによって作品の色はがらりと変わる。良いように解釈すれば、一粒で何度もおいしいミュージシャンであるが、作品の品質がばらつくのは、如何ともしがたい。
個人的には、ロビン・マッコーリーは、素晴らしい表現力といい、ハスキーな声質といい、抜群だった。「PARFECT~」と「SAVE~」は、きらびやかなLAメタル臭が若干強すぎたと思うが、「M.S.G.」は名盤だと思う。
ロビン脱退後は、歌メロの地味さに足を引っ張られるようにずるずる後退。
(そりゃそうだ。歌メロが魅力的だからこそ、マイケルが裏で奏でるメロディーに説得力が増すというものだ。)
しまいには「やっぱりゲイリー・バーデンが一番良かった」などという「暴言」が一般論としてまかり通っているような現状である。
…続き
MICHAEL SCHENKER GROUP ★★ (2002-11-04 22:54:00)
ちょっとエクスキューズ。
「ゲイリー・バーデンが一番よかった」と「ゲイリー・バーデン時代が一番良かった」は微妙にちがいます。
「ゲイリー時代が最高だ」は、理解できます。
ぼくが言いたかったのは、ゲイリーという史上に残るへタッぴヴォーカルが「最高だ」という「暴言」がまかり通ってしまうほど、最近の歌メロに魅力が無いということですね。
初期MSGファンを敵に回してしまいそうなので、ちょっ言い訳でした。(^^)
MICHAEL SCHENKER GROUP ★★ (2003-06-02 02:10:00)
UFOのギタリストがジョン・ノーラムになったという事で、おそらくマイケルの次の一手はM.S.Gなのだろうと思うが、個人的には、物凄く期待している。
なぜならば、最近のマイケルが異常に凄いからだ。
ウリ・ロートのライブ盤や、UFOの「SHARKS」に収録されている、最近の彼のプレイ、あれは本当に凄い。
マイケルの演奏からはとてつもないオーラが迸っている。
ウリとの競演では、ウリファンの僕からみても、マイケルはウリを完全に喰っている。
SHARKSはあんまり評価が高くないようだが、マイケルの「瞬間芸」は猛烈な不意打ちで、平凡な歌メロに油断しているリスナーの右頬をぱちーんと一撃だ。
いま、プレイヤーとして、マイケル・シェンカーは絶頂にいる。
次のアルバムが楽しみだ。
MICHAEL SCHENKER GROUP-Arachnophobiac ★★ (2010-08-10 00:47:00)
11曲収録中、4曲も他人(ジェフ・ワトソン)にリードを弾かせてしまったという、マイケルの黒歴史ともいうべきアルバム。
マイケル・シェンカーという金看板を掲げて、さすがにそれは無いだろうと普通は思うが、「神」が気まぐれであることはファンが一番良く知っている。
きっと体調が悪かったのだろうとあきらめるのが正解だろう。
しかし、相当の背信行為であることは事実だし、忘れて欲しいと本人も思っているかもしれないが、そうはいかん(笑)
何せ、曲は全然わるくないし、クリス・ローガンの歌も大変よろしい。
闇に葬ってしまうには、ちょっと惜しい。
ところで、ジェフ・ワトソンが「マイケルっぽく」弾いているのは、やっぱり何というかその、ひょっとして「本件は黙っていよう」と思っていたのだろうか。
(バレるっちゅうねん)
MICHAEL SCHENKER GROUP-Written in the Sand ★★ (2008-09-28 17:43:00)
ゲイリー・バーデンの時は「下手すぎる。マイケルと釣り合っていない」と言われ
ロビン・マッコーリーの時は「アメリカ的すぎる。マイケルに似合っていない」と言われ
じゃあ、って感じで(歌もうまいし、ポール・ロジャースタイプの欧州風味である)
リーフ・スンディンを引っ張り出してきたはいいが、
「なんかぱっとしない」
に納まってしまったという、悲しいアルバム。
結局、マイケルの、「自分自身は一切歌メロには関知しない」という習性がすべてを物語っているのであった。
MICHAEL SCHENKER-Thank You ★★ (2004-11-08 00:55:00)
アコースティックギターの演奏ってえと、フィンガーピッキングによる美しい和音の響きを想像するのだけれど、このアルバムのマイケルのプレイは、まるでエレキのような、単音弾きを中心にした弾き方。チョーキングもバンバン入るし。
でも、じゃあエレキで弾けばいいのに、っていう曲かというとそうではないという不思議なアルバム。
アコギに持ち替えたことで、やっぱり気持ちが入れ替わったのだろうか・・・いつもよりメランコリックなメロディでグイグイ迫る。
こういうアコギの使い方もあるのだなあ、と思った。
MIKAEL ERLANDSSON ★★ (2003-11-11 22:48:00)
ああああ。
ぼちぼち出るねえ。「アーランドソン&マレツェク」のニュープロジェクト。
発売日までは死ねないな。
MIKAEL ERLANDSSON-The 1 ★★ (2002-07-28 15:03:00)
北欧ハードポップの名盤とされているアルバム。
しかしこれ、ギリギリである。なにがって、HRカテゴリーで語ることが、である。
「日本の歌謡曲も捨てたものではない」と、全く一度も思った事がないようなヒトは、ZEROレーベルの帯につられて買わないほうがいいかも。
いや、ほんと、歌謡曲でももっとハードなものはいっぱいある。
で、君はどうかって?
このアルバムは最高です。
MIKAEL ERLANDSSON-The 1-It's Alright ★★ (2003-02-18 09:54:38)
「スクールウォーズ」とか「ヤヌスの鏡」を連想したのは僕だけか?
くっさいくっさいイントロのギターメロディを聴いた瞬間、気分は
青春真っ只中。思わずラグビーボールを追いかけそうになる。
いやいや。貶しているわけでは断じてない。最高です。
しかし聴き手を選ぶかもなあ。
MOUNTAIN-Nantucket Sleighride-Don't Look Around ★★ (2002-08-09 02:00:56)
僕の場合、「ランディー・ローズやマイケル・シェンカーがフェイバリットに挙げるというなら、聴いてみないわけにはいかないだろう、」という順路で辿り着いたのがレスリー・ウエストというギタリストである。
マイケルやランディーのような手数の多いメロディーを期待すると肩透かしを食うが、音の質感、情感は圧倒的。
この曲は物凄いグルーヴ感を持つアップテンポ・ナンバーだが、シンプルなテーマ・フレーズ一つとっても、ギターのトーンに燃え上がるような情念がこもっているのが判る。ヴィブラートの揺れも恐ろしく深い。
これ、リアルタイムで聴いたら、さぞかしぶっ飛んだだろうなあ。
NEAL SCHON-Late Nite ★★ (2006-06-06 22:56:00)
一曲目がすでに哀愁刑事ドラマのエンディングのような趣で、なんだか心にしんみりしたものを感じながら、結局最後まで流れてってしまう作品。
夜のドライブで聴くと効果抜群であり、たとえカローラで走っていても気分はジャガーな感じ。サイドウインドウに肘をかけて、流れ往く夜景を眺めながら「・・・俺って男前だぜ」的な雰囲気が・・・。
35歳以上の女性を口説くなら、クルマに一枚積んでおこう。きっと役に立つはず。
(失敗の責任は取れませんが)
NIRVANA ★★ (2004-01-11 21:38:00)
いま、全盛期のトシちゃんをみてもカッコイイと思わないのは正常な感性である。
女性アイドルみたいな上目遣いに、「いくらなんでもそれはないだろう」と指摘するのは、いわば、「王様は裸だ!」と声を上げるようなもので、勇気と、そしてセンスが要る。もしも実際王様が服をお召しになっていたとしたら、絞首刑確実だからだ。
オカマバーすれすれの際どいメイクアップと、クッサイコーラスを生業としてきたL.A.メタルの連中がカッコ悪くなってしまう瞬間は、突然やってきた。
彼らが裸であると鋭く指摘したバンドはGUNS'N'ROSESだったと思う。
じゃあ、NIRVANAはどうか。
カート・コバーンは、王様は裸だと知りながら、こっそり「真実の道」を楽しんでいたのだ。それが、突然皆から、「ここに真実の追求者がいるぞー」「王様は裸だと見抜いた男だぞー」と祭り上げられ、みこしに担がれ、紙ふぶき
…続き
NUNO BETTENCOURT-Schizophonic ★★ (2005-01-16 04:47:00)
この人は物凄く器用である。
しかし、器用すぎるのが損なんだよなあ、と思う。
彼が「違う事やろうかな」と思ったら、
ほんとに「違う人」になってしまうんだもんな。
何、期待して良いのかわかんなくなっちゃう感じ。
作品自体はとても良いんだけど、
「この音を期待してCDを買ったわけではなかった」というのが正直な感想。
肉まんだと思ったらあんまんだった、と・・・。(おいしいんですけどね。パクパク・・・)
November Rain ★★★ (2002-07-03 02:33:17)
寒色系のテクスチャーを幾重にも重ねながら、しっとりと涙滴る心の景色を綴った一台絵巻。
延髄から震えるような感覚。
眉間の奥から熱くなるような感覚。
一曲でこれほど多くの見せ場を演出できる彼らは天才だ。
アメリカンな有名バンドだからと、GN'Rを嫌ってはならないぞ。哀メロマニア諸君。
これを聴き逃すのは、一生の損だ。
OZZY OSBOURNE ★★ (2003-05-13 20:18:00)
ヘヴィロック界の偉人をひとり挙げろといわれたら、間違いなくオジー・オズボーンだ。
ブラック・サバスで脚光を浴びてから今日まで、彼は常に時代の最前線にあり、彼の名前は、2000年を迎えてなお、シーンにおいて「キーワード」であり続けている。
ジューダスも凄いし、アイアンメイデンも凄い。
ディープ・パープルも、ツェペリンも凄い。
しかし、めまぐるしく変化する時代のなか、柔軟に適応しながら、常に「帝王」として君臨してきたオジーの圧倒的な存在感には敵わない。
彼は、ヘヴィロックの象徴そのものである。
OZZY OSBOURNE ★★ (2005-05-29 00:53:00)
電車の歌なんだから、「乗車完了」のALL ABOARDが正解でしょうね。
そのあとアイアイ(了解!)って言ってるし。
OZZY OSBOURNE-Black Rain ★★ (2010-06-12 00:07:00)
引退アルバムだという事で、とても感傷的になりながら聞いた「No More Tears」を最後に、僕の中でオジーに対する何かが変わったような気がする。
その後は、彼がアルバムを出す毎に、一枚限りのオマケでポンと発表されているような消化不良な感じがしていた。
正直、何を期待したら良いのか、分らないような状態とでも言ったら良いのだろうか。
しかし、今回はそんな僕の溜飲を下げてくれた。
このアルバムには、有無を言わさぬ「オジー・オズボーンぢから」があった。
トニー・アイオミも顔を青くするほどのリフ作成能力を見せてくれたザック・ワイルドの働きといい、オジーのフックに溢れた歌メロといい、今回ばかりは文句のつけようが無い。
無駄をそぎ落とし、洗練された作品であり、オジーの魅力がストレートに伝わる良作だ。
ここにたどり着くために90年代の混沌を潜り抜けてきたのだ
…続き
OZZY OSBOURNE-Blizzard of Ozz ★★ (2002-11-25 03:04:00)
HM史に残る名盤○傑、とかいう企画があれば、10か、いや、5傑には最低残るであろうアルバムなので、いまさら何をという感じなのだが、オジーのもっているもの全てと、ランディーの天才的センスが化学変化を起こして、誰が聴いても衝撃を受ける物凄い作品に仕上がっている。当時、全米の音楽キッズを完全K.O.した様子は、現在第一線で活躍しているミュージシャンのインタビューなどでよく触れられているが、その後のシーンに与えた影響という意味でも、こいつは特別だ。
OZZY OSBOURNE-Blizzard of Ozz-Crazy Train ★★ (2002-10-23 20:57:50)
楽器屋さんの試奏コーナーから聴こえて来るギターリフ、世界第一位。(笑)
(ちなみにブリッジミュート気味に弾くヒト、雰囲気ないからやめましょう)
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