>教えてください。どこが凄いの?
ZEPのすごさは、Purpleのようなアイコニックなものじゃないんだ。
例えばRock and Rollの、一聴した感じでは単純に聞こえるジョンジーのベースも、
実はあのノリ、具体的にいえば音を出すタイミングというべきかな、
あれを再現できるベーシストはそうはいないんだよ。
個々人の個性の問題とかじゃなく、あのノリ、俗にいう「タイム感」というやつは、
上手いというだけで出せるシロモノじゃあないんだ。
またしばしばいわれているボンゾについては、
わかりやすい例を挙げるならばRainbowでドラマーを勤めたボブ・ロンディネリ、彼が近いタイプだよ。
オンタイム(譜面どおりちょうどぴったりの位置)よりはやや後ろにズラしたような叩き方で、
なおかつ重苦しいような音を好んで出すタイプ
…続きプロの端くれ ★★★ (2013-07-29 05:09:37)
Mr.BIGにせよRATTにせよ、2010年の復活作でやっと「現代の音」を手に入れたような気がする。流行りの音楽性って意味ではなくて。懐古趣味でも流行にすり寄るのでもなく、やっとこさ健全な形で前に進めるようになったと言うか。ケヴィン・シャーリー、グッジョブ。
本作が、日本御用達バンドからもう一度ワールドワイドに認められるバンドになれるきっかけになれば、こんなに素晴らしいことはない。そのポテンシャルがある一枚。
GB ★★ (2010-12-17 19:08:02)