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陰陽師以来の黒猫作曲によるメロスピナンバー
本アルバムのハイライトと言っても過言ではない（自分の中では、ジャケットの女性の方が蛟龍の巫女だと思っています ）

イントロのギターリフがメロスピに相応しく好きですし、メロディアスなギターソロもGoodです
陰陽師のときと比べて、歌唱も演奏もレベルアップしています

またこのような曲を作ってくれるのを楽しみにしています

陰陽座には珍しいミドルなアメリカンメタルナンバー

ずっしりと構えたリフやリズムがカッコいい
この曲のボーカルは瞬火オンリーでも良かったかもしれません
それぐらい、瞬火の歌い方がカッコいい

瞬火の力強いボーカルが堪能できる一曲。
力強いサビの盛り上がりが良い。
まさに、怨讐が込められた一曲である。

張り詰めたイントロから一気に雪崩れ込むヘヴィさが良い。
この曲の黒猫さんの歌とバックコーラスには内に秘めた憎悪が表現されているようにも聴こえる。
組曲中のハイライトとも言える曲でしょう。

組曲の終曲となる疾走ナンバー。

一曲目とリンクする演出が素晴らしい。
『はな…行こう』から疾走していく展開や力強いギターリフからギターソロへのシフトするところは鳥肌もの。
こういう疾走系の曲には黒猫さんのロックボイスが本当にマッチする。
全アルバムのラストナンバーの中では一番好きですし、気持ちよく聴き終えられて良い。

組曲だからといって例外はなかった、本アルバムのお祭りメタル&演歌メタル（意外にもお祭りメタルと演歌メタルのコラボは今回初？）

一、二位を争う黒猫さんのクセの強い演歌唱法と、能天気な瞬火の祭歌唱がこの曲の異質さを醸し出している。

瞬火のボーカルはやっぱり力強い中域が魅力的です。

黒猫さんの本気が窺えるピアノバラードナンバー。

この手の曲は黒猫さんの艶のある美声がよく合いますね。（聴いていて幸せになります）
美しさで言えば、間違いなく本アルバム曲随一でしょう。

哀愁と艶のあるギターリフと黒猫さんの演歌のような優しい歌声が心に沁みる。
日本人好みのメロディーがこの曲の特徴と言えるでしょう。
曲名通りの血涙ものです。

黒猫さんの歌の表現力の高さがわかる一曲。
美しさと恐ろしさを同居させた歌唱にミドルテンポで緊張感のある演奏がこの曲の特徴ですね。

ツインボーカルによるアコギバラードナンバー。

アコギサウンドによって儚い雰囲気が出ていて、泣ける。
前曲と同じく黒猫さんの美声が聴ける。
アコギソロもGood！

本組曲の序曲。

切なげなピアノから始まり、同じメロディーだが力強いギターリフが入るところは鳥肌もの。
曲終わりの『はな…』からの次曲へ雪崩れ込む展開もGood!

陰陽座の王道を行くメタルナンバー。

前曲からの流れも相俟って、他のアルバムの1、2曲目にも相当する出来です。
歌の途中で瞬火→黒猫へボーカルがシフトするところは今までになく新鮮！
２回目のサビ後の黒猫さんの美声にはグッときました。（そっからのギターソロへのシフトもよかった。）

ずっしりとヘヴィなドゥームメタルナンバー。
重苦しい曲の雰囲気とデスボイスは妖怪メタルに相応しい。

本アルバムで一番おどろおどろしさがありますね
瞬火の歌い方がこの曲の要です

前半のスラッシュメタルな感じと、後半の祭っぽいノリの対比が面白い
民謡メタルという言葉が合いますかね
ほんほんえーい

ツインボーカルがなかなか

個人的にはギターリフがツボです！
ギターソロはまだまだで粗い感じがあるが、これはこれで良い

イントロの軽快なドラミング、サビの二人の歌い方、黒猫さんの演歌パートが印象的です
曲名と曲調が一致してませんね…

ライブで盛り上がる初期の忍法帖
ライブでの「お・に・き・り・忍法!!」はカッコ良すぎです
荒削りなギターソロもなかなかです

壮大さを感じさせるアルバムのオープニングインスト

曲はいい曲なんですが、どことなく西洋っぽさが入っているのがバンドのコンセプトにあっているのか疑問ですね（苦笑）

どろどろとした瞬火ボイスとハイトーンボイスの黒猫さんの対照的なツインボーカルがこの曲の要でしょう

ドラマティックな曲展開も面白く、時々入るおどろおどろしい笑い声が魑魅魍魎らが夜を練り歩いているような感じがして、曲名に合っていると思います

まさに妖怪ヘヴィメタル！

シンセによる冷たいメロディーが特徴的な初期の名バラードナンバー

北欧メタルとは違う、わびさびを感じさせる日本ならではの冷たいメロディーが、情景を思い浮かべさせます
黒猫さんの歌だけではなく、作曲作詞センスにも脱帽です

「演歌メタル」でこの曲は説明できます

演歌とメタルの融合が日本らしい感じがして面白い
メロディーもリズムも他にはない独特なものがあります
個人的には、ドラミングが気に入っています（だだだっ、だだだっ、だだだっ！のフレーズが特に）

おどろおどろしさが漂う妖怪メタルの名に恥じない初期の名曲

だらだらとしたクセのある瞬火の歌い方と、おどろおどろしさが漂うギターソロがたまらないです
あと、黒猫さんの狂気の語りが、より怖さを引き立てています
「うふふ・・・あそびましょ」は色々な意味でヤバい

単調ながらもキャッチーなライヴ向けの楽曲
擬似英語も彼等ならではないかと思います

イントロのギターリフおよびそれに重なるアタックの強いベースが印象的です
黒猫さんの力強い歌声もこれはこれで悪くないですね

泣きと疾走感を兼ね備えたロックナンバー
サビの歌い方が心に沁みる
ギターソロ開始のギターの加速感がかっこいい

イントロやサビに出てくる物悲しいギターフレーズと黒猫の優しい歌い方がいいですね
柔らかいトーンのベースラインがいい演出してます

個人的には「鮮血まで～」の部分が鳥肌ものですね

曲名に合った、妖艶さが全面に出ている
サビメロがあまり無いタイプですね
ギターリフが素晴らしい

アコギ→アグレッシブな展開はMETALLICAは彷彿とさせられます。
本アルバムで一番陰陽座らしい。

変幻自在とも言える黒猫さんの歌唱力には圧倒させられます。

メロディアスなギターリフと、サビが分かりやすく聴きやすい曲だと思います

ギターソロをもう少し頑張って欲しかった

キャッチーな正統派HMナンバー
個人的にはギターソロ途中の単調なフレーズが好きです
前曲からつながるように曲が始まるのはアルバムならではで、いい曲構成だと思います

強烈なメロディアスな泣きギターフレーズが多用されたパワーバラードナンバー
力強い瞬火ボイスがこれまた良い

美しい音色と黒猫さんの歌声が堪能できるバラードナンバー
黒猫さん凄すぎです

幻想的なイントロから始まり、重い感じのA、Bメロと進んでいくが、黒猫が歌うサビでそれまでの重い雰囲気から一気に晴れるのが、陰から陽に転じていて、それがバンドのコンセプトにあっていると個人的には感じています
ギターソロは鳥肌もの

今の陰陽座にはないおどろおどろしさがありますね(黒猫さんの歌声が特に)
この頃の黒猫さんのこの曲のような歌唱からは恐怖を感じざるを得ない。

忍法帖シリーズを彷彿とさせる疾走ナンバー。
特筆すべきはサビの瞬火の印象的な歌唱でしょう。
また、終盤のサビのバッキングで地味にスウィープをかましているのが凄い。
もし、アルバム『魑魅魍魎』に収録されていたらアルバムの評価は変わっていたかもしれない。

お祭り系とコミカル系が混ざった楽曲。
ノリがいい。

陰陽座にはあまりないタイプのらしくないナンバー。
曲自体はシンプルですが、サビの黒猫さんの浮遊感のあるボーカルとメロディアスなギターソロが印象的。

地を這いずるようなイントロから来るか？と思ったが、招鬼作曲ということで軽快な楽曲でした。
サビメロも意外と好き。
それにしても、『田、田、田、耕せ!』には中毒性がある(笑)

子守歌を思わせる歌詞と、日本ならではの美しいメロディーが特徴のバラードナンバー

子守歌だが、ぶっちゃけ黒猫さんの美声とメロディーの凄さに興奮して眠れません(笑)

陰陽座屈指の隠れた名曲です

招鬼作曲に漏れないコミカルなお囃子ソング。
軽快なリズム、韻を踏んだ歌詞と完璧なライヴ栄えする楽曲です。

淀みゆく静寂さはまさに沼。
ピアノとベースがメインだが、正直、曲の雰囲気だけで酔える。

三部作のエピローグ的位置付けな楽曲。
瞬火のメロウな歌声はもちろんだが、サビの黒猫さんの歌声には惚れ惚れします。

『癒し』という言葉が似合うバラードナンバー。
メロウな音と優しい黒猫さんの歌声がいい雰囲気を出している。
間違いなく、数ある忍法帖シリーズで最も異色な楽曲でしょう。

『蟒蛇万歳』系列の宴会メタル。
ノリの良さはもちろん、中途中途で入る合いの手がいいですね。

シンプルで分かりやすいロックナンバー。
ただ、組曲『義経』のカップリングの中では一番目立ちませんね。(他の2曲の個性が強いからかもしれませんが…)

陰陽座というバンドの音楽の根本を垣間見た14thアルバム。
バンドとして一つの集大成とも言える前作の次のアルバムということで期待と不安を抱きつつ聴きました。
印象としては、
ここ数作のメロディアス路線よりかはヘヴィさを全面に出した(一部の曲を除いて)統一感のあるアルバムだなと感じました。(個人的にはこういうタイプより前作のタイプが良かった…)
しかし、「バンドとしての根本を表現した作品」、「世の流れを『王道』というなら、陰陽座の往く道は『覇道』」という記事を読んで納得すると同時に、不安な思いがなくなりました。
ベテランバンドに達しつつある陰陽座の根本にある音楽に対する姿勢を感じさせられた作品でした。
次回作も楽しみです。

個人的オススメ
①②④⑥⑦⑧⑨⑩

ヘヴィな音色に黒猫さんの演歌唱法が合わさるお約束なナンバー。
ヘヴィながらもメロディアス。