この曲を聴け! 

Usher-to-the-ETHERさんのページ
Usher-to-the-ETHERさんの発言一覧(評価・コメント) 51-100
→PC向けページ
Tweet
ABGOTT
ABGOTT-Godfather in Black
ABHOR-AB LUNA LUCENTI, AB NOCTUA PROTECT
ABIGAIL WILLIAMS-Becoming
ABIGAIL WILLIAMS-In the Absence of Light
ABIGAIL WILLIAMS-In the Shadow of a Thousand Suns
ABIGOR-Time Is the Sulphur in the Veins of the Saint...
ABORIORTH-THE AUSTERE PERPETUITY OF NOTHINGNESS
ABORYM
ABORYM
ABORYM
ABORYM
ABORYM
ABORYM-Fire Walk With Us
ABORYM-Fire Walk With Us-Det som en gang var
ABORYM-Fire Walk With Us-Fire Walk With Us!
ABORYM-Fire Walk With Us-Love the Death as the Life
ABORYM-Fire Walk With Us-Our Sentence
ABORYM-Fire Walk With Us-Sol Sigillum
ABORYM-Fire Walk With Us-Theta Paranoia
ABORYM-Fire Walk With Us-Total Black
ABORYM-Generator
ABORYM-Generator-A Dog-Eat-Dog World
ABORYM-Generator-Between the Devil and the Deep Blue Sea
ABORYM-Generator-Disgust and Rage (Sic transit gloria mundi)
ABORYM-Generator-Generator
ABORYM-Generator-I Reject!
ABORYM-Generator-Man Bites God
ABORYM-Generator-Ruinrama Kolossal S.P.Q.R. (Satanic Pollution - Qliphotic Rage)
ABORYM-Generator-Suffer Catalyst
ABORYM-Live in Groningen
ABORYM-With No Human Intervention
ABORYM-With No Human Intervention-Digital Goat Masque
ABORYM-With No Human Intervention-The Triumph
ABORYM-With No Human Intervention-U.V. Impaler
ABORYM-With No Human Intervention-With No Human Intervention
ABRUPTUM
ABRUPTUM-Evil Genius
ABSCESS-Dawn of Inhumanity
ABSENTIA LUNAE
ABSENTIA LUNAE-In umbrarum imperii gloria
ABSENTIA LUNAE-In umbrarum imperii gloria-Died Story Manifesto
ABSENTIA LUNAE-In umbrarum imperii gloria-Memneso On
ABSENTIA LUNAE-In umbrarum imperii gloria-Mid Svmmer Spiritval Holocavst
ABSENTIA LUNAE-In umbrarum imperii gloria-Modern Cathedral
ABSENTIA-OUR BLEEDING SUN
ABSOLUTE OF MALIGNITY-ABSOLUTE OF MALIGNITY
ABSONUS NOCTIS
ABSONUS NOCTIS-Penumbral Inorgantia
ABSU

 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 | 32 | 33 | 34 | 35 | 36 | 37 | 38 | 39 | 40 | 41 | 42 | 43 | 44 | 45 | 46 | 47 | 48 | 49 | 50 | 51 | 52 | 53 | 54 | 55 | 56 | 57 | 58 | 59 | 60 | 61 | 62 | 63 | 64 | 65 | 66 | 67 | 68 | 69 | 70 | 71 | 72 | 73 | 74 | 75 | 76 | 77 | 78 | 79 | 80 | 81 | 82 | 83 | 84 | 85 | 86 | 87 | 88 | 89 | 90 | 91 | 92 | 93 | 94 | 95 | 96 | 97 | 98 | 99 | 100 | 101 | 102 | 103 | 104 | 105 | 106 | 107 | 108 | 109 | 110 | 111 | 112 | 113 | 114 | 115 | 116 | 117 | 118 | 119 | 120 | 121 | 122 | 123 | 124 | 125 | 126 | 127 | 128 | 129 | 130 | 131 | 132 | 133 | 134 | 135 | 136 | 137 | 138 | 139 | 140 | 141 | 142 | 143 | 144 | 145 | 146 | 147 | 148 | 149 | 150 | 151 | 152 | 153 | 154 | 155 | 156 | 157 | 158 | 159 | 160 | 161 | 162 | 163 | 164 | 165 | 166 | 167 | 168 | 169 | 170 | 171 | 172 | 173 | 174 | 175 | 176


発言している23曲を連続再生 - Youtube



ABGOTT ★★ (2011-02-13 22:35:01)

イタリアにて結成、現在はイギリスに籍を置くブラックメタルバンド。
過去メンバーはCOFやANCIENT、BELPHEGOR等とつながりがある模様。

ABGOTT-Godfather in Black ★★ (2011-02-13 22:35:31)

2009年発表の4th。

このバンド、店の紹介ではファスト/メロディックで、クオリティの高い作風との事でしたが、実際に聴いてみると意外にも変態性強めのブラックですね。曲やアンサンブルから、英国産らしい気難しさやこだわりが現れてる感じ。

まず耳を引くのが、シアトリカルで奇矯なメロディを常に耳に注ぎ込むようなメロディアスなツインギターですが、それに合わせてリズムもファストに攻めたり、グルーヴィになったり、すっ転びそうな変拍子になったり、変化しつつキメを多用して展開するので、メロディの引っかかりが更に強くなってますね。焼けた鉄板の上で踊らされているような、足の置き場の無い落ち着けない感覚の強いアンサンブルでかなりのインパクト。

ヴォーカルも粘着質なのに滑舌は悪くない、地声交じりの奇妙な声でアンサンブルの性質とも良くフィットしてると思う。ただ、時々出てく
…続き

ABHOR-AB LUNA LUCENTI, AB NOCTUA PROTECT ★★★ (2012-07-27 20:40:38)

2011年発表の5th。

ある程度疾走パートも交えつつ、沈み込むようなアルペジオを取り入れた展開、ブラックらしいささくれ立った音のギターリフによる陰鬱なメロディのリフが、抑鬱的で閉塞感のある雰囲気を醸し出すブラックメタル。ムード的には鬱ブラックに近い湿り気がありますが、このバンドはキーボードを多用し、シンフォゴシック風味の味付けをすることで更に暗い空気感を演出しているのが特徴ですね。

ゴシック的な、耽美でアンティークな上品さを演出するピアノと、儀式に立ち会っているような、邪悪さも感じさせるオルガンの音色がメインに使われ、作りこそメロディアスなもののカルトで不気味な空気も強く感じさせる音。特にピアノを用いたパートは暗い情景が緩やかに流れていくような、非常に情緒のあるもので、COFよりも更に直接的にヴァンパイア的なものを想起させる音。同じホラー色強い音でもメタルの
…続き

ABIGAIL WILLIAMS-Becoming ★★ (2012-01-19 23:44:59)

2012年発表の3rd。

店のコメントで「シューゲイザー・ブラックからの影響も…」みたいな紹介がされてて、まさかとは思いましたがここまで変化してるとは…。ギターリフはメタルのグルーヴよりもノイジーさを活かした音響・情景描写重視になり、儚いメロディも取り入れ、ミニマルな展開も多い大作主義路線に舵を切ったことで本格的にそっちの系統に近い音に。ヴォーカルも絶叫にしろグロウルにしろ、壮絶な声を聴かせつつも、音に溶け込み易い歌い方になっている感じがします。

今作ではメンバーにチェリストが加わり、要所でチェロによる格調の高い、クラシカルなメロディが聴けるのも特徴ですね。また、宗教的ムードを醸し出すような儀式的なパートがあったり、トレモロリフは儚いものだけでなく、ブラック本来の邪悪さが根付いたメロディを含んだものを弾いていたり、今まで演ってきたシンフォニック・ブラックやメロ
…続き

ABIGAIL WILLIAMS-In the Absence of Light (2010-09-15 23:06:00)

2010年発表の2nd。
はぁ…仕方ないですよね、前作からSorceron以外のメンバーが全員代わっちゃったら…。

ひたすらに一貫して派手でシンフォニックなブラックメタルを提供していた前作に比べると、今作は大分落ち着いた感じですね。まずキーがかなり引っ込み、ギターリフ中心の音作りになった事、トレモロリフ以外に刻みリフや泣きのリードフレーズも多用しだしたこと、ミディアム中心の展開になったことで、前作よりも「メタリック」になった印象があります。

人によっては、この落ち着き振りを「成長」と捉えられるのかもしれませんが…。
私も、変化の結果前作よりもスリリングな作品になっていれば、諸手を上げて褒めていたと思いますが…。このバンド、前作は派手さで気になりませんでしたが、「引き」のパートが上手くないんですよね…それ自体も、その使い方も。そのせいで、なんだか全体
…続き

ABIGAIL WILLIAMS-In the Shadow of a Thousand Suns ★★★ (2008-11-19 23:29:00)

2008年発表の1st。

ex-EMPERORのTrymが5曲でドラムを担当、Metal Hammer誌に
インタビューが掲載、某所のタワレコでプッシュされるなど
各地でも結構話題になってる作品ですが…。
これ、ほんと凄いですね。話題になるのも良く分かるわ…。

タイプとしてはDIMMU BORGIRやSOTHIS同様の大仰な
シンフォニック・ブラックで、どっちかと言えばギターの
メロディックさはSOTHISに近い音像かな…と思うんですが、
これらのバンドと比べても最も音が派出だと思います。
展開の9割以上を派手なパートが占めているような作風で、
テンポ落として「引き」のパートっぽく聴こえても、キーが
メロウなフレーズを弾いてたりギターソロによる泣きメロが
入ってたりで、どの部分にも何かしら派出な要素が
…続き

ABIGOR-Time Is the Sulphur in the Veins of the Saint... ★★★ (2010-02-21 08:32:00)

2010年発表の8th。

前作「Fractal Possession」は、普遍的なメロブラからかなり距離を置いた作風で、賛否両論あった作品でしたが…個人的にはあの作品の作風を踏まえた上で、2曲38分の大作アルバムを彼らが作ると聴いたとき、物凄く期待してしまったんですよね…。

結果、その期待を裏切らない、素晴らしいアルバムが出来上がったのではないかと思います。スタイル自体は、打ち込みやノイズ/ドローンを使用したインダストリアル・ブラックと言える路線ですが…なによりも「インダストリアル」していると思うのは、ブラックの要素を残しつつ、定型から大きく外れた、メカニカルなギターフレーズや人が演っているようには思えないドラミングを中心としたバンドのアンサンブル。…機械的であるのに、濃密なサタニズムが背後に感じられる所に、凄みが漂ってる気がします。

例えば、T
…続き

ABORIORTH-THE AUSTERE PERPETUITY OF NOTHINGNESS ★★ (2012-05-26 20:25:31)

2011年発表の2nd。

結構ブラックを聴きこんでる人でも、このノイジーで音圧の高い音作りには圧倒されそうですよね。ギターのノイズがまるで土砂が山の斜面を滑り落ちるかのようで、寒々しいリフも用いた作風ながら凍死するまえに圧死しそう。吹雪通り越して雪崩系のメロブラ。ギターノイズが視界を埋め尽くす中、しっかり音像の真ん中で主張するドラム、「グアアアア!!」系の怒声を木霊させるヴォーカルと、圧迫感すら感じるリフの音色を活用した音作りが出来ているのが素晴らしいですね。

また、曲の方は寒々しいだけでなく、どこか儚さや美しさを感じさせるトレモロ疾走を軸に、緩急つけて展開していく感じですが…ただでさえ高い音圧と鬼気迫るヴォーカルによって体力も気力も削られていくような音なのに、こういうメロディで追い討ちされると涅槃が見えてきそうです(笑)。冒涜性や邪悪さといった雰囲気はあまり
…続き

ABORYM ★★ (2004-10-24 21:38:00)

イタリアのエイリアン・エクストリーム・ブラック・インダストリアル・メタル・バンド(キャッチコピー長っ…)。
2 ndからあのMAYHEMの「DE MTSTERIIS DOM SATHANAS」に呪詛を吹き込んだ恐怖のハンガリー人ヴォーカリストAttilaが正式メンバーとして入ってます。見た目はちょっとアレかもしれない(失礼かも・笑)けど、インダストリアルを取り入れた独特の音楽性は進歩的なブラックが聴いてみたい人にとてもお勧めです!!

ABORYM ★★ (2006-04-15 20:44:00)

みたいですね。
新譜まだ未聴ですが、ゲスト参加のみに留まってるみたいです。
KEEP OF KALESSINも脱退してしまったし、おそらくそうだと思います。
MAYHEMの新譜はいつになるんだろう…?
MAYHEMって寡作なイメージがあるんですけど、早く新編成での音源が聴きたいですね。

ABORYM ★★ (2006-04-16 11:16:00)

>カズチンさん
MAYHEMの作品のペースが遅いのは、Maniacの自殺未遂事件やバンドがほとんど
機能していなかった時期が続いたからだと聞きました(本当かは分かりませんが)。
だから今度はそんなに遅くならないことを期待してますが…
でも本当に2008年とかだったらもう待っていられないんですが(苦笑)
新譜はプログレッシブな展開も評判になってるみたいですね。
Faustのドラムや新Voも気になるし、欲しいですが…なかなか手が出ない。

ABORYM ★★ (2006-11-07 20:22:00)

新譜手に入れましたが、めっちゃ良いです!!
今まで躊躇ってたのが馬鹿馬鹿しく思えるくらい…。
レビューでも書いたけど、発売された時に買っておけば良かった。

ABORYM ★★ (2006-11-08 04:47:00)

mokusatuさんも聴かれましたか…。
KOKやIHSAHNの新作といい、今年のブラック戦線のクオリティは異常ですね。
私は最近ブラックの新譜が色々と発売されて、買い漁っていたので財布の中身が
マズイ状況なのに、何故だか天啓の様に「GENERATOR」が買いたくなったんですよね(笑)
そしたらあのレベルの高さ。霊感でもあるんじゃないかと思いました(冗談です・笑)
それとレビュー褒めていただきありがとうございます。
ほんと励みになります!!

ABORYM-Fire Walk With Us ★★ (2004-10-24 21:29:00)

イタリアのインダストリアル・ブラックメタルバンドの2001年発表の2nd。

前作ではAttilaはゲストとしての参加だったらしいですが、今回からは正式メンバーとして加入したみたいです。

音的にはMAYHEMの問題作「GRAND DECRALATION OF WAR」以上に実験的な音ですが、インダストリアル的な音で打ち込みを多用しながらも邪悪さが感じられる所がこのアルバムの良い所ですね。最も耳を惹かれた点はギターシンセを使っている所で、その妖しげな音色が荘厳なのか不気味なのか分からない独特のメロディと相まって、暗黒の世界を構築しています。正直に告白すると、自分はAttilaのネームヴァリューで買ってしまったんですが、もしAttilaがいなかったとしても興味深い音楽であることには変わらないです。

肝心のAttilaのヴォーカルですが、MAYHEM1s
…続き

ABORYM-Fire Walk With Us-Det som en gang var ★★ (2004-10-24 21:37:07)

BURZUMのカヴァー。
シンセのイントロは省略されている為、原曲よりやや短くなっています。このバンドらしくインダストリアル的なアレンジでちょっとリミックス的な印象を受けましたが、これはこれで良い感じです。クレジットによるとこれを歌っているのはAttilaではないようですが、一部でAttilaっぽい声が聞こえてくるのは何故でしょう?

ABORYM-Fire Walk With Us-Fire Walk With Us! ★★ (2004-10-24 21:30:50)

Attilaの呪詛ヴォーカルと機械を通したような声の掛け合いが面白いタイトルトラック。
後半のまるで暗黒の世界に流れる聖歌のようなメロディのギターシンセとAttilaの妙に音程感があるのが却って不気味なヴォーカルが組み合わさって出来る世界観は暗黒音楽好きには堪らないものがありますね。

ABORYM-Fire Walk With Us-Love the Death as the Life ★★★ (2004-10-24 21:34:46)

一曲目のアウトロのSEから続けてそのまま入っていきます。
打ち込みで疾走感があるのは一曲目と共通ですが、教会音楽を超邪悪にしたようなイメージのイントロの荘厳ギターシンセや、妖しげなギターソロにも注目。

ABORYM-Fire Walk With Us-Our Sentence ★★★ (2004-10-24 21:32:15)

一曲目からAttilaの歌唱力がMAYHEMの1st録音時とは比較にならない程上がっているのが分かります。悪魔を通り越して魔王の域に達していると思わせる哄笑や、声が安定した事で深みの出た高音喚きがかっこいい。

ABORYM-Fire Walk With Us-Sol Sigillum (2004-10-24 21:35:55)

BURZUMの6thに入っていそうな感じの、幻想的なインスト。本編を締めると同時に、BURZUMカヴァーである次曲への繋ぎとしての役割も果たしている曲だと思います。

ABORYM-Fire Walk With Us-Theta Paranoia (2004-10-24 21:38:11)

これがブックレットの説明で「聴き手を鬱や瞑想状態etc…に引き込む」みたいに書かれていたθ派なんでしょうか。普通のノイズにしか聴こえませんが(笑)これは評価不能かも。

ABORYM-Fire Walk With Us-Total Black (2004-10-24 21:33:17)

タイトルトラックにも劣らない暗黒のメロディ…ですが、肝心のAttilaのヴォーカルがあまり前に出てこない為、少し物足りない感があります。でもやっぱりこの雰囲気はいいなぁ…

ABORYM-Generator ★★★ (2006-11-07 20:12:00)

2006年作の4th。

Attila脱退、Faust加入というブラックメタルの伝説的メンバーの人事も含んだ編成の変更があっただけあって、音楽の中身もかなり変わってますね。まずインダストリアル風味は大幅に減り、ほんの味付け程度に。代わりにテンポがよく変わる複雑な展開とオーケストラ風のシンセや時折入るラテン語の荘厳なコーラスなどが前に出た、シンフォニックさが以前よりも強調されたアルバムになっていると思います。音質もドラムの音がデカく迫力がある上に音量も丁度良い大きさで、曲もメンバーの写真がまともになったことからも想像される通り、B級っぽさは全く無く第一級のシンフォ系のバンドと比較しても全く引けを取らないクオリティの高さです。

メジャーなシンフォ系のバンドと比較すると暗黒度は高めなのも嬉しいですね。機械文明の支配する未来、遂にヨハネの預言が成就し審判の日がきたかのよ
…続き

ABORYM-Generator-A Dog-Eat-Dog World ★★★ (2006-11-09 16:51:09)

しかしこれだけレベル高いとどんな楽しみ方も許されますね。
もちろん全体の雰囲気で聴くもよし、Faustのミディアムでもしっかり聴かせるドラミングを味わうもよし、リフやキーの紡ぐ暗黒世界に浸るもよし。もうお気に召すままどうぞ。個人的にはVoはもっと大きいミックスが良かったけど、それだとこのバランスの良さはなくなってしまうかな?

ABORYM-Generator-Between the Devil and the Deep Blue Sea ★★★ (2006-11-08 07:21:55)

トランスっぽいパートを挟んだり、サンプリングを導入したり、このアルバムでのメカニックな部分を担っている曲。とは言っても、やはり主眼はバンドサウンドに置かれているみたいですが。
トランスパートの直後のFaustのドラムが好き。機械的なのに人間的って言う矛盾を矛盾にせずこなしている感じ。

ABORYM-Generator-Disgust and Rage (Sic transit gloria mundi) ★★★ (2006-11-08 07:18:09)

サブタイトルは「かくして世界の栄光は横切る」でいいのかな?
…曲全体でなく、一部のパートだけ聴く聞き方は時に邪道だとされたりしますけど、この曲の後半のミディアムパートのドラムはそうせざるを得なくなる程素晴らしい。ここまで印象に残るフレーズを叩けるのは凄いですね…ほんと叩いてて楽しそう。もちろん全体で見ても十分凄い曲なんですが。

ABORYM-Generator-Generator ★★★ (2006-11-08 07:08:31)

ブラスの音色も入り、アルバムの中でもシンフォ度の高い曲。
しかしこれ程までに邪悪さ、クオリティ、シンフォ度の全てを共存させた曲ってないんじゃないでしょうか。EMPERORの1stの収録曲に勝るとも劣らない、邪悪シンフォニックブラックのお手本になりそうな曲。っていうかEMPERORが1st路線のまま深化していったらこういう曲を作りそうです。

ABORYM-Generator-I Reject! ★★ (2006-11-07 20:20:31)

前曲のブラストで廃墟になった未来都市に放射能の雨が降り注いでいるような雰囲気の曲。僅かに生き残った人々も、悪魔の声に精神を冒され、シンセの光に身を焼かれて死んでいく…みたいな。
それにしても、「私は拒絶する!」って(漫画の)BLEACHか何かのキメ台詞であったような(笑)

ABORYM-Generator-Man Bites God ★★★ (2006-11-07 20:17:16)

2分くらいのメカニカルなイントロから一転、物凄い圧搾ブラストが!!
心なしかこの曲だけドラムの音が大きいような…物凄い迫力。このスピード、この重さで更に体感速度をアップさせるオカズも入れてきて圧倒的。完全にFaustが世界を牛耳ってますね…。Attilaがゲスト参加で、呪詛ヴォーカル多めなのが嬉しいですが、Faustのドラムのインパクトのせいでちょっと霞んでる気も。

ABORYM-Generator-Ruinrama Kolossal S.P.Q.R. (Satanic Pollution - Qliphotic Rage) ★★★ (2006-11-08 07:13:11)

まず入りのラテン語コーラスのもたらす宗教的恍惚にやられます。
でもこれだけ展開を設けているというのに、その恍惚感は霧散することなく一曲中ずっと続いているというのは、ひとえに彼らの曲作りのセンスの良さでしょうね。ギターソロと共にブラストで加速するパートもかっこいいです。

ABORYM-Generator-Suffer Catalyst ★★★ (2006-11-09 16:55:36)

確かに、ABORYMは新しいシンフォニックブラックの形を作り上げてしまったとすら言えるかも…。確かに展開は複雑なんですが、どのパートを聴いても求心力があるので、聴き手がブラック初心者だとしても世界観の中に引き込んでしまう魅力すらあると思います。
という訳で初心者にも是非聴いて欲しい。一度地獄を味わってみるのもいいかも。戻れなくなったり、戻りたくなくなっても当方責任は一切取りませんが(笑)

ABORYM-Live in Groningen ★★ (2014-10-02 22:30:14)

2013年発表のライブ盤。
何故か2004年(Attila在籍時)の音源を今頃になって発表。
如何にも指紋が付きやすそうなメタリックなデジパックが目印(笑)。

これ程の知名度を誇るバンドとしては、正直プロダクションは微妙ですね。音がやや小さい上に、ギターの音作りがグシャッとしている感じ。ただ、クリアな音作りよりも楽曲の持つカオティックな雰囲気を浮き彫りにしていると思うので、却ってこうした音質の方が良かったのかも。ライブでもドラムが生になったりはせず、同期を流して演奏している模様。

しかし、こうして聴くとやっぱりこのバンド、楽曲が良いですよね。サイバーな要素を取り入れてるだけでなく、しっかりブラックメタルらしい不穏さが息づいているというか。時折入るトレモロのメロディがいちいちダークで素晴らしい。また、Attila Csiharのパフォーマンスも耳を惹
…続き

ABORYM-With No Human Intervention ★★ (2006-04-21 00:25:00)

確か発売は2003年だったかな?

路線としては前作同様、サイバーながらまるで恐怖の大王が降りて来る直前の、真っ黒な雲に包まれた空を思わせるアトモスフェリックなキーボードが雰囲気を出しているブラックなんですが、前作よりも曲展開とブルータリティがアップしてますね。特に「Digital Goat Masque」の中盤、いきなりクラシカルなフレーズが登場する破天荒な展開にはやられました。相変わらずやることが違いますね…(笑)

ただ、演奏が複雑になった分訳の分からない邪悪さは少し下がってしまった気も。Attilaのヴォーカルも、呪詛系の歌い方はあるにはあるんですが、前作よりも頻度が下がりその代わりにピッチを上方向に修正するエフェクトを掛けたような喚き声がメインになってしまったのは少し残念。この後に出たKOKの「RECLAIM」では、更に声に深みが出てきただけに…

…続き

ABORYM-With No Human Intervention-Digital Goat Masque ★★★ (2006-04-07 01:30:17)

これはかなりびっくりしました(笑)
このバンド特有の疾走サイバーブラックだと思っていると、いきなりクラシカルでメロディアスな曲調に変貌!!そこに機械音も絡んでなんとも言えない雰囲気に…この唐突さがたまりません。

ABORYM-With No Human Intervention-The Triumph ★★★ (2006-04-07 01:36:45)

これが一部で話題を呼んだ女性の喘ぎ声が挿入された曲。
何気に約10分の大作だったり。でも正直言うと、喘ぎ声はわざとらしいし大袈裟だしぶっちゃけウザいかも…。曲の方はもちろんかっこいいですけど。特にギターソロ前のAttilaの苦痛ヴォーカル…Attilaはこの曲のレコーディング中に悪魔の子供を出産したんじゃないでしょうか(笑)

ABORYM-With No Human Intervention-U.V. Impaler ★★ (2006-04-07 01:27:43)

この曲のAttilaの呪詛系普通声、やっぱり最高です。
何語かも分からないんですけど…。しかしAttilaのこういう声、もっと聴きたかったかも。「Black fashion cult in the U.V. light」…Attilaの書く歌詞は意味が分からない(笑)

ABORYM-With No Human Intervention-With No Human Intervention ★★★ (2006-04-07 01:33:17)

よくブラックメタルではブラストビートから豪速スラッシュビートに繋げる導入部を持った曲がありますが、それをABORYMがやるとこうなるんですね…。マシンブラストから超高速トランスに。その部分のリフはアルバム内でも聴き所にあたるかっこよさですし、これが実質的な一曲目っていうのはかなり引き込まれます。

ABRUPTUM ★★ (2009-01-09 18:27:00)

確かLords of Choasにも載っていたし、結構有名なバンドみたいですけど、
今まで登録されていなかった所をみるとやっぱり音楽性のせいでしょうね(笑)。
「Evil Genius」は暗黒音楽としては結構まともだったけど、後期はかなり
マニアックらしいですね…私も流石にまだ手を付けてないです。
確か今はITが抜けて、MARDUKのMorganのソロプロジェクトになってるはずですが…
マニアックな志向性の持ち主はMorganの方でしょうか。

ABRUPTUM-Evil Genius ★★ (2009-01-06 19:02:00)

95年発表の音源集。90年のデモ2本と91年のEPを収録したもの。2007年にボーナストラックを1曲追加し、Southern Lordより再発。

このバンドは数あるエクストリームメタルの中でも、最もマニアック(=普通のリスナーは付いていけない)な音楽性を持っていると専らの評判で、SILENCERやSTALLAGGH同様にネット上のレビューを検索して読んでるだけでも結構楽しめてしまったりする位なんですが…この時点ではまだまともに邪悪さや暗黒を表現している感じですね。

ドゥーム/ドローンに通じる引き摺り系ギターリフによってどす黒い音像を演出しつつ洞窟の中から響く獣の声ようなデスヴォイスによってそれを引き立てていく作風で、確かにSouthern Lordが着目したのも大いに頷ける音楽性。展開も一応付けてますが、その付け方がオルガンをギャーっと鳴り響かせたり、突然偏執
…続き

ABSCESS-Dawn of Inhumanity ★★★ (2011-04-09 16:25:34)

2010年発表の6th。

ブラストによる爆走だけでなく、オールドスクールでスラッシー(というよりパンキッシュ)な疾走と、ドロドロと引きずる、ドゥーミーなパートも大事にしたスタイルのデスメタル。流石にスローパートの使い方は非常に上手いですよね。
粘液のように纏わり付く邪悪さが、そのパートだけでなく、速いパートにまで波及して更なるグロテスクな情景になっている感じ。スローパートにリードギターが入った時なんか、暗闇に蝋燭の明かりが灯って幽かに物の怪の姿が見えるかのようで、更に不気味。

ヴォーカルは、やや地声交じりのスタイルで、普通だったら「もっと歪んでいる方が好み」と言いたい所ですが、このバンドの音楽性には合ってると思う。普通のグロウルやスクリームよりも数段ヒステリックで、それが血腥い世界観にピッタリ。
また、近年のDARKTHRONEを思わせる、ハードコ
…続き

ABSENTIA LUNAE ★★ (2009-02-15 10:09:00)

イタリアン・ブラック期待の新星。…と言っても結成自体は02年らしいですが。
今年新しいアルバムを出すみたいですよ。

ABSENTIA LUNAE-In umbrarum imperii gloria ★★ (2009-02-15 10:04:00)

2006年発表の1st。

…ブラック特有の「催眠的な感覚」を演出するのに、無機質なインダストリアルビートを導入したり、ミニマルなリズムを取り入れたり、敢えてリズムをロック乗りにしたりなど、リズム面で色々な工夫をするバンドがいますが、このバンドはそれを「細かくテクニカルなドラミング」で演っているのが特徴ですね。

ブラック的な重々しい頽廃が垂れ込める音像にテクニカルなドラミングが絡む作風はSJODOGGとも通じる物がありますが、こっちの方がプログレッシブな感じだと思う。このドラミングによって、催眠的な感覚が醸し出されているだけでなく、身の置き場の無いような不安感も演出できているように思います。

この独特のリズムが、光を吸収する暗黒を思わせる深い黒さのある音像、荒廃した風景の(ある意味での)美しさを描くような頽廃的なメロディと上手く調和し、個性ある、底
…続き

ABSENTIA LUNAE-In umbrarum imperii gloria-Died Story Manifesto ★★★ (2009-02-15 10:07:01)

ブラックの中でも深遠なダークさを描いている音だと思うんですが、どこか洒落っ気や優美さみたいなものも感じられたりするんですよね…それが底が知れないようなムードに繋がっている感じ。

ABSENTIA LUNAE-In umbrarum imperii gloria-Memneso On ★★★ (2009-02-15 10:08:42)

男性の語りとアルペジオ、鐘の音のSEなどに例の細かいドラミングが絡むエンディング曲で、これ単品では普通なんですが、アルバムの締めとしては完璧だと思う。通して聴いた後にこれを聴くと、アルバムが終わると同時に、一つの世界観が終焉を迎えるような感覚を覚えます。

ABSENTIA LUNAE-In umbrarum imperii gloria-Mid Svmmer Spiritval Holocavst ★★★ (2009-02-15 10:06:06)

音の小さいオープニングから轟音に繋げる展開は、FUNERAL MISTの1stを思わせますが…この作品は1曲目にイントロを設けたり手が込んでて、騙されて音を上げてしまったので…以下略(笑)。この深い音塊だけでもかなりのインパクトですが、メロディセンスもまた素晴らしい。

ABSENTIA LUNAE-In umbrarum imperii gloria-Modern Cathedral ★★★ (2009-02-15 10:07:50)

リフの音色に変化があっていいですね。個人的に「音色」ってメタルでは演奏力やフレーズ以上に大切だと思うし、そこに拘ってくれているのは嬉しい。その音色自体も幽玄な雰囲気で好きです。

ABSENTIA-OUR BLEEDING SUN ★★★ (2012-08-23 21:05:57)

2011年発表の2nd。
スペイン産のシンフォニック・ブラックとの事ですが…これは聴きやすくていいですね。シンフォブラックの中でというより、エクストリームメタルでもかなり聴きやすい音だと思う。

メロデスにも通じる刻みリフを多用し、ブルータル過ぎないミディアム中心のバンドサウンドに、ピアノやブラス、混声合唱を交えた壮麗なオーケストレーションによる耽美でゴシック的なロマンティックな美メロを乗せたシンフォニック・ブラックで、「Midian」期のCRADLEを大人しめかつメロディ重視にしたような、もしくはANOREXIA NERVOSAから暴虐性を引いて超聴きやすくしたような路線。

ヘヴィになりすぎない、しかしクリアである程度攻撃性もしっかり残した音作りとも相俟って、語弊を恐れずに言えば、リラックスしてメロディの良さに身を委ねながら、聴き入れるような作品。と言っ
…続き

ABSOLUTE OF MALIGNITY-ABSOLUTE OF MALIGNITY ★★★ (2008-06-11 18:46:00)

2008年発表の1st。
バンド名もアルバム名も表記がありませんが、セルフタイトルらしいです。

このバンドもARKHA SVAやASHDAUTAS~などと同様、「正体不明の国産ブラック」として話題になってますが、最近の日本のブラックは正体を隠すのがトレンドなんでしょうか。ブラックって結構イメージ重視な所もあるし、こうした方が箔が付くのかな…?

路線的には、ストレートにブラックメタル特有の寒々しさを体現するリフが素晴らしい、プリミティブスタイル…と表現できそうなんですが、音やヴォーカルから伝わってくる「悪意」はそこらのバンドの比ではありません。その悪意からくる凄みが伝わってくる感覚は、最近のGORGOROTHに近いものがあるように思います。特に憎しみの塊を吐き出すようなヴォーカルはGaahlの凶悪さに通じる物がありますね。1stにしてベテランと同様の貫禄が
…続き

ABSONUS NOCTIS ★★ (2012-02-11 20:54:16)

アメリカ産ブラック。
1stがかなり素晴らしかったんですが、今は活動してるんでしょうか…

ABSONUS NOCTIS-Penumbral Inorgantia ★★★ (2012-02-11 20:55:20)

2005年発表の1st。

特価品コーナーからサルベージしてきたんですが、なんじゃこりゃ!?
プリミティブ系の中でも頭一つ抜けて素晴らしい作品なんですけど…。この系統のバンドに求められるのって、演出力を含む曲作りのセンスと音作りの上手さだと思いますが、このバンドはどちらも素晴らしい。

まず曲の方ですが、プリミティブブラックの様式を踏襲しつつも、トレモロリフにMAYHEMの1stのメロい部分(「Buried by Time and Dust」「De Mysteriis Dom Sathanas」辺り)に通じる、気温ではなく聴き手の体温を直接下げるような邪悪さが宿ってるんですよね。3曲目のアルペジオとSEが交じるインストでは、核戦争で残された廃墟に黒い雨が降り注いでいるような、破滅的な光景が相当な臨場感を持って浮かんでくる。相当なマニアが聴いても、他のバンドと
…続き

ABSU ★★ (2009-02-08 22:36:00)

もうすぐ新譜出るみたいですね。
プレスにも露出してますが、Metal Maniac誌ではなんと表紙を飾ってます!!
おめでとう…彼らが表紙になるような雑誌が普通に読める英語圏の人が羨ましい…。


MyPage