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Usher-to-the-ETHERさんの発言一覧(評価・コメント) 501-550
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ANGELO-REBIRTH OF NEWBORN BABY
ANGELO-REBIRTH OF NEWBORN BABY-HOLOCAUST
ANGELO-REBIRTH OF NEWBORN BABY-SCRAP
ANGELO-REBIRTH OF NEWBORN BABY-異境に咲く花
ANGELO-RESULT-BLACK FLAG
ANGELO-RESULT-RESULT
ANGELO-RETINA
ANGELO-RETINA-CONVICTION
ANGELO-RETINA-Calvary
ANGELO-RETINA-PROGRAM
ANGELO-RETINA-RIP
ANGELO-RETINA-Script error
ANGELO-RETINA-シナプス
ANGELO-THE FREAK SHOW-HE IS A MONKEY
ANGELO-シングル / カップリング / アルバム未収録曲 / その他-CRUCIFIX
ANGELO-シングル / カップリング / アルバム未収録曲 / その他-REBORN
ANGELSCOURGE-Seraph Impaler
ANGMAR
ANGMAR-Zurück in die Unterwelt
ANGST SKVADRON
ANGST SKVADRON-Sweet Poison
ANGST SKVADRON-Sweet Poison-Fucking Karma
ANGST SKVADRON-Sweet Poison-Posttraumatic Stress Syndrome
ANGST SKVADRON-Sweet Poison-The Eye Among the Stars
ANGST SKVADRON-Sweet Poison-The U.F.O. Is Leaving
ANHEDONIA
ANHEDONIA-Der Schrei der Natur
ANIMUS MORTIS-Atrabilis (Residues from Verb & Flesh)
ANKRISMAH-Dive in the Abyss
ANNTHENNATH-States of Liberating Departure
ANOREXIA NERVOSA-Redemption Process
ANOREXIA NERVOSA-Redemption Process-Antinferno
ANOREXIA NERVOSA-Redemption Process-I'll Kill You
ANOREXIA NERVOSA-Redemption Process-STABAT MATER DOLOROSA '04
ANOREXIA NERVOSA-Redemption Process-The Shining
ANSUR-Axiom-Desert Messiah
ANSUR-Warring Factions
ANSUR-Warring Factions-An Exercise in Depth of Field
ANTAEUS-Blood Libels
ANTAEUS-Blood Libels-Colliding in Ashes
ANTAEUS-Blood Libels-Cyklik Torture
ANTAEUS-Blood Libels-Rot
ANTAEUS-Blood Libels-Words as Weapons
ANTAEUS-Cut Your Flesh and Worship Satan
ANTAEUS-Cut Your Flesh and Worship Satan-Inner War
ANTAEUS-Cut Your Flesh and Worship Satan-Nihil Khaos
ANTAEUS-Cut Your Flesh and Worship Satan-Specimen 23
ANTAEUS-Cut Your Flesh and Worship Satan-Those With No Eyes
ANTAEUS-De Principii Evangelikum
ANTAGONISTE-The Myth of Mankind

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ANGELO-REBIRTH OF NEWBORN BABY ★★ (2015-12-28 12:29:23)

2007年発表の1st。

キリト氏の新バンドという事でチェックしていましたが…実は最初の印象はあまり良くなかったんですよね。大物バンドにしては派手さが無いというか、印象に残るメロディが少なく、似た感じの曲が多いというか…当時メタルに本格的に嵌まり始めてたこともあって、聴かなくなってしまいましたが…今聴くとこれはこれで悪くないですね。

似た感じに聴こえた楽曲も、一曲一曲ちゃんと聴けばどれも魅力的。「REBORN」「DANCE」などは独特のメロディ使い、キリト節が健在である事をアピールしてくれますし、「HOLOCAUST」「SCRAP」などはメロディと攻撃性が上手いこと融合していてかっこいい。ただ、向き合ってじっくり聴けば魅力が分かるんですが、「RETINA」以降の、例え流し聴きしようとしても無理矢理引き込んでしまうようなほどのパワーはまだ無いかな…と感じます。
…続き

ANGELO-REBIRTH OF NEWBORN BABY-HOLOCAUST ★★★ (2015-12-28 22:57:05)

結成の経緯が経緯だけに、「The Past is like a Holocaust」との歌詞は色々考えてしまいますが…そういう勘繰りをされることも承知で詞を書いてる気がします。そのフレーズの絶叫と、意外なまでに流れのしっかりした歌メロに、メリハリがあってかなりの良曲。アルバム内でも1、2を争うほど印象深い曲ですね。

ANGELO-REBIRTH OF NEWBORN BABY-SCRAP ★★★ (2015-12-28 22:59:25)

…ここまで、直接に攻撃的で断罪的な歌詞も珍しいのではないでしょうか。歌もその攻撃性を顕わにした、嫌気たっぷりのがなりでかっこいい。しかしサビで意外なまでの美メロが来る、攻撃性とのコントラストのある曲調は後の名曲「OUTBREAK」にも繋がっていくような気がします。このアルバム、何気に後半に名曲多いですよね。

ANGELO-REBIRTH OF NEWBORN BABY-異境に咲く花 ★★ (2015-12-28 23:02:08)

どこか荒涼とした景色を思わせる、音数の少ない始まりから、攻撃性を剥き出したヘヴィなパートへの変貌が印象的な一曲目。最初はその落差や、妙にメロディアスなベースに違和感があって微妙だと思ったんですが、雰囲気が分かってくると段々良さが分かってきました。

ANGELO-RESULT-BLACK FLAG ★★★ (2016-02-27 10:34:30)

実はAngelo屈指の名曲ではないかと思います。
世界情勢を反映した歌詞は、アルバム「FAITH」の世界観と通じるものがありつつも更に救いがなく、緊張感を増している感じ。それに呼応するかのように、メロディアスなフレーズを、歌い上げるのではなく、感情を振り絞るようにがなるヴォーカル、強い緊迫感を感じさせるバンドサウンドが絡み、音の方もかなりヘヴィに。詞の主人公の立ち位置に余りにも救いが無さ過ぎる気もしますが、だからこそリアルさが演出されていたり、次の「CALL」がより響いたりするんでしょうね。

ANGELO-RESULT-RESULT ★★★ (2015-12-28 01:06:22)

Angeloには割と珍しい、頭サビで始まる曲。あるインタビュアーは、このアルバムがこの「光量の多い」情景で始まることの意外さを指摘していましたが…確かに、このサビ、歌メロとリフ・リズムが激しく火花を散らせながら絡み合っているような印象があるんですよね。既存の楽曲と、また違った絡み方をさせている感じ。ただ、後半のパワーコーラスは意外な感じでした。

ANGELO-RETINA ★★★ (2015-12-28 12:30:21)

2012年発表の5th。

前作「BABEL」よりD’espairsRayのkaryu氏、ヴィドールのギル氏が加入し、新体制となったANGELOですが…前作はどこか手探り感も感じられましたが、今作で歯車がぴったりと噛み合い始めたような印象があります。現時点でフルアルバムはこの後に2枚リリースしていますが、今までよりもエネルギーの総量が膨れ上がっている、そんな印象を受けるんですよね。特に歌メロや曲展開に合わせたリフが物凄くかっこよくなっており、まるで水を得た魚という印象。

この後に出たアルバムは「FAITH」「PSYCHE」も名盤と言って差し支えないクオリティを維持してますが、このアルバムは特に名曲が多いように思います。圧倒的なストーリーの始まりを予感させる「PROGRAM」、衝動性と構築性が完璧なバランスを描く「Script error」、キャッチネスと攻撃性を
…続き

ANGELO-RETINA-CONVICTION ★★★ (2015-12-28 00:46:31)

このアルバムの完成度の高さを象徴するような曲ではないでしょうか。薄暗くメロウなAメロ、キリト節としかいいようのない、あざとかっこいいBメロ、そしてメロウに歌い上げるサビ…世界観が完成されてて凄く引き込まれる。聴いていて思わず身体に力が入ってしまうようなリフとリズムの絡みもかっこいい。特に青春時代にPierrot聴きまくった身としてはこのBメロで嬉しくなってしまいますね…作曲者が誰でもキリト節になるというか、求められるものを分かっていると言うか(笑)

ANGELO-RETINA-Calvary ★★ (2015-12-28 12:33:21)

この曲、特にリフを始めとした演奏は物凄くかっこいいんですが、若干Aメロなどの歌メロが浮いているように聴こえるんですよね…キリト氏の歌声の美味しい部分を活かしていない歌メロ(特にファルセット部分)というか…。メロディ自体はかっこいいし、サビはそうでもないですが。

ANGELO-RETINA-PROGRAM ★★★ (2015-12-28 00:36:37)

なにか、聴いていると「これからのAngeloは物凄いんじゃないか…」という期待感が募るような楽曲。今までと比べると、一皮向けたというか吹っ切れた印象があるというか…。開放感がありつつも、確信に満ちたような攻撃性も秘めていて、空を切り裂くようなイメージのある曲ですね。「database」という単語でロングトーンするサビが他のアーティストではない感じで好きです。

ANGELO-RETINA-RIP ★★★ (2015-12-28 12:42:26)

これはいいですね、「らしさ」「キャッチーさ」が見事に同居してて、如何にもシングル曲という感じです。サビの疾走感ある中でのメロウさも素敵。ただ、このアルバムは「PROGRAM」「CONVICTION」「シナプス」など、シングル曲以上にシングルっぽい非シングル曲が多いので、最初に聴いたときのインパクトは相対的に少なかったかも。もちろん凄く良い曲であるのは間違いないですが。

ANGELO-RETINA-Script error ★★★ (2015-12-28 00:42:21)

完璧です。正直、ここまでかっこいいロックは滅多に聴けるものではないと思ってます。リフがとにかくかっこいいんですが、緊張感のあるAメロ、若干メロウかつリズミカルになるBメロ、例のリフと共にオーディエンスを巻き込んで暴れるサビと、歌メロの流れも素晴らしい。ヘヴィで攻撃的な曲ながら、サンプリングやキーボードの使い方も上手く、メリハリの聴いたアレンジもホント良い。バンドの持つ構築性や思想性を感じさせつつ、ロックの衝動性も感じさせてくれるし、全てが完璧にあるべき場所に嵌まってるかのような完成度。これは本当に名曲だと思います。

ANGELO-RETINA-シナプス ★★★ (2015-12-28 00:52:36)

ライブでよくアンコールなどに演っていることからも、Angeloの代表曲のひとつになりつつあるような楽曲だと思います。しかしこれもホント凄い曲だ…。取っ付き易くてキャッチーなのに、キリト節とでもいうべきあざといフックも含む歌メロもそうだし、それに対しての演奏や効果などの絡ませ方も物凄くかっこいい。「消せない衝動」の所とか、「描けばいい」後の緊張感あるフレーズとか、敢えてソロを短くし、切り返してラスサビに突入する構成とか…バンドのセンスがそこかしこに鏤められていて、一聴で引き込む必殺の曲である事とスルメ曲である事を両立させている感じ。

ANGELO-THE FREAK SHOW-HE IS A MONKEY ★★★ (2016-02-27 10:39:28)

某イベントでV系に偏見を持つメディアや評論家、グルーピーなどを痛烈に批判したキリト氏ですが…そのイベントにPIERROTを招聘したマンソンに対しては、実は憧れてるようにしか思えないんですが気のせいでしょうか(笑)。だってこの曲調でこのPVですよ…。勿論叙情的なサビメロで日本人バンドらしく仕上げてはいますけど、元ネタが露骨というか…。PIERROTの「AGITATOR」が「Beautiful People」なら、こっちは「Disposable Teens」という感じです(笑)。

ANGELO-シングル / カップリング / アルバム未収録曲 / その他-CRUCIFIX ★★★ (2006-12-15 22:39:58)

ヘヴィな音と叙情歌メロの対比はタイトル曲とも共通してますが、こっちの方がやや鮮やかかな?「パラノイア」辺りを思わせるノリの良いリフとダンサブルなリズムを組み合わせたパート、爽やかとも言えるサビパートのどちらも良い感じ。
安直かもしれませんが、やっぱりこの4曲って「決別」がテーマだと思うんですけど、このラストの曲のサビでそれを成し遂げた感じがしますね。

ANGELO-シングル / カップリング / アルバム未収録曲 / その他-REBORN ★★ (2006-12-15 22:42:10)

ヘヴィな音像に叙情的な歌メロを乗せるというパターンは、明らかに「FREEZE」辺りのPIERROTの作風と共通してますね。ギターシンセっぽい音も聴こえるし。起伏に欠けるサビメロは新生バンド一発目としてはやや刺激に欠けると思わなくもないけど、やっぱり音そのものはかっこいいです。特にバックのシャウトが好み。

ANGELSCOURGE-Seraph Impaler ★★★ (2015-07-19 11:55:05)

2015年発表の1st。

ネット上で触りだけ聴いて、良かったので購入しましたが、これはかなり良質なメロブラですね。裸の女性が串刺しにされるという、何とも背徳的で暴力的なジャケットが示すように、衝動的で荒々しい雰囲気を持ちながらも、ヘヴィメタルとしてごく真っ当なドラマティックさも持ち合わせた作風。リフに込められたメロディにはメリハリがありますし、展開も疾走一辺倒ではなく、かなり劇的に聴こえます。ブラックとしてはソロにも力を入れてるのも特徴ですね。

個人的に購入への決定打になったのは、メロディのセンスですね。メタル者らしい哀愁と熱さが混在するようなメロディ使いをする場面もありますが、時折かなり暗く湿った、鬱気味のメロディが出てくるのがたまらないです。和風ホラーにも通じる湿り気というか、聴いてると「仏滅」とか「大凶」のような言葉が浮かんできます(笑)。これと劫火の如
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ANGMAR ★★ (2012-07-14 15:56:59)

フランス産ブラックメタルバンド。
ANNTHENNATHやQUINTESSENCEのメンバーも在籍。

ANGMAR-Zurück in die Unterwelt ★★★ (2012-07-14 15:59:07)

2009年発表の2nd。

ANGMARというと、あのALCESTともスプリットを出した事で有名ですが…確かにそれも頷ける、シューゲイザー/ポストブラック勢にも通じる、儚げで浮遊感のあるメロディセンスを持った作風ですね。ただこちらはノイジーなリフや苛烈に疾走するパートも多い楽曲構成、憎しみを剥き出しに絶叫するヴォーカル等、よりブラック色が強い音で、ALCESTやLES DISCRETS辺りのシューゲイザー系のバンドの持つ幻想的なムードを保ったままがっつりブラックを演っているような感じ。

しかしこのバンド、本当に楽曲が優れてますよね。トレモロリフを一つ取ってみても、ただ儚くてエモーショナルというだけでなく、男性クワイアと合わさって異形の森が眼前に迫るような非日常的で、思わず畏れを抱いてしまうような感覚を演出してみせたり、ファストなリズムと合わさって身を切るような苛
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ANGST SKVADRON ★★ (2010-06-17 23:01:00)

ノルウェー産アヴァンギャルド・ブラック。
VED BUENS ENDEやBURZUMなどを影響元に挙げている模様。
URGEHAL、KVIST、IN LINGUA MORTUAのメンバーが絡んでます。

ANGST SKVADRON-Sweet Poison ★★★ (2010-06-17 22:55:00)

2010年発表の2nd。

CD店の紹介文で、VED BUENS ENDEやBURZUM、NEPTUNE TOWERSから影響を受けているバンドである事、音楽性を語るのにCYNICが引き合いに出されていた事、メンバーがKVISTやIN LINGUA MORTUA、URGEHAL絡みである事が書かれており、どうしても気になり購入。随分対象を絞った紹介文を書くなぁ…私は見事に釣られました(笑)。正にプロの技(笑)。ワクワクしながらCDをセットし、プレイボタンを押すと…

ミディアム中心の、聴き手を澱んだ沼に引き込むようなアンサンブルが確かにVBEっぽいですね。ある程度整った音質でありながら、ギターの歪みの音色が靄が掛かったような雰囲気だったり、典型的なブラックのがなりの中にダウナーさを感じさせるヴォーカルといい、一聴でVBEに影響を受けてるのが分かる音楽性。例え疾走パ
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ANGST SKVADRON-Sweet Poison-Fucking Karma ★★★ (2010-06-17 22:58:04)

本作の山場。
UFOが蛇行運転するような、或いは幽霊が出現するような妖しすぎる音色のキーボードが、VED BUENS ENDE的泥沼アンサンブルを包み込む曲。この組み合わせ、至高だと思うわ…。あなたの知らない世界が、そこにあります。

ANGST SKVADRON-Sweet Poison-Posttraumatic Stress Syndrome ★★★ (2010-06-17 22:57:08)

VOIVODからの影響もあるせいか、スラッシーな疾走パートも僅かですが入れてくれます。疾走する事によって、フレーズ・アンサンブルの変態性がより際立ってます。ピアノのフレーズも、如何にもアヴァンブラックのアーティストらしい感性で素敵。ただ、疾走はもう少し長くても…まあ、こんな音楽性のバンドに言っても仕方ないですけど。

ANGST SKVADRON-Sweet Poison-The Eye Among the Stars ★★★ (2010-06-17 22:59:50)

VED BUENS ENDEやVIRUSよりも、変態性や不条理さの発現が分かりやすい感じがしますね。気が狂っている様子が、より伝わりやすくて、聴いていて変なテンションになってきます(笑)。変態なだけでなく、タイトル通りの、プログレ的宇宙観も内包されている曲だと思う。

ANGST SKVADRON-Sweet Poison-The U.F.O. Is Leaving ★★★ (2010-06-17 22:58:53)

約2分の小品ですが…タイトルの時点で結構なインパクトがありますね。
BURZUMのCountもインタビューでUFOについて言及していたことがありますが、そういう面でも影響受けてるのかも…。私的には、地下ステージの音楽をこれに差し替えたマリオを子供にやらせて、トラウマを植え付けたい(笑)。

ANHEDONIA ★★ (2013-04-24 22:20:29)

ポーランド産鬱ブラック。
かのPest Productionsより一枚のアルバムをリリースしてますが、鬱ブラック好きの間で高い評価を得ている模様。

ANHEDONIA-Der Schrei der Natur ★★★ (2013-04-24 22:21:10)

2008年発表の1st。666枚限定のリリース。
100本限定でイントロ・アウトロ無しのカセット版も出ているとか。

作風としては、俯いてとぼとぼと宛ても無く歩いているような、沈痛さを滲ませたテンポに、このジャンルを愛好するリスナーが求めている陰鬱さをそのまま形にしたようなド鬱なメロディによるトレモロと、音像を弱々しく包み込むようなギターノイズがネガティブに結合したギターワークを乗せた、典型的な鬱ブラック。鬱感情がそのまま垂れ流しになっているような、ある意味自然な感触を覚える音で、波長が合えば非常に心地良く聴ける感じですね。

何気にこのバンド、リズムやギターフレーズの展開の仕方が丁寧で、それがこの自然な鬱感情の流れを感じさせる作風に繋がっている気がします。ただミニマルなだけではない、作りこまれたネガティビティという感じ。音量がかなり小さめなのは個人的には正
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ANIMUS MORTIS-Atrabilis (Residues from Verb & Flesh) ★★★ (2014-06-14 17:55:25)

2008年発表の1st。

南米産のブラックというとRaw、オールドスクール、スラッシー、ダーティ、プリミティブ…など、いわゆる衝動性の高さを表すようなキーワードが浮かんできますが、このバンドはチリ産ながらその辺りとは一線を画した、魔的で神秘性の高い、ドス黒い邪悪さの渦巻くブラックメタルを展開。個人的には、ギリシャやドイツのカルトなバンドがこういう音を出しそう…という印象なんですよね。

ツーバス、ブラストを駆使し暴虐の限りを尽くすリズムの上に乗るリフは、トレモロを多用していながらメロディ成分を前に出さず、ノイジーな質感が強調されているんですが、これが凄まじく邪悪。ノイズの中からメロディがうっすら聴こえてくるような音作りは、メロディそれ自体の禍々しさとも相俟って、「魔」と対峙するような凄みを発してます。また、箍が外れたように絶叫するヴォーカルに、深めのリヴァーブが
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ANKRISMAH-Dive in the Abyss ★★ (2014-10-04 20:41:25)

2010年発表の1st。

タイプとしては、プリミティブブラックらしいRawな2ビート疾走を中心に、時折ドゥーミーなスローパートを挟み込んで聴かせるプリブラで、タイプとしてはCRAFT辺りに近いでしょうけど…ここまで刺々しい雰囲気の音楽、プリミティブブラックとしても珍しいのではないでしょうか。

元々プリブラってトレモロリフを多用する形式上、ある程度メロディアスになるものですけど…トレモロリフを弾いている間ですら、全くメロウに感じないくらい、音が荒廃してるんですよね。音質のノイジーさとも相俟って剃刀の渦に切り刻まれるような苛烈さ。1曲目から早速聴けるドゥームパートなんて、肉を一寸刻みで削がれるかのような、痛々しい殺伐感がありますし。

極度にひしゃげった声の、生々しい感情を剥き出したヴォーカルも相俟って、異常を来たした人間のささくれ立った精神世界を覗く
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ANNTHENNATH-States of Liberating Departure ★★★ (2011-04-27 18:16:43)

2010年発表の1st。

Mikko Aspa以前にDEATHSPELL OMEGAのヴォーカルを務めていた、Shaxul氏の在籍するバンドが遂に一枚目のフルアルバムを発表…という事で話題になってましたが、個人的にDSOは3rd以降のほうが断然好きだったので、最初はスルーしてしまってましたが…これ、プリブラの名盤ですよ。DSOの3rdにも匹敵するくらい素晴らしいアルバム。

路線としては、禍々しいトレモロを纏って、地下臭さを振りまきつつも耳に心地よいノイジーさで疾走するプリミティブブラックで、メロディアスなトレモロの頻度が高い、トレモロを前に押し出した音質である、メロウなギターソロやリードフレーズを多用するなど、全体的によりメロディ重視ではありますが、DSOの2ndとそれ程離れた音楽性ではないと思う。

ただ、プリブラとしても個性的なのが、ベースがか
…続き

ANOREXIA NERVOSA-Redemption Process ★★★ (2005-02-09 16:27:00)

2004年発表の4th。

私はこのアルバムで始めてアノレクに触れたんですが、壮絶ですね…最初聴いた時はヴォーカルとドラムのあまりの激しさにあまりシンフォニックに感じなかった程です。ちゃんと聴くと相当シンフォニックなんですけどね。

このバンドでまず凄いと思ったのはヴォーカル。高音絶叫系のデス声ですが、狂性&声量が半端じゃありません…まるで突き刺すような鋭い声で絶叫しまくりで素晴らしいです。でもたまに入るホラー映画の犠牲者みたいな声での語りはちょっと微妙…それと個人的にですが、フランス語の「r」の音が独特で好きです。日本人がなかなか真似できない発声ですよね。もちろん上でも書いたように演奏も壮絶で、ブラック特有のダークで叙情的なリフもあり、シンフォニックなパートではスケールの大きなメロディを聴かせてくれるのでシンフォブラ好きなら「買い」だと思います。


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ANOREXIA NERVOSA-Redemption Process-Antinferno ★★★ (2005-04-27 21:20:49)

なんてドラマティックな曲なんでしょう…
ブラスとストリングスが一条の光の様に差し込み、昇天寸前になっている所を荘厳ブラックリフでトドメ…この展開を耳にしたとき、思わず溜め息が漏れてしまいました(笑)

ANOREXIA NERVOSA-Redemption Process-I'll Kill You ★★★ (2005-02-09 16:26:46)

ヒステリー起こしてるような壮絶なヴォーカルが妙にはまっている(笑)、X JAPANのカヴァー。原曲もX JAPANの楽曲の中でもアグレッシブに攻め立てていくタイプの曲だったためか、個人的にはこのヴォーカルでもあまり違和感を感じません。
カラオケでこっちのヴァージョンで歌える人は尊敬に値します(笑)

ANOREXIA NERVOSA-Redemption Process-STABAT MATER DOLOROSA '04 ★★★ (2005-02-09 16:27:06)

3rd収録曲のリメイク。
I'll kill youにばかり目が行きがちですが、ボーナストラックではこっちも負けず劣らずかっこいいです。イントロの「♪スターバート、マーテーる、ドロるぉーサ」みたいな巻き舌女性ヴォーカルが妙にツボです。ラストのブレイク後に「NEW!! OBSCU!! RANTIS!! ORDER!!」と一緒に叫びたくなるように盛り上がる展開もいいですね。

ANOREXIA NERVOSA-Redemption Process-The Shining ★★★ (2005-02-09 16:26:29)

一曲目からこれですか…
シンフォニックなイントロが始まったと思ったら、たちまち激烈ブラックに。フランス語部分のリフが特に好きです。

ANSUR-Axiom-Desert Messiah ★★★ (2008-12-22 23:36:13)

この曲のトレモロ疾走パートは、ストレート過ぎずプログレッシブ過ぎずで本当にかっこいいなぁ…こういうパートも書けるんだから、普通のブラックやってもいいものが出来そう。こんな感じのパートが2ndにも少しでもあったら良かったんだけど…。

ANSUR-Warring Factions ★★ (2008-12-22 23:34:00)

2008年発表の2nd。
ZYKLON、ex-EMPERORのSamothのレーベルよりのリリース。

1stを聴いた限りでは、大味な部分もあるとはいえENSLAVEDを思わせるプログレッシブなブラックメタルを演っていて、このままスピリチュアルかつエクストリームな方向に行くのかな…と思ってたら、何だか凄い方向に舵を切ってきましたね…。

ブラストやトレモロといったブラックに典型的な要素はほぼ廃し、ハモンドの音色や複雑な展開を多用した、プログレメタル的な音像に変化。更にブルージーな泣きギターソロやカントリーっぽいパートまで飛び出し、リスナーの意表を付くという意味ではエクストリームメタル屈指といえる音に。ただ、音自体は十分面白く聴けますが、それに伴ってヴォーカルから殺気が消え、汚いおっさん声になってしまっているのは個人的には超マイナス。正直、聴いててイラっと来る
…続き

ANSUR-Warring Factions-An Exercise in Depth of Field ★★★ (2008-12-22 23:35:22)

パーカッシブなイントロに始まり、カントリー的なパートまで登場する衝撃的な曲。
一応エクストリームメタル聴いてるのに、バーで盛り上がってる男達や草競馬に興じる人々といったなんだか微笑ましい光景が思い浮かびます(笑)。ここまでやってくれるなら、ブラックの価値観から離れすぎてる事はなんら問題じゃないです。

ANTAEUS-Blood Libels ★★★ (2006-11-05 09:38:00)

2006年発表の…おそらく3rd(違うかも…)。取り敢えず最新作。あのNorma Evangelium Diaboliからのリリースです!ジャケの手が生々しくて気持ち悪い…オフィだとなんか動いてるし(笑)

このバンドの音楽性はロウ(Raw)ブラックと言われているだけあって、音質はかなり癖が強いですね。ギターの音量が大きめで、ノイズがかなりキツめでノコギリなど刃物を連想させるような強烈な音。ドラムはギターと比べるとやや軽めですが、音の地獄の中を駆け抜けていくようで却って爽快感があって良いです。曲の方は、いわゆるファストブラックで、一応僅かながらミディアムパートもあり、速いパートも時々リズムを変えたりして一本調子にはなっていませんが、基本的には爽快に突っ走る作風です。ギターの音が強いせいでミディアムなパートでも音圧が減らないのが凄い(笑)。

ヴォーカルは中音域での
…続き

ANTAEUS-Blood Libels-Colliding in Ashes ★★ (2006-11-05 09:40:20)

この曲は存在感のあるミディアムパートもありますが…。
シンバルのノイジーな響きで、耳が休まる暇は全く無いのが流石。

ANTAEUS-Blood Libels-Cyklik Torture ★★ (2006-11-05 09:41:55)

確かに、デスメタルとブラックメタルの区別もつかないような、音圧に慣れていない人にとってはこの音は拷問かもしれません(笑)。このバンドには珍しい事ではないですが、ずっと突っ走ってます。個人的には1分30秒くらいのパートが好き。頭振りたくなるような感じ。

ANTAEUS-Blood Libels-Rot ★★★ (2006-11-05 09:39:23)

トラックリストでは変な記号ですが、オフィを見ると「ROT」というタイトルみたいです。
このバンドはSEの使い方が上手いですね。これからどういう目に遭うのかこれを聴いただけで予想できるという(笑)。特にバンドパート直前のノイズが作風を暗示しているようだし、そこからの雪崩れ込みもかっこいい。途中のヴォーカルの鬼気迫るがなりも素晴らしい。

ANTAEUS-Blood Libels-Words as Weapons ★★★ (2006-11-05 09:42:44)

ラストのヴォーカルの邪悪な表現力…もう手放しで素晴らしいと褒めたくなります。
憎悪を篭めたがなりの後、それでも感情を押さえきれず、必死に鎮めようとしているような喘ぎ声(?)まで入っていて凄まじい。

ANTAEUS-Cut Your Flesh and Worship Satan ★★ (2006-12-15 22:47:00)

2000年発表の1stアルバム(多分…)。

先に3rdを聴いてましたが、この時点で音楽性は完成されてますね。キレのあるリフをノイジーな音質で聞かせるロウ・ファストブラックです。しっかりと低音も効いてて音圧がかなりありますね。ヴォーカルは3rdと比較すると喚き的な要素が強めかな?低音咆哮などもアクセントに時折使ってます。3rdと比べるとヴォーカルが好みな分あちらの方が好き(と言っても、特に後半は殺気立った雰囲気が感じられて十分にかっこいい)ですが、曲自体のかっこよさは劣らないかと。最初に非メロディックな曲を並べて、辛口な印象を与えるアルバム構成も上手いですね。ただ演奏時間は約30分とかなり短めですが。それにしても、ヴォーカルのMKM氏のアーティスト写真がやたらとセクシーに撮られててちょっと面白かったです(笑)

ちなみに、私が持っているのは2ndエディションで、パ
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ANTAEUS-Cut Your Flesh and Worship Satan-Inner War ★★ (2006-12-15 22:50:30)

SEから始まる1曲目。
このSEからフェイドインして重い音圧を叩きつけ、「ヴァーーーーーーー!!!!」とヴォーカルの咆哮が轟くというオープニング、ほんとセンスあって痺れますね。ヴォーカルが叫ぶだけでなく、パーカッシブに曲に魅力を与えているのも大きなプラスポイント。

ANTAEUS-Cut Your Flesh and Worship Satan-Nihil Khaos ★★★ (2006-12-15 22:56:54)

アルバムが進むごとにヴォーカルの狂気が増してきてますが、この曲なんてもう血管がブチ切れてもおかしくないほどですね(笑)。一瞬ギターが引いて、溜めを作ってから畳み掛ける展開などもありますが、ブルータルさと同時にどこか陰鬱さも感じさせる曲。

ANTAEUS-Cut Your Flesh and Worship Satan-Specimen 23 ★★★ (2006-12-15 22:55:57)

全体的にこのバンドにしてはメロディアスで聴きやすい曲。
しかしヴォーカルから物凄いまでの憎しみが伝わってきます。

ANTAEUS-Cut Your Flesh and Worship Satan-Those With No Eyes ★★ (2006-12-15 22:52:57)

この曲のベースで溜めてからのメロデイアスな展開、素晴らしいですね。
ギターをここまでノイジーにすると音像が一定になって、単調になってしまいそうなものですが、展開が上手いのでそれを感じさせないのが良いです。やっぱり高い評価を受けるのも頷けるバンドだと思います。

ANTAEUS-De Principii Evangelikum ★★ (2008-06-14 17:44:00)

2002年発表の2nd。
FUNERAL MISTのAriochが作詞でゲスト参加。

3rdでは聴覚を通じて痛覚まで届くような、サディスティックな感触のノイジーなファストブラックをやっていて、1stも似た路線だったので当然2ndもそういう作風なのかと思いきや、意外と3rdや1stとは違った雰囲気のある作品に仕上がってますね…。

特に音質、3rdで聴けたような刃物系の高音のノイジーさを強調したものではなく、低音もしっかり効いたドロドロした感じでかなり意外。ヴォーカルも3rdのそれが狂気の塊を吐き出すような感じだとすれば、今作のは狂気を「表現している」という感じ。いつものがなり声以外にも、エフェクト掛けてるっぽい低音グロウルも駆使して邪悪さを演出してます。

これらによっていつもよりも聴きやすい音になってますが、混沌としたリフ捌きやしばき倒すよう
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ANTAGONISTE-The Myth of Mankind ★★★ (2016-02-26 23:49:36)

2015年発表の1st。

スラッジ/ドゥーム的な暗黒性と、突飛なアヴァンギャルド性を含むブラック…という紹介で気になっていた作品で、ちょっと安くなってたので購入しましたが…これは良いですね。確かにリフの音色は暗黒エナジーが凝集するかのような、引き摺る系のノイジーさですが、ドローン的な効果の引き伸ばし系リフのみならず、刻みを入れたダイナミックなものも取り入れることで、よりドスの効いた「黒さ」が演出されている感じですね。

その黒さの中で、メロディや音色そのものが不協的・狂的・前衛的なフレーズが時折挿入される感じですが、あくまでどす黒い音像を壊すことはない程度に抑えられており、暗黒な音が好きであれば終始心地良く聴けますね。ラストなんて結構真っ当な哀愁要素も感じられたり。ヴォーカルは囁き声にエフェクト掛けたような微妙な歪み声ですが…人間味が無くて音楽性には合ってるかも
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