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QUEEN OF WAND-QUEEN'S QUEST-海賊船 "BLACKBART"
QUEEN OF WAND-QUEEN'S QUEST-追憶の闇、少女の闇
QUEEN OF WAND-王女さまの秘密-茨の迷宮
QUEEN OF WAND-狐の社-ほたる かぞえうた
QUEEN OF WAND-狐の社-狐の社
QUEEN-News of the World-We Will Rock You
QUEST FOR BLOOD (捜血鬼)-Quest for Blood with Yukihiro Isso (捜血鬼 with 一噌幸弘)
QUEST FOR BLOOD (捜血鬼)-Quest for Blood with Yukihiro Isso (捜血鬼 with 一噌幸弘)-Purpurke
QUEST FOR BLOOD (捜血鬼)-Quest for Blood with Yukihiro Isso (捜血鬼 with 一噌幸弘)-Uchina
QUEST FOR BLOOD (捜血鬼)-Quest for Blood with Yukihiro Isso (捜血鬼 with 一噌幸弘)-Yayema
QUEST FOR BLOOD (捜血鬼)-Quest for Blood with Yukihiro Isso (捜血鬼 with 一噌幸弘)-高砂 (takasago)
QUEST FOR BLOOD (捜血鬼)-Quest for Blood with Yukihiro Isso (捜血鬼 with 一噌幸弘)-能伊勢 (noise)
QUEST FOR BLOOD (捜血鬼)-Quest for Blood with Yukihiro Isso (捜血鬼 with 一噌幸弘)-落石覚悟 (rakuseki Kakugo)
QUINTA ESSENTIA-Archetypal Transformation
QUINTESSENCE
QUINTESSENCE MYSTICA
QUINTESSENCE MYSTICA-THE 5TH HARMONIC OF DEATH
QUINTESSENCE-Le Fléau de ton existence
RAATE-Halki Kuolleen Maan...
RACHEL MOTHER GOOSE
RACHEL MOTHER GOOSE-SIGNS
RACHEL MOTHER GOOSE-SIGNS-KAIROS
RAGE NUCLEAIRE-Black Storm of Violence
RAGNAROK-Blackdoor Miracle
RAGNAROK-Collectors of the King
RAHVIRA (ՌԱՀՎԻՐԱ)
RAHVIRA (ՌԱՀՎԻՐԱ)-Rahvira. Part 1 (Ռահվիրա. մաս 1 - Կոչ Արյաց)
RAIN NOTE-LIFE 〜祈り〜
RAIN NOTE-LIFE 〜祈り〜-INTRO
RAIN NOTE-LIFE 〜祈り〜-TOWA
RAIN NOTE-LIFE 〜祈り〜-手をつなごう
RAIN NOTE-LIFE 〜祈り〜-星空に祈りを
RAIN NOTE-LIFE 〜祈り〜-歩いていこう
RAISON D'ETRE
RAISON D'ETRE-Metamorphyses
RAISON D'ETRE-Metamorphyses-Metamorphyses Phase V
RAM-ZET-Neutralized
RAPHAEL-LILAC-Second Edition--人間不信
RAPHAEL-Sngle Collection-Gebet~祈り~
RAPHAEL-mind soap
RAPHAEL-mind soap-さくら
RAPHAEL-mind soap-ピーターパン症候群
RAPHAEL-mind soap-花咲く命ある限り
RAPHAEL-mind soap-吟遊詩の涙
RAPHAEL-mind soap-小夜曲~悲愴~
RAPHAEL-mind soap-僕と「僕」
RAPHAEL-不滅華-症状3.xxx症
RAUHNÅCHT-Urzeitgeist
RAVEN WOODS-ENFEEBLING THE THRONE
RAVENCULT

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発言している25曲を連続再生 - Youtube



QUEEN OF WAND-QUEEN'S QUEST-海賊船 "BLACKBART" ★★ (2009-11-05 20:12:59)

RPGにおける海賊像って、どうも「陽気な野郎ども」っていうイメージが強いんですが(SOUND HORIZONの「碧い眼の海賊」もそうだし)、この曲は「威風」に的を絞ったようなアレンジなのが面白いですね。…やっぱりQOWって、どこか定型から外れた部分を作る傾向があると思う。

QUEEN OF WAND-QUEEN'S QUEST-追憶の闇、少女の闇 ★★ (2009-11-05 20:15:27)

せっかくドゥーミーなパートを取り入れるんだったら、そのパートの音もドゥームメタル並に重くして欲しかったなぁ…その方が次のドラマティックな疾走パートもより活きると思う。

QUEEN OF WAND-王女さまの秘密-茨の迷宮 ★★★ (2009-11-05 19:54:01)

丁度六弦アリスやETHER辺りのアーティストを聴き始めた頃で、このジャンルのレベルの高さに驚いていた頃に初めて聴いたんですが…それでも衝撃でしたね、これは。プログレ路線を捨てて、上品さと歌メロのクサさに特化したALI PROJECTといった感じの、圧倒的なクサ歌メロ。クサメタラーでこれを知らない人がいたら少し可哀想かも…というくらい素晴らしい。

QUEEN OF WAND-狐の社-ほたる かぞえうた ★★★ (2009-11-05 20:02:16)

陰陽座の「星の宿り」を思わせるバラード。
向こうほどピアノが技巧的ではないですが、歌声やメロディ、描いている情景の美しさなどは全く劣っていないと思います。「星の宿り」同様、ジブリ系映画に使って欲しいような、儚い雰囲気。全体的に非常に出来のいいミニアルバムなんですが、この曲と「狐の社」は再生回数で群を抜いてます。

QUEEN OF WAND-狐の社-狐の社 ★★★ (2009-11-05 19:58:00)

取りあえず09年までの作品ではベストチューンだと思います。
霧に包まれた森の中、妖が息を潜めているかのようなアンビエンスで攻めるパートと、童歌的な可愛らしい歌メロとトランス風のリズムのポップさで攻めるパートが混在する、正に「狐に化かされた」ような気分が味わえる曲。マジで妖狐が人間の愚行を肴に宴を開いてる感じしますもん。

QUEEN-News of the World-We Will Rock You ★★ (2005-07-18 20:50:03)

洋楽の訳詞の批評本で読んだんですが、これの対訳で「あんたはケチな老人さ」とか「あんたは頑固なヒヨっ子さ」みたいになってるってホントですか?訳は持ってないので分かりませんが、だとしたら訳者は超失礼…

QUEST FOR BLOOD (捜血鬼)-Quest for Blood with Yukihiro Isso (捜血鬼 with 一噌幸弘) ★★★ (2009-03-03 22:03:00)

日本のブラックメタルバンド凶音のメンバー絡みのバンドが、能楽師である一噌幸弘さんと組みリリースした1stアルバム。2008年発表。

作風は、一噌さんの能管や伝楽笛などの笛が、ブラックメタルサウンドに乗り乱舞する…という内容ですが、ブラストやトレモロリフなど、ブラックメタルの手法は用いているものの、余り「暴虐性」「邪悪さ」にそれらが向かっていかない印象。御囃子調の掛け声などはあるものの、デスヴォイスもほぼ無いですし、割とブラックから離れた音。

むしろテクニカルなアンサンブルで聴き手を翻弄し、能管のような個性の強い楽器が前面に出された音は、プログレ/アヴァンギャルドメタルのファンにこそ受けると思う。アンサンブルの中核にキーボードが絡んでいく音像は、五人一首にも通じると思います。

…こういう伝統芸能的な音楽って、テレビで見たり学校で習ったりする分には、
…続き

QUEST FOR BLOOD (捜血鬼)-Quest for Blood with Yukihiro Isso (捜血鬼 with 一噌幸弘)-Purpurke ★★★ (2009-03-04 07:27:31)

テクニカルな楽器のせめぎあいは、能楽とメタルのコラボという特殊な音楽という以前に、普遍性のあるかっこよさがあると思う。ほんと、このアンサンブルで何も滾るものがないなら、ロックファンとしてどうかと思う…っていうくらい鬼かっこいいです。

QUEST FOR BLOOD (捜血鬼)-Quest for Blood with Yukihiro Isso (捜血鬼 with 一噌幸弘)-Uchina ★★★ (2009-03-04 07:33:22)

えいさか、えいさか、えいさか、ほやさ。
…なんてかっこいいんだ…これ聴くと、何で日本にメタルが入ってきた時点で誰もこういうコラボをやらなかったのか疑問だわ…。御囃子調の掛け声も、こういう展開で聴くと「黄泉の扉開闢せり」みたいな雰囲気にしか聴こえないのが面白いです。

QUEST FOR BLOOD (捜血鬼)-Quest for Blood with Yukihiro Isso (捜血鬼 with 一噌幸弘)-Yayema ★★★ (2009-03-04 07:30:26)

明るめなメロディが、どこかサイケデリックな感覚を与える曲。
他の曲は現世と幽世の狭間みたいな音なんですけど、これは向こうに行ってしまってる感じ。あっち側の世界は、人間の脳には多幸感に満ちた幻覚として知覚される…みたいな。

QUEST FOR BLOOD (捜血鬼)-Quest for Blood with Yukihiro Isso (捜血鬼 with 一噌幸弘)-高砂 (takasago) ★★★ (2009-03-04 07:21:16)

テクニカルなアンサンブルをひとしきり見せつけた後の能管ソロが、1曲目にして強烈なインパクトを放ってます。…こういう曲を聴かせたら、今の若者にも日本の伝統芸能がどれだけ素晴らしいものか伝わるんじゃないかと思う。

QUEST FOR BLOOD (捜血鬼)-Quest for Blood with Yukihiro Isso (捜血鬼 with 一噌幸弘)-能伊勢 (noise) ★★★ (2009-03-04 07:24:58)

日本の伝統音楽+暗黒メタル=黄泉メタル?
こういう音楽を聴いていると、現世と幽世を繋ぐ世界というのは、案外能の舞台のような風景なんじゃないかと思えてきます。タイトルは「ノイズ」と掛けてるんでしょうか。MERZBOWとも交流があるみたいだし。

QUEST FOR BLOOD (捜血鬼)-Quest for Blood with Yukihiro Isso (捜血鬼 with 一噌幸弘)-落石覚悟 (rakuseki Kakugo) ★★★ (2009-03-04 07:36:03)

サビ(?)の雰囲気が、人食い獅子ならぬ「人食い獅子舞」が舞っているようで印象に残る曲。ファストパートは普通のファストブラックよりもファストで、まるで土砂崩れに巻き込まれるかのよう。タイトル通り、落石覚悟の心構えを持って聴くべし。

QUINTA ESSENTIA-Archetypal Transformation ★★★ (2012-10-22 21:54:34)

2008年発表の2nd。

アメリカ産のメロディック・ブラックという事ですが…最初聴いたとき、余り突出した部分が無いように感じられ、ぶっちゃけ一度は手放してしまったくらいなんですが…なんとなく気になって買い戻し、聴き返してみたら意外に嵌まってしまいました。メロディアスさ・ドラマティックさではメロブラでも上位に食い込める良盤ですよ、これは。

まず特徴的なのが、メロディアスなパートが間断なく続く楽曲構成。ブラック特有のトレモロリフであったり、メロデス以上に長尺のギターソロであったり、メロディの流れ自体がそのまま楽曲の展開とイコールであるような曲の作り方で、ベースもかなりメロウ。音質が刺々しくなく、重過ぎないのもメロディアスさを強調する結果となっていますね。

但し、メロディそれ自体はブラックに特有の寒々しさや邪悪さはやや薄めで、以前聴いたときはそこにイン
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QUINTESSENCE ★★ (2011-06-16 23:01:52)

フランス産プリミティブブラック。
この系統の中でも非常にメロウでドラマティックな作風のバンドです。

QUINTESSENCE MYSTICA ★★ (2011-09-29 23:56:08)

ウクライナ産シンフォニック・ブラック。
今年、初のCD作品となる1stアルバムを出したばかりのバンドです。

QUINTESSENCE MYSTICA-THE 5TH HARMONIC OF DEATH ★★★ (2011-09-29 23:59:03)

2011年発表の1st。

シンフォニックブラックの中には、初期LIMBONIC ARTや初期NOKTURNAL MORTUMなど、キーボードのシンフォニックな部分が装飾に留まらず、バンドサウンド以上の存在感を持ってしまった、ブラックメタル・シンフォニーとでも呼ぶべき音像のものもありますが、このバンドはまさしくその系列ですね。

ただし、前述のバンドの音楽性は、その後の音楽性の変化などから、予算や録音技術などの非意図的な要素が多分に絡んでいたと推し量れるのに対し、このバンドは確実に意図してこの音を作ってると思う。基本打ち込みっぽいブラスト中心のファストな展開ながらシンフォニーを阻害するような煩さはないし、猛然とリフを刻んでるパートですらキーの方が音量が上だったりするし。

また、LIMBONIC ARTなどはアトモスフェリックな音で神秘性を演出するスタ
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QUINTESSENCE-Le Fléau de ton existence ★★★ (2011-06-16 23:03:49)

2009年発表の1st。

…どうしてフランス産のプリミティブブラックって、こうもメロディセンスに優れたバンドが多いんでしょうね…。MOURNING FORESTも大概でしたけど、このバンドもメロウ好きはスルー不可なメロディセンスの高さがありますね。ジャケは魔女裁判の拷問でダークな感じですけど、メロディの方はエモーショナルと表現してもおかしくないほどにメロウで、特に2曲目や4曲目ではキーが入っていないのに、トレモロリフが「シンフォニックに」聴こえるくらいメロディアス。聴いてて「幻想美」という単語が浮かんできました。耳に痛くない、篭もり気味の音質もメロディを味わうのに絶好。

また、このバンドの作風ってプリミティブ・ブラックとしては破格のドラマ性があるように思うんですよね。例えば1曲目、全体に緩急の付いた展開だし、ブラストビートで飛ばしてからツーバス乱射モードに突入
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RAATE-Halki Kuolleen Maan... ★★ (2012-02-09 22:25:06)

2004年発表デモを2007年にWTCがCD化して再発したもの。
CD盤は「Enne/Rauniotorni」「Havitys/Tuhkaa」が一つのトラックに纏められた仕様。

このバンドも鬱系のブラックである事は間違いないんですが…BURZUMの3rdの路線を思いっきり引き継いでるのが特徴。殿様がご乱心したような発狂ヴォーカルはちょっと弱めですが、音の薄いバンドサウンドに神秘的なキーが絡む音作りといい、大作主義の展開や洗脳的なリズム構成といい、フォロワーってレベルじゃなくそっくり。

一応、パーカッションとアコギで聴かせる、ペイガン/フォーク色の強い曲があったり、メタリックな刻みリフを入れたりして本家とは違う感触を打ち出している部分もあるにはあるんですが、1曲目は完全にBURZUM。BURZUMの3rdの1曲目から3曲目を混ぜたような感じで、もしあのアル
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RACHEL MOTHER GOOSE ★★ (2010-06-24 19:22:00)

日本の様式美メタルバンド。
最近まで活動を休止してましたが、先日再開が発表されました。
LIGHTBRINGER、ALHAMBRA、ALDIOUSなど国産の「嬢メタル」がブームの傾向を
見せる昨今、このバンドにとっても追い風になりそうなので是非頑張って欲しいですね。

RACHEL MOTHER GOOSE-SIGNS ★★ (2010-06-24 19:19:00)

2006年発表の3rd。
ギターやキーボードのクラシカルな速弾きが鮮烈な印象を残すメタルですが…
様式美を掲げるバンドの中でも「クラシカル」の濃度が非常に高い音、という印象。
メンバーは様式美メタルだけでなく、クラシックにも傾倒しているのではと思います。
ギターやキーのメロディに「格調の高さ」「品の良さ」が出てる気がする。ギターや
キーの独壇場にならず、アンサンブルを重視した演奏や、時にプログレッシブと
表現したくなる変化に富んだドラマティックな展開も良いですね。
ただ、歌謡メタル志向は薄く、歌モノとして聴くには少し物足りないかも。
歌メロは鮮烈な印象を残す曲もあれば、そうでない曲もあり質にバラつきがある感じ。
全体的に最近のバンド(ドラガやLIGHTBRINGERなど)に多い歌謡曲志向の歌メロは少なく、
普通に古いハードロック
…続き

RACHEL MOTHER GOOSE-SIGNS-KAIROS ★★★ (2010-06-24 19:21:01)

アルバムの中でも、初聴のインパクトを最も重視しているであろう曲。イントロの「Sign of Presence」に続いて、様式美メタルギターの魅力がごく分かりやすく提示されていると同時に、歌メロの扇情度もかなり高い。こういう分かりやすい曲ってやっぱり好きですね。タイトルからはクワガタしか思い浮かびませんけど(笑)。

RAGE NUCLEAIRE-Black Storm of Violence ★★ (2015-09-11 22:51:26)

2014年発表の2nd。

あの元CRYPTOPSYのLord Worm氏がヴォーカルを務め、ドラムは現MARDUKの人という豪華っぷりに惹かれ、物は試しと購入してみましたが…これ、エクストリームメタルとして第一級の音ですね。豪速ブラストと切れ味のいいリフを交え、常に攻撃的に攻めていく作風は、個人的には発足した当時のZYKLONに通じるものを感じたり。ブラックの荘厳さとデスの暴虐性が両立され、どちらの特性も持っている辺り結構近いものがあるのではないかと。

ただ、音は一級品なんですが、肝心のヴォーカルについては少し不満…というか、勿体ないものを感じたり。常に何を言っているか全く聞き取れない、人間やめた系の高音絶叫をひたすら繰り返す壮絶なスタイルではあるんですが…リバーブが掛かりすぎてしまっていて、ちょっと生々しさに欠けるのが惜しいんですよね…。これがほぼ生声みたい
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RAGNAROK-Blackdoor Miracle ★★★ (2010-12-29 12:27:52)

2004年発表の5th。
ヴォーカルはTAAKEのHoest氏が担当。

各所で名作と名高いアルバムですが、これは良いですね。ファストパートを基調とした、かなり暴虐性の高いサウンドでありながら、トレモロリフのメロディの扇情度の高さ、メロいリフとスピード感を更に加速させる刻みリフの使い分けなど、ファストな中でもリフでしっかりドラマ性を描いているのが素晴らしい。ブラックはリフのセンスが命だと個人的には思うし、名盤と呼ばれてもおかしくないかと。

ただし、プロダクションは低音の効いた、まるで聴き手を土石流で押し流そうとするかのような迫力のあるものですが、ギターはややノイジーでメロディは意識していないと多少聴き辛いかも。意識して聴くと、北欧特有の寒々しくメロウなものや、ヴァイキング的な勇壮な哀愁が感じられるものなど、その豊饒さに驚かされますが。また、ヴォーカルをHo
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RAGNAROK-Collectors of the King ★★★ (2011-05-01 20:46:47)

2010年発表の6th。

ドラマー以外が交代したということですが、何の予備知識もなく聴く分には全く分かりませんね…確かにヴォーカルは代わってるの分かりますが、ブラスト全開なのにドラマ性のある曲作りといい、メロデスの泣きではなく、ブラックの邪悪さを内包したメロウさの光るメロディといい、路線もクオリティも変わりのない素晴らしさ。

ただし、音質は前作ほどノイジーではなく、メロディと暴虐性のコントラストは、前作の方が濃かったかも。メロディアスさ自体も少し減退してますし。…と言っても、依然として極上のメロディセンスがある事に変わりありませんが。むしろブラック特有のノイジーな音が好きな人以外には、より受け入れられやすくなったと思う。
ヴォーカルはHoestのブチキレ声とは違い、ブラックらしいがなり声ですが、ライブ時の(エフェクト無しの)Mortuusを思わせる太さ、
…続き

RAHVIRA (ՌԱՀՎԻՐԱ) ★★ (2013-09-13 22:43:43)

アルメニア産ペイガンブラック。
流石にアルメニア語のフォントは見ても全く分かりません…(笑)

RAHVIRA (ՌԱՀՎԻՐԱ)-Rahvira. Part 1 (Ռահվիրա. մաս 1 - Կոչ Արյաց) ★★ (2013-09-13 22:44:44)

2010年発表の1st。

アルメニア語のフォントが醸し出す不可思議な雰囲気、ジャケのブラックメタルっぽくない図形的アートワークに惹かれ、アヴァンギャルドなものを期待して購入。おそらくポップな方向に行ってからのWHEN meetsブラックメタルみたいな感じだろうな…とジャケから予想していたんですが、まさかのペイガンブラック、それもかなりまともな作りの作風で驚きました。

作風としては、初期NOKTURNAL MORTUMを派手さを2ランクダウン、哀愁を1ランクアップさせたかのような民族要素の濃いメロディを、トレモロリフや時々泣きのギターソロに乗せ、ミッドテンポ中心でお届けする叙情的ペイガンブラック…と行った感じでしょうか。RAWながら耳に痛くない、適度にアングラ臭を醸し出すプロダクションもあり、落ち着いて聴ける音。

どうもこのバンドはNS的な思想を持
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RAIN NOTE-LIFE 〜祈り〜 ★★ (2009-03-25 10:28:00)

2007年発表の1st。
元SOUND HORIZONのAramaryさんが所属するユニットの第一作目ということで、
やはり気になるのは、「どれだけ彼女の声が活かされた作品なのか」なんですが…。
このアルバムのアレンジの方向性は、ストリングスをメインに静かに聞かせたり、
シンセやリズムをループさせたり、敢えて(SH的な?)絢爛さや劇的な展開を排し、
バックを控え目にする事で、Aramaryさんの声を引き立てようとしている感じですね。
…でもAramaryさんの魅力って、「少し細めの上品な声質」というキャラが立っている上で、
「魔法使いサラバント(中近東風)」「Ark(ゴシック風味)」から「Yield(トラッド風)」、
「聖戦と死神(歌劇風)」まで、幅広い作風を歌いこなせる舞台女優的な所があることだと思う。
この作品の世間での評価が厳し
…続き

RAIN NOTE-LIFE 〜祈り〜-INTRO (2009-03-25 10:05:44)

Aramaryさんの語りをフィーチャーしたイントロ。
Aramaryさんって、こういう抽象的な内容よりも、ナレーターとかキャラクターとか明確な役割をもらった時の方が活き活きと演じられてる気がするなぁ…彼女の才能の活かし方に1曲目から疑問符が…。

RAIN NOTE-LIFE 〜祈り〜-TOWA (2009-03-25 10:03:21)

アウトロを除けば、アルバムラストの曲。
これだけバラードが続いた後なのに、この曲が一番まったりしてる気が…ORITAみたいに、プログレ的な情景描写能力が優れていればバラード連発も良かったと思うんですが…Aramaryさんの声の魅力だけでは少し厳しい気も。

RAIN NOTE-LIFE 〜祈り〜-手をつなごう ★★ (2009-03-25 10:00:09)

アルバム中最もポップな曲。
…なんか、SOUND HORIZONの曲の登場人物が歌っているような感じがする曲ですね(笑)。SxHxのコンセプトアルバムの、エンディングテーマとして流したらピッタリそうな曲だと思います。こういう曲を中心に、アルバムを構成してくれてたらなぁ…。

RAIN NOTE-LIFE 〜祈り〜-星空に祈りを ★★ (2009-03-25 09:57:51)

Aramaryさんの高音が綺麗で、良いバラードだと思う。
…でも、アルバムの構成や全体の作風のせいで「またバラードかぁ…」って思ってしまうんですよね。料理はいいけど盛り付けが悪い、みたいな感じ。

RAIN NOTE-LIFE 〜祈り〜-歩いていこう ★★ (2009-03-25 09:56:00)

シンセのメロディをループさせ、その上で更にメロディを展開させるという何だかエクスペリメンタルなこと演ってますが…そんな実験性よりも、ドラマ性の方を重視してくれれば超名曲になったかもしれないのに…。メロディはいいし、「♪きっと~」辺りの歌声なんて胸に迫るものがあるし、素材は良いのに。

RAISON D'ETRE ★★ (2007-02-09 19:11:00)

スウェーデンのインダストリアル/ダークアンビエント。
このアーティストの所属する「Cold Meat Industry」というレーベルは
メタラーからもかなり人気があるらしいですね。

RAISON D'ETRE-Metamorphyses ★★ (2007-02-09 19:24:00)

何枚目かは分かりませんが、2006年発表のフルアルバム。
Metamorphyses phaseⅠ~Ⅵとタイトルの付けられた6曲入り。
前評判通り、かなり怖く、そして想像力を喚起させるサウンドですね…。
いきなり大きな音を出してビビらせるという事はなく、低音での持続音やインダストリアルな
音色のサンプリング、何かが軋みを上げるような音、広がったり波打ったりする低音などを
用いて、静かにリスナーに恐怖を与えていくような作風。個人的には特に4曲目がお気に入りで
リズムトラックのガチャガチャと鳴るような音を聴いていると、まるで月明りしか光源の無い
洋館の中に閉じ込められて、窓枠を何匹ものゾンビ達が揺すっているような恐怖感を覚えます。
全体的に機械的な音色が用いられているのに、超自然的な恐怖が感じられたり、有機的な
映像が脳裡に浮かんでくると
…続き

RAISON D'ETRE-Metamorphyses-Metamorphyses Phase V ★★★ (2007-02-16 23:30:09)

この4曲目がアルバムを通じて最も恐ろしい箇所だと思います。
聴覚で感じるメディアだというのに、例え明かりをつけていたとしても「目の前が真っ暗になる」という視覚的なイメージが感じられます。その暗闇の中で、世界が軋みを上げる音を聴いているような、根源的なものが覆されるような恐怖感が味わえる曲。怖いもの聴きたさや好奇心なら良いかもしれませんが、鬱傾向な人は聴かない方がいいかもしれない…と言いたくなるほどです。

RAM-ZET-Neutralized ★★★ (2010-06-08 19:02:00)

2009年発表の4th。
変態系女性Vo入りゴシックとして、物凄く評価が高いバンドと聴いて購入。

…うん、確かにこれはぶっ飛んでますね(笑)。
カラオケの採点で、音程をミスった所に「?」マークが付くものがありますが、一つの展開が過ぎるごとに「何だ今のは!?」と聴き手の頭に引っ掛かりを残していく変態的な曲調は、それを思わせるところがあると思う(笑)。

ただ、一流のバンドとして当然の事かもしれませんが…本当にカオスな音では無くて、計算してカオスを演出しているような、確かな音楽性の高さがあるんですよね。例えば、うねるギターリフや声楽的な美声をはじめ、様々な表情を見せる女性Vo、パーカッシブで時にキャッチーにさえ聞こえるスクリームなど、各パーツはメタルとしての真っ当なかっこよさがあると思うし、ギターやキーボード、ヴァイオリンによるメロディには、EMPERO
…続き

RAPHAEL-LILAC-Second Edition--人間不信 ★★★ (2003-12-07 22:08:15)

Raphaelの中でも激しい部類に入る一曲。
語りとシャウトのAメロ、メロディアスなサビの対比が面白いです。ただ欲を言うならAメロの語りはダークに喉を唸らせるようなもっと気持ち悪い声で歌って欲しかったかな。

RAPHAEL-Sngle Collection-Gebet~祈り~ ★★ (2004-01-08 10:22:53)

もはやボーカルがデス声でも違和感が無さそうな攻撃的な曲。
この曲は本人が「苦労した」というだけあってギターソロがかなりかっこいいです。
確かこの曲はマスコミ連中への怒りを表した曲、という話を訊いた事があるんですが、どうなんでしょ。

RAPHAEL-mind soap ★★ (2004-05-18 20:10:00)

彼等がフルアルバムを一枚しか残していないというのは、非常に残念ですよね…
全曲にキャッチーなメロディがあり、演奏も聴き応えがあって捨て曲なし…なんですが、特筆すべきはその歌詞世界でしょう。
⑥や⑨のようなV系にありがちっぽいファンタジックな歌詞もあるにはあるんですが、タイトル通りのモラトリアムの葛藤を歌った⑤、自閉的世界から一歩を踏み出す⑦(しかも曲調がカントリー・笑)、一対多数の暴力への抗議を抽象的に描いた⑩なんかは歌詞を読んでぐっと来ない方がおかしいと言うほどの出来だと思います。
昨今では珍しくなってしまった、「人間について歌う」アルバムではないでしょうか。

RAPHAEL-mind soap-さくら ★★★ (2003-12-07 22:08:48)

Raphaelの中でも王道的な、正統派メタルといった感じの曲。
メタリックな演奏のなかにもアコギの使い方が上手く、歌メロもアルバム随一のキャッチーさを誇る曲なので一般リスナーから筋金入りのメタラーまで楽しめるポテンシャルの高い一曲です。
ただ、あのオペラ風に過剰にビブラートをかけたVoは賛否が分かれそうですが…

RAPHAEL-mind soap-ピーターパン症候群 ★★★ (2003-11-21 16:09:27)

彼らのテーマである「大人へなる事への痛み」が良く顕されている一曲。
トリッキーなドラムのフレーズとキラキラしたキーボード、やたらとビブラートのかかるボーカルや子供の合唱によるコーラスなど聴き所が満載の一曲です。
この曲では「大人になんかなりたくない」と歌っていましたが、次のシングル「Evergreen」では「心の中は変わらぬ素敵な大人になる事」とあり、ちゃんと答えが用意されているところが素晴らしいです。

RAPHAEL-mind soap-花咲く命ある限り ★★ (2003-12-07 22:08:32)

これも「さくら」「小夜曲」と並び、正統派メタルっぽい感じのする一曲。
メロディのキャッチーさでは上記の2曲よりやや劣る感じがしますが、そのぶん演奏がカッコ良く、特にハンガリア舞曲第5番を模したようなメロディのギターソロがとても良いです。

RAPHAEL-mind soap-吟遊詩の涙 ★★ (2003-11-30 21:28:23)

ミディアムテンポで入る、メロディアスな楽曲。
これも他の曲と同様重いテーマで、一見しただけではヴィジュアル系特有の妙に比喩を使った耽美な詞に思われがちですが、実は多数の暴力に負け自殺してしまう子供の悲しみを歌った曲であったり、色々と考えさせられてしまう一曲です。

RAPHAEL-mind soap-小夜曲~悲愴~ ★★★ (2004-01-08 10:23:13)

ベートーベンのピアノソナタ「悲愴」をモチーフにしたと思われるギターフレーズが何ともかっこいい曲。
歌メロもキャッチーかつ疾走感もあって、これもシングルで出せば売れそうだと思いました。

RAPHAEL-mind soap-僕と「僕」 ★★★ (2003-11-30 21:28:41)

MIND SOAPの最後を飾る、2重人格に苦しむ人の心境を歌ったバラード曲。「曲のタイプ」で「へヴィ」を入れたのは、音よりも詞の内容がへヴィだからです。
壮大なストリングスアレンジと美しいメロディラインのボーカル、「僕を造った人、苦しみが分かりますか?」という詞に打ちのめされてしまう一曲です。

RAPHAEL-不滅華-症状3.xxx症 ★★★ (2003-11-21 16:09:00)

Raphaelの得意分野である、メロディアスに疾走する曲。
この曲がただの疾走感のある曲で終わらないのは、やはりその歌詞世界にあると思います。
おそらくダウン症などの先天障害に悩まされる人たちへのエールを贈った曲ですが、こんなテーマ凡百のバンドじゃ処理できないし、浮かんでさえこない物ですよ…彼らの物事を真摯な眼で見つめる一面が良く顕れた一曲だと思います。

RAUHNÅCHT-Urzeitgeist ★★★ (2015-06-04 18:35:35)

2014年発表の2nd。
2012年発表の4曲入りEP(33枚限定…)と同タイトルですが、追加曲がボーナストラックも収録され、フルアルバムのサイズの作品として仕上がってます。

冷たく叙情的なメロディをリフに込め展開する、メロディックなブラックメタルですが、北欧勢の凍てつく吹雪のようなムードとはまた違った雰囲気のあるメロディ傾向の作品ですね。冷徹というか、どこか無慈悲な感触のある冷たさ。そこにキーボード等も配した、フォーキーな叙情がスパイスとして加えられ、味わい深いブラックになっている感じがします。

最近のSatyrを思わせる鋭いがなり声もかっこいいですし、ドラマティックでハイクオリティなブラックですが…時折ブラック特有のノイジーなリフで音の壁を作り出しつつ、一つの展開を長めのスパンで聴かせる事で、スケールの大きさを演出するようなアトモスフェリック・ブラッ
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RAVEN WOODS-ENFEEBLING THE THRONE ★★★ (2012-03-25 11:02:31)

2011年発表の2nd。

近年のBEHEMOTHを始めとして、ブルデスの激しさや圧迫感とブラックの宗教的な禍々しさを両立させた音楽性を持つバンドがいますが、RAVEN WOODSもそんな中の一つですね。分厚いリフとド迫力のドラム、野太い怒号による威圧感はBEHEMOTHに匹敵すると言っても過言ではないと思う。近年のBEHEMOTHよりトレモロの頻度は高めですが、北欧のバンドの寒々しさより、血腥いような禍々しさを強く感じるメロディが多いのが、フィジカルな迫力のある音と実に良く合ってますね。

また、この手のブルータリティで押すバンドってどうしても曲が似通ってしまいがちですが、この作品はスラッシーに畳み掛ける曲や、全編に妖しくメロウなギターメロを取り入れた曲、アコギやパーカッションを用いた儀式的パートを大胆に取り入れた曲もあり、曲の作りにバリエーションを付けてくれて
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RAVENCULT ★★ (2011-08-10 19:15:46)

ギリシャのブラックメタルバンド。
最近注目を浴びるギリシャですが、このバンドも素晴らしいですね。


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