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Usher-to-the-ETHERさんの発言一覧(評価・コメント) 5151-5200
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RAVENCULT
RAVENCULT-Morbid Blood
REBIRTH OF NEFAST-Tabernaculum
RED HARVEST-A Greater Darkness
RED HARVEST-New World Rage Music-Absolut Dunkel: Heit
RED HARVEST-New World Rage Music-Ad Noctum
RED HARVEST-New World Rage Music-Final Scorn
RED HARVEST-New World Rage Music-Move or Be Moved (Preview)
RED HARVEST-New World Rage Music-Pity the Bastard
RED HARVEST-New World Rage Music-Terrorsonic Zoidiac
RED HARVEST-Sick Transit Gloria Mundi
RED HARVEST-Sick Transit Gloria Mundi-Beyond the End
RED HARVEST-Sick Transit Gloria Mundi-CyberNaut
RED HARVEST-Sick Transit Gloria Mundi-Desolation
RED HARVEST-Sick Transit Gloria Mundi-Godtech
REGARDE LES HOMMES TOMBER
REGARDE LES HOMMES TOMBER-Regarde les hommes tomber
REGNUM-Regnum
REIGN OF EREBUS-Humanracist
REMINISCENCE-Nostalgia in Melancholy
RETRIBUTION (SPAIN)-Corpus Antichristi Y3k
REV 16:8-Ashlands
REVELATION'S HAMMER-Revelation's Hammer
REVERENCE-The Asthenic Ascension
RHAPSODY OF FIRE-Symphony of Enchanted Lands-Emerald Sword
RHAPSODY-Symphony of Enchanted Lands-Emerald Sword
RIDING
RIDING-FIRST RIDING
RIMFROST-Veraldar Nagli
RIMTHURS-Svartnar
RIVENDELL
RIVENDELL (AUSTRIA)-FAREWELL – THE LAST DAWN
RIVENDELL-BLESSING
ROMAN SO WORDS
ROMAN SO WORDS-Melodies of Memory
ROMAN SO WORDS-Melodies of Memory-Romancing Waltz
ROMAN SO WORDS-Melodies of Memory-月煌~moon Stone~
ROMAN SO WORDS-Melodies of Memory-紅蓮ノ華
ROMAN SO WORDS-Melodies of Memory-雪奈
ROOT
ROOT-Heritage of Satan
ROSE & ROSARY
ROSE & ROSARY-Devilsh Alice-Brave
ROSE & ROSARY-Devilsh Alice-Patient
ROSE & ROSARY-Devilsh Alice-Rose of Misery
ROSE & ROSARY-Devilsh Alice-Zodiac
ROSE & ROSARY-Devilsh Alice-黄泉平良坂ラブロマンス
ROSE & ROSARY-Devilsh Alice-架音
RUDRA
RUDRA-Brahmavidyaan: Transcendental I

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発言している21曲を連続再生 - Youtube



RAVENCULT ★★ (2011-08-12 00:18:55)

>カズチンさん

ほんといいバンドですよね。
あと個人的には、WATAIN以外にも最近のIMPIETY辺りも想像したり。
こういう重くてメタリックでどす黒い音っていいですよね。

RAVENCULT-Morbid Blood ★★★ (2011-08-10 19:17:24)

2011年発表の2nd。

ぶっちゃけジャケ買いならぬ、背表紙買いです(笑)。
フォントがWATAINに近くて惹き付けられるものがあったので、つい買っちゃいました。ジャケのアートワークにWATAINに近い感性を感じたのも決め手ではあったんですが、決定的だったのは背表紙ですね。このフォントでハズレはないだろう、と(笑)。

で、結果は自分の感性が怖くなるくらい(笑)アタリでした。
この作品、エクストリームメタルのマッシブな演奏の中に、脈打つように毒々しく邪悪なメロディを仕込んでくる音の作り、中音域でのドスの効いたがなりが強烈に邪悪さを発散するヴォーカル等、作風や出音がかなりWATAINに近いんですよね。何より共通しているのは、「邪悪さ」に対して確信めいたものを持った音を出しているところでしょうか。

ただ、WATAINと比べるとスラッシュやハ
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REBIRTH OF NEFAST-Tabernaculum ★★★ (2017-06-04 18:37:35)

2017年発表の1st。

かつてブラックメタルでは有数のレーベル、End All Lifeから出したSLIDHRとのスプリットが好評を博したバンドが、約9年の時を経てついに1stフルをリリース…しかもレーベルはかのNorma Evangelium Diaboliということで、ブラック好きには大注目となっている一作ですが…これはかなりの力作です。

メタリックな硬質さではなく、視界を闇に閉ざすどす黒い靄を思わせる、禍々しい音圧に包み込まれるようなプロダクションと、不協的なメロディを多用し、不吉さや邪悪さを強く感じさせるリフ捌きにより、ブラックの中でも生え抜きの暗黒性の強い世界観を描き出すブラックメタル。暗黒な響きを伴うギターのレイヤーを重ねた、アンビエント的感性も感じられるパートにも凄みを感じます。

既存のバンドで例えるなら、DEATHSPELL O
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RED HARVEST-A Greater Darkness ★★★ (2010-06-24 02:12:00)

2007年発表の7th。
Nocturnal Art ProductionsからSeason of Mistへ籍を移してのリリース。

1曲目から、殺人機械の駆動音を思わせる、ゴッツい刻みリフに、不穏なキーボードが絡み、ヴォーカルが冷徹にがなる終末的インダストリアル・ブラックで、軸に全くブレがないですね。今までの作品と比べると音質面でも楽曲の構成、音の使い方のセンス等がより纏まった感じで、完全にメジャー第一線で活躍するバンドの音になったと思う。

個人的にはこのバンド、典型的なインダストリアル・ブラックからは大分外れた音を出してると思うんですよね。テクノ/ダークアンビエント要素を取り入れはしているものの、大抵の場合バンドサウンドで押す曲とは分化されているし、バンドサウンドの曲にしてもドラムはほぼ生だし、やはり中心に「バンド」ありきな音だと思う。それなのに、ダ
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RED HARVEST-New World Rage Music-Absolut Dunkel: Heit ★★ (2008-05-04 21:33:23)

「Cold Dark Matter」収録曲のライブ盤。音質はかなりクリア。
…こういう曲って、客がどういうノリで楽しんでるのか気になりますね…。ダンサブルな箇所とヘドバンできそうな箇所が共存してます。

RED HARVEST-New World Rage Music-Ad Noctum ★★★ (2008-05-04 21:34:46)

凄い…ZYKLONにも比肩しうる、圧倒的なブルータリティ。
ヴォーカルにハードコアっぽいエモーショナルさ、野蛮さが感じられるのがZYKLONとは大きな違いですね。

RED HARVEST-New World Rage Music-Final Scorn ★★ (2008-05-04 21:32:41)

Maniacがヴォーカルとしてゲスト参加。GDOWで聴けたような語りや、エフェクトかけた絶叫で貢献してます。曲自体はドラムンベースっぽい箇所があったり、リミックス的な手法で作られてる感じですが…やっぱり激烈で、メタラーのメタラーによるリミックス曲と言う趣き。

RED HARVEST-New World Rage Music-Move or Be Moved (Preview) (2008-05-04 21:35:34)

テクノ/インダストリアル寄りのインスト作品ですが…こういう曲でもどこかメタル由来のブルータリティが感じられますね。メタラーの感性で作ったテクノという感じの曲。

RED HARVEST-New World Rage Music-Pity the Bastard ★★★ (2008-05-04 21:31:54)

ギターリフに空間的な処理が施されている所とかもあって、アレンジは凝ってるんですが…この曲の場合、その凝り具合が全て、体感速度ならぬ「体感野蛮度」のようなものに転化されている感じがします。マッチョどころか、どんな筋肉男も歯が立たない機会兵士にぶっ殺される感じ。

RED HARVEST-New World Rage Music-Terrorsonic Zoidiac ★★ (2008-05-04 21:34:06)

インダストリアル要素の強い曲ですが…ギターノイズも、激烈なリズムトラックも、エフェクト掛けたヴォーカルも全てが耳に優しくない(笑)。なんか事故に巻き込まれたような気分(笑)。でもかっこいいです。

RED HARVEST-Sick Transit Gloria Mundi ★★ (2009-03-19 23:21:00)

2002年発表の6th。
タイトルは「Sic transit gloria mundi(かくして世界の栄光は過ぎ去った)」の捩り。

インダストリアル・ブラックって機械的な無慈悲さやスペイシーな空間を演出したり、同ジャンルでもバンドによって思い思いの情景を描いていて、聴いていて興味深いんですがこのバンドの音を聴いてまず出てきたのは「凄くゴツイ音だなぁ」という感想(笑)。打ち込みビートや機械音のサンプリングなど、この手のジャンルによく見られる手法を取り入れてはいるんですが、他のバンドよりも「野蛮さ」が強いような印象。

ごっつい排気量のマシンが駆動しているようなイメージの音で、3曲目なんかはエピックなシンセメロを取り入れているにも関わらず、浮かんでくるのは殺人マシーンの発進シーン(笑)。ただし、これでも音がゴツすぎて聴きづらさのあった前作(New World
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RED HARVEST-Sick Transit Gloria Mundi-Beyond the End ★★ (2009-03-19 22:57:52)

物凄く質量の高いものが、軽快な運動をしていたら逆にその「重さ」が際立つように思うんですが、この曲の前半はそんな感じの音ですね。後半はアトモスフェリックメタル寄りになりますが…リフとシンセの混ざった音は、最早暗黒の波動に近いものがあると思う。

RED HARVEST-Sick Transit Gloria Mundi-CyberNaut ★★ (2009-03-19 23:02:58)

「我が肉体はコンピューターに作られた空間を浮遊する」…この歌詞の浮遊感を実現するためにバンドが取った手法は、「重低音のリフを刻むことで無理矢理浮かせる」!!(笑)。…やっぱりこのバンド、感性がマッチョな気がするなぁ…。

RED HARVEST-Sick Transit Gloria Mundi-Desolation ★★★ (2009-03-19 23:00:13)

パーカッシブな打ち込みビートとインダストリアルノイズ、獣低音ギターリフを組み合わせた音は実験的といえそうですが…結果として、耳にプリミティブな快感を直接叩き込むような音になっているのが面白いです。

RED HARVEST-Sick Transit Gloria Mundi-Godtech ★★★ (2009-03-19 23:05:06)

大量の殺戮マシーンが作り出され、曙光に向かって飛び立っていくようなシーンが浮かんでくる曲。ああ、人類もこれで終わりだな、みたいな感じ(笑)。凄くケレン味があって良い曲だと思います。

REGARDE LES HOMMES TOMBER ★★ (2015-05-11 11:01:56)

フランス産ブラック/スラッジ。
バンド名を直訳すれば「倒れた男を見よ」のような感じだと思いますが(フランス語分からないので多分)、由来はジャック・オーディアールの映画作品から。ちなみにこの映画(Regarde les Hommes Tomber)、日本では「天使が隣で眠る夜」とのタイトルで出てますね。

REGARDE LES HOMMES TOMBER-Regarde les hommes tomber ★★★ (2015-05-11 11:03:37)

2013年発表の1st。

…まずはこのジャケを見て欲しいです。
思わずジャケ買いしてしまいそうな、美しく破滅的な光景が描かれてますね。このアートワークが余りにも素晴らしかったので、試聴してみたら音の方も見劣りしないクオリティだったので、即購入決定でした。
タイプとしては、ブラックメタルの禍々しい雰囲気をスラッジの重々しさがブーストする…という感じで、元々相性のいいジャンルを組み合わせた音楽性だとは思いますが…雰囲気の演出の上手さは、この手のバンドとしてもトップクラスなのではないでしょうか。

神秘性と禍々しさを兼ね備えた、破滅を感じさせるようなトレモロと、スラッジに由来する焼け付くような、質量感のある引き摺りリフの音色が合わさると、本当に何か人智の及ばないスケールでの滅亡が展開されているようなムードが演出されますね。ショップではこのバンドのサウンドを
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REGNUM-Regnum ★★ (2012-10-03 17:40:26)

2005年発表の8曲入りEP。
スウェーデンのTotal Holocaustより発売。
演奏時間も30分近くあるので、実質的にはフルアルバム並のボリューム。

定義上、どうしても同じような音になってしまいがちな鬱ブラックですが、このバンドはかなり独特な視点を持って鬱ブラックを解釈してるようですね。とぼとぼと歩くようなテンポのリズムに妖しく眠りに誘うような、妙にクリアなベース、BURZUMの4thを思わせる、しかしもっと弱々しい音色のノイジーなリフ、ノイズ塗れで素の声がほぼ分からない絶叫が絡むスタイル。この手には珍しく、リフはトレモロではなく、平坦にノイズを重ねるようなものがメイン。

鬱ブラックって強烈なマイナスの感情が感じられるものが多いんですが、これは感情を全て吐きつくして抜け殻になってしまったかのような音。ギターの弱々しい音色といいやる気のないテ
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REIGN OF EREBUS-Humanracist ★★ (2013-02-02 10:26:13)

2001年発表の1st。

このバンド、以前はCOFに通じるような、ゴシック要素の強いシンフォブラックを演っていたらしいんですが…初のフルアルバムとなる今作は、それが信じられないようなRAWなシンフォブラック。特にANTAEUSやAOSOTH辺りのRAWブラックを引き合いに出したくなるような、ノイジーなギターリフが強烈で、個人的にこの音は「刃物系」とでも呼びたくなるような感じ。

ヴォーカルやキーボードは引っ込み気味のミックスで、全ての音がひと塊になって押し寄せてくるような土石流サウンドに仕上がってるんですが…その中から聴こえてくるメロディ自体は非常に良質。決して華美になりすぎず、恐ろしげなムードを演出しつつもメロディアスさを演出するキーボードの音色の選択センスもかなり良いと思う。メロディが前に出すぎてないのが逆に感じでてると思う。

ちょっとアングラ
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REMINISCENCE-Nostalgia in Melancholy ★★ (2012-01-24 19:16:18)

2012年発表の1stデモCD-R。

MANIERISMEのJekyll氏のサイドプロジェクトの初音源という事ですが…展開やSEの挿入、音像の作り方など、プリミティブブラックとしては色々なアイデアを取り込んだMANIERISMEに対し、こちらは衝動的でRAWであることをひたすら追求したような作風ですね。やたらボリュームの大きい録音で、半壊したようなノイズ一歩手前のミニマルなブラックを展開する音は、ILDJARN辺りを聴いて耐性が付いてる人じゃないとかなり辛そう。

勿論、演っている人が同じなので、MANIERISMEとの共通点も多く、特に病気じみた中に独特の耽美さを感じさせる、毒々しいメロディはやはり特徴的。壊れかけた音作りのせいで病気っぽさが更に助長されてますね。歪んだ音の中から成仏できない地縛霊の呻きが聞こえてくるような、「ギエエエ」系のヴォーカルにもノイジ
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RETRIBUTION (SPAIN)-Corpus Antichristi Y3k ★★★ (2015-11-08 11:35:12)

2014年発表の1st。

私は未聴なのですが、どうやらこのバンドのメンバーの別バンドである「OPERA MAGNA」は、スペインのクサメタルシーンでも高い評価を得ているバンドのようですね。その感性が発揮されているのか、派手さを売りにするバンドの多いシンフォニック・ブラックというジャンルの中でも、派手さやクサさは群を抜いているように思います。

路線としてはまあABIGAIL WILLIAMSの1stや、同郷ならGOTHMOG辺りに通じる、いわゆるDIMMU BORGIR系のブラックの系譜という感じで、キーボードにアンサンブルを任せすぎず、しっかりメロディを主張するギターワーク、ドラマ性に富んだ展開とこれらバンドに劣らないクオリティを誇る音。

ただし特異なのは、混成合唱やソプラノをふんだんに使い、これらのバンド以上にメロディを強調した音作りをしている
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REV 16:8-Ashlands ★★★ (2011-05-10 21:14:06)

2011年発表の2nd。
試聴してかっこよかったので、早速買ってきました。

販促シールによると、「DISSECTIONやWATAIN、OFERMODのファンにお勧め」らしいですが…個人的にDISSECTIONとは少し毛色が異なる(あそこまでメロデスに近くない)気がしますが、しっかりメタルとしての重厚感を残しつつ、ブラックメタル本来の毒気や邪悪さを振りまいていくスタイルは、後ろ二つのバンドとは確実に通じるものがあると思う。

個人的にOFERMOD(のTiamtuアルバム)は、重厚な邪悪さを醸しつつも、少し展開に勿体をつけた部分も感じられてしまったんですが…このバンドは、ブルータルな疾走や禍々しいトレモロなど、ブラックの毒気を含むフレーズを矢継ぎ早に繰り出してくれる、分かりやすい邪悪さがあるのがいいですね。特に、膿んだ傷口を掻き回すかのような、ダーク極まりな
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REVELATION'S HAMMER-Revelation's Hammer ★★★ (2014-08-01 22:43:24)

2013年発表の1st。

ドラムにサポートを入れているものの、基本はACCUSER氏による独りブラック。独りブラックとしては珍しく、鬱系やポスト系などの作り手の自意識と作品の魅力が直結するようなタイプではなく、WATAINやDISSECTION辺りが引き合いに出される、バンド然としたややメロディックなブラック。音質や楽曲のメリハリの付け方など、エクストリームメタルとしてもかなり質の高い音で、自己満足っぽさは全く感じられないです。

実はこのアルバムを買ったきっかけは、店頭での解説文に上記のバンドに加えて、EMPERORが引き合いに出されてたからなんですよね。WATAIN系のドス黒い系のメロブラで、EMPERORとは珍しい…と。で、実際に聴いてみた印象としては、強ち誇張でもないかな…と思います。例えば一曲目の2分30秒くらいのパートを始めとして、「Anthems」
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REVERENCE-The Asthenic Ascension ★★★ (2012-10-19 00:08:00)

2012年発表の4th。
前々作をAvantgardeから、前作をOsmoseからリリースし、今作はCandlelightからのリリースと、名門レーベルを転々としているだけあって、かなりハイクオリティなインダストリアル・ブラックを演ってますね。

直接的にインダストリアルノイズなどを曲に絡めてくる事は少なく、アトモスフェリックなキーボードや無機的な質感を持ったリフなどにより、破滅の差し迫ったようなムードを演出している作風で、タイプとしては「Generator」期のABORYMに近いと言えるかもしれません。ブラックって演奏や音質に荒々しさを残しておく事が多いですが、この作品は生臭さがほぼ排除され、無機質な耳触りを持った仕上がりの音作りになってますね。その音作りが、生命反応のないような破滅感を更に高めてます。

この作品も聴いていると、ABORYM以外にも他のバ
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RHAPSODY OF FIRE-Symphony of Enchanted Lands-Emerald Sword ★★★ (2007-05-12 11:26:14)

サビメロ、そのまま合唱曲とかに出来そうですね…

RHAPSODY-Symphony of Enchanted Lands-Emerald Sword ★★★ (2007-05-12 11:26:14)

サビメロ、そのまま合唱曲とかに出来そうですね…

RIDING ★★ (2011-07-16 00:27:48)

TUBEのファミリーバンドとして94-99年まで活動していたバンド。
伊藤”リンダ”一義さんは本当に天性の声質を持った人だと思う。
再結成とかないですかね…。

RIDING-FIRST RIDING ★★★ (2011-07-16 00:29:59)

94年発表の6曲入りミニ。

TUBEのファミリーバンドで、しかも角野さんが在籍してるということもあって、出音としては完全にTUBEそのものですよね(笑)。ただし、春畑さんに作曲の主導権が移り、ぎらついた夏感を演出していたTUBEに対し、こっちはデビュー当時~渚のオールスターズ結成期くらいまでのTUBEを思わせる、落ち着いた、ムードのあるポップスで、本隊とは差別化が成されていたと言えるかと。春畑さんが1曲提供してますが、その曲だけは当時のTUBEそのもの。

これだけなら、超良質のものを提供しているとはいえ、単にTUBE風のポップス/ロックという感じになってしまいそうですが…それを許さず、作品を1段も2段も魅力的なものにしているのがヴォーカリスト伊藤”リンダ”一義さんの歌声。
織田哲郎さんの声質にも近い、非常に艶のある上品な声質で、聴いてるだけでうっとりして
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RIMFROST-Veraldar Nagli ★★★ (2011-06-08 18:44:40)

2009年発表の2nd。
ベラルダー殴り。ほんとは何て読むんでしょうね(笑)。

ブラックメタルの中でも、レアケースと言えるくらい刻みリフに特化したタイプのブラックですね。スラッシュの激しさやダークさを伸ばした結果、ブラック化したかのようなスタイルですが、オールドスクールな感触だけでなく、プロデューサーのAndy La Rocqueの手腕なのか、モダンかつブラックらしいダークさを失わない質感のある音に仕上がってるのが特徴。

8曲で52分強とこの手にしては1曲が長く、曲構成でも勢いだけではないドラマ性を感じさせてくれますが、そのドラマ性を演出するのが、殆ど刻みリフ(とそれに乗るメロディ)とリズムの絡みであるのが凄いと思う。アルペジオやトレモロも時折入れるものの、8割がた刻みリフで展開を作ってます。所々、メロディ等にヴァイキングに通じる勇壮さ・エピック性が感じ
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RIMTHURS-Svartnar ★★ (2016-05-18 12:53:08)

2010年発表の1st。

タイプとしては、アトモスフェリック・ペイガン・メロディックのいいとこ取りのようなブラックメタル…という感じでしょうか。メロウなトレモロを聴かせる疾走パートはスウェディッシュブラックらしさがありますが、内省的で土着性も感じさせるメロディなど、どこか辺境ペイガンブラックっぽい雰囲気もそこに加味されているように思います。ヴォーカルもしっかり凶悪で良い感じ。

個人的にはよく言えばいぶし銀、悪く言えばちょっとだけ地味でしょうか。RAW過ぎず整いすぎずのプロダクション、攻撃性のみでなく、展開やムードの演出にもしっかり気を配った曲の構成、トレモロ含有率高めながら一辺倒ではないリフ捌きなど、しっかりやるべきことをやっているけど、突出したウリには欠けるというか…。まあ誰も彼もが革新的な音を求めている訳ではないですし、叙情的なメロディはかなり上質なので特
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RIVENDELL ★★ (2011-01-21 23:50:25)

日本人二人組みによるアイリッシュユニット。
1stはKIRCHE、ORITAなどのリリースで知られる桜詩舎から。
また、ZABADAKの吉良さんも参加してます。

RIVENDELL (AUSTRIA)-FAREWELL – THE LAST DAWN ★★★ (2012-06-06 14:58:25)

2005年発表の3rd。
日本のトラッドバンドと同名という事で、なんか親近感を覚えて購入したんですが、これ、今までに聴いたフォーク/ペイガンブラックでもベスト5に入るかもしれません…。かなり素晴らしい作品です。

スタイルとしては、笛や民族楽器、アコギなどによって奏でられるトラッド風のメロディと、ゆったりしたテンポのブラックメタルを掛け合わせたような作風ですが、叙情的な民族メロディが楽曲の主軸であり、ブラックメタル要素がそれを支えている感じのバランスが大きな特徴。決して呑めや歌えのクサメロ全開という訳ではありませんが、ジャケの夕焼けの森が浮かんでくるような、深い郷愁を感じさせるようなメロディのセンスが本当に絶品。

そしてそのメロディの良さを武器にした、楽曲の充実振りも素晴らしい。トライバルなパーカッションとエキゾチックなアコギも取り入れ、異国情緒を演出する
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RIVENDELL-BLESSING ★★ (2011-01-21 23:51:03)

2004年発表の1stミニ。
吉良さんやレーベルの名前で買いましたが、これはいいですね。

トラッドはメタルだとお祭り騒ぎ系、ポップスでは幻想系が人気ですが、このユニットの音楽性はそのどちらでもなく、もっと生活感や現実の風景の感じられる、純正のアイリッシュという感じですね。お洒落なパブで楽団が演奏してくれたら、飲み会大嫌いな私でさえ美味いお酒が呑めそうな感じ(笑)。

プロダクションはかなり良く、各楽器の音がはっきり、適正な音量で録られてます。ブレス音が入ってるのも、臨場感があって個人的には○。あと何気に、木村林太郎さんのヴォーカルが素晴らしいんですよね。ZABADAKの吉良さんにも通じる、低~中音で色気のある歌声ですが、倍音の響きが美しくて聴いててうっとりします。そのヴォーカルが堪能できる1曲目と、トラッドの物悲しいメロディが濃い4曲目は特にお勧め。

ROMAN SO WORDS ★★ (2010-05-12 00:05:00)

MINSTRELIXのYuI氏と、巳稀氏による新プロジェクト。
ミニを聴く限り、歌謡的なメロスピをメインに演っている模様。

ROMAN SO WORDS-Melodies of Memory ★★ (2010-05-12 00:00:00)

2010年発表の4曲入りミニ。TUBEのバラードベストみたいなタイトルですね(笑)。
FAIRY MIRRORのJuno氏が3曲で参加。
1曲目こそ、アコーディオンやストリングスの活躍する、幻想的なトラッド寄りの
非メタル曲で、しかも堂に入った完成度だったので、こっちはメタルを演らないのかな…
と思いましたが…残りの3曲、民族っぽいメロやゴシック/プログレ的なアプローチが
見られるとはいえ、基本は全部歌謡メロスピでした(笑)。それも鬼クオリティの。
…これを聴いて思うのは、「MINSTRELIXでは手を抜いてた!?」という事(笑)。
いや、向こうは編成も大きいし、アンサンブルの絡みや、メタリックな雰囲気の演出の
関係など色々あるんでしょうけど…そういう訝りが頭に浮かぶくらい、メロディに恐ろしい
即効性の高さがある。楽器のフレーズも十二
…続き

ROMAN SO WORDS-Melodies of Memory-Romancing Waltz ★★★ (2010-05-12 00:02:41)

これは…非メタル曲ながらかなりのクサ度ですね。
イントロからRPGのエンディングで、世界が平和になって緑が芽吹く時のBGMみたいなノリですし(笑)。アコーディオンなどを使った、花祭りを思わせる華やかなアンサンブルも良いですね。あまり関係無いですが、地域祭りも、おっさんがテントの下で酒喰らってるようなうっとい雰囲気じゃなくて、こういうお洒落で華やかなノリだったら、私も是非参加したいんだけどなぁ。

ROMAN SO WORDS-Melodies of Memory-月煌~moon Stone~ ★★★ (2010-05-12 00:04:35)

ダークなプログレメタルやゴシックメタルの要素もあり、曲作りの巧みさを感じさせてくれる曲ではありますが…サビでは複雑さをすっぱりと切り捨て、ごく分かりやすくメロスピしてくれるのが良いですね(笑)。巳稀嬢とJuno嬢、二人の歌声の絡みが、更に曲を華やかに劇的に、そしてクサく彩ってます。

ROMAN SO WORDS-Melodies of Memory-紅蓮ノ華 ★★★ (2010-05-12 00:05:19)

ラス曲もメロスピチューンでダメ押し(笑)
Aメロから歌メロの叙情性、スピード感ともにマックスのテンションでかっ飛ばしていく曲ですが、疾走しっ放しの中で徐々に盛り上げていき、サビでは多幸感を感じるレベルまで引き上げる編曲も見事。そろそろメロスパーの皆さんも鼻血が出てくる頃なのでは(笑)。

ROMAN SO WORDS-Melodies of Memory-雪奈 ★★★ (2010-05-12 00:03:42)

1曲目を聴いた限りでは「もしかして非メタル…?」と危惧もしましたが、期待通り、いや期待を大きく上回るメロスピが来て安心。特に「♪彼女の胸に 灯る焔を」辺りの歌メロは、リフの駆動感やドラムの激しさによる疾走感に飽かせて、歌メロが間延びしてしまうバンドとは格が違うクサさです。個人的にメロスピにはこういうメロが乗るのが理想。歌メロのクサさでアニソンに劣るメロスピなんぞ2流2流(注:超私見です・笑)。どこかの民族の結婚式の舞踏曲を攻撃的にしたような華やかなメロと、メタル特有のシンフォな大仰さが交錯する間奏パートも素晴らしい。

ROOT ★★ (2013-09-14 11:55:00)

チェコ産ブラックメタルバンド。
80年代後半より活動を続け、9枚ものアルバムをリリースしている大ベテラン。

ROOT-Heritage of Satan ★★★ (2013-09-14 11:54:17)

2011年発表の9th。
一部楽曲で元MAYHEMのBlasphemer氏、BEHEMOTHのNergal氏、WATAINのErik氏がゲスト参加。…なんなんだこの私得なメンツは(笑)。そりゃ、バンドの評判とも相俟ってレジに持って行きたくなりますよね(笑)。

ブラックメタルシーンでも古株かつ熱狂的な支持を受けるバンド、しかし現在はある程度ブラックから距離を置いた音を出している…という情報から、期待しつつ不安もあったんですが…これは買って良かったですね。確かに典型的なブラックとは言えない音ですけど、ダークでサタニックなメタルである事に変わりはなく、私的にはかなり好みの作風なんですよね。

楽曲によっては、空気を澱ませるような邪悪なトレモロリフや、暴虐さをダイレクトに伝えるブラストビート等、ブラック的な音も出していますが…基本的には正統なメタルのグルーヴやダイ
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ROSE & ROSARY ★★ (2010-05-09 20:16:00)

国産頽廃シンフォ・ゴシック。
SADSの曲に、「ロザリオと薔薇」という曲がありましたが、関連はあるんでしょうか。
向こうはメタル・グラム・ハードコア辺りの要素が強いですが、頽廃性では共通してると思う。

ROSE & ROSARY-Devilsh Alice-Brave ★★ (2010-05-09 20:15:51)

アルバムを頭から聴いていると、いきなりポップな曲が出てきて驚くことと思います。V系バンドの、深夜アニメのタイアップがついてブレイクするきっかけとなる曲…という感じの曲調。アルバムの他の曲とは一線を画してますが、間奏の圧迫感のあるキーボードなどはやっぱり彼らならではという感じ。

ROSE & ROSARY-Devilsh Alice-Patient ★★★ (2010-05-09 20:14:51)

イントロや間奏など、至るところにプログレメタルからの影響を感じさせる曲で、特にキーボードとユニゾンしたり印象的なフレーズを弾いたりするベースがかっこいいです。寧ろベースメインの曲と言っても過言ではないと思う。敢えて感情を押し殺しながら歌うようなヴォーカルのパフォーマンスも良い感じですね。

ROSE & ROSARY-Devilsh Alice-Rose of Misery ★★★ (2010-05-09 20:08:08)

徹底して真性エレクトロ・ゴシックファンに受けそうな頽廃的な世界観を描きつつも、要所ではこういうV系的な取っ付きやすさを備えながら、世界観を保った曲を入れてくる辺りバランス感覚が良いですよね。メンバーのコーラスが若干浮いてる感はありますが…。でも、「♪You must be don't BETRAY me!!!」ってどういう意味なんでしょう(笑)。個人的には「汝確かに在りし、私を裏切ること莫れ」的な訳を当てたいんですが…この世界観で文法ミスとかめっちゃ萎えるんで…。

ROSE & ROSARY-Devilsh Alice-Zodiac ★★★ (2010-05-09 20:09:07)

ドローンめいたベースとアトモスフェリックなキーボードが作り出す暗黒に、ヘヴィなギターリフが雷鳴のように切り込んでくる、音作りの巧さが光る曲。「雷鳴飲み込み広がる暗黒のイメージ」その言葉通りの音像。この音こそが、ヴォーカルにもカリスマ性を与えていると思う。タイトル的には占星術っぽいですが、音は寧ろ「占星呪術」っぽい雰囲気です。

ROSE & ROSARY-Devilsh Alice-黄泉平良坂ラブロマンス ★★★ (2010-05-09 20:09:57)

タイトルのセンスや、煌びやかなキーボード+疾走感からは、最近のALI PROJECTのシングル曲を彷彿とさせますが…実際はもう少しダークな路線ですね。アトモスフェリックなキーボードはシンフォブラックを、煌びやかな方はクサメタルを思わせ、強くメタルを連想する音でもあります。クラシカルで、僅かに歌謡性も残した歌メロも私好みです。

ROSE & ROSARY-Devilsh Alice-架音 ★★★ (2010-05-09 20:13:47)

これは…何だか圧倒的な感じがしますね…。
人類をアセンションするための啓示を受けた人たちが作った、と言っても信憑性がありそうなくらい、神々しい雰囲気の演出が徹底してる。聴き手の魂をそれこそ別次元に連れて行くような、宗教じみたカルトな雰囲気。関係ないですが、Liv Moonにはこういう曲をこそ演って欲しかったんですけどね…。

RUDRA ★★ (2010-03-18 23:02:00)

ヒンズー教をテーマとしたデスメタルバンド。
まだ5thしか持ってないですが、NILEに匹敵する逸材ですよ、このバンド…。
92年から活動するベテランらしいですが、今までノーチェックだった自分の浅学を恥じるばかりです…。

RUDRA-Brahmavidyaan: Transcendental I ★★ (2010-03-18 22:58:00)

2009年発表の5th。
…何でも「ヒンズー教」をテーマとしたデスメタルを演っているそうで。
…と言っても、何の宗教的知識も無い日本人から見ると、NILEやMELECHESH同様に、中近東の
メロディや雰囲気を取り入れたデスメタルに聴こえてしまいますが(笑)。音質こそNILEの
最新作辺りと比べると柔らかめで聴きやすいし、ヴォーカルのデスヴォイスもGOD DETHRONEDの
それのようなストレートなかっこよさがあるんですが、リフやソロに違和感無く中近東風の
メロディを練りこむことについては、NILE以上に徹底しているように思います。
ただ、このバンドもNILE同様、呪文やエスニックなパーカッションの使い方に、SE的なものが
多いのが惜しいんですよね…。もっと大胆に、呪文詠唱をブラストビートに絡めたみたり、
パーカッシブなリズムにデス
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