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SADS-BABYLON-忘却の空
SADS-The Rose God Gave Me
SADS-The Rose God Gave Me-Cry Out
SADS-“ ”(untitled)-THANK YOU
SADS-シングル及びカップリング-For You
SADS-シングル及びカップリング-Want
SADS-シングル及びカップリング-ハイエナ
SAILLE
SAILLE-Ritu
SALE FREUX
SALE FREUX-L'Exil
SALIGIA-Lvx Aeternae
SALTUS-Słowiańska Duma
SAMAEL-Above
SAMAEL-Above-Polygames
SAMAEL-Above-Under One Flag
SAMAEL-Above-Virtual War
SAMAEL-Era One
SAMAEL-Era One-Diamond Drops
SAMAEL-Era One-Era One
SAMAEL-Lux Mundi
SAMAEL-Passage
SAMAEL-Reign of Light
SAMAEL-Reign of Light-As the Sun
SAMAEL-Reign of Light-Moongate
SAMAEL-Reign of Light-On Earth
SAMAEL-Reign of Light-Telepath
SAMAEL-Solar Soul
SAMAEL-Solar Soul-Architect
SAMAEL-Solar Soul-Promised Land
SAMAEL-Solar Soul-Quasar Waves
SAMAEL-Solar Soul-Solar Soul
SAMAEL-Solar Soul-Suspended Time
SAMAEL-Solar Soul-Valkyries' New Ride
SAMAEL-Solar Soul-Western Ground
SAMMATH NAUR
SAMMATH NAUR-Self-Proclaimed Existence
SAMMATH-Godless Arrogance
SAN LA MUERTE-Lipreading of the Dead
SANGRE ETERNA
SANGRE ETERNA-AMOR VINCIT OMNIA
SANGUIS
SANGUIS-Infernum infinitum
SAPTHURAN
SAPTHURAN-... In Hatred
SARAH JEZEBEL DEVA
SARAH JEZEBEL DEVA-A Sign of Sublime
SARGEIST-Let the Devil In
SARGEIST-Tyranny Returns
SARKE

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発言している22曲を連続再生 - Youtube



SADS-BABYLON-忘却の空 ★★★ (2004-01-17 19:57:08)

ちょっと黒夢時代の「少年」をイメージさせるような、ハングリーな中にもちょっと繊細さが垣間見える名曲。
「忘却の空に辿り着けるまで」の「空」の部分の勢いのいい巻き舌唱法がお気に入りです。

SADS-The Rose God Gave Me ★★ (2004-01-18 06:25:00)

とにかく音質が向上し、格段に聴きやすくなった3rdアルバム。
2ndまではなんとなくボーカルとドラムが前に出すぎていたり、ギターの高音がちょっと耳に痛かったりしたんですが今作はそんな不満は全くありません!!とにかく重低音が効いていてかっこいいリフがいくつも繰り出されるのでメタル者にもお勧めです。
出た当時は「マンソンに影響された」と言われてましたが、全然似ていないと思います。本人も否定していましたし、清春さん独特の世界が広がっています。
ただ、一曲朗読が挿入される曲があるんですが、あれはちょっと…いかにも「読んでます」って感じで聴いているとちょっとハズいです(笑)

SADS-The Rose God Gave Me-Cry Out ★★★ (2004-01-18 06:25:47)

アルバム内で最もかっこいいと思った曲。適度にメロディアスでリフが凄く良い感じです。
この曲は「SAD BLOOD~」の頃からあったらしいですが、このアルバムに収録して正解ですね。重い音と良く合っていると思います。

SADS-“ ”(untitled)-THANK YOU ★★★ (2005-04-27 21:27:37)

疾走が滅茶苦茶かっこいいですが、この曲の真髄はやはり歌詞にあるかも。「I'm a only one superster,all right」って…(笑)最初歌詞カード見た時は「ここまで言うか!!」とずっこけました。でも、そういう歌詞を載せるのが許されるくらいかっこいい曲です。

SADS-シングル及びカップリング-For You ★★ (2004-01-18 06:25:17)

この曲は割と昔からライブで演奏されていたそうですが、このシングルに至ってやっと音源化されたみたいです。
音に厚みがある上に疾走感もあってかっこいいです。

SADS-シングル及びカップリング-Want ★★★ (2004-01-18 06:25:30)

ややテンポはゆっくりだけど、ベースの音がかなりかっこいい曲。
シングル「ポルノ・スター」のカップリングなんですが、このCDはカップリングも良いので購入を勧めます。もう一曲の「FOR YOU」もいいですね。

SADS-シングル及びカップリング-ハイエナ ★★★ (2004-01-17 19:57:26)

シンプルなかっこよさで言ったらこの曲が一番でしょう!!
「ロッケンロール!!!」って感じで駆け抜けるサビは必聴です。
ちなみにインターネットでの中傷を批判した歌詞だとか。

SAILLE ★★ (2013-03-21 20:07:25)

ベルギー産シンフォニックブラック。
2009年結成と若手ながらかなり上質な作品をリリースしてる期待株。

SAILLE-Ritu ★★★ (2013-03-21 20:30:43)

2013年発表の2nd。
これは試聴して即買い余裕でした(笑)。

タイプとしては、緩急を付けつつもギターリフに込められた叙情的トレモロとブラストビートを軸に攻め、キーボードがそれをサポートしドラマティックに聴かせる、リフ重視のシンフォニック・ブラック。ギターソロにもある程度力を入れる辺り、メロブラにも近い聴き心地。近年クオリティの高い作品が立て続けにリリースされ、豊饒極まりないシーンとなっているシンフォブラック界ですが、この作品もそこに確かな爪痕を残せる高品質なアルバムですね。

まず素晴らしいのは、主にトレモロリフに込められたメロディのセンスでしょう。私が即買いを決意したのもこのバンドのトレモロを聴いてですし。単にメロディックでメロウというだけでなく、ゴシックに通じる妖艶さだとか上品さだとかがあって、聴いてると思わずうっとりしてしまう感じ。要所でリフにフ
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SALE FREUX ★★ (2013-09-07 10:03:32)

フランス産ブラックメタルバンド。
DEAKONHAILのDunkel氏らによるバンド。
SAATKRAHEというバンドが前身になっているらしいです。

SALE FREUX-L'Exil ★★★ (2013-09-07 10:04:25)

2012年発表の3rd。
クレジット見て分かったんですけど、何気にPESTE NOIREのFamine氏が一部の楽曲でゲストヴォーカルとして参加してるんですね。

そして音楽性の方も、PSETE NOIREの影響を受けたような、不条理要素も強い、耽美系の鬱志向強めなブラックメタル。フレンチ勢独特の耽美さと、枯れ落ちるような仄暗い哀愁の篭もった良質のメロディを、アコースティックギターやトレモロリフに乗せ、ミディアム中心で「聴かせる」展開をする作風で、PESTE NOIREをもう少し一般的な鬱ブラックに近付けた感じ…というと近いでしょうか。

何気に音作りは良質で、前述のトレモロリフの儚さが際立つような、オーバープロダクションにならないアナログ感のある音、そして心地良く抜けるドラムの音色など、プロダクションはかなり楽曲に合っていると思う。時折聴ける、マンドリンや
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SALIGIA-Lvx Aeternae ★★★ (2014-10-20 22:11:01)

2013年発表の4曲入りEP。

いきなり地獄へ落とされたような男の叫び声で始まる本作は、歪みとトレモロを巧みに組み合わせたリフ捌きと、プリブラらしい2ビート疾走をメインにしたブラックで、「Terror Propaganda」期のCRAFT辺りを思わせる作風。…が基本なんですが、このバンドはプリミティブブラックの様式を若干はみ出すような形で、オカルト、スピリチュアルな方向に足を踏み入れているのが特徴ですね。

抑圧された空間性を演出するような、アコギや歪んだアルペジオの使い方、それらをバックに取り憑かれたようなクリーンを聴かせるヴォーカルなど、プリブラのスタイルを踏まえつつも、それに囚われない前衛的な展開も見せるのが特徴で、それによって更に楽曲の不気味な儀式性は高まってますね。よく聴くと、プリブラ的なパートでもドラムや歪みの音色などが、聴き手を精神世界にトリップさ
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SALTUS-Słowiańska Duma (2014-09-13 22:35:49)

99年発表のデモのCD化再発盤。
2001年と2004年、今までに二回再発しているそうです。

SALTUSと言えば、EMPERORのトリビュートアルバム「In Honor of Icon E」に「Curse you all men!」で参加したことで有名なバンドですね。今年出たEMPERORの1st再発盤の限定仕様にそのトリビュートが付属していたこともあって、結構このバンドの音自体を聴いた事のある人は多いんじゃないでしょうか。その音源や、近年の作品ではデス的なヘヴィネスやソリッドさを手に入れているようですが、この時点ではまだデモという事もあって、かなり荒削りな感じの音。

作風は、ペイガン方面に大分寄った感じのメロディックなブラック。ブラック特有の土着性が、サタニックな禍々しさではなく、ペイガン/ヴァイキング的な勇壮さに繋がっているタイプですね。…ぶっちゃ
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SAMAEL-Above ★★ (2009-06-28 10:00:00)

2009年発表の9th。

最近のSAMAELの音楽性の特徴といえば、やはりダンサブルなリズムとリズミックなヴォーカルラインのもたらす高揚だと思うんですが、今作は違う方向に舵を切ってきましたね。リズムはブラスト・ツーバスを利用したエクストリームメタル然としたものになり、ヴォーカルもある程度リズミックな要素は残しつつも、ブラック的な絶叫を多用してます。総じて、普遍的なメロディック・ブラックに近付いたかという印象。

とは言っても、「Reign of Light」「Solar Soul」で見せたようなどす黒いポジティビティ、ふてぶてしい程に確信に満ちた力強さなどはやはりSAMAEL。ヴォーカル、トレモロリフ、キーボードが引っ込み気味でドラム、グルーヴィなリフが前に出た音質は正直好みではないし、やはり個人的には「ROL」「Solar Soul」の作風の方が断然好きなんで
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SAMAEL-Above-Polygames ★★ (2009-06-28 10:04:20)

やっぱりこういう掛け声があってこそSAMAELですね。
某ゲームキャラみたいに「慢心せずして何が王か!」とか言い出しそうなほどふてぶてしい雰囲気も素敵。

SAMAEL-Above-Under One Flag ★★★ (2009-06-28 10:12:44)

メロブラ化しても、やっぱりSAMAELはSAMAEL。
特にメロディ面でそれが顕著で、邪悪さ寒々しさメロウさ不条理さなどの多くのブラックメタルバンドが目指す雰囲気ではなく、人間を啓発するようなパワーに満ちた物になっているように思います。

SAMAEL-Above-Virtual War ★★★ (2009-06-28 10:08:55)

The, vir, tu, al...war!!
for, a, con, crete...peace!!
この部分の一音節ごとに区切って叫ぶパートが、兵士にシュプレヒコールを促す指揮官のようで非常にかっこいい。思わず付いていきたくなりますもん(笑)。Vorph氏、ミュージシャンじゃなくて教祖とか目指してても大成したんじゃないでしょうか。

SAMAEL-Era One ★★ (2007-10-18 22:24:00)

2006年発表の7th。2枚組です。
…というか、このアルバムはオリジナルにカウントしちゃっていいんでしょうか。名義もVorph&Xyの兄弟だけですし、特別なアルバムと考えた方がいいのかも。

「Era One」

SAMAELってある時期以降、メタルとエレクトロニカを上手く融合させたような音楽をやっていたと思うんですが、ここで聴けるのはギターやデスヴォイスなどメタル要素を排除し、更にエレクトロニカ要素を強めた作品。ULVERの4thやMANESの2nd辺りに近いと言えそうですがメタリックなギターが入ってない分、こちらの方がよりメタルから遠ざかってます。

メタルではなくなっても、曲から見えてくる宇宙的な風景はいつものSAMAELと共通してるのでファンならば楽しめるアルバムだと思います。また、このアルバムではVorphが普通声で歌ってますが、これ
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SAMAEL-Era One-Diamond Drops ★★★ (2007-10-18 22:31:45)

このヴォーカル、いくら褒めても褒めたりないくらい素晴らしいですね…マフィアのボスがスイートルームで女を抱きながらワインを片手に夜景を眺めているような、官能的で「悪」を感じられる深みのある低音。歌詞も官能的で。…正直、このエロヴォーカルを聴けただけでもこの作品を購入した価値はあったと言えると思うくらいです。

SAMAEL-Era One-Era One ★★ (2007-10-18 22:28:32)

Xyによるピアノが美しいインスト曲。
「Universal Soul」「Sound of Galaxsies」で宇宙に飛び出す前の、夜空の星を見上げているようなロマンティックな雰囲気。

SAMAEL-Lux Mundi ★★★ (2011-05-03 17:36:09)

2011年発表の10th。
タイトルの意味はラテン語で「世界の光」。

「Reign of Light」「Solar Soul」ではダンサブルなメタルというか、メタリックなダンス音楽になり、「Above」ではブラックメタルを回復したSAMAELでしたが…今回はその中間くらいの路線ですね。ダンス路線の、何千もの悪魔がマスゲームしてるような、邪悪ポジティブなエナジーを、ミディアムテンポで重厚なブラックに注ぎ込んだ感じで、雰囲気としては「Passage」「Eternal」に近いかも。

前作は少し音がごちゃごちゃしていた印象なんですが、今回はヴォーカルラインのキャッチーさも際立つ、かなりクリアな音。この作品の音って、多くのパートでバンドサウンドがグルーヴ、キーボードがメロディ/ムード作りを担うようなアンサンブルが多いんですが、この二つが完全に調和しているのが素晴ら
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SAMAEL-Passage ★★ (2008-09-30 19:28:00)

96年発表の4th。

Xyのソロverとのカップリング二枚組、ミニアルバム「Exodus」を加えたリマスター盤などいくつかのエディションがあるみたいです。私はリマスター盤を購入しましたが…出来れば二枚組みの方が欲しかったですね…ピアノインストverも聴いた方がより深く理解できそうだし。

リマスター盤のコメントにて、Vorph本人が「このアルバムは私にとって真珠のようなものだ。真円で完成されていて、付け加える物もなければ蛇足を感じる事もない」と語っている通り、完成された世界観の宇宙的シンフォニック・ブラックを演っています。ゴシックに近い硬質な音は、初期ARCTURUSともLIMBONIC ARTとも全く異なる宇宙観を描き出してますね。

ただ、「Angel's Decay」のようなキラーチューンはあるし、他のバンドに無い世界観を持っているしでクオリテ
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SAMAEL-Reign of Light ★★★ (2008-08-25 17:49:00)

2004年発表の6th。

SAMAELって96年に4thアルバム「Passage」を出して以降、一貫してブラック/ゴシックメタルにインダストリアルやエレクトロニカ要素を融合させた、他に無いタイプのメタルを演って来たと思いますが、ギターやリズムなどが最もメタリックな「Passage」、ダークでアトモスフェリックな「Eternal」と、どの作品もその中で特徴があるように思います。

この作品の特徴は、ダンサブルなリズムとキャッチーなヴォーカルラインでしょうか。特に後者、ブラックメタルの…というか、デスヴォイスで歌う音楽の中ではトップクラスのキャッチーさだと思う。デスヴォイスで歌ってるのに口ずさみたくなる音楽なんて他になかなか見当たらないです。こうした要素によって、単にポップになるのではなく、ノリの良さの中にどこか陶酔的なムードを感じられる音に仕上げてる辺りセンスは抜
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SAMAEL-Reign of Light-As the Sun ★★★ (2008-08-25 17:29:53)

この曲、触りだけだとメタルに聞こえませんね(笑)。長年メタルに相当深く関わっていないと作りえないダンスミュージックという印象。サビのフレーズに合いの手的に挿入されるカンフーヴォイスでノリノリになれます。

SAMAEL-Reign of Light-Moongate ★★★ (2008-08-25 17:19:47)

SAMAELの軍勢が世界を統治した暁に、彼らを支持する人々が真っ黒い太陽をバックに一糸乱れぬ統制で踊っている、そんなイメージが浮かぶ曲。邪悪さはそれほど感じないんですが、自信と確信に満ちていて、含んでいる熱量の大きな楽曲だと思います。…なんとなく、須藤元気選手の入場パフォーマンスに使ったら合いそう(笑)。

SAMAEL-Reign of Light-On Earth ★★★ (2008-08-25 17:23:04)

ギターのメロもキャッチーですが、歌詞にはそれ以上のインパクトがありますね(笑)。世界の都市をリズミカルに羅列していく歌詞は、他のメタルではありえないでしょう。ちなみにシングルのカップリング「Auf Der Erde」は、この曲のドイツ語バージョン。そっちでもちゃんと都市名羅列部分は残ってます。

SAMAEL-Reign of Light-Telepath ★★★ (2008-08-25 17:27:10)

フューチャリスティックでスピリチュアルな感じのキーボードメロ、近未来の意思伝達手段を音にするとこんな雰囲気なのでは…という感じがしますね。ヴォーカルラインもキレ良くかっこいい。カンフーシャウトと共に歌われる「Nothing is impossible / Nothing is unreachable」というフレーズ、受験とか就職試験とか壁を前にしたときに聞いたら、パワーが沸いてきそうかも。

SAMAEL-Solar Soul ★★★ (2007-10-22 16:16:00)

2007年発表の8th。
これ、何気に大傑作なんじゃないでしょうか…。

作風は、一言で言うならブラック的感性によって描かれた、スペイシーなインダストリアルメタルという感じの音楽性ですが、掛け声や押韻などを巧みに用いたヴォーカルラインや基本ミディアムでかっちりとしたダンサブルで力強いリズム、殆どの曲に明確なサビがある構成、硬質で非常にクリアな音質など、総じてキャッチーかつハイクオリティ。

これくらいキャッチーであれば、ブラックファンではない洋楽ファン…例えばMARILYN MANSON辺りを聴いているリスナーにも受け入れられるんじゃないでしょうか。それ位知名度の高いバンドと比較しても、キャッチーさやクオリティは劣らないと思います。そうした取っ付きやすさがありながらも、キーボードの妖しい音色だったり、全体的に「悪」の雰囲気が漂っている空気感だったり、ヴォーカ
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SAMAEL-Solar Soul-Architect ★★★ (2008-09-06 23:03:52)

US盤ボーナストラックらしいですが…
なんでこれをボーナストラックに回さなきゃいけないのか、理解に苦しむくらい良い曲だと思う。レベルの高い曲の揃ったこのアルバムの中でも、平均点は軽くクリアしてるかと…特にサビの悪の魅力溢れる、深みのある低音での普通声の歌唱が素晴らしい。

SAMAEL-Solar Soul-Promised Land ★★★ (2008-08-25 17:12:37)

「The quest is never-ending / But you keep on growing / Paradise is at hand」「You're born in, you're born with / But still searching for it / In your head is the Promised Land」
…なんてポジティブで、確信に満ちてて、エネルギーに満ちた歌詞なんでしょうか。しかもこのフレーズがいっしょに歌いたくなるほどキャッチーに発せられるという。基本ブラックメタルなのに、聴くと体の奥からパワーが湧き上がってくるような曲。

SAMAEL-Solar Soul-Quasar Waves ★★★ (2007-10-12 16:59:51)

電子音楽とメタルを融合させただけでなく、この曲ではミステリアスな音色やパーカッションによる民族的要素まで取り入れられてます。それでいてサビ部分はあくまでもキャッチー。Xyのセンスには脱帽せざるを得ません。

SAMAEL-Solar Soul-Solar Soul ★★★ (2007-10-12 16:57:58)

大量の悪魔が、一糸乱れぬ統制でマスゲームをしてる光景が浮かぶような、悪魔的でかつダンサブルな名曲。もしサタニズムを下敷きにした全体国家を作るならば、この曲に合わせてマスゲームをやらせれば人民を洗脳できそうな感じです。

SAMAEL-Solar Soul-Suspended Time ★★★ (2008-09-06 23:07:29)

ただでさえ韻律的にキャッチーに仕立て上げられているヴォーカルラインに、ハーモニクスを合いの手的に挿入したり女性ヴォーカルを重ねたりして、更にキャッチーなものにしている…。デスヴォイスなのに、こんな取っ付きやすいブラック/ゴシックなんてなかなか無いですよ。ほんと、一人でも多くの人に聴かれて欲しいバンドです。

SAMAEL-Solar Soul-Valkyries' New Ride ★★★ (2007-10-12 16:59:04)

これは聞いた瞬間刀牙の烈海王が浮かんできた…(笑)
「フン!ハ!フン!ハ!」の掛け声が、僧兵が正拳付きの練習をしているように聴こえて、インパクトありすぎ。そのせいで音だけ聴くとヴァルキリーとかはとても出てきそうにないように聴こえます。

SAMAEL-Solar Soul-Western Ground ★★★ (2008-08-25 17:15:30)

トレモロとキーボードを上手く混じり合わせた広がりのある音色が、精神世界に無限に広がるフロンティアを想起させるような曲。…冗談じゃなく、SAMAELの曲って自己啓発に使えそうなものが少なくないと思う。

SAMMATH NAUR ★★ (2011-11-06 20:32:44)

VESANIAのメンバーも在籍するポーランドのシンフォデス/ブラック。
シンフォサウンドとポーランド産らしいブルータリティの融合が凄まじいバンド。

SAMMATH NAUR-Self-Proclaimed Existence ★★★ (2011-11-06 20:34:45)

2005年発表の1st。

縋りつく者どもを傲然と見下すメタル男ジャケがインパクトありますが、中身も凄まじいですね。デスメタル名産地のポーランド産らしい超暴虐なブルデスに、シンフォブラックの荘厳でスペイシーなキーボード加えたような路線。まずブルデスとしての暴虐さが凄まじく、特にドラムとリフの絡みはまるでガトリングガンの掃射と、それが着弾した時の破壊音さながらの凄まじさ。暴虐で速いだけでなく、リフにフックも設けてあり、単純に聴いていて爽快なんですよね。

で、そこに宇宙的な感覚も想起させる、シンフォブラック風のキーボードが入る訳ですが…これがバンドのブルータリティを見事に後押ししているんですよね。上空から降り注ぐ邪悪な宇宙線を浴びて、ガトリングガンを装備した殺人マシーンが更に凶悪化して暴れまわっているような感じ。基本低音グロウル中心ながら、声が野太過ぎて時折入れる高
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SAMMATH-Godless Arrogance ★★★ (2014-09-20 21:19:37)

2014年発表の5th。

バンド名の字面から何となくイカツイ印象を受けてたんですが、中身もばっちりイカツかった(笑)。大量の岩が山の斜面を転がり落ちるかの如き、聴き手を圧倒するようなブルータル極まりないドラミングに、多用される刻みリフが音に厚みと血腥さを加え、更なる暴虐に発展していく凶暴性の強いブラックメタル。イントロ無しでいきなり始まるので、訳も分からず問答無用で戦場に放り出されたような感覚に。

有無を言わさずぶっ殺す系の、ブルータルな音ではあるんですが、それが綺麗に整いすぎた音ではなく、リフのブラック特有の生々しいノイジーさも込みでなのが、また良いんですよね。決して甘くならない程度に、神秘性を感じるメロディをトレモロリフに込める辺りも上手いと思う。個人的には、何気にヴォーカルのギャーギャー喚くような声も好きなんですよね。悪魔が世界を呪う産声を上げているよう
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SAN LA MUERTE-Lipreading of the Dead ★★ (2014-08-13 22:34:51)

2013年発表の6曲入りEP。

「聖なる死」を意味するバンド名、赤黒いアートワークからは何となくフレンチブラックのような、病んだ音を想像していましたが、全然違いました(笑)。オーストラリア産のバンドですが、出音は南米産のウォー・ブラックのようなダーティさの込められたオールドスクールなブラック。ズンズンと刻まれるリフはなかなかに圧迫感がありますね。

バンド名は南米のカルト宗教の名前でもあるらしいですが、由来通りのカルト性に満ちた音だと思います。低音で呻くようなヴォーカルを重ね、どこか洗脳的な雰囲気を醸し出したり、真っ黒い靄の立ちこめるようなドスの効いたRawさのあるプロダクションだったり、出音の全てが「おぞましさ」に直結しているような音。メロディも赤黒く、生贄の儀式に立ち会うようなグロテスクさ。

ダーティでおぞましい音ながら、メロディアスな部分でア
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SANGRE ETERNA ★★ (2011-08-03 23:09:38)

セルビア産シンフォニックブラック/メロディックデス。
ゴシック要素の強い耽美なメロディが非常に美味なバンドです。

SANGRE ETERNA-AMOR VINCIT OMNIA ★★★ (2011-08-03 23:10:37)

2008年発表の1st。
タイトルはミケランジェロの絵画「愛の勝利」から取ったものと思われます。
(直訳すると、ラテン語で「愛は全てを征服する(Love Conquers All)」の意)

この作品、メロデスのメロディックな部分や、ゴシックの暗い美しさに耽溺するような感覚が好きで、その文脈でシンフォニックブラックも好んでいる方にはたまらない作品ではないでしょうか。刻みを多用したメロデス的なリフワークは正直ありふれている感じがしますし、COFのDaniを思わせるホイッスル的な絶叫も出来るものの、出し方を覚えたばかりのような弱いグロウルを多用するヴォーカルもあって、正直B級っぽさはあると思う。

しかし、そんな事は全くマイナスに感じさせないくらい、キーボードやリードギターが奏でるメロディが素晴らしいです。例えて言うなら、「Dusk and Her Emb
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SANGUIS ★★ (2012-01-03 23:21:32)

オーストリアのブラックメタルバンド。
超絶ファストブラックで有名なASMODEUSのメンバーも絡んでます。

SANGUIS-Infernum infinitum ★★★ (2012-01-03 23:22:05)

2004年発表の2nd。
某所のセールで格安で買えたんですが、これ、素晴らしいですね。

1stの頃のDISSECTIONのドラマティックでメロディックな路線をベースに、DARK FUNERAL辺りのトレモロリフ中心のファストブラックの要素を加味したような、非常に完成度の高いメロディック・ブラック。この作品で個人的に特筆したいのは、メロディック・ブラックとして非常に均整の取れた作風ということですね。

まずメロディはかなりメロウで、時にはダーク・ファンタジーの主人公でも登場しそうな、エピックでかっこいいメロもあったりもしますが、同時に邪悪さや寒々しさも発散していて、決して甘くなり過ぎないのが良い感じ。ヴォーカルもキレが良すぎて狂気が感じられない事もなく、と言って狂い過ぎて本来の役目を見失う事もなくで、この手の作風に非常に良く合う声だと思う。


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SAPTHURAN ★★ (2012-01-01 16:25:37)

アメリカの独りブラック。
LEVIATHANともスプリットを出した経験のあるバンド。

SAPTHURAN-... In Hatred ★★ (2012-01-01 16:26:19)

2005年発表の1st。

バンドロゴやアルバムタイトルがジャケのイラストに同化しかけてるみたいな、チープな印刷がまず目を引きますが(笑)…中身も当然の如くRAWでプリミティブなブラックメタル。ノイズ成分多めながらメロディを前に出すべき場所では前に出す音像、音が割れる寸前の絶叫ヴォーカル、ミニマルな展開とこの手に必須な要素は大体満たしてる感じ。ただ、このバンドはこの手の中でもミニマリズムの取り入れ方が上手いように思います。

例えばメロウなメロディやファストなリズム等が取り入れられたパートはかなり多めなんですが…聴き始めはそれらの「メロウさ」「ブルータルさ」を直接的に楽しめるんですが、執拗に繰り返されていく内に、なんとも言えない不安感を感じるんですよね…フレーズの繰り返しを通じて聴き手の気力を奪っていく感じ。トラッドっぽいメロで始まる2曲目やメロウさの中に妖気を感
…続き

SARAH JEZEBEL DEVA ★★ (2011-07-06 23:17:36)

COFやTHERIONを始め様々なメタルバンドに関わる女性シンガーのソロプロジェクト。来月には新譜が出るようですね。

SARAH JEZEBEL DEVA-A Sign of Sublime ★★★ (2011-07-06 23:19:02)

2010年発表の1st。

これ、何気にかなり良い作品だと思います。
実力派の女性シンガーがいるゴシックって、歌唱力は際立っていても曲が平板だったりすることが少なくないんですが、この人の持つ音の世界観は凄く分かりやすくて、取っ付きやすいですよね。もうCOFでのパフォーマンスで惚れた人の期待をそのまま音にしたような、彼女の美声をシンフォニックなゴシックメタルサウンドが引き立てる路線。

何と言っても雰囲気が最高です。
もうパッと聴いただけで、吸血鬼の棲む城の蝋燭に照らされた廊下だったり、ダークな悲劇が繰り広げられる舞台の観客席だったりに、精神が飛んでしまいそうな、それ自体に求心力と即効性のある、シアトリカルな音。COFの耽美部分を強調して抜き出した感じ。ラストのカヴァー曲がめっちゃ浮いてたり、メタル部分のプロダクションが少し弱いとは思いますが、ムードは最
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SARGEIST-Let the Devil In ★★★ (2011-01-27 22:48:16)

2010年発表の3rd。

このバンドは「Tyranny Returns」を聴いてましたが、その頃の地下プリブラ振りと比べると、進化しすぎてほぼ別物になってますね。疾走パートを重視し、北欧特有のメロウなトレモロリフで攻める作風は、プリブラよりもファスト/メロディック系に近い価値観の音だと思う。

へヴィネスを重視しない、シャーシャーした音質に、プリミティブ性を感じられますが、分離の良さ、メロディの聞こえさせ方、迫力共に十分だし、そもそも曲自体がミニマリズムよりドラマ性を重視しているような感じなので、「プリブラっぽくない」音ではあると思う。
なのにプリブラ特有の危険さ、陶酔感は残っているのが素晴らしい。

怒涛の疾走と、リフの振りまくノイズの粒子の中から聴こえてくるメロディは、うっとりするくらい美しいし、ヴォーカルの目一杯に叫んでいる絶叫もかっこい
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SARGEIST-Tyranny Returns ★★ (2010-04-29 00:58:00)

2001年発表のデモを、05年にMoribund RecordsがCD化して再発したもの。
同レーベルから1stが先にリリースされてますが、制作年はこちらの方が先。
まずイントロにあたる1曲目から、「クサメロ」と言っても過言ではないほどの印象的な
メロディのリフで攻める展開で、「これはメロウさを武器としたプリブラかな…?」と
思わせますが…本編は、アトモスフェリックなキーを導入した曲、名作「Transylvanian
Hunger」期のDARKTHRONEのような荒涼感を醸し出す曲もありますが、基本的にはRAWで、
スラッシュの影響が強い、ダーティなタイプ。本編は多くの曲でリフのメロディが
死にかけているレベルのRAWさですが、この生々しさがかっこいいですね。
ただ、イントロや間奏曲、キーボードなどのメロディを聴く限り、「メロウなプリブラ」
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SARKE ★★ (2009-11-11 22:25:00)

KHOLD、TULUS、OLD MAN'S CHILDのSarkeと、DARKTHRONEのNocturno Cultoによるプロジェクト。
クレジットを見る限り、バンドの主導権はSarke氏が握っているようですね。
まあ、バンド名からして「SARKE」な訳ですが。


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