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Usher-to-the-ETHERさんの発言一覧(評価・コメント) 5301-5350
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SARKE-Vorunah
SARKE-Vorunah-13 Candles
SARKE-Vorunah-Dead Universe
SARKE-Vorunah-Old
SARKOM-Aggravation of Mind
SARKRISTA-The Acheronian Worship
SAROS-Acrid Plains
SATAN'S ALMIGHTY PENIS-Into the Cunt of Chaos
SATAN'S HOST-POWER~PURITY~PERFECTION 999
SATANIC WARMASTER
SATANIC WARMASTER-Black Metal Massacre
SATANIC WARMASTER-Black Metal Massacre-Carelian Satanist Madness
SATANIC WARMASTER-Black Metal Massacre-Satanic Winter
SATANIC WARMASTER-Black Metal Massacre-Take Me to the Top
SATANIC WARMASTER-Carelian Satanist Madness
SATANIC WARMASTER-Carelian Satanist Madness-666
SATANIC WARMASTER-Carelian Satanist Madness-Blessed Be, the Grim Arts!
SATANIC WARMASTER-Carelian Satanist Madness-Carelian Satanist Madness
SATANIC WARMASTER-Carelian Satanist Madness-Eaten by Rats
SATANIC WARMASTER-Carelian Satanist Madness-The Vampiric Tyrant
SATANIC WARMASTER-Carelian Satanist Madness-True Blackness
SATANIC WARMASTER-Fimbulwinter
SATANIC WARMASTER-Nachzehrer
SATANIC WARMASTER-Satanic Warmaster - Clandestine Blaze(split)
SATANIC WARMASTER-Satanic Warmaster - Clandestine Blaze(split)-Conspiring Winds of the Abyss
SATANIC WARMASTER-Satanic Warmaster - Clandestine Blaze(split)-Intro / My Torments
SATANIC WARMASTER-Satanic Warmaster - Clandestine Blaze(split)-To the Legions
SATANS PENGUINS
SATANS PENGUINS-Birds of Darkness
SATARIEL-Phobos and Deimos
SATEN-Index of Funeral
SATURNIAN
SATURNIAN MIST-Chaos Magick
SATURNIAN MIST-Gnostikoi Ha-Shaitan
SATURNIAN-DIMENSIONS
SATURNUS-Martyre
SATYRICON
SATYRICON
SATYRICON
SATYRICON
SATYRICON
SATYRICON-Dark Medieval Times
SATYRICON-My Skin is Cold-Existential Fear-questions
SATYRICON-My Skin is Cold-Live Through Me
SATYRICON-My Skin is Cold-Mother North
SATYRICON-My Skin is Cold-My Skin is Cold
SATYRICON-My Skin is Cold-Repined Bastard Nation
SATYRICON-Nemesis Divina
SATYRICON-Nemesis Divina-Du som hater Gud
SATYRICON-Nemesis Divina-Forhekset

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SARKE-Vorunah ★★ (2009-11-11 22:21:00)

2009年発表の1st。

構成員の在籍したバンドである、DARKTHRONEやSATYRICON、KHOLDの最近の作品を聴くと、過度なモダン化を避け、黎明期以前の暗黒スラッシュと未分化だった頃のブラックメタルのアングラなエナジーを揺り戻そうという動きがあるように感じられるんですが…この作品も明らかにその流れの中にあると思います。意図的に「発狂ヴォーカル」「トレモロリフ」「ブラストビート」などの、最近のブラックメタルバンドに典型的な要素に頼り切らない曲作りに、特にそれを感じます。

後半で聴けるキーボードの導入の仕方や、一部でのゴシックメタルにも通じる繊細なメロディを聴くと、単に昔のアングライズムを取り戻そうというだけでなく、現代的な要素も取り入れて更に良い物にしようとしているのも感じられます。ライブハウスやスタジオで酒呑んでやさぐれてるて暴れてるだけではない、
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SARKE-Vorunah-13 Candles ★★★ (2009-11-11 22:23:31)

Sarke氏、作ろうと思えばメジャー級のシンフォニック・ゴシックも作れるんじゃないでしょうか…少なくともこの曲の、キーボードの繊細なメロディセンスは、第一級のゴシック系のバンドと比べてもなんら遜色ないと思う。

SARKE-Vorunah-Dead Universe ★★★ (2009-11-11 22:24:59)

ラストで遂にブラスト解禁!!
やっぱベテランが「ここぞ」という時に演ると迫力が違う…。
でも、頑なにトレモロには頼らないんですね…。

SARKE-Vorunah-Old ★★ (2009-11-11 22:24:19)

オールドスクールなブラックメタルサウンドに乗せてガナられるテーマは…老い!?お迎えが来たようなキーボードまで使われてるし、サタニズムとは全く別の、ブラックジョーク的な黒さがありますね。

SARKOM-Aggravation of Mind ★★★ (2009-12-29 23:36:00)

2006年発表の1st。

路線としては、飛ばすところは飛ばし、抑えるべきところは抑えた、高品質なメロブラ。キーボード不使用を掲げてはいるものの、高音のトレモロをキーボードに見立てたようなアレンジも一部では見られ、全体的にかなりメロディアス。
…なんですが、そのメロディが怨念が篭もったように邪悪極まりないのが大きな特徴。「人類を滅ぼす疫病が現れる事を願って、このメロディをしたためました」みたいな雰囲気がありますね(笑)。遠くに向かい苦しみを吐き出すようなヴォーカルも、どこか病気じみてます。4曲目、「我は選ばれし者」ってそんなに厭そうに叫ばなくても…(笑)。

…よく、NAGLFARやDISSECTIONを聴いて、「メロデスとメロブラの違いが分からない」という人がいますが、これはもうメロディだけで「ブラックメタル」であることが分かると思う。個人的には、泣きメロ
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SARKRISTA-The Acheronian Worship ★★★ (2014-05-17 10:16:26)

2013年発表の1st。

ドイツのバンドですが、出している音はまるっきり北欧、それもフィンランド辺りのプリミティブ・ブラックですね。初期SATANIC WARMASTERやプリミティブだった頃のSARGEISTなどと同路線の、Rawな音作りによる衝動性と、北欧バンドならではのメロウさを合わせたプリブラという感じですが、特筆すべきはプリブラとしての質の高さが前述のバンドと比べても全く見劣りしない…という事でしょう。

特に粗くカルトな雰囲気の中でもリフのメロウさや、楽曲の起伏の付け方をしっかり意識した作風なんかはモロにSATANIC WARMASTERを思わせますし、イントロのSE~メロウなリフを伴うプリブラとしての王道曲、続けて若干オールドスクールな曲…という構成はこの手としては思いっきりベタながら、そのベタさを凄まじく高いクオリティで演っているのが素晴らしい。
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SAROS-Acrid Plains ★★ (2009-07-24 19:29:00)

2009年発表の1st。

DISK UNIONにて掘り出し物として紹介されてて、興味を持って調べてみたら、サンフランシスコ出身のプログレデスメタルバンドで、WEAKLINGのメンバーが在籍し、更に所属レーベルがKRALLICEやCOBALTを輩出したProfound Loreという事が判明。そりゃ財布の紐も緩みますよね(笑)。

一口にプログレデスと言っても、構築美こそ共通しているものの、OPETHのような昔のプログレを思わせる音使いは少なく、代わりにアコギやアルペジオ、女性ヴォーカル等による抽象的・叙情的なメロディで聴かせるスタイルの作風になってますね。近年のENSLAVEを髣髴とさせる、それを舵に見立てて海を往くようなリフ捌きも時折見せますが…ENSLAVED並にかっこいいと思うパートもあれば、大味でダレを感じる部分も多少あるかも。

最初聴いた
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SATAN'S ALMIGHTY PENIS-Into the Cunt of Chaos ★★ (2014-06-11 11:20:15)

2004年発表の1st。

バンド名に男性器、アルバムタイトルに女性器の入った命名センスからして、如何にもプリミティブで暴力的で、猥雑なブラックを演っていそうな感じがしたんですが、良い意味で裏切られました。ベースが衝動性に満ちたブラックメタルであることは間違いないんですが、そこにアヴァンギャルドな要素も持ち込み、独特の世界観を形成している構築性もまた高い音。

基本的には寒々しいリフに、スラッシュを過激化させたようなリズムとオールドスクールなブラックが根幹にあるんですが、時折フリーキーなアンサンブルが出てきたり、妙な音色を足してみたりなど、テンプレートに無い展開をかなり取り入れてる感じ。特に7曲目、リフを消失させつつ引っ張る展開なんかは、なにか足場を踏み外してしまったような不安感を覚えさせます。

独特のひねくれ感のある作品ですが、そのひねくれ感が独り
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SATAN'S HOST-POWER~PURITY~PERFECTION 999 ★★★ (2012-01-11 22:32:00)

2009年発表の6th。

1977年にパワーメタルバンドとして結成し、86年に1stアルバムを発表、一度解散して2000年にブラックメタルバンドとして再結成…というバイオグラフィーを聞いた時は、古くから活動してるバンドなだけに若いリスナーを置き去りにするような路線だったらどうしよう…とちょっとだけ危惧してましたが、全くの杞憂でした。クオリティがキャリアに裏打ちされた、しっかり今の音としてかっこいいブラックメタルを演ってます。

邪悪なトレモロリフ一辺倒でなく、甘美さもありながらサタニックな雰囲気を更に強めるリードギターのメロディ、オールドスクールなデスメタルのテイストを感じさせるドロドロした瘴気漂うリフも取り入れたスタイル。DISSCETIONは3枚目のアルバムでメロデス要素を強めリスナーを驚かせましたが、彼らがメロデスだけでなくオールドスクールデスの要素も同時
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SATANIC WARMASTER ★★ (2006-03-05 08:15:00)

フィンランド産ブラックメタルバンド。
アンダーグラウンドな音楽性ながら、大手メタル雑誌Metal Maniac誌に
インタビューが掲載されたり、最近は結構評価されているみたいですね。
しかしリーダーのSatanic Tyrant Werwolf氏、調べてみたら関わったバンドの数が
半端ではなく多いですね…。MutiilationのMey'nachも関わっていたという
Gestapo 666を始めとして、Blasphemous Evil、Blutrache、Horna Incarnated、
Kyprian's Circle、Mental Terror、Pest、Shatargat、
Skullkrusher、The True Werwolf、Vomitfago、Warloghe…に在籍した模様。
Encyclopedia Metallumで
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SATANIC WARMASTER-Black Metal Massacre (2008-02-05 21:42:00)

2007年発表のライブ盤。
XASTHURやALCESTの日本盤にも驚きましたが、まさかSATANIC WARMASTERまで来るとは…。日本盤といってもブックレットはぺラ紙一枚だし、歌詞や対訳もないですけど。でもインナーで素顔のSatanic Tyrant Werewolf氏が拝めるのは嬉しいですね。

まず気になるのは音質ですが、まあプリブラバンドの、しかもライブ盤に音質の良さを期待する方が間違ってますね(笑)。以前高校の文化祭の出し物でバンド演奏を録音してもらった事がありますが、正にそんな感じのRAWな音。と言っても、音が大きく歪んだり音量が激しくブレたり、音が小さかったりはしないので原曲を知っていて、ある程度想像力で補完できればライブの熱気を楽しむのには全く差し障りは無いと思います。

ただ、MCなども録音されているのは嬉しいですが、客の緊張感の無い
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SATANIC WARMASTER-Black Metal Massacre-Carelian Satanist Madness ★★★ (2008-02-07 00:08:28)

原曲はギターの歪みが人工的で、ヴォーカルもちょっと細さを感じてましたが、こっちはRAW極まりない音に怒号のような声が乗ってて違ったかっこよさ。原曲は原曲でメロウさが際立っててかなり好きでしたが、このライブ版は更に良いかもしれません。

SATANIC WARMASTER-Black Metal Massacre-Satanic Winter ★★ (2008-02-07 00:00:51)

以前在籍していたバンドの曲らしいですが…リフはSATANIC WARMASTERらしいメロウさはありつつ、客を煽り立てるかのようにキャッチー。でも5分を過ぎた辺り(終わる直前)、まるでサンプリングされたかのように客の声が入ってしまってるのはちょっと笑えます。

SATANIC WARMASTER-Black Metal Massacre-Take Me to the Top (2008-02-07 00:04:21)

MOTLEY CLUEカヴァー。
あのSATANIC WARMASTERが普通にハードロックやってる時点で驚き。ヴォーカルが酒が入ったメタル好きのおっちゃんのような熱いハイトーンで更に驚き。ああ、彼のイメージが崩れていく…(笑)でも好き。

SATANIC WARMASTER-Carelian Satanist Madness ★★★ (2006-03-05 07:49:00)

2005年発表の3rd。
このサイトでメロウなプリミティブ・ブラックとして紹介してもらって、試聴してかっこよかったから買ってみたんですが、これは良いですね。

プリミティブって(それはそれで良いんだけど)結構似た曲を並べたものが多いですが、これは結構曲にヴァリエーションがあります。ヴォーカルはほとんど高音がなりオンリーですが、メロウなメロディをトレモロリフで掻き鳴らして疾走するタイプは当然の事として、民謡メロディや初期ブラックのようなリフを取り入れた物などもあり。極めつけは一番最後の曲で、なんとオルガンの演奏のみをブラックメタルに見立てたかのようにがなり散らしてます。

個人的にプリミティブ系は自分がそういうのを聴きたいモードにいないと浸れない事が多いんですが、これはこの多様性のお蔭でそういう状態じゃなくても飽きずに聴けてしまう感じです。音質はDARKTHR
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SATANIC WARMASTER-Carelian Satanist Madness-666 ★★ (2006-03-05 07:57:11)

タイトルは○になにかを足したような変な記号ですが、良く見ると6が3つ重なってるんですね。平坦なのにも関わらず、魔界の荒涼さを醸し出すリフ捌きが良い感じな曲。これだけ95年からある曲らしいです。

SATANIC WARMASTER-Carelian Satanist Madness-Blessed Be, the Grim Arts! (2006-03-05 08:04:27)

オルガンの演奏をバックに、ブラック声でがなり散らす曲。
メインのメロディをリフ、伴奏をリズムと見立てればこういう曲が出来るもの自然な事なのかも…う~ん、やっぱり不自然(笑)。最初SEだと思って、本編いつ始まるのかと思ったらそのまま終わっていった…

SATANIC WARMASTER-Carelian Satanist Madness-Carelian Satanist Madness ★★★ (2007-04-01 19:25:30)

途中のメロディ、個人的にはなんか懐かしい感じがするんですが…
「郷愁」に近い感情を揺さぶられるようなメロです。そのせいで、耳に優しくない音質で結構長めの曲ながらうっとり聴けてしまう感じ。

SATANIC WARMASTER-Carelian Satanist Madness-Eaten by Rats ★★★ (2007-04-01 19:28:40)

プリミティブの魅力を凝縮したかのような名曲。
これぐらい曲が良ければ、音質に癖があるということだけ覚悟しておけば、プリミティブ系を聴いた事のない人でもその魅力に取り付かれてしまうかもしれません。

SATANIC WARMASTER-Carelian Satanist Madness-The Vampiric Tyrant ★★★ (2006-03-05 07:54:15)

ツーバス連打にに民族音楽っぽいキーボードのフレーズが絡む箇所、めっちゃかっこいいですね。プリミティブでは最高のドラマ性がある曲だと思います。Satanic Tyrant Werwolfは悪魔崇拝だけでなくフォークロアにも興味があるらしいから、こういう曲も作れるのかも。

SATANIC WARMASTER-Carelian Satanist Madness-True Blackness ★★ (2006-03-05 08:01:17)

イントロなどで使われているリフがMAYHEMの「Deathcrash」「Carnage」などの黎明期ブラックを思わせる曲。サビに当たる部分はトレモロリフで暴れまわっていて、その使い分け方が凄く良いです。

SATANIC WARMASTER-Fimbulwinter ★★★ (2015-06-06 18:49:09)

2014年発表の5th。
発表の翌年、Zero Dimensionalから日本盤も出てますね。

巷でも言われている通り、前作と比べると音質が大分良くなり、この手の初心者でもしっかり魅力を感じられるレベルにまで聴きやすくなりました…が、あくまでもRawブラックの中においての「聴きやすい」なので注意です(笑)。当然、衝動性を損なうような整え方はしていませんし、ザリザリと削るようなトレモロの音色はやはりSATANIC WARMASTERだなぁ…と、聴いていて再認識してしまいます。

音が(それなりに)聴きやすくなったのに合わせて、楽曲の方も若干メジャーっぽさが出てきた…ような…?一曲目から密かにオーケストラヒット使ってますし、二曲目ではかつてのDISSECTIONを思わせるような、あからさまにメロウでメロいフレーズも登場。ただ、SATANIC WARMASTER
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SATANIC WARMASTER-Nachzehrer ★★★ (2011-01-25 22:37:53)

2010年発表の4th。

基本的な路線は、前作同様オールドスクールなリフとメロウなトレモロリフをドラマティックに組み合わせて進行するプリブラなんですが…何故か前作よりも音質が落ちてるんですが(笑)。

前作は意図的にギターの音色を尖らせ、耳を劈く感じの音にしていましたが、今回は…何も知らない人が聴いたら、曲のセンスはあるけど録音予算のない新人バンドのデモテープと思いそうな感じの、純粋にRAWな音。個人的にはこっちの方が未加工かつ耳に馴染みやすい感じで好きだったり。

SxWxの特徴といえば、プリブラで最大限体現できる楽曲のドラマ性だと思いますが…その点は、3rdよりもよりパワーアップしている印象。イントロは正直蛇足感がありますが、続く2曲目がオールドスクールなリフのかっこいいコーラスパートのある前半、激メロウなメロディをチープなストリングス系キーが弾
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SATANIC WARMASTER-Satanic Warmaster - Clandestine Blaze(split) ★★ (2006-03-20 21:56:00)

Metal Maniac誌のインタビューでClandestine Blazeとコラボレーションしたとあって気になってたんですが、こんな豪華なスプリットが出てたんですね…ただのスプリットではなく、なんとお互いの曲を2バンドのメンバーが共演し、演奏するという趣向まであって、いてもたってもいられず買ってしまいました(笑)。

内容のほうは1~4とアウトロが共演曲で、Satanic Tyrant Werwolfはギターとベース、Mikko Aはドラムを担当。ヴォーカルは自分の曲は自分で歌ってます(1と3がSatanic Warmaster、2と4がClandestine Blaze)。5はClandestine Blaze、6はSatanic Warmasterの曲。

感想は…SWの「CARELIAN SATANIST MADNESS」やCBの「DELIVERERS O
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SATANIC WARMASTER-Satanic Warmaster - Clandestine Blaze(split)-Conspiring Winds of the Abyss ★★★ (2006-03-20 22:03:04)

CLANDESTINE BLAZEとの共演曲。
「バシュゥゥ…」という感じのノイズを含むバンドサウンドに、かなりメロウだけど弱々しい音質のリフが乗る曲。この二つを含んで疾走するだけで、既に一つの世界観を作り上げてしまっている感じです。

SATANIC WARMASTER-Satanic Warmaster - Clandestine Blaze(split)-Intro / My Torments ★★ (2006-03-20 21:59:44)

CLANDESTINE BLAZEとの共演曲。
音質が悪くメロウさがいまいち伝わりづらいのはネックですが、それを補って余りあるほどの邪悪なヴォーカルが素晴らしいです。グジュグジュ感があって気合入りまくり。イントロは…まぁ雰囲気ものかなぁ…

SATANIC WARMASTER-Satanic Warmaster - Clandestine Blaze(split)-To the Legions ★★★ (2006-03-20 22:05:36)

これは素晴らしい…ブラックの中でも「黒さ」と「寒さ」の二つが際立つリフを持っているため、約12分の長さでもしっかり聴かせきってしまいます。リフのせいで繰り返しが多いにもかかわらずドラマティックに感じてしまうほどです。

SATANS PENGUINS ★★ (2011-08-23 19:05:00)

スウェーデン産ブラックメタルバンド。
ブラックメタル史上、最もインパクトのあるバンド名だと思います(笑)。
SATANSの「S」が完全に字余りなバンドロゴも素敵過ぎる(笑)。

SATANS PENGUINS-Birds of Darkness ★★★ (2011-08-23 19:06:09)

2001年発表の1st。
ジャケやバンド名に釣られて買った人も多いのではないでしょうか(笑)。
私もその中の一人です。

しかし、中身は「釣られて良かった」と思える内容。
やや丸い感じの音質が、メタルの攻撃性よりも大らかな情景を感じさせてくれるアトモスフェリックなブラックメタルで、アコギやサックス、可憐な女性ヴォーカル等もフィーチャーし、メロディックに聴かせるスタイル。多くのパートで鳴っている、ペイガンに少し鬱系を混ぜたような、土着的でダークな叙情メロのトレモロが、アトモスフェリックなバンドサウンドに実に映えてます。

ペイガン系やアトモスフェリック系が好きならば確実に心地よく聴けるであろう音作りは成されてますが…歌詞を読んだり、ジャケを見たりしなければ全くペンギンが浮かんでこない音は正直どうかと(笑)。奇を衒った部分は、強いてあげれば子供のよう
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SATARIEL-Phobos and Deimos ★★ (2011-11-22 00:17:56)

02年発表の2nd。

…メロデスっぽいブラックとは聴いてましたが、もうこれ殆どメロデスですよね。高揚感を伴う、メロウなメロディを仕込んだ刻みリフとそれを活用したテンションの高い疾走、明確なサビやギターソロを聴かせるパートを含む曲構成など、雰囲気こそブラックに近いものの、曲を形作るパーツがことごとくメロデス的な感じ。

サビでクリーンで歌い上げる曲も多く、メタルコア好きがちょっと邪悪なものに手を出してみようとするのにもいいかもしれません。ただ、曲のクオリティは非常に高く、マニア以外も楽しめる好盤ではあるんですが…微妙にプロダクションがチープなのが勿体無い。厚みやクリアさはあるんですが、ドラムの音のバランスが少し悪く、B級っぽさが多少残ってる気がします。

また、メリハリの付いた曲展開にあわせ、詠唱っぽいマイルドなクリーンやデス的なグロウル、メロデス風の
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SATEN-Index of Funeral ★★ (2010-04-09 19:12:00)

沖縄産ブラックンド・ドゥームメタルバンドの1stデモCD-R。2010年発表。

呪いの釘を打ち込むようなリズムと、それに呼応して悪霊が湧き出てくるようなドローンめいたギターの作り出す暗闇に、ピアノによる物悲しげなメロディが乗るスタイル。一般の葬式系ドゥームメタルバンドと比べると、ギターからほぼメロディが排されている事と、ヴォーカルが音と一体化したミックスによって、更にどす黒い情景を描いている感じですね。

葬式系ってモノクロの葬列シーンなどが思い浮かんだりするんですが、この音が想起するのはひたすら真っ黒な景色で、葬式というよりは陵遅刑に処せられている雰囲気。特に音割れも厭わないような悪霊ギターリフの圧力が凄まじいです。

SATURNIAN ★★ (2013-02-18 12:42:51)

イギリス産シンフォニック・ブラック。
先日Indie Recordingから1stアルバム「Dimensions」を発表。

SATURNIAN MIST-Chaos Magick ★★★ (2016-04-21 04:38:47)

2015年発表の2nd。
買おうかどうか悩んでいたところ、某ショップで割引の対象になっていたので購入。これは良いですね。フルプライスでも買って損に思うことはなかった作品だと思います。

デモ「Repelling」がかなりRawな路線、1st「Gnositicoi Ha-Shaitan」がデスメタル的な重さを感じさせる、エクストリームメタルとして高品質な音になっていたので、例えばBEHEMOTH辺りに通じる進化をするのかな…と思っていましたが、まさかこんな路線に行くとは…。前作よりも確実にマニアックになり、そして独特の魅力を増した作品だと思います。

バンドサウンドは前作同様の分離の良さは残しつつ、より刺々しくRawな音に回帰。そこにサイケデリックさとサタニックさが入り混じったような、耳に残る奇妙なメロディをトレモロリフにより迸らせるような作風に。前作よりもヘ
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SATURNIAN MIST-Gnostikoi Ha-Shaitan ★★★ (2013-09-21 10:32:06)

2011年発表の1st。

この2年ほど前に出たEP「Repellings」では刺々しいRAWブラックを演っていましたが、大分出音が変わった感じですね。デスメタル的なヘヴィさ、ブルータリティを取り入れ、よりエクストリームメタルとして直接的なビルドアップが図られた印象。結構メロウなギターソロも多かったりします。ただしBEHEMOTHを始め、HATEやRAVEN WOODSなど多くのバンドがブルデスに通じる音を出してるのに対し、このバンドの音はオールドスクールデスの禍々しさ、邪悪さが強調された音になっているように思います。

音質がクリアながら作り物っぽさを感じさせない、どす黒い靄に包まれるようなものであったり、楽曲によっては妖しげな女性ヴォーカル、神秘的なキーボードも用いられたりなど、ムード作りにはかなり拘っている感じ。ブックレットの凝り具合からも、オカルトなムード
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SATURNIAN-DIMENSIONS ★★★ (2013-02-18 12:43:39)

2012年発表の1st。

良質なバンドの登場が相次ぐシンフォニック・ブラックメタル界に、ENSLAVEDやKEEP OF KALESSINを始め良質なブラック作品のリリースで知られる、Indie Recordingsより新たな刺客が現れましたね…。これがまた素晴らしい出来で、日々マンネリズムと格闘しながら、後進のバンドからは突き上げを食らうベテランバンドが正直ちょっと気の毒になってしまうほど(笑)。

ブラックメタルの、それも新進気鋭のバンドとしては驚くほどクサメタル界隈で取り沙汰されることの多いアルバムなんですが、それも頷けるようなド派手かつクッサクサな、ハイクオリティなシンフォニックブラック。息が詰まるほどに派手なキーボードを従えつつ、ブラックのアグレッションで疾走する様は正に圧巻。メタリックなヘヴィさを演出しつつ、要所で聴き手をクサトレモロ責めにするリフ捌
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SATURNUS-Martyre ★★ (2011-06-15 18:00:42)

2000年発表の2nd。

タイプとしてはゴシック・ドゥームでしょうか。
陰鬱…というよりは、ブルーズの泣きにも通じる、焼け付くようなメランコリックなメロディを奏でつつ、厳粛に進行するアトモスフェリックな作品ですが、ハモンドとギターリフのかっこいいユニゾンをロックなリズムに乗せるパートが一部にあったり、基本的には暗いながらも意外にハードロックのかっこよさが残っているのが特徴ですね。グロウル中心のヴォーカルも、それだけではなく、悲嘆に暮れるような呟きと、苦悶に満ちたがなりなどで曲の感傷的な雰囲気を更に濃密にしてます。

ただ、音質が繊細さ重視なためか、少しダイナミズムに欠ける感じがあるのが残念ですね…BARREN EARTHやSWALLOW THE SUN辺りのメロデスの哀愁とドゥームの重厚さを兼ね備えたバンドが好きならばほぼ確実に気に入るであろう、深遠な世界
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SATYRICON ★★ (2005-08-29 20:58:00)

このバンドの1stが出た時、Satyrはまだ18歳だったらしいです。
1stが出たのが93年だから、あの「NEMESIS DIVINA」を作ったのは20歳
そこそこの時って事に…若くしてあんな名盤を作り、レーベルのオーナーも
こなすSatyrってやっぱり凄いですよね…
IhsahnやGarm、Fenrizといいノルウェーって早熟な天才の宝庫!?
まぁ、あそこは教育水準がかなり高いらしいですからね…

SATYRICON ★★ (2006-05-11 23:16:00)

SAYYRICONの新作、ロードランナーから出ている上に日本盤になってるからか、
普通にツタヤに売ってました…ああいう音楽がツタヤで買えるとは…
良い時代ですね(笑)

SATYRICON ★★ (2006-05-13 21:23:00)

うちの近くでは、何故かツタヤにあったのにHMVには無かった…
まあそのツタヤはNILEとかも以前置いてあったし、エクストリーム系が
好きな店員がいるのかもしれませんね。
しかし、思いがけない所でブラック系のCDを見かけると結構びっくりします。
流石にBURZUMはないですがブックオフでDIMMU BORGIRやNILEのCDを見かけた時は
驚きました。NILEはゲットしたけど、DIMMUは他の人が買ってしまった…
ちょっと惜しいことをしてしまったかもしれません。

SATYRICON ★★ (2006-07-27 21:35:00)

ちょっと前確かKerrang!にSatyrのお気に入りの曲リストが載ってましたが、
意外なことにDARKTHRONE等に混じってMASSIVE ATTACKがありました。
でもThe 3rd and the Mortalなんかもそっち系の方向に進んでるし、
北欧のエクストリーム系のミュージシャンがそういうのを愛好するのは珍しくないのかもしれませんね。
Satyrはサイドプロジェクトで打ち込み系で感覚に訴えてくる音楽とかやらないのかな。

SATYRICON ★★ (2008-11-07 22:24:00)

新作の二枚組みのコレクターズエディション、EP「My Skin Is Cold」が
全部丸ごと収録されてますね。EP買った私としてはちょっと悔しいですが(笑)、
「Mother North」のライブ版などがあんな限定品のみに収録だけで終わるのは
惜しすぎるので嬉しい限り。でもそういうものが出ると、日本盤の価値が…(笑)。

SATYRICON-Dark Medieval Times ★★★ (2008-07-12 22:51:00)

93年発表の1stで、Satyrが18歳の時の作品らしいです。

作風的には、アコギやトラッドメロを導入した、プリミティブよりのブラックメタルと言えそうですが…展開が唐突で捻くれていて、アヴァンギャルドに聞こえるのも大きな特徴。後の4thや5thで見せる変な展開は計算してやってるのが分かるんですが、この時点では天然なのか計算なのか判断できない音ですね…。

ノイジーな音質で暗黒世界を演出しつつ、邪悪な影が横切るようにキーボードが入る部分なんてLUNAR AURORAの4th辺りにも似てると思う(特に1曲目後半、ドラムがSE的に鳴るパートなど)んですが、この年齢で、ジャンルが未発達なこの段階で、こんな音を出してるなんて天然でやってるとしたら恐ろしいセンスの持ち主だし、計算でやってるなら天才だと思います。

凄みでいうなら、ある意味EMPERORの1st以
…続き

SATYRICON-My Skin is Cold-Existential Fear-questions ★★ (2008-07-10 17:26:21)

元はLP盤「VOLCANO」のボーナス曲らしいです。
あのアルバム自体奇怪なメロディが結構多かった印象がありますが、この曲はどこか大陸的なイメージが浮かぶメロディまで…雲よりも高い、仙人が住む山とかが浮かんでくるような妙なメロ。サビ前のキーボードの音色など、随所にセンスの良さが溢れてます…が、あの情けない感じのコーラスは一体…あれはSatyrの声なんでしょうか(笑)

SATYRICON-My Skin is Cold-Live Through Me ★★ (2008-07-10 17:30:38)

これも「VOLCANO」LP盤のボーナス曲。
「VOLCANO」の制作時、メンバーは日本や中国の文化にでもはまっていたんでしょうか…「Repined Bastard Nation」以上に、和を感じる妖怪メロディが前面に押し出された作風の曲。ただ、途中1分半辺りからのサイケなパートのリフが結構ダルイのがちょっと…その後の展開はめっちゃかっこいいんですが。

SATYRICON-My Skin is Cold-Mother North ★★★ (2008-07-10 17:41:26)

このEP、レコードと抱き合わせなのでちょっと高かったんですが、この曲が聴けただけでも買って良かったと思えました…。
オーケストラとの共演ライブテイクで、イントロにオーケストラと客の大合唱をフィーチャーしたアレンジ。オーケストラが入った事でミッドテンポ部分に地獄の劫火が燃え盛っているかのような視覚効果が付与され、ブリザードリフを伴う疾走パートとの対比によって圧倒的なスケールの大きさが実現されてます。原曲よりもドラミングが聴き取りやすくなってるのも○。シンフォ系のバンドでもここまでスケール大きい曲が作れてるバンドっていないと思う…ブラック史上に燦然と輝く超名曲である事を、改めて見せつけられてしまいました…。

SATYRICON-My Skin is Cold-My Skin is Cold ★★ (2008-07-10 17:21:47)

2007年の10月、東京を訪れた際に見た夢からインスピレーションを得て作った曲らしいですね。翳りのあるメロディにロック的リズムを組み合わせた作風は「Now, Diabolical」の路線を踏襲してますが、溶岩が流れるような粘性・流動性の高いトレモロをフィーチャーしており、印象としては「Now, Diabolical」と「Volcano」の相田の作風という感じ。
曲自体は良いんですが、このEP「Now, Diabolical」よりも1~2メモリくらい音が小さいんですよね…。ちょっと迫力に欠けるので★は二つ。

SATYRICON-My Skin is Cold-Repined Bastard Nation ★★★ (2008-07-10 17:33:56)

「Mother North」は妥当な選曲だと思いますが、ライブテイクのもう一曲にこれを選んでくれた事自体が凄く嬉しい。この曲大好きなんですよ…。Satyrのヴォーカルはいつもより潰れ気味だし、何故か位置が右寄り(「Mother Northのライブ版では直ってる)ですが、生々しさが伝わるのでオッケー(笑)。ブラスを入れた事で、毒々しさがより強く出た仕上がりになったと思います。

SATYRICON-Nemesis Divina ★★★ (2004-09-15 21:37:00)

EMPEROR2ndの日本盤の解説にて「ブラックメタルの名盤であるEMPERORの1stアルバムを超えるものを提示する所さえ感じられた」のように書かれていたのが本作。…ってそんな事言われたら聴きたくなっちゃいますよね(笑)因みに1997年発表の作品。

DISSECTIONを更にアグレッシブにしたような印象のあるメロディックなブラックメタルで、音質はまあまあといった所でしょうか。ドラムの音がやや軽く、凄まじいまでのプレイをしているのにちょっと勿体無いなと思うところがあったり、ギターのディストーション・ノイズが「シャー」という感じの音でメロディと打ち消しあってしまっている印象のところがあったりしたんですが、基本的には良好です。

しかし、このアルバムの収録曲はブラックメタル特有の冷厳で非常に美しいメロディがあちこちに散りばめられていて、そこはギターのディストーション
…続き

SATYRICON-Nemesis Divina-Du som hater Gud ★★★ (2004-09-15 21:38:30)

この曲、ラストにピアノが入るパートがあるんですが、何とも形容し難い程の美しさです。この曲のメロディはクラシックの名曲群に比肩する、もしくはそれ以上の素晴らしい物だと思います。
ブラックはブルータリティに加えこういう要素があるから止められないです。

SATYRICON-Nemesis Divina-Forhekset ★★★ (2004-10-15 10:39:45)

ラストで荘厳になるという点で「Du som~」と似ていますが、そこまでの展開ではこっちの方が好きです(反対にエンディングは向こうのほうが好き)。とりあえず、リフが勇壮な雰囲気を帯びてきたらその後にめちゃめちゃ良いメロディが来る合図ですので、心して聴いて下さい(笑)


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