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STAR OF ASH-The Thread
STAR OF ASH-Ulterior (original Motion Picture Soundtrack)
STAR OF ASH-iter.viator.
STAR OF ASH-iter.viator.-Beautiful as Torment
STAR OF ASH-iter.viator.-Death Salutes Atropos
STAR OF ASH-iter.viator.-In the Throws of Guilt
STAR OF ASH-iter.viator.-Odi et Amo
STAR OF ASH-iter.viator.-Sanies
STAR OF ASH-iter.viator.-The Nudity of Light
STERBENZEIT-Werdet leiden
STIELAS STORHETT-Expulse
STIGMHATE-THE SUN COLLAPSE
STONE SOUR-Stone Sour
STONE SOUR-Stone Sour-Get Inside
STONE SOUR-Stone Sour-Inhale
STONE SOUR-Stone Sour-Inside the Cynic
STONE SOUR-Stone Sour-Tumult
STONESOUR-Stone Sour
STONESOUR-Stone Sour-Get Inside
STONESOUR-Stone Sour-Inhale
STONESOUR-Stone Sour-Inside the Cynic
STONESOUR-Stone Sour-Tumult
STORM
STORM LEGION
STORM LEGION-DESOLATION ANGELS
STORM-Nordavind
STORM-Nordavind-Langt borti lia
STORM-Nordavind-Lokk
STORM-Nordavind-Mellom bakkar og berg
STORM-Nordavind-Nagellstev
STORM-Nordavind-Oppi fjellet
STORM-Nordavind-Utferd
STORMNATT-The Crimson Sacrament
STRATIOTES-EXPERIMENTAL SECTION-AN ELEGY OF JOURNALISM
STRATIOTES-EXPERIMENTAL SECTION-CIRCULATION
STRATIOTES-EXPERIMENTAL SECTION-MYSTERIOUS MOUNTAIN
STRATIOTES-EXPERIMENTAL SECTION-NECROFANTASY
STRIBOG
STRIBOG-U Okovima Vječnosti
STRIBORG
STRIBORG
STRIBORG-Solitude
STRIBORG-Solitude-Pernicious Paths of Perception
STRIBORG-Solitude-Solitude
STRIBORG-Solitude-The Failure of Human Nature
STRID-Strid
STUDIO BURNING-JKB48
STURMGEIST-Meister Mephisto
STUTTHOF-And Cosmos from Ashes to Dust
STYGGELSE-Heir Today God Tomorrow

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STAR OF ASH-The Thread ★★ (2009-01-12 20:49:00)

2008年発表の2nd。
Ihriel(今作からはStarofashを名乗ってる模様)がサングラス掛けてる、どこか垢抜けた
雰囲気のジャケを見て、「洗練されすぎてゴシックな雰囲気や作りこまれた世界観が
減退してしまったりして…」と危惧してましたが、全くそんなことはありませんね。
Ihrielのミステリアスなヴォーカル、深い叙情を紡ぎあげるピアノやキーボード、
実験的な音響処理など深遠な音使いによって丁寧に描写される世界観の作りこみは、
前作よりも深み、濃厚さ共に上がっているのではないでしょうか。
メタル色の薄い、ポストロック/ポストメタル的な音像は、PECCATUM「Lost in Reverie」や
ULVER「Blood Inside」辺りに通じる雰囲気がありますが、私がこの作品がそれらの作品と
決定的に異なると思うのは、奇怪では
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STAR OF ASH-Ulterior (original Motion Picture Soundtrack) ★★ (2009-09-26 19:30:00)

2009年に、StarofashことHeidi S Tveitanにより制作されたサウンドトラック。
22曲入りで約34分収録。300枚限定。
本来映像と一体となって世界観を作り上げるものである、映画のサウンドトラックという
性格上なのか、今回はいつものようなサンプリングなどを駆使し、繊細に暗黒世界を構築する
演出や、彼女の神秘的な歌声は控え目(あるといえばある、程度)で、8割方ピアノにより
静かなメロディを奏でる音楽性。と言っても、ピアノの低音がゴシック的な恐怖感を醸し出す
「No Jacob's Dream(1,2)」や、ヴォーカルも入り、これまでの彼女の作風を踏襲したような
「Empty Me」などは、前2作を愛聴したファンなら確実に楽しめるはず。
…でも、ピアノによる地味目なフレーズが数曲を通して、何度も繰り返して使われながら
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STAR OF ASH-iter.viator. ★★ (2005-06-02 20:37:00)

2002年発表の1stアルバム。
でもインタビューによると、最初で最後のアルバムになる可能性もあるとか…。
この作品なんですが、とにかく参加メンバーが豪華です。
なんとPeccatumのIhsahn、UlverのGarm(このアルバムではそれぞれVegard Tveitan、
Kris G Ryggとクレジットされてます。)という二人の音楽探求を続ける天才が
ギターやコーラスなどで参加しているだけでなく、ドラムはPeccatumの「Lost in Reverie」で
素晴らしい技巧を見せてくれたKnut Aalefjaerという人物が担当しています。
このメンバーがIhrielの感性が存分に発揮された耽美で、怪奇な世界観を表現すると言うのだから、
悪いものが出来る可能性なんて無いですね。
音楽的にはPeccatumの「Lost in
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STAR OF ASH-iter.viator.-Beautiful as Torment ★★ (2005-06-02 20:40:42)

インダストリアル・ノイズの効いた低音と幽霊じみたヴォーカルの掛け合いに、ピアノが被さってくるパートがとても印象的。Ihrielって耽美で悲しげで、ちょっと怪奇趣味も入った曲を好みますよね。Ihsahnと趣味が合うのも分かる気がする。

STAR OF ASH-iter.viator.-Death Salutes Atropos ★★ (2005-06-03 20:21:18)

オフィシャルにダウンロードコーナーがあったり、本人的にプッシュしているであろう曲。
イントロからドラマチックな感じはしますけど、やっぱり他の曲同様キャッチーではないですね(笑)。

STAR OF ASH-iter.viator.-In the Throws of Guilt ★★★ (2005-06-02 20:41:44)

ストリングスのみならず、合唱(クレジットを見ると、IhrielとIhsahnも密かに参加してます)やブラスも入ったオーケストレーションで実に壮大に聴かせてくれる、約11分の大作。金色に黄昏た曇り空から何本もの陽光が天使の梯子の様に降りてくるようなイメージを喚起させるような荘厳な曲で、アルバム鑑賞中、うたた寝をしてしまいこの曲の再生中に目が醒めたら、寝てる間に大災害でも起きて死んでしまい、いつのまにか天国に来てしまった様な錯覚をおこしてしまうかも(笑)。

STAR OF ASH-iter.viator.-Odi et Amo ★★★ (2005-06-03 20:20:47)

ラテン語で「私は憎み、そして愛する」の意味を持つタイトルを冠された曲。
それにしても、このKnutというドラマーは上手いですね。テンポはそれほど早くないんですが、この曲を聴くと早いだけが全てじゃない事が良く分かります。隠し味的に盛り込まれた民族的なリズムもあって、この曲のリズムセクションは特に聴き所です。

STAR OF ASH-iter.viator.-Sanies ★★ (2005-06-02 20:39:40)

ヴォーカル入りとしては一曲目に位置する曲ですが、歌が入るまでが3分と長めです。一曲目のインストとあわせると約5分でヴォーカリスト中心のプロジェクトとは思えない(笑)。全体的に大人しい曲調ですが、後半のアバンギャルドな部分はなかなかかっこいいです。ただ、その部分の悲鳴みたいな声はちょっと…

STAR OF ASH-iter.viator.-The Nudity of Light ★★★ (2005-06-03 20:21:05)

Garmがヴォーカルとして参加した曲。
やっぱり彼のヴォーカル良すぎです。この曲では囁くように歌ってますが、ULVERの「Lost In Moment」にも匹敵するセクシーさで素晴らしいです。「sickens me」で悶絶(笑)。Ihrielの妖艶な歌声やピアノの音色の貢献もあり、とても色気のある曲になっています。

STERBENZEIT-Werdet leiden ★★ (2014-05-04 12:51:42)

2010年発表の1st。

この作品、かのSelf Mutilation Servicesからリリースされてるんですが、如何にもって音ですよね(笑)。悲痛に裏返った絶叫、人生を諦めたくなる気持ちを促進するような鬱トレモロ、基本スローに粛々と展開していくテンポなど、ほぼ鬱ブラックのテンプレート通りの作風ながら、ヴォーカルの悲壮感、メロディの陰鬱さなど、鬱ブラックを構成する基本要素のレベルはなかなかに高いと思う。

ただ、トレモロのメロディは聴き取り易いものの、何故かドラムの音色がかなりRaw。金物の音が若干耳に痛いのが微妙ですが、バスドラの響くような音が妙に音質に陰り・湿り気を与えていて、雰囲気はかなり出ていると思う。後半面白いリズム展開もあるものの、特に前半はミニマル志向が強めで、鬱系としてはややマニア向け…というかジャンルを踏み込んで聴いてる人向けでしょうか。ま
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STIELAS STORHETT-Expulse ★★★ (2013-12-17 10:43:50)

2011年発表の2nd。

一口にアヴァンブラックと言っても様々なタイプがありますが、このバンドは他ジャンルの音を積極的に取り入れていくタイプではなく(一部にサックスを用いたムーディなパートがあったり、悲鳴やナレーション等のSEを導入しているくらい)、あくまでブラックメタルの範疇内でフレーズに不条理性や捻りを持たせ、それを病的な雰囲気へと繋げていくタイプの作風ですね。

どこかサイケデリックに煙るような音色のディストーション、聴き手を幻惑するような不条理性を感じさせるメロディ、カタルシスを感じるような神秘系トレモロ、音像に変化をもたせ、不安を煽るような刻みリフ…など、楽曲に込められた工夫がもたらす世界観は確かに精神を冒すようなムードを感じるものですが、作風全体としては意外にもメロディアスな作りになっているのもポイントですね。

檻に入れられた病んだ人間
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STIGMHATE-THE SUN COLLAPSE ★★★ (2012-08-12 12:24:41)

2012年発表の3rd。
端的に言ってしまえば、DARK FUNERALやNAGLFAR辺りに通じる、ファストでメロディックなブラックなんですが…この手の中でも、代表格のバンドに肉薄するクオリティを持った作品ではないでしょうか。

DARK FUNERALを「業火系」と評しているレビューがありましたが、このバンドも同じ特性を持っていると思う。ブラスト中心の苛烈なリズムとノイジーで厚みのあるリフが吹き上がる地獄の業火の如き音の壁を生み、そこにメロディックで邪悪なトレモロで追い討ちをかけるような音で、ヴォーカルも炎に焼かれているかのような凄絶な絶叫をかましてくれます。

素晴らしいのは、DARK FUNERALやNAGLFARと比べても見劣りしないメロディの良さがあることですね。寒々しさとか禍々しさとか、この手の作風に必要な要素は当然持ってるんですが、それに加え
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STONE SOUR-Stone Sour ★★ (2004-06-01 21:04:00)

SLIPKNOTのCoreyとJamesが中心となったプロジェクト、STONESOURの1stアルバム。
とにかくみなさんの言う通り、Coreyの歌声が凄く良いです。SLIPKNOTで見せたようなシャウトの他にもメロディアスに歌い上げる所もあり、また疲れ切ったように呟く所やわめき散らすような所など、かなり表現力のあるボーカリストである事を再認識できます。
ただ、プッシュされている2曲「Get inside」や「Bother」などは緩急の点でも極端なもので、アルバムを通して聴くと似たようなテンションの曲が続く所が多く構成的にやや不満が残る所もありました。
でも「Inhale」の疲れきったような絶望感に満ちた曲、「Tumult」「Inside the cynic」の疾走感などはかなりかっこよく、「Monolith」のようなシャウトが殆どないハードロックもあり「SLIPKNO
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STONE SOUR-Stone Sour-Get Inside ★★★ (2003-11-20 03:39:00)

彼らの元のバンドであるSLIPKNOTを髣髴とさせる、アグレッシブなミクスチャーナンバー。
SLIPKNOTとの差別化を無理矢理しないところが潔くて良いです。こっちもカッコイイ!!

STONE SOUR-Stone Sour-Inhale ★★ (2003-11-20 03:38:46)

アルバム「STONE SOUR」ではメロディアスでややハードなミディアムナンバーが幅を利かせていますが、その中でもこの曲は格好良いです。
哀愁漂う歌メロをコリィの流麗なボーカルで歌われるとグッとくる物があります。

STONE SOUR-Stone Sour-Inside the Cynic ★★★ (2004-06-01 21:03:51)

日本盤ボーナストラック。
ホンとにSLIPKNOT関連のボーナス曲は充実してます…この曲はボーナストラックには勿体無いほどかっこいい、疾走感のあるハード・ロックで、終わり方もすっきりしていて気持ち良く聴けます。

STONE SOUR-Stone Sour-Tumult ★★★ (2004-06-01 21:03:31)

イントロからスリリングに聴かせてくれる、アルバムでもかっこよさでは右に出る物は無いという程のかっこいい曲。
Coreyの歌に対して合いの手的に入るギターやドラムが良い感じです。

STONESOUR-Stone Sour ★★ (2004-06-01 21:04:00)

SLIPKNOTのCoreyとJamesが中心となったプロジェクト、STONESOURの1stアルバム。
とにかくみなさんの言う通り、Coreyの歌声が凄く良いです。SLIPKNOTで見せたようなシャウトの他にもメロディアスに歌い上げる所もあり、また疲れ切ったように呟く所やわめき散らすような所など、かなり表現力のあるボーカリストである事を再認識できます。
ただ、プッシュされている2曲「Get inside」や「Bother」などは緩急の点でも極端なもので、アルバムを通して聴くと似たようなテンションの曲が続く所が多く構成的にやや不満が残る所もありました。
でも「Inhale」の疲れきったような絶望感に満ちた曲、「Tumult」「Inside the cynic」の疾走感などはかなりかっこよく、「Monolith」のようなシャウトが殆どないハードロックもあり「SLIPKNO
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STONESOUR-Stone Sour-Get Inside ★★★ (2003-11-20 03:39:00)

彼らの元のバンドであるSLIPKNOTを髣髴とさせる、アグレッシブなミクスチャーナンバー。
SLIPKNOTとの差別化を無理矢理しないところが潔くて良いです。こっちもカッコイイ!!

STONESOUR-Stone Sour-Inhale ★★ (2003-11-20 03:38:46)

アルバム「STONE SOUR」ではメロディアスでややハードなミディアムナンバーが幅を利かせていますが、その中でもこの曲は格好良いです。
哀愁漂う歌メロをコリィの流麗なボーカルで歌われるとグッとくる物があります。

STONESOUR-Stone Sour-Inside the Cynic ★★★ (2004-06-01 21:03:51)

日本盤ボーナストラック。
ホンとにSLIPKNOT関連のボーナス曲は充実してます…この曲はボーナストラックには勿体無いほどかっこいい、疾走感のあるハード・ロックで、終わり方もすっきりしていて気持ち良く聴けます。

STONESOUR-Stone Sour-Tumult ★★★ (2004-06-01 21:03:31)

イントロからスリリングに聴かせてくれる、アルバムでもかっこよさでは右に出る物は無いという程のかっこいい曲。
Coreyの歌に対して合いの手的に入るギターやドラムが良い感じです。

STORM ★★ (2005-05-13 21:17:00)

SatyrことS.Wongravenが自国ノルウェーへの愛情と、自分の持つ音楽性でフォークをやりたいという渇望から、FenrizことBerr NagelとRueslattenを誘い立ち上げたプロジェクト。
SATYRICON、DARKTHRONE、THE 3RD AND THE MORTALといった有名バンドのリーダーが結託し、独特な音楽をやっていましたが、アルバムを1枚しか残していないのが惜しい所。

STORM LEGION ★★ (2012-01-10 23:44:59)

ポルトガル産ブラックメタルバンド。
ex-SIRIUSのメンバーも在籍してます。

STORM LEGION-DESOLATION ANGELS ★★ (2012-01-10 23:47:10)

2010年発表の2nd。

モノクロの髑髏ジャケからは何かプリミティブっぽい雰囲気が漂ってきますが、RAWさを残しつつもリフに音圧のある、重量感を持って疾走するブラックメタル。毒々しいメロディを仕込んだトレモロリフ、所々で存在感を示す甘美な邪悪さを伴うリードギターのフレーズなど、WATAINを想起させる作風。普段からブラックメタルを聴いている人であれば、何の抵抗もなく受け入れられそうな、ストレートな路線ですね。

…それだけだと、ムードもクオリティもかなり良質なブラック…で終わってしまいますが、このバンドはヴォーカルの存在感がかなり大きいのが特徴。絶叫というよりは…雄叫び系というんでしょうか、やたら野太い声で、時折地声を交えつつがなるタイプ。ヘラクレスとかコロッサスとか、ああいうマッシブな存在を想起させる声でかなりの迫力。鬱ブラック的な嗚咽絶叫も聴かせてくれますが
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STORM-Nordavind ★★ (2005-05-13 21:16:00)

SATYRICONのSatyrを中心に、DARKTHRONEのFenrizとTHE 3RD AND THE MORTALの女性ヴォーカリストRueslattenによって結成されたプロジェクト・バンドのアルバム。おそらく1995年発表の作品だと思います(書いてない…)。

ノルウェーの民謡のメロディをブラックメタルの味付けでバンド・アレンジするといった独特な音楽性のアルバムで、アルバムを通じてその土着的なメロディがSatyr&Fenrizのブラックメタルコンビによる朗々とした歌唱、Rueslattenの妖艶で推し引きを心得た表現力豊かなヴォーカル、そしてジリジリとしたディストーションの掛かったギターによって演奏され、それが主にミディアムテンポのリズムに乗せられています。

演奏時間はトータル約30分というランニングタイムで一曲一曲も短く、サクっと聴けるアルバムで、ア
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STORM-Nordavind-Langt borti lia ★★★ (2005-05-13 21:23:29)

Rueslattenがメインヴォーカルを務める曲。
元はノルウェー民謡ですが、その土着的メロディがRueslattenの巫女のようなヴォーカルによって歌われると、どこか異教の神を崇める儀式に使われてもおかしくないような妖しさが出てくるように思います。

STORM-Nordavind-Lokk ★★ (2005-05-13 21:24:26)

Rueslattenによる独唱のみを収めた楽曲。
まるでサスペンス映画の犯人自決シーンにでも使われそうな、悲劇的なイメージのあるメロディで、彼女の歌唱は神秘的なものを感じさせます。ちなみにこのメロディ自体もRueslattenのペンによるもの。

STORM-Nordavind-Mellom bakkar og berg ★★ (2005-05-13 21:20:58)

このアルバムの王道とも言える民謡メタル。
メロディには海の男の哀愁がこれでもかと編み込まれているのに、どこか暢気さというか大らかさがあって面白いです。ほんの少しだけですが、Satyrの物とおぼしきデス声も入った曲。

STORM-Nordavind-Nagellstev (2005-05-13 21:22:00)

Fenrizによる独唱曲(プラス簡単なリズムも)。
演奏時間は一分足らずと短いですが、哀愁を伴う朗唱を単独で楽しむ事の出来る楽曲です。個人的には、特に入りのやや高音のところの歌い方が好き。

STORM-Nordavind-Oppi fjellet (2005-05-13 21:26:20)

民謡メロディといえども、Satyrの掠れたようなヴォーカルで歌われると何処となく邪悪な雰囲気を纏ってしまいますね(笑)。なんだか聴いていると呪われそうな気が…。

STORM-Nordavind-Utferd (2005-05-13 21:25:21)

アコギとキーボードによるインストで、ノルウェー民謡をSatyrがアレンジしたもの。
邪悪さはほとんど無く、ある意味ヒーリングミュージックと言ってもいい位の穏やかな曲です。

STORMNATT-The Crimson Sacrament ★★ (2014-06-19 22:50:22)

2009年発表の2nd。

大もとにあるのは、DISSECTIONやWATAIN辺りを代表とする、ブラックの湿り気や宗教的な雰囲気、邪悪さや寒々しさなどを感じさせつつ、Rawさではなく構築性も感じさせるメロディック・ブラックだと思うんですが…それらのバンドの影響を踏まえつつ、楽曲のより多くの部分をメロディアスなトレモロで多い、更にメロウさを強調したような作風ですね。

このバンドの場合、メロディから感じるのは邪悪さや寒々しさよりも、神秘性や儚さなんですよね。敢えて聖歌を思わせるような、神聖さを感じさせるメロディを用いる事で逆説的にそれらを汚している感じでしょうか。メロブラではこの手のトレモロをクライマックスで用いたりする手法が多いですが、このバンドは全編通じてそんな感じ。ただ、メロいのは良いんですけど、個人的にはDISSECTIONやWATAINと比べると起伏が少
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STRATIOTES-EXPERIMENTAL SECTION-AN ELEGY OF JOURNALISM ★★★ (2009-12-30 09:05:50)

エクストリームメタル成分高めな風神少女。
例のクサメロをスラッシュビートに乗せてかっ飛ばしてくれるだけで十分かっこいいんですが、更に疾走感を高めるよう練られたドラムのフレーズ、サビへの入りの部分などハッとするような部分も多く、この曲のアレンジでは、私が聴いた中では一番かっこいいと思う。ラストのトレモロをブラスト→ロールに乗せるパートの盛り上がりも凄まじいものがあります。

STRATIOTES-EXPERIMENTAL SECTION-CIRCULATION ★★ (2009-12-30 09:08:11)

キーボードとリードギターが絡むパートが非常にかっこいい曲。
東方で言うと、画面全体に米粒弾が大量にバラ撒かれているようなイメージ。ああ、今にも自機が撃ち落される音が聴こえてきそうだわ…(笑)

STRATIOTES-EXPERIMENTAL SECTION-MYSTERIOUS MOUNTAIN ★★★ (2009-12-30 09:15:08)

他の曲と比べると、正統派的な印象が強いかな?
しかし、サビでのキーボードの音色や、トレモロ交じりのメロデス風リフに始まる、多少プログレ掛かった展開など、やはり異才を放つ部分もかなり感じられますね。

STRATIOTES-EXPERIMENTAL SECTION-NECROFANTASY ★★★ (2009-12-30 09:12:27)

このバンドはトレモロの使い方も巧いですよね。
イントロなんかは戦慄を感じさせるし、サビもかっこいいだけでなく、不気味さや幽玄さも入り混じっていて凄く聴き応えがある。中間の左右のトレモロでハモるパートなんて、リズムを2ビート疾走に差し替えたら、まんまプリミティブブラックメタルバンドが演りそうな感じになると思うし。「Necrofantasy」の、「Necro(=「死」を意味する接頭辞)」の部分まで表現しきった名アレンジ。

STRIBOG ★★ (2013-12-10 21:37:43)

クロアチア産フォーク/ペイガン/メロディックブラック。
STRIBORGと間違いやすいので注意(笑)。

STRIBOG-U Okovima Vječnosti ★★★ (2013-12-10 21:43:13)

2010年発表の1st。
最初店頭でバンド名見た時は無礼にもSTRIBORGのパチモンみたいな名前だと思いましたが(笑)、買ってみるとこれがフォーク/ペイガン由来のクサメロ志向のメロディック・ブラックの中でも、かなり素晴らしい作品で驚きました。

路線としては、「NeCHRIST」辺りの時期のNOKTURNAL MORTUMにも通じる、スラブ民族らしい土着的で、キャッチーなクサメロを笛や妖しげな女性ヴォーカルが奏でつつ、ブラックらしい苛烈なバンドサウンドで聴かせる作風で、特に物珍しい音を出している訳ではないんですが…トレモロだけでなく、スラッシュ由来のキレの良い刻みを多用した、畳み掛けるようなテンションの高さ、それによるメリハリのついた楽曲が、ほんと素晴らしいんですよね…。

基本的にはクリアながら、ブラックらしい生々しさをある程度残した音作りも、刻みリフの
…続き

STRIBORG ★★ (2007-11-18 19:09:00)

オーストラリア産鬱ブラック。
大分前から評判になっているようですが、遅ればせながら追加。
XASTHURを更にマニアックにしたような感じです。

STRIBORG ★★ (2007-11-18 19:13:00)

…しかし、Encyclopaedia Metallumで調べたんですが、このバンドは
2004年に1stをリリースしてから、もう八枚もフルを出してるんですね…。
今年だけでももう二枚出してるし。
XASTHURもかなり多作でほぼ同時期に二枚のフルを発売してたりしますし、
この手の鬱系は鬱なのか躁なのか分かりませんね(笑)

STRIBORG-Solitude ★★ (2007-11-18 19:03:00)

2007年発表新作。
調べた所、2004年に1st出してから、もう8枚目になるらしいです。

鬱ブラック曲をダークアンビエントで挟み込むという構成の作風。
鬱ブラックと言うとBURZUMを初めとして、XASTHURやBLUT AUS NORDなどが挙げられますが、このバンドも上記のバンド同様、陰鬱さを突き詰めるようなブラック。上記のバンドと比べると物理的に(笑)一番聴きづらい音楽性かと思います。

基本的にXASTHURを思わせる、ミディアム~スローなテンポと陰鬱なメロディで攻めるタイプなんですが、ギターの歪みが蟲の羽音や火花を思わせる独特の耳に優しくない音色で、その奥から微かに、ユルユルとメロディが聴こえてくる感じ。しかもドラムの金物の音が大きめで、正直うるさく感じる事もしばしば。ギターの歪ませ方はMUTIILATIONの4thに似てますが、向こうよ
…続き

STRIBORG-Solitude-Pernicious Paths of Perception ★★★ (2007-11-18 19:06:36)

鬱ブラックなので基本的に地味な展開なんですが、前半に何気に扇情的なメロディがあるのがポイント。扇情的と言っても鬱や絶望の感情を煽る感じですが。ゆるい疾走に気持ち良くなってきたところを、「おきろー!!」とばかりにうるさく鳴る金物がキツイ。

STRIBORG-Solitude-Solitude ★★ (2007-11-18 19:05:23)

まず音質に驚き…というか「うわぁ…」と思いました(笑)
昔、イヤフォンが使いすぎで壊れてしまい、酷いノイズが混じるようになってしまった事があるんですが、その時のノイズとギターの歪ませ方がそっくりです。

STRIBORG-Solitude-The Failure of Human Nature ★★ (2007-11-18 19:07:25)

後半のキーボードが強いパート、鬱なだけじゃなくて神秘的な印象も受けて良い感じ。歌詞も厭世・厭人的な感じですが、この人そもそも歌詞を歌ってるんでしょうか(笑)

STRID-Strid ★★★ (2009-05-02 22:35:00)

94年発表のEP、93年のデモに前身バンドMALFEITORの音源を付けた再発盤。07年発売。

ノイジーに歪んだギターノイズとベールのような神秘的なキーボードに包まれた音像、トレモロリフやベースによって奏でられる寂寥感あるメロディ、ガラガラに潰れたヴォーカルの叫びなど、この時点でどこをどう聴いても確立した鬱ブラックをやってます。

今でこそXASTHURやI SHALT BECOMEを始め、STRIBORGやチェコのTRIST、カナダのETHERなど、このジャンルも優れたバンドが多く現れ、群雄割拠の状態となってますが、この音源はブラック黎明期のものであるにも関わらず、そのままそれらのバンドと勝負出来るクオリティがあると思う。
それどころか、このバンドは鬱ブラックの元祖でありながら、今の鬱系のバンドが表現する絶望感や陰鬱感の「先」の情景を提示してるんじゃない
…続き

STUDIO BURNING-JKB48 ★★ (2011-05-12 01:43:11)

2010年発表のAKB48カヴァーアルバム。

以前、このサイトがメタル専門だったとき、AKB48が追加されたときは「メタルとは正反対の音楽」と揶揄されてましたが…繋がっちゃいましたよ、AKBとメタル(笑)。さて、一番の疑問はアイドル曲をメタルにアレンジすることよりも、男臭い通り越して、男らしさがイシファリック(意味は調べてください)という単語を想起させるレベルの、JUN氏のムエタイマンが雨に打たれて男泣きしているようなヴォーカルが、果たしてポップスに合うのか、という所ですが…

歌詞にしてもメロにしても、意外にも違和感が無いです。
特に歌詞、「♪嵐を力に変えろ」とか、普通にパワーメタルバンドの歌詞にありそうなフレーズじゃないですか(笑)。「♪あどけない振りしてればナイフだって隠し持てる」…一体何なんだ、その反逆の精神は(笑)。「♪弱音吐くな 諦めるな 走り
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STURMGEIST-Meister Mephisto ★★★ (2016-05-24 00:49:19)

2005年発表の1st。

SOLEFALDで独特の感性とヴォーカルを聴かせるCornelius氏が中心人物を務めるバンドですが…アヴァンギャルドブラックを中心に、シンフォ・ゴシック・ペイガン・プログレなど様々に拡散する音楽性を持ったSOLEFALDですが、こちらではシンフォニック・インダストリアル方向にある程度路線を絞った音になってますね。もちろん、彼特有の前衛性のある雰囲気は勿論継承されてます。

基本は頽廃的で、どこか重厚さもある雰囲気を醸し出していますが、時折キレの良いリフと共に入る疾走パートなどはごく真っ当なかっこよさで、楽曲のクオリティもSOLEFALDに劣らず高いですね。しかしCorneliusのヴォーカル…彼のナルシスティックな呻き気味の低音での歌声を聴いていると、どうしてもSOLEFALDの音源を聴いてる気分になりますね。自分色に染めるパワーがや
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STUTTHOF-And Cosmos from Ashes to Dust ★★★ (2011-12-26 22:52:39)

2004年発表の2nd。
2011年にボーナスディスク付き2枚組で再発されてます。

今年新作もリリースした、ACHERONTASのメンバーがかつて演っていたバンドという事ですが…音質や展開等にプリミティブ寄りな部分こそあるものの、当時からオカルトでカルトな雰囲気を濃厚に漂わせつつ、印象に残るメロディを配したドラマティックなブラックをやってますね。ただ、メロデスっぽい泣きメロとNED系に通じる邪気を含むメロが混在するACHERONTASのメロ使いと比べると、この作品は「Nemesis Divina」期のSATYRICONを思わせる寒々しく邪悪なメロディが多く、ブラックメタルとしてよりストレートな印象。

また、音質はメロディが聴こえなかったり、耳に痛かったりといった聴きづらさは感じられないものの、時々ドラムの音が埋もれ気味だったり、お世辞にも良好とは言えない
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STYGGELSE-Heir Today God Tomorrow ★★★ (2011-12-19 22:19:53)

2010年発表の1st。

このバンドもブラックメタルにハードコアのテイストを加味したスタイルを演ってますが…個人的に、この手のバンドってブラックから逸脱するほどハードコアの要素が強いと「ちょっとなぁ…」と思ってしまうことが多いんですが、このバンドは取り入れ方の配分的にかなり好みですね。

確かにドラムに炸裂感があったり、リフがオールドスクールでダーティなノリの良さを含んでいたりはするんですが、同時に邪悪が脈動するかのようなドスの効いた漆黒さも醸し出していて、雰囲気は真性ブラックそのもの。ある程度立体的で迫力がありながらも、プリブラのRAWさを失わない音質も良い感じ。また、メロディは北欧のカルトブラック特有の陰湿さが感じられて、それが邪悪さを更に際立てているのが良いですね。

ヴォーカルも地声交じりのがなりスタイルながら、ハードコアの熱さよりもWATA
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