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Usher-to-the-ETHERさんの発言一覧(評価・コメント) 6101-6150
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THE 3RD AND THE MORTAL-Tears Laid in Earth-Why So Lonely
THE 3RD ATTEMPT-Born in Thorns
THE AGONIST-Lullabies for the Dormant Mind
THE AGONIST-Lullabies for the Dormant Mind-Swan Lake (a cappella)
THE AGONIST-Lullabies for the Dormant Mind-The Sentient
THE AGONIST-Lullabies for the Dormant Mind-The Tempest (The Siren's Song; The Banshee's Cry)
THE ARRIVAL OF SATAN-Vexing Verses
THE ASCENDANT-The Spiritual Death EP
THE AUSTRASIAN GOAT
THE AUSTRASIAN GOAT-The Austrasian Goat
THE AXIS OF PERDITION-Tenements (Of the Anointed Flesh)
THE AXIS OF PERDITION-The Ichneumon Method (And Less Welcome Techniques)
THE BIRTHDAY MASSACRE-Walking With Strangers
THE BIRTHDAY MASSACRE-Walking With Strangers-Falling Down
THE BIRTHDAY MASSACRE-Walking With Strangers-Goodnight
THE BIRTHDAY MASSACRE-Walking With Strangers-Movie
THE BIRTHDAY MASSACRE-Walking With Strangers-Red Stars
THE BLACK
THE BLACK-Alongside Death
THE BLACK-Alongside Death-Alongside Death
THE BLACK-Alongside Death-On the Descent to Hell
THE BREATHING PROCESS-Odyssey (Un) Dead
THE BREATHING PROCESS-Odyssey (Un) Dead-Hordes
THE BREATHING PROCESS-Odyssey (Un) Dead-Leveler
THE BREATHING PROCESS-Odyssey (Un) Dead-Metamorphosis
THE BREATHING PROCESS-Odyssey (Un) Dead-Odyssey (Un) Dead
THE BREATHING PROCESS-Odyssey (Un) Dead-Pantheon Unraveling
THE BREATHING PROCESS-Odyssey (Un) Dead-Vultures
THE CNK-Ultraviolence Über Alles
THE CNK-Ultraviolence Über Alles-Jim Beamed Ahnenerbe TV
THE CNK-Ultraviolence Über Alles-Kommando '96
THE CNK-Ultraviolence Über Alles-Political Police
THE FUNERAL ORCHESTRA-Feeding the Abyss-Apocalyptic Trance Ritual
THE FUNERAL ORCHESTRA-Feeding the Abyss-Church of TFO (Nocturnal Lust)
THE FUNERAL ORCHESTRA-Feeding the Abyss-Feeding the Abyss
THE FUNERAL PYRE-Vultures at Dawn
THE GREAT OLD ONES-Tekeli-li
THE HOWLING WIND
THE HOWLING WIND-Into the Cryosphere
THE IDOLM@STER
THE IDOLM@STER JUPITER-Alice Or Guilty
THE IDOLM@STER JUPITER-Bang×bang
THE IDOLM@STER MASTER ARTIST 01 天海春香-GO MY WAY!! (M@STER VERSION)
THE IDOLM@STER MASTER ARTIST 01 天海春香-I WANT
THE IDOLM@STER MASTER ARTIST 01 天海春香-太陽のジェラシー (M@STER VERSION)
THE IDOLM@STER MASTER ARTIST 01 天海春香-大スキ!
THE IDOLM@STER MASTER ARTIST 02 高槻やよい-おはよう!!朝ご飯 (M@STER VERSION)
THE IDOLM@STER MASTER ARTIST 02 高槻やよい-キラメキラリ
THE IDOLM@STER MASTER ARTIST 04 菊地真-エージェント夜を往く (M@STER VERSION)
THE IDOLM@STER MASTER ARTIST 04 菊地真-迷走MIND

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THE 3RD AND THE MORTAL-Tears Laid in Earth-Why So Lonely ★★★ (2005-09-03 11:51:37)

やっぱり1曲目からこの曲への繋ぎに悶絶する人は多いようですね。
高音が良く映える、聴いていて切なくなるリフのメロディも絶品。

THE 3RD ATTEMPT-Born in Thorns ★★★ (2017-03-07 11:56:02)

2015年発表の1st。
表記によってTHEがあったりなかったり…ジャケのロゴにはTHEがありますが、CDケース側面の方には表記されてないのでショップで探す際は注意。

元EMPERORでGREEN CARNATIONを立ち上げ、CARPATHIAN FORESTなどにも参加していたTchort氏を始め、北欧産ブラックのそれなりに有名所が集まったバンドの初フルアルバムという鳴り物入りの作品。作風自体は、スラッシュの要素の強いブラックで、CARPATHIAN FORESTやAURA NOIRを想起させる感じですね。ブラックの方が主体になってる感じ、前者により近いように思えます。

出だしがかなりパンキッシュなのでイメージを引っ張られますが、北欧産らしい土着的な禍々しさを伴う疾走があったり、キーボードも用いた儀式的な曲があったり、楽曲のバリエーションは意外に豊富
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THE AGONIST-Lullabies for the Dormant Mind ★★ (2009-05-06 20:18:00)

2009年発表の2nd。
メロデス/メタルコアバンドでフロントマンが女性、しかもファッションがゴス寄りなので、
これはゴシック的耽美さや儚さの強いメロデスが聴けるのでは…と興味を持って購入。
…本当は、タワレコで輸入盤が期間限定で1500円という安価で、しかもポイントが1000円分
あったので丁度良いと思って買ってしまったんですけど(笑)。
で、実際に聴いた感触としても大分期待通りの音ですね。
リフ捌きはメロデス由来の、聴いててテンションの上がるような、扇情的でメロディックな
ものなんですが、全体的なムードだったりクリーンヴォーカルのメロディだったり、ゴシック
メタルにも通じる暗い熱情が感じられる部分も多い音。また、テクニカルなリフとリズムの
絡みは「激しい」というより、「めまぐるしい」感じがするのも特徴で、訳も分からないうちに
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THE AGONIST-Lullabies for the Dormant Mind-Swan Lake (a cappella) ★★ (2009-05-06 20:22:25)

聴けば誰でも分かるような超有名曲のカヴァー。
このメロディって、どこかゴシックに通じるような暗い叙情があると思うんですが…こういうカヴァーをアルバム中に入れる感性が素晴らしいと思う。

THE AGONIST-Lullabies for the Dormant Mind-The Sentient ★★★ (2009-05-06 20:21:36)

目まぐるしくテクニカルなパートと幽玄で繊細な情景を描くパートが混在する曲で、プログレメタラーにもアピールしそう。歌い上げをブラストで切り裂いていく部分はハッとするほどかっこいいですが…出来れば歌メロが一段落付くまでブラストは続けて欲しかったなぁ。

THE AGONIST-Lullabies for the Dormant Mind-The Tempest (The Siren's Song; The Banshee's Cry) ★★★ (2009-05-06 20:20:42)

何だか分からないうちに、全身を切り刻まれているような目まぐるしさが特に強く感じられる1曲目。普通声のパートのメロディが少し中近東っぽい雰囲気があって、良いフックになっていると思う。嵐のようなアンサンブルにセイレーンの歌声のようなノーマル声、バンシーの叫びのようなデス声…と、タイトルを読んだだけでどういう曲か想像付くあたり親切な曲なのかも(笑)。

THE ARRIVAL OF SATAN-Vexing Verses ★★★ (2012-09-16 00:18:43)

2009年発表の2nd。
今にも自傷に走りそうなモノトーンジャケもヤバいですが、中身はジャケ以上に激ヤバな代物ですよ、これ…。

まず1曲目を聴いた時点で圧倒されるのが、殺意すら感じる音圧。ノイジーなギターリフも轟音といって差し支えないんですが、ドラムの演奏終わったらドラムセット一台オシャカになってるんじゃないかと思うようなカチコミブチ切れシバキ倒しっぷりが半端じゃないです。このドラミングが主軸となったやたらやかましい爆音は、プリブラのシャーシャー系ともウォーブラックのボロボロ系とも違ったRAWさがあって、辛口ながらも非常にかっこいい。

…と、まずはその殺気溢れる出音に圧倒されるんですが、よく聴くとリフの質感も独特。意識の底の底まで冷えるような、黒い光を放つうねりが込められているような感触で、一般的なプリブラのトレモロリフやオールドスクールなリフとは明らか
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THE ASCENDANT-The Spiritual Death EP ★★★ (2013-12-28 00:47:58)

2012年発表の2曲入りEP。

基本的な輸入盤アルバムの相場が2000円前後だとすると、2曲で約1000円なのはちょっと高いな…と思って、今まで買い控えしてたんですが…自分の判断力の鈍さを呪います…。なんなんでしょうか、この質の高さは…。Mortuus加入以降のMARDUKやTRIUMPHATORを思わせる、暗黒趣味強めなファストブラックという感じですが、最早ベテランのこれらバンドに、既に肉薄する音を出しているんですが…。

例えば獰猛にがなるヴォーカルや、激ファストなブラストを軸に据えた展開などから感じる暴虐性、その暴虐を余すことなく伝えるクリアな音質など、ファストブラックとしての基本的な質も当然のように高いですが、その上で楽曲も極上なのが素晴らしい!気が滅入ってくるようなアルペジオ、体温だけでなく明度も同時に下げる暗黒極寒トレモロ、音圧を与え闇を更に深くする
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THE AUSTRASIAN GOAT ★★ (2012-02-23 21:10:51)

フランスのフューネラルドゥーム寄り鬱ブラック。
THE AUSTRALIAN GOATではないので注意。

THE AUSTRASIAN GOAT-The Austrasian Goat ★★ (2012-02-23 21:11:25)

2007年発表の1st。

メロディアスなフレーズよりも、ノイジーな引き摺り系を多用するリフと、ネガティブなオーラをそのまま可聴化したようなキーボードがメランコリックを通り越して抑鬱的なムードを描き出し、そこに血を吐くような叫びが乗る、葬式ドゥームと鬱ブラックを掛け合わせたような作風で、NORTTやELYSIAN BLAZE辺りに近い路線ですね…というか、ぶっちゃけこの2バンドの間くらいの作風というのが、初めて聴いたときの印象でした(笑)。

ただ、やはりNORTTなどとは微妙に雰囲気が異なりますね。NORTTが底知れぬ闇を湛えた洞穴に引きずり込まれていく感じだとすると、こっちはノイジーなギターが入った瞬間、周りの空気自体が瘴気に変わってしまう感じでしょうか。NORTTが奥行きのある闇だとすれば、こっちは広がりのある闇。またELYSIAN BLAZEと比べると、メ
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THE AXIS OF PERDITION-Tenements (Of the Anointed Flesh) ★★ (2011-08-23 22:38:54)

2011年発表の4th。

これ、個人的に凄く楽しみだったんですよ。
ショップの宣伝や、レビューサイト/ブログでもDEATHSPELL OMEGAの影響を受けたと言われてて、今までアンビエントやインダストリアル、それもかなり個性的な路線のものを演ってたバンドがそっち方面に行ったらどんな音になるのか…と、かなりわくわくして聴きました。

確かに、単にダークなだけでない、不協的かつ有機的に蠢くようなメロディは、明らかにプログレ/アヴァンギャルド/テクニカルな方面に行ってからのDSOの影響下にありそうですね。しかしそれが乗るリズムが、手数は多いものの音量の小さい、音に融けるようなドラミングのため、更に有機的な気持ち悪さが強調されている感じ。テクニカルな面の追及をしない代わり、不気味さに特化したDSOという雰囲気で、常軌を逸したムードはBLUT AUS NORDっぽ
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THE AXIS OF PERDITION-The Ichneumon Method (And Less Welcome Techniques) ★★ (2008-10-29 22:35:00)

2003年発表の1st。

このバンドは日本産ホラーゲーム「Silent Hill」にインスピレーションを得ていると聞き、興味を持ったんですが…ブックレットのインスピレーション元欄を見てみると、確かにラブクラフトやデビッド・リンチなど他のアーティストも良く影響元に挙げているものの中に、Silent Hillが!!ぶっちゃけSilent Hillは未プレイなんですが、イギリスのブラックメタルバンドが日本のホラーゲームからインスピレーションを得てるという事実は、やっぱりいちゲーマーとしては見過ごせませんよね(笑)。

強酸を思わせる爛れたメロディ、エフェクトを最大限に活用し異形化したヴォーカル、それらのグロテスクさを更に際立たせるサンプリングやノイズなどから受けるイメージは、確かにホラー的な気持ち悪さがありますね。こういうホラーな雰囲気を演出するバンドって、アンビエン
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THE BIRTHDAY MASSACRE-Walking With Strangers ★★ (2007-09-22 18:12:00)

2007年発表の3rd。
それにしても、バンドロゴやアートワークのポップでゴシックなセンスが素晴らしいですね。
半分はジャケ買いです(ジャケ見る→ネットで試聴→購入のパターン)。
クレジットを見るとアートワークにもメンバーが関わっている模様。
肝心の音楽性の方ですが、EVANESSENECEのファンの掲示板で話題になったというだけあり、
その手のファンにもアピールするような、かなり聴きやすい部類に入るゴシックメタル。
ヴォーカルの声質(個人的には天野月子さんに似てる気も)といい、キーボードをふんだんに
使ったファンシーで明るめな曲調といい、EVANESSENCEよりも更に聴きやすいと思います。
メタラーよりも一般洋楽ファン、BURRN!の読者よりもINROCKとかの読者に受けそう。
ただ、折角魅力的なヴォーカルがいるのに、歌メロがやや
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THE BIRTHDAY MASSACRE-Walking With Strangers-Falling Down ★★ (2007-09-28 21:58:25)

シンセの音色といい、トランシーなリズムといい、小可愛らしい印象の曲。その中にほんの一滴だけ毒が入っている感じでしょうか。ミッ○ーの中の人をドラーグクイーンがやってるディ○ニーランドに連れてこられたみたいなキッチュ感(?)。

THE BIRTHDAY MASSACRE-Walking With Strangers-Goodnight ★★ (2007-09-28 21:55:50)

アルバム中、この曲のメロディが一番好きかも。
「♪You're just a lover~」辺りがぐっと来ます。

THE BIRTHDAY MASSACRE-Walking With Strangers-Movie ★★★ (2007-09-28 22:02:48)

このタイトルの付け方上手いですね。本当に映画が終わって皆が席を立っていくような一抹の寂しさが感じられます。

THE BIRTHDAY MASSACRE-Walking With Strangers-Red Stars ★★ (2007-09-28 22:00:15)

かなりヘヴィなギターをフィーチャーしたパートを含む曲。
ですが歌が始まるとやはりポップでメロウな雰囲気も。このヘヴィ方向に行き過ぎない感じがいいですね。

THE BLACK ★★ (2010-04-14 21:44:00)

スウェーデン産ブラック。
今は亡きDISSECTIONのJonがかつて在籍していたバンド。現在も活動中です。

THE BLACK-Alongside Death ★★ (2010-04-14 21:41:00)

2008年発表の2nd。

ぶっちゃけDISSECTIONのJonがかつて在籍していたバンドが、今どういう音を出しているのか…という興味から購入したんですが、これはなかなか良いですね。Jonの徹底したサタニズム信仰が奇しくもメジャー志向のメタルとして身を結んだDISSECTIONの3rdとは対照的に、アングラさをかなり残した、RAWなブラックメタルを演ってます。

ジギジギと耳を蝕むギターノイズに支配された音質、メロブラの荘厳さや寒々しさではなく、黎明期の真性ブラック的な不吉なメロディなど、大分カルト性の高い作風。緩急のメリハリも付けられていて、疾走パートは1349ばりのブチキレ具合で聴かせてくれるし、スローミドルのパートでは前述の不吉なメロディセンスが底知れない邪悪さを演出してると思う。ヴォーカルも、中音域のがなりで、特に独特なスタイルではないものの、地獄から這
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THE BLACK-Alongside Death-Alongside Death ★★★ (2010-04-14 21:42:21)

アルバムのラストを飾るタイトル曲にして、作品全体を総括するような曲であると思う。体感速度ギリギリの暴走振りを見せつける疾走パートと、不吉なメロディを聴かせるミドルパート、そのどちらをも聴かせてくれる曲。

THE BLACK-Alongside Death-On the Descent to Hell ★★★ (2010-04-14 21:43:46)

この1曲目を聴いた時、絶対このバンドファストブラックオンリーだと思ってました…アルバム全体では、実際はミドルも結構重視してるんですが、それくらい筋金入りの音。「爆走」とか「爆裂」とか、なにか「爆」の字を使って表現したくなるような迫力があります(笑)。

THE BREATHING PROCESS-Odyssey (Un) Dead ★★★ (2010-04-25 16:02:00)

2010年発表の2nd。

ショップの紹介文では、メタルコアやデスコアなど、「コア系」のバンドが引き合いに出されていたので、少し手を出すのに躊躇ってしまった(個人的に、「~コア」と「耽美」というフレーズが、今一つ結びつかないので…)んですが、コア要素は所々で聴けるモッシュ誘発系のリフやリズムの構成、女性ノーマルヴォーカルの歌い上げくらいで、基本的にはABGAIL WILLIAMSやSOTHISなどと同系統の、最近アメリカに多発しつつある絢爛なシンフォニック・ブラック。

前者のバンドがブラック由来のトレモロリフを多用する傾向にあるのに対し、こっちはメロデスやメタルコア的な、厚みとグルーヴを重視したリフが多いのが特徴。また、前者バンドがシンフォニック・ブラック本来の絢爛さを今風の感性でブーストしているのに対し、こっちはキーボードにフューチャリスティックな音を入れたり
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THE BREATHING PROCESS-Odyssey (Un) Dead-Hordes ★★★ (2010-04-25 16:10:50)

曲の粒が揃ったこのアルバムの中でも、個人的に一番の名曲だと思う。
…いよいよもって、本格的にクラシックを習った人でないと書けないのでは?と思わせるほど、クラシック志向の強いメロディになって来てます。これだけメロディが素晴らしいのに、攻撃性にも何ら妥協は無いですからね…特にラストのブラストは恐ろしくかっこいいです。

THE BREATHING PROCESS-Odyssey (Un) Dead-Leveler ★★★ (2010-04-25 16:06:22)

これを聴いて、明らかに一流のシンフォブラックと言える音を出しているバンドが増えている今にあって、頭一つ抜けているセンスがあるバンドである事を確信しました。ブラスト地獄の中に入る流麗なピアノメロが実に素晴らしい。

THE BREATHING PROCESS-Odyssey (Un) Dead-Metamorphosis ★★★ (2010-04-25 16:09:56)

この曲は、キーボードを取っ払ったら割とメロデスに近いサウンドになりそうですね。リフ使いにグルーヴやうねりが感じられると言うか。この辺りのセンスが、ABIGAIL WILLIAMSやSOTHIS等のバンドとは一線を画している所だと思います。

THE BREATHING PROCESS-Odyssey (Un) Dead-Odyssey (Un) Dead ★★★ (2010-04-25 16:09:05)

サウンドこそブラック由来の暴虐性の高さですが、女性ヴォーカルやキーボードのメロディの醸し出す耽美性は、最早シンフォブラックの域を超えて超一流のシンフォゴシックに匹敵すると思う。 ギターも一曲を通じて泣きのフレーズを奏で続けていてなかなかです。

THE BREATHING PROCESS-Odyssey (Un) Dead-Pantheon Unraveling ★★★ (2010-04-25 16:08:09)

フューチャリスティックなキーボードだけではなく、エレクトロゴシックから影響を受けたようなリズムを「さらっと」盛り込んでしまう辺りが流石ですね…。こういう曲展開を、何ら特別な事として捉えていないかのような自然さ。

THE BREATHING PROCESS-Odyssey (Un) Dead-Vultures ★★★ (2010-04-25 16:07:15)

これは後半からエンディングにかけての展開が素晴らしいなぁ…特にアルペジオに女性ヴォーカルやキーボードが乗るパートでは、決して一流シンフォ系のテンプレートをなぞっただけでは作りえない、確固たるフレーズ作りの才能を感じられます。

THE CNK-Ultraviolence Über Alles ★★ (2010-03-09 00:02:00)

2002年発表の1st。

09年に他アーティストによる全曲のリミックスを加えて再発されました。私が持ってるのは再発盤ですが…この二人のイケメンが濃厚に口づけするジャケは、ある意味Aアノレクの3rd以上に背徳性を感じるんですが…もっと人に見られたくない感じ(笑)

路線としては、ダンサブルなインダストリアル・ビートに、リズミックさを更に強調するような刻みリフを絡め、そこにブラックメタルバンドらしい不穏なキーボードや、凶悪にアジるヴォーカル等を乗せたインダストリアルブラックで、「Reign of Light」「Solar Soul」期のSAMAELに近い音。キーボードのフレーズに不穏さだけでなく、クラシカルな美意識も感じられるのは、やはり元アノレクのメンバーの感性に因るものが大きいのでしょうか。
SAMAELがクールさとポジティブな暗黒エナジーを強く感じる作風
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THE CNK-Ultraviolence Über Alles-Jim Beamed Ahnenerbe TV ★★★ (2010-03-08 23:40:22)

針山の上を転がる様を、インダストリアルビートで表現したようなリズムが耳に心地良いですね。キーボードのメロディの、荘厳ながら終末観も漂う雰囲気は、やはりシンフォブラックバンドの面子によるインダストリアルという感じがします。

THE CNK-Ultraviolence Über Alles-Kommando '96 ★★★ (2010-03-08 23:42:45)

途中のトレモロリフによるメロディは、そのまま疾走するメロディック・ブラックに乗せてしまっても違和感無さそう。リズムとリフの絡みも暴虐ブラックに蹂躙されるのとはまた違った気持ちよさがあるし、結局のところ「ブラック好きが好む(好みそうな)音」に落ち着いているのでは。

THE CNK-Ultraviolence Über Alles-Political Police ★★★ (2010-03-08 23:37:33)

「Ladies & Gentlemen, Please Welcome to...
The Count Nosferatu Kommando!!!」
この入り方、思わず真似したくなるくらいかっこいい(笑)。
アルバムの導入に「いかにも」といったシンフォ曲やアンビエント曲を掛けるバンドも沢山いますが、それ以上に説得力のあるオープニングだと思う。加えて本編も確信に満ちたかっこよさがあるし、波長が合う人は1曲目から名盤の予感を感じる…かも。

THE FUNERAL ORCHESTRA-Feeding the Abyss-Apocalyptic Trance Ritual ★★★ (2007-01-19 20:28:29)

ドゥームのこういうミディアムテンポの曲も大好き。
ドラムやギターの音塊から生じる重さはそのままなので、更に圧殺されそうな迫力が増してる。この曲は更にトレモロで哀メロを入れるといった展開も見せるので、ブラック聴く人にもお勧め出来るかも。

THE FUNERAL ORCHESTRA-Feeding the Abyss-Church of TFO (Nocturnal Lust) ★★★ (2007-01-19 20:22:28)

TFOはやっぱり「THE FUNERAL ORCHESTRA」の略かな?
ひたすら地を這うように展開する拷問的な曲。WORSHIPでさえもうちょっとメロウさを入れてくると思うんですが(笑)。かなり硬派。こういう曲に自分のバンド名を入れたり、ライブバージョンのこの曲も最後に入れたりすることからもバンドが何を目指しているかが良く分かります。

THE FUNERAL ORCHESTRA-Feeding the Abyss-Feeding the Abyss ★★ (2007-01-19 20:25:09)

ドゥームってドラムの手数が少ない代わりに、1打1打の重さが魅力になってますが、この曲はそんな魅力を堪能出来ますね。途中クリーントーンのギターメロを聞かせるパートなんかもありますが、そこでも深く響くドラムが気持ちいいです。

THE FUNERAL PYRE-Vultures at Dawn ★★ (2011-01-15 23:14:54)

2010年発表の4th。
某所のアウトレットが安かったので買いましたが、これはなかなか。

基本はトレモロリフ+ブラストという、ファスト系王道の展開を中心としつつも、メタリックな刻みリフやリードギター、スローパートも上手く交えた、ドラマ性の高いブラックと言う感じなんですが、音作りが結構独特。ドコドコと低音が効き、パーカッシブで野蛮な感じのドラムと、シャーシャー系のノイジーな中から微かにトレモロが聞こえるリフの音色の組み合わせからなる音像は、結構珍しいタイプだと思う。そこに乗るヴォーカルも、喉が張り裂けそうな大絶叫連発で、かなり真に迫った響き。

この作品、フューネラルドゥームと聴き紛うような3曲目や、儀式的なドラミングから魔が押し寄せるような5曲目冒頭など、スロー~ミドルを割りと大胆に仕込んできますが…何気に、スローパートがかなり魅力的。音作りとも相俟って、
…続き

THE GREAT OLD ONES-Tekeli-li ★★★ (2015-12-02 12:32:19)

2014年発表の2nd。

元はMOONREICHやREGARDE LES HOMME TOMBRE、PARAMNESIA、DELUGEなど良質なバンドを抱え、最近大注目のレーベル「Les Acteurs de L’Ombre Productions」より発売されてますが、なんとその翌年日本のレーベル、Maa Productionsからもリリースされてますね。これだけでも注目度の高さが伺えますが、日本盤は約1500円で安いのも嬉しい(笑)。

路線的にはブラック特有の歪んだギターリフにより情景を描き出すような、バンドサウンドを媒介に一つの世界観を演出するようなブラックメタルで、カスカディアンブラックともやや共通点のある音。ただ、カスカディアン勢が自然崇拝をテーマにする事が多いのに対し、このバンドはラブクラフト的な狂気的で、ホラーかつ深遠な世界観を身上としているのだ
…続き

THE HOWLING WIND ★★ (2011-07-02 18:50:40)

UNEARTHLY TRANCEのメンバーが在籍するアメリカ産ブラック。
前衛ブラックを多数抱えるProfound Loreから2枚のアルバムを出してます。

THE HOWLING WIND-Into the Cryosphere ★★ (2011-07-02 18:51:44)

2010年発表の2nd。

店では「Profound Lore産のメロブラ」みたいに紹介されてて、あのレーベルから「普通」のメロブラが出るのか…と思ってましたが、やっぱり普通じゃないですね(笑)。特にスローパートでは、黒い靄に包み込まれるような、アトモスフェリックな重さを持つギターリフと、ハードコアの感触を少し残したヴォーカルが、オールドスクールなブラックにスラッジの感触を少し足したような、独特の音作りを聴かせてくれます。

しかし、魔王が降臨するような仰々しいメロディのトレモロリフといい、ファストブラック並の畳み掛けといい、ギターソロのメロウさといい、「メロディックブラック的な」部分が、スローパートの沈み込むような感触とは打って変わってキャッチーなんですよね。全体としてはリフの音響で閉塞感の強い邪悪さを強調するパート多めではありますが、こういう要素が上手くフック
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THE IDOLM@STER ★★★ (2011-01-05 22:16:20)

ぶっちゃけX BOX360版は未プレイですが…☆3つはコンテンツ全体への評価。個人的に東方やアルトネリコシリーズと並び、音楽に力を入れているゲーム。

二次創作が多く、ジャンルもクオリティもてんでバラバラな東方シリーズ、ヴォーカルの多重録音やトラッド、インダストリアルを取り入れ、一般受けをやや放棄したきらいのあるアルトネリコシリーズと比べ、アイドルがテーマのこのシリーズの音楽は、非常にポピュラリティが高いのが特徴。

「GO MY WAY!」「魔法をかけて!」なんて、歴史に残るアイドルポップス(「青い珊瑚礁」とか)と比べても、全く遜色のないインパクトを与えるメロディがあるし、「relations」「蒼い鳥」辺りのメロは(ポップスも行ける)クサメタラーも好みそうな哀愁があると思う。ゲームミュージックの作曲家が曲を書いているだけあって、打ち込みの緻密さ、凝り具合は一般
…続き

THE IDOLM@STER JUPITER-Alice Or Guilty ★★★ (2010-10-16 23:16:07)

現時点(2010年10月中旬)では、CD化されておらず、961プロのサイトで
約二分のプロモがあるのみなんですが…まさかアイドルマスターで
男性ヴォーカルの曲が聴けるとは…!しかもインダストリアルな感触のリフと
リズムの絡みに、V系的なナルシスティックなヴォーカルが乗るという曲調で、
個人的にはモロに好み。特に「♪今君に裁かれよう」の「今君に」のイケメンオーラ
だだ漏れなメロがかっこよすぎる。早くフルバージョンをCD化して欲しいです。

THE IDOLM@STER JUPITER-Bang×bang ★★ (2012-01-24 01:33:48)

「恋をはじめよう」もそうだけど、寺島さん(の演じる天ヶ瀬冬馬)の爽やか系の歌ってなんか胡散臭く聞こえるんですよね…声質も歌い方もまごうことなきイケメンボイスなのに(笑)。ただ、どこかサッカー少年が歌ってそうな感じもあるので、意外とキャラには合ってるのかもしれません。

THE IDOLM@STER MASTER ARTIST 01 天海春香-GO MY WAY!! (M@STER VERSION) ★★★ (2010-12-01 07:19:09)

歌う人によって歌い方がかなり異なるのがこのゲーム関連の
曲の良いところですが、それが端的に分かる曲だと思う。
「♪相合傘でラッキー」の歌い方がアッパーで楽しいです。
日高愛verでも同じように歌ってますが、師弟っぽくて微笑ましいかも。
でも(この時のテイクと比べると)弟子のが上手い気はする(笑)。

THE IDOLM@STER MASTER ARTIST 01 天海春香-I WANT ★★★ (2010-10-13 23:18:54)

この人、見た目主人公っぽいのに、こんなダークな曲歌うんだ…(笑)
一言で言うと、「ヤンデレ」もしくは「SM」って感じの曲調。
リフ主導の曲で、アイドルと言うよりも少し突っ張った感じの
ガールズバンドが演りそう。ラストのリフと歌の同期の高揚が素晴らしい。
この曲もライブ版を動画で見たんですが、笑い声や語り口調を交えて
病み度がアップしてて、めっちゃかっこよかったです。

THE IDOLM@STER MASTER ARTIST 01 天海春香-太陽のジェラシー (M@STER VERSION) ★★★ (2010-12-01 07:22:40)

MA2のテイクと比べると若干こなれてない感じはしますが…
まあ曲自体(特にアレンジ)が超名曲レベルなので。
聞き比べるとヴォーカルが如何に上手くなってるかがわかる。

THE IDOLM@STER MASTER ARTIST 01 天海春香-大スキ! ★★ (2010-12-01 07:21:16)

広末涼子さんのカバーですね。
選曲といい、「普通っぽいのにスター性がある」という
彼女の声質を、最大限に生かしているんじゃないかと思います。

THE IDOLM@STER MASTER ARTIST 02 高槻やよい-おはよう!!朝ご飯 (M@STER VERSION) ★★ (2010-10-13 23:30:40)

いかにも朝番組の企画とかでアイドルユニットが歌ってそうな曲。
エレクトロニカっぽい音や低音の男性ヴォーカルによるハモりなども入り、
コミックソング的な雰囲気がありますが…実は出てくるメロディがどれもアッパーかつ
キャッチー。途中にやったらクサい、クサメタラー殺しのヴァイオリンソロが
配置されているのも特徴で、思いがけず悶絶しました(笑)。

PopKorn氏による吹奏楽風アレンジ(同人)も素晴らしい出来なのでお勧め。

THE IDOLM@STER MASTER ARTIST 02 高槻やよい-キラメキラリ ★★★ (2010-10-13 23:27:25)

コンポーザーの神前暁さんが「電波曲」と語る通り、可愛らしい歌声や
合いの手が、メタラーにはネックになりそうな曲なんですが…
正直、こんなテンション上がるメロディは他で聴けません。神懸かり的です。
対抗できるとしたら、同じ神前さんのペンによる「GO MY WAY!!」くらいかと。
個人的には、オフヴォーカル版のハモりのテンションの低さが好き(笑)。

最近同人でゲームソングのカバーも結構多いし、この曲をメタリックハードコア風に
アレンジしたらめっちゃかっこいいと思うんだけどなぁ…。

THE IDOLM@STER MASTER ARTIST 04 菊地真-エージェント夜を往く (M@STER VERSION) ★★★ (2010-10-13 23:37:26)

ブラスを効果的に用いたサウンドに、男娼を歌ったと思しき過激な歌詞が乗る、ミステリアスで
妖しげな雰囲気の漂う曲。この曲はアレンジが神懸かってますよね。ちょっとしたリズムの
仕掛けとか、ブラスのフレーズが歌メロに対して「合いの手」的な役割を果たしてたりして、
聴いててボルテージが上がる。ただ、雰囲気の割にサビメロが明るすぎる気もしますが…
まあ、ゲームの曲だしこれくらい盛り上げてくれた方が楽しいのかも。

THE IDOLM@STER MASTER ARTIST 04 菊地真-迷走MIND ★★★ (2010-11-06 15:27:48)

このゲームの関連曲屈指のかっこいい曲だと思う。
丁度浜崎あゆみの2ndの頃の作風を思わせる、ダンサブルな
ビートに哀愁系のメロディを乗せたものですが、サビで悲愴な
シンセストリングスが入り、少しV系っぽいメロディが絡む展開が
クールで、特にかっこいいポイントですね。


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