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ARFSYND-Arfsynd
ARKHA SVA
ARKHA SVA-Donusdogama: En Accrochant Le Mendiant Qui Tomba Du Trône De Dieu
ARKHA SVA-Gloria Satanae
ARKHA SVA-Gloria Satanae-49 Evil Spirits
ARKHA SVA-Gloria Satanae-Down in Blaze and Pain
ARKHA SVA-Gloria Satanae-Gloria Satanae
ARKHA SVA-Gloria Satanae-The Malicious Eye
ARKHON INFAUSTUS-Orthodoxyn
ARKHON INFAUSTUS-Orthodoxyn-Behind the Husk of Faith
ARKHON INFAUSTUS-Orthodoxyn-La Particule De Dieu
ARKHON INFAUSTUS-Orthodoxyn-Magnificat Satanas
ARKHON INFAUSTUS-Orthodoxyn-Narcofili Sancti
ARKHON INFAUSTUS-Orthodoxyn-Trigrammaton
ARMAGEDDA-OND SPIRITISM
AROUND THE NATION-AtheNa1 Regeneration
ARS DIAVOLI-Pro Nihilo Esse
ARS GOETIA-Anachoreta
ARS MACABRA-III
ARS MANIFESTIA-The Red Behind
ARTHEMESIA
ARTHEMESIA-a.O.a.
ARVET
ARVET-Aijna
AS LIGHT DIES-TLA vol.1
ASA-NOIR-Fall of the Idols
ASARU
ASARU-From the Chasm of Oblivion
ASCEND-Ample Fire Within
ASCEND-Ample Fire Within-V.o.g.
ASCENSION-Consolamentum
ASGAROTH-Red Shift
ASGRAUW-Krater
ASGUARD-Dreamslave
ASH BORER-Cold of Ages
ASHADA
ASHADA-CIRCULATION
ASHADA-CIRCULATION-SNOWFLAKE
ASHADA-CIRCULATION-ある少女の願い(A GIRL'S WISH)
ASHADA-CIRCULATION-扉(DEPARTURE)
ASHADA-CIRCULATION-螺子(NEJI)
ASHDAUTAS VRASUBATLAT
ASHDAUTAS VRASUBATLAT
ASHDAUTAS VRASUBATLAT-Ashdautas Vrasubatlat
ASHES-HYMNS TO A GREY SKY
ASMODEUS
ASMODEUS-Imperium Damnatum
ASMODEUS-Imperium Damnatum-Enthronement of the Sovereign
ASMODEUS-Imperium Damnatum-Inciting the Rebellion
ASMODEUS-Imperium Damnatum-Servitus in Aeternitatem

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ARFSYND-Arfsynd ★★ (2013-10-30 22:27:51)

2010年発表の1st。

リリースレーベルがDaemon Worshipの時点で予想は付きますが、衒いのないブラックメタルど真ん中な音ですね。メロウなトレモロを伴う疾走パートもある程度挟みつつも、それ以上に陰鬱なミドルテンポにも重きを置いた作風で、分かりやすいメロディアスさや暴虐さではなく、緩急ついた展開の中で邪悪さがじわりと滲み出てくるような、割と渋めな音という感じ。

何気にこの作品、音作りがかなり良いと思う。リフの歪みを引き摺るような、爛れたような音は特にミドルパートにおいて、厭な感じの湿り気を演出しているし、変にヘヴィではなく生々しさを残したドラムの音も耳に心地良い。一応独りブラックらしいですが、バンド感がしっかりある音で、RAWさとクリアさのバランスも上手い事取れてると思う。ヴォーカルはオーソドックスな中音域~やや高めのがなりですが、時折どこか絶望的な
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ARKHA SVA ★★ (2007-07-17 12:44:00)

謎の国産ブラックメタルバンド。
最近1stを出し、そのクオリティの高さから各所で話題を呼んでるバンドです。
1st出たのは今年ですが、96年結成でもう10年以上も活動してるバンドらしいです。

ARKHA SVA-Donusdogama: En Accrochant Le Mendiant Qui Tomba Du Trône De Dieu ★★ (2014-11-29 10:57:01)

2014年発表の4曲入りEP。
そのうち2曲は1分ちょっとのインストなので、ブラックメタル曲は実質2曲。トータルの演奏時間は約17分でEPとしてのボリュームはそれなりですね。

ARKHA SVAと言えば1stアルバム「Gloria Satanae」がフレンチブラックに通じるような不健康で耽美なメロディ、ソプラノのような超高音とリバーブの掛かった異様ながなり声を使い分ける、カリスマ性の高いヴォーカル、プリミティブブラックの魅力を完全に理解してると思われる、閉塞感のある、ノイジーながらメロディの良さを殺さない音作り…と、熱狂的な支持を得るに相応しい作品だっただけに、様々な音源集やライブアルバムを経ての新作EPとなると、かなり期待値も上がってしまう訳ですが…。

まずブラックメタルとしての完成度は相変わらず凄まじいです。人間の居住地が焦土へと変わっていく様だとか
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ARKHA SVA-Gloria Satanae ★★★ (2007-07-17 12:43:00)

2007年発表の1st。
かなり話題になっていたので、流行に乗るつもりで(笑)手を出してみましたが、確かにこれは噂に違わぬ、ブラックとしてクオリティの高いアルバムだと思います。

音質はジャケット通りのザラザラした質感の強い、オブスキュアな感じでドラムの音も雰囲気を壊さない程度の大きさで、邪悪な瘴気をたっぷりと含んだもので、ヴォーカルもちょっとFUNERAL MISTを思わせる邪悪エフェクト付き低音がなりや、歪みまくったエグい中音がなり、悲痛系の高音絶叫まで幅広く使いこなしてレベル高いです。時折入るソプラノは、メンバーが裏声でやっているかどうかで議論を呼んだようですが…どうなんでしょう?叫び声からそのままソプラノに移行する所はそう思えなくもないですが…そういう音の処理を施しているのかもしれませんし、難しい所ですね…。

しかし、上で挙げた要素も素晴らしいです
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ARKHA SVA-Gloria Satanae-49 Evil Spirits ★★★ (2007-07-19 20:45:57)

あの記号みたいなの、どう読めば49なのか…
どうしてもソプラノなのかメンバーの裏声なのか分からない高音の普通声に耳を奪われてしまいますが、リフのメロディも凄くいいです。ブラック然とした荒涼感がありながらも独特で、かなりセンスあります。

ARKHA SVA-Gloria Satanae-Down in Blaze and Pain ★★★ (2007-07-19 20:48:55)

イントロのリフからして殺る気マンマンですね(笑)
このバンド独特の荒涼感や神聖なまでの邪悪さはもちろんあるんですが、意外なくらいキャッチー。例え初心者でも、ブラックのこういう音に少しでも理解があるなら、一発で虜にされてしまうのではないでしょうか。

ARKHA SVA-Gloria Satanae-Gloria Satanae ★★★ (2007-07-19 20:42:34)

タイトルトラックは、12分の大作。
後半一層メロディアスになりますが、最早邪悪通り越して神聖ですらあります。聖書って意外と神や天使が人に対して血みどろの虐殺を行うシーンが結構ありますが、そういうイメージの神聖な狂気。神聖かつ邪悪すぎて人が近寄れない雰囲気はある意味ミサンスロピックと言えるかもしれません。とにかく素晴らしい!

ARKHA SVA-Gloria Satanae-The Malicious Eye ★★★ (2007-07-19 20:51:42)

相変わらず多彩なヴォーカルが聴けますが、この曲の中音域デスのエグさは特に素晴らしい。Wolf's Lair Abyssの頃のManiacを思わせる、恐ろしいまでのヒズみ声。これだけ多彩なデス声を使いこなしながら、どれもレベル高いって言うのは凄いですね…。

ARKHON INFAUSTUS-Orthodoxyn ★★★ (2007-12-06 14:18:00)

2007年発表の4th。
雑誌やネットにて、「KENOSE以降のDEATHSPELL OMEGAにも通じる作風」だとか「Norma Evangelium Diaboli系のバンドに近づいた音楽性」などの風評を目にしていて気になっていた作品。…そんな事言われたら、買わないわけにはいかないじゃないですか(笑)

確かに、寒々しさよりも混沌を重視した雰囲気作り、疾走パートにおける「ブラストにリフが乗る」というよりも「リフの作り出す混沌をブラストで切り裂く」もしくは「混沌にブラストで突っ込んでいく」ような他バンドとは一線を画するカオスの表現、低音もしっかり効いている迫力あるプロダクション、低音がなりのヴォーカルなどかなり共通点は多いと思います。ヴォーカルはこっちは下水道並の低音も使っていてめっちゃエグいです。

個人的に特筆したいのは前述した低音の効いた、凄みのある
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ARKHON INFAUSTUS-Orthodoxyn-Behind the Husk of Faith ★★★ (2007-12-06 14:21:26)

ブルータルブラックの定義通りの圧倒的ブルータリティ、ドゥーム並のヘヴィさに加えて展開のダイナミックさ、雰囲気の猟奇性、神秘性まで完備しているというのだから始末に終えません。後半の荒廃しきったメロディセンスも実に素晴らしいです。

ARKHON INFAUSTUS-Orthodoxyn-La Particule De Dieu ★★★ (2007-12-06 14:22:39)

まるで人間の力ではどうにも出来ないような、大きな不幸が迫ってくるような不吉さが空気を支配している、スロー~ミドルで展開していく曲。雰囲気的には、DSOの「Fas~」の静のパートに近いかもしれません。

ARKHON INFAUSTUS-Orthodoxyn-Magnificat Satanas ★★★ (2007-12-06 14:20:36)

ここまで本気な雰囲気が濃いと、「Satan」の叫びが全くギミックに聴こえないというか、リアリティを持って迫ってきますよね…。むしろこの人たち、悪魔そのものです(笑)。不吉なメロディの中断続的にブルータリティが炸裂する展開がアヴァンギャルドで実にかっこいいです。

ARKHON INFAUSTUS-Orthodoxyn-Narcofili Sancti ★★★ (2007-12-06 14:23:32)

前曲で溜めた毒素を、ブラストに乗せて一気に放出するかのような曲。
ブラスト全開ですが、猟奇性や混沌が強すぎて爽快感が殆どないのが凄い…ブラストで聴き手の耳をこじ開けて疫病を流し込むような感じ。それにしても、ファストパート凄すぎですね…某訴訟大国だったら、「この曲を聴いたら暴れたくなって目覚ましを壊してしまいました。弁償してください」とかいうふざけた訴えが成立してしまいそう(笑)

ARKHON INFAUSTUS-Orthodoxyn-Trigrammaton ★★★ (2007-12-06 14:19:42)

1曲目から全エクストリーム・メタル好き必聴といっても過言でない程の完成度ですね…重さといいブルータリティといい完璧です。一瞬息が出来なくなる程の迫力ある音。下水道並の低音デスヴォイスも、ドロドロした音の雰囲気に良くマッチしてます。

ARMAGEDDA-OND SPIRITISM ★★ (2007-12-20 00:22:00)

2004年発表の3rd。
Necromorbusのスタジオで録音されたらしいです。

なんとなく、バンド名の印象から勝手に激烈系だと思ってたんですが(笑)、どっちかと言うと雰囲気を追い求める様な作風のプリミティブ・ブラックですね。時にロック寄りにも感じられるミディアム中心で進行するリズム、ブラック特有の摩擦リフ、妖しさを演出するメロディ、ブラック好きにとっては耳に心地良い音質が醸し出す催眠的な空気感や陶酔感を、ここぞという所で入る疾走やトレモロが更に強いものにしてます。

どうやらDARKTHRONE辺りと比較される事が多いようですが…確かに、こっちはミディアム中心ながらアングラな陶酔感では共通するかもしれませんね。イントロ部分を始め、時折挿入されるアルペジオや鐘の音も、アートワークなどから想起されるような頽廃性を更に強めていて、本当に雰囲気のある作品です。
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AROUND THE NATION-AtheNa1 Regeneration ★★★ (2015-11-10 23:48:20)

2014年発表の1st。

メンバーがLIGHTBRINGER絡みという事で、その系統の音を期待して購入しましたが…そういう動機で購入した人であれば満足するのではないでしょうか。キャッチーなメロディを個性ある魅力を持つヴォーカルが歌い上げ、楽器陣がテクニカルな演奏でサポート…という路線は似ていますが、こちらの方がよりヴォーカル・オリエンテッドな作風だと思います。

…驚いたのは、何と言っても楽曲が凄く良いんですよね。どの曲も歌メロが、アイドル系のポップスと比較しても何ら劣らないくらいにキャッチー。むしろそのキャッチネスが、メタル者特有の大仰な感性でブーストされている分、より魅力は高いかもしれません。初めてこのアルバムを聴いた時はまず歌メロの良さに目を瞠ったものです。「Rising!」「ExBrave」のキャッチネス、「scar」「君に恋した春桜」の叙情性、「I a
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ARS DIAVOLI-Pro Nihilo Esse ★★ (2011-09-18 21:41:05)

2008年発表の1st。

スローテンポ基調のリズム構成に陰鬱なトレモロリフ、発狂ヴォーカルと鬱ブラックのテンプレートを満たしている作風ですが…いきなり第一音から、圧倒されるような感じがありますね。ノイジーなリフが瞬く間に視界全体に広がり、圧迫感すら覚えさせる導入だけで普通のリスナーなら絶望の淵に叩き落されます。

このNARGAROTHの3rdやRaslukaシリーズを思わせるような、物理的な圧迫を覚えるほどのノイジーなリフがこの作品の最大の特徴といえますが…決定的に違う点は、NARGAROTHがトレモロ自体がノイジーなのに対し、このバンドはノイズ質の中に、うっすらとトレモロが差し込むような感じになってる事ですね。メロディの性質の違いもあって、NARGAROTHは叙情的、こちらは絶望的に聴こえます。

また、このノイジーなリフを使っての音作りにもかな
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ARS GOETIA-Anachoreta ★★ (2013-11-09 16:13:39)

2007年発表の1st。

バンド名通り、オカルト風味の強い作風のブラックメタルですが…如何にもなおどろおどろしいメロディやキーボードなどには頼らず、ブルータル方向にもプリミティブ方向にも傾き過ぎない、あくまで「ブラックであること」を貫きつつもオカルト風味を漂わせる、ストロングスタイルな作風。メロディアスとは言えない音ですが、時折入るトレモロには確かな神秘性や禍々しさが息づいてますね。

個人的にこのアルバム、イタリアのバンドの作品ながらどこかノルウェーの黎明期バンドのような雰囲気が漂っているように思うんですよね。例えば地下臭く陰湿ながらプリブラほどミニマルではない作風は、1stの頃のMAYHEMを思わせますし、「The Last Winter」は「Isa」期のENSLAVEDにも通じる、神秘性とダイナミズムを同時に感じさせる良曲だと思う。

正直「こ
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ARS MACABRA-III ★★★ (2014-07-12 11:04:34)

2013年発表の3rd。

これ、相当良い作品だと思いますよ。
暴虐なブラストや、邪悪なトレモロ、狂性に満ちた絶叫ヴォーカルなどブラックの王道部分もガッツリと押さえつつ、緩急付けたドラマ性に富んだ展開、時にゴリゴリと厚みを演出し、時にメロウさを強調するように絡むベースなどを武器に聴かせる、高品質なブラックメタル。クオリティの確かさはありつつも、ややRawで湿り気を残したプロダクションなど、メジャーバンドとは一線を画したムードがあるのも良いですね。

英語の「macabre」(「気味が悪い」の意)という単語には、「死を思わせるような不気味さ」のニュアンスが篭もっているらしいですが、正にそれを体現するような、トレモロのオカルトめいたメロディが実に素晴らしい。この作品、前述したようにベースが結構目立ってるんですが、それがメロディの陰影を濃くするように働いていて、よ
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ARS MANIFESTIA-The Red Behind ★★ (2012-02-23 21:08:30)

2009年発表の2nd。

Harmful氏による独りブラックという事ですが、独りブラックのスタイルだと個人の感性がダイレクトに反映されるからなのか、独特なヴィジョンを持ったバンドが多いですよね。ARS MANIFESTIAも、そんな独自の感性を持ったバンドの一つだと思います。

一応使っているパーツ自体は、装飾程度にノイズ要素を取り入れているとはいえ、典型的なブラックメタルなんですが…色々なところに妙な歪みを感じる音なんですよね。特にメロディにはそれが顕著で、ブラックの宗教性や鬱感情とも違う、掴みどころの無いものが多く聴いてて洗脳されそうになる。時々邪悪さやかっこよさをストレートに伝えるようなフレーズもありますが、基本メロディは奇妙。安易にアヴァン系の不協的なメロとも言い切れない辺りホント独特。

音作りの奇妙さも、それに輪をかけて作風を個性的な物に
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ARTHEMESIA ★★ (2011-06-09 21:01:32)

去年惜しくも解散してしまった、フィンランド産メロディックブラック。
ENSIFERUMやMOONSORROW、ALGHAZANTHなどのメンバーが絡んでます。

ARTHEMESIA-a.O.a. ★★★ (2011-06-09 21:00:58)

2009年発表の2nd。

ショップのコメントでは、「泣きメロというよりも更に深淵な世界観を聴かせる」メロディックブラック、として推薦されてましたが、まさしくその言葉通りの音ですね。メロディには神秘的な美しさがあるんですが、それだけではなく、キーボードやアルペジオなどを巧みに使い、重層的にメロディを練り込む事で深淵な世界観を作り上げてます。ハーモニーなど、物凄く時間を掛けて編み上げられている印象を受けます。

聴いていると、一角獣の棲む森の湖の畔だとか、日常とは全く離れた光景がリアルに体験できそうなくらい、情景描写に富んだ音で、タイトル曲等で聴ける勇壮なメロディと相俟ってアトモスフェリック路線のフォーク・ブラックとも共通する質感がありますね。世界観や情景としては、ペイガン(異教信仰)系よりもネイチャー(自然崇拝)系に近い感じでしょうか。

ただし、ハー
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ARVET ★★ (2013-09-21 10:35:46)

フィンランド産ブラック。
元SATURNIAN MISTのNoxifer氏を始め、SATURNIAN MIST絡みの人脈が関るバンド。ちなみにバンド名はフィンランド語で「傷痕」らしいです。

ARVET-Aijna ★★★ (2013-09-21 10:36:26)

2011年発表の1st。

関連バンドのSATURNIAN MISTがなかなか良かったので手を出してみたんですが、こちらも別ベクトルで素晴らしい作品ですね。作風としては、北欧産らしい寒々しいトレモロを使いつつも、初期~中期DEATHSPELL OMEGAを思わせる不穏で妖しいメロディ、地縛霊のような呻きコーラスなども取り入れ、密教的で閉塞的なムードを色濃く漂わせる、プリミティブな質感の強いブラックメタル。

基本はプリミティブな閉塞感を重視した作風なんですが、疾走パートにおける乾いたドラムによる炸裂感、妖しげなミディアムを基調としながらも疾走も交えてくる、ドラマ性もある構成など、プリミティブ性を壊さない範囲で上手く「聴かせる」音に仕上げているのが素晴らしいですね。楽曲の質の高さ、かっこよさとアングラ性を上手く両立させている感じ。母国語でがなるヴォーカルの必死さ加減
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AS LIGHT DIES-TLA vol.1 ★★★ (2015-06-02 22:22:14)

2014年発表の3rd。

日本盤が出てたので、何となく購入しましたが、これが非常に面白いブラック。
一言で言うならば、キーボードによるシンフォニックなアレンジや、引っかかりのあるリズムやマイルドでナルシスティックなクリーンヴォーカルを導入した知的で前衛的な構成から、シンフォニック/プログレッシブ・ブラック…という感じになるんでしょうが、楽曲に様々な要素・アイデアが取り入れられており、最初聴いた時は「ブラックメタルを聴いた」という気がしなかったほど(Encyclodaedia Metallumの分類でもデス/ブラック/ゴシック/ドゥームとなっていますね)。

時折聴ける、儚さを軌跡として残していくようなトレモロは明らかにメロディック・ブラック的なんですが、パンキッシュで刺々しいリフが出てきたり、一筋縄ではいかないプログレ的リズム構成を取り入れたり、一つのジャ
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ASA-NOIR-Fall of the Idols ★★★ (2014-10-29 11:55:48)

2014年発表の1st。
フルアルバムとしては初ながら、日本盤もリリースされた作品。と言っても直輸入盤仕様で、輸入盤に長帯とその裏にバンドメンバーへのインタビュー記事を載せてあるという装丁。ちなみに発売日は今日です。私は入荷日である昨日買ってきて聴いてますが、これがシンフォニック・ブラックとしてなかなかの力作で良い感じです。

帯にはシンフォニック&メロディックブラックである事は明記されてますが、実はギターワークはブラックメタルからの影響はそれ程強いものではない気がします。リフはトレモロ中心ではなく、時折変則的なフレーズも織り交ぜつつ刻みリフが多めだし、リードギターがメロウなメロディを奏でる場面も多い。ブラック然としたがなりだけでなく、ナルシスティックな低音クリーンやダミ声を使い分けるヴォーカルも、ブラックの狂気や衝動性ではなく、あくまで世界観の語り部であることを重視し
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ASARU ★★ (2013-03-27 21:40:17)

漁る?あ猿?
ドイツ産ブラックメタルバンド。
ex-AGATHODAIMONのFrank Nordmann氏が在籍。
活動停止時期があったものの、95年より存在するバンドらしいです。

ASARU-From the Chasm of Oblivion ★★★ (2013-03-27 21:46:08)

2012年発表の2nd。
何気のこのアルバム、個人的には名盤かもしれません…。

タイプとしては、トレモロリフを多用し、邪悪メロウなメロディを武器に緩急付けてドラマティックに聴かせるメロディックブラック。耳を傷めるようなノイジーさではなく、かといってモダンに洗練されすぎている訳でもない、適度にアナログ感や湿り気を残した音作りが絶妙。フレーズをしっかり聴かせつつ、音が塊になって聞こえるような迫力もある音で、このプロダクションがトレモロに澱むような深みを与えているように思えます。

このバンド、出身国はドイツなんですが、楽曲が纏う空気は老舗の北欧ブラックっぽいんですよね…。例えば1曲目の1分くらいのパートを始め、アルバム内でも散見される土着的な叙情性と邪悪さをメロディを塗したスラッシーなパートは、TAAKEやCARPATHIAN FORESTなどのスラッシュを通
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ASCEND-Ample Fire Within ★★ (2008-09-15 17:41:00)

Greg Anderson(SUNN O))))とGentry Densleyによるユニットの1st。
何気にタイトル曲ではAttilaが参加してたりします。
ヘヴィな音響的ドゥームリフを軸に聴かせるスタイルはSUNN O)))と似てますが、こっちの方が
多くの曲にヴォーカルやドラムを入れている分、ロック色が強くなっている感じがしますね。
曲によってキーボードやブラス、リードギターなども用いて描写される情景は、抽象的な
イメージの強いSUNN O)))の音楽と比べると、より具体性がある印象。
前評判も「ロック色の強いSUNN O)))」みたいな感じだったので、「この音楽性でロック然と
した歌い上げヴォーカルだったら興を殺ぐなぁ…」とか思って買うのを躊躇ってたんですが、
ちゃんと曲にあった恐い歌い方なので良かったです(笑)。
ある雑誌の
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ASCEND-Ample Fire Within-V.o.g. ★★★ (2008-09-16 17:56:24)

バグパイプやリズム→「何か」を呼び出すための儀式、重低音ドローンリフ→その儀式によって現世に喚び出された「何か」のように聴こえてしまいます(笑)。ドローンリフが喚び出されたことによって、儀式の方も更に盛り上がっていく感じ。ヴォーカルもほぼ詠唱に近くて雰囲気出てます。

ASCENSION-Consolamentum ★★★ (2011-12-23 20:30:46)

2010年発表の1st。

某所で嘘みたいに安い値段で売っていて、ジャケの宗教色溢れるムードもあってつい買ってしまったんですが…明らかに名盤クラスのブラックメタル作品で自分の選球眼がちょっと怖くなりました(笑)。しかし、売値がアレなら買取値はいくらだったのか…それでこの作品を売るとか信じられない(笑)。私がおいしく頂きました。

路線としては、DEATHSPELL OMEGAの「Kenose」アルバムを思わせる、カオティックで不協的なメロディを多用した、濃密な宗教的ムードを醸し出すブラックメタルですが、DSOと比べるとこちらはアヴァンギャルドな感触は強くなく、オーソドックスなブラックに近い感じ。トレモロで疾走するパートはメロブラっぽさも。到底新人とは思えないほど、質の高さもムード作りの上手さも非常に優れた作品。

特に北欧的なメロウさとは少し違う、背筋
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ASGAROTH-Red Shift ★★ (2011-04-24 20:54:07)

2002年発表の3rd。
現在は解散していて、これが最終作らしいです。

スペイン産のバンドながら、ARCTURUSやTHE KOVENANTなど、宇宙的な世界観を持つシンフォニック・ブラックにあからさまな影響を受けた音。しかし単なる模倣ではなく、02年にしてARCTURUSの「Sideshow Symphony」を先取りしたような、ゴシックめいた耽美さとシアトリカルさのある内容。ただしSideshow~と比べ、メンバーがスペースシップの乗員になりきってはしゃいだりするようなコミカルさは皆無で、ひたすらに厳かで美しい雰囲気。

ただ、基本的に空間系のキーボードにピアノなどメロディ系のキーボードが乗るという作風で、ギターリフは余りメロディックでない辺りは好みが分かれる可能性も。重い刻みにはゴシック的な重厚さが宿っていると思うし、その音によって宇宙が物理法則に基
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ASGRAUW-Krater ★★ (2016-06-26 12:50:29)

2016年発表の2nd。

これ、Hidden Marlyから日本盤が出ている上に、ショップでLUNAR AURORAが引き合いに出されていて、物凄く興味を惹かれたんですが…正直そこまでLUNAR AURORA的な魔性のある音だとは思わないんですが、アトモスフェリックさとメタリックさのバランスのいい、優れたメロブラで、Hidden Marlyが目を付けるだけのことはある作品だと思います。

薄くざらつくようなノイジーさのプロダクションの中で、高音域の清浄な音も含むメロウなトレモロを、時にスラッシーだったりオールドスクールな側面も見せるバンドサウンドに絡めていく、繊細さと攻撃性の入り混じるメロディック・ブラック。音像は派手とは言いがたく、ものすごくインパクトのある音という訳ではありませんが、良く聴くとメロディの絡ませ方がかなり魅力的だったりします。集中して聴けば聴く
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ASGUARD-Dreamslave ★★★ (2011-09-27 21:43:35)

2005年発表の3rd。

これまた大仰な作品ですね…
刻みを多用した、メロデス的なヘヴィなリフを主軸としつつ、メロディックなトレモロリフを取り入れたバンドサウンドに、息が詰まるような大仰さのキーボードによるオーケストレーションを被せた、シンフォニックな作風。インスト明け1曲目のトレモロと、そこに被さるストリングスからして大袈裟過ぎるくらい大袈裟。ヴォーカルの威厳のあるデス声も、大袈裟な音に負けない迫力がありますね。

音質は…ちょっと作り物っぽさがあるものの、しっかりヘヴィさを出せていて、曲の大仰さとマッチした音作りなのが良いですね。ただ、派手にキーボードが舞っていたり、ギターがメロディックなフレーズを弾いているときはいいんですが、時々それらを一旦引かせ、ヘヴィなリフで押すパートは、音作りでのある意味での無機質な感触が仇となり、ちょっと味気なく感じることも
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ASH BORER-Cold of Ages ★★★ (2013-08-28 19:11:20)

2012年発表の2nd。

ファンジンでも大々的に取り上げられていた、ブラックの新興勢力であるカスカディアン・ブラック。その代表的なバンドの新譜という事で、各レビューサイトやブログでも評価され、ショップでも結構推されてるみたいですね。そこまでお膳立てが整ったら、ミーハーメタラーとしては買わざるを得ません(笑)。しかもレーベルは信頼と実績のProfound Loreですし。

大作主義な曲展開かつ、一つ一つの展開のスパンを長めに取り、奥深さや壮大さを演出する作風や、アンビエンス重視の静パート、ブラック特有のノイジーリフがオブスキュアな音像を作り出しつつ疾走する動パートを分けた構成など、この系統のバンドが持つ特徴は備えてますが…SKAGOSやPANOPTICON辺りと比べると、自然崇拝・フォーク的なムードがかなり薄めなのが違いですね。

静パートに於ける、
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ASHADA ★★ (2006-08-06 22:17:00)

最近1stを出したばかりのプログレユニット。
もうネットでもかなり話題になっているようですね。
ZABADAKやKIRCHEに近い音楽性と思いますが、1stであの完成度は凄い…
ちなみにメンバーがブログでCDレビューをやっていますが、OPETHやCRADLEを
始めとしてAKERCOCKEやSOLEFALDまであったのでビックリしました(笑)
メタラーからの注目度もかなり高いのではないでしょうか。

ASHADA-CIRCULATION ★★ (2006-08-07 23:42:00)

2006年発表の1st。
このアルバムは、信頼しているレビューサイトが二つも(一つは志方あきこを紹介してくれた
サイトで、もう一つはSOLEFALDやATROXを紹介してくれたサイト。全然路線が違う…)
絶賛していたので、これは絶対外れないなと思ったら案の定の素晴らしい作品でした。
このユニットのコンセプトは「どこにもない世界」らしいですが、本当に聴いていると
イマジネーションの中に埋没しそうな綺麗なアルバムです。凛とした空気感を醸し出す
ピアノにヴァイオリンやマンドリン、アコーディオンなどが絡み合い、ノスタルジックな
雰囲気に。淡々と歌ってるように聴こえながら実は繊細に抑揚をつけているヴォーカルも
良い感じですね。個人的には、石畳の街で灰色の空から雪が舞い降り、街灯を見上げながら
追憶に浸っているような悲しげだけどロマンチックなイメ
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ASHADA-CIRCULATION-SNOWFLAKE ★★★ (2006-08-11 16:31:52)

こういう曲に異国情緒を感じるのは、個人的にですがアコーディオンの音色が石畳の街を思わせるからかも。そしてそこに降り積もる粉雪の様に繊細なピアノ…。暑い夏、避暑地に旅行に行くお金が無くとも部屋でクーラーをかけてこの曲を聴けばオールオッケー(笑)

ASHADA-CIRCULATION-ある少女の願い(A GIRL'S WISH) ★★★ (2006-08-06 22:13:58)

もう始めの時点でピアノが物悲しく、悲痛な追憶に浸りながら佇んでいるような雰囲気ですが、そこに雪が降り始めるような視覚効果を伴う(←あくまで私のイメージです)マンドリンが…!
『悲しい出来事は/夢の中だと信じてもいい?』…なんて切ない曲なんでしょう。メタルのギターソロぐらいで泣く人が聴いたらドライアイになってしまいますよ(笑)。

ASHADA-CIRCULATION-扉(DEPARTURE) ★★ (2006-08-11 16:40:12)

タイトルこそ旅立ちを思わせるのに、この沈痛な曲調は一体…。
聴いていると視界からどんどん色が抜け落ちていくような錯覚に陥ります。でも、卑近な例えでは、私は進学でも新しい人間関係が出来る喜びより今の仲間と別れる悲しみの方が1000万倍深い人間なので(笑)、この悲しい旅立ちの世界観にはかなり共鳴します。

ASHADA-CIRCULATION-螺子(NEJI) ★★★ (2006-08-11 16:35:52)

前曲の「ある少女の願い」も悲しみに彩られたトーンを持つ曲でしたが、この曲は更に重々しい雰囲気ですね。まるでピアノの低音が聴き手の胸を抉るかのようです。歌メロ自体はアルバムの中でも取っ付きやすいと思うのに、この深みのある世界観は素晴らしいです。

ASHDAUTAS VRASUBATLAT ★★ (2008-06-11 18:50:00)

そっちは聴いた事ないですが…CDは出してないですよね。
まあMikko社長もCRAENFACEでバレリーナフェチの曲とか作ってますからね(笑)
しかし、そんなものまでフェチの対象になるんですか…。
ニーソックスフェチとバレリーナフェチ、どっちが変態としてレベル高いんでしょうか(笑)

ASHDAUTAS VRASUBATLAT ★★ (2009-06-27 19:43:00)

上の「へびーめたるにーそっくす」、追加してみました。
良かったらどんどん書き込んでください。
それはそうと、3rdデモ買いましたがなかなか良いですね。
2nd買い逃したのをかなり後悔…66枚限定ってかなり酷ですよね…。
フルアルバムは出さないんでしょうか。

ASHDAUTAS VRASUBATLAT-Ashdautas Vrasubatlat ★★ (2008-03-27 21:32:00)

2008年発表の3曲入りデモCD-R。66枚限定だそうです。ジャケには黒字にバンド名しか書いてないけど、セルフタイトルでいいんでしょうか。

ネット上では日本のSORTSINDとかSILENCER似とか紹介されてる上に、店頭での紹介文にもその手のバンドの名前が載ってた事もあって、私も一口乗るつもりで(笑)購入してみましたが、確かにこれはそんな感じですね。というか、発狂ヴォーカルといい鬱メロといい、SILENCERのフォロワーというよりもパスティーシュしか思えないくらい似てるんですが…特に1曲目、静寂と病みを感じさせるインストでたっぷり気を持たせた後、悲鳴がそれを突き破って始まるオープニングからして余りにもそっくり。…心なしかドラムの音響すらも似てる気がします。ただ、こっちの方がギターの音色がプリミティブ寄りのガビガビした歪み方なのは大きな違いですね。

この手の音
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ASHES-HYMNS TO A GREY SKY (2012-09-09 00:14:08)

2005年発表の1st。

MAYHEMとTHE MEADS OF ASPHODELのスプリットやLUNAR AURORAの過去作、FLEURETY、HATE FORESTなど、有名なブラック関連のリリースも多いSupernal Musicから、UK産RAWアンビエントブラックのファーストアルバムがリリースという事で、セールで安価だった事もあって試しに購入してみたんですが…これは辛いですね(苦笑)。一昔前に「素人にはお勧め出来ない」というネットスラングが流行りましたが、正にそんな感じ。

内容はRAWアンビエントブラックという紹介の通り、デモっぽい粗い音質のオールドスクールなブラックを浮遊感あるキーが包むというものですが…まず構成が酷い。CDケースの背面には曲のタイトルが幾つか書かれているのに、何故かそれが1トラックに纏めて入ってる。しかも長々とSE的な音を挿入す
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ASMODEUS ★★ (2007-12-23 17:22:00)

オーストリア産ブラック。
よく凄まじいドラムが聴けるバンドとして名が挙がるバンドです。
噂に恥じない、凄まじいドラミングは必聴!

ASMODEUS-Imperium Damnatum ★★★ (2007-12-23 17:20:00)

2006年発表の2nd。

このバンドは以前から凄まじいドラミングで話題になっていて、私もそれにつられて聴いてみたんですが…確かに、風評通りのおっそろしく速いドラムが堪能出来る作品ですね。

ブラストやツーバスがグラインドのレベルに達して速いのは勿論の事、テンポの変化やスラッシュビートを上手く交えて、単なる音の羅列的な速さにならず、体感速度においてもしっかり速さが感じられるのが凄い。ほんとバルカン砲の一斉射撃を喰らっているかのような音の壁で、一曲毎に街を一つ壊滅させてそうな勢いです(笑)。音質もクリアながらドラムがやや大きく、かと言って曲のバランスを崩すほどでもなくブルータルブラックとして理想的かも。

また、ドラミングの凄さだけでなく曲もしっかりレベル高いです。邪悪さやメロウさをトレモロに乗せて発散していくブラック特有のリフ捌きといい、TRIUMPA
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ASMODEUS-Imperium Damnatum-Enthronement of the Sovereign ★★★ (2007-12-26 01:03:35)

重々しい邪気を放出するイントロに続いて、音が連なって聴こえる寸前の超豪速ブラストが来た時点でブルータルブラック好きはガッツポーズでしょう(笑)。そして暫くしてのトレモロのメロディセンスに名盤決定。つかみはばっちりです。

ASMODEUS-Imperium Damnatum-Inciting the Rebellion ★★ (2007-12-26 01:11:59)

中間部のパートが幽玄で、陰鬱な雰囲気があっていいなぁ…超豪速のドラミングという必殺の武器を持ちながら、こういうセンスも高いのが凄い。…もっと知名度があって然るべきバンドだと思います。

ASMODEUS-Imperium Damnatum-Servitus in Aeternitatem ★★★ (2007-12-26 01:07:27)

イントロこそアルペジオを使用し、雰囲気たっぷりに始まりますが、やっぱり本編は案の定ブラスト炸裂。この曲は特にメロディの即効性が高くて良いですね。


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