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ULVER-1993-2003 : 1st Decade in the Machines-A Little Wiser Than the Monkey, Much Wiser Than Seven Men
ULVER-1993-2003 : 1st Decade in the Machines-Bog's Basil & Curry Powder Potatos Recipe
ULVER-1993-2003 : 1st Decade in the Machines-Crack Bug
ULVER-1993-2003 : 1st Decade in the Machines-Lost in Moments Remix
ULVER-1993-2003 : 1st Decade in the Machines-Only the Poor Have to Travel
ULVER-1993-2003 : 1st Decade in the Machines-Vow Me Lbrzu
ULVER-1993-2003 : 1st Decade in the Machines-Wolf Rotorvator
ULVER-A Quick Fix of Melancholy Ep-Doom Sticks
ULVER-A Quick Fix of Melancholy Ep-Eitttlane
ULVER-A Quick Fix of Melancholy Ep-Little Blue Bird
ULVER-A Quick Fix of Melancholy Ep-Vowels
ULVER-ATGCLVLSSCAP
ULVER-Bergtatt: Et eeventyr i 5 capitler
ULVER-Bergtatt: Et eeventyr i 5 capitler
ULVER-Bergtatt: Et eeventyr i 5 capitler-Capitel Ⅳ:een Stemme Locker
ULVER-Bergtatt: Et eeventyr i 5 capitler-Capitel I: I Troldskog faren vild
ULVER-Bergtatt: Et eeventyr i 5 capitler-Capitel II: Soelen gaaer bag Aase need
ULVER-Bergtatt: Et eeventyr i 5 capitler-Capitel III: Graablick blev hun vaer
ULVER-Bergtatt: Et eeventyr i 5 capitler-Capitel V: Bergtatt - ind i Fjeldkamrene
ULVER-Blood Inside
ULVER-Blood Inside-Blinded by Blood
ULVER-Blood Inside-Christmas
ULVER-Blood Inside-Dressed in Black
ULVER-Blood Inside-For the Love of God
ULVER-Blood Inside-In the Red
ULVER-Blood Inside-It Is Not Sound
ULVER-Blood Inside-Operator
ULVER-Blood Inside-The Truth
ULVER-Blood Inside-Your Call
ULVER-Childhood's End
ULVER-Kveldssanger
ULVER-Kveldssanger-A cappella (Sielens Sang)
ULVER-Kveldssanger-Honsjeldfbilde
ULVER-Kveldssanger-Ord
ULVER-Kveldssanger-Østenfor Sol og vestenfor Maane
ULVER-Lyckantropen Themes
ULVER-Lyckantropen Themes-Theme 10
ULVER-Lyckantropen Themes-Theme 3
ULVER-Lyckantropen Themes-Theme 4
ULVER-Lyckantropen Themes-Theme 5
ULVER-Lyckantropen Themes-Theme 8
ULVER-Messe I.X–VI.X
ULVER-Metamorphosis Ep-Gnosis
ULVER-Metamorphosis Ep-Limbo Central
ULVER-Metamorphosis Ep-Of Wolves & Vibrancy
ULVER-Metamorphosis Ep-Of Wolves & Withdrawal
ULVER-Nattens madrigal: Aatte hymne til ulven i manden
ULVER-Nattens madrigal: Aatte hymne til ulven i manden
ULVER-Nattens madrigal: Aatte hymne til ulven i manden-Hymn I: Of Wolf and Fear
ULVER-Nattens madrigal: Aatte hymne til ulven i manden-Wolf and Hatred

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ULVER-1993-2003 : 1st Decade in the Machines-A Little Wiser Than the Monkey, Much Wiser Than Seven Men (2006-05-02 20:57:20)

タイトルからも予想される通り、4thの「The Memorable Fancy Plate 21-22」のリミックス。この曲、中盤を過ぎた辺りの音響はなかなか良い感じになってくるのに、そこに行くまでがイマイチなのがもったいない。

ULVER-1993-2003 : 1st Decade in the Machines-Bog's Basil & Curry Powder Potatos Recipe ★★ (2006-04-23 09:35:54)

これは4thの「The Voice of the Devil」のリミックスらしいですが…一体、何をどうすればこんな曲になるんでしょう?ファミコンを連想させるチープな音とポップコーンの様に弾けるリズムが特徴の不思議ちゃんな曲に…(笑)
でも、これはこれで面白いです。

ULVER-1993-2003 : 1st Decade in the Machines-Crack Bug (2006-05-02 20:53:45)

クレジットを見るとデモの曲のリミックスのようですが…このデモ曲ってやっぱりフォークロアとブラックを融合した感じの曲をやってた頃のものなのかな?このリミックス自体は、全くそんな事を思わせないような、ノイズ/インダストリアルな音楽になってます。

ULVER-1993-2003 : 1st Decade in the Machines-Lost in Moments Remix ★★ (2006-05-02 20:51:05)

タイトル通り、「LOST IN MOMENTS」のリミックスです。ここにはGarmのヴォーカルも酩酊感を醸し出すサックスの響きもなく、音響とリズムに傾倒した世界観ですが、それでもどことなく「LOST IN MOMENTS」の雰囲気が漂ってくるのが流石です。

ULVER-1993-2003 : 1st Decade in the Machines-Only the Poor Have to Travel ★★ (2006-05-02 20:48:10)

5thアルバムの曲のリミックス。
元ネタを分かりやすく提示しつつ、アルバムとは全く違う世界観を描き出すアレンジがいいですね。

ULVER-1993-2003 : 1st Decade in the Machines-Vow Me Lbrzu ★★★ (2006-05-02 20:42:29)

1stと3rdアルバム曲のリミックス。
個人的にはこれがアルバムでのベストリミックスかも。ぶっ壊れた電話機を連想させるパートや1stのピアノソロ部分と思われる箇所を使ったパートなどがあって展開もありますし、ノイズ部分も気持ち良く聴けます。タイトルは意味が分からなかったんですが、「MERZBOW」と「ULVER」を足して被る文字を削除し、並べ替えたもののようですね。

ULVER-1993-2003 : 1st Decade in the Machines-Wolf Rotorvator ★★ (2006-05-02 20:45:08)

1stアルバム曲のリミックス。
耳を聾するような轟音ノイズが来たかと思えば、いきなりフルートが入り疑問が頭を掠める間もなく収束。なかなかに面白いリミックスだと思います。

ULVER-A Quick Fix of Melancholy Ep-Doom Sticks ★★ (2006-02-19 17:30:59)

このEPは「BLOOD INSIDE」に繋がっていく作風という評価が多いですが、この曲は特にそういう要素が強いのではないでしょうか。イメージをそのまま具現化し、肉付けしたような音作りです。

ULVER-A Quick Fix of Melancholy Ep-Eitttlane ★★ (2006-02-16 20:22:08)

Tが3つも並ぶ変な曲名ですが、2nd収録曲「Natteleite(夜の時、の意)」のアナグラム。曲名の通り同曲のリミックスです。原曲はアコースティックでしたが、こちらのヴァージョンはこのEPらしいインダストリアルなアプローチが取られています。
4th以降のULVER大好きな私としては、こっちの方が好きかも。

ULVER-A Quick Fix of Melancholy Ep-Little Blue Bird ★★ (2006-02-16 20:25:18)

ストリングスによるリフレインと、Garmの高貴なヴォーカルが絡み合う曲。
Garmのヴォーカル、なんか冷厳と言うか寒々しい感じですね。寒さに震えながら飛び立とうとする鳥のイメージが頭に浮かびます。でも、個人的には青い小鳥というよりも白い渡り鳥って感じ。

ULVER-A Quick Fix of Melancholy Ep-Vowels ★★ (2006-02-16 20:27:48)

この曲、シンセの音色とGarmの冷厳ヴォーカルのせいか、北欧の夜空っていうイメージがあります。表現形態は全く違うんですが、頭の中に浮かんでくる映像はARCTURUSの1stの収録曲とどこか共通した雰囲気が感じられます。

ULVER-ATGCLVLSSCAP ★★★ (2016-04-21 04:44:37)

2015年発表の13th。

前作がオーケストラのコラボライブを元に制作した作品だったり、SUNN O))とのコラボをしたりなど、最近のULVERは即興・前衛・音響的な志向を強めている印象ですが、今作もその流れを汲む作風。2014年に行われた、ヨーロッパツアーで録音された音源を元に、スタジオで手を加えて完成されたアルバムらしいですね。そのライブ自体も、過去の楽曲のフレーズや、ループ等を用いつつもインプロヴィゼーションを重視した、かなり実験的なものだったとか。

オーケストラとのコラボだった前作とはやや毛色が異なり、今作はエレクトロニカ要素がより前面に押し出されている感じですね。まるで心地良い睡眠に落ちるとき特有の、あの頭に靄が広がり現実と夢の境界が曖昧になっていくようなあの感覚…あれを音で体現したかのような空間的な音色のキーボードに、更にトリップを加速させるような
…続き

ULVER-Bergtatt: Et eeventyr i 5 capitler ★★★ (2004-08-19 18:04:00)

95年発売の1stアルバム。

このバンドは他にもフォークやプリミティブ・ブラックのアルバムも製作したらしいですが、このアルバムは北欧の叙情的なメロディのフォークと、ブラックを上手く融合させた音楽をやっています。また、その幻想的でまるで仄暗い森の中を歩いているような気分にさせられるメロディから、「フォレスト・メタル」と呼ばれる事もあるようです。

静と動がはっきりしたアルバムで、聴いているとα派が出てきそうなフルートとアコースティックギターの絡みなどがある一方、突然豹変したかのように激しいブラックに変貌するパートもあります。
それはヴォーカルにも顕著で、普通声は透き通っている綺麗な声なのに、ブラックパートになるといきなり「ごっつい」と言えるほどの強烈ながなり声を出しています。

また、音的な空間の使い方も上手く、③のピアノパートや④などはヘッドフ
…続き

ULVER-Bergtatt: Et eeventyr i 5 capitler ★★ (2005-03-17 21:59:00)

このアルバムの収録曲の、英題が分かったので以下に記しておきます。

#1 Chapter1 Lost in the Forest of the Gnomes
#2 Chapter2 Evelen Follows Behind Vase
#3 Chapter3 Graablick Watches Her Closely
#4 Chapter4 A Voice Enchants
#5 Chapter5 Bergtatt: into the Field Chambers

ULVER-Bergtatt: Et eeventyr i 5 capitler-Capitel Ⅳ:een Stemme Locker (2004-08-19 18:18:55)

妙に音量の大きいアコギのリフが圧迫感のある曲。
このリフにもう一台のアコギが絡んでくるんですが、そのメロディがまた叙情的で素晴らしいメロディです。この曲ではGarmは抑え目に歌ってますが、それが呪文のように聴こえる所もありダークな印象を受けました。

ULVER-Bergtatt: Et eeventyr i 5 capitler-Capitel I: I Troldskog faren vild ★★★ (2004-08-19 18:05:11)

聴き手を幻想的な世界へと誘っていきそうな、アルバムの一曲目。
デス声は一切無く透明感のある、それでいて弱々しさを欠片も感じさせないGarmのヴォーカルが素晴らしいです。
この曲のところどころで挿入されるギターソロやアコギパートが叙情的で、目を瞑って聴くと曲の世界の中に引き込まれていくようです。

ULVER-Bergtatt: Et eeventyr i 5 capitler-Capitel II: Soelen gaaer bag Aase need ★★★ (2004-08-19 18:18:05)

フルートとアコースティックギターの絡みが凄く綺麗な曲…と思っていたら、いきなり叩きつけるように強烈ブラックに変貌!!
これはイントロでリラックスしてるとびっくりします(笑)。フルートは息を吸い込む音まで聴こえる、かなり生々しい音で録られています。

ULVER-Bergtatt: Et eeventyr i 5 capitler-Capitel III: Graablick blev hun vaer ★★★ (2004-08-19 18:18:31)

叙情的なパートからブラックに変貌するという点では②と似ていますが、この曲の聴き所は途中のピアノとノイズが交錯するパートだと思います。ピアノの叙情的なメロディをノイズが空間的に演出・強調し、幻想的な雰囲気を漂わせています。後半のブラックパートもかっこいいです。

ULVER-Bergtatt: Et eeventyr i 5 capitler-Capitel V: Bergtatt - ind i Fjeldkamrene ★★★ (2004-09-19 19:48:31)

アルバムの最後を飾るタイトルトラック。
このアルバムの世界観に則った静と動がはっきりと分かれた楽曲で、全体的にメロディアスです。曲が終わった後いい感じのアコギパートが出てくるので、終わったと思ってもCDを止めないように!!

ULVER-Blood Inside ★★★ (2005-06-13 18:15:00)

2005年6月12日年発表の8th(サントラ含む)。

今回のアルバムはサントラではないせいか、ULVER作品としては久しぶりにGarmのヴォーカルが聴けます。しかも全曲なので、Garmのヴォーカリストとしての能力に心酔していた私としては嬉しい限り。

音的には…これ、なんていうジャンルなんでしょう?
ピアノやシンセ、ストリングスなどが入っていてメロディアスですが、サンプリングやノイズもかなり入っていて、スタイル的には4th「Themes from~」を更に幻想的、重層的、そしてシュールににした感じでしょうか。それでいてメタル者らしいギターソロが入っていたり、ツインドラムで聞かせる曲もあったりするんですよね…。

特に後半の収録曲なんですが、時々出てくる妙に明るいメロディが、逆に何処かネジが外れているかのような狂気性を感じさせます。何と言うか、恐
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ULVER-Blood Inside-Blinded by Blood (2005-06-13 18:17:43)

この曲のサブタイトル「TO LEON FROM DADDY」の「LEON」って、もしかしてメンバーの息子さんなんでしょうか?確かに歌いだしのヴォーカルなんか父性的な感じがします。シンセの海の中で無意識と意識の間を彷徨うような幻想的な曲。

ULVER-Blood Inside-Christmas ★★★ (2005-06-13 18:16:34)

イントロはクリスマスソングらしくベルが鳴り響いてますが、もうこの時点でバックでかなり複雑なベルの響かせ方もしています。本編はこんなタイトルがついているとは思えないほどダーク。そもそも歌いだしからして「A god is born and others die」ですし(笑)。

ULVER-Blood Inside-Dressed in Black ★★★ (2005-06-15 21:31:47)

非常に重々しい曲調で、聴き手の恐怖感を煽るかのような曲。
ULVERはブラックからはもう完全に離れてしまったようですが、この恐怖感は一級品のブラック以上に素晴らしいです。特に途中挿入されるエフェクトや、ラスト近くのピアノなんてなにか大切なものが粉々にされ、粒子になって暗闇の中へ散布されているかのようです。

ULVER-Blood Inside-For the Love of God ★★★ (2005-07-16 20:51:41)

この曲、最初は地味だと思っていましたが、聞き込んで曲の全体像が見えてくるとかなり荘厳な曲に思えてきました。決してショッキングな配色を使わず、淡い色で破滅を描く宗教画のようです。キャッチーさはそれほどある訳ではありませんが何度でも聴いて、この感覚を味わって欲しい名曲。
ちなみにエピグラフとして引用されているブレイクの詞「アメリカ」の「My Thirteen Angel」という部分、当時13州だったアメリカを象徴し、それを鼓舞しているとも解釈されているらしいですね。そしてこの曲のタイトル「神の愛のために」、サビの歌詞「光よりも速く、闇よりも深く落ちていく」などのフレーズからして、ULVERが彼等なりにアメリカに向けた曲とも解釈できそう。ただ、明らかに鼓舞しているという訳ではなさそうですが。

ULVER-Blood Inside-In the Red ★★★ (2005-06-13 18:18:41)

この曲、後半ダークな雰囲気の中にいきなり明るいメロディが出てくるのがかなり怖いんですが…ピエロが全員実は犯罪者だったり、入った人と出た人の数が違うお化け屋敷とかがありそうな暗黒の遊園地って感じ。

ULVER-Blood Inside-It Is Not Sound ★★ (2005-08-12 09:43:45)

この曲、途中のメロディはバッハを引用しているらしいですね。
それだけの事はある良いメロディですが、そこにノイズを被せて独特の雰囲気を出す所が流石ULVER。心地良い音です。

ULVER-Blood Inside-Operator ★★★ (2005-06-13 18:19:40)

メロディ、早弾きソロ、ツインドラムとその全てが聴き手に焦燥感をもたらす楽曲。
なんか忙しすぎてパニックを起こしてるような感じ。個人的に好きな箇所は「ホスピタール!!」の言い方。なにも「病院」って単語をそんな気合入れて叫ばんでも(笑)

ULVER-Blood Inside-The Truth ★★ (2005-08-12 09:40:55)

アルバムの中でも最も掴み所が無いと思う曲。
妙に郷愁を感じるキーとか、小悪魔みたいなコーラスとか…最初聴いた印象は「???」でしたが、聞き込むうちにこうでなければならないと思えてくるから不思議。

ULVER-Blood Inside-Your Call ★★★ (2005-06-15 21:31:34)

電話のベル、響く足音、生命維持装置の稼動音のような(あくまでイメージです)電子音など、サンプリングを駆使してリスナーの想像力を刺激してくれる曲。私的には真夜中の病院を電気も付けずに歩いているかのようなイメージ。
最後は瀕死の病人が助けを求めてかけた電話のベルの音だけが、虚しく響き渡るのであった…と思ったら、誰か出たみたい。

ULVER-Childhood's End (2012-07-26 23:42:55)

2012年発表の60年代サイケデリック・ロックカヴァーアルバム。

ごめんなさい、ULVERの新譜だから買ったけど正直辛いです、このアルバム…(苦笑)
実際、「浮遊感がある」を通り越して、ずっと聴いていると魂がどこかに持っていかれそうな、現実から遊離していきそうな雰囲気のある音作りや、その音作りと一体化するような柔和さを感じさせつつも、確かな存在感のあるGarm氏のヴォーカルなどは、流石ULVERという感じで、やっぱり素晴らしいと思います。ですが…

カヴァー曲だから仕方ないですが、メロディが自分の好みとかけ離れてるんですよね…ULVERってオリジナル曲ではどんなに実験色を増しても、北欧産らしいダークな雰囲気は維持してくれてたんですが、この作品は全体的に明るくてブルージーな感じのメロディが多くて、この手のメロディが生理的に得意でない私にはちょっとキッツいです
…続き

ULVER-Kveldssanger ★★ (2004-09-02 20:39:00)

1996年発売の2ndアルバム。

今回はブラック的なパートは一切無く、Garmのクリーントーンのヴォーカルとギター、フルート等によるアコースティックアルバムです。前作は全5曲という大作主義的なアルバムでしたが、今回は収録時間約35分の中に13トラックという、小品集のようなアルバムになっています。中でも②はヴォーカルのみのトラックでなんと12秒程度で終わってしまいます。

ブラックどころかメタルですらないと思いますが、メロディは北欧独特の哀愁漂う物が多いので、メロディアスな物が好きな人にはお勧め出来ると思います。でも、これを何も知らない人に聴かせたらきっとブラックをやっている(やっていた?)バンドだと気付く人は殆どいないだろうと思います(笑)

ULVER-Kveldssanger-A cappella (Sielens Sang) ★★ (2005-04-01 22:02:16)

タイトル通りの事をやってる曲です。
あぁ、Garmの声でアカペラ合唱が聴けるとは…至福です(笑)
ちなみに、サブタイトルの「Sielens sang」とは「魂の歌」という意味だとか。

ULVER-Kveldssanger-Honsjeldfbilde ★★★ (2005-04-07 20:07:24)

タイトルは「山頂」という意味らしいです。
郷愁を呼び起こすようなメロディが印象的な、アコギの演奏のみによるインスト。ULVERは音楽性の振り幅の激しさが取り沙汰される事が多いですが、メロディの良さも一級品だと思います。

ULVER-Kveldssanger-Ord (2005-04-07 20:07:10)

僅か16秒で終わってしまう、ヴォーカルオンリーの曲。
最初聴いた時はその短さに戸惑ったものです。

ULVER-Kveldssanger-Østenfor Sol og vestenfor Maane ★★★ (2004-09-02 20:38:59)

一曲目にしてアルバムの世界観を凝縮して詰め込んだ感のある曲。
Garmの声が非常に綺麗で、思わず聴きほれてしまいます。ノルウェー語だからかなり巻き舌入ってますが、そこがまた良い(笑)

ULVER-Lyckantropen Themes ★★ (2005-09-04 23:53:00)

2002年発表のサウンドトラック。

前作にあたる「Perdition City」の空間との親和性をより深めていった結果、生楽器が殆ど(全く、かも)使われなくなり、曲の展開も反復を多く使用するようになり、さらにエレクトロニクスな世界観の深みに入り込んでしまったかのような作品。

とはいっても、あからさまにサイバーな感じの音ではなく、ピアノなども使い幽玄な音色に仕上げているのでとても聴きやすいです。ジャンルが違うとは言え、案外ブラックメタラーも好むのではないかと思います。個人的に2枚のサントラではこっちの方が好きかも。さりげなくノイズが一定のリズムを刻んでたりする所があるのも渋いです(笑)

しかし…ノルウェーではこのバンド(?)、二度もグラミー賞にノミネートされてるんですよね…こういう音に理解のある国民性って羨ましいです。

ULVER-Lyckantropen Themes-Theme 10 (2006-09-21 21:26:46)

この曲だけ明らかに毛色が違いますね。
メロディックな要素はほぼ皆無で、アルバムを通して哲学的な思案をしていたのが、遂に考えすぎで発狂してしまったような感じ。ですがやっぱりアーティスティックな感じがするのは流石。

ULVER-Lyckantropen Themes-Theme 3 ★★★ (2006-09-21 21:16:36)

このごく小さな音で脳髄に染み込んでいくかのようなメロディを幾度となく繰り返す作風、かなりツボにはまりました。アルバムで最も長い曲ですがぼーっと聴けちゃいます。後半のピンポン球が弾むような音色のリズムトラックも面白くて惹かれます。

ULVER-Lyckantropen Themes-Theme 4 ★★ (2006-09-21 21:19:03)

前曲のピンポン球の跳ねるかのようなリズムが、メロディアスな電子音に取って代わられるようにして引き継がれてますね。やっぱりこのアルバム、聴くとその度に発見があって楽しい。何より音色に浸れますし。

ULVER-Lyckantropen Themes-Theme 5 ★★★ (2006-09-21 21:22:08)

この曲もTHEME 3に負けず劣らず、リズムトラックの面白さが光ってます。ノイズがリズムを刻んだと思えば、それに呼応するように風のような音が聞こえてきたり、たまにノイズなしで風音だけだったり。それに乗るメロディもどこまでも幽玄。良い曲です。

ULVER-Lyckantropen Themes-Theme 8 ★★ (2006-09-21 21:24:26)

この曲は音作りの妙も然ることながら、低音が効いている部分が耳に気持ち良いですね。ぼーっと聴いていても、ビリビリと緊張感が伝わってくるこの感覚が好き。

ULVER-Messe I.X–VI.X ★★★ (2013-10-19 23:52:17)

2013年発表の12th。
2012年9月に、オーケストラと電子楽器を使用して行われたライブや、それに先んじて行われたオーケストラのリハーサルのテイクを元に、スタジオでの作業を加えて完成させた…というかなり変則的な制作状況で生み出されたアルバムらしいです。

最初スピーカーで漫然と聴いていた時は、あからさまに前衛的で奇妙な音や、派手で耳を引く様なオーケストラの主題がないことや、導入部の静寂の長さなどから、前作(60年代サイケカヴァー)が肌に合わなかった事もあって、「最近のULVERはイマイチかも…」と思いかけてたんですが…イヤフォンでしっかり音に向き合って聴いたら印象が一変しました。これ、素晴らしいじゃないですか…!

まずは最初聴いたときにガッカリしかけた、電子音による無音スレスレの導入部ですが…これがちゃんと聴くと実は感動もの。真っ暗な浜辺で、水が足を浸
…続き

ULVER-Metamorphosis Ep-Gnosis ★★★ (2005-05-14 19:08:49)

一曲目同様、テクノな曲ですが神秘的な雰囲気が漂っています。
特に後半のヴォーカルが入ってからのサウンドは、正に宇宙を思わせます。今作品の目玉的な曲ですね。

ULVER-Metamorphosis Ep-Limbo Central ★★★ (2006-02-19 17:28:28)

DVDやビデオデッキのクリーナーって、クリーニング中に映像が流れる物がありますが、この曲はそういうイメージがあります。聴き手の脳裡に近未来的なダークな映像を映しながら、後半のガビガビノイズで脳の老廃物をこそぎ落としていく…みたいな。

ULVER-Metamorphosis Ep-Of Wolves & Vibrancy ★★★ (2004-10-03 11:35:09)

いきなりなテクノに最初は「え…?」ってなって、あまり聴いていませんでしたが、暫くしてもう一度聴くとリズムがとても耳に気持ち良く作られている事に気付き、かなりのお気に入りに。
途中の効果音はやっぱり犬の鳴き声に聴こえます。

ULVER-Metamorphosis Ep-Of Wolves & Withdrawal (2005-06-13 18:23:38)

この曲、始めはほぼ無音のイントロ部分が無駄に思えて嫌いだったんですが、イヤフォンで聴くと何かが耳元で微かに蠢いているみたいで気持ちいい。聴覚だけでなく、触覚も刺激する音…なのかも。

ULVER-Nattens madrigal: Aatte hymne til ulven i manden ★★★ (2004-09-10 20:34:00)

Ulverのブラックメタルとしては最後のアルバムらしいですね。
今回はプリミティブです。

このアルバムには「森の中で4トラックの機材のみでレコーディングされた」という噂みたいな物があるそうですが、いくら何でもそれは冗談だと思います。音質的には音の分離はきっちりとしていて、ドラムとヴォーカルはやや音量小さめで、2本のノイジーなギターが絡み合って美しいメロディを奏でるというスタイルです。

このギターのディストーションが超極悪で、普段ギターのメロディを追わない人にとっては本当にノイズにしか聴こえなさそうな位凄いです(笑)ヘッドフォンで聴くと更に迫力が増して、まるで電極を両耳から突っ込まれて脳をスパークさせられているような感じさえします。
初めて聴いた時は「うわっ、これは無理かも…」と思いながらも全部聴いてしまったんですが、それもこの人たちの持つ類稀なメロ
…続き

ULVER-Nattens madrigal: Aatte hymne til ulven i manden ★★ (2005-03-15 17:20:00)

曲タイトルの表記されていない今作ですが、海外のレビューサイトによると、
曲のタイトルは以下の様になっているそうです。

#1 Wolf and fear
#2 Wolf and devil
#3 Wolf and hatred
#4 Wolf and man
#5 Wolf and moon
#6 Wolf and passion
#7 Wolf and destiny
#8 Wolf and night

MD等に入れる場合は曲タイトルが分かると便利ですね(笑)
まぁ、この音源を雑踏の中で聴いたら全くメロディが聴こえなさそうですが…

ULVER-Nattens madrigal: Aatte hymne til ulven i manden-Hymn I: Of Wolf and Fear ★★ (2005-03-28 20:12:57)

一曲目から全く容赦がないですね…
まるで悪の秘密結社から改造手術を受けている時に頭に流れてそうな(笑)ノイズの嵐に襲われます。唯一アコギ入りの曲ですが、このパートが非常に美しくお勧め。

ULVER-Nattens madrigal: Aatte hymne til ulven i manden-Wolf and Hatred ★★★ (2005-03-28 20:16:23)

アルバムや歌詞カードにタイトルの表記は無いですが、3曲目です。
禍々しいブラックリフを聴かせてくれる曲なのだと思いきや、いきなりギターがギュルルッと鳴って超叙情的なリフへ変貌。この曲調で、この音質で、リフだけでここまでドラマ性を感じさせる曲を作るGarmって一体何者!?


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