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V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS-Moonfog 2000 a Different Perspective
VALHOM-Despair
VALKYRIE
VALKYRIE-DESPAIR...
VALKYRJA
VALKYRJA-Contamination
VALKYRJA-Contamination-Ambience of the Dead
VALKYRJA-Contamination-Oceans to Dust
VALKYRJA-Contamination-The Womb of Disease
VALKYRJA-Contamination-Welcoming Worms
VALLENDUSK
VALLENDUSK-Black Clouds Gathering
VALUATIR-I
VAMPIRE PLEDGE-Vampire Library
VARATHRON
VARATHRON-Crowsreign
VARGR-Storm of Northern Evil
VARGR-Storm of Northern Evil-Behold the Most Unclean
VARGR-Storm of Northern Evil-Storm of Northern Evil
VASSAFOR-Elegy of the Archeonaut
VATTNET VISKAR-Vattnet Viskar
VED BUENS ENDE
VED BUENS ENDE
VED BUENS ENDE
VED BUENS ENDE
VED BUENS ENDE-Those Who Caress the Pale
VED BUENS ENDE-Written in Waters
VED BUENS ENDE-Written in Waters-Autumn Leaves
VED BUENS ENDE-Written in Waters-Carrier of Wounds
VED BUENS ENDE-Written in Waters-Coiled in Wings
VED BUENS ENDE-Written in Waters-Den saakaldte
VED BUENS ENDE-Written in Waters-I Sang for the Swans
VED BUENS ENDE-Written in Waters-Remembrance of Things Past
VED BUENS ENDE-Written in Waters-To Swarm Deserted Away
VELDRAVETH-TEMPLE OF BLACK FLAME
VELES-Black Hateful Metal-Black Hateful Metal
VELES-Black Hateful Metal-Millennium of Disgrace
VELES-Night on the Bare Mountain / Black Hateful Metal
VELES-Night on the Bare Mountain-Majesty of War
VELES-Night on the Bare Mountain-My Bloodthirst (The Horrorstorm)
VELES-Night on the Bare Mountain-The Winter Morning
VELVET CACOON
VELVET CACOON-Genevieve
VELVET CACOON-Genevieve-Avalon Polo
VELVET CACOON-Genevieve-Bete Noir
VELVET CACOON-Genevieve-Fauna & Flora
VELVET CACOON-Genevieve-Laudanum
VENEFICIUM-De Occulta Philosophia - A Missae Tenebrae
VENEROR-Percussimus Foedus cum Morte
VERDUN-Sov Du Lilla Samvete

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発言している22曲を連続再生 - Youtube



V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS-Moonfog 2000 a Different Perspective ★★ (2005-08-30 15:44:00)

Satyrの運営するレーベル、MOONFOGのコンピレーションCD。
二枚組で、一枚目が書き下ろし新曲、二枚目が既発音源集という組合せ。
このアルバムで特に凄いのは二枚目の方ですね。
SATYRICON、DARKTHRONEといった有名ブラックメタルバンドや、GEHHENAやTHORNSなど
ブラック好きなら名前を知っているだろうバンドたちが、それぞれのアルバムから
選りすぐりの楽曲をセレクトしてきています。特にDODHEIMSGARDはサイバーブラックの
神曲とも言えるクオリティの高い曲を2曲も提供していてびっくりしました。
一枚目の方もSatyrがPhil AnselmoやKilljoy等と組んだプロジェクト「EIBON」の
曲が収められていて、とても豪華なコンピレーションアルバムです。

VALHOM-Despair ★★★ (2012-09-13 23:32:03)

2007年発表の3rd。

このバンドって確かアメリカのブラックでしたよね?パッと聴いた感じ、北欧もしくはドイツ産っぽい雰囲気のある作風ですね。トレモロリフと疾走を組み合わせた展開で寒々しさを演出する音はちょっと昔のノルウェー産ブラックっぽいし、氷の礫を連想させる粗いリフにうっすらメロウなメロディを滲ませ、時折明瞭なメロディのフレーズが出てくるところなんかはジャーマンっぽいと思う。その良いとこ取りをしてドラマティックに仕上げた感じで、あまりアメリカっぽい印象はないですね。

メロウさ、妖艶さを強調するアトモスフェリックなキーボードの導入、メタリックになりすぎない=アトモスフェリックさを壊さない程度に用いられる刻みリフなど、各要素の取り入れ方がセンスいい感じで、北欧やドイツのブラックが好きならば安心して聴いていられる音。敢えて欠点を探すとするなら、ドラムの音が無味乾
…続き

VALKYRIE ★★ (2012-03-14 23:14:48)

FUNERAL MOTHの藤島さんも参加する国産ブラック/ドゥーム。
先日2曲入りのデモをリリースしました。

VALKYRIE-DESPAIR... ★★ (2012-03-14 23:16:52)

2012年発表の2曲入りデモCD-R。

1曲目は、暗雲が立ち込めるかのごとく重ッ苦しく引き摺るギターリフに、悲壮なトレモロリフや幽玄で邪悪な神秘性を感じるアルペジオが映えるフューネラルなパートが、アルペジオとヴォーカルのみになる静のパートを挟み展開する曲、2曲目は鬱ブラック的な陰鬱なリフに、どこまでも落ちていくような暗いメロディのリードを絡めた曲で、作風としてはこの2曲を聴く限りでは鬱ブラックや葬式ドゥームに近い感じでしょうか。RAWで立体的に聴こえるドラムに圧迫感あるリフ、しっかり気分を凹ませてくれるメロディのセンス…と流石のクオリティで暗黒音楽好きなら安心して楽しめます。

…が、ヴォーカルはもう完全に逝ってしまってますね(笑)。おそらく女性ヴォーカルですが、喉を閉じた状態から、呼気の力で無理矢理こじ開けてホイッスル気味に絶叫したような、常軌を逸したヒステリ
…続き

VALKYRJA ★★ (2010-03-27 10:46:00)

ONDSKAPTのメンバーが在籍するブラックメタルバンド。
何気にMetal Blade所属だったりします。

VALKYRJA-Contamination ★★★ (2010-03-27 10:41:00)

2010年発表の2nd。

メロディックなリフを多用しながらも、哀愁よりも邪悪さの強い雰囲気、緩急をしっかり付けたドラマ性のある曲展開、表現方法こそストレートな中音域のがなりなものの、Arioch(FUNERAL MIST、MARDUK)ばりの邪悪さを撒きちらすヴォーカルと、「真性」なカルト性たっぷりな雰囲気ながら、普通の(エクストリームメタルがある程度行ける)メタラーにもアピール出来るクオリティも備えたブラックで、関連バンドのONDSKAPTや、WATAIN、OFERMOD辺りに通じる音楽性。

ただ、上記のバンドがデスメタル的な重さもある程度取り入れているのに対し、この作品はギターリフの音色がブラック特有の高音のシャリシャリした音色で、「重さ」はそれ程重視していないような音質ですね。ドラムに至っては豪速ブラストを多用しているのに、「軽快」で、躍動感もある印象だ
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VALKYRJA-Contamination-Ambience of the Dead ★★★ (2010-03-27 10:43:23)

アルバムの中でも、頽廃的な美しさが際立っている曲。
骨の傘を差した骸骨たちが、夜の墓場を跋扈しているような雰囲気があると思う。ラストのメロディは、不死者たちが人間を喰らい尽くして挙げる、凱歌のようにも聞こえます。

VALKYRJA-Contamination-Oceans to Dust ★★★ (2010-03-27 10:44:15)

毒々しいメロディのリフでテンションを上げつつ、トレモロによる美しいメロディを聴かせる曲。似たような曲が並びがちなジャンルなだけに、こういう風にリフで曲の個性を付けられるというのは大きな強みですよね。

VALKYRJA-Contamination-The Womb of Disease ★★ (2010-03-27 10:45:15)

何気にドラムが素晴らしいですね。疾走パートでもアクセントの付け方が上手く、ヴォーカルの邪悪さとも相まって非常にかっこいいです。重さに頼り過ぎない音質も、却って演奏の壮絶さを浮き彫りにしてると思う。

VALKYRJA-Contamination-Welcoming Worms ★★ (2010-03-27 10:46:03)

豪速ブラストパートは最早洪水に押し流されるような迫力。その中で呪詛を込めながらもがくようなヴォーカルも恐い。一応緩急はつけてますが…ブラストパートのインパクトがとにかく強い。

VALLENDUSK ★★ (2014-04-25 21:40:42)

去年Pest Productionから初のフルアルバムをリリースした、ポスト/シューゲイザーブラック期待のバンド。なんとインドネシア出身のバンドだとか。

VALLENDUSK-Black Clouds Gathering ★★★ (2014-04-25 21:41:39)

2013年発表の1st。
これは試聴して「よし、今度買いに行こう」と即決でした(笑)。
…今更試聴するというのも遅過ぎですけど(笑)。

路線としては、ブラックメタル特有の深く歪んだギターと、儚げなメロディによるトレモロにより、身を切るようなエモーショナルさを演出する、所謂ポスト/シューゲイザーブラックですが…このバンド、トレモロリフの使い方が犯罪級に上手いと思う。この手の中でも、メロディの良さやトレモロの聴かせ方の上手さではトップクラスなのではないでしょうか。こんなバンドを見つけるなんて、流石Pest Productionと感心するしかありません。

まずトレモロリフですが…結構この手のバンドって、音像に拘るあまりトレモロそれ自体の音色が弱めというケースがあるんですが、このバンドはトレモロの「音程が細かく上下する音色」を、かなり前面に押し出した音作り
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VALUATIR-I ★★ (2010-01-30 09:58:00)

このバンドも遂に登録されましたね…ブラック好きとしては嬉しい限りです。
日本のレーベルから発売されているので、手に取った方も多いのでは。
バグパイプによる民族的メロディをデス/ブラックに融合させた、所謂「フォークメタル」と
言われる音楽を演ってますが…この手のメジャーなバンド、例えばELUVEITIE辺りがメロデスを
基本としているのに対し、このバンドの基礎にあるのはプリミティブ寄りのメロブラ。
特にギターリフの荒涼としたメロディや、劣悪とは言えないまでも、荒めでかつアナログ感の
ある音質などは、確実にプリミティブブラックに通じるものがありますよね。
また、アコーディオンやヴァイオリンなどではなく、民族的メロディのパートを
バグパイプで演っているのも大きな特徴。バグパイプって、前述の楽器よりも日本人の
耳に馴染みにくい代わりに、より深
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VAMPIRE PLEDGE-Vampire Library ★★ (2011-06-22 23:51:13)

2010年発表の1st。

歌メロこそアニメソング的なキャッチーなものながら、それを支えるのが高揚感のあるメロディを刻みに練り込んだメロデス的なリフ、ハードロックのワイルドさを感じさせる骨の太いリフであったり、ギターワークを主軸にした演奏であるという、いかにも最近の感性を持った女性ヴォーカル入りメタルという感じですね。

この手の、正統派な演奏+女性Voによるキャッチーなメロ、という作風はやはり陰陽座を思わせますが、曲を盛り上げるオブリやリードギターの切り込み、ツインリードによる泣きメロやピロピロ速弾きなど、クサメタルとしてのギターワークの魅力を「あからさまに」「分かりやすく」取り入れているのが特徴。歌メロの親しみやすさもありかなりキャッチーな作風。

また、フロントマンのさゆ嬢(なんとなく、トークスキルの高そうなバンドネームだ…)はショップでは「萌え
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VARATHRON ★★ (2011-08-25 04:01:01)

ギリシャ産ブラックメタルバンド。
ギリシャのシーンでは結構名の知られたバンドらしいです。

VARATHRON-Crowsreign ★★★ (2011-08-25 04:02:58)

2004年発表の3rd。

このバンドはギリシャ産ということくらいしか予備知識が無かったんですが、ジャケが爬虫類の爪に目玉が埋め込まれた、なんとも不気味なものだし、裏ジャケのメンバーもスキンヘッドのマッチョが雄叫び挙げながら万歳してるしで、これは絶対アングラで不気味な路線か、ダーティもしくはブルータル路線の音かな…と予想をしてたんですが、これは意表を突かれました。

まずメロウなインスト+語りの1曲目から想像してたのと大分違う音だし、インスト明けの2曲目の冒頭からいきなり正統派的と言っても良いような、メロウでかっこいいツインリードが炸裂していたので驚きました。その後メロブラ的なトレモロリフと共に疾走するパートがあるも、やはり感じるのはメロウさや、ごく真っ当なメタルとしてのかっこよさ。

基本はメロディックなブラックメタルなんですが、メロいギターのフレー
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VARGR-Storm of Northern Evil ★★ (2009-02-22 22:11:00)

2008年発表の3rd。

「VARGR」という言葉には、本来の意味の「狼」以外に、「無法者」というニュアンスもあると「Lords of Chaos(邦題:ブラックメタルの血塗られた歴史)」には書かれていましたが、名は体を表すというか、なんというか…。まあレーベルからしてSORTSINDとか出してるところですからね…。

ノイズの洪水が、聴覚だけでなく痛覚をも通じて、脳髄に流れ込んでくるかのような超暴力的ノイズ・ブラック。ダークアンビエント/ドローン的なパートや打ち込みのリズムを導入するなど、実験色も少しありますが、ILDJARNやSORTSIND以上に耳に厳しい音。2曲目の後半なんて「どれだけ電ノコに近い音をギターで出せるか」という実験にも思えるくらいだし、こういうのを聴いて喜んでる自分が段々ドMに思えてきます(笑)。

しかし、エフェクトが逆により
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VARGR-Storm of Northern Evil-Behold the Most Unclean ★★★ (2009-02-22 22:14:09)

…よくもまあ、こんな不穏なメロディ書けるなぁ…と嘆息したくなる曲。
神経を一本一本引き摺り出されて、棒とかで適当にクルクル巻き上げられたらこんな感じかも。

VARGR-Storm of Northern Evil-Storm of Northern Evil ★★ (2009-02-22 22:13:21)

この後半のギターの音色が超凶悪。RAWってレベルじゃないです。
…(ノイズ/アヴァンギャルドの)PITAの作品にも脳をガリガリやられるようなノイズがあったんですが、こっちはより攻撃性の高い、直接的な音。脳髄を電ノコで切り刻まれてる気分になってきます。

VASSAFOR-Elegy of the Archeonaut ★★ (2014-10-27 22:36:32)

2012年発表の音源集。
未発表曲やリハーサル、BATHORY、BETHLEHEM、BEHERITのカヴァーなど、10曲入りで約75分とボリュームたっぷりの内容。

CDを再生し始めてまず、音作りのカルトさに圧倒されますね。明らかに意図的にやってる感じですが、包み込むような感触を持ったノイジーなギター、ヴォーカルやドラムにリバーブを掛け、得体の知れなさを増強し、低音を強調することでドスの効いた感触を醸し出すプロダクションが合わさると、疾走パートではウォーブラックさながらの衝動性、ミッド~スローパートではドゥーミーな質感を感じられ、芯のある邪悪さが表現されている感じ。

何気に大作主義なバンドで、10分前後の曲も結構多いんですが、大作曲を作るバンドにありがちなプログレッシブさやアヴァンギャルドさはほぼなく、ひたすらに暴力的で陰惨で密教めいた音が展開されている感
…続き

VATTNET VISKAR-Vattnet Viskar ★★★ (2014-04-23 20:58:25)

2012年の3曲入りEP。

このバンド、「ブラックメタルが好きな人が聴くポストブラックメタル」として、かなり良い線行っているのではないでしょうか。ポスト/シューゲイザー系はアコースティックやノイジーな音像に拘って、肝心のトレモロがそれ程重視されない事も珍しくはないですが、この作品はポスト系特有の儚さや繊細さを演出しつつも、がっつりと「ブラックとしてのトレモロ」を聴かせてくれるのが素晴らしい。

また、楽曲や音の構成もポスト方向に行き過ぎて、「ブラックメタル」「ヘヴィメタル」を逸脱したりしないのが良いですね。偏執的なまでに繰り出されるトレモロリフに込められたメロディは、エモーショナルさとダークさを両立させているし、ポスト系にありがちなナヨナヨした喉締めクリーンを用いず、全編ドスの効いたがなりで押し通すヴォーカルワークも素晴らしい。また、トレモロ偏重なスタイルながら
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VED BUENS ENDE ★★ (2005-10-06 19:50:00)

バンド名の意味は「虹の果てにて」。
ULVER、ARCTURUS、DODHEIMSGARD、CAVADERなどのメンバーによるバンド。
ブラックの発展形ともいえるこのジャンルでは、パイオニア的存在らしいです。

VED BUENS ENDE ★★ (2006-03-19 22:17:00)

既に解散してるみたいですが、SkollとCarl-Michaelのリズム隊は
ブラックの中でも最高峰に位置すると個人的に信じてます。
しかしCarlは本当に多才ですね…ちゃんと豪速ブラストも叩けるし、細やかで
ドラマ性溢れるドラミングやAURA NOIRでのスラッシュ系のドラミングも
出来るし、ヴォーカル面でも妖しく歌ったり、がなりもできるし…
もっとブラックリスナーの間で評価されても良い人だと思います。

VED BUENS ENDE ★★ (2006-04-29 21:30:00)

>mokusatuさん
再結成、本当みたいですね…かなり驚きました。
Carlのドラムがまたプログレっぽい曲で聴けると思うと楽しみです。
CAVADER INCの方も聴いて、彼は最高のドラマーだと確信しました。
4階から転落して入院したって聞いていたので心配でしたが、
そのニュースを聞いて安心しました。

VED BUENS ENDE ★★ (2006-05-02 21:15:00)

>mokusatuさん
CADAVERかなりやばいですよ!!
ドラムがHellhammer並にファスト&テクニカルで圧倒されます。
プログレだけでなく、スラッシュやブラックも叩けるなんて本当に凄いです…
でも確かにWIWはレビューに困る音源かも(笑)
ブラックメタルのノイジーなGリフとユニゾンせず動きまくるベースと
細やかなフレーズで魅了するドラムのオケに妖しげなヴォーカル…
と、要素を説明できてもそれが組み合わさってどういう音像になるのかというと、
もう「聴いて下さい」としか言えません(笑)オリジナリティがあって好きですけど…
それにしても、2ndは一体どんな音楽性になるんだろう…
Carlの守備範囲の広さからして、全く違うものになっても不思議ではない気がします。
もちろん同路線のアルバムも大歓迎ですけどね。

VED BUENS ENDE-Those Who Caress the Pale ★★★ (2008-09-23 19:47:00)

94年発表のデモにボーナストラックとして「Insect(Part 1)」と、VictonikがVBE以前に演っていたバンドMANESの93年発表の作品「Pro-Gnosis-Diabolis」を加えた編集盤。勿論、MANESはシンフォブラックからエレクトロニカに変化したあのMANESとは別バンドです。

このアルバム、VBEの1stを聴いた人ならアタマの出音にかなり驚くんじゃないでしょうか。いきなりマトモにスラッシーなブラックメタルを展開してます。尤も、それは1曲目の冒頭だけで、すぐにベースとドラムが互いに濃厚に舐り合いながら、リスナーを深い酩酊へと誘っていくかのような、いつものVBEサウンドになりますが。…このバンドでのCarl-Michaelのヴォーカルスタイルは、ARCTURUSにも影響を与えたんじゃないのかなあ…。ARCTURUSの2ndのGarmの歌い方とかVBEを
…続き

VED BUENS ENDE-Written in Waters ★★★ (2005-10-06 19:47:00)

95年発表の1st。解散しちゃったみたいだから、最初で最後のアルバムになるみたいです。
2003年、ジャケ違いで再発されました。

音楽性は…ポストブラックもしくはアヴァンギャルドブラックになるのかな?ギターのザラザラした音質や時折入るリフの音色はブラックと共通する物ですが、ヴォーカルは基本的に普通声だし、ミディアムテンポ主体だし、どこかARCTURUSの2ndに通じるアヴァンギャルドで妖しく知的な雰囲気が感じられます。とはいっても、ARCTURUSの2ndと違い、ファストパートは声もデスヴォイスに変わり、まさしくブラックと言った感じになりますが。

このアルバムでの一番の聴き所は、やはりULVERにも在籍するSkollのベースですね。
彼のおかげで曲のうねうねした感じが5割くらい増してると思います。音も大きくミックスされていて、フレーズが聴き取りやす
…続き

VED BUENS ENDE-Written in Waters-Autumn Leaves ★★ (2006-03-19 22:15:47)

セッションの女性ヴォーカルとCarlのツインヴォーカルの歌うメロディとアルペジオが冬の始まりのような肌寒い空気感を演出する曲。変態度の高い曲が多いこのアルバムの中では、叙情サイドに位置する曲ではないでしょうか。

VED BUENS ENDE-Written in Waters-Carrier of Wounds ★★★ (2005-10-14 23:38:55)

しわがれブラック声パート、ミディアムながらハイハット(だと思う)のフレーズが風雲急を告げるというか、何かが起こりそうな感じでかっこいいです。実際に程なくしてファストパートに移行しますし、ドラマティックな曲だと思います。

VED BUENS ENDE-Written in Waters-Coiled in Wings ★★★ (2006-03-19 22:12:55)

この曲はうねりのあるリフや後半のトレモロリフ&疾走など聴き所が多い曲ですが、中でもCarlの「♪あーああああああー」が最高。感情も生気も無い声で淡々と、しかし朗々と歌い上げております。聴いていると悪夢の中にいるみたい…。個人的に彼はAura Noirでのスラッシュ声よりこっちのスタイルの方が魅力的だと思います。

VED BUENS ENDE-Written in Waters-Den saakaldte ★★★ (2005-10-14 23:39:55)

4曲目にしてようやくブラック声の登場!!しわがれてます…
しかし、Carlはドラム上手いですね。一朝一夕じゃ覚えられなそうな複雑なリズムでもちゃんと聴かせるフレーズだし、ファストパートでも金物でのアクセントの付け方がかっこいいし。

VED BUENS ENDE-Written in Waters-I Sang for the Swans ★★ (2005-10-14 23:38:02)

イントロがかなり長いですが、このバンドの曲はインストだけでもかなり聴けそうなので別に良いです。そこに結構分かりやすくも、妖しい歌メロが乗ってますます妙な雰囲気に。

VED BUENS ENDE-Written in Waters-Remembrance of Things Past ★★★ (2006-04-08 21:49:19)

導入部はまるで悪魔の森のような静けさですが、しっかりブラックリフで疾走するパートもあり。このブラックパート、メロディがまるで悪魔に急きたてられているかのようで非常にかっこいいです。

VED BUENS ENDE-Written in Waters-To Swarm Deserted Away ★★ (2006-04-08 21:51:41)

一体何処からがこの曲なんでしょう…一応歌詞をおっていくと8曲目の途中からの様ですが…あのイカレたSEはこの曲に入るのかな?ともかく妖しげな叙情を醸し出すアコギリフが素晴らしいです。

VELDRAVETH-TEMPLE OF BLACK FLAME ★★ (2012-07-05 13:08:17)

2009年発表の2nd。

南米・ベネズエラ産のブラックということ以外よく分からないままジャケ買いしてしまったんですが…これが意外なほどにかっこいいです。オールドスクールでダーティなリフに、時折北欧産にも通じる寒々しさと、辺境っぽい泥臭さが上手く交じり合ったトレモロを組み合わせたスタイルで、心地良いRAWさのプロダクションも相俟ってブラック好きならすぐにでも受け入れられるであろう音。変にマニアックな感じもせず、この手では聴きやすい方かと。

時々ヴォーカルラインが余りにも単調だったり、歌詞がサタニズムのおどろおどろしく攻撃的な面ばかりを強調するものであったりするんですが、個人的には全くマイナスではないですね。むしろシンプルな攻撃性を率直に伝えていて好感触。
3曲目のメインリフのような、北欧のブリザードリフを南米の呪術で強化したような、邪悪で生々しいメロディの
…続き

VELES-Black Hateful Metal-Black Hateful Metal ★★★ (2007-09-16 18:01:58)

これ、ある意味NARGAROTHの長尺曲よりもミニマルかも…。
中間部に展開を設けているものの、リフが単純な分シンプルな響き。
タイトル通りの感情を執拗に反復。なかなかここまで徹底するのは難しいのでは…。

VELES-Black Hateful Metal-Millennium of Disgrace ★★★ (2007-09-16 18:03:18)

音は普通のメタラーでは耐えられないんじゃと思うくらい軽いですが、メロディや雰囲気は素晴らしいものがあります。メロウなんだけど、呪わしさをも感じさせるメロディのリフが聴ける曲。

VELES-Night on the Bare Mountain / Black Hateful Metal ★★★ (2007-09-11 23:16:00)

今までに出した2枚のフルアルバムを一枚に纏め、CD化した作品。
No Colours Recordsより2004年にリリース。2枚分のボリュームなので、約80分に渡り劣悪なサウンドが詰まったある意味恐ろしい作品(笑)。好き者限定です(笑)。

「Night on the Bare Mountain」

95年発表の1stアルバム。タイトルはムソルグスキーから?
ここで聴けるサウンドは、同郷のGRAVELANDやFULLMOONに通ずるペイガンブラック。ギターが小さい上に、恐らくベースが無いと思われるネクロなバンドサウンドに、GRAVELANDのRob Darken氏が演奏するキーボードが乗り、聴いていると中世の戦争の空気感が伝わってくるかのような音。

音質は当然劣悪ですが、キーボードが音全体を包み込んでギターの小ささをカバーしているし、ヴ
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VELES-Night on the Bare Mountain-Majesty of War ★★★ (2007-09-16 18:07:26)

これは個人的には★4つ付けたいくらいの曲。
ペイガン系叙情メロも良いんですが、何と言ってもキーボードが最高。宇宙を感じさせる音色…ペイガン戦士に、宇宙パワーが降臨してパワーアップしたんでしょうか(笑)

VELES-Night on the Bare Mountain-My Bloodthirst (The Horrorstorm) ★★★ (2007-09-16 18:06:11)

「我が血の乾き(恐怖の嵐)」…なんともおどろおどろしいタイトルが付けられてますが、アルバム中でも際立った涙腺を刺激するメロディがリフに込められてます。鳴り響く太鼓に乗せて、戦士の嘆きと呪詛が聴こえてくる…。

VELES-Night on the Bare Mountain-The Winter Morning ★★★ (2007-09-16 18:04:42)

氷の礫が吹き付けてくるかのようなトレモロリフに、曲全体を靄の様に包み込む雰囲気たっぷりのキーボード…実質的な1曲目から、ペイガン系を求めて聴いた人の期待にしっかり応える名曲が聴けます。

VELVET CACOON ★★ (2007-10-12 17:04:00)

2002年結成、アメリカ産ブラック。
…最近のアメリカ産ブラックって病んでますね(笑)
海外の投稿レビューサイトでも多くのレビューが投稿されてるし、結構話題なのかな?

VELVET CACOON-Genevieve ★★★ (2007-10-12 17:03:00)

2004年発表の2nd。
中古で格安(約500円)だったし評価も高いみたいなので購入しましたが、これは掘り出し物かも。

路線的には、同郷のXASTHURやKRIEGなどに通じる、ブラックのノイジーな音質を逆手に取った音像・音響で聴かせるタイプのブラックですね。前述のバンドの音楽はあくまでバンドサウンドでのノイジーさなのに対して、このアルバムはバンドの音に由来しないであろうノイズを重ねたパートがあったり、17分に及ぶアンビエントが収録されていたりして、より音像・音響を追求したような音楽性と言えると思います。

ほとんどのパートではメロディが不鮮明だし、展開も必要最小限という感じですが、まるで魔界の電波を受信して勝手に音を出すラジオを聞いているような不穏な雰囲気があって、ムードの濃さで言ったらブラックの中でも最高級と言えるかもしれません。囁くようなヴォーカルも
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VELVET CACOON-Genevieve-Avalon Polo ★★★ (2007-11-22 15:20:44)

このノイズが前に出て、その後からメロディがユルユルと聴こえてくる作風はSTRIBORGにも通じる物があると思います。こっちの方がノイズの心地良さや音響処理の巧みさが上で、陶酔感が強くて好きですね。

VELVET CACOON-Genevieve-Bete Noir ★★ (2007-11-22 15:26:51)

アルバムのラストを飾る長大なアンビエント。
長くて変化に乏しい曲なんですが、このバンドが表現しようとしている闇に手が届きそうになる程に、空間演出が巧み。そのせいでついボーっと聴いてしまったりします。

VELVET CACOON-Genevieve-Fauna & Flora ★★★ (2007-11-22 15:24:35)

途中に少しだけアコギのパートがありますが、その部分を除いてはメロディも展開も本当に最低限。ですが疲れているときなんかは逆にこういう音が最高だったりします。

VELVET CACOON-Genevieve-Laudanum ★★★ (2007-11-22 15:22:47)

なにか不幸の到来を告げるようなメロディが鳴り響く曲。
ギターノイズの裏で、別の小さなノイズが鳴っている辺りこのバンドは音作りが本当に上手い。

VENEFICIUM-De Occulta Philosophia - A Missae Tenebrae ★★ (2008-09-22 22:30:00)

私も周りの評価が高いので買いました。基本ミーハーなので(笑)
…ミーハーで良かったです。これはシンフォブラックの新たな名盤ではないでしょうか。
路線としては宗教的なキーボードをバンドサウンドを食う勢いで敷き詰めたシンフォニック
ブラックという感じなんですが、聴いていてまず思ったのは、かなり音響に気を使っていて、
しかもそれが功を奏している…ということですね。
ギターの音圧もそれほど高いわけでもないし、ドラムは軽めで一聴してチープな印象を
受けるかもしれませんが、この音がそれらを飲み込んでしまうような大仰なキーボードと
合わさると、何かドス黒いものからオーラが立ち上っている様な雰囲気があるように思います。
時折キーが少し引いた時など、ここぞという所でトレモロリフが切り込んできますが、これが
オーラに包まれた「邪」が垣間見えるかのような感
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VENEROR-Percussimus Foedus cum Morte ★★★ (2014-08-07 22:22:44)

2013年発表の1st。

これは不思議な雰囲気のある作品ですね。
使っているパーツ自体は、メロディアスに楽曲を彩るトレモロリフ、ブラストビートを多用した苛烈極まりないリズム構成、歪み切ったがなりヴォーカルと、どこを切り取ってもブラックメタルでしかない…という感じで、トレモロのメロディが前面に出ており、ブラックとしてはメロウで聴きやすい路線の作風ですが…。

個人的にはこのアルバム、邪悪さよりも神秘性というか、語弊を恐れずに言えば「神聖さ」のようなものを感じるんですよね。メロディに他のブラックで聴かれるようなおどろおどろしさが希薄で、アトモスフェリックな感覚が強いからかもしれません。しかしアンビエント志向を持たず、時折DISSECTIONリスペクトと思しきパートすらある、バンド感の強い音というのがまた興味深いです。

おどろおどろしくはないけど、
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VERDUN-Sov Du Lilla Samvete ★★ (2014-07-27 09:51:53)

2011年発表の1st。
元はテープだったものをSelf Mutilation ServicesがCD化し再発。

タイプとしては、ディプレッシブ・ブラックの典型と言ってもいい作風だと思います。ノイジーに作られた音が「ズン…」と沈み込むような質感を演出し、そこに生きる気力を奪い去るかのような、鬱力高いメロディを挿入していく音。メロディには陰鬱さだけでなく、物悲しさも多分に含まれている感じで、かなり「聴かせる」音だと思います。

そしてSILENCER辺りとは別のベクトルでインパクトのあるヴォーカルも必聴。ただ叫ぶだけでなく、涙目で悔しさを噛み締めているかのように呻いてみせたり、人生を諦めたかのようにブツブツ呟いたり、ある意味表現力はかなり高いヴォーカルだと思う。感情を込め過ぎたせいで、裏返ったりヨレたりする辺りが生々しくて良い感じです。

ディプ
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