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Usher-to-the-ETHERさんの発言一覧(評価・コメント) 6951-7000
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WONGRAVEN
WONGRAVEN-Fjelltronen
WONGRAVEN-Fjelltronen-DEL Ⅴ : FRA FJELLTRONEN
WONGRAVEN-Fjelltronen-DEL Ⅲ : OPP UNDER FJELLET TONER EN SANG
WONGRAVEN-Fjelltronen-DEL Ⅱ : OVER ODEMARK
WONGRAVEN-Fjelltronen-DEL Ⅳ : TIDEN ER EN STENLAGT GRAV
WONGRAVEN-Fjelltronen-Del Ⅰ : Det Var En Gang Et Menneske
WONGRAVEN-Moonfog 2000 - a Different Perspective-Walking Away from the End of the World
WOODS OF DESOLATION-Toward the Depths
WOODS OF INFINITY-一時退避(アルバム不明)
WOODS OF YPRES-Woods 4 : the Green Album
WOODTEMPLE
WOODTEMPLE-Voices of Pagan Mountains
WORMLUST-The Feral Wisdom
WORMREICH-Wormcult Revelations
WORSHIP-Dooom
WORSHIP-Last CD Before Doomsday
WORSHIP-Last CD Before Doomsday-Eclipse of Sorrow
WORSHIP-Last CD Before Doomsday-Solicide and the Dawning of the Moonkult
WORSHIP-Last CD Before Doomsday-Whispering Gloom
WORSHIP-Last CD Before Doomsday-Worship
WORTHLESS LAMENT-Worthless Lament
WRATHAGE-Discipline
WRATHFUL PLAGUE-Thee Within the Shadows
WRECKingCReW-月我消えるまで
WRONG-Memories of Sorrow
WURDULAK-Ceremony in Flames
WURDULAK-Ceremony in Flames-Ceremony in Flames
WURDULAK-Ceremony in Flames-Containment of Inferno
WURDULAK-Ceremony in Flames-Gospels of Depravity
WURM-Aux portes de l'agonie
Way to End-Various Shades of Black
White Tomb
Withering to death.
Withering to death.-Beautiful Dirt
Withering to death.-C
Withering to death.-GARBAGE
Withering to death.-Jesus Christ R'n R
Withering to death.-Machiavellism
Withering to death.-Merciless Cult
Withering to death.-Spilled Milk
Withering to death.-THE FINAL
Withering to death.-dead tree
Withering to death.-愛しさは腐敗につき
Withering to death.-孤独に死す、故に孤独。
Withering to death.-鼓動
Withering to death.-朔 -saku-
Withering to death.-悲劇は目蓋を下ろした優しき鬱
X JAPAN-BALLAD COLLECTION
X JAPAN-BLUE BLOOD

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発言している27曲を連続再生 - Youtube



WONGRAVEN ★★ (2007-03-17 18:45:00)

SATYRICONのSatyrのソロプロジェクト。
現在一枚のアルバムを発表していますが、その作品にはIhsahnが参加してます。

WONGRAVEN-Fjelltronen ★★★ (2007-03-17 19:09:00)

95年発表の1stアルバム。
92年から95年の3年を掛けて制作された作品らしいですが、SATYRICONの1stが出た93年にSatyrは18歳だったはずだから…作り始めたのは17歳の時!?マジで天才ですね、このお方は…

こういうアンビエント作品は結構ブラックメタル界のビッグネームが他にも演ってますが、Ihsahn(EMPEROR)のTHOU SHALT SUFFERがクラシック的な耽美さ、FenrizのNEPTUNE TOWERSがプログレ的な宇宙観を表現しているとしたら、Satyrのこれはフォーク、トラッドを軸に据えた美しいメロディをたっぷりと取り入れたアンビエントと言えるのではないでしょうか。

確かに、Satyrはブラックメタラーだし、音も剣を抜くようなSEが入っていたり、ラストに恐ろしげな呟きが入っていたり、人によっては恐怖を感じる作品なのかも
…続き

WONGRAVEN-Fjelltronen-DEL Ⅴ : FRA FJELLTRONEN ★★ (2007-03-19 18:34:34)

裏ジャケの注意書きには、「この旅路は大音量で成されるべきである」というステイトメントが書かれていますが、それを実践するとこの曲のラストで恐怖を味わう事になるでしょう(笑)。

WONGRAVEN-Fjelltronen-DEL Ⅲ : OPP UNDER FJELLET TONER EN SANG (2007-03-17 19:17:18)

1、2曲目と圧倒的な才能を見せつけられてきただけに、ここでルーツが分かりやすく垣間見えるのが何だか微笑ましい(笑)。WHEN好きな人ならニヤリとするはず。

WONGRAVEN-Fjelltronen-DEL Ⅱ : OVER ODEMARK ★★★ (2007-03-19 18:31:06)

作曲、グランドピアノでIhsahnが全面参加。
彼のピアノの儚くも美しく魔的な調べと、Satyrの説得力のあるヴォーカルの調和が見事。短いものの、二つの才能がぶつかりあい生まれた名曲。

WONGRAVEN-Fjelltronen-DEL Ⅳ : TIDEN ER EN STENLAGT GRAV ★★★ (2007-03-17 19:22:01)

シンセとベースがトラッド的な美メロで絡み合う曲。
…今のSATYRICONの路線も大好きですが、ここまでメロディセンスの良さを見せつけられると4th以降でメロディを排する方向に進化したのはちょっと勿体無いと思ったり。まあ、それでも良い物を聴かせてくれるのがSATYRICONの良い所なんですけどね。

WONGRAVEN-Fjelltronen-Del Ⅰ : Det Var En Gang Et Menneske ★★★ (2007-03-17 19:13:41)

1曲目にして16分の大作。超名曲。
シンセの醸し出す雰囲気の濃さ、Satyrのヴォーカルの威厳、そして何よりメロディの美しさに圧倒されっぱなし。長い曲ですが、全く心が曲を離れてしまう事がありません。メロディ派には何よりも充実した16分になる事でしょう。

WONGRAVEN-Moonfog 2000 - a Different Perspective-Walking Away from the End of the World ★★ (2007-03-19 18:37:30)

WONGRAVEN VS PARONSODAの名義によるコラボ曲。
テクノビートに無機質な音色が乗るという内容で、Satyrの知的な面が強調されています。Satyr的には意図したより邪悪にならなかったらしいですが、私的にはこれはこれで雰囲気があって好き。

WOODS OF DESOLATION-Toward the Depths ★★ (2010-04-29 06:47:00)

2008年発表の1st。
バンド名の「荒廃の森」、アルバムタイトルの「深淵に向かって」という言葉からは、聴いていると死にたくなるような音を予想してましたが…良い意味で裏切られました。

スローなテンポで物悲しいリフを奏でていく作風は、いわゆる「鬱ブラック」の範疇で語られる音だとは思いますが…メロディのエモーショナルさ・儚い哀愁にはALCESTなど、トレモロリフを中心に組み立てていく曲展開にはKRALLICEなど、シューゲイザー系のブラックに通じる要素も強いのが特徴ですね。ただ、こちらは闇の奥から響いてくるような、割れ気味のヴォーカルや、荒く厚いギターノイズに覆われた、枯れた雰囲気を漂わせる音質など、アングラなブラックならではのカルト性もまた高いのが、他の多くのシューゲイザー系ブラックとの違いでしょうか。

シューゲイザー寄りのブラックや鬱系ブラックが好きな方
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WOODS OF INFINITY-一時退避(アルバム不明) (2012-02-07 20:10:37)

2004年発表の1st。

いわゆる前衛ブラックですが…これはキツい(苦笑)。
LIFELOVER等のバンド同様、曲中にSEを挟みながら展開するスタイルですが、その使い方がLIFELOVER以上にヘンで、かなりグロテスクな音。SM行為が繰り広げられたり、女性の悲鳴があったりなどは背徳感の演出と意図が分かりやすいですが、大半は意味不明。クラシックのピアノソナタとバンドサウンドをコラージュさせて独自な世界観を作ったりする辺りは、なかなか面白いと思う。

曲の方も、まあぶっ壊れてますね(笑)。
ノイジーに暴走するかと思いきやベースが妙にまったりマイペースだったり、打ち込みのかっる~いドラムを超高速で打ち鳴らす疾走パートがあったり、ロックを想像しうる限り気色悪く解釈したようなパートもあり、ホント奇妙過ぎる。8曲目のフォーク/エピックを頭がお花畑の人が解釈したよ
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WOODS OF YPRES-Woods 4 : the Green Album ★★★ (2012-02-03 21:10:30)

2009年発表の4th。
某所でかなりの安値で売られてたので購入したんですが、これは掘り出し物。

バンドロゴは如何にもブラックメタルな感じで、レビュー等を見てみてもメロブラとして認識されてる事が多いようですが、ブラックメタル特有のトレモロリフは所々で使いつつも、路線としてはOPETHやBEFORE THE DAWN、BARREN EARTH辺りのプログレ要素の強い、メロディックなゴシックデスに近い音だと思う。ただしこちらはOPETHのような昔のプログレ風味が殊更強い訳ではなく、代わりにトラッドの哀愁感が強調された作風になってますね。

このトラッド寄りの哀愁感が素晴らしく、ドゥーミーで厚みのあるリフと混ざり合う焼け付くような哀メロや、アコギやストリングス、ピアノ等も導入され弾かれるフォーキーなメロがほんと胸に迫ってくる。また上記バンドと同様、彼らもクリーン
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WOODTEMPLE ★★ (2011-08-17 23:33:07)

オーストリア産ペイガン・ブラック。
現在はAramathの一人体制みたいです。

WOODTEMPLE-Voices of Pagan Mountains ★★ (2011-08-17 23:35:00)

2006年発表の2nd。

このバンドを一人で動かすAramathは、GRAVELANDのRob Darkenと親交があるようで、彼のスタジオを使ってレコーディングを行ったり、同じレーベル(No Colours)からCDをリリースしてたりしますが…それにしても影響受け過ぎでしょう(笑)。特に、脱プリミティブブラックした後の、唯一無二な音楽性になってからのGRAVELANDからは明らかに影響されてると思う。

まずSEに続いて、いかにもペイガン/フォーク風味のインストがイントロとして配置されてますが…この作風が余りにもLORD WIND(Rob Darkenのペイガン・アンビエント)にそっくりでまず苦笑。本編も、うっすらとバンドサウンドを覆うようなギターノイズとシンセによる主張し過ぎない、雰囲気ものなメロディ、勇ましいリズムのドラミングなど、使っているパーツがほぼG
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WORMLUST-The Feral Wisdom ★★★ (2014-07-06 10:53:38)

2013年発表の1st。

これはかなり凄まじい…一言で言うなら、BLUT AUS NORDが持つ暗黒趣味的で捻じくれた実験精神と、FYRNASKが持つどす黒いアンビエンスを掛け合わせたような、尋常でない禍々しさを発散するブラックメタル。ブラックの持つ特性として「邪悪さ」「暴虐性」など、色々な要素が挙げられますが、この作品は「異形性」に特化したような作風。

まずギターワークの前衛性と、そこから生み出される禍々しい雰囲気が素晴らしい。脳髄を冒す毒素を帯びた電波でも含まれているんじゃないかと思うような、引き攣ったトレモロと、聴覚を通じて聴き手の筋肉を弛緩させるかのごとき、BLUT AUS NORD的な奇妙なエフェクトの掛かったフレーズなどの波状攻撃で、サイケデリックで毒々しく、どす黒い異形の空間を形成。

生温かいようなメロディを奏でるベースも何気に主張
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WORMREICH-Wormcult Revelations ★★★ (2014-10-21 19:33:16)

2014年発表のEP。

純粋なオリジナルのブラック曲は4曲と、通常のEPと同じくらいのボリュームながら、キーボードやサンプリング、グリッチノイズなどを使用して構築したSE的なインスト、他バンドのカヴァーも入っておりトータル約36分とボリュームはそれなり。と言っても、値段が普通に2000円したのでちょっと納得行かなくはありますが(笑)。カヴァー曲はDEATHSPELL OMEGAの「Malign Paradigm」という、やたら渋いチョイスなのが謎です(笑)。

…やっぱりカヴァー曲を入れるだけあって、当時(「Si Monumantum」期)のDEATHSPELL OMEGAと近い路線のブラックを演ってますね。DSOのあのアルバムにも禍々しさを感じさせる、宗教色の強いトレモロは頻りに使われていましたが、この作品は更にその部分を強調し、より閉塞的な雰囲気を追及したよ
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WORSHIP-Dooom ★★ (2007-12-08 17:31:00)

2007年発表の…前作は音源集的性格の作品みたいだから、1stかな?
今作も「Last CD before Doomsday」同様、哀愁や泣きを遥かに通り越し、絶望や慟哭の域に
達した鬱メロディを引き摺るように遅いリズムに乗せた、「ドゥーム」という言葉通りの音。
Mad Max氏が亡くなってしまい、Doommonger氏がヴォーカルも担当するようになってますが、
前任者同様の悲痛な低音グロウルで引けを取ってません。今作では偶に普通声でメロディを
歌ったりしてますが、読経めいた低音でこっちも鬱を誘発する声で素晴らしいです。
基本的に路線自体は変わってないんですが、重さの表現はより繊細になったように思います。
リフのノイズを引き伸ばしていくような音色は最早ドローンの様に思えるくらいですし、
随所で鳴る鐘の音も、時折残響音が持続音的な魅力を感じさ
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WORSHIP-Last CD Before Doomsday ★★ (2006-06-09 21:17:00)

最近ドゥームに手を出してみようと思い、店に行ってみたんですが、このCDについていた
店員さんの推薦文に「陰鬱」だとか「ヴォーカルが凄い」とあったので思い切って購入。
WORSHIPはこれしかCDを出していないのかな?
ヴォーカルの人は橋の上から飛び降り自殺してしまったらしいですが…
中身ですが、これはドゥーム初心者の私でも圧倒されるくらいクオリティ高く、濃いです。
ギターはゴリゴリ重いし、kamikoさんの言う通りスクラッチの微妙な音のおかげで
なんとも緊張感があるし、ヴォーカルも前評判どおり本当に凄い。
ディープでロウな低音咆哮で世にも恐ろしげな声なんですが、時々いきなり悲痛な叫びに
変わったり、ウィスパーになったり表現力豊かで更に怖い。
時々ピアノが入ってきたり、ギターも鬱系の良質なメロディを奏でているので
鬱ブラック好きな
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WORSHIP-Last CD Before Doomsday-Eclipse of Sorrow ★★★ (2006-06-09 21:06:44)

そんなに遅くない曲ですが、このリズムもリフも強力。
特にドラムは、金物の音に導かれて幽霊とかどんどん集まってきそう。

WORSHIP-Last CD Before Doomsday-Solicide and the Dawning of the Moonkult ★★ (2006-06-09 21:04:26)

このデスヴォイス…表現力があると言っていいんでしょうか。
不気味で激しい発声なのに、哀しみの感情を揺さぶられます。本当に半泣きで叫んでいるかのような感情の込め方。

WORSHIP-Last CD Before Doomsday-Whispering Gloom ★★ (2006-06-09 21:01:04)

CDのプレイボタンを押すと、何の前触れも無くいきなり重くのしかかるような音世界が襲い掛かってきたので驚きました。途中ピアノが入り囁く所は聴いていると段々悲しくなってくる…フューネラル・ドゥームっていうだけあって本当に誰かの死を悼んでいるような悲痛さ。

WORSHIP-Last CD Before Doomsday-Worship ★★★ (2006-06-10 02:16:13)

まず悲痛な絶叫が響き渡った時点で嫌な予感が…(笑)
前半で葬式をしていたら、後半になって故人が悪霊の群れを引き連れて帰ってきてしまったかのような雰囲気。前後半を繋ぐアコースティックパートも、段々ドラムが圧迫感を増してきたりしてダーク。恐怖感を煽ると言う意味では、本当に天才的なアレンジなのでは…。ラストは脳味噌を削り取るようなゴリゴリなギターノイズで締め。完璧ですな(笑)

WORTHLESS LAMENT-Worthless Lament ★★★ (2014-09-22 21:37:27)

2014年発表の1st。

メンバーが関与しているCOLORLESS FORESTの作品がかなり素晴らしかったのと、国内のレーベルからのリリースという後押しもあって購入に踏み切りましたが、こちらもまた素晴らしいですね。優れたディプレッシブ・ブラックであることはCOLORLESS FOREST同様ですが、音響的な演出力に秀でていたあちらに対し、この作品はメロディの良さが特に際立っているように思います。

この作品、メロディにおける、「叙情・哀愁」と「鬱・絶望感」のバランス感覚が凄く良いんですよね。単に物悲しかったり、救いが無かったりするだけでなく、例えば不安感や嘆き、虚無感などの様々なネガティブな感情が、渦を巻いているような印象。その様をトレモロだけでなくリードフレーズも交えたギターワークで、非常に美しく描いてます。

鬱ブラックとしては展開に起伏もあり
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WRATHAGE-Discipline ★★ (2015-07-20 17:42:28)

2015年発表の1st。

90年代後半から活動しての初のフルアルバム、KALMAHのメンバーやCATAMENIAの元メンバー在籍、日本盤が発売され帯ではかのEMPERORが引き合いに出される…と、もう十分過ぎるくらいハクのついた作品ですね(笑)。ただ実際聴いてみると、前衛的でプログレッシブなシンフォブラックという点では後期EMPERORに通じるものの、楽曲の雰囲気は全く異なるように感じますね。

バンドサウンドの重さとシンフォ要素のスケールの大きさが交差する感覚は、むしろHOLLENTHONやVESANIA辺りの、シンフォデス要素の強いバンドとの共通性を感じます。ただし、楽曲の捻くれ度合いというか悪意性が高い音という点で、これらバンドとは確実に一線を画している気がします。神経症的なギターワーク、前衛的というか時折不可解さも感じさせる展開は、異常を来した人間の精神
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WRATHFUL PLAGUE-Thee Within the Shadows (2016-06-29 09:21:48)

2013年発表の3rd。

…これは今まで聴いたものの中でも最高クラスに「訳の分からない」ブラックメタルかもしれません。根幹はアンビエント要素を含むRawなメロディックブラックで、薄っぺらで金属質なノイジーさで責めるリフ、じっとりとしたダークさを演出するアンビエント要素、毒蛇が「シャーッ」という音を真似たようなヴォーカル(微妙)など、一般的なブラックの範疇にある部分はまあ普通に楽しめる感じ。

ただ、何故か多くのパートにおいてギターリフやヴォーカルが、左右チャンネルを行き来するようなミックスになっているのが意味不明なんですよね。催眠的な効果を醸し出したいのかもしれませんが、正直気が散るだけで大して効果的とは思えないです。バンドサウンドをフェイドアウトさせ、アンビエントパートにもつれ込んでいく展開も消化不良感が…。バンドの音を音素の一つとして捉え、加工する事を躊躇わ
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WRECKingCReW-月我消えるまで ★★★ (2011-09-14 00:32:02)

2003年発表の1st。

これ、最高なんですけど(笑)。
スカやファンクなどの要素も交えつつ、基本的にはメタリックな疾走に昭和っぽいレトロなメロディを乗せた、ハードコアとメタル、歌謡曲をミックスしたようなスタイルで、個人的には様式美やメタリックな演奏に拘らず、哀愁メロディに特化したRAPHAELという印象なんですが…ヴォーカルがほんと素晴らしいんです。

男女ツインヴォーカルで、男性の方がリードなんですが…これが前代未聞レベルで個性的。ぶっちゃけジョンレノンやオジーオズボーンも、個性という点では彼には敵わないと思う。常にチューニングがどこかズレているような調子の外れた歌い回しで、特に朴訥を通り越して、声の表情が無くなるようなロングトーンが素晴らし過ぎる(笑)。この歌い回しのせいで音程が合ってるんだか合ってないんだか分からないですもん。

しかし
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WRONG-Memories of Sorrow ★★ (2014-10-13 11:22:48)

2013年発表の1st。

セールで新品が半額以下だったので、何かの巡り会わせだと思って予備知識無しに購入してしまいましたが、これがなかなか他に無いタイプのブラックで、何気に良かったんですよね。ロック要素も強い力強いミッドテンポ中心の展開に、適度にメロウなトレモロを交えつつ厚みのあるギターリフ、アンティークでお洒落、頽廃的な印象を与えるピアノを絡めてくる、どこかゴシックメタルにも通じる耽美なムードを感じさせる、メロディアスなブラックメタル。

ただし、ギターの病んだ精神のエネルギーが溢れているかのようなノイジーな音色、切迫し張り詰めた神経に触れるようなフレーズ作りなど、鬱ブラックに近い「人を寄せ付けない雰囲気」がある辺り、如何にもブラックメタルバンドらしい感性によって作られてると言えるでしょう。ただ、この雰囲気自体は好みなんですけど、バスドラがビキビキと甲高い音な
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WURDULAK-Ceremony in Flames ★★★ (2005-07-15 21:22:00)

NECROPHAGIAのKilljoy、exMAYHEMのManiacら錚々たるメンバーによるプロジェクトの1st。

この作品、二人のヴォーカルの力量によってスゴイ事になっちゃってます。二人ともスタイル、声共に似ていて、高音絶叫タイプの叫びなんですが、まるで叫びすぎで喉から出血し、その血液で喉を潤しているかのような凄まじい声です。普通ツインヴォーカルってメロディとデスヴォイスをそれぞれ担当したり、違う声域をそれぞれ受け持ったりするんですが、このバンドの場合それをブルータリティと邪悪さの為だけに使ってしまった感じですね…この二人のヴォーカルワークのせいで、一人の
犠牲者を考えうる最も非道な方法で、笑いながら責め苛み、嬲り殺しているかのような残酷な風景が脳裡にありありと浮かんでくるかのようです。

曲の方はブラックメタルですが、あまり荘厳さはなくアングラな雰囲
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WURDULAK-Ceremony in Flames-Ceremony in Flames ★★★ (2005-07-15 21:22:58)

タイトルトラック。
意外にも上品に始まるのかと思いきや、いきなり聴き手も歌い手も頭が真っ白になりそうな凄まじいシャウトが鼓膜を劈きます。しかしヴォーカル2人は楽しそうですね(笑)特にコーラスの方は。

WURDULAK-Ceremony in Flames-Containment of Inferno ★★★ (2005-07-15 21:24:01)

Faustが歌詞を提供していますが、この2人のヴォーカルで、歌詞カードを見ずに歌詞を理解するのは至難の業(笑)。アングラな雰囲気たっぷりのブラックなのに、途中のリフはメタル特有の「熱さ」が感じられてかっこいいです。

WURDULAK-Ceremony in Flames-Gospels of Depravity ★★ (2005-07-15 21:24:49)

ラストを飾るのは、唯一Maniac作詞の曲。
取り敢えず「DIE DIE DIE」で悶絶すれば間違いはない!!!

WURM-Aux portes de l'agonie ★★ (2012-02-08 22:51:07)

2007年発表の1st。
流石ケベック産、かなりマニアな路線を貫いてますね…

ジャンルとしては寂寥感のあるメロディ、スロー~ミドルを重視したミニマルな展開、泣き叫ぶようなヴォーカルと典型的な鬱ブラックで、BURZUMに影響されている感じなんですが…このジャンルの中でも気が滅入りそうな無気力さが強いのが特徴。BURZUMも初期は直接的な殺気があったし、アンビエント志向を強めてからも神秘性を演出するような、ある意味で芸術性の高さがあった訳ですが…この作品はそういった殺る気や何かを演出する気力とかが一切ないような、ひたすら灰色で倦怠に満ちた世界観があると思う。

特にアルバム冒頭、初っ端からメンバーが帰りたがってるようなローテンションな演奏が続いた後、約2分間に渡ってギター一本でメロディを爪弾くパートがあるんですが、そこのやるせない感覚なんてホント半端ないです。
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Way to End-Various Shades of Black ★★★ (2014-02-07 12:01:20)

2013年発表の2nd。

フランス産のブラックって、例えばMUTIILATIONを始めとして、MORTIFERAやPESTE NOIREなど、メロディに独特の耽美さや病的さが感じられるのが特色として挙げられる事が多いですが、この作品はフレンチブラック特有のそんなメロディを特濃でお届けする、非常にメロディアスながら背徳的なおぞましさに満ちた、甘美な邪悪さが支配するアルバムですね。

特徴は何と言っても全編に渡って横行する、不条理で悪意に満ちた、背筋を悪寒が駆け上るようなメロディですが、メロディそのもののみならず聴かせ方も非常に巧み。ストップ&ゴーに乗せて間欠泉のように邪悪なものが吹き出す様を演出してみせたり、ジャジーなドラミングが這い寄るような悪寒を更に強めていたり、類型的なブラックに留まらない、若干アヴァンギャルドさも感じさせる展開。

ただ、前衛性
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White Tomb ★★★ (2011-05-10 05:50:57)

2009年発表の1st。

よく比較されている通り、轟音で鳴らされるギターリフの中に繊細なメロディを施し、カタルシスを感じさせるような作風は、WOLVES IN THE THRONE ROOMやFARSOTなどのシューゲイザー/ネイチャー系のブラックと似た路線ですね。但し、WOLVES~が自然崇拝、ALCESTがノスタルジー、LIFELOVERがアーバニズムなど、シューゲイザー/ポストブラックが一般的なブラックとは一線を画す情景を描こうとするのに対し、このバンドの描く世界観はしっかりと暗黒メタルしてます。

ドラムがダイナミックに攻撃性を演出したり、ギターが重々しい轟音で耳を聾したりといったパートもあり、他のシューゲイザー系よりも大分攻撃性も強い印象。儚いメロディと、病的で鬱屈した、ディプレッシブなフレーズを交互に繰り出し、聴き手を翻弄しつつ深みに誘うようなパート
…続き

Withering to death. ★★ (2005-03-25 09:28:00)

2005年発表の5thアルバム。
自分の周りでは、このアルバムを大きく分けて「今までの集大成」と見る人と、
「VULGAR」にて確立した音楽性を更に押し進めて出来た作品と見る人の2通りに分かれる様です。
個人的には「VULGAR」と比較すると、キャッチーさは少し薄れ、その代わり混沌とした感じや
曲に漂う空気感はより濃いものになったのではないかと思います。
特に「愛しさは腐敗につき」「鼓動」などで感じられるレトロな雰囲気は今までのDirには
あまり見られなかったもので、その音楽性がより深くなっている事を伺わせます。
そしてこの傑作アルバムの功労者はなんといっても京さんでしょう…
凄い事になってます、詞も、歌の表現力も。
まず詞ですが、前作で正直気に入らなかった「蝕紅」「OBSCURE」などのB級っぽいグロ路線は
今回は殆ど見られず
…続き

Withering to death.-Beautiful Dirt ★★ (2005-03-08 21:49:03)

京さんが明らかに自分達から影響を受けているくせに「清春さんから影響を受けました」「X JAPANから影響を受けました」としたり顔で口にする後輩バンドに対して嫌悪感を持っているのは知っていましたが、まさかここまで直接的な詞を書くとは…
曲調も詞も、痛快そのものですね。「活きり起つコレもぶち込んで」の後のハイトーン、今までのDirに無い歌い方で良かったです。京さんの向上心の高さが窺えます。

Withering to death.-C ★★★ (2005-03-08 21:52:42)

京さんのがびがびしたシャウトが魅力的な曲。
特に「♪俺の誕生日には~」からは極上の声を聴かせてくれます。
「朔-saku-」のインタビューでは「ハイトーンにはもう懲りた」のような事を言っていましたが、「dead freedom」の部分はかなり高いですね…Dirファンでカラオケマニアはレッツ挑戦(笑)

Withering to death.-GARBAGE (2005-03-09 20:42:31)

こんなに聴き取り辛い「レディース・アンド・ジェントルメン」は初めてです(笑)最初聴いた時、普通に何処を歌っているのか分からなかったです…次曲「Machiavellism」との繋がりも良いですね。

Withering to death.-Jesus Christ R'n R ★★ (2005-03-09 20:48:40)

こういうちょっとルーズな雰囲気のある曲も出来るようになるとは、Dirがノリだけのバンドとは程遠い存在である事がよく分かりますね。サビ部分の挑発的な高音はかっこいいし、途中に出てくる人を小馬鹿にしたようなシャウトは面白かったです。
ちなみに詩集「前略~」ではこの詞の原型らしきものが「Jesus christ」として掲載されていましたが、「バットを持って人間狩り」が「バットを持って街に出よう」になっていますね…やっぱり「人間狩り」は厳しかったんでしょうか(笑)私的にこういうブラックユーモア大好きなんですけどね…

Withering to death.-Machiavellism (2004-07-16 18:25:40)

京さんのライブ中での行為や感情について歌ったであろう曲。
「HAHA!!SHOW TIME!」という合いの手や「SHOWTIMEなんざ俺には関係ねぇ…ハハ」という語り、知ってる単語を並べた感のある英詩など、これだけ聞くとダサそうな感じがするんですが…これがとてもかっこいいのです。やっぱり飾らない所に惹き付けられるのでしょうか。
Bメロ部分で挿入されるメロディアスな歌パートは歌詞の内容、メロディの良さ共に文句の付け所が無いです。でもこの曲のギターリフ、耳が痛くなりそう(笑)

Withering to death.-Merciless Cult ★★★ (2005-03-08 13:12:31)

この曲の「比較と比例の中~」の部分を聴いた時、失礼ながら「京さん大丈夫かな…」と心配になってしまいました。それほどまでに激しくキレたような絶叫です。
一曲目だけに即効性のある楽曲。

Withering to death.-Spilled Milk ★★★ (2005-03-09 20:39:22)

「Dirもメロディセンスが一皮剥けたなぁ」と思わされた曲。
トリッキーにもかかわらず、取っ付きやすいこのメロディは非常に中毒性が高くて良い感じです。タイトルは「It's no use crying over spilled milk」(日本の諺で言う所の「覆水盆に返らず」の様な意味の格言)から取っているのかな?

Withering to death.-THE FINAL ★★★ (2004-05-05 09:12:12)

この曲を聴くと、いかに京さんが過小評価されてるか良く分かると思う…
歌詞の一行目から囁き声、普通声、甘い声、少し歪み成分を含ませた声…と使い分けが凄いです。サビでは声の掠れさせ方を操る事で哀愁感を出してますし、ほんと日本が誇れるボーカリストだと思います。
歌詞のテーマも死んだ後に来世ではもっと良い世界がある可能性を信じる…というある意味ポジティブで、他のアーティストならまず書かないであろう題材を描いている所が良いです。

Withering to death.-dead tree ★★ (2005-03-08 21:56:39)

個人的にこの曲の雰囲気、アルバムタイトルと通じる物があると思います。なんか枯れたような感じが…
大人しい曲かと思いきや、感情のままに絶叫する所もあったりでやっぱりDirですね(笑)サビのファルセットの部分とそのメロディが実にお洒落で、気に入っています。

Withering to death.-愛しさは腐敗につき ★★ (2005-03-13 10:37:59)

今までのDirにありそうでなかった曲。
幻想的な抽象映画、というかインテリアフィルムを見てるような、暗くどこかお洒落な雰囲気のある楽曲ですね。タイトルもちょっとした映画のようで曲の世界観と合っていると思います。

Withering to death.-孤独に死す、故に孤独。 ★★ (2005-03-13 10:42:56)

タイトルからは孤独からの寂寥感を前面に押し出した曲だと思ったんですが…見事に裏切られました。サビのブチ切れ具合は圧巻です。声がゾンビのようになる部分もあって凄い…
これも詞が良いですね。個人的に「偽りの前向きさ」を歌った曲は嫌いなので、それを批判してくれる詞が痛快だったりします(笑)

Withering to death.-鼓動 ★★★ (2005-03-10 20:31:48)

どことなくアナログな手触りのあるシンセや、さりげない打ち込みの音色等にバンドサウンド以外のアレンジのセンスも強く感じさせる曲。もちろんサビではDirらしいキャッチーなメロディが顔を出しますし、この傑作アルバムの最後を飾るに相応しい楽曲でしょう!!

Withering to death.-朔 -saku- ★★★ (2004-07-14 18:11:22)

この曲、激しいパートだけなら洋楽へヴィロックの模倣になってしまいそうなところを、あの叙情的なサビを入れることでそれ以上の物にしている所が凄いと思います。特にサビのかなりの高音での熱唱は格別です。MISSAの頃と比べると随分歌が上手くなったと思いました。

Withering to death.-悲劇は目蓋を下ろした優しき鬱 ★★ (2005-03-08 13:19:42)

蟲-mushi-の様に落ち着いた雰囲気の曲。
この曲は、ファンの人から「死にたい」という内容の手紙が届いて、それから暫くするとその友人から手紙が来て「その子はDirのライブを最前列で見ることが出来て悔いは無いと死んでいった」という内容が書かれていた…という体験を通じて、自分が何か出来る事、伝えられる事は無かったのか、と考えながら書いた詞だそうです。
それを踏まえて聴くと、なんて悲しくて深い詞なんでしょうね…

X JAPAN-BALLAD COLLECTION ★★ (2004-01-28 21:20:00)

正直通して聴くには辛いアルバムではありますが、リマスタリングが施されているらしく、音質がとても良くなっているのが良いですね。
特に「ALIVE」は大好きな曲だけに嬉しいところです。「ENDLESS RAIN」はなんだかリマスターによってボーカルがちょっと浮いて聴こえるような感じもしますね…
「TEARS」は短くなっているのでライトなファンの人にはこっちの方がいいという気もしますが、歌詞の肝である語りを削っちゃったのはちょっと勿体無いかもしれませんね。

X JAPAN-BLUE BLOOD ★★ (2004-01-28 21:21:00)

Xの名盤というとこの「BLUE BLOOD」を挙げる人が多いかと思われますが、本当に「名盤」の名に恥じないような素晴らしいアルバムだと思います。
「BLUE BLOOD」「WEEK END」「X」「紅」「オルガスム」…と、Yoshiki主導のツーバス踏みまくり系の激しいナンバーが続く事からも、Xのパプリック・イメージそのままのアルバムでしょう。
しかも激しいだけではなく、歌謡曲を超えるほどの美しい歌メロが入っているのがたまらないですね。
このアルバムを初めて聴いたとき、その時はあまり音楽を聴いていなかった事もあって圧倒されてしまい、「Yoshikiを超えるドラマーなんてこの世に存在しない!!」とか本気で思わされてました(痛)。でも、それ程の求心力のある曲たちが集まっているので、是非普段音楽にあまり接する事の無い人たちにも聴いてもらいたいですね。
このアルバムでのお
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