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ASMODEUS-Imperium Damnatum-Thorns
ASMODEUS-Imperium Damnatum-Withering Vengeance
ASOFY-Percezione
ASRA (日本)
ASRA (日本)-Ahura Master-marga-
ASRIEL
ASRIEL-月光蝶舞う深紅の花園
ASRIEL-月光蝶舞う深紅の花園-Al phobis
ASRIEL-月光蝶舞う深紅の花園-nocturne
ASRIEL-月光蝶舞う深紅の花園-月纏の蝶
ASRIEL-月光蝶舞う深紅の花園-深紅の花園
ASRIEL-月光蝶舞う深紅の花園-瞳に映る最期の憧憬
ASRIEL-月光蝶舞う深紅の花園-眠りの森が魅せた夢
ASRIEL-夢の繭紡ぐ盲目の輪舞-ゲルゲの舞踏
ASRIEL-夢の繭紡ぐ盲目の輪舞-雪月花
ASRIEL-夢の繭紡ぐ盲目の輪舞-夢纏の繭
ASTARIUM
ASTARIUM-Dethroned Of Imposter
ASTARIUM-Wyrm of Melancholy
ASTAROTH (AUSTRIA)-Organic Perpetual Hatework
ASTARTE
ASTARTE-Sirens
ASTRAL SILENCE
ASTRAL SILENCE-Astral Journey
ASTROFAES-Idea. Form. Essence...
ASTRONOID-Air
ASTURIAS
ASTURIAS-Bird Eyes View
ASTURIAS-Bird Eyes View-Adolescencia
ATARAXIA
ATARAXIA-Paris Spleen
ATHEIST-Jupiter
ATHERIA-Echo from Another Kingdom & Spectral Regression
ATMAN
ATMAN-L'ASSASSI DE VENUS
ATOMTRAKT
ATOMTRAKT-Schutt & Asche
ATRA
ATRA MUSTUM
ATRA MUSTUM-Хаос
ATRA-DEATH COVEN
ATRORUM-Structurae
ATROX
ATROX
ATROX
ATROX-Binocular
ATROX-Binocular-Castle for Clowns
ATROX-Binocular-Filtmonger
ATROX-Binocular-Headrush Helmet
ATROX-Binocular-Retroglazed

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ASMODEUS-Imperium Damnatum-Thorns ★★ (2007-12-26 01:14:49)

珍しくミディアムで進行していく曲。
でも、こういう曲はヴォーカルはもっと感情豊かに歌って欲しいかも。冷徹な雰囲気は確かに魅力ですが、この手の曲では少し単調に聞こえてしまうかも。

ASMODEUS-Imperium Damnatum-Withering Vengeance ★★★ (2007-12-26 01:09:54)

イントロのインスト部分が廃墟となった街に、黒い雨が注いでいるような情景を思い起こさせますが、それでも容赦なくブルータリティ炸裂!!いや、もう街の人間みんな死んでるから!!もう勘弁してあげて!!って感じです(笑)

ASOFY-Percezione ★★★ (2014-02-12 21:36:00)

2013年発表の2nd。
アルバムタイトルの意味はイタリア語で「知覚(perception)」。

ショップでの売り文句がアトモスフェリックな空間の中に絶望的なトレモロが響く…みたいな感じだったのと、アートワークやフォントの雰囲気が先日出たMANESの新作に似てた(発売レーベルも一緒)だったので、その流れを汲む鬱ブラックと思っていましたが…鬱ブラックをメインに据えつつも、スラッジやポストブラックの要素も多分に含む、意外にも実験的なサウンドを聴かせてくれます。

実際には鬱ブラック的なトレモロリフは一部のパートで印象的に使われるくらいで、どちらかというと、空間が撓む様な重々しい空間を演出しつつ黒いメロディを奏でるアルペジオや、聴き手の知覚に直接に絶望感を擦り付けるかのようなスラッジーに引き摺るリフをメインに展開していく作風。まるで光の差さない深海に意識だけ置き
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ASRA (日本) ★★ (2011-06-23 20:59:28)

仙台発エスニックHRバンド。
以前から雑誌のレビューに載ったりコンピレーションに曲を提供したりしていましたが、今日ついに1枚目のアルバムを発表しました。ちなみにアメリカに同名のデスメタルバンドがいます。

ASRA (日本)-Ahura Master-marga- ★★ (2011-06-23 21:01:15)

2011年…というか今日発売された1st。
まだ数回通しで聴いただけですが、かなり良いのでレビュー書きます。

帯のコピーを引用すると、このバンドは「民族的アプローチ」「キャッチーな楽曲」が売りのようですが…取り合えず前者に関してはほんと素晴らしいと思う。オープニング明けの2曲目のイントロでド派手に中近東メロディをかまされた時は、ベッドで聴いてたんですけど、もうほとんど飛び起きそうになりましたもん。それくらいインパクトがありましたね…。

RUDRAやMELECHESHを思わせるメロディを仕込んだギターワークといい、瞑想的な感覚を助長するパーカッションやサンプリングといい、何気にアレンジのセンスが良いと思う。ドリーミーなベースにパーカッションが絡み、メロディの夢見心地な美しさを引き立てるバラード「最果ての夢」なんて、若手とは思えないですもん。メロデスやパンク
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ASRIEL ★★ (2007-02-14 22:02:00)

これは凄い。
今まで知らなかったのが恥ずかしいぐらい。
日本の耽美ゴシックユニット。
自主制作で音源を作っているらしいですが、あんなハイクオリティな音楽なのに
インディーズで、しかも初期の2枚は廃盤の憂き目というのが信じられない。
ほんと、日本の音楽シーンって何か間違ってます。
しかし、こういうアーティストってどうやって見つけたらいいんでしょう。
私は凄く参考になるレビューサイトを見つけて(サイト名は伏せておきますが、
志方あきこやALI PROJECTに加えてアノレクやEMPERORまで取り扱ってて、しかも
レビューが詳細なサイト)そのレビュー主さんが褒めてたから買ったんですが…。
ああ、もっと早く知っていれば初期の二枚も買えたのに…!!

ASRIEL-月光蝶舞う深紅の花園 ★★ (2007-02-14 22:21:00)

2006年発表の3rd。
DVDケース仕様、6曲入り。
これ、マジで凄いですね。日本はインディーズの方がメジャーより充実しているのでは…。
音楽的には、独特の声のトーンを操るヴォーカルを軸にピアノやストリングスだけでなく、
フルートやアコーディオン、チェンバロなど耽美好きにはたまらない楽器をふんだんに使い
キャッチーに展開する、メタル要素も少し含んだゴシック・ポップという感じでしょうか。
もうやりすぎなくらい煌びやかです。過剰の道は知恵の宮殿に通じるとは言いますが、
それを地で行くような音楽性だと思います。
他のアーティストを引き合いに出すなら、女性化しポップになったMOI DIX MOISもしくは
リズムにメタル要素を取り入れ出したALI PROJECTにSOUND HORIZONのエンターテイメント性と
ZABADAKの幻想
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ASRIEL-月光蝶舞う深紅の花園-Al phobis ★★★ (2007-02-14 22:26:27)

1曲目にしてアルバム中最も耽美さを感じる曲。
耽美なだけでなく、少女の笑い声などのエンターテイメント的狂気表現が鏤められており、ここでリスナーをアルバムの世界観に取り込もうという意欲の高さが感じられます。ここは大人しく、この雰囲気に酔い痴れて聴くのが吉でしょう。

ASRIEL-月光蝶舞う深紅の花園-nocturne ★★ (2007-02-16 11:45:34)

このアルバムはどの曲もシングル曲並みのキャッチーなメロディを聴かせてくれますが、この曲の歌メロはちょっと陰陽座のシングルっぽい雰囲気がある気がする。作曲を陰陽座、編曲をMALICE MIZERがやったらこういう感じになりそう。

ASRIEL-月光蝶舞う深紅の花園-月纏の蝶 ★★★ (2007-02-15 17:39:24)

音自体はメタルと違いギター中心のものではなく、キーボードを軸に華麗に展開していく曲ですが、サビの疾走するリズムは明らかにメタルの影響下にありそうですね。ゴシック、メロスピ好き垂涎モノのメロディと疾走の兼ね合いです。また多くのメタルが持ち得ない「可憐さ」もあって個性がちゃんと出てるのが凄い。ほんとにインディーズ?

ASRIEL-月光蝶舞う深紅の花園-深紅の花園 ★★ (2007-02-16 11:51:58)

このアルバムって、作品を通じて僅かずつ狂気が希望に変わっていっている印象なんですが、その希望がこの曲で実を結んだという感じですね。…こういうエンターテイメント的な狂気ってCoccoとかの本物の狂気と比べると一段低く見られてしまいがちですが、創造性の高さにおいては勝るとも劣らないんじゃないかと思います。このアルバムを聴けばそれが良く分かる。

ASRIEL-月光蝶舞う深紅の花園-瞳に映る最期の憧憬 ★★★ (2007-02-16 11:48:33)

この曲は他の曲と比べると、ややメロディがポップな感じがします。
なんとなくドラマやアニメのエンディングになりそうな感じ。絶対悲劇系のドラマですが…。メロは普遍的な魅力があると思いますが、アレンジはもちろん彼ら流儀のウルトラ・シンフォニックスタイルなのでご心配なく(笑)

ASRIEL-月光蝶舞う深紅の花園-眠りの森が魅せた夢 ★★★ (2007-02-16 11:42:47)

この曲はメロディの流れが非常に美しいです。
多くの文学者達がテーマにした、「愛と死」を耳で聴く形に昇華したかのような、極上のロマンティシズムを感じるメロディ。サビ前などコケティッシュさを発揮し耽美さを濃くするヴォーカルも良い感じです。

ASRIEL-夢の繭紡ぐ盲目の輪舞-ゲルゲの舞踏 ★★★ (2007-05-03 15:58:33)

音の陰から妖精が悪意を込めた眼でこちらを見ていそうな、魔性の雰囲気が濃密な、蟲惑的極まりない楽曲。どんどん戦慄が加速していき、緊張感が頂点に達した所で繰り出される疾走パートは、あまりにもかっこよすぎ。
…しかし、ここが非HR/HMアーティスト(メタルと全く関連が無いものは×とはいえ)への発言もOKな、他ジャンルに寛容なサイトで本当に良かった。こんな素晴らしい曲に推薦コメント書けないんだったら、それこそ悔しさで死にそうです(笑)

ASRIEL-夢の繭紡ぐ盲目の輪舞-雪月花 ★★★ (2007-05-03 16:05:08)

日本的な「儚さ」や「切なさ」といった「ワビ・サビ」と、ゴシック由来の煌びやかさが極めて高い次元で交錯する至高の名曲。元から持つゴシック要素に加えて、こういう和を取り入れても全く違和感無く、素晴らしいものを作り上げるセンスに脱帽です。

ASRIEL-夢の繭紡ぐ盲目の輪舞-夢纏の繭 ★★★ (2007-05-03 16:01:41)

これはかなりメタラー受けするんじゃないでしょうか。
曲に挿入される、ギターのちょっとしたリフやフレーズが実にスリリングでかっこいい。…っていうか、ソロはモロにRAPHAELの「Sacrifice」なんですが。メロディそのものの類似性は元より、区切り方までそっくり。やっぱり黒瀬さんってメタラーなんでしょうか。少なくともメタル好きではありそう。

ASTARIUM ★★ (2012-02-11 07:43:27)

ロシア産シンフォニック・ブラック。
SiN氏が全てのパートを担当する、独りブラックのスタイル。
ちなみにGoogleでこのバンドを検索しようとすると、何故か「ASTERIUM」という単語を検索しようとするのがイラっときますね…(笑)。製作者は早く何とかして欲しいんですが。

ASTARIUM-Dethroned Of Imposter ★★★ (2012-02-11 07:45:01)

2010年発表の2nd。

スタイルとしては、粗いバンドサウンドをアトモスフェリックなキーが包む、初期EMPERORや初期LIMBONIC ARTに近い路線ですね。音色のパターンの少ないキーボード、厚みの無いバンドサウンド、打ち込み故の豪速さが暴虐さではなく、逆にちょこまかした印象を与えるリズム、エフェクトに頼り気味なヴォーカル…と、はっきり言って音作りはチープもいいところ。しかし、私はこれ名盤だと思う。

その理由は何と言ってもメロディのセンスですね。大仰、荘厳、高貴…そういったシンフォ系の特性をしっかり持っていながら、人を寄せ付けない邪悪さ、畏怖の感情を呼び起こすような神秘性も備えている感じ。個人的には、EMPERORの2ndを聴いた時と同じような畏れを呼び起こされるメロディなんですよね。キーの音色のパターンが少ないのも、華美になりすぎて残忍さを壊す事がなくて
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ASTARIUM-Wyrm of Melancholy (2014-05-01 18:22:51)

2012年発表の3rd。

前作「Dethroned of Impostor」がチープな音色も味に感じるような、センスの良いアトモスフェリック/シンフォニック・ブラックだった事もあって、相当な期待を持って聴いたのですが…最初聴いた時は頭を抱えてしまいました。なんか望まぬ方向に音楽性が変化してて、リアルで苦悶の呻きを発してしまいましたよ…(苦笑)。

ノイズ質を引き摺ることで情景にある種の彩りを与えたり、繊細なメロディをノイジーに紡ぎ上げたりするギターワークは、前作のトレモロ中心のそれとは最早別物。ミディアムテンポ中心の展開、SEも取り入れたアンビエントな楽曲の挿入などもあって、最早ポストブラック寄りのドゥームみたいな感じになってるんですが…。同名異バンドの作品を買ったのかと思ったほど。

まあ、邪悪さが殆ど無くなり、叙情方向に大きく舵を切ったとは言え、
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ASTAROTH (AUSTRIA)-Organic Perpetual Hatework ★★ (2011-09-04 01:08:06)

2005年発表の4th。

タイプとしては、刻みを多用したメロデス的なリフワークと共に疾走し、そこにシンセサイザーやピアノによる装飾が乗るシンフォニックブラックで、ところどころアートワークから想起されるようなインダストリアル要素も取り入れているのが特徴ですね。ヴォーカルは、何気にキレの良さと狂気を両立させている中音域がなりタイプで、なかなかかっこいい声だと思う。

このバンド、何気に世界観の演出が上手いですよね。
アトモスフェリックなキーだけでなく、ピアノの煌びやかな音色も用いた音像はどこか宇宙的な情景を想起させるし、インダストリアル要素もイントロや、ビデオまで制作しているキラーチューン「Soulcloned」の展開部など、作品の肝となるようなパートに取り入れられていて、実際の頻度よりかなり印象に残る感じ。

ヘヴィメタル、特にブラックメタルって
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ASTARTE ★★ (2011-09-19 23:27:23)

ギリシャの女性3人によるメロブラ/メロデス。
ブラックでもメンバーに女性がいることは少なくないですが、全員なのは珍しいのでは。

ASTARTE-Sirens ★★ (2011-09-19 23:28:54)

2004年発表の4th。

メロディック・ブラックの中にはほとんどメロデスと区別が付かなくなっている音楽性のバンドがいますが、これを聴く限り、このバンドはその中でもメロデス要素が強い作風ですね。ブラック特有の邪悪さやRAWさなどはほとんど感じない作風で、ギターによる泣きメロを中心に、丁寧に展開していく音には、正統派メタルにも通じるものを感じます。

かなり聴きやすい音ですが、女性特有の狡猾さ・しなやかさを感じさせるデスボイス、トレモロリフを交え苛烈なブラストを聴かせる、寒々しい疾走パート、ゴシック的耽美さを感じるピアノやキーの導入など、暗黒風味もしっかり残してくれているのが嬉しいところ。音質からマイナーバンド臭がするのが残念ですが、楽曲自体の作りは悪くないと思う。

アルバム全体を通じて、上品なメロディが聴ける、聴きやすいメロディックブラックなので、ジ
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ASTRAL SILENCE ★★ (2012-10-04 00:15:04)

スイス産スペースアンビエントブラック。
BORGNEのライブメンバーであるQuaoar氏によるプロジェクト。

ASTRAL SILENCE-Astral Journey (2012-10-04 00:11:50)

2010年発表の1st。

ブックレットの特殊なインクを使って凹凸を出したアートワークや、CD盤面の無音部分に施された宇宙風の意匠など、アイテムとしてもこだわりが見える造りの作品ですね…。
作風は、アンビエントパートやミニマルなブラックメタルパートを交互に聴かせ、宇宙的な情景を描くような音で、端的に言ってDARKSPACE系の音なんですが…あちらよりももう少しマニア対象な感じ。

ノイジーなギターとアトモスフェリックなキーボードが混じり、質量のある宇宙を展開する音や、神の座から宇宙に語りかけるかのようにも聴こえるヴォーカルなど、ムードとして徹底してはいるんですが…ミニマルな要素が強く、一応ギターやキーのメロディがある程度はあるんですが、展開としては星や銀河の配列が少しずつ変わったりとか、その程度の変化があるくらいで、基本宇宙が広がってる情景自体は変わらない感
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ASTROFAES-Idea. Form. Essence... ★★ (2010-01-15 22:04:00)

2007年発表の6th。

メンバーがHATE FORESTやLUCIFUGUM、DRUDKHなど名だたるペイガンブラックに関与し、以前はNOKTURNAL MORTUMのメンバーも在籍していたという時点で、もうペイガンブラックであるということは予想は付くと思いますが…この作品は、民族楽器やキーを使用せず、ブラックのアンチモダンなRAWさをペイガンの土着性に繋げたような、プリミティブブラックに近いスタイル。…と言っても、音の分離は悪くないし、リフにも適度に土着的なメロウさ・妖しさが込められているので、上記バンドを好きな方なら問題なく聴けると思います。

…それどころか、ドラムの音は1打1打の抜けの良さが分かるくらい生々しいクリアさ。また、「ツタツタツタツタドシャッシャー!!」と突っ走った挙句、思いっきり事故起こすような(笑)前のめり加減な勢いも素晴らしい。ちょっと
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ASTRONOID-Air ★★★ (2017-05-10 13:36:16)

2016年発表の1st。

ポストブラック界隈で好評を得たVATTNET VISKARのメンバーが絡んでいたり、あるサイトでは日本語訳されたインタビューやレビューが掲載されたり、日本でもかなり注目度の高いバンドのようですが…これは面白いですね。ノイズ質を真ん中に据えつつ、トレモロで音像を彩ったり、ごく明瞭なメロディをリフに込めつつ疾走したり、儚く清浄な雰囲気は湛えつつも、それを様々な手法で表現していくスタイルのポストブラック。

ノイジーなリフと叙情トレモロの組み合わせ方など、一部ではプリブラ辺りがヒントになっているのでは…と思わせる部分もありますが、基本的に他のポストブラックと比較してもメタル離れした感性を持っている印象で、特にソフトな響きの声を重ね、スペイシーな雰囲気を演出するヴォーカルパートにそれが顕著。また、前述したようにメロディの明瞭さも特徴で、時には「
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ASTURIAS ★★ (2007-06-17 22:21:00)

日本のプログレ。
88年デビューだから、来年で20周年…キャリア長いですね。
ACOUSTIC、ELECTRIC共にこちらでお願いします。

ASTURIAS-Bird Eyes View ★★ (2007-06-17 22:19:00)

前作からは活動休止を挟んで10年以上を経てリリースされた、2004年発表の5曲入りミニ。
以前の作品は未聴なんですが、このバンドは多重録音などを駆使した情景描写が高い評価を
得ていたらしいですね。今作はアコースティック編成のバンドとして蘇ってから、初の
ミニアルバムとして制作された作品らしいです。基本的にギターとヴァイオリン、ピアノ、
クラリネットの編成によるインストが基本で、曲によってはゲストヴォーカルによる
コーラスなどが入る、一聴するとクラシックの室内楽にも聴こえるような美しい音楽。
一般的なイメージで言うとプログレよりもヒーリング音楽に近そう。
練りこんだ構成を重視する傾向のクラシック音楽と比べると、情景描写を主とした音像で
あるのがプログレ的と言えるのかもしれません。よく深夜にテレビで番組が終わった後や
始まる前に、雄大な自
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ASTURIAS-Bird Eyes View-Adolescencia ★★★ (2007-07-20 21:46:01)

各楽器が、まるで輪唱するかのように主題を次々に演奏し、それに合わせてバッキングも変化する部分が鮮烈で、かつかっこいい曲。ヒーリングとかライト・クラシック寄りの美しい音なんですが、かっこいいです。

ATARAXIA ★★ (2008-08-18 15:47:00)

イタリア産ゴシック/フォーク/ダークウェイブ。
暗黒メタラー間でも評価の高いレーベル、Cold Meat Industryに所属してます。

ATARAXIA-Paris Spleen ★★ (2008-08-18 15:45:00)

詳細は分かりませんが、2006年発表の17thアルバムらしいです。
「フランス・パリのキャバレーを題材にしたコンセプトアルバム」「所属しているレーベルが
Cold Meat Industry」という2つのキーワードから、「これは頽廃的な雰囲気に浸りきらせて
くれる作品を期待できるのでは…」と思い買ってみたんですが、見事に期待に応えてくれるアルバムでした。
作風的には、アンサンブルにアコーディオンやピアノ、ストリングスやブラスなどを用いた
舞台音楽…という感じですが、ヴォーカリストのMadame Bistouriの妖しい表現力がかなり
光ってますね。元々曲自体の不条理性や頽廃性も強いですが、美しいソプラノから
おどろおどろしい語りまでをこなす彼女のヴォーカルがそれを何倍にも引き立てている感じ。
所属レーベルから期待されるようなダークさや妖しさ
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ATHEIST-Jupiter ★★★ (2011-01-22 20:20:15)

2010年発表の4th。

オリジナルフルとしては17年ぶりの新作らしいです。私はデスメタルの歴史には不勉強で、このバンドもつい最近知ったくらいなんですが、雑誌のレビューを読んだりしてたら、なんかムラムラ来たので買っちゃいました(笑)。

レビューなどでは、「変態テクニカルデス」と言われてますが…これ聴くと、音楽の世界でも、大体において変態とは、「一般よりも欲望に忠実であること」というのが良く分かります。だって、「ブルータリティの追求」にしろ、ジャズ要素も含む「濃いアンサンブル」にしろ、メタルというジャンルの快楽原則に忠実過ぎるくらい忠実ですもん。ただ、メロスピのクサメロや、ギターヒーローの速弾きのように、追求の方法が受け入れられやすいものでないというだけで。

個人的には、インテリジェント&インテンスなのに、時折地獄めいたリフが飛び出す展開といい、聴
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ATHERIA-Echo from Another Kingdom & Spectral Regression ★★ (2014-07-08 22:25:00)

2012年と2013年に発表されたEPを2枚カップリングした再発盤。
なんと国内盤仕様が発売されてます。

これ、最初聴いた時は驚きました。NEPTUNE TOWERSなどを思わせる、宇宙的アンビエントに、耳が痛くなるようなノイジーなブラックを足したような音で、一応ミステリアスだったりクラシカルだったりするメロディは耳を惹くし、音像も捉えようによっては神秘性や深遠さを感じられるものではありますが…国内盤がリリースされる作品としては、余りにもニッチというか、マニアックというか…(笑)。

ただ、後半の「Spectral Regression」を聴いて、「さもありなん」と思いましたね。ノイジーなギターと絶叫ヴォーカルが引っ込み、よりキーボードの音像と溶け合うようなミックスになってるんですが、この音でのプリミティブな疾走が非常にかっこいい。特に「Neverendi
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ATMAN ★★ (2011-07-06 00:35:32)

スペイン産メロディックブラック。
92年から活動するバンドで、元ARGARのメンバーも在籍してます。
しかし詳細を知ろうと検索したらバットマンばかり引っかかる…(笑)。

ATMAN-L'ASSASSI DE VENUS ★★ (2011-07-06 00:37:01)

2009年発表の4th。

スペイン産らしい…かどうかは分かりませんが(笑)、トレモロリフによるなかなか上質なメロディを絡めた疾走や、アコースティックギターによる叙情パート等を配した、メロディックブラックとしては特に衒いなくドラマティックな作風…ではありますが、この作品は音作りがかなり独特ですよね。

妙に響きのいいドラムにヂリヂリのギターが絡む音像はRAWブラックのそれですが、ただ単にRAWなだけでなく、左右のチャンネルでギターとヴォーカルに奥行きを付けてるのが特徴。特にヴォーカルは裏返る寸前のハイテンションかつガラガラに歪みまくった声での絶叫をひたすら続けるスタイルで、この音作りによって狂気が更に増幅されていて素晴らしくかっこいい。

ただし、トレモロリフの上品なメロディであったり、RAWさが心地よい疾走であったり、部分的には素晴らしいものの、まだ
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ATOMTRAKT ★★ (2012-03-14 23:22:04)

VINTERRIKETのメンバーによるアンビエントプロジェクト。
VINTERRIKETとは違い、戦争をコンセプトにしている模様。

ATOMTRAKT-Schutt & Asche ★★ (2012-03-14 23:24:44)

2006年発表の…多分1st。

VINTERRIKETのメンバーが演っている、戦争をコンセプトにしたアンビエント/インダストリアル…と紹介されてましたが…これ、思いっきりVINTERRIKETのアンビエント作品に近い音ですよね。幽玄で厚みのあるシンセが、聴き手の視界全体をモノクロームに染める音像も、冷えた神秘的なメロディももうモロです(笑)。一応、砲撃や語りのSEが入り、聴き手の意識を誘導しようとはしてますが…どうしても、「冬の王国」的な世界観が浮かんできてしまいます。

ただ、2003年のデモ音源「Zusatzliche Klanglandschaften」を再収録したらしい6曲目以降は、ちょっと毛色が異なってくる感じですね。奥行きのある、神秘的なシンセが世界観の演出を担う音像こそ共通してますが、こちらではインダストリアルのリズムを全体に導入し、より機械的なム
…続き

ATRA ★★ (2011-05-26 00:40:49)

オーストラリア産プリミティブブラック。
以前DROWNING THE LIGHTにも関わったBlackheart氏による独りバンド。

ATRA MUSTUM ★★ (2013-08-27 00:06:44)

EMERALD NIGHTのメンバーが参加する、ロシアのシンフォブラック。
バンド名はラテン語で「黒い秋」という意味だとか。

ATRA MUSTUM-Хаос ★★ (2013-08-27 00:08:20)

2012年発表の2nd。

これはまた、クサメタル方向からシンフォブラックに入った人が悶絶出来そうなバンドが出てきましたね…。路線としては、メロいトレモロだけでなく、メタリックな刻みやメロウなリードギターによるハーモニーなどのメロデス要素も含むバンドサウンドに、音色の多い派手なキーボードを乗せて進行するスタイルで、流石にCOFやDIMMU BORGIRクラスのメジャー感は無いものの、プロダクションもクリアでジャンルのマニアならずとも聴けるであろう高品質な音。

幻想的なアンビエンスを感じさせる音色のキーが、派手なフレーズを弾き惹き込む2曲目、電子ピアノを伴う畳み掛けや華麗なワルツパートがいっそあざとい4曲目、初っ端から悶絶級のクサさを醸し出す6曲目などを始め、この手としては楽曲の差別化が上手く出来ている感じで、金太郎飴に決してならない曲作りがアルバムの構成をドラマ
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ATRA-DEATH COVEN ★★ (2011-05-26 00:41:26)

2010年発表の1st。おそらく500枚限定。
バンドロゴの怪物が漫画「トリコ」に出てきそう(笑)。

路線は、2ビート疾走のみではない、ミディアムもそれなりに重視するタイプのプリミティブブラックで、やや遠くから聴こえるエグイ喚き系ヴォーカルといいいくら音量を上げても迫力の感じられない、軽くてノイジーな音質といい、いかにもって感じです。ただ、こんな軽い音なのに、何故か邪悪が真ん中に巣食っているような気配が感じられるのが面白い。生贄の血で染まったぼた雪のような、刻みリフの音色も結構個性的。

このバンド、寒々しい音を出してはいるんですが…他のプリミティブブラックと比べると、その表現の仕方が違う感じがしますよね。直接に寒々しさを表現するというよりは、不気味で湿ったメロディをリフに盛り込む事で、聴き手の体温を下げるような寒々しさだと思う。2曲目や9曲目などは、不気
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ATRORUM-Structurae ★★★ (2015-12-09 23:34:06)

2015年発表の3rd。

これは一回試聴して「買おう」と決めました(笑)。ミディアム中心ながら一筋縄ではいかない、変則的なリズム構成に、キーボードやサンプリング等が知的に味付けをするプログレッシブ/アヴァンギャルドなブラックで、近年のARCTURUSやSOLEFALD辺りの構築性に、UNEXPECT等の持つ破天荒さを足した感じでしょうか。もう少しマイナーなバンドを挙げていいなら、レーベルメイトでもあるORAKLEの作風を、キーボードをより前面に出した音像にした感じ…というと近いかも。

この作品、アヴァンギャルドブラックではあるんですが、「分かりやすくアヴァンギャルドしてる」のが良いですよね。例えばキーボードの使い方ひとつ取っても、ピアノが何かが崩れていくようなダークさを醸し出したり、ARCTURUS的な煌びやかさを演出してみせたり、インダストリアル風の音色で緊
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ATROX ★★ (2006-01-11 17:21:00)

「ORGASM」発売時のMonikaのインタビューを読んだんですが、「前作までは
アドリブは殆ど無かったけれど、今作は多めにしてみた」のような事を言ってました。
…あれ、今までアドリブ殆ど無かったんだ…あの歌いっぷりからは想像できない(笑)

ATROX ★★ (2006-05-26 08:43:00)

>mokusatuさん
一応、もう一度インタビューを読んでみました。
参考にしたのはbeyondwebzine.comというページです。
これによると、前2作(「Contentum」「TERRESTRIAL」)ではヴォーカルパートは
細部まで拘って即興はほんの少しだけだったけれど、「ORGASM」ではいつもの
やり方では問題が起こってしまったため、代わりにスタジオで沢山の即興を
演った、とあるみたいです。
このインタビューによると、ギタリストのEivindも彼女にCDのセールスを
駄目にしない為にももう少しトーンダウンして歌って欲しい、と言っていたみたいですね…。
私も「ふざけんな」です(笑)
ATROXの魅力ってやっぱりMonikaのヴォーカルだと思うので、それをメンバーが
分かってやらなくてどうするんだ!って感じ
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ATROX ★★ (2006-05-27 11:34:00)

>mokusatuさん
そんなページがあったんですね。
早速トップをお気に入りに登録しておきました。紹介ありがとうございます。
直リンク…どうなんでしょう?もしもの時のために、一応上は修正しました。
サイトを読んでもリンク禁止とはかかれていないし、大丈夫とは思うんですけど…。
Monikaの感性で普通の曲を作ると、ああいう風になるって事でしょうか(笑)
確かに、自分のページでも変なぬいぐるみとかの写真が沢山載ってますし。
しかし、「ORGASM」は売っているのを見た事が無いんですが…

ATROX-Binocular ★★ (2008-08-03 07:11:00)

2008年発表の5th。
Monikaが脱退してどうなるかと思いましたが、新作出してくれてちょっと安心。
でもこの作品の第一印象は、「え…これがATROX…?」でした(笑)。
サンプリングやスポークンワード、SEなどを多用しながらフューチャリスティックで
捻くれてて、頽廃的な風景を演出する作風はバンドサウンドで聴かせるスタイルながら
MANESの3rd辺りと共通する世界観を持っているように思います。
…っていうか、「ATROXの新作」というより、「MANESが2nd以降の感性をキープしつつ、
再びバンドサウンドに戻ってリリースした作品」と言った方が信じられやすそうな音ですね。
今までの軟体生物が触手を蠢かせるみたいなアンサンブルが続くようなスタイルに比べると、
今作はアヴァンギャルドで頽廃的な要素は残しておきつつ、展開がかなり明確にな
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ATROX-Binocular-Castle for Clowns ★★★ (2008-08-23 00:46:22)

以前、ある日本の有名ミュージシャンが「技巧的な曲はユーモアがなければ面白くならない」と言ってましたが、この曲は表面上はそうしたユーモアが感じられる気がします。でも近寄って見てみるとしっかり病んでてグロくて不条理という(笑)。やっぱりこのバンド、属性は「闇」ですよ。

ATROX-Binocular-Filtmonger ★★ (2008-08-23 00:36:09)

アートワークに歪んだレンズで覗いた家が描かれている通り、相変わらず間性のほうも歪んでいる感じなんですが、心なしかそのアウトプットが華々しくなってきているようにも感じますね…「Gotta get away」の連呼なんて普通にキャッチーだし。

ATROX-Binocular-Headrush Helmet ★★★ (2008-08-23 00:39:41)

触りからして妖気が立ち上るような雰囲気で、前作までのファンも納得するんじゃないでしょうか。そんな雰囲気なのに、ヴォーカルラインには妙にフックがありますね。アルバム聴き終わってから「♪The bomb bomb dropper」とか口ずさんじゃったし。…まさかATROXの曲で口ずさめるようなものが聴けるとはねえ…。

ATROX-Binocular-Retroglazed ★★★ (2008-08-23 00:49:23)

イントロを聴いた時はMANESがATROXに改名して新作出したんじゃないかと思いました。しかもキーボードはちょっとARTCURUSの3rdっぽいフレーズを弾いたりしてる。音楽性は変わっても、根底に流れるノルウェー人独特の捻くれた感性は変わっていないのかもしれません。


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