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Usher-to-the-ETHERさんの発言一覧(評価・コメント) 7051-7100
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ZABADAK-Ikon-Paco
ZABADAK-Ikon-遠い旅の記憶
ZABADAK-Ikon-収穫祭
ZABADAK-Pieces of the Moon-Walking Tour
ZABADAK-Pieces of the Moon-ガラスの森
ZABADAK-Pieces of the Moon-遠い音楽
ZABADAK-Pieces of the Moon-私は羊
ZABADAK-Pieces of the Moon-満ち潮の夜
ZABADAK-宇宙のラジヲ-Deir Paidir
ZABADAK-宇宙のラジヲ-Psi-trailing
ZABADAK-宇宙のラジヲ-カシオピイア
ZABADAK-宇宙のラジヲ-宇宙のラジヲ
ZABADAK-宇宙のラジヲ-双子の星
ZABADAK-桜
ZABADAK-桜-Psi-trailing
ZABADAK-桜-Tin Waltz
ZABADAK-桜-休まない翼
ZABADAK-桜-五つの橋
ZABADAK-桜-百年の満月
ZARATHUSTRA-Perpetual Black Force
ZAVOD (ЗАВОДЬ)-Through the Circle and Five Angles (Крізь коло і п'ять кутів)
ZENITHRASH-RESTORATION OF THE SAMURAI WORLD
ZILCH-3・2・1
ZILCH-3・2・1-WHAT'S UP MR. JONES?
ZORN
ZORN-Menschenfeind II - A.N.
ZYKLON-B
ZYKLON-B-BLOOD MUST BE SHED
ZYKLON-Disintegrate
ZYKLON-World ov Worms
ZYKLON-World ov Worms-Chaos Deathcult
ZYKLON-World ov Worms-Storm Detonation
ZYKLON-World ov Worms-Terrordrome
ZYKLON-World ov Worms-Transcendental War: Battle Between Gods
ZYKLON-World ov Worms-Worm World
cali≠gari
cali≠gari
cali≠gari
cali≠gari-8
cali≠gari-8-その行方 徒に想う・・・
cali≠gari-8-ダ・ダン・ディ・ダン・ダン
cali≠gari-8-パイロットフィッシュ
cali≠gari-8-新宿ヱレキテル
cali≠gari-8-青春狂騒曲~青雲立志編~
cali≠gari-8-白い黒
cali≠gari-8-虜ローラー
cali≠gari-グッド・バイ
cali≠gari-グッド・バイ-まほらばぶる~ず
cali≠gari-ブルーフィルム-ブルーフィルム
cali≠gari-ブルーフィルム-真空回廊

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発言している32曲を連続再生 - Youtube



ZABADAK-Ikon-Paco ★★★ (2007-07-30 16:41:52)

1曲目からこの琴線に触れるメロディ…やっぱ吉良さんって凄い。
インストですが、個人的には初期の歌モノにも比肩するくらい好き。
CD掛けた瞬間、この作品は当たりだ!!と思いましたもん(笑)。

ZABADAK-Ikon-遠い旅の記憶 ★★★ (2007-07-30 16:35:40)

音楽を通じてなんらかの景色を聴き手に見せたり、体験させたりする事に関して非常に評価の高いZABADAKですが、この曲はそれを象徴する超名曲だと思います。様式としてのではなく、心性としてのプログレッシブ・ロックと言えるかもしれません。
…ただ、折角「みとせのりこ」という素晴らしい歌い手を呼んどいて、彼女の出番が少ないのはちょっと不満、というより勿体無いです。まぁ、吉良さん作曲&編曲でみとせさんヴォーカルっていう編成の曲は彼女のソロで聴けますけど。

ZABADAK-Ikon-収穫祭 ★★★ (2007-07-30 16:46:26)

2枚組ベストにも収録されている名曲。
小さな村が総出で、収穫を祝う祭りを楽しんでいるような、楽しげな風景が浮かんでくるインスト曲。…都会に住んでいたら、こういう楽しさって滅多に味わえないんだろうな~って思ってたら、なんか切なくなってきてしまいました。まあ、こうして音楽を通じて味わえているわけではありますが、やっぱり聴いてて楽しいだけじゃなく、一抹の寂しさも感じてしまう曲なんですよね…。

ZABADAK-Pieces of the Moon-Walking Tour ★★★ (2006-10-16 23:24:04)

コーラスワークとヴォーカルの表現力が素晴らしく、聴き手を幻想の世界へ誘うような耽溺性の強い楽曲。表現方法は全く違いますが、リスナーに日常から乖離した世界を体験させてくれるという意味では、メタルとも共通する特性…なのかも。ちょっと、というかかなり強引な論ですが。

ZABADAK-Pieces of the Moon-ガラスの森 ★★★ (2006-10-20 23:15:31)

ここに収録されているのはライブバージョンですが…。
私的には木漏れ日が差し込む、樹海の昼って感じのイメージな曲。透き通ってるけど、妖しい。吉良さんの「ハッ」っていう掛け声と、ラストハモりのパターンが変わる所が特に好き。

ZABADAK-Pieces of the Moon-遠い音楽 ★★★ (2006-10-16 23:20:04)

イントロのシンセはちょっと可愛らしい感じですが、本編の歌メロや歌詞などは少し寂しげな印象も。またヴォーカルに僅かに掛かったエコーが何とも神秘的な雰囲気をも醸し出しているんですよね。聴いていると色々な感情を揺さぶられる名曲です。

ZABADAK-Pieces of the Moon-私は羊 ★★ (2006-10-16 23:20:52)

一回聴いたらつい口ずさみたくなるような親しみやすいサビとアコーディオンの伴奏が何とも可愛らしい曲。上野さんのペンによる歌詞はちょっと不思議なタッチですね。寓意なのか、ファンタジーなのか…色々と解釈の余地がありそうです。

ZABADAK-Pieces of the Moon-満ち潮の夜 ★★★ (2006-10-16 23:21:41)

荒野の夜を思わせるような、乾いた、でも叙情美溢れる曲想が印象的。
歌メロも全体的にキャッチーかつ愁いの篭もったものですし、情熱的なアコギの伴奏とも相まって取っ付きやすい世界観を持った曲だと思います。これは個人的には「一聴き惚れ」でした。切なくもかっこいいです。

ZABADAK-宇宙のラジヲ-Deir Paidir ★★★ (2007-10-11 21:48:45)

ここでこの曲をリメイクしてくれたのが凄く嬉しい…
アコースティックなアレンジになっても、特に静かな曲調になっているわけでもなく、原曲と同様の民族的なメロディのキャッチーさを存分に楽しめる仕上がりになってます。こっちの方が民族的なフィーリングがアップしてるかも。

ZABADAK-宇宙のラジヲ-Psi-trailing ★★★ (2007-10-11 22:01:41)

個人的にZABADAKでもトップクラスに好きな曲が、吉良さんの囁くようなヴォーカルと生楽器によるアコースティックアレンジでリメイク…これだけでももう大満足。基本的にアコースティックながら、敢えてコーラスにエフェクトを用いている箇所もあって、それが曲の世界への耽溺をより強めてくれます。

ZABADAK-宇宙のラジヲ-カシオピイア (2007-10-11 21:52:25)

ZABADAK版「たなばたさま」でしょうか。
メロディの感じがそっくり。見上げる星がベガとアルタイルじゃなくてカシオペアになった感じ。歌詞の「きつきとまはせ」という表現が好き。

ZABADAK-宇宙のラジヲ-宇宙のラジヲ ★★★ (2007-10-11 21:45:31)

木漏れ日の降り注ぐ森のベンチで、父が子供に歌い聴かせているかのようなやさしい雰囲気の曲。なんだか、凄く作り手の人柄が偲ばれるような曲なんですけど(笑)。

ZABADAK-宇宙のラジヲ-双子の星 ★★★ (2007-10-11 21:57:32)

小峰さんの夜空の赤い星に向かって祈祷を捧げているかのような、シャーマニックなコブシの入った歌唱が非常にかっこいい曲。この人も本当に良いヴォーカリストだなぁ…吉良さんのハモリも懸命に付いていこうと頑張ってます(笑)。

ZABADAK-桜 ★★ (2007-02-20 15:52:00)

93年発表の、上野洋子さん在籍時としては最後のアルバム。
ジャンルとしては、ケルトを主に民族音楽の要素を取り入れた幻想的なポップスといった
感じでしょうか。最近になって、KIRCHEを始めとしてASHADAやMAPLE LEAFなど、この路線の
良質なフォロワーが出てきていますが、10年以上前の作品ながらクオリティにおいて
それらフォロワーに道を譲るものではありません。水の波紋が広がるようなイメージを喚起する
幻想的なアレンジ、その情感を倍加して増幅する上野洋子さんのヴォーカル、心に直接
染み入ってくるような叙情的なメロディから構築される世界観が素晴らしく、日本の
ポップス史に燦然と輝く名盤と言ってさしつかえないアルバムではないかと思います。
ちなみに吉良さんがメインで歌う曲も数曲ありますが、割とナルシスティックな声で
悪くないです。
…続き

ZABADAK-桜-Psi-trailing ★★★ (2007-02-20 18:58:38)

完璧……。
意識の底に直接作用するようなヴォーカルとアレンジの溶け込み具合、新居昭乃さんの手がけた詞の「Tra ra Psi-Trailing」という美しい響き…これを聴いていると、自分だけの聖域を手に入れたような気持ちになります。
これはもっと知れ渡って良い超名曲だと思います。…この際だから言ってしまうと、「日本人なら全員聴け!!(命令)」

ZABADAK-桜-Tin Waltz ★★★ (2007-02-20 19:01:36)

子供の頃の、暗くなるまで遊んで帰る時の風景が目に浮かぶような、聴いていると段々優しい気持ちになっていく曲。しかし、険悪状態で生み出されたのがこんな優しい曲だとは…(笑)。それだけ二人の創造性が高いとも言えるんでしょうけど。

ZABADAK-桜-休まない翼 ★★ (2007-02-20 19:03:55)

吉良さんの味のある歌唱が、爽やかなメロディに更なる飛翔感を与えているなかなかの曲。吉良さんの歌い方ってちょっとキザっぽい気がする(失礼?)けど、この曲は彼のヴォーカルじゃないと駄目という感じがします。

ZABADAK-桜-五つの橋 ★★★ (2007-02-20 15:56:30)

アート性とポップ性のバランス感覚に極めて優れているという点では、路線は違えどALI PROJECT辺りに通じる物があるかも…と評論ぶった事を書いてみましたが、実はもうイントロの時点でうるっと来てます(笑)。私的にポップスはこうあるべきという見本のような曲。

ZABADAK-桜-百年の満月 ★★★ (2007-02-20 19:06:00)

イントロの印象的なスキャットからして吉良さんの魅力全開。
なんかヴォーカルを通して彼の持っているロマンティックさが伝わってくる気がするんですよね。ちょっと濃い気もしますが、名曲といえるのではないかと。

ZARATHUSTRA-Perpetual Black Force ★★★ (2012-08-30 23:32:27)

2003年発表の2nd。

触りだけ聴くと、イカレ系のリードギターやスラッシーなリフなど、オールドスクールな要素の強い、背徳的でダーティなブラックメタル…という印象ですが、このバンドはそれに加えてメロディック・ブラック的な冷たく叙情的なメロディもかなり取り入れているのが特徴ですね。オールドスクールな熱気と、ジャーマンメロブラの冷気を上手く両立させたような路線。

基本冒涜的でテンションの高い音なんですが、そこに不意に入ってくるメロウでエピックなメロディにハッとなるんですよね。ただ冷気を伴うだけじゃなくて、ドイツ産らしい厳かというか格調高い感じもあるのがミソでしょうか。メタリックなリフ捌きで、ミドルパートもしっかり聴き応えをもって聴かせる音作りとも相俟って、かなりドラマティックな作風。

多少アングラ臭も感じはするんですが、オーバープロダクションでもRA
…続き

ZAVOD (ЗАВОДЬ)-Through the Circle and Five Angles (Крізь коло і п'ять кутів) ★★★ (2016-05-19 23:48:35)

2013発表の2nd。

土着的メロディで人気を博するバンドの多いウクライナですが、このバンドも非常に魅力的なメロディをトレモロリフに織り込んだメロディック・ブラックを演っていますね。土着的で湿り気を帯びつつも、どこかエモーショナルでむせび泣くようなメロディ使いが非常に魅力的。ただこのバンドの場合、パンク/ハードコアの要素を取り入れているようで、他のメロブラよりも衝動性が高い音なのが特徴。

トレモロのメロディを強調しながらも、耳に突き刺さるような刺々しさのあるリフのRawな音色、疾走パートに於ける炸裂感、そして殺意や憎悪をぶつけてくるかのごとき、歪み切りつつも感情の感じられる絶叫ヴォーカル…これらの要素が、より音を感情に満ちたものにしていて、前述のむせび泣くようなメロディの魅力を更に浮き上がらせているんですよね。

流石Hidden Marlyだけあ
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ZENITHRASH-RESTORATION OF THE SAMURAI WORLD ★★★ (2011-04-26 19:26:32)

2011年発表の1st。

銭スラッシュって必殺技っぽくてかっこいいですよね!
…え、ZENITH+THRASH?知ってます(笑)。
一言で言えば和楽器メロブラなんですが、めっちゃ個性的で面白いですよ。

まず、イントロの尺八と三味線、亡霊クワイアに語りが乗る、サムスピのオープニングみたいな音からして期待通りで、思わず笑みが漏れてしまいますが…続いて曲に入ると、いきなりトレモロを妙な響かせ方で聴かせる凝りっぷり。どことなく、音の響きは尺八や能管などの、深みのある響きを模している感じもします。この導入で、「ああ、アルバム買って良かったな…」と早くも感銘(笑)。

続いて出てきたメロデスっぽい刻みリフも、どこか殺陣を思わせるスリルが伴っていると思うし、亡霊クワイアもフィーチャーしたアンビエント風のパートは、襖で仕切られた真っ黒な和室に、悪霊が充
…続き

ZILCH-3・2・1 ★★ (2004-05-18 20:43:00)

最近はこのアルバム、ブック・オフなんかで250円で売られてるんですね…
とにかくこのアルバムは音が重い!!なのにポップで聞き易いという、絶妙な匙加減がzilchがzilchたる所以でしょうか…もう殆ど洋楽を聴いている感覚に近いですね。
また、私は正直HIDEの歌い方は今まではあまり好きではなかったんですが、このアルバムに来てかなりの上達振りが見られるのが嬉しいです。特にがなり声がかなり様になっているというか、迫力があるのでかっこいいです。ソロ作品もこんな風に歌ってくれればもっと好きになれたのにな。

ZILCH-3・2・1-WHAT'S UP MR. JONES? ★★★ (2004-05-18 20:43:07)

Xの「DRAIN」をカヴァーした曲。
正直言うとボーカリストとしてHIDEは自分の中ではTOSHIに遠く及ばないと思ってたんですが、この曲はHIDEが歌ったほうが全然かっこよくなってると思います。歌詞はデビッド・ボウイへの皮肉と聴いたんですがホントでしょうか?

ZORN ★★ (2013-07-18 13:44:50)

Terror Black Metalを自称する、ドイツのブラックメタルバンド。
元ISEGRIMのメンバーが絡んでます。

ZORN-Menschenfeind II - A.N. ★★ (2013-07-18 13:45:27)

2009年発表のおそらく4thか5th。

前半が2003年に制作した音源で、後半が2007年制作の音源という、多少変わった構成になっているようですが…作風の方は殆ど変わりませんね。氷の礫が吹き付けるようなディストーションに、時折ギラついたメロディが絡む攻撃的な作風で、如何にもジャーマンブラックな冷たさに満ちた音。薄っぺらい音ではなく、しっかり音圧もあるのが暴虐な作風を引き立ててますね。

何気に注目したいのはヴォーカルの表現力。人間性を失くした様な、完全にノイズと化した声ではなく、地声成分も混じった人間的な感情の混じった絶叫なんですが、これがなかなかに壮絶。氷の礫の吹き荒れる音像の中で声を枯らさんばかりに叫び続ける、おそろしく必死さが伝わってくるような叫び声。白目剥いて歌ってそうっていうか、絶対直立不動では出せない声だと思う(笑)。

ジャーマンブラ
…続き

ZYKLON-B ★★ (2006-04-20 22:18:00)

Vo : Aldrahn(DODHAIMSGARD等)
Gt&Ba : Samoth(EMPEROR等)
Ds : Frost(SATYRICON等)
Key : Ihsahn(EMPEROR等)
…という豪華メンバーが結集したプロジェクト。
これだけバンド掛け持ちしてる人が多いと、関連付けも大変(笑)
SamothはZYKLONのインタビューで、「ZYKLONは毒ガスのチクロンBから
取った訳ではなく、嵐という意味だ」と言ってましたが、このバンド名は…

ZYKLON-B-BLOOD MUST BE SHED ★★ (2006-04-20 22:26:00)

ブラック界の豪華メンバーによる共演作。
再発盤は4曲入りですが、原盤は3曲入りだったらしいですね。

Trym以外のEMPERORのメンバーが二人とも参加しているという事で、シンフォニックなブラックを想像するかもしれませんが、意外にもロウでファストなブラックです。キーボードはほんの飾り程度にしか入っていませんが、やはりそこはIhsahn。最小限の音で最大限の効果を上げているように思います。例えて言うなら、真っ黒なブラックメタルサウンドをキーが照らし出した結果、妖しく蠢く人影が更に濃く見え、より強い恐怖を感じるといった雰囲気です。3曲目なんかはほんのちょっとですが、初期のEMPERORにも通じるものを感じたり。
ただ、正直言うとAldrahnの苦しそうながなりヴォーカルは少し苦手かも。なんか詰まってる感じがするんですよね…。

それにしても、歌詞カードに
…続き

ZYKLON-Disintegrate ★★★ (2008-05-26 19:10:00)

2006年発表の3rd。
仏像ジャケが印象的ですが、これSUNN O)))のSOMAが手掛けてたんですね…。

2ndは聴いてないんですが、サイバー/インダストリアルな要素を取り入れたブラックメタルのスタイルで、プロダクションもEMPERORの3rdのものをトレースしたようだった1stと比べるとほとんどデスメタルと化してますね。音質も分離やバランスが良くなり、より直接的に暴虐さを伝えるようになって、その中でSecthdamonの低音咆哮デス、Samothのリフ、Destructhorのリードフレーズ、Trymの豪腕ドラムの4者全てが上手く噛みあい、激烈さを表現してます。

1stよりもブラックらしさは減退しましたが、より狙いが明確になった感じで好きです。
私はこの手の音源は聴いていて激しさが気持ち良さに繋がるかどうかや、演奏、特にリフがかっこいいかどう
…続き

ZYKLON-World ov Worms ★★ (2004-09-02 20:38:00)

EMPEROR3rdが好きでサイバーな物がいける方に是非お勧めしたい、ZYKLONの1st。

音的にはEMPEROR3rd位の音質で、ブラック特有の邪悪さや荘厳さの代わりにサイバーな要素を追加して更にブルータルにした様な音…というのが近いでしょうか。バンドが変わってもやっぱりTrymのブラストは凄いの一言。殆ど音の壁と化してます…「荘厳さが無いんじゃなぁ…」と敬遠されている人は⑦のWORM WORLDという曲を聴いてみて下さい。「流石Zamoth様!!」と崇めたくなる位に(笑)荘厳で邪悪なリフが出てきます。

ヴォーカルはLimbonic Artというバンドからのゲスト参加らしいのですが、かなり上手いです。①のイントロのハイトーンなどを聴くと普通に歌っても上手そうな声をしています。ただ個人的にはもっとエグい声のほうが良かったですね。またUlverのTrickst
…続き

ZYKLON-World ov Worms-Chaos Deathcult ★★★ (2005-05-03 22:14:16)

キリスト教の「審判の日」や死後に輝かしい世界が待っているという思想を、「命を否定するカルト宗教」と定義し非難する曲。
ブラックメタルの世界観に耽溺していたらいつのまにか近未来の人体実験場に連れて行かれたかのような曲で、Akkerhaugenも加わり3人がかりで作曲しているだけあってリフが良いです。

ZYKLON-World ov Worms-Storm Detonation ★★ (2005-05-03 22:14:34)

この歌詞はカルトリーダーの頭の中を具現化したものらしいですね。
タイトル通り、手数の多すぎなドラムと暴虐なリフが暴風雨を巻き起こすかのような楽曲です。

ZYKLON-World ov Worms-Terrordrome ★★ (2005-05-03 22:14:54)

人類の自分達を絶滅させることの出来る能力についてや、広島への原爆投下について考え、もし同じ事が行われたらどうなるかについて言及した歌詞が印象的な曲。歌詞を担当しているのはあのFaustですが、彼は日本の今の平均的な若者よりずっとこういう事を真剣に考えているんじゃないかと思います。

ZYKLON-World ov Worms-Transcendental War: Battle Between Gods ★★★ (2005-05-03 22:15:08)

Trickster GことGarmが普通声で参加している曲。
やっぱり彼の声って気品があって良いです。Daemonもそれに応戦するかのようにメロディを加えたデスヴォイスで対抗し、正に「神々の黄昏」に相応しい破滅的な合唱(?)を奏でています。

ZYKLON-World ov Worms-Worm World ★★★ (2004-09-02 20:37:55)

ブラック特有の荘厳リフがかっこいい曲。
寒気で体が攀じれそうになる程の優良リフですね(笑)
ZYKLONを敬遠しているEMPERORファンにも是非聴いて欲しい楽曲です。

cali≠gari ★★ (2004-10-06 10:54:00)

昭和歌謡に始まりフォークやテクノ、ジャズなど様々な音楽性に手を出すごった煮音楽集団・cali≠gari。
村井研次郎さんのスラップ・ベースや桜井青さんの時に人間の感情を上手く描写し、時にグロさとポップさを両立させる作詞能力は一度聴いた者を虜にしてしまう力を持っています。
更に「嘔吐」「マグロ」「君が咲く山」などの一聴するとポップで能天気に思えるのに、実は良く歌詞を読むとグロい…という新しいジャンル「奇形メルヘン」を発明し、既存の音楽の模倣に留まらない深い才能を感じさせます。
それにしても、青さんはともかく、秀仁さんの詞って難しすぎると思いません?
「近代的コスメ唱歌」なんて分かり易い皮肉で面白いですが、曲によっては何の事を歌ってるのかさっぱり分からないものもあったり。

cali≠gari ★★ (2005-04-16 14:26:00)

>szさん
別に無理に好きになる必要はないと思いますよ。
私は「マグロ」「君が咲く山」等のグロさとポップさの両立や
「デジタブルニウニウ」「東京病」を同じアルバムに入れるセンスには感銘を受けますし、
「冷たい雨」「ただいま。」等の歌詞にはほろりとさせられてしまいますが、
そういうのって他人に強制できるものではないと思います。
むしろ良い所を探そうと思って無理に聴くと、より嫌いになってしまう恐れもあるかもしれないですしね。
ただ、「この曲を聴け」という主旨のページでそういう発言をわざわざ書き込む心理というのは、どうも理解しかねますが…
>中曽根栄作さん
ホモ=桜井青さん、天然=武井誠さんですね(笑)
このバンドって変なキャラ付けも面白いですよね。戦隊モノみたいな(?)。

cali≠gari ★★ (2005-05-18 20:47:00)

>ポナイポさん
登録どうもです。でも大丈夫ですよ。
「青春狂騒曲」はアルバム「8」にちゃんと入ってます。

cali≠gari-8 ★★ (2005-05-14 22:27:00)

2003年発表の、メジャーでは2枚目となるオリジナルアルバム。
このアルバムを出した後、暫くの後にバンドは活動停止になってしまいます。
「実験室」の名こそ付いていませんが、実験的な要素は以前よりも強くなったアルバムで、
「虜ローラー」「読心」などの空間全体を利用した、メロディよりも音響を重視した作品が
特に耳を引きます。これらの楽曲と「新宿ヱレキテル」「破れた電報」などの情念を込めた曲の
乖離を見るに、活動停止も仕方ないのかなぁ…と思います。その後出された秀仁さんの
プロジェクト「goatbed」の1stも買いましたが、殆どテクノになってましたし。
そんな中で、音響と情念を折衷させた名曲が「パイロットフィッシュ」。
ドワ~とした響きの低音と破滅的かつ日常的な歌詞が不気味なほどにマッチしています。
また、音響重視以外の、バンドサウンドで
…続き

cali≠gari-8-その行方 徒に想う・・・ ★★ (2005-05-17 23:06:53)

いきなりな打ち込み音で始まる曲。タイトルは「そのゆくえ、いたずらにおもう・・・」と読みますが、私は普通に「あだにおもう・・・」と読んでました…
曲のテーマは「いかにグルーヴ感を出さないか」らしいです…ひねくれ過ぎ(笑)歌メロがぶつ切りで、全くキャッチーじゃないのは、歌メロがこうであってもポップに仕上げられると証明したかったのでしょうか。

cali≠gari-8-ダ・ダン・ディ・ダン・ダン ★★ (2005-05-17 23:20:01)

シングル曲を除けば、アルバム中で最もポップな曲。
…とはいっても、途中いきなりコーラスをバックに語りをやったり、テクノっぽくなったりするので練り込み度は他の曲以上。キメが多いので、バンドで合わせたら楽しそうです。

cali≠gari-8-パイロットフィッシュ ★★★ (2004-10-01 14:22:27)

ドワ~ンと歪んだ低音が閉鎖的な空間を演出する曲。
こういう空間を利用した曲というのは得てして歌メロが弱くなりがちですが、この曲では「およげ!たいやきくん」を思わせる哀愁あるメロディを聴く事が出来ます。タイトルの「パイロットフィッシュ」とは水槽の水質調整のために先に水槽に入れられる魚の事。

cali≠gari-8-新宿ヱレキテル ★★ (2005-05-17 22:57:50)

桜井青さんの歌う、新宿2丁目系(?)情熱歌謡。
巻き舌入ってたり、くどすぎるほどくどい(誉めてますよ、念のため)ヴォーカルが非常にいい味出してます。青さんのヴォーカルではこれが一番好きですが、「パイロットフィッシュ」「破れた電報」という、物凄い暗い曲に挟まれる曲順は合ってないと思う。

cali≠gari-8-青春狂騒曲~青雲立志編~ ★★★ (2005-05-17 22:52:42)

アルバム中、一曲だけ明らかに浮いてる爽やか疾走系の曲。もともとcali≠gariに取ってはメロディの良さも武器の一つだと思うんですが、その楽曲の中でも最上級に良いメロディです。個人的には、シングルもしくはベストに入ってる台詞無しのテイクの方が好き。

cali≠gari-8-白い黒 (2005-05-17 23:16:05)

一言で表すと、なにがなんだか分からない曲。
攻撃的にも聴こえるし、シンセの音色はムーディーだし、そうかと思えば鈴木慶一さんの演説とか入ってるし…未だにこの曲、よく分からないです。「知にまみれた正常。気は平気か?」=「血にまみれた星条旗は兵器か?」の掛け言葉の上手さには唸らされます。

cali≠gari-8-虜ローラー ★★ (2004-10-02 09:35:00)

テクノ好きの石井秀仁さんらしい、凝りに凝ったリズムを持つ曲。
cali≠gariの曲の中でも空間的要素の強い曲で、コーラスの使い方やリズムに耳を傾けると段々気分が良くなっていきそうです。

cali≠gari-グッド・バイ ★★ (2004-10-06 10:55:00)

活動休止に合わせて出されたベスト盤。新曲2曲入りで既存曲も一部録り直されていたりします。
奇形メルヘンな「君が咲く山」、泣けるバラード「冷たい雨」、アンビエントな感触の強い「空想カニバル」、テクノ色の強い「フラフラスキップ」など、その多彩な音楽性を一通り網羅しているので、cali≠gariの楽曲を初めて聴く人にはもってこいのアルバムだと思います。
…ですが、あまり同路線の曲は入れない方針が貫かれているためか、「ただいま。」や「『依存』という名の病気を治療する病院」などのスタンダード性を持った曲がイマイチ少ないのが少しネックです。

cali≠gari-グッド・バイ-まほらばぶる~ず ★★ (2004-10-06 10:56:37)

「第7実験室」収録曲のリメイク。
第7~の時は著作権により歌詞を改訂せざるを得なかったんですが、こっちでは元の歌詞のまま歌っています。歌われる内容は全て太宰治が川端康成に対して送った芥川賞の受賞を哀願する書簡からの引用で、「経済的にすくはれたなら」とか「私を見殺しにしないで」とか歌われるのを聴くと、あの大作家も必死だったんだなぁという事が分かって面白いです。
ただ、ヴォーカルが第7~の時より細くなっているのがネックでしょうか。

cali≠gari-ブルーフィルム-ブルーフィルム ★★ (2004-10-01 14:23:28)

まるで青春映画のエンディング・テーマかのような、爽やかなメロディで疾走していく曲。ハイハットの刻みがフィルムリールの音の様に聴こえるのは狙っているのでしょうか。ベスト盤には1stプレスのテイクが使用されていますが、個人的には2ndプレスで取り直したヴァージョンのほうがヴォーカルが前に出たミックスで気に入っています。

cali≠gari-ブルーフィルム-真空回廊 ★★ (2004-09-29 21:42:26)

たおやかなピアノをメインとした、3拍子の楽曲。
音響面での「美しさ」はcali≠gariの曲の中でも上位に食い込む曲だと思います。サビでたおやかさを打ち消さずに視界が広がる展開も見事。


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