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Usher-to-the-ETHERさんの発言一覧(評価・コメント) 801-850
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AVERSE SEFIRA-Battle's Clarion-...Ablaze
AVERSE SEFIRA-Battle's Clarion-Deathymn
AVERSE SEFIRA-Battle's Clarion-The Nascent Ones (The Age Geburah)
AVERSE SEFIRA-Homecoming's March
AVERSE SEFIRA-Tetragrammatical Astygmata
AVERSE SEFIRA-Tetragrammatical Astygmata-Cremation of Ideologies
AVERSE SEFIRA-Tetragrammatical Astygmata-Transitive Annihilation
AVERSIO HUMANITATIS
AVERSIO HUMANITATIS-Abandonment Ritual
AVERSION TO MANKIND-Suicidology
AVICHI
AVICHI-The Devil's Fractal
AVSKY
AVSKY-Mass Destruction
AVSKY-Mass Destruction-Mass Destruction
AVSKY-Mass Destruction-Mushroom Cloud
AVSKY-Mass Destruction-Possessed
AVSKY-Mass Destruction-Until Nothing Remains
AVSKY-Mass Destruction-Vultures
AXIS OF ADVANCE-Obey
AXIS OF ADVANCE-Obey-Cube of Odium
AXIS OF ADVANCE-Obey-God-Eye Command
AYUTRICA-ENDE DER TRAUMEREI
AYUTRICA-ENDE DER TRAUMEREI-エンデ デア トロイメライ - ENDE DER TRAUMEREI
AYUTRICA-ENDE DER TRAUMEREI-偽りの花嫁 - DIE LUGENHAFTE BRAUT
AYUTRICA-ENDE DER TRAUMEREI-硝子の城 - SCHLOSS AUS GLAS
AZAGHAL-Helvetin Yhdeksan Puria
AZAGHAL-Helvetin Yhdeksan Puria-Kohti Unden Aikakauden Alkua
AZAGHAL-Helvetin Yhdeksan Puria-Kuningas Ruton Hossiva
AZAGHAL-Omega
AZAGHAL-Omega-Quetzalcoatl
AZAGHAL-Omega-Taman Maailman Prinssi
AZARATH
AZARATH-Praise the Beast
AZRAEL (US)-ACT Ⅲ : SELF & ACT Ⅳ : GOAT
AZURE-Moonlight Legend
Acid Black Cherry-BLACK LIST-Black Cherry
Acid Black Cherry-BLACK LIST-SPELL MAGIC
Acid Black Cherry-Spell Magic-シャイニン・オン 君が哀しい
Angel of Death
Angelo-Design-FATE
Angelo-Design-Speak to deep colors
Angelo-FACTOR-Collapse parade
Angelo-FACTOR-Experiment
Angelo-FACTOR-FACTOR
Angelo-FAITH-Doll
Angelo-FAITH-OUTBREAK
Angelo-FAITH-評決
Angelo-METALLIC BUTTERFLY-PANDEMIC
Angelo-METALLIC BUTTERFLY-薄紅の欠片

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AVERSE SEFIRA-Battle's Clarion-...Ablaze (2008-01-17 01:07:19)

ラストに相応しい、不吉さを撒き散らしながらの突進がかっこいいです。…が、終わり際のSEがうるさい!!なのでマイナス一点で(笑)

AVERSE SEFIRA-Battle's Clarion-Deathymn ★★★ (2008-01-17 01:04:54)

Lord Imperial(KRIEG)とMkM(ANTAEUS)ゲスト参加の曲。
次元に穴が空き、魔が溢れ出してくるような音がバンドサウンドに絡み、かなり邪悪な雰囲気を醸し出してます。このSE(?)や最後の絶叫が二人が参加しているパートでしょうか。

AVERSE SEFIRA-Battle's Clarion-The Nascent Ones (The Age Geburah) ★★★ (2008-01-17 01:06:08)

聴いていると肌が腐食して融け落ちていきそうな、薄気味悪い酸性のメロディが堪能出来る曲。特に前半、ねちっこい絶叫を聴かせるヴォーカルがいいですね。本作でのベストパフォーマンスだと思います。

AVERSE SEFIRA-Homecoming's March ★★ (2008-08-25 22:14:00)

99年発表の1st。

この時点では「Advent Parallax」で見せたようなリフとリズムの絡み合いの複雑さはそれほど感じられないものの、メロウさ、甘美さ、寒々しさよりもカオティックでダーティな雰囲気の、「甘くない」メロディをトレモロリフで弾きつつ疾走するというスタイルは既に仕上がっている感じですね。12分超えの曲をSE以外ほぼ疾走で押し通したり、近作よりも衝動性の高い音楽だと思います。特にヴォーカル、最新作ではMikkoに少し近くなり威風も出てきた感じですが、こっちの方がストレートにエグくて個人的には好きです。

また、もう一つの大きな特徴としてはSEの多用が挙げられると思います。LADY OF THE EVENING FACEというアーティストが作っているようですが、ドローンやサンプリング等を駆使した音は、それだけ抜き出して拡大しても面白いものが出来そう
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AVERSE SEFIRA-Tetragrammatical Astygmata ★★★ (2009-01-17 18:33:00)

2005年発表の3rd。

個人的に、このバンドの真の凄みはこのアルバムから発揮されてるんじゃないかと思います。次作「Advent Parallax」で見せた、一つのリフで引っ張る事をよしとせず、幾つものリフを折りあわせ、リズムもそれに合わせて複雑に変えていくことで展開を付けていくスタイルはこの作品で確立されてますね。こうした作風のせいなのか、普通のファストブラックよりも神秘性や禍々しさなど、スピリチュアルな部分により迫っている音だと思います。北欧勢と比べるとややリフが無愛想で、しかも展開が複雑なため多少取っ付きにくいのも次作と同様(笑)。

しかし、アーティスティックな狂気がより高まった感のある次作よりも、この作品の方がより直接的な暴力性は上。特にドラム、時折入れてくるブラストの速さが常軌を逸してます。このバンド、デスメタルの影響も受けてるらしいですが、このアル
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AVERSE SEFIRA-Tetragrammatical Astygmata-Cremation of Ideologies ★★★ (2009-01-17 18:35:30)

リフがややメロディアスになると同時にグラインドレベルの鬼ブラスト、少し溜めてからまた同様に鬼ブラストの繰り返しが強烈な曲。余りの凄まじい音に意味もなく謝りたくなります(笑)。ヴォーカルもどうかしてる。

AVERSE SEFIRA-Tetragrammatical Astygmata-Transitive Annihilation ★★★ (2009-01-17 18:36:59)

悪意が渦巻いているようなメロディの醸し出す無慈悲な雰囲気も然る事ながら、メロディの盛り上がりに合わせて鬼ブラストかましたり、ブラスト基調をしつつリフの動きに合わせて変化付けたり、ドラムの巧者振りが光る曲。このバンドのドラマーはもっと評価されても良いのでは…。

AVERSIO HUMANITATIS ★★ (2013-06-22 17:20:11)

スペイン産鬱ブラック。
PRIMIGENIUMのライブメンバーでもあるLugubre氏が在籍。

AVERSIO HUMANITATIS-Abandonment Ritual ★★★ (2013-06-22 17:26:25)

2011年発表の1st。
最初はEgg of Nihilismからテープで250枚限定という限られたリリースでしたが、翌年Self Mutilation ServiceによりCD化されました。CD盤は500枚限定。

なんか裏ジャケの曲名を見てるだけで、世の中に不満を持ってるのがヒシヒシと伝わってきそうですけど(笑)、意外なことに鬱ブラックとしてはかなり聴きやすい路線。多少ノイジーながら厚みのあるリフ、適正な音量で鳴らされるドラムによる音作りはブラック慣れしていれば心地良さしか感じませんし、スローパートに重きを置きすぎず、ブラスト疾走を多用し、ロック的なミディアムも交えたドラマティックながら(このジャンルとしては)コンパクトな曲構成もあって、鬱系としては非常に求心力に富んだ音。

そして鬱系のトレードマークである、主にトレモロリフによって奏でられる鬱メロディ
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AVERSION TO MANKIND-Suicidology ★★★ (2014-09-26 22:37:25)

元は2013年にデータで発表されていた1stアルバムの音源を、日本のレーベルであるMaa ProductionsがCD化して2014年にリリースしたものらしいですね。Maa盤には以前にリリースされたEP「Apotheosis」が丸々ボーナスで入っており、かなりお得。

一言で言うなら、閉塞感特化型のディプレッシブブラック。楽曲はバラエティに富んでおり、どす黒いエネルギーで塗り潰すかのごとき、低音も効いたリフが息の詰まるような感覚を演出しつつ、ブラストも使用し攻撃的な印象の「Shrouded in Thorns」が動の閉塞感を描いてるとしたら、歪みの少ないサウンドで、アルペジオの残響音が空虚に響く「Tripolarity」は静の閉塞感を描いている、とでも言えそう。

凶暴なバンドサウンドを挟む、澱んだアルペジオが凄まじく印象的なタイトル曲を始め、曲展開のパターンは少
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AVICHI ★★ (2011-07-30 21:32:56)

アメリカ産ブラックメタルバンド。
現在はNACHTMYSTIUMのAamonaelの一人体制で活動している模様。

AVICHI-The Devil's Fractal ★★★ (2011-07-30 21:34:53)

2011年発表の2nd。

ぶっちゃけNACHTMYSIUMメンバーのプロジェクトと、Profound Lore Recordsからのリリースというネームバリューで買ってしまったんですが、これが予想を超える素晴らしさ。…こういう褒め方はバンドにとって不本意かもしれませんが、最近のDEATHSPELL OMEGAの、聴き手の目の前に神や魔のような、超常的な存在となって顕現するかのような、ふてぶてしいまでの存在感を、テクニカルな演奏やブルータリティといった要素を使わず表現したような作品だと思います。

辺りをベタで平らに黒く塗りつぶすような、妙な太さのあるリフの音色や、ヴォーカルの威厳を込めてサタンの預言を説くような低音などから受ける聴き心地、基本的にリフ押しの、プリミティブブラックの延長上にあるような作風は、むしろDSOの3rdに近い感触を覚えるんですが、メロディ
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AVSKY ★★ (2010-07-22 00:49:00)

スウェーデン産ブラックメタルバンド。
バンド名はスウェーデン語で「嫌悪」の意味だとか。
そりゃ、同郷なら被ってもおかしくはない単語ではありますよね(笑)。

AVSKY-Mass Destruction ★★★ (2010-07-22 00:44:00)

2007年発表の1st。
ぶっちゃけ、ONDSKAPT、IXXIのAvskyのバンドだと思って購入しました(笑)。実体は全く別の二人組みだったんですが、これが思わぬ良盤。

路線は、一言で言えば毒の効いたメロディを乗せたオールドスクールなブラック。ミディアム中心のリズムにはどこか「気怠さ」が漂っているような雰囲気で、それがWATAINやONDSKAPTに通じる毒々しさに、更に壊れた感覚を加えたグロテスクなメロディと凄くマッチし、独特な空気感を生んでると思う。毒が体に回り、強烈な倦怠感と共に視界がグルグルと回っているような感覚。当然「ダルい」音という意味ではなく、聴いていると毒々しさに意識が朦朧としてくるような音。

その毒に染まった音の中にあって、一際異彩を放っているのがヴォーカル。(BURZUMの)Count風悲痛絶叫、(SILENCERの)Nattram
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AVSKY-Mass Destruction-Mass Destruction ★★★ (2010-07-22 00:46:48)

「大量破壊」のタイトル通り、アルバム中最も攻撃的に疾走する曲。
この曲は高音の悲鳴が(SILENCERの)Nattramnにそっくりですね。それだけでなく、ヴォーカルのテンションの変化の具合が、マジに病んでる人みたいで怖いんですよね…。表現力ありすぎ。

AVSKY-Mass Destruction-Mushroom Cloud ★★★ (2010-07-22 00:48:34)

最初の壊れきったメロディから、ヴォーカルの第一声が入った時点で、もうまともな感性で付き合える音楽を演ることを放棄してしまってますね(笑)。このバンド、ヴォーカルも素晴らしいですが、何気に「メロディで語れる」バンドなんじゃないかと思う。

AVSKY-Mass Destruction-Possessed ★★★ (2010-07-22 00:47:43)

言い過ぎかもしれませんが…この曲のメロディセンスは、ぶっちゃけ久石譲さんクラスだと思う。方向性がまっったく別のベクトルを向いてるだけで(笑)。短いインストですが、このグロペジオだけでもう大満足。

AVSKY-Mass Destruction-Until Nothing Remains ★★ (2010-07-22 00:49:27)

ミニマルな展開で聴き手の心を蝕むラス曲。
最初の「ゥイイー」っていう声からして最高ですね(笑)。こんな声、出せるようになりたいわ…ほんと、どっから声出してるんだか。しかし、普通にがなるパートではエクストリームメタルのヴォーカルとして真っ当なかっこよさがあるから困ります(笑)。

AVSKY-Mass Destruction-Vultures ★★★ (2010-07-22 00:46:03)

まずホイッスルヴォイスで「おお…」と感心し、泣き気味の気持ち悪すぎなノーマル声で「うぎゃー、キモッ」と引きかけ(笑)、ラストの噛み千切るような凄みの効いたグロウルで「いったい何なんだこの人は…」と思いました。ヴォーカルの表現力は、AttilaやNattramn以上かもしれません。

AXIS OF ADVANCE-Obey ★★ (2008-10-25 21:29:00)

2004年発表の3rd。DISK UNIONのブラックメタル特集の冊子でもこの作品が取り上げられてましたね。

冊子でも紹介されていた通り、勢いに任せてごり押しする、ダーティなファストブラック。ノイジーな音色のギターと重いベースによってドス黒い塊が音の真ん中に居座っているかのような音像が作り出され、そこに抜けのいいドラムが合わさって凄まじい迫力の音になってますね。特に手数が多く緩急自在のドラムは素晴らしく、ただブラストが速いだけじゃなくて、変化に富んでいて更に体感速度や迫力を上げていると思います。ドラム聴いてるだけで銃弾の雨が降り注いでくる様が浮かぶよう。

MARDUK(の6th)が戦車によって蹂躙する感じなら、こっちは狂った指揮官と洗脳された銃兵たちによる兵団に問答無用で一斉射撃される感じ。この兵団、攻めあるのみで絶対補給とか撤退とかのまどろっこしいコマンドな
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AXIS OF ADVANCE-Obey-Cube of Odium ★★ (2008-10-25 21:31:05)

なんか、メロディが軍歌に聞こえるんですが…
ウォーブラックという先入観のせいでしょうか。

AXIS OF ADVANCE-Obey-God-Eye Command ★★ (2008-10-25 21:31:58)

スローパートの使い方も印象的ですが…このバンドの場合、スローパートがファストパートにいたる布石なんかではなく、あくまでも「攻撃」って感じですよね。ファストパートが銃殺なら、スローパートでは毒ガスでも流してそう。

AYUTRICA-ENDE DER TRAUMEREI ★★★ (2009-07-20 11:06:00)

2008年発表の1st。

ゴシックメタルの中でも歌メロにかなり重きを置いた、「歌謡ゴシック/メルヘン」とでも呼べそうな路線の作風ですが、このバンドは「ゴシック」の解釈が極めて日本人的なことが特徴だと思います。ゴシック特有の耽美さ、頽廃性が日本の(アニメ/ゲーム/漫画などの)モダン文化を通過することでデフォルメされ、大分受け入れやすく分かりやすくなっている感じで、ゴシックメタラー以外の音楽ファンにも充分受け入れられそう。アートワークや歌詞などはフェミニンな雰囲気ですが、それがゴス的な繊細さを軟弱さではなく、上品さや高貴さとして出力している感じがするのも個人的にかなりツボなポイント。

ヴォーカルは媚びる事も力みすぎる事もなく、聴きやすいながらもエモーショナルかつ上品な歌い方でかなり上手いと思う(個人的にしゃくり上げすぎる女性Voは苦手なので、彼女のような情感の込め
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AYUTRICA-ENDE DER TRAUMEREI-エンデ デア トロイメライ - ENDE DER TRAUMEREI ★★★ (2009-07-20 11:11:35)

アルバム最強のクサい歌メロが聴ける曲。
ゴス的な耽美な、暗い情熱の感じられる曲で別に明るい曲じゃないんですが、タイトルを歌い上げる所や、「♪この身を引き裂き」の所なんてテンション上がりすぎて拳突き上げたくなります(笑)。打ち込みを巧みに利用していたり、ゴシック「メタル」であることに然程拘っていないような印象もあるんですが、その柔軟さがあるからこそ、暗い耽美さや頽廃性と高揚感をここまで高いレベルで両立できる曲が出来たのでしょう。

AYUTRICA-ENDE DER TRAUMEREI-偽りの花嫁 - DIE LUGENHAFTE BRAUT ★★★ (2009-07-20 11:09:22)

メロディも実に取っ付きやすいし、パッと聴いた感じでも名曲の風格充分な曲である事は分かるんですが…打ち込みツーバスとベースを絡ませたフレーズなど、良く聴くと細部までしっかり作りこまれている感じ。これ聴いて有望なアーティストが現れたことに狂喜したゴシック好きも多いのでは。

AYUTRICA-ENDE DER TRAUMEREI-硝子の城 - SCHLOSS AUS GLAS ★★ (2009-07-20 11:10:26)

音像はゴシックメタル的なんですが…メロディ使いや音色の選び方にトラッドの影響も感じられますね。海外のゴシックには少ない組み合わせなので結構貴重かも。それも歌ものとなれば更に貴重。

AZAGHAL-Helvetin Yhdeksan Puria ★★ (2009-01-15 19:50:00)

99年発表の1st。

最新作「Omega」ではかなり年季の入った、筋金入りの邪悪なブラックを聴かせ、最早フィンランド産アングラブラックの中でも有数のバンドとなった感のある彼らですがこの時点ではDISSECTIONをチープにしたような、垢抜けなさの残るブラックメタルを演ってますね。

きちんと展開は練りながら、2~3分の曲が多く、もうひと展開欲しい所で終わったり、音質がクリアながらかなり薄かったり、確かに安っぽさはあるんですが、メロウなトレモロリフを高音で掻き鳴らしたり、やけくそに疾走したりヴォーカルパートに魔王のようなグロウルを重ねたり、DISSECTIONよりも形振り構わない雰囲気があって、それが独特の味に繋がっているように思います。特に、トレモロリフの高音を強調した音にはどこか繊細さもあり、メロデイセンスの高さと相まって作品をより魅力的なものにしていると思い
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AZAGHAL-Helvetin Yhdeksan Puria-Kohti Unden Aikakauden Alkua ★★★ (2009-01-15 19:51:36)

どうしてもDISSECTIONの影がちらつく曲。
パートによってはかなりそっくり(笑)。しかし、この頃からメロディセンスは素晴らしいものがあります。

AZAGHAL-Helvetin Yhdeksan Puria-Kuningas Ruton Hossiva ★★ (2009-01-15 19:52:23)

ホラー系RPGの地下迷宮のBGMに使われそうな、暗めのメロディが美しい曲。やけにそっけなく終わりますが、それもまた味でしょうか。

AZAGHAL-Omega ★★★ (2009-01-15 19:45:00)

2008年発表の7th。
このバンドももうかなり作品数を重ねてきているし、バンドの中心人物であるNarqathは数多くのブラックメタルバンドを掛け持ちしている事で知られているらしいですが、確かにこれは風格すら漂う音ですね…。

アトモスフェアやミニマリズムではなく、メタルの強固なアンサンブルでブラックの邪悪さを描いていく、WATAIN辺りと似たスタイルですが、AZAGHALの方がノイジーで勢いのある音で、よりアングラ感の強い音。ブラックの邪悪さを求めた結果としてメタルとしてのかっこよさが付いてきている雰囲気は、メジャーなバンドとは一線を画すものがあると思います。

出音的には紛れもなく「真性ブラック」そのものという感じなんですが、ギターソロやノーマル声、キーボードなどその手のバンドが割と避けがちな手法も積極的に取り入れつつ、ドス黒い雰囲気作りは一貫している所
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AZAGHAL-Omega-Quetzalcoatl ★★★ (2009-01-15 19:47:51)

キーボードのメロディはまるで「密教のBGM」ですが、バンドの音自体は結構メタリックでかっこいい。でもそれが雰囲気を損なうことなく、却って邪悪さを増している結果になっているのが凄い。後半、涅槃に達したような雰囲気の後の疾走も極悪。

AZAGHAL-Omega-Taman Maailman Prinssi ★★★ (2009-01-15 19:47:05)

捻れたメロディの毒々しさ、ノイジーな音質による陶酔感、アンサンブル自体の持つ暴力性が見事に合わさった名曲。1曲目にして評判通り・期待通りの音に大満足です。

AZARATH ★★ (2012-04-14 22:58:31)

ポーランド産デス/ブラック。
BEHEMOTHのInfernoも参加してるバンドです。
バンド名の響きが「あざーっす!」と似てて覚えやすいです(笑)

AZARATH-Praise the Beast ★★★ (2012-04-14 23:01:02)

2009年発表の4th。

BEHEMOTH人脈ということで興味を持って取り合えず買ってみたんですが、近年のBEHEMOTHやHATE辺りに近い、ブルデスとブラックを足したような路線で期待通り。野太く迫力のあるグロウルや中近東系の邪悪なメロディを練り込んだうねりのあるリフ、重厚なファストパートの畳みかけなど、ベースはブルデスですが、全体に漂うサタニックな雰囲気、アナログ感を感じさせるRAWなプロダクションなどブラック的な部分も色濃く感じられるスタイル。

特に前述のバンドよりも、リフがメロディアスな作りになっているのが良いですね。左右のチャンネルに分けられたギターが絡み合いながら弾かれる、瘴気漂うようなメロディはブラックらしい粗めの音質に良く映え、うっとりと聴き入れます。反面ギターやドラムのヘヴィさはBEHEMOTHやHATE辺りに一歩譲るものの、個人的には乾いた
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AZRAEL (US)-ACT Ⅲ : SELF & ACT Ⅳ : GOAT ★★★ (2011-09-28 20:46:56)

2007年発表の…3rdという扱いでいいのかな?
タイトルからして3枚目と4枚目のカップリング再発とかかと思ったんですが、元からこの形でリリースされてるみたいですね。ちなみに発売元はLEVIATHANなどのリリースでもお馴染み、信頼と実績のMoribund Cult。

やはり実績のあるレーベルが目を付けるだけあって、個性的かつ毒々しいダークさのあるブラックメタルを演っていますね。アトモスフェリック系に近い音色の、黒い霧が吹き出すようなリフの音色に包まれ、リズム面でも引っ掛かりを持たせたアヴァンギャルド寄りのアンサンブルを聴かせるスタイル。個人的な印象としては、LEVIATHANに少しだけVED BUENS ENDEのエキスを垂らした感じ。

ただ、音像重視型のアトモスフェリック・ブラックと比べると、こちらは展開にしろリフのフレーズにしろ、かなり実体的である
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AZURE-Moonlight Legend ★★ (2012-05-18 22:44:23)

99年発表の1st。

ブラックメタルバンドらしからぬバンド名(azure=空色)、ファンタジーの物語の情景を切り取ったジャケ、具体的なストーリーを下敷きにしたコンセプトの書かれたブックレットなどから、相当期待して聴いたんですが…一聴して痩せた、薄っぺらい音作りに落胆、ギターソロやアコギを取り入れたドラマティックな曲調とのチグハグ感も相俟って、いまいちとの評価を下したまま、暫く封印入ってましたが…再度聴いてみたら意外に良いアルバムに思えてきました。

前述したように、ドラマティックな構成とコンセプチュアルな世界観を武器に聴かせるメロブラなんですが、メロい刻みにしろトレモロにしろ、ただ漫然と弾いてるような感じじゃなく、常にフレーズにピリッとした緊張感が漂ってる感じなんですよね。音質を上手く脳内補完できれば、彼らのダークファンタジーな世界観に引き込まれること請け合い。
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Acid Black Cherry-BLACK LIST-Black Cherry ★★★ (2007-10-17 23:31:28)

「BLACK JACK」や「Dry?」にも通じる、アップテンポなシャッフルチューン。やっぱりこういう曲を聴くとyasuさんってメロディセンスに優れてると思いますね。早口で楽しそうだし、カラオケで歌っても面白そう。
…でも、「あっ、あっ、あっ、あっ、中に出して~♪」はエロはエロでもちょっと下品に聴こえるかも(笑)。まあ、インタビューで曲のタイトルに付いて臆面も無く「キ○○マ的な」とか言ってましたからね(笑)。それも持ち味ってことで。

Acid Black Cherry-BLACK LIST-SPELL MAGIC ★★ (2007-10-17 23:36:35)

JANNEのハードな曲が好きな方にも受けそうなかっこいい曲。
…ソロになると音楽的実験をしたり、自己の内面を描くような志向が強まったりするアーティストが多いですが、彼の場合(取り合えず現時点では…この曲はソロ第一弾シングル)バンドの時のキャッチーさを更に追求したような作風になっている所が「らしい」ですね。

Acid Black Cherry-Spell Magic-シャイニン・オン 君が哀しい ★★ (2007-10-17 23:42:33)

彼のルーツにはやっぱり歌謡曲/ポップスがあるんだなぁ…と実感できる一曲。メロディが一昔前のポップスって感じで、聴いてて一回り前の世代の人たちとカラオケ行った時のような気分になってきます(笑)。

Angel of Death ★★★ (2004-07-24 12:16:44)

ギターソロがかっこいいです。この曲、カラオケに入ってるのが凄い…個人的な好みを言わせて貰えばデスヴォイスで歌って欲しかったかも。

Angelo-Design-FATE ★★★ (2016-02-27 10:21:18)

アルバムカラー同様、(以後の作品と比べて)バンドサウンド抑え目、歌メロ重視な感じで今のAngeloとは色が違う印象なんですが…それを抜きにして凄く良い曲。Angeloが一般的なV系ロックを演ったらどんな感じか…というのを、高いクオリティで表現した曲という感じ。アニメタイアップも付きハクも十分に付いた、Angeloポップサイドの傑作。

Angelo-Design-Speak to deep colors ★★★ (2016-02-27 10:25:05)

サビの、余りにも叙情的にも程があるメロディが印象的な曲。このサビに関してはもうJAPANが付いてからのXとか、Toshiさんのソロのバラードかってくらい「聴かせる」メロディだと思う。メンバーチェンジ以後のロック色強いAngeloから遡って聴いていると何があったのかと思うくらいメロメロにメロウな曲。

Angelo-FACTOR-Collapse parade ★★★ (2015-12-28 23:19:35)

イントロの、カオティックなトレモロリフの醸し出す雰囲気からして、なにか物々しい感じで期待してしまいますね。そしてサビでは、耳に残る、力強い響きのコーラスと雷鳴を思わせるドラミングが絡み合い、どこか終末的な光景が眼前に広がるかのよう…。ダークなだけでなく、再生の為の終末というか、そういう力強さも同時に感じられるように思います。

Angelo-FACTOR-Experiment ★★★ (2015-12-28 23:15:50)

AngeloってV系でも歌メロと演奏の絡みがかっこいいバンドだと思いますが、その中でもスリリングな絡みをする一曲ではないでしょうか。特に「郷愁観念の厚い壁は/壊さずドラマティックに演じて消し去る」の所がやば過ぎ。「ドラマティックに」で思わず拳を硬く握り締めてしまいますね…。サビの、独特なアプローチの歌詞も好き。

Angelo-FACTOR-FACTOR ★★★ (2016-02-27 10:29:30)

前アルバムのリードシングル「SCARE」を、バンドサウンドの緻密さや強固さはそのままに、もっとサビメロを目立たせてキャッチーにする方向で進化させたかのような楽曲。リフの展開やブレイクの入れ方など、バンドの絡みが美味しいポイントありまくりで聴いてて滅茶苦茶アガります。特に、イントロやサビ直後のリフへのドラムのフレーズが好き。洋ものヘヴィロックバンドが演りそうなダイナミックさが凄くかっこいい。

Angelo-FAITH-Doll ★★★ (2016-02-27 10:47:54)

目の前を遮られるようなイントロから、トレモロを交えたヘヴィなギターワークに繋げる出だしからして印象的な楽曲。リフ押しの強い曲ですが、衝動をそのまま形にしたような歌メロの乗せ方も見事。メロディや歌詞から、明らかに「Design」収録の「Noise」と関連している楽曲ですね。「Noise」では「終わり告げるノイズ」だったのが、こちらでは「終わりを告げる声」になってたり(ちなみにこの部分のメロディはほぼ一緒)、よりヴィジョンがクリアになりつつも、同時にシビアにもなっている感じ。

Angelo-FAITH-OUTBREAK ★★★ (2015-12-28 00:58:59)

個人的には、Karyu氏とギル氏が加入してからの新生Angeloの代表曲といえばこの曲ですね。攻撃的なABメロから、メロウなサビ…というパターンは珍しくないんですが、アレンジの緊張感や展開のメリハリが一つ抜けて素晴らしい。初見の人でもバンドの旨みのようなものをしっかり堪能できるであろう名曲です。

Angelo-FAITH-評決 ★★★ (2015-12-28 12:35:58)

前作のシングル曲「RIP」を更に発展させたような印象の楽曲。ごくキャッチーなマイナー調メロディに、疾走感溢れる演奏というのは、V系ロックが好きであれば誰もが嵌まれそうな感じがします。Pierrotの「新月」を聴いたときのような、ストレートにぶちのめされるような魅力を感じました。

Angelo-METALLIC BUTTERFLY-PANDEMIC ★★★ (2015-12-28 23:11:42)

アルバムの幕開けを飾る曲として、本当に素晴らしい曲ですね…あのキリト氏特有の確信に満ちて人を導くような、妖しげな魅力のあるメロディと、V系ロック的な攻撃性が融合しててホントかっこいい。サビ後半~大サビのメロディが和風テイストをキリト流に捻じ曲げたような、妙な魅力があって好きですね。そこに「母体回帰」「カタストロフィ」と、彼らしい単語が乗るのもグッド。惹かれます!

Angelo-METALLIC BUTTERFLY-薄紅の欠片 ★★★ (2015-12-28 23:06:05)

メタルにどっぷりだった私が、またキリト氏関連の音楽を聴いてみようと思ったのは実はこの曲がきっかけでした(既に「FAITH」が発売されてた)。やはり彼の書くメロウなメロディは本当に良いです。「ラストレター」「パウダースノウ」等の過去の超名曲と比較しても遜色ない、もしくはそれ以上のドラマ性を持つメロディ。
ただ、ここまでストリングスやキーボードを重視して、メロディの美しさを際立てたアレンジは5人体制のAngeloではあまりやらなそうです。…といって、あっさりその予想を裏切ったりもしそうですけど(笑)。


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