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Usher-to-the-ETHERさんの発言一覧(評価・コメント) 8601-8650
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片霧烈火-Ancient Colors Infinity Vol.3 饗旺ノ烈火-饗旺ノ烈火
片霧烈火-Ancient Colors Infinity Vol.3 饗旺ノ烈火-贈火
片霧烈火-Ancient Colors Infinity Vol.3 饗旺ノ烈火-纏
片霧烈火-Orbital Maneuver Phase:three Phototaxis-Lost Blue
片霧烈火-Orbital Maneuver Phase:three Phototaxis-Phototaxis
片霧烈火-Orbital Maneuver Phase:three Phototaxis-Positive Phototaxis
片霧烈火-Orbital Maneuver Phase:three Phototaxis-チサト
片霧烈火-Souls-Chronicle
片霧烈火-Volkslied2-フラスコボーイ
片霧烈火-かけらむすび-When They Cry
片霧烈火-みんのうた。-ふたりの場所
片霧烈火-みんのうた。-金色ナリ我ガ姫ノ月 - awnglier maguielaw elir
片霧烈火-みんのうた。-深淵舞踏
片霧烈火-キネマ・イン・ザ・ホール
片霧烈火-キネマ・イン・ザ・ホール-きねまむかしばなし「あなぼっこ」
片霧烈火-キネマ・イン・ザ・ホール-復讐の銃口
片霧烈火-キネマ・イン・ザ・ホール-墓守ヶ丘
片霧烈火-空の軋みと歪める世界の無き、声
片霧烈火-空の軋みと歪める世界の無き、声-とどきますように
片霧烈火-空の軋みと歪める世界の無き、声-のこされた希望
片霧烈火-空の軋みと歪める世界の無き、声-のこされた罪悪
片霧烈火-空の軋みと歪める世界の無き、声-みちあふるままに
片霧烈火-空の軋みと歪める世界の無き、声-界繋呪
片霧烈火-空の軋みと歪める世界の無き、声-世迷言
片霧烈火-空の軋みと歪める世界の無き、声-無くなるものへの鎮魂歌
片霧烈火-空の軋みと歪める世界の無き、声-軋地を渡れ祝福の祝詞
片霧烈火-晴れやかなるソラの行方
片霧烈火-晴れやかなるソラの行方-さあ皆歌えや踊れ
片霧烈火-晴れやかなるソラの行方-空が軋み、世界が歪み、無き声を上げた。
片霧烈火-晴れやかなるソラの行方-昏い森
片霧烈火-晴れやかなるソラの行方-世界は構築される
片霧烈火-晴れやかなるソラの行方-晴れやかなるソラの行方
片霧烈火-晴れやかなるソラの行方-総意
片霧烈火-約束の日にはきみと二人で/この素晴らしき不確世界へ-この素晴らしき不確世界へ
母檸檬-愛孕哀歌
母檸檬-愛孕哀歌-左様なら昭和
母檸檬-愛孕哀歌-不能の空
鳳翼麟瞳
鳳翼麟瞳-星の宿り
鳳翼麟瞳-飛頭蛮
鳳翼麟瞳-舞いあがる
鳳翼麟瞳-麒麟
夢中夢
夢中夢
夢中夢-夢中夢
夢中夢-夢中夢-クロノス∞カイレス
夢中夢-夢中夢-楽園
夢中夢-夢中夢-斬鉄
夢中夢-夢中夢-鉄ノ花束
夢中夢-夢中夢-白獄ノ夢

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片霧烈火-Ancient Colors Infinity Vol.3 饗旺ノ烈火-饗旺ノ烈火 ★★ (2007-01-02 03:15:25)

1曲目から独特ですね…
神社の渡り廊下を真っ暗にして蝋燭だけ燈したような雰囲気をシンセメインで表現したオケに、和風ながら掴み所のないうねりのある歌メロが乗る。…どうコメントしていいか困る曲(笑)。

片霧烈火-Ancient Colors Infinity Vol.3 饗旺ノ烈火-贈火 (2007-01-02 03:04:16)

シンセの反復を利用したアンビエント的な音楽をやりたいのか、それとも和な歌モノをやりたいのか微妙な感じの曲。というかその二つを無理矢理くっつけた感があります。「和風」を通り越して「倭風」と表現したくなるような強い歌メロなんかは良い感じですけど…

片霧烈火-Ancient Colors Infinity Vol.3 饗旺ノ烈火-纏 ★★ (2007-01-02 03:01:00)

シンセがメインの和風トランスに、それこそトランスした巫女のようなヴォーカル…醸し出す空気感はなんともいえずマニアック(笑)。鬼火を思わせる、和な妖しさを持ったシンセメロとか好きですけど…どういう人をターゲットにした曲なのか結構疑問かも。

片霧烈火-Orbital Maneuver Phase:three Phototaxis-Lost Blue ★★ (2007-01-02 12:59:05)

このコラボシリーズの曲ってどうも一長一短な気がします…
ストリングスやキーによる叙情と、ノイズなどを上手く用いたオケからはジャケ通りの海の様に青い宇宙を思わせる叙情が表現されていますが、あまりヴォーカルが烈火さんである必要性が感じられないのがネック。もっと彼女の凛とした声を活かせるメロを書いて欲しいです。アレンジ・コンセプトが先に立ってる感じがする。

片霧烈火-Orbital Maneuver Phase:three Phototaxis-Phototaxis ★★ (2007-01-02 12:52:31)

表現形態は全然違いますが、曲を聴いていると眼前に宇宙が広がってくるようなサウンドはどこかARCTURUS辺りと共通する感性があるのではないでしょうか。打ち込みの浮遊感のあるリズムを利用したポップ感がなかなか良いです。

片霧烈火-Orbital Maneuver Phase:three Phototaxis-Positive Phototaxis ★★★ (2007-01-02 13:02:13)

「Phototaxis」のリミックス。
アグレッシブな高速トランスに生まれ変わっており、インパクトのあるサウンドで、個人的にはこちらの方が好み。インパクトだけでなく、美しいピアノや暴れまわるシンセなどアレンジがしっかりしているのがポイント高いです。

片霧烈火-Orbital Maneuver Phase:three Phototaxis-チサト (2007-01-02 12:55:08)

コンセプト通りの、遠い未来宇宙へと離れていった人々が地球に抱く郷愁のようなものが感じられるバラード。ただ雰囲気は凄くあるけど、歌メロがちょっと間延びしてる感があるのが惜しい。アレンジは好きなんですけど…。

片霧烈火-Souls-Chronicle ★★★ (2007-01-02 12:48:21)

これはbermeiさんと烈火さんのコラボ作品の中でも一番好きかも。
打ち込みを多用しながら、ピアノを上手く使って叙情を表現するサウンドはbermeiさんらしいアレンジですが、この曲では更にジャジーなリズムやピアニカを取り入れ、お洒落でありながら郷愁を感じさせるものに仕上げていると思います。

片霧烈火-Volkslied2-フラスコボーイ ★★ (2007-06-01 16:34:40)

「空の軋み~」「キネマ~」のダーク路線からはほど遠い、うきうきするようなノスタルジックさを持った、可愛らしいポップチューン。ヴォーカルもポップな歌い回しでなかなかに器用さを感じますが、端々に声質の暗さが出ているような気も(笑)
個人的な好みとしては、アトリエ関係ならこの曲を霜月さん、「霧の向こうに繋がる世界」を烈火さんに歌って欲しかった…かも。

片霧烈火-かけらむすび-When They Cry ★★★ (2007-01-02 15:53:57)

これも「ひぐらしのなく頃に」が世界観のベースにあるようです。
最初は穏やかですが、曲が進むにつれて力強さを増していくヴォーカルが印象的。サビなんて哀愁どころか「悲愴」って感じです。メロディもヴォーカルに負けず悲痛。
最初聞いた時は何がテーマか分からず聴いてたんですが、漫画を立ち読みしてテーマを理解してから聴いた時はもう…ほんと泣きそう(笑)。

片霧烈火-みんのうた。-ふたりの場所 ★★★ (2007-01-02 16:01:21)

これも「軋地~」同様の、ZABADAK直系幻想ポップスにカテゴライズされそうな曲ですが…これは神秘性や美しさでは本家を超えてしまっているかもしれません。装飾的な歌いまわしの多いサビメロをコーラスが引き立て、ゴシック好きも納得の幽遠な雰囲気。これは名曲です。
…ただ、折角こんな素晴らしい曲でアルバムを始めておいて、次曲が大塚愛系の聴くのが恥ずかしくなりそうな甘ったるいポップスっていうのはないよ…。曲順はもっと考えてください、と言いたいです。

片霧烈火-みんのうた。-金色ナリ我ガ姫ノ月 - awnglier maguielaw elir ★★★ (2007-01-01 23:45:59)

おそらく全造語と思われる、コーラス重視で展開する曲。
音そのものだけでなく、言葉の響きも美しく、しっかりと造語を生かしているのが凄い。コーラスと絡むその歌声は何かへの讃歌のようでもあり、切なる祈りのようでもあり。志方あきこさんの作風ともかなり共通する楽曲だと思います。

片霧烈火-みんのうた。-深淵舞踏 ★★★ (2007-01-01 23:42:09)

神曲。
もしもゴシックメタルとJ-POPの両方が好きなメタラーで、この曲を聴いた事がないという人がいたならば同情を禁じえない。ゴシックの耽美さとポップスの取っ付きやすさを兼ね備えた歌メロが素晴らしい。アレンジもメタルから影響を受けつつ、途中チェンバロなどを配した美しいパートを挟んできたりプログレ的とも言える濃さ。
ゴシックとポップスの両方の美点を取り入れたらどのような音楽が出来上がるか、その答えがここにはあると言っても過言ではありません。この一曲の為にアルバム買っても良いレベルです、必聴!!

片霧烈火-キネマ・イン・ザ・ホール ★★ (2007-04-29 09:11:00)

2007年発表の4th…でいいのかな?
「空の軋み~」同様、一貫した構成を持ったコンセプトアルバム。
音楽的にも、「空の軋み~」と同じく、様々な音楽的要素を取り込んだポップス。
HR/HMを始めとして、インダストリアル、童謡、賛美歌、ノイズなどを取り入れた
野心的ともいえる音楽に、ネクロフィリアやカニバリズムなどのタブーをあえて犯すような
烈火さんらしい絶望的で露悪的な歌詞が乗るという作風で、私のツボを的確に突いてきます。
…ここまでなら、かなり魅力的な名盤が出来上がりそうなんですが…。
今回は「空の軋み~」と比べると印象に残るメロディがあまりにも少ないです。
烈火さんの音楽の魅力は、世界観の構築性と、凛とした通る声でキャッチーなメロディを
歌う所だと思うんですが、前者は文句無く発揮されていますが、後者の魅力はやや希薄なため

…続き

片霧烈火-キネマ・イン・ザ・ホール-きねまむかしばなし「あなぼっこ」 ★★★ (2007-04-30 21:56:20)

何気にアルバム中で一番お気に入りです、この曲。
タイトルの示す通り日本むかしばなし的雰囲気で、気だるいヴォーカルがキャッチーなメロを歌ってます。ピアノも良い感じで耳に残る曲ですが、歌詞はカニバリズム(含インセスト?)でなかなかにダーク。異色でありながら「らしい」曲。

片霧烈火-キネマ・イン・ザ・ホール-復讐の銃口 (2007-04-30 21:47:59)

インダストリアルの要素の強い無機質なオケが、タイトル通りの冷たい銃口を思わせるような曲。…悪くないんだけど、どうも彼女のヴォーカルじゃなくても良いような気が…。もっと言うと、歌モノにしなくても良い気が…。個人的には微妙かなぁ…。

片霧烈火-キネマ・イン・ザ・ホール-墓守ヶ丘 (2007-04-30 21:52:07)

この曲、オケは雰囲気たっぷりで好きなんですが、歌メロはちょっと繰り返しすぎな気がします。おそらくミニマルな効果を狙ったと思いますが、私は歌謡曲要素+ミニマル要素の組み合わせが苦手なので…。名曲、力作だとは思うんですが、個人的な好みに照らすと★一個かな…。

片霧烈火-空の軋みと歪める世界の無き、声 ★★ (2007-01-02 00:47:00)

2006年発表の2nd。
1stはクレジットを見る限り、アニメやゲーム等に提供した曲を集めた音源集だと
思われますが、今回のこのアルバムは書き下ろしのコンセプトアルバムです。
私はこのアルバムで烈火さんの音楽に始めて触れましたが、凄いですね、この構築性。
音楽性的にはZABADAK系幻想音楽やフォークロア、ジャズやポエトリーリーディングなど
様々な要素を取り入れたポップスと言う感じですが、芯のしっかりとした力強く、それでいて
官能的な凛としたヴォーカルと、こだわりすぎなほどに構築された世界観をベースにした
詞のお陰でやりっぱなし感は全く無く、一貫したコンセプトを表現していて素晴らしい。
ただ、曲の登場人物になりきりすぎの感のある曲があるのはちょっと好みが分かれますが…。
個人的には「のこされた罪悪」はまあ大丈夫だけど、「るまー・るまー
…続き

片霧烈火-空の軋みと歪める世界の無き、声-とどきますように ★★★ (2007-01-02 00:18:38)

パッと聴きには、衒いの無いアップテンポなポップス。
ですが歌いまわしのせいで凄くドラマティックに仕上がってますね。悲哀を込める所では込め、決意を湛えた所では芯の通った歌を聴かせ…しかしあまりにも激しい感情表現の為にポップ性を損なう事は無く、あくまで良質なポップスとして仕上げるバランスの良さが凄い。

片霧烈火-空の軋みと歪める世界の無き、声-のこされた希望 ★★ (2007-01-01 23:55:37)

このシンセのサイバーチックな音色とピアノのお洒落と言っても良い雰囲気の醸し出す絶妙なアンビエンス、bermeiさんの専売特許と言った所でしょうか。途中の様々な声が入ってくる所、物語が一気に加速していくようで良いですね。

片霧烈火-空の軋みと歪める世界の無き、声-のこされた罪悪 (2007-01-02 00:23:00)

ちょっと声を作りすぎ(=曲中人物になりきりすぎ)のきらいはありますが、アルバムコンセプトを語る上で非常に重要な曲だと思います。
…この作品の中では世界を破壊しようとしている存在って、「世迷言」に見られるような「汚れ」を嫌ったからと解釈しているんですが、それを最も早く察知したのがこの曲の主人公のような「無垢」な存在とは、何たる皮肉でしょうか。胸が苦しくなります。

片霧烈火-空の軋みと歪める世界の無き、声-みちあふるままに ★★★ (2007-01-01 23:52:19)

ピアニカやピアノの音色やパーカッシブなリズムがフォークロアっぽい、個人的には「深淵舞踏」と並んで烈火さんの中では最も好きな曲。ポップなんですが、メロの泣き具合とヴォーカルの凛とした、かっこいい歌いまわしがたまりません。
しかし歌詞は曲からは想像が付かないくらいにダーク。「さあ踊れ 愚かなる民よ」「心満たし潤すは 痛ましき叫び」…こんな詞をノリノリで情感たっぷりに歌い上げる烈火さんって絶対S(笑)。よく「みちあふるるままに」と誤記される事の多い曲。

片霧烈火-空の軋みと歪める世界の無き、声-界繋呪 ★★★ (2007-01-02 00:14:52)

読み方は「かいけのまじない」。
アルバム中、最もダークな曲で蟲が歌っているようなコーラスやラップ、サンプリング等を配したヘヴィかつ不気味な音像が特徴。とは言え歌メロそのものはキャッチーで、恨みを吐き捨てるようなヴォーカルはどこか官能をも湛えている印象。「腐レタ生命ニ鉄槌ヲ/爛レタ運命ニ審判ヲ」…まじでかっこいいです、これ。

片霧烈火-空の軋みと歪める世界の無き、声-世迷言 ★★★ (2007-01-02 00:09:51)

これも烈火さんの曲の中ではトップクラスに好き。
ブラスを大々的にフィーチャーした、ジャジーでノリの良い曲ですが、最も感銘を受けたのは歌詞。「『奇蹟を起こすあの樹の下で永遠に結ばれたい』だなんて/首を枝に括り付けてあげる/お目出とうようやっと御望み通りに」物凄い毒と皮肉が効いていると思います。ほんと、この人の世界観には惹かれるものがあります。

片霧烈火-空の軋みと歪める世界の無き、声-無くなるものへの鎮魂歌 ★★★ (2007-01-02 00:04:46)

まるで「怒りの日」を思わせるような、激しいオーケストレーションのシンセが劇的な曲。ヴォーカルもクワイア風に歌い上げ、その表現力の高さを見せ付けてくれます。
これ、私的にはタイトルを「無垢なる者」と掛けていると思うんですがどうでしょう?「のこされた罪悪」の次に来ているせいか、その曲の主人公に宛てている様にも思えるんですよね。

片霧烈火-空の軋みと歪める世界の無き、声-軋地を渡れ祝福の祝詞 ★★ (2007-01-01 23:59:17)

イントロからしてZABADAK直系の幻想ポップスですね。
最初はサビメロがこの手にしては幾分インパクトに欠けるような気がしましたが、コーラスワークやシンセのメロディでしっかり補っていてちゃんと聴き応えのある曲になっていると思います。「幸福の童!」の部分が特に好き。

片霧烈火-晴れやかなるソラの行方 ★★ (2007-07-01 17:45:00)

2007年発表の通算5th…でいいんでしょうか。全造語で制作されたアルバム。
4th(キネマ)から2ヶ月しか経ってませんが…まあ2nd(空の軋み)の時から告知されてましたし、
その時からこつこつ積み上げてきたものが4thとほぼ同時に実ったのかもしれませんね。
それにしても装丁が凄い(笑)MAPLE LEAFのフルアルバムと漫画で2500円って言うのも
凄かったけど、この作品はケースといいブックレットといい最早ちょっとした民芸品みたい。
ブックレットは一件意味不明ですが、ちゃんと対訳やスタッフリスト、コメントが載ってます。
いろいろ試してみましょう(笑)
作風的には造語の雰囲気を強く反映し、トラッド要素をこれまでになく濃くした感じですね。
インダストリアルノイズやスペーシーなシンセを用いた箇所もありますが、基本的には民族色の
濃い雰囲気
…続き

片霧烈火-晴れやかなるソラの行方-さあ皆歌えや踊れ ★★ (2007-06-29 03:37:24)

アイルランドの酒場で、ほろ酔い加減の人々が楽しく踊っているかのような、明るい曲。ポップスの明るさではなく、トラッド的な土着的なものも含んだ明るさですね。前曲が創世なら、この曲は根源的な喜びの表現なのかも。

片霧烈火-晴れやかなるソラの行方-空が軋み、世界が歪み、無き声を上げた。 ★★ (2007-06-30 16:52:47)

このメロディ…「空の軋み~」の実質的なオープニング曲、「のこされた希望」のそれですよね。このアルバムのエンディングから「空軋」の世界観に繋がっていくという事でしょうか。「空軋」のアルバムの終わり方を思うと、なんだか切なくなりますね…。

片霧烈火-晴れやかなるソラの行方-昏い森 ★★ (2007-06-29 03:38:47)

魔女のような呟きが印象的な、ダークな耳触りを持った曲。
…っていうか、この曲N.I.L.(アメリカのカルトブラック)の1stのブラックメタルチューンの間に入ってた、マンドリンとアコギの曲に似たフィーリングがあるんですけど…感性的な部分でブラックメタルの人と被っているのが流石というかなんというか。

片霧烈火-晴れやかなるソラの行方-世界は構築される ★★★ (2007-06-29 03:36:22)

壮大な物語の幕開けを予感させる1曲目。
「空の軋みと~」の1~2曲目が様々な意思が集まり、形を為して世界を構築するような観念的イメージの創世だとしたら、こちらは実際に天地創造に立ち会っているかのような壮大な始まり。ちょっと志方あきこさんと作風被ってますが、アーティスティックな感性の迸りを感じられる曲。

片霧烈火-晴れやかなるソラの行方-晴れやかなるソラの行方 ★★★ (2007-06-29 03:33:40)

タイトルトラックだけあって、壮大な世界観を持った曲。
悲壮感漂うストリングス、土着的なリズム、多重コーラス、持続音的ヴォーカリゼーション…やっぱり志方あきこさんの影がちらつきはするものの、スケール感で負けていないのが凄い。烈火さんってミュージシャンやシンガーというより、創造者(クリエイター)なんだろうな…と、この曲を聴いて強く思います。

片霧烈火-晴れやかなるソラの行方-総意 ★★★ (2007-06-29 03:35:09)

1曲目の主題をオープニング・エンディングに用いた劇的な曲。
タイトルはそっけないですが、閃くストリングスと暗く情熱的な声色によって紡がれる音像は極めてドラマティック。やっぱり烈火さんの歌声はこういう曲にはハマるなぁ…ポップで可愛らしいものより、個人的にはこっち路線を極めて欲しい。少なくとも声質は絶対合ってるし。
しかし、このタイトル…世界観に繋がりのある「空の軋みと~」の「界繋呪」で世界の浄化を目論んでいた存在、それらの「総意」という事でしょうか。

片霧烈火-約束の日にはきみと二人で/この素晴らしき不確世界へ-この素晴らしき不確世界へ ★★ (2007-01-02 03:11:25)

久し振りに同人音楽のフォーマットでリリースされた、「ひぐらしのなく頃に」という作品(ゲーム、漫画など)を下敷きにしたバラードで、小説とセットの作品。私は「ひぐらし」は漫画だけ読んだ事があって、これがリリースされた時点ではまだ漫画は出題編しか出てないんですが…思いっきりネタバレしてるー(笑)!!
曲的には、いつもの凛とした声ではなく優しく歌い上げるバラードで、ラストの大団円なんてなかなかに感動的です。でも何故かリズムがボサノバっぽくインパクトあり。サビはリズムとストリングスが溶け合って良い感じの雰囲気になってます。

母檸檬-愛孕哀歌 ★★ (2010-01-24 12:08:00)

2006年発表の1st。
このサイトでも支持を受けている、三上寛さんが推薦コメントを書いてます。
悪友から、「ゴシック好きを名乗るならこれは聴いておけ」って言われて購入しましたが…
ごめんなさい、THE 3RD AND THE MORTALやTHEATRE OF TRAGEDY好きなくらいで
ゴサー名乗ってた私が悪かったです。ちくしょう、こんな恐いもの勧めやがって…(泣)
ブルーズの流れを汲む、サイケなグルーヴを重視した演奏に、御手洗花女・水子両氏の語りと
歌が乗るというスタイルで、無理矢理定義するなら演劇ゴシックど暗黒フォークという感じ
なんですが、このヴォーカルが恐すぎる。歌詞の内容も昭和的なエログロ趣味全開なんですが、
それを生気の無い、まるで狂気の世界に身を浸しすぎて戻れなくなったような声で語られる/
歌われると、嫌でも情景が
…続き

母檸檬-愛孕哀歌-左様なら昭和 ★★ (2010-01-24 12:11:30)

これはメロディから演奏から、あからさまに唱和してて好きですね。
メリーをアンサンブルの質を変えて、より狂気を深くした感じでしょうか。

母檸檬-愛孕哀歌-不能の空 ★★ (2010-01-24 12:10:39)

疾走+絶叫の展開は結構メタラー好みかも?
しかし、絶叫の本気度が凄いですね…そのまま失神しそう(笑)

鳳翼麟瞳 ★★ (2003-11-20 03:38:00)

このアルバムはメタラーさんからヴィジュアル系ファン、普通のJ-POPリスナーまであらゆる人が楽しめる工夫の凝らされた一枚だと思います。
特に、先行シングルで妖艶さと疾走感の交じり合った④、10分の大作でありながら一秒足りとも飽きさせない曲展開の⑤、黒猫さんのロックシンガーとしての才能を見せ付ける⑥の流れが素晴らしいです。他にもイントロから繋がる舞い上がる鳳凰の如きリフを持つ②、メロディのキャッチーさが素晴らしい⑧、ピアノとボーカルのみの静謐なバラード⑨といつにも増して楽曲が充実しています。また、瞬火さんもメタル的歌唱より妖艶さのある歌声を多用していて、この変化は個人的に超大歓迎です(特に⑤は聴きいってしまう)。
新規ファンを十分に獲得できる力を持った一枚ではないでしょうか。

鳳翼麟瞳-星の宿り ★★★ (2003-11-03 23:18:46)


「———————。」
…初めて聴いた人は、余りの美しさに声を失ってしまうであろうバラード曲です。宮崎アニメにも使えそうなほど普遍性(大衆性じゃなくて)のあるメロディ、言葉よりも雄弁に詞の情景を伝えるピアノ、三途の上で輝く夜空を思わせる幻想的かつ美しい詞…本当に修斗さんの言う通り、この曲を聴いて何も感じない人は感受性が欠如しているか「ワタシハナニモカンジナイ」という催眠術にかかっている(笑)としか思えない、それほどの美しさを持った楽曲です。陰陽座に興味がない人でも聴いて欲しい!!

鳳翼麟瞳-飛頭蛮 ★★ (2003-11-05 07:29:04)

シャッフルのリズムに物語調の歌詞を載せた曲。
私はCDを買ったときはまず歌詞を先に読むタイプなのですが、白狐さんの仰っている部分の歌詞には仰天しました(笑)
この曲の肝は黒猫さんの歌部分のドラムのフレーズだと思います。力強い叩き方がカッコいいです。個人的には犬神サーカス団っぽい曲に感じました。

鳳翼麟瞳-舞いあがる (2003-11-18 21:13:45)

アルバム「鳳翼麟瞳」のエンディングテーマにあたる曲。
初めて聴いたときはちょっとびっくりでしたが、この曲は瞬火さんのベースのフレーズがとってもカッコイイです。
ただのポップソングで終わらない所が陰陽座らしくてなかなか。

鳳翼麟瞳-麒麟 ★★ (2003-11-19 16:31:11)

「金・輪・際」のコーラスとその部分の無茶苦茶格好良いドラムフレーズが特徴の、疾走感のある曲。
全体を通してみると激し目ですが、黒猫さんのソプラノ歌唱がいいフックになって神々しい感じが良く出ています。コーラスパートがあるのでライブ映えしそうな一曲。

夢中夢 ★★ (2006-12-30 22:49:00)

素晴らしいバンドが現れました!!
大阪のフューネラル・クラシカルバンド。
久石譲やブラックメタルなどに影響されているらしいです。
日本は北欧などに比べると、ややメタルに暗いのかとも思ってましたが…
こんなバンドが出てくるなんて、私はとんでもない思い違いをしていたようです。
ブラック、プログレ、ゴシック好き以外にもZABADAKを始めとする、志方あきこや
ASHADA辺りの幻想音楽が好きでメタルに理解がある人にも強くお勧め。

夢中夢 ★★ (2007-01-02 17:55:00)

>キャメルさん
良いですよね、こういうバンド。
私はこのバンド、充分メタルの範疇で語れる音楽性だと思います。
個人的な意見ですけど、メタルを愛する者の一人としては、メタルにはこういう
先進的でオリジナリティのある音楽性をも内包できる幅広い音楽ジャンルで
あって欲しいんですよね。という訳でメタル側に登録させて頂きました。

夢中夢-夢中夢 ★★★ (2006-12-31 00:56:00)

2006年発表の1st。
…これが1stって凄いですね。かなりハイクオリティなアルバムです。

帯によると、このバンドは自分の音楽性を「フューネラルクラシカル」と称しているようです。しかし、コンポーザーが影響を受けたものに挙がっているのに久石譲とブラックメタルが同列に並んでいるのが凄い(笑)。そこからも分かるように、その音楽性はヴァイオリンやピアノ、フルート、マンドリンなどを配したヒーリング音楽/叙情プログレとブラック色の強いメタルを融合させた、ハイブリッド実験音楽と言うことが出来そう。

ブラック色が強いといっても、狂気やブルータリティよりも頽廃的でシンフォニック、ゴシックな色が濃く、叙情プログレサイドのパートとの相性もばっちり。ミニマルな要素が取り入れられた作風はちょっと好みが分かれるのかもしれませんが、とにかくメロディの質が素晴らしいため冗長さや難解さ
…続き

夢中夢-夢中夢-クロノス∞カイレス ★★★ (2006-12-30 22:43:21)

この曲もブラックからの影響が強いですね。
美しいトレモロリフ、余りにも耽美なヴァイオリン、そして死にかけたような暗黒男性ヴォーカルを引き連れての疾走が強烈。ブラック的な部分以外でも、破滅的に耽美な濃いメロディが聴けるのが素晴らしい。

夢中夢-夢中夢-楽園 ★★★ (2006-12-31 00:58:29)

12分オーバーの大作ですが、これは凄い…
最初はシンセと女性ヴォーカルがメインの幻想的な空気感に浸れる曲で、これだけでも世界観が成立してもおかしくない感じですが、8分を過ぎた辺りから徐々にメタルサイドに向けて離陸開始。ストリングス系のシンセの音がまるで空でも飛んでいるような高揚感をもたらすシンフォメタルに。これはもう、音に吸い込まれるより術はないですね。

夢中夢-夢中夢-斬鉄 ★★★ (2006-12-30 22:38:27)

インストですが、シンセとフルートの鮮やかなメロディには、どこかZABADAKやその系譜にある民族ベースな幻想音楽系アーティスト、中でもKIRCHE辺りにも通じる叙情性が感じられます。後半は強烈なリズムとその叙情が溶け合い、何とも言えない世界観を作り上げています。でも、なんでタイトルが「斬鉄」なんだろう…。

夢中夢-夢中夢-鉄ノ花束 ★★★ (2006-12-31 00:59:35)

執拗に繰り返される、有機的に蠢くベースの音に呻き声のサンプリングやキー、これまた繰り返し唱えるようなヴォーカルが乗り展開していく曲。ヴォーカルが催眠術をかけているような調子の上、ベースのメロも良い為良い感じに浸れますね。そうしてトリップした脳をシンセの光が焼き尽くしていく…。

夢中夢-夢中夢-白獄ノ夢 ★★★ (2006-12-30 22:39:28)

日本人って叙情性の濃いメロディを好むせいか、暗さとキャッチーさを両立させたメロディを書かせたらピカイチな、ゴシック向きな民族だと思ってたんですが、この曲を聴いて更にそれを確信しました。ゴシック好きならば「♪Dream of white hell…」のクワイアが響き渡る個所には恍惚必至。どうして日本のメタルバンドはこういう曲をもっと書かないんだろう…。


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