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Usher-to-the-ETHERさんの発言一覧(評価・コメント) 101-150
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ABSU-Absu
ABSU-Absu-...Of the Dead Who Never Rest in Their Tombs Are the Attendance of Familiar Spirits... Including: a) Diversified Signs Inscribed - b) Our Earth of Black - c) Voor
ABSU-Absu-Amy
ABSU-Absu-Between the Absu of Eridu & Erech
ABSU-Absu-Magic(k) Square Cipher
ABSU-Absu-Night Fire Canonization
ABSU-Absu-Sceptre Command
ABSU-Absu-Ye Uttuku Spells
ABSU-Abzu
ABSU-Mythological Occult Metal 1991-2001
ABSU-Mythological Occult Metal 1991-2001-Deathcrush
ABSU-Mythological Occult Metal 1991-2001-Reliquiae Celticae
ABSU-Mythological Occult Metal 1991-2001-The Gold Torques of Ulaid
ABSU-Mythological Occult Metal 1991-2001-Transylvania
ABSU-Tara
ABSU-Tara-Stone of Destiny (...for Magh Slecht and Ard Righ)
ABSURD
ABSURD-RAUBRITTER / GRIMMIGE VOLKMUSIK
ABSURD-RAUBRITTER / GRIMMIGE VOLKMUSIK-DES WOTANS SCHWARZER HAUFEN
ABSURD-RAUBRITTER / GRIMMIGE VOLKMUSIK-EIN JAGER AUS WALHALL
ABYSS INFERNO
ABYSS INFERNO-THE BIBLE OF HATE
ABYSSIC-A Winter's Tale
ABYSSION-Luonnon Harmonia ja Vihreä Liekki
ACEDI-2008 Demos
ACHERON-Kult des Hasses
ACHERONTAS-Hermeticism
ACHERONTAS-Vamachara
ACID BLACK CHERRY-BLACK LIST-Black Cherry
ACID BLACK CHERRY-BLACK LIST-SPELL MAGIC
ACID BLACK CHERRY-Spell Magic-シャイニン・オン 君が哀しい
ACRIMONIOUS-PURULENCE
ACROSOME-Dementia Praecox
AD HOMINEM-Dictator - A Monument of Glory
AD-HOC-Ad-hoC
ADKAN-Compendivm XI
ADUSTUM-SEARING FIRES AND LUCID VISIONS
ADVERSAM
ADVERSAM-Proclama
ADVERSARIAL-All Idols Fall Before the Hammer
ADVERSARIAL-Prophetic Plain of Abyssal Revelation
AEBA-Kodex Ⅴ
AEBA-Kodex Ⅴ-Geist Der Dekadenz
AEBA-Kodex Ⅴ-La Petite Morte
AEBA-Kodex Ⅴ-Lifecode Sin
AEBA-Kodex Ⅴ-Lux Ex Tenebris
AEBA-Kodex Ⅴ-More Than Hate
AEBA-Kodex Ⅴ-Nemesis - Lass Sie Brennen
AEBA-Kodex Ⅴ-Seven Souls
AEBA-Kodex Ⅴ-The God Below Us

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発言している24曲を連続再生 - Youtube



ABSU-Absu ★★★ (2009-02-23 18:37:00)

2009年発表の5th。約8年ぶりとなるフルアルバム。

2001年に「TARA」をリリースして以降、Proscriptor氏がドラマー生命に関わるような怪我をしたり、結成当初からのメンバーがバンドを脱退したり、レーベルを移籍したりかなり紆余曲折を経て完成したアルバムらしいですね。Proscriptor自身も、一時的にバンドを辞めてSLAYERのオーディションに行ったこともあったとか。セルフタイトルアルバムを作る構想自体は、随分前からあったそうです。去年からリリースされると言われてて、かなり楽しみにしてました。

路線自体はスラッシュを更に凶悪化、テクニカル化したようなブラックなんですが、まず一聴して随分洗練されたような印象を受けました。「Tara」は、アンサンブルや曲自体はかなり良かったものの、微妙なハイトーンやポコポコドラムなど、B級っぽい箇所もありましたが、
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ABSU-Absu-...Of the Dead Who Never Rest in Their Tombs Are the Attendance of Familiar Spirits... Including: a) Diversified Signs Inscribed - b) Our Earth of Black - c) Voor ★★★ (2009-02-23 18:27:30)

曲名長っ。BAL-SAGOTH超えたかも(笑)。
タイトルもインパクトありますが、曲の方もどこまでも上り詰めるようなギターメロに始まり、クワイアやハープシコードを導入した神秘性の演出、プログレッシブなキーボードソロと来てラストはアンビエントで締めと大盤振る舞いで、この一曲で一つのエピックになっている感じ。特に最初のコーラス前のギターがかっこよすぎです。

ABSU-Absu-Amy ★★★ (2009-02-24 18:33:19)

勇壮なメロディ、ダミ声のヴォーカル、キーボードやブラスによる雰囲気の演出など、ヴァイキングメタルのテイストが感じられる曲。ABSUのコンセプトからしたらこういう曲を演っても不思議じゃないのかもしれませんが…1曲目、2曲目に続いて新しく得たカードを惜しみなく出してくるようで実にスリリング。
ちなみにこのアルバムでは、ハイトーンは封印してるのでアレが苦手だった人も安心して手を出せます。

ABSU-Absu-Between the Absu of Eridu & Erech ★★★ (2009-02-23 18:31:47)

短いイントロのあとで繰り出される、明らかにメジャークラスの垢抜けた音に驚く人も多いはず。マーチ風パートの威圧感といい、凄く風格があると思う。ヴォーカルも凶悪に、凄絶になっただけでなく、パーカッシブな感覚はある程度残っているのが良いですね。

ABSU-Absu-Magic(k) Square Cipher ★★★ (2009-02-24 18:38:29)

頭の寒々しい疾走は北欧のバンドみたいですね…それにオカルトで言う携挙のシーンを思わせる神秘性を加えた感じ。北欧パートが終わると、異国メロをフィーチャーしたテクニカルな展開に。リードギターとドラムの絡みは、なにか鬼気迫るものがあります。

ABSU-Absu-Night Fire Canonization ★★★ (2009-02-24 18:29:03)

中近東の香りのするメロディとデス/スラッシュ寄りブラックを組み合わせた作風は、ちょっとMELECHESHみたいですね。リフと連動する、パーカッシブなヴォーカルラインもそれっぽい。ちなみに、ギターソロはBlasphemer(ex-MAYHEM)が弾いてます。

ABSU-Absu-Sceptre Command ★★★ (2009-02-24 18:42:06)

このキレのいいヴォーカルラインは、やっぱりスラッシュがベースにあるバンドだからこそでしょうか。今作ではそこにブラックの凶悪さもたっぷり注がれていて本当にかっこいい。めっちゃ細かいけど、「projects」の吐き捨て方が好き(笑)。トレモロをふんだんに使用した、テクニカルなリフ捌きも素晴らしい。

ABSU-Absu-Ye Uttuku Spells ★★ (2009-02-24 18:45:11)

AVERSE SEFIRAにも通じる、カオティックで不穏な雰囲気の曲。
…アルバムラストがこんな不吉な曲→インスト、でいいんでしょうか(笑)。AVERSE SEFIRAよりは多少愛想が良い感じはしますが、かなり邪悪です。

ABSU-Abzu ★★★ (2011-11-27 21:58:48)

2011年発表の6th。
ギターソロでex-MAYHEMのBlasphemerがゲスト参加。
曲数こそ6曲と少ないものの、ラストが組曲形式の大作なので、然程物足りなさは感じないかと。

まずアルバム最初の「あーーーーーーッ」で吹きました(笑)。テレビの企画でジェットコースターに無理矢理乗せられたアイドルの悲鳴を思わせる…と書こうと思いましたが、それよりももっと可愛らしい…と思い直したほどの嬌声ハイトーン(笑)。その声、封印したんじゃなかったのか…しかも、「Tara」アルバムの時より可愛くなってて、思わず萌えてしまいました(笑)。

…それはそれとして、路線の方は前作同様、スラッシュの凶悪さを追求したら、ファストブラックの域に踏み込んだかのようなテクニカルで、疾走感あるブラックメタルでやはりエクストリームメタルとして1級品のクオリティ。Proscript
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ABSU-Mythological Occult Metal 1991-2001 ★★ (2007-06-09 19:06:00)

2005年発表のベスト盤。レアトラックやカヴァー、ライブ、サントラ提供曲など、アルバム未収録曲を中心にした構成。

基本的にはスラッシュ寄りのブラックですが、やっぱり10年分の曲が入っているので色々なタイプの曲が楽しめて面白いですね。最初期の曲なんかはBEHERITを思わせる吐瀉物を噴きそうなヴォーカルをフィーチャーした、デス寄りのスタイルですし、この時点での最新作の「TARA」収録曲の一枚目の3曲目なんかは、確かな演奏力と迫力のある曲作りで聞かせてる非常にハイクオリティなブラックをやってます。シンセのインストなんかも収録されていて幅広い音楽性。音質は、流石に綺麗さでは音源によってかなり開きがありますが、おそらくリマスターされているらしく極端な音量の上下も無く快適に聴けます。

このアルバムで最も興味深いのはProscriptorの存在。
彼がバンドの主導権
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ABSU-Mythological Occult Metal 1991-2001-Deathcrush ★★ (2007-06-09 18:43:17)

MAYHEMカヴァー。
ベスト盤のバージョンだと頭に「Silvester Anfang」が付いたものになってます。MAYHEMのミラノでのライブ版に負けないくらい、爆発力のあるアレンジ。でもヴォーカルはManiacやDeadに比べるとかなり魅力に欠けるのがマイナス。

ABSU-Mythological Occult Metal 1991-2001-Reliquiae Celticae (2007-06-09 18:46:49)

シンセインストまでこなすProscriptorの器用さに脱帽。

ABSU-Mythological Occult Metal 1991-2001-The Gold Torques of Ulaid ★★ (2007-06-09 18:40:17)

なんてかっこいいリフ捌きなんだ…
なんて嫌な声のヴォーカルなんだ…
なんでこんな良い曲にこんなヴォーカルを乗せるんだろう。勿体無い…

ABSU-Mythological Occult Metal 1991-2001-Transylvania ★★★ (2007-06-09 18:45:11)

IRON MAIDENカヴァー。
いわゆる「メイデンリフ」の叙情性と、ABSUの爆発力。これが合わされば名曲間違いなしって感じですね。インストなので、リフの良さをじっくりと味わえるのも良いです。

ABSU-Tara ★★★ (2008-04-09 23:07:00)

2001年発表の4thアルバム。
このアルバムの日本盤が出たら、帯の表記が「亜不細工/鱈」だったりして(笑)

この作品の特徴は、皆さんも仰っている通り、とにかく速い!!しかもそれだけに留まらず、演奏が非常にテクニカルでかっこいいんですよね。スラッシュがルーツにあるらしく、ドラムはオカズ入れたり速い中で緩急つけたりして聴き応えありますが、その全てが体感速度を速めることに向けられてる感じ。その馬鹿っ速いドラムに連動するリフ捌きも実にテクニカルかつスリリング。ドラムとリフの絡みあいを聴いてるだけでどうにかなってしまいそうな程です(笑)。

ただ、曲は特A級なのにドラムの音やヴォーカルがイマイチだったり、どうにも微妙にB級感が漂ってるんですよね…特にヴォーカル、デス声が今ひとつなのは良いとして、3曲目冒頭の女の子が無理矢理絶叫マシーンに乗せられたかのようなハイトー
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ABSU-Tara-Stone of Destiny (...for Magh Slecht and Ard Righ) ★★★ (2007-06-09 18:34:24)

後半のトレモロと刻みを絶妙に交えたリフとに、普通声や馬鹿みたいに速いドラムロールが絡むパートが圧巻…。全体的にドラマティックな展開で、クオリティの高い一曲。私はベストで聴きましたが、これはズバ抜けていい曲だと思います。

ABSURD ★★ (2009-03-11 07:21:00)

登録されてなかった…。
おそらくジャーマンブラックでは最も有名なバンド。
ブラックメタル研究本Lords of Chaosでもかなりのページが割かれていた
バンドです。…と言っても、音楽性よりも事件の方にスポットが当たってましたが。

ABSURD-RAUBRITTER / GRIMMIGE VOLKMUSIK ★★ (2009-03-11 07:37:00)

04年、06年に発表したEPのカップリング再発盤。

ブラックメタルとしてはグルーヴィなリフとミディアムテンポ中心のリズムに、ヴァイキング系民謡メロが乗る作風で、ペイガン/フォークメタルを愛聴する人にお勧めできそうな音楽性。ヴォーカルは典型的なブラックのがなりでなかなか悪くないです。

このバンドはNS的な思想で知られてるようですが…この哀愁メロは、どこか日本の軍歌を思わせるところもあって、もしかしたら民族の種類には関係無く、民族的な高揚を促すための共通したメロディの感覚…みたいなものがあるのかもしれません。

…というような事を「Raubritter」の音源を聴きながら考えていましたが、真に衝撃を受けたのは「Grimmige Volkmusik」の1曲目(アルバムでは5曲目)を聴いた時。ヴォーカルこそ凶悪なものの、軽快なテンポに陽性のメロディ、キャッ
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ABSURD-RAUBRITTER / GRIMMIGE VOLKMUSIK-DES WOTANS SCHWARZER HAUFEN ★★★ (2009-03-11 07:46:41)

ペイガン/ヴァイキング/フォークメタルには哀愁メロディはつきものですが…ここまでの男泣きメロディはなかなか聴けるものではないと思う。最早演歌の「情念の世界」に足を突っ込みかけてます。ヴォーカルや掛け声の雄々しい雰囲気もたまらない。

ABSURD-RAUBRITTER / GRIMMIGE VOLKMUSIK-EIN JAGER AUS WALHALL ★★★ (2009-03-11 07:42:37)

これを聴いて衝撃を受けない人がいるのか…
古代の神々が闘っている神話的な情景…ではなくて、青空と太陽の下で汗を流している、青春な光景が浮かんでくる曲。キャッチーなコーラスパートはモンゴル800とか好きな人が聴いてもぐっと来そう。ラストはトレモロリフとブラストで締めますが、これが鬼かっこいい。最初は拒絶反応起こしそうでしたが、一回受け入れてしまうと凄く良い曲に思えてくる。

ABYSS INFERNO ★★ (2011-01-01 15:45:12)

GRAND EXTREME BLACKのDesolate氏によるブラック。
シンフォなGEBと比べ、こっちは1stの時点ではメロブラ志向な音。

ABYSS INFERNO-THE BIBLE OF HATE ★★ (2011-01-01 15:46:42)

2010年発表の1st。

GEBのメンバーによる新プロジェクトと言う事で、GEBとは差別化された音なのか、どうなるのかかなり気になっていましたが…こちらはキーを使用しない、ギターがメロディを担当するタイプのメロブラで、やはりGEBとはかなり異なる路線ですね。

GEBでも思ったんですが、Desolate氏のメロディセンスは北欧の一流のブラックと比較しても、全く遜色の無いレベルですよね…。リフには甘くなり過ぎない、グルーヴを放棄しない程度にメロディをしっかり練りこんでくれているし、リードフレーズもブラックらしいトレモロピッキングを多用した、荘厳なメロディを弾いていてうっとり出来る。

また、何気に音作りも上手いと思う。今作はキーが無い代わり、ギターがガリガリした音質で、しかも刻みがしっかり重さを伴って聴こえる音なんですが、このギターの音が地下臭さをかな
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ABYSSIC-A Winter's Tale ★★★ (2017-05-08 12:20:51)

2016年発表の1st。

OLD MAN'S CHILDやGROMTH、SUSPERIAなど、メロディック/シンフォニックブラック絡みのメンバーによるバンドですが、シンフォブラックばりの大仰さのあるキーボードと、フューネラルドゥームの凌遅的絶望感をミックスさせたような、独自のエクストリームメタルを展開。通常の葬式系のモノクロームな世界観とは若干情景の異なる、色の付いた絶望を見せる音をCDの収録時間限界まで詰め込んだ作品。

基本的に頽廃的・破滅的な美しさのある情景を描くように進行しますが、時折大仰なキーのメロディ、獰猛なグロウル、圧殺リフが渾然一体となって襲い掛かってくるパートの迫力は凄まじいものが…。まるで何か悪しきものの封印が解かれて溢れ出したかのよう。一曲目なんかは、水音のSEと流れるようなストリングスによって、三途の川を思わせる情景を描き出していますが…
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ABYSSION-Luonnon Harmonia ja Vihreä Liekki ★★ (2017-03-12 20:23:08)

2015年発表の2nd。

販売元のSvart Recordsはドゥームやプログレメタルを始め、前衛・実験系のメタルにも強いレーベルらしいですが、このバンドもプリミティブブラックを基調としながら、一捻り加えたような音を出してますね。基本は荒々しい音質でトレモロを伴いつつ疾走する、プリブラ路線ですが、サンプリングやノイズ、ギターのフレーズなど時折サイケデリックな要素を加えてくるのが特徴。

更にヴォーカルが地声の混じった、やたら野太い怒号で、かつ耳元で叫ばれるようなミックスになっており、母国語の響きとも相俟ってなにか異常性を感じられるのも印象深いポイント。このせいでサイケデリックさが演出するものが、精神世界系というよりは精神にエラーが起きて異常な状態になったような雰囲気になってる印象を受けます。

フルとしては演奏時間はかなり短めですが、独特なプリブラ観
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ACEDI-2008 Demos ★★ (2014-05-14 18:37:29)

2008年発表のデモ2作(「Glemt」「Lonely Soul」)を、2012年にPest Productionsが纏め、CD化して再発したもの。500枚限定。30枚限定でテープ版も出ているとか。

タイプとしては、典型的な鬱ブラックのスタイルといっていいと思います。憎悪をたっぷりと込めて絶叫するヴォーカル、基本的に覇気も生気もないミディアム~スローで進行していく曲展開、陰りのある…というか、陰鬱さしか感じられないようなメロディセンス…と、ほぼこのジャンルのテンプレートに沿った音作りが成されていると言えるでしょう。

テンプレ通りの音でありながら、楽曲によって聴かせ方が違うのが良いですね。メロディは控えめで、ノイジーなリフが精神を削っていくような音だったり、アルペジオの残響が無情さを強調していたり、鬱々しいトレモロをゆるゆると垂れ流したり、伝え方のバリエーション
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ACHERON-Kult des Hasses ★★ (2015-08-24 14:21:01)

2014年発表の8th。

実は結成されたのが80年代末の大ベテランであったり、中心人物のVincent Crowley氏がかつてアントン・ラヴェイの悪魔教会に所属していたガチな人だったり、色々とハクの付いたバンドですが…それを物語るかのように、確信に満ちたエネルギーのある作品。リフとリズムの応酬や、サタニックな雰囲気の演出で押すのではなく、あくまで起承転結のある展開で聴かせる感じで、デス/ブラックの攻撃性でビルドアップされたヘヴィメタルという印象。

サタニズムの表現方法が、ブラックメタルよりも伝統的なヘヴィメタルのそれに基づいているという感じで、そこがブラックメタル黎明期以前より活動するベテランらしさを感じますね。ただしドスの利いたがなり声のヴォーカル、どす黒いエネルギーを内に秘めたような歪みのあるプロダクション、それだけでサタニックさを感じさせる邪悪なメロデ
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ACHERONTAS-Hermeticism ★★★ (2011-11-25 00:57:36)

2011年発表のEP。
CD盤はDROWING THE LIGHTとのスプリットの曲も収録。
…と言っても、その曲を入れても3曲約16分で、割と短め。

しかしこれ、3曲しか入ってないのが本当に惜しいですよね。彼らの標榜する、「True Occult Black Art」、その言葉が指し示すとおりの、神秘主義の深淵を垣間見るかのような、邪悪極まりないブラックメタル。毒々しく密教的なトレモロや邪悪な存在からの啓示を受けているようなアルペジオなど、構成パーツや音像など自体は特に衒いのないブラックなんですが、聴き手の想像力を喚起する力が半端ない。

もう1曲目の頭、ブラック特有の歪んだリフが視界を黒く塗り潰した時点で日常から乖離した彼らのオカルト世界に引き込まれていくし、2曲目の少し明るい?メロディが出てくる部分は現世から解脱したようで逆に怖い。3曲目のトレ
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ACHERONTAS-Vamachara ★★★ (2011-12-21 23:15:57)

2011年発表の3rd。
STUTTHOF時代からAcherontas氏が関わってきた作品としては5枚目。

今年の春に出たEPが個人的にかなりツボに入り、凄く期待していたんですが…まずいかにもバンドの標榜するオカルトっぽい世界観が表現された、凝ったオープニングで更にその期待が高められますが、2曲目の冒頭を聴いて一瞬「アレ?」ってなりました。メロディがやけにはっきり聴こえる音像だし、泣きのリードギターまで入ってるし、まるでメロデスっぽい…。

まあEPにもメロディアスなパートはあったし、音質の歪みやヴォーカルエフェクトが少し減ったせいでそれが強調されるようになっただけ…ではあるんですが、良くも悪くも聴きやすくなった印象。ただ曲の方はやはりメロウなメロを書かせても抜群だし、NED系に通じる邪悪で密教的な雰囲気もしっかり醸し出せてるし、「Ohm Krim Kar
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ACID BLACK CHERRY-BLACK LIST-Black Cherry ★★★ (2007-10-17 23:31:28)

「BLACK JACK」や「Dry?」にも通じる、アップテンポなシャッフルチューン。やっぱりこういう曲を聴くとyasuさんってメロディセンスに優れてると思いますね。早口で楽しそうだし、カラオケで歌っても面白そう。
…でも、「あっ、あっ、あっ、あっ、中に出して~♪」はエロはエロでもちょっと下品に聴こえるかも(笑)。まあ、インタビューで曲のタイトルに付いて臆面も無く「キ○○マ的な」とか言ってましたからね(笑)。それも持ち味ってことで。

ACID BLACK CHERRY-BLACK LIST-SPELL MAGIC ★★ (2007-10-17 23:36:35)

JANNEのハードな曲が好きな方にも受けそうなかっこいい曲。
…ソロになると音楽的実験をしたり、自己の内面を描くような志向が強まったりするアーティストが多いですが、彼の場合(取り合えず現時点では…この曲はソロ第一弾シングル)バンドの時のキャッチーさを更に追求したような作風になっている所が「らしい」ですね。

ACID BLACK CHERRY-Spell Magic-シャイニン・オン 君が哀しい ★★ (2007-10-17 23:42:33)

彼のルーツにはやっぱり歌謡曲/ポップスがあるんだなぁ…と実感できる一曲。メロディが一昔前のポップスって感じで、聴いてて一回り前の世代の人たちとカラオケ行った時のような気分になってきます(笑)。

ACRIMONIOUS-PURULENCE ★★★ (2013-05-02 23:02:41)

2009年発表の1st。

よくレビューサイトや通販サイト、メタル系CDショップ等でDEATHSPELL OMEGAが引き合いに出されている通り、DSOが「Si Monumentum~」アルバムで見せたような、不穏で宗教じみたメロディを取り入れた、禍々しさに満ちたブラックメタル。DSOの「Si~」ほど思索性やコンセプト性に富む訳ではないものの、こちらはプリブラにも通じるオールドスクールな衝動性も感じられる音で、DSOのプリブラ期と「Si~」アルバムを繋ぐミッシングリンク的な作風といえるのかも。

基本はそんな感じの宗教色強い不穏なブラックですが、何気に楽曲の展開に幅を持たせているんですよね。例えば2曲目では近年のWATAIN的な、ストレートにかっこいい畳み掛けが聴けるし、5曲目の一部ではちょっとクサめなトレモロの絡みまで聴かせてくれたり。タイトルトラックでもある6
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ACROSOME-Dementia Praecox ★★ (2014-05-31 09:52:16)

2011年発表の8曲入りEP。
ジャケ裏の曲名リストを見た時はフルかと思ったんですが、1曲が短く全体を通して約23分というランニングタイム。ブラックパートが短いため、実際の演奏時間以上に物足りなさを感じるかも…。

ジャケの某ムササビ系ガンシューティングゲームのメーカーロゴのような(笑)仮面が象徴的ですが、鬱な感情というよりはサイコで狂気的な雰囲気の強いブラックメタル。どんよりと澱んだ空間が展開されるような、ある意味で「広がりのある」ドゥーミーなリフが抑鬱的なムードを作り、そこに神経を侵すような、情緒不安定になりそうなメロディを流していくような音。

潰れた喉から発せられる呻き声のようなヴォーカル、サイコな雰囲気を助長するSEなどと同様、雰囲気を出すのに一役買っているのがギターのフィードバック音。これが精神の脆い部分を引っ掻いていくかの如く、イヤな感じを醸し
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AD HOMINEM-Dictator - A Monument of Glory ★★★ (2011-05-18 18:06:17)

2009年発表の4th。

ディスクユニオンのガイド本でも紹介されてたアルバムですが、これはかっこいい。不穏なリフ捌きを中心に、ブラストビートで責め立てるファスト系寄りのブラックメタルですが、この手としては珍しく、客振り出来そうなヴォーカルパートや掛け合いがあって、かなり熱い作風。ヴォーカルが完全なブラックのスタイルながら、ハードコア的な勢いもある絶叫であることも相俟って、ミリタントなイメージを演出してます。

また、基本はリフは少々ノイジーで、ブラックらしくスリ込むようなものを中心にしてますが、時々出てくるメロディックなリフの殺傷力がヤバい。フランスらしい毒性を伴っていて、氷礫でなく剃刀が渦を巻くブリザードという感じ。これとブラストが合わさったときのかっこよさは筆舌に尽くしがたいほど。音質もクリアで、特にミディアムのときなど、時折ベースがガリガリ響かせるのがかっ
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AD-HOC-Ad-hoC ★★★ (2012-09-02 00:27:02)

2011年発表の1st。

「アドホック」というバンド名からは、ついインダストリアル/サイバー系のブラックなんだろうな…と予想してましたが、ところがどっこい、激ドラマティックかつハイクオリティなジャーマンメロブラで、良い意味で裏切られました。このアルバムは2011年のリリースの中でもかなりお勧めですね。

路線としては、ヴァイオリンやピアノ、アトモスフェリックなキーボードを絡めつつ、灼け付くような哀愁リードギター、繊細に鳴り響くトレモロを駆使し、極上のメロディアスさで展開していくメロディック・ブラック。ヴォーカルの絶叫こそ食いしばった歯の隙間から憎悪が漏れ出してくるような憎々しげなダーティさを放ってますが、メロディがドイツ産らしい上品なメロウさに満ちていて、それだけでもう悶絶出来ます。

妖しい普通声などを取り入れたり、前衛的な感性も見え隠れしますが、
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ADKAN-Compendivm XI ★★★ (2015-06-09 22:28:43)

2014年発表のコンピレーションアルバム。
2003年の「Black Dominions」、2006年の「Infernal」、2010年の「Insanity from your Nails」の3本のデモを纏め、ボーナストラックを付けた編集盤。

この中の、「Infernal」パートに収録の「Vincent」という楽曲を試聴したんですが、もう一聴き惚れでしたね…。様式自体はプリミティブブラックそのものなんですが、Satanicなだけでなく、「Majesty」をも感じさせる邪悪極まりない、それでいてメロウなトレモロ、メリハリ付けつつもブラストパートではヤケクソな炸裂感を感じさせるリズム、喉が張り裂けるような感情の篭もった絶叫の中に、ドスの聴いた怒声を混じらせるヴォーカル…と、どの要素を取り上げても、このジャンルの音として滅茶苦茶ハイレベル。CRAFTやARCKANUMの音源
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ADUSTUM-SEARING FIRES AND LUCID VISIONS ★★★ (2012-09-03 19:01:44)

2011年発表の1st。
注目レーベルWorld Terror Committeeよりリリース。

ベルギー産ブラックメタルバンドのデビュー作という事ですが…ベルギーと言えば20年近いキャリアを持つ大ベテランのENTHRONEDが有名ですが、このバンドも新進気鋭ながらENTHRONEDに喰らい付かんとする、邪悪さもクオリティも非常に高いブラックメタルを演ってますね。ENTHRONEDやWATAIN、AZAGHAL辺りのハイクオリティな真性系のブラックが好きならば、何かしら感じるものはあるだろう作品。

音としては、ミニマリズムやRAWさに頼ることなく、メタリックなかっこよさを残しつつブラック特有の邪悪さもしっかり演出していく、ストレートなブラックメタルで、前述したバンドにかなり近いものがあると思う。ただしENTHRONEDやWATAINの近年の作品と比べると
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ADVERSAM ★★ (2013-06-24 18:54:27)

イタリア産シンフォニック・ブラック。
国産ブラックJUNO BLOODLUSTのSummum Algor氏も在籍。

ADVERSAM-Proclama ★★★ (2013-06-24 18:55:14)

2008年発表の2nd。

JUNO BLOODLUSTのドラマーが在籍するシンフォニック・ブラックという予備知識しかなかったんですが、聴いてみて驚きました。何なんでしょう、この「止まったら死ぬ」的な爆走具合は…。まるでKULT OV AZAZEL辺りがシンフォ化したような凄まじさで、むしろブルータルブラックのカテゴリに入れてもいいと思うような暴虐さ。ヴォーカルがデス的な低音咆哮中心なのも、更に暴力的なムードに拍車を掛けてますね。

そしてブルータルブラックとしても、このドラムは本当にかっこいいと思う。ただブラスト爆走パートが多いというだけじゃなくて、2バスやオカズの入れ方、ちょっとしたタメ具合など、フレーズにグルーヴィさも感じる躍動的なプレイで、聴いててテンションが上がる。ロック魂を持ってエクストリームメタルを演ってる…みたいな感じでしょうか。ドラム聴いてるだけ
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ADVERSARIAL-All Idols Fall Before the Hammer ★★ (2011-10-29 10:47:07)

2010年発表の1st。
EPが良かったので、フルのほうも購入しましたが…こっちは微妙かも。

リフとヴォーカルが引っ込み、代わりに缶を叩くような奇妙な響きのドラムが前に出てきてますが…確かにドラムの響きは変で好きではあるんですが、このバンドの美点であるリフが聴こえづらくなってるのはかなりマイナスかも。ヴォーカルも低音咆哮スタイル自体は変わらないものの、ウィスパー程度にしか聴こえないミックスのせいで迫力が落ちてしまってる…。

ただ、音作りが変化しただけで、リフや曲作りの方は相変わらず素晴らしいんですよね。まあそれが、更に惜しく思わせてしまうんですが。RAWブラックやダーティなウォーブラック、地下臭いサタニックデスなど、篭った音質をむしろプラスと捉えられる人は、EPよりこっちの方が気に入るかも。

ADVERSARIAL-Prophetic Plain of Abyssal Revelation ★★★ (2011-10-29 10:48:16)

08年発表のデモに未発表曲・新曲を加え、11年にリリースした音源集。

良質のブラッケンド・デスが入荷したとの事で、なんとなく買ってしまったんですが…これは「良質」どころじゃ済まされない、本当に素晴らしい作品。何と言ってもデス・ブラックの良いとこ取りをしたリフが素晴らしい。昔のMORBID ANGELに通じる魔闘気と、真性ブラックめいた邪気をブレンドしたような、極上の妖気を放つリフ。個人的にはこのリフに嬲られてるだけで幸せだわ…(笑)。

音質は少し篭りがちですが、逆にそれが冒涜的なムードを強め、リフの音色に邪悪な響きを帯びさせているので全くマイナスにはなりませんね。デモ音源なんてベースレスですが、むしろRAWでテンションの高い疾走振りと、リフの良さが際立っていて悪くないと思う。ヴォーカルはかなりデスに寄った低音咆哮スタイルですが、篭って光の差さないような音作りに
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AEBA-Kodex Ⅴ ★★★ (2009-03-27 18:14:00)

2008年発表の4th。
曲名に英・仏・独・羅と四ヶ国語も使われていてなんだか豪華(笑)。セールで安かったのと、ジャケから只ならぬ雰囲気を感じて購入に至ったんですが…またしても掘り出し物を発見してしまいました…。

WATAINあたりにも似る、悪意の篭もった邪悪極まりないヴォーカルのがなり声、ベースを効かせた、コシのある黒光りする音像などから感じるのは、紛れもない「真性ブラックメタル」のオーラ。…なんですけど、曲自体はメロディへの志向性のかなり高い、メロディックブラックにカテゴライズ出来そうな感じですね。

このバンド、「真性」な雰囲気が、メロブラ的な曲調に凄くプラスに作用してると思います。元々メロウさだけでなく毒々しさも秘めたメロディの特性が、この雰囲気によって更に触発され、より凄みを持っている感じ。ギタメロも素晴らしいですが、音像に太さを与えるべき所では
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AEBA-Kodex Ⅴ-Geist Der Dekadenz ★★★ (2009-03-27 18:21:46)

流して聴いてるとマジビビリする絶叫で後半戦開始。
タイトルの通り、メロディには他の曲よりも退廃的な美意識が強いような感じ。…しかし、メロディもリフもギターソロも、暗黒系に興味がないメタラーが聴いても唸るくらいかっこいいと思うんですが…この知名度の低さは正直解せない。

AEBA-Kodex Ⅴ-La Petite Morte ★★★ (2009-03-27 18:20:50)

黒くて叙情的なメロディが、泉のように湧き出してくるようなインスト。
アルバムの半ばに位置する短いインスト曲ですが、全然箸休め的な感じじゃないです。

AEBA-Kodex Ⅴ-Lifecode Sin ★★★ (2009-03-27 18:19:55)

空間演出的なキーボードとギターの歪みやメロディが絡み、一体となって非日常的な雰囲気を演出するパートが印象的な曲。このパートだけを聴いても、只者ではない才覚を持ったバンドだということが伝わってくる…。

AEBA-Kodex Ⅴ-Lux Ex Tenebris ★★★ (2009-03-27 18:16:10)

最近、1曲目にSE的な曲を入れるけど、どうも「早く本編に行けば良いのに」と思ってしまう作品が少なくないんですが…この1曲目は良いですね。バンドサウンドによるオープニングですが、実質的な1曲目に向かってテンションを上げてくれる感じ。これを飛ばすなんてとんでもない、むしろ単品でもかっこいいと思う。

AEBA-Kodex Ⅴ-More Than Hate ★★★ (2009-03-27 18:17:05)

ジャケやタイトルから感じられる雰囲気の割には、メロデスと比べてもなんら遜色のないくらいメロディックな、実質的な1曲目。ただし悪意を持って噛み潰すようなヴォーカルや、黒い溶岩が煮えたぎるようなベースが唸る音像から感じるのは真性の邪悪さ。いきなり実力を見せ付けてくれます。

AEBA-Kodex Ⅴ-Nemesis - Lass Sie Brennen ★★★ (2009-03-27 18:18:00)

黒い音像の中で、上り詰めるような高揚をもたらすメロディが聴ける曲。
特にメロディアスなパートでなくても、持ち前の邪悪さで蹂躙するような凄みが感じられて魅力的なのが素晴らしい。メロいパートもそうでないパートも魅力的だから、曲にメリハリが出て更に良いものになっているのかも。

AEBA-Kodex Ⅴ-Seven Souls ★★★ (2009-03-27 18:18:55)

妖気漂うアコギメロで聴き手を引き込んでいく曲。
十分に引き込んだところで、唸るベースによって推進力を付け、ヴォーカルの大絶叫と共に一気に爆走!!…か、かっけー…。聴いててマジで脈拍が速くなるんですけど(笑)。冒頭以外のメロディも、どこか異境的な妖気が感じられるのが良いです。

AEBA-Kodex Ⅴ-The God Below Us ★★★ (2009-03-27 18:22:34)

腐毒が滴るようというか、五寸釘を打ち込まれるようというか…そんな重苦しいムードから始まり、ドラマティックに展開していく曲。次の展開に移る時のタメの作り方とか、ゾクゾク来るツボを的確に突いてくる感じ。このバンドは間違いなく本物だと思う…。


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