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Usher-to-the-ETHERさんの発言一覧(評価・コメント) 1101-1150
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BEHEMOTH-Thelema.6-From the Pagan Vastlands
BEHEMOTH-Zos Kia Cultus: Here and Beyond
BEHEMOTH-Zos Kia Cultus: Here and Beyond-Blackest ov the Black
BEHEMOTH-Zos Kia Cultus: Here and Beyond-Heru Ra Ha: Let There Be Might
BEHEMOTH-Zos Kia Cultus: Here and Beyond-Horns ov Baphomet
BEHEMOTH-Zos Kia Cultus: Here and Beyond-Modern Iconoclasts
BEHEMOTH-Zos Kia Cultus: Here and Beyond-No Sympathy for Fools
BEHEMOTH-Zos Kia Cultus: Here and Beyond-The Harlot ov the Saints
BEHERIT-Beast of Beherit - Complete Worxxx-War Command
BEHERIT-Beast of Beherit - Complete Worxxx-Werewolf, Semen & Blood
BEHERIT-Complete Worxxx
BEHERIT-Drawing Down the Moon
BEHERIT-Drawing Down the Moon-Salomon's Gate
BEHERIT-Drawing Down the Moon-Summerlands
BEHERIT-Drawing Down the Moon-The Gate of Nanna
BEHERIT-Electric Doom Synthesis
BEHERIT-Electric Doom Synthesis-Beyond Vision
BEHERIT-Electric Doom Synthesis-Dead Inside
BEHERIT-Electric Doom Synthesis-Deep Night 23rd
BEHERIT-Electric Doom Synthesis-Drawing Down the Moon
BEHERIT-Electric Doom Synthesis-Temple ov Lykos
BEHERIT-Electric Doom Synthesis-We Worship
BEHERIT-H418ov21.C
BEHERIT-H418ov21.C-Emotional Ecstasy
BEHERIT-H418ov21.C-Fish
BEHERIT-H418ov21.C-Paradise (part Ⅱ)
BEHERIT-H418ov21.C-The Gate of Inanna
BEHERIT-The Oath of Black Blood-Hail Sathanas
BEKHIRA
BEKHIRA-Demo 1996
BEKHIRA-L'élu du mal
BEKHIRA-L'élu du mal-From the Most Devasted Lands
BEKHIRA-L'élu du mal-Prowler
BEKHIRA-L'élu du mal-The Devil And The Sorcerer
BELKETRE
BELKETRE-Ambre Zuetki Vuordrevartre
BENIGHTED IN SODOM
BENIGHTED IN SODOM-Hybrid Parasite Evangelistica
BENIGHTED LEAMS
BENIGHTED LEAMS-Ferly Cestesms
BERGRAVEN-Dödsvisioner
BERKOWITZ-Sent to Dominate
BERRYZ工房-⑦ Berryz タイムス
BERRYZ工房-⑦ Berryz タイムス-BOMB BOMB JUMP
BERRYZ工房-⑦ Berryz タイムス-ガールズタイムス
BERRYZ工房-⑦ Berryz タイムス-シャイニング パワー
BERRYZ工房-⑦ Berryz タイムス-ヒロインになろうか!
BERRYZ工房-⑦ Berryz タイムス-マジカルフューチャー!
BERRYZ工房-⑦ Berryz タイムス-一丁目ロック!
BERRYZ工房-⑦ Berryz タイムス-女のプライド

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BEHEMOTH-Thelema.6-From the Pagan Vastlands ★★★ (2007-07-28 17:59:36)

1st収録曲のリメイク。
キーボードやアコギを使い、寒々しい雰囲気たっぷりだったあの曲が、喰らい付いた後は骨も残さないようなテンションの強靭な曲となって生まれ変わってます。全然違うアレンジですが、どっちも魅力的ですね。

BEHEMOTH-Zos Kia Cultus: Here and Beyond ★★★ (2005-04-02 23:56:00)

2002年発表の6th(間違ってたらごめんなさい)

Nileほどあからさまではないにしろ、中近東風味のメロディをフィーチャーしたブルータル・デスメタルです。手数が多い割に重量感がありすぎなドラム、これまた重々しい刻みを聴かせるリフによって凄まじく重いアルバムになっています。所々でアコギが入りますが、メロディアスさや哀愁よりも不気味さを演出する結果になっているのが面白いですね。

このアルバムで凄いのはなんと言ってもヴォーカル。
「咆哮系」にカテゴライズされそうな叫び声ですが、声がデカイ上に声量も凄く、更にちょっとハスキーな味わいもあって、素晴らしい声の持ち主だと思います。かなり語弊があると思うんですが、exARCH ENEMYのJohan Liivaがマッチョになったらこんな声を出しそうな気がします(笑)。この無骨な声、ホントに好き者にとってはたまらない物
…続き

BEHEMOTH-Zos Kia Cultus: Here and Beyond-Blackest ov the Black ★★★ (2005-04-02 23:59:23)

「堕落した者達の叛逆の聖歌」と定義付けられる曲。
そのコンセプトに恥じぬ、禍々しさを湛えつつもメロディアスなリフがブラック好きな私の心を直撃でした。曲展開にメリハリも付いていて、アルバムの中で最も好きな楽曲です。

BEHEMOTH-Zos Kia Cultus: Here and Beyond-Heru Ra Ha: Let There Be Might ★★★ (2005-04-22 23:08:23)

一曲目では威厳を見せつけるような曲でしたが、ラストはこの爽快に突っ走る曲で締めてくれます。サビ部分が「IA TA BA ET×3 IA AZHI DA HA KA」と呪文調になっているのも、この曲の痛快さに拍車を掛けています。

BEHEMOTH-Zos Kia Cultus: Here and Beyond-Horns ov Baphomet ★★ (2005-04-02 23:58:27)

ラジオのチャンネルを次々と変えてるようなSEから、重々しく本編へ。
スローパートで威厳をたっぷりと見せつけた後でブラストで暴走していくアレンジは、アルバムのつかみとして申し分のない展開ですね。ラストのアコギがかなり不気味。

BEHEMOTH-Zos Kia Cultus: Here and Beyond-Modern Iconoclasts ★★ (2005-06-16 18:12:35)

この曲、曲も勿論良いですが、歌詞も注目です。
なんと、アルファベットで読み仮名がついているとは言え、象形文字の部分が…しかも結構可愛いです(笑)。もしかして、この象形文字もメンバーが書いたのかな?

BEHEMOTH-Zos Kia Cultus: Here and Beyond-No Sympathy for Fools ★★ (2005-04-03 00:01:02)

Nergalの憎しみの叫び。まずタイトルからしてクールです。
この曲の歌詞はアルバムのコンセプトとは若干趣を異にするらしいですが、それでも入れたかったみたいですね…こんな曲を作らせるほどの怨嗟なんて、抱きたくも抱かれたくもないです(笑)

BEHEMOTH-Zos Kia Cultus: Here and Beyond-The Harlot ov the Saints ★★★ (2005-04-03 00:00:11)

この曲、ヴォーカルが凄すぎる。
「Ho Ophios」からのパートなんて一体何処から声が出てるんでしょう…この部分はもう人間の声に聞こえないほどなので必聴です。もはや魔獣です。

BEHERIT-Beast of Beherit - Complete Worxxx-War Command (2007-01-17 09:55:06)

BLASPHEMYのカヴァー。
混沌とした雰囲気の、30秒で終わるショートカットチューン。ヴォーカルもゲヴォ声だしグラインドのノリかも。

BEHERIT-Beast of Beherit - Complete Worxxx-Werewolf, Semen & Blood ★★ (2007-01-17 09:57:27)

2nd収録曲のライブバージョン。
最初にMCが入ってますが、その時の声とゲヴォ声のときとのギャップが凄まじい…(笑)

BEHERIT-Complete Worxxx ★★★ (2007-01-17 10:04:00)

99年発表のベストアルバム。

最初期のプリミティブブラックから、後期の実験的な作風まで一通りカバーしている上に、一枚のアルバムから2曲以上を収録することはないので、オリジナルアルバムを買ってもあまり曲が被らないのが嬉しい。更にショートカットなカヴァー曲やライブテイクも入っていて、BEHERITを聴くならまずはこれを買え的な優良ベストになっていると思います。

個人的には後期の実験的なブラックもかなり好みで楽しめました。初期のカルト・プリミティブ路線のかっこよさは言わずもがなでしょう。また、私はこれ以外に2ndを持っているんですが、あのアルバムは音が小さめだったのに対し、このアルバムはその収録曲も含めて、かなり大き目の音で録音されているのが良い感じです。

BEHERIT-Drawing Down the Moon ★★★ (2007-01-17 00:57:00)

93年発表の2nd。

このバンドはかなり好みが分かれ、ノルウェーではアンチBEHERITのバンドまで登場したというエピソードからも彼らがカルトな存在である事が良く分かりますが、確かにこれはそれだけの個性があると思います。後期は実験的な方向に進んだようですが、この頃はまだプリミティブブラックの範疇に入るかと思いますが、それでもかなり異端な音出してます。

まずメロディから言って独特。Kamikoさんの言う魔性という言葉がピッタリ。宗教っぽさはあるんですが、あまりキリスト教っぽくないというか、聴いていると独自の方式で宇宙を表した曼荼羅が浮かぶようなメロディなんですよね。仏教っぽい…のかも(?)プリミティブにしては低音が効いていて、エコー深めなサウンドもその雰囲気を助長してます。

ヴォーカルも最初期のような聞き取れなさではなく一応歌詞が聞き取れるレベルに
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BEHERIT-Drawing Down the Moon-Salomon's Gate ★★★ (2007-01-17 09:43:01)

始めはオールドスクールなプリミティブブラックメタルかと思っていたら、途中挿入される独特かつ邪悪で神々しいメロディが出てきたあたりから「なにか違うぞ…」となりますね。そこからメロディと相まって雰囲気を出すシンセを纏ったり、重いリフで引き摺ったりと展開。ラストはシンセの持続音で禍々しく締め。

BEHERIT-Drawing Down the Moon-Summerlands (2007-01-22 21:33:07)

後期BURZUMを思わせるインスト。
鳥の声と民族っぽいメロが良いですね。
後半はかなり不気味ですが。

BEHERIT-Drawing Down the Moon-The Gate of Nanna ★★★ (2007-01-22 21:31:10)

これがベストに入ってないのは勿体無い!!
基本ウィスパーや不気味なリフで呪術的な雰囲気を醸し出して進行するも、ラストは案外キャッチー(?)になるのが良い。ア゛ーヴェ゛、セイタン、ア゛ーヴェ、ルシファー(←かなり歪んだダミ声)とか一緒に唱えたくなります。

BEHERIT-Electric Doom Synthesis ★★ (2007-06-08 04:02:00)

95年発表の4thアルバム。

前作H418ov21.Cに続くエレクトロニカ/ダークアンビエント路線ですが、テクノビートだけでトリップ感を演出しようとして結果退屈な曲になってしまっていたり、1曲目以外がイマイチだったりとどうもアーティスト側の自己満足に聞こえてしまった前作と比べると、大幅に進歩した作品だと思います。事実、他のレビューサイトなどを見ると、ブラックからはかなり離れた音であるにもかかわらず、このアルバムを高く評価する人も多いようです。

特にドゥーム/ドローンのリフの上にテクノビートやデスヴォイス、ノイズなどを展開させていく3曲目、4曲目のセクションはかなり良い出来ではないでしょうか。また、前作よりもシンセサイザーの使い方の巧さが向上し、「魔的」「神秘的」な雰囲気をより濃く感じられるのも進歩した点だと思います。

ただ、大作の7曲目が途中で失
…続き

BEHERIT-Electric Doom Synthesis-Beyond Vision ★★ (2007-01-17 09:50:43)

蟲が耳に詰まったような感じのノイズが余りツボに入らなかったんですが、この音響重視の平坦に広がるリフを取り入れた作風はかなり好み。BEHERITってどの時期も「独特」という意味では共通した作風だと思います。

BEHERIT-Electric Doom Synthesis-Dead Inside ★★★ (2007-01-17 09:47:13)

これは初期のプリミティブ路線よりも好きかも…。
音響ドゥームのようなリフをバックに、打ち込みドラムやデスヴォイス、シンセ等が乗るという独特な曲。これは引き摺るリフだけでも聴けそうなのに、更に色々な要素をプラスしているのが素晴らしい。ラストは涅槃の境地に達したかのようなシンセが…メンバーは瞑想でもしながらこの曲を作ったのではないでしょうか。

BEHERIT-Electric Doom Synthesis-Deep Night 23rd ★★ (2007-06-08 04:05:14)

この曲は、最初の2分を聴く限りでは大した事の無い曲という印象だったんですが、シンセが前に出てきてからは彼ら独特の神秘的魔性が現れはじめ、濃い雰囲気になり良い感じ。ちょっとシンセの音が大きすぎな気もしますが、トリップ感ある雰囲気がいいです。

BEHERIT-Electric Doom Synthesis-Drawing Down the Moon ★★ (2007-06-08 04:06:39)

基本的にはエレクトロニカ路線の、打ち込み主体の曲なんですが…
魔的なメロディの反復に、プリブラと似たフィーリングを感じる人は感じる…かも。

BEHERIT-Electric Doom Synthesis-Temple ov Lykos (2007-06-08 04:03:57)

ラストの黒い禍々しさはいいんですが、そこに至るまでが退屈ですね…
最後の雰囲気が良いだけに、切り捨てられない惜しい曲。

BEHERIT-Electric Doom Synthesis-We Worship ★★★ (2007-06-08 04:07:45)

この曲、BPMで言うと240と結構速いみたいですね。
でもリズムトラックは明らかに打ち込みの金物と、音量の小さいバスドラ(こっちも打ち込み)のみなので全く疾走感はありません。疾走感を全力で空転させて不穏なエナジーを生んでいる感じでしょうか。面白いアプローチだと思います。

BEHERIT-H418ov21.C (2007-11-12 15:50:00)

94年発表の3rd。

極悪だったり神秘的だったり、個性的なプリミティブブラックからいきなりテクノ方面へ舵を切った一枚。正直、ネット上のレビューを読んでいてもあまり芳しい評価を聞かないし、実際リチュアル・ミュージックとしても微妙な感じだと思います。

ですが、「The Gate of Innana」などに見られる神秘性は、ブラックを脱却したのにも関わらず2ndの路線に通ずる物がありますし、「Fish」などのテクノなのにシンプル過ぎる作風は、知性的でないという意味で1stの路線に通ずるものがあるのではないでしょうか。

あまりお勧めは出来ないアルバムですが、BEHERITらしいといえばらしいと思います。94年の時点でこういう路線に舵を切っているというのも面白いですね。

BEHERIT-H418ov21.C-Emotional Ecstasy (2007-05-15 05:37:39)

麻薬的・幻覚的なイメージを喚起するシンセ音楽。
…確かに音色もメロディもサイケデリックな感じなんですけど、どうももう一歩踏み込みが甘いように感じてしまうんですよね。このアルバム自体、過渡期の作品的な位置付けなのかも。

BEHERIT-H418ov21.C-Fish (2007-05-15 05:42:38)

出た(笑)!!おそらくBEHERITで最もカルトな曲。
最初にシンセのイントロが付いてますが、それが終わるとほとんど超単調なテクノビートのみの曲に。「ドッドッドッドッ(以下繰り返し&全く盛り上がらず終了)」。個人的にはKREIGの「Destruction Ritual」よりもずっと拷問音楽。この曲の何が魅力なのか、何を意図して作られたのか全く分かりません(笑)。

BEHERIT-H418ov21.C-Paradise (part Ⅱ) (2007-05-15 05:45:29)

いきなりテクノビートで始まったので、「これはもしやFISHの再来では…」と身構えてしまいましたが、ノイズやシンセも入り彼ららしい魔的な雰囲気になってきたので一安心。前の二曲がおっそろしくつまら…じゃなくてカルトだったので、なんか新鮮な気分(笑)

BEHERIT-H418ov21.C-The Gate of Inanna ★★★ (2007-05-15 05:35:16)

前作の「The Gate of Nanna」の姉妹曲とも言える曲。
同曲に酷似したフレーズを用いながらも、エレクトロニカ的なアレンジで生まれ変わってます。手法が変わっても、独特の魔的な雰囲気は健在。…でも、このアルバムの魅力は半分以上はこの曲の存在に凝縮されてしまっている気がする。

BEHERIT-The Oath of Black Blood-Hail Sathanas ★★ (2007-01-17 09:38:50)

確かに、演奏時間はちょっと物足りないかも。
でも音は強烈。曲の展開がどうとか、演奏がどうとか、有無を言わせない迫力がある。バンドが一丸となって邪悪で野蛮な音の塊を放出している感じの曲。

BEKHIRA ★★ (2007-07-07 08:40:00)

フランス産ブラックメタルバンド。
大手サイトの黒金属中毒さんでも紹介されてたし、マニアの間では有名なんでしょうか。

BEKHIRA-Demo 1996 ★★★ (2010-06-26 14:38:00)

96年発表のデモをDarker than Blackが09年にCD化したもの。04年に発表したスプリット音源より1曲を追加して収録。

まず驚いたのが音質の良さ。
確かに粗めで、まだ「プリミティブ」と言える音なんですが…1stがドラム、ギター共に高音域を強調した、耳を劈くようなお世辞にも聴きやすいとは言えない音だったのに対し、こっちは粗いながらもノイズの壁が耳に痛くなく、ドラムも適度なRAWさでブラックを愛好する人には心地良い音。音量も丁度良く、メタルを愛好している人であればプリブラに耐性がなくても聴ける音だと思う。というか、ブラックとしては良い方の音かと。

作風の方は…やはりザラザラしたリフに、時に怖気をふるうような、時に凍てつく美しさを感じさせるメロディを練りこんだ、かなりメロディックなブラックで、既にこの時点で1stの路線の雛型は出来上がってる感じで
…続き

BEKHIRA-L'élu du mal ★★★ (2007-07-07 08:30:00)

2005年発表の1st。
音楽性は、もちろんプリミティブブラック。

ゾンビがガナっているような生気の無い病んだヴォーカル、フランス産ブラックらしいメロウでどこかロマンティックな感じすらするメロディ、ジャリジャリした質感のディストーションと時々ハウリングを起こすギターをフィーチャーした、アングラど真ん中のブラックメタルです。メロウさといい音の荒さといい、ULVER3rdをもっと聴きやすくしたら近いでしょうか。頻度こそ少ないものの、うっすらと被さり情感を出したり頭どころか指揮棒を振りたくなる位メロく曲を彩ったり、要所要所で活躍するキーボードも特徴の一つですね。

ちなみに、プレスミスか何かでラストの曲「L'ere noire」はCD盤には収録されてません。でも、埋め合わせなのか何なのか嬉しいおまけも付いてます。1曲目を巻き戻すと…。それにしても、「No con
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BEKHIRA-L'élu du mal-From the Most Devasted Lands ★★★ (2007-07-07 08:35:45)

最後だからか、メロウさを放出しまくりの名曲。
これはほんとリフもキーもメロディが良すぎです。プリブラなのにクサメタラーも倒せそう(笑)。欲を言えば、やっぱり「L'ere Noire」も聴きたかったなぁ。

BEKHIRA-L'élu du mal-Prowler ★★★ (2007-07-07 08:38:14)

1曲目を戻すと聴ける、IRON MAIDENのカヴァー。
正統派とアンダーグラウンドなプリブラの共通点は、リフのメロウさでしょうか。ブラストも取り入れてるし音質はシャリシャリですが、然程浮いてるわけでもなく上手くアレンジしてると思います。
…もしかして、マイナストラックに曲入れるなんていうアングラブラックらしからぬ凝った事やったから、プレスミスでラス曲がカットされたんでしょうか(笑)だとしても、かっこいいから許します。

BEKHIRA-L'élu du mal-The Devil And The Sorcerer ★★★ (2007-07-07 08:32:22)

仏蘭西産・頽廃芸術ブラック。
…プリブラにこんなにも情感たっぷりのキーボード入れちゃって良いんでしょうか。戦争の後の廃墟に雨が降り注いでいるみたいな、ダークな情感を湛えた曲。

BELKETRE ★★ (2011-04-20 21:09:11)

MUTIILATIONやVLAD TEPES、TORGEISTなどと共に、フランスのブラックメタルサークル「Les Legions Noires」を結成していたバンドの1つ。音楽性は当然プリミティブブラックですが…プリミティブにも程があるって感じです(笑)。

BELKETRE-Ambre Zuetki Vuordrevartre (2011-04-20 21:07:41)

93-96年の音源を纏めた音源集。おそらくブート盤。
これ聴くと、如何にVLAD TEPESやMUTIILATIONがまともな音楽を演っていたかが分かりますね(笑)。

1-9は「demo 1993」「demo1994」「demo Dark Promise」の音源。
まず曲名を見ると、「The Dark Promise」が4パターン、「Despair」が3パターンで4種類しか曲がないことに吹き出しそうになります(笑)。「The Dark Promise」は、プリブラには珍しい「ズンチ、ズンズンチ」なダンサブルなリズムに、妙にアングラでクリアなベース、邪悪なトレモロ、郷愁を誘う(かもしれない)メロディが絡む曲で、悪くないです。喉を潰しそうな無理矢理絶叫、疾走する展開もグッド。「Despair」は不気味なメロのギターインスト。「Twilight~」はジワリ歪んだギター
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BENIGHTED IN SODOM ★★ (2011-06-22 22:15:34)

アメリカ・フロリダ産鬱ブラック。
2010年だけで5枚ものアルバムを出すほどの多作振り。
ほぼ隔月刊BENIGHTED IN SODOMって感じですね(笑)。

BENIGHTED IN SODOM-Hybrid Parasite Evangelistica ★★★ (2011-06-22 22:16:38)

2010年発表の7th。

陰鬱なメロディを奏でるトレモロリフ/それを助長するようなアコギ/陰鬱さを強調するようなスロー~ミドル中心のテンポ設定と、ある程度は鬱ブラックのテンプレートどおりの音で、中期までのXASTHURを髣髴とさせる音ですが…XASTHURが鬱な心象風景を投影した作風だとするなら、こっちは肉体が腐り落ちて崩れていく幻覚に苛まれるような、よりグロテスクなイメージが強い音ですね。

特にトレモロリフの不協的なメロディにそれが顕著で、聴いているとまず筋肉が麻痺・弛緩し、次いで筋までドロけて腐っていくかのような感覚を覚えます。アコギも少なくない頻度で入りますが…叙情的というより、やはり印象としては不気味。アコギとキーの絡む4曲目は美しい感じがしますが、アパシー状態に陥った精神病患者が日の出など美しい情景を見ているような、どこか病的な印象を受けます。
…続き

BENIGHTED LEAMS ★★ (2012-10-06 20:50:42)

アメリカ産独りブラック。
唯一のメンバーであるAlex Kurtagic氏は、LUNAR AURORAやTHE MEADS OF ASPHODELを始め多くのブラック関係のリリースで知られるレーベル、Supernal Musicのオーナーであり、DIMMU BORGIRやTORMENTORのカヴァーアートを担当した経験を持ち、更には作家や編集者としての顔を持つ才人。

BENIGHTED LEAMS-Ferly Cestesms (2012-10-06 20:52:05)

2004年発表の3rd。

メンバーであるAlex氏の経歴は非常に輝かしいものですが…その輝かしさからは想像も付かないほどのマニアックな路線のブラック。メロディやスピードなどにあかせた分かりやすい展開は極力排し、ジリジリとしたギターとそれに同期するようなドラムが圧迫感・絶望感を醸し出すような音。アンビエントブラックにも通じる暗い耳触り、思想を懇々と説くような語りも楽曲のカルト性を助長。

鬱ブラックのような感情の迸り、アトモスフェリックブラックのような情景の広がりすらなく、ひたすらに陰鬱な音像が続く感じで、「真にマイナスの音楽」というものがあるなら、こういう音なんじゃないかな…とすら思わせる暗さ。正直、無愛想にも程があると思う音なので、ブラック初心者には無用の長物だと思う。はっきり言って私もここまでマニアックだと付いていけないかも(笑)。

ここまで来
…続き

BERGRAVEN-Dödsvisioner ★★ (2010-05-15 10:51:00)

2007年発表の2nd。

ミディアム~スローの重苦しいテンポの展開を中心に、黒く煮え滾るような厚みのあるリフと、アルバムタイトル通りの「死のヴィジョン」が見えてくるような深いダークさを湛えたメロディが絡む作風で、アンビエント的な要素もありかなり実験性高めですが、暫定的に鬱ブラックにカテゴライズしても良さそうな音。メロ部分がトレモロではなく、アルペジオ中心だったり、メロ自体もあからさまな悲痛なものではなく、深くじわじわと侵食するようなものだったり、鬱系では割とイレギュラーな部類の作風だと思います。

このバンド、次のアルバムがデイメアから日本盤もリリースされるほど、その筋からの注目も厚いみたいですが…単にブラックの中でも個性的でレベルが高いだけでなく、鬱感情よりも「怒り」の方が強そうなヴォーカルや、スラッジ並に重々しく引き摺るギターリフと、ミディアムパートでは時に
…続き

BERKOWITZ-Sent to Dominate ★★ (2014-02-17 22:18:54)

2012年発表の2nd。

…やはりドイツのファストブラックって、独特の素晴らしさがありますよね。某所で新品が安かったので例の如くサルベージしてきましたが、これがかなりの逸品。路線的には、豪速ブラストを主軸に据えたファストな展開、鬼気迫るような絶叫を聴かせるヴォーカル、劫火に焼かれるようなノイジーなリフ、バンドの攻撃性を損なわないRAWさを保ちつつクリアさも申し分ない音質など、同郷のENDSTIILE辺りに近い作風だと思う。

但し刻みリフやスラッシュビートを用い、ノリの良いパートも時折顔を出すメリハリのある展開や、冷たいメロディを前面に出したトレモロ多めの曲構成など、ENDSTILLEよりもかなり聴きやすく仕上がってるのが特徴。ENDSTILLEをメロデスに少しだけ近付けた感じと言うと近いかもしれません。ノルウェー産の土着的な感じとはまた違う、ドイツ産らしい氷の
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BERRYZ工房-⑦ Berryz タイムス ★★★ (2012-02-07 20:08:28)

2011年発表の…7枚目という扱いで良いんでしょうか。

メンバーを入れ替えながら存続しているモーニング娘は別としても、アイドルグループが(最初期に一人抜けてるとはいえ)固定メンバーで7枚ものフルアルバムを出すって珍しいのではないでしょうか。そんな彼女らの、貫禄が出てきた作品なのではないかと思います。

まずはどの曲もキャラが立ってる、アルバムとしての充実度が素晴らしいですね。
モーニング娘の「12,スマート」「10 MY ME」辺りと並んで、つんく氏の作品の中でも1、2を争う出来だと思う。ただモーニング娘のアルバムがバランス重視だったのに対して、こちらは「一丁目ロック!」「ヒロインになろうか!」などパワーで押す曲、「女子会 The Night」「マジカルフューチャー!」などの哀愁系クサメロが堪能できる曲が多く、メタラー的にはより美味しいアルバム。「BOMB
…続き

BERRYZ工房-⑦ Berryz タイムス-BOMB BOMB JUMP ★★ (2011-09-28 20:41:27)

黒人音楽のグルーヴを部分的に取り入れた楽曲は結構多い印象なんですが、この曲はシャネルズとか、昔のR&B歌謡のテイストを踏襲した曲で、このグループが演ると意外に斬新に聴こえます。昔から親にシャネルズやRATS&STAR、鈴木雅之さんなどを聞かされて育ってきたので、こういう曲はすんなり好きになれます。

BERRYZ工房-⑦ Berryz タイムス-ガールズタイムス ★★★ (2012-02-07 20:05:54)

シャッフルビートの心地良い、モータウン風の楽曲で、飾らない自然な可愛さがありますね。クリスマスに子供達がみんなで合唱しているような、ピースフルな雰囲気。普段ブラックメタルばっか聴いてますけど、たまにはこういう平和な曲もいいですね(笑)。まあ全然クリスマス関係ないですけど。つんく氏は昔のロックやポップスを上手く消化していて、ルーツがしっかりしているからこういう名曲が書けるのでは。
しかし、なんで「タイムズ」じゃなくて「タイムス」なのか…言いづらいと思うんですが…

BERRYZ工房-⑦ Berryz タイムス-シャイニング パワー ★★★ (2011-09-28 20:42:19)

一体何なんだ…これは…。
曲的には、クールなリズムに黒人音楽っぽいコーラスや豪奢なブラスが乗るトラックに、力強く太いヴォーカルが絡む、非常にキャッチーでかっこいい曲なんですが…。歌詞が弁当って(笑)。しかも二段重ねのボリュームでおかずが唐揚げだけって、逆に悪意を感じるんだけど(笑)。これもシングルですよね、売る気あるのか…(笑)。でも「♪唐揚げだけの~」って口ずさんでみると意外と音のハマりは良いという不思議。

BERRYZ工房-⑦ Berryz タイムス-ヒロインになろうか! ★★★ (2012-02-07 20:04:19)

1曲目とは打って変わって、打ち込みを重視した、哀愁と煌びやかさが混在する曲なんですが…なんなんでしょう、このドスの効いたロックな感じは(笑)。サビのど迫力の高音ロングトーンとか他のアイドルでは歌いこなせないと思う。まさにこの感じが、私が彼女達を支持する理由だったりします。

BERRYZ工房-⑦ Berryz タイムス-マジカルフューチャー! ★★★ (2011-09-28 20:39:26)

曲調は全っ然関係ないですけど、zilchでいうところの「Easy Jesus」にあたる曲なのかな、と思います。割と短めの演奏時間の中で、そのグループの持ち味を凝縮して伝えるようなところが似てると思う。クールさ、元気のよさ、可愛らしさなどのバランスが良く、アルバムラストに相応しい曲だと思います。

BERRYZ工房-⑦ Berryz タイムス-一丁目ロック! ★★★ (2012-02-07 20:03:39)

アルバムのオープニングを飾る、漢コーラスも入ったパンキッシュな曲。アイドルの曲らしい盛り上がり方がいいですね、カラオケでもAメロで煽ると盛り上がってくれるので超楽しいです(笑)。つんく氏はバンド出身だけあって、骨太でしっかりしたバンドサウンドを作ってくれますね。メディア露出多かった頃(「命みぢかし~」「最後のアイドル」辺り)の犬神サーカス団っぽいノリ。
ロック好きな人が最近の邦楽ポップスが軟弱になったと嘆くのは良く耳にしますが、こんな曲をアイドルが歌ってそれをファンが受け入れてるんだから、邦楽シーンはまだまだ大丈夫だと思う。

BERRYZ工房-⑦ Berryz タイムス-女のプライド ★★ (2012-02-07 20:06:39)

黒人シンガー風のコーラスや、ハンドクラップを取り入れたリズム等が、聴いていて実に心地良い佳曲。跳ねたリズムの曲ですが、それを聴き手に変に意識させず、穏やかに聴かせる辺り上手いですよね。何気に一番キャリアの長さ、ゆえの説得力がある曲じゃないかと。安心して聴けるけど、歌唱力を求める余り定型的な歌い回しになったりせず、ちゃんとアイドルらしさ、女の子らしさを残してくれてるあたりホント巧い。


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