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Usher-to-the-ETHERさんの発言一覧(評価・コメント) 1451-1500
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C-CLAYS-水籠~mizu Kago~-風神少女
C-CLAYS-天奏月譚~tensou Gettan~-向合鏡~parallel World
C-CLAYS-天奏月譚~tensou Gettan~-最も澄みわたる空と海
C-CLAYS-天奏月譚~tensou Gettan~-少女綺想曲~dream Battle
C-CLAYS-天奏月譚~tensou Gettan~-亡き王女の為のセプテット
CACCINICA
CACCINICA-「七面鳥」~降誕にまつわる6つの小品集~
CACCINICA-「七面鳥」~降誕にまつわる6つの小品集~-エタノール/メタノール
CACCINICA-「七面鳥」~降誕にまつわる6つの小品集~-七面鳥
CACCINICA-「七面鳥」~降誕にまつわる6つの小品集~-祝のコトノハ
CACCINICA-赤いカバン-赤いカバン
CACCINICA-赤いカバン-躾け糸
CADAVER INC.-Discipline
CADAVER INC.-Discipline-Deliverance
CADAVER INC.-Discipline-Die Like This
CADAVER INC.-Discipline-Manic
CADAVER INC.-Discipline-Primal
CADAVER INC.-Discipline-Reptile Robots
CADAVER INC.-Discipline-Rupture
CADAVER-Necrosis
CAINA-Temporary Antennae
CALI≠GARI
CALI≠GARI
CALI≠GARI
CALI≠GARI-8
CALI≠GARI-8-その行方 徒に想う・・・
CALI≠GARI-8-ダ・ダン・ディ・ダン・ダン
CALI≠GARI-8-パイロットフィッシュ
CALI≠GARI-8-新宿ヱレキテル
CALI≠GARI-8-青春狂騒曲~青雲立志編~
CALI≠GARI-8-白い黒
CALI≠GARI-8-虜ローラー
CALI≠GARI-グッド・バイ
CALI≠GARI-グッド・バイ-まほらばぶる~ず
CALI≠GARI-ブルーフィルム-ブルーフィルム
CALI≠GARI-ブルーフィルム-真空回廊
CALI≠GARI-再教育・右-せんちめんたる
CALI≠GARI-再教育・右-リンチ
CALI≠GARI-再教育・右-禁色
CALI≠GARI-再教育・右-僕は子宮
CALI≠GARI-再教育・左
CALI≠GARI-再教育・左-「依存」という名の病気を治療する病院
CALI≠GARI-再教育・左-君が咲く山
CALI≠GARI-再教育・左-冬の日
CALI≠GARI-再教育・左-誘蛾灯
CALI≠GARI-再教育・左-冷たい雨
CALI≠GARI-第2実験室 改訂予告版-腐った魚
CALI≠GARI-第2実験室改訂版-オヤスミナサイ
CALI≠GARI-第2実験室改訂版-夏の日
CALI≠GARI-第2実験室改訂版-嘔吐

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C-CLAYS-水籠~mizu Kago~-風神少女 ★★ (2007-06-05 01:38:38)

イントロのチェンバロとピアノの波状攻撃からして、クサメタラーへの挑戦状とも受け取れる曲ですね(笑)。評価は、クサメロ好きなら更に★を一つ足して下さい。
でもメロディは良いけどリフはやっぱり微妙かなぁ…刻むのは良いし、グルーブ感やキレはあるけど、SLAYERの凶悪さやDISSECTIONの荒涼感に代わるような「情感」が足りない感じ。少なくともこの時点ではまだライト・メタルだと思います。だからって音楽的にガチのメタルに劣るわけじゃないですけど…

C-CLAYS-天奏月譚~tensou Gettan~-向合鏡~parallel World ★★★ (2007-06-05 10:02:40)

シンフォニック・ロック・ユニット「六弦アリス」のヴォーカリストである櫻井アンナさんがゲストヴォーカルとして参加した、テクノ寄りポップチューン。
櫻井さんは六弦アリスでの(現時点での)新譜、「ルナティック・ラブ」で自分の独特の色気のある声をよりかっこよく響かせる術を身に付けた印象があるんですが、この曲でもその声質の良さを存分に発揮してます。…やっぱりこの人の声好きだわ。六弦アリスはトラッド色も強いアーティストだからか、コーラスワークも美しいです。これは名曲。

C-CLAYS-天奏月譚~tensou Gettan~-最も澄みわたる空と海 ★★ (2007-06-04 16:08:35)

アレンジの種類こそ「ブラスロック」とありますが、管の音以外にもメロウな音色のギターだったり美しいキーだったりがフィーチャーされていて、メタラー的にも聴きやすいと思われるサウンド。前作「花蝶風月」にもブラスロック系の曲は入っていましたが、やっぱりレベルアップしてますよね…?

C-CLAYS-天奏月譚~tensou Gettan~-少女綺想曲~dream Battle ★★ (2007-06-05 10:05:57)

アレンジの内容が「サンバ」なのを見た時は目を疑いました(笑)
一昔前のクイズ番組とかで掛かってそうな陽気なアレンジなんですが、メロディはやっぱり哀愁なため、凄い独特な雰囲気を持った曲に。

C-CLAYS-天奏月譚~tensou Gettan~-亡き王女の為のセプテット ★★★ (2007-06-04 15:48:37)

これは強烈!!
今までの曲と比較して、展開のドラマティックさ、アレンジのメロディの聞かせ方の巧みさ、ギターの泣かせ具合、そして全体的な「クサさ」まで全ての要素が明らかにレベルアップしてるんですが…。若干リフは刻みに頼りすぎてる気もしますが、この煌びやかさの前には些細なことでしょう。もうイントロのチェンバロの時点でにやけた顔が、曲が終わるまで元に戻りません(笑)。
…これだけクオリティの高いものを聴かせてくれただけに、アルバム中メタルチューンが2曲だけっていうのはやや不満が残るなぁ…他のアレンジが悪いって訳じゃないんですけど、これは素晴らしすぎる。正にキラーチューンです。曲名もクールだし(笑)。

CACCINICA ★★ (2006-06-07 18:04:00)

カウンターテナーの湯澤幸一郎さんと、ヴァイオリニストSachiさん、
ピアニストのAyaさんからなる音楽グループ。
アルバムレビューでも書きましたが、日本人ってこういうゴシックな世界観上手いですよね。

CACCINICA-「七面鳥」~降誕にまつわる6つの小品集~ ★★ (2006-06-07 18:00:00)

2004年発表の6曲入りミニアルバム。
「黒色すみれ」のメンバーが在籍している事からも分かる通り、耽美でダークメルヘン的な
要素が強い、クラシカルな音楽性を聴かせてくれます。「黒色すみれ」と比較すると、
ポップさ、キャッチーさは低い分もっとクラシック寄りな感じですね。
この噎せ返るような耽美さや根底に残酷さや無情さを孕んだ世界観は聴き手を選びそうですが、
こういう過剰さは表現方法こそ全く異なるものの、メタルと相通じるものを感じたり。
もちろんゴシックメタラーには大推薦。
ヴォーカルはカウンターテナーという裏声で女声の音域を歌うクラシックのスタイルですが、
これが予想以上に素晴らしかったです。声量や高音の伸びがあるのはスタイル的にも
当然のこととしても、裏声にならない程度の高さの中音域での歌唱も素晴らしい!!
耽美な音楽性にぴった
…続き

CACCINICA-「七面鳥」~降誕にまつわる6つの小品集~-エタノール/メタノール ★★ (2006-06-07 18:13:31)

歌いだし部分やサビなど、アルバム中でもポップな要素の強い曲。
そのポップな部分に違和感無く、雪の降る聖夜を思わせるどこか寒さを感じる荘厳さが混じっているのが凄い。音の入れ方なども面白いんですが、なんかサビのヴォーカル怖い気がする(笑)巻き舌まで使っちゃって…

CACCINICA-「七面鳥」~降誕にまつわる6つの小品集~-七面鳥 ★★★ (2006-06-07 18:10:24)

アコーディオンの伴奏に乗せて、事実を淡々と描写していくようなタッチで悲しげな物語が語られる曲。歌詞が饒舌すぎないところが、逆にストーリーの悲劇性を際立たせているんですよね…

CACCINICA-「七面鳥」~降誕にまつわる6つの小品集~-祝のコトノハ ★★★ (2006-06-07 18:08:03)

荘厳なパイプオルガンを伴奏に、ヴァイオリンが耽美に歌い上げるイントロの時点でもうゴシックメタラー悶絶確定な曲。そしてヴォーカルが入ってビビっと来ました(笑)。この曲はアルバムの中でもヴォーカルに中音域のセクシーな部分が多く、お気に入りです。

CACCINICA-赤いカバン-赤いカバン ★★★ (2006-12-08 20:06:56)

熟れぬ果実を汚す舌
潰れた果実を啜る舌
…怖ぇぇぇぇぇぇ!!!
これ、歌詞を字面通りに受け取ると、明らかに子供を誘拐して…って話なんですが(笑)。いや、ロックにも攻撃的な歌詞はありますが、この曲の場合その攻撃性が「弱者」に向けられている所が陰湿で陰惨。つまりダークな音楽好きは必聴ということです。クラシックって、時にアングラメタルも及ばないほどの恐ろしさを見せますが、この曲は正にそれ。
曲の方もかっこよく、間奏の狂気から優雅なパートに移行する部分は狂気だけよりも怖いし、ラストの盛り上がり振りも凄い(特にヴォーカルが)。リピート必至の超名曲。

CACCINICA-赤いカバン-躾け糸 ★★★ (2006-12-08 20:12:25)

これは…SMの監禁プレイがテーマな曲でしょうか。
V系でもこういうテーマはたまに見かけますが、殆どの場合この曲の足元にも及ばないでしょう。歌詞が女性視点で妙にリアルなのが怖すぎ。「赤いカバン」と比べると曲自体は狂気的という訳でもないですが、それは周りから見れば狂気でも、主人公にとってはそうではないという事でしょう。そこがまたリアリティがあって、ゾクっとするんですよね。

CADAVER INC.-Discipline ★★★ (2006-04-29 21:27:00)

2001年発表の1st。

今まで結構ブラックを聴いてきたと思うんですが、このアルバムほどドラムが素晴らしい作品は聴いた事がないかもしれません。Aura Noir等にも参加しているCzralという人物が叩いているんですが、正直言ってこのドラミングを聴いて感動してしまいました。超豪速のブラストの最中でも金物でアクセントを付けまくってくるので聴いてて非常に忙しい印象を受けますし、途中リズムチェンジしてもそれに付いて行くどころか、曲を更にドラマティックに彩るようなフレーズを仕込んできたりして本当に凄い。

ただブラストが速いってだけじゃなくて、フレージングによりリフを際立たせたり曲に合わせたドラムなのが素晴らしいですね。またバスドラの音が良い感じの大きさなのでツーバスを連打するとかなりの圧迫感もあって最高です。音質もクリアだし、本当に聴いていて気持ちの良いドラミングです
…続き

CADAVER INC.-Discipline-Deliverance ★★★ (2006-05-04 20:33:00)

障害物を避けながらレースするようなスリル溢れるパートから、やはりお約束の様に畳み掛けます。「DELIVERANCE」っていう単語は「悪魔祓い」という意味もあるそうですが、明らかに取り付かれてる系のサウンド(笑)。ギターソロもあるけど全然メロウじゃなく、ひたすら狂ってます。

CADAVER INC.-Discipline-Die Like This ★★★ (2006-05-04 20:27:33)

いきなり素晴らしいブラックリフで畳み掛けます。
リフに関して言えば、アルバムで一番好き。このバンドはドラムにとにかく圧倒されるけど、他のパートも平均を遥かに超える出来なのが素晴らしいですね。

CADAVER INC.-Discipline-Manic ★★ (2006-05-04 20:22:42)

これはまた…素晴らしい蹂躙っぷりで…。
圧迫感があって凄まじい音です。こういう褒め方は失礼かもしれませんが、最早ドラムは演奏って言うか曲芸の域に達してます(笑)。

CADAVER INC.-Discipline-Primal ★★★ (2006-05-04 20:29:46)

一曲目からこれです(笑)
このドラムには誰もが衝撃を受ける事でしょう…その衝撃はアルバムが終わるまで続くのですが…ちょっとした間の入れ方とかフィルだとかのセンスも良く、ドラムだけでも逝けそうなくらいかっこいいです。

CADAVER INC.-Discipline-Reptile Robots ★★ (2006-05-04 20:25:34)

特にインダストリアルな音が入っているというわけではないのに、何故かサイバーっぽい印象が残る曲。ブルータルかつテクニカルで正確無比なドラミングと、冷徹なリフのメロディがそう思わせるのかな。少なくともタイトルの「ロボット」という単語からの印象だけではなさそう。

CADAVER INC.-Discipline-Rupture ★★★ (2006-05-02 21:18:33)

凄いですね、このエフェクトヴォーカルパートは…
元からエフェクトを掛けてるのと同じぐらい歪んでるのに、更にエフェクトで強化して喚きまくるもんだから、もはや水の中で溺れて必死で助けを求めている人の悲鳴にしか聴こえません(笑)。完全に逝ってしまってます。

CADAVER-Necrosis ★★ (2010-02-23 21:10:00)

2004年発表の3rd。
CADAVER INC.から名義を戻してのリリースです。CADAVER INC.の「Displine」が圧倒的な暴虐性で多くのエクストリームメタル好きの心を掴んだ作品だったからか、このアルバムでの名義・路線の変更は賛否あったようですね。

スラッシュの心地良い疾走感とダーティさを前面に押し出した路線で、AURA NOIRやAUDIOPAINに近い作風に。まあ、AppolyonもCzralもAURA NOIRの構成員だし、この面子でブラックンド・スラッシュ演ったら当然こうなるよね、という期待通りの音です。

ただ、ダーティさのかなり強いAURA NOIRと比べると、こっちはCADAVER INC.に通じる硬質さや、凶悪さが強い印象。リフにスラッシーなキレの良さだけでなく、ブラックの不健康さが篭められている点はAURA NOIRと共通す
…続き

CAINA-Temporary Antennae ★★ (2008-11-06 21:21:00)

2008年発表の3rd。
このアルバムのジャケかなり好きです。
甲虫の羽の中ってスベスベしてそうでなんか良い(笑)。

KRALLICEが所属していたり、ALCESTの作品のリリースに噛んでいたりなど次世代ブラック好きからの注目も厚いレーベルである「Profound Lore Records」に所属しているだけあって、このバンドもブラックメタルのディストーションボイスやトレモロリフ、ギターの歪みの轟音などの手法を用いながら、メタル的でない幻想的な風景を描いていく、ポストブラックといえる路線の音楽を演ってますね。

ギターの歪みの音色や音の位置など音作りの面にもかなりのこだわりが感じられ、情景の描写に全く抜かりはありません。轟音+デスヴォイスから突然四つ打ちテクノビートが登場したり、意外性のある展開も面白いです。浮遊感のある雰囲気はALCESTやLANT
…続き

CALI≠GARI ★★ (2004-10-06 10:54:00)

昭和歌謡に始まりフォークやテクノ、ジャズなど様々な音楽性に手を出すごった煮音楽集団・cali≠gari。
村井研次郎さんのスラップ・ベースや桜井青さんの時に人間の感情を上手く描写し、時にグロさとポップさを両立させる作詞能力は一度聴いた者を虜にしてしまう力を持っています。
更に「嘔吐」「マグロ」「君が咲く山」などの一聴するとポップで能天気に思えるのに、実は良く歌詞を読むとグロい…という新しいジャンル「奇形メルヘン」を発明し、既存の音楽の模倣に留まらない深い才能を感じさせます。
それにしても、青さんはともかく、秀仁さんの詞って難しすぎると思いません?
「近代的コスメ唱歌」なんて分かり易い皮肉で面白いですが、曲によっては何の事を歌ってるのかさっぱり分からないものもあったり。

CALI≠GARI ★★ (2005-04-16 14:26:00)

>szさん
別に無理に好きになる必要はないと思いますよ。
私は「マグロ」「君が咲く山」等のグロさとポップさの両立や
「デジタブルニウニウ」「東京病」を同じアルバムに入れるセンスには感銘を受けますし、
「冷たい雨」「ただいま。」等の歌詞にはほろりとさせられてしまいますが、
そういうのって他人に強制できるものではないと思います。
むしろ良い所を探そうと思って無理に聴くと、より嫌いになってしまう恐れもあるかもしれないですしね。
ただ、「この曲を聴け」という主旨のページでそういう発言をわざわざ書き込む心理というのは、どうも理解しかねますが…
>中曽根栄作さん
ホモ=桜井青さん、天然=武井誠さんですね(笑)
このバンドって変なキャラ付けも面白いですよね。戦隊モノみたいな(?)。

CALI≠GARI ★★ (2005-05-18 20:47:00)

>ポナイポさん
登録どうもです。でも大丈夫ですよ。
「青春狂騒曲」はアルバム「8」にちゃんと入ってます。

CALI≠GARI-8 ★★ (2005-05-14 22:27:00)

2003年発表の、メジャーでは2枚目となるオリジナルアルバム。
このアルバムを出した後、暫くの後にバンドは活動停止になってしまいます。
「実験室」の名こそ付いていませんが、実験的な要素は以前よりも強くなったアルバムで、
「虜ローラー」「読心」などの空間全体を利用した、メロディよりも音響を重視した作品が
特に耳を引きます。これらの楽曲と「新宿ヱレキテル」「破れた電報」などの情念を込めた曲の
乖離を見るに、活動停止も仕方ないのかなぁ…と思います。その後出された秀仁さんの
プロジェクト「goatbed」の1stも買いましたが、殆どテクノになってましたし。
そんな中で、音響と情念を折衷させた名曲が「パイロットフィッシュ」。
ドワ~とした響きの低音と破滅的かつ日常的な歌詞が不気味なほどにマッチしています。
また、音響重視以外の、バンドサウンドで
…続き

CALI≠GARI-8-その行方 徒に想う・・・ ★★ (2005-05-17 23:06:53)

いきなりな打ち込み音で始まる曲。タイトルは「そのゆくえ、いたずらにおもう・・・」と読みますが、私は普通に「あだにおもう・・・」と読んでました…
曲のテーマは「いかにグルーヴ感を出さないか」らしいです…ひねくれ過ぎ(笑)歌メロがぶつ切りで、全くキャッチーじゃないのは、歌メロがこうであってもポップに仕上げられると証明したかったのでしょうか。

CALI≠GARI-8-ダ・ダン・ディ・ダン・ダン ★★ (2005-05-17 23:20:01)

シングル曲を除けば、アルバム中で最もポップな曲。
…とはいっても、途中いきなりコーラスをバックに語りをやったり、テクノっぽくなったりするので練り込み度は他の曲以上。キメが多いので、バンドで合わせたら楽しそうです。

CALI≠GARI-8-パイロットフィッシュ ★★★ (2004-10-01 14:22:27)

ドワ~ンと歪んだ低音が閉鎖的な空間を演出する曲。
こういう空間を利用した曲というのは得てして歌メロが弱くなりがちですが、この曲では「およげ!たいやきくん」を思わせる哀愁あるメロディを聴く事が出来ます。タイトルの「パイロットフィッシュ」とは水槽の水質調整のために先に水槽に入れられる魚の事。

CALI≠GARI-8-新宿ヱレキテル ★★ (2005-05-17 22:57:50)

桜井青さんの歌う、新宿2丁目系(?)情熱歌謡。
巻き舌入ってたり、くどすぎるほどくどい(誉めてますよ、念のため)ヴォーカルが非常にいい味出してます。青さんのヴォーカルではこれが一番好きですが、「パイロットフィッシュ」「破れた電報」という、物凄い暗い曲に挟まれる曲順は合ってないと思う。

CALI≠GARI-8-青春狂騒曲~青雲立志編~ ★★★ (2005-05-17 22:52:42)

アルバム中、一曲だけ明らかに浮いてる爽やか疾走系の曲。もともとcali≠gariに取ってはメロディの良さも武器の一つだと思うんですが、その楽曲の中でも最上級に良いメロディです。個人的には、シングルもしくはベストに入ってる台詞無しのテイクの方が好き。

CALI≠GARI-8-白い黒 (2005-05-17 23:16:05)

一言で表すと、なにがなんだか分からない曲。
攻撃的にも聴こえるし、シンセの音色はムーディーだし、そうかと思えば鈴木慶一さんの演説とか入ってるし…未だにこの曲、よく分からないです。「知にまみれた正常。気は平気か?」=「血にまみれた星条旗は兵器か?」の掛け言葉の上手さには唸らされます。

CALI≠GARI-8-虜ローラー ★★ (2004-10-02 09:35:00)

テクノ好きの石井秀仁さんらしい、凝りに凝ったリズムを持つ曲。
cali≠gariの曲の中でも空間的要素の強い曲で、コーラスの使い方やリズムに耳を傾けると段々気分が良くなっていきそうです。

CALI≠GARI-グッド・バイ ★★ (2004-10-06 10:55:00)

活動休止に合わせて出されたベスト盤。新曲2曲入りで既存曲も一部録り直されていたりします。
奇形メルヘンな「君が咲く山」、泣けるバラード「冷たい雨」、アンビエントな感触の強い「空想カニバル」、テクノ色の強い「フラフラスキップ」など、その多彩な音楽性を一通り網羅しているので、cali≠gariの楽曲を初めて聴く人にはもってこいのアルバムだと思います。
…ですが、あまり同路線の曲は入れない方針が貫かれているためか、「ただいま。」や「『依存』という名の病気を治療する病院」などのスタンダード性を持った曲がイマイチ少ないのが少しネックです。

CALI≠GARI-グッド・バイ-まほらばぶる~ず ★★ (2004-10-06 10:56:37)

「第7実験室」収録曲のリメイク。
第7~の時は著作権により歌詞を改訂せざるを得なかったんですが、こっちでは元の歌詞のまま歌っています。歌われる内容は全て太宰治が川端康成に対して送った芥川賞の受賞を哀願する書簡からの引用で、「経済的にすくはれたなら」とか「私を見殺しにしないで」とか歌われるのを聴くと、あの大作家も必死だったんだなぁという事が分かって面白いです。
ただ、ヴォーカルが第7~の時より細くなっているのがネックでしょうか。

CALI≠GARI-ブルーフィルム-ブルーフィルム ★★ (2004-10-01 14:23:28)

まるで青春映画のエンディング・テーマかのような、爽やかなメロディで疾走していく曲。ハイハットの刻みがフィルムリールの音の様に聴こえるのは狙っているのでしょうか。ベスト盤には1stプレスのテイクが使用されていますが、個人的には2ndプレスで取り直したヴァージョンのほうがヴォーカルが前に出たミックスで気に入っています。

CALI≠GARI-ブルーフィルム-真空回廊 ★★ (2004-09-29 21:42:26)

たおやかなピアノをメインとした、3拍子の楽曲。
音響面での「美しさ」はcali≠gariの曲の中でも上位に食い込む曲だと思います。サビでたおやかさを打ち消さずに視界が広がる展開も見事。

CALI≠GARI-再教育・右-せんちめんたる ★★ (2005-05-17 23:03:23)

確か放火について歌った曲、だったかな…?
一見して気味の悪い歌詞に、「楽しく笑ってお茶飲んで暮らすから」といきなり日常的な表現を挿入し、さらに不条理な感じを演出する手法には「さすが!!」と、もう喝采を送りたい気分です(笑)「目には目を、歯には歯を」の掛け合いもかっこいい。

CALI≠GARI-再教育・右-リンチ ★★★ (2004-09-29 21:10:54)

「追伸・僕は死にました」の一言からメロディアスに疾走する楽曲。
作曲者の桜井青さんが「日本語特有の陰惨さを表現したかった」と語る通り、テーマはかなりヘヴィ。周りに流されて相手をいじめてしまい、その相手が自殺、自分もその後を追おうとするが死ねずに日が暮れる…という内容で、最後のがなり気味で歌っている所等は聴いていて泣きそうになります。いじめていた同級生が悲しいふりをして葬列に加わる事を皮肉った「用意された葬列 ミナゴロシニシヨウ」という一行も強烈。

CALI≠GARI-再教育・右-禁色 ★★ (2004-09-29 21:42:46)

cali≠gari流のタンゴ。
オルガン風のレトロな音色と石井秀仁さんの無駄にセクシーな(笑)ヴォーカルが聴き所。ムックの「イタイ手紙」という曲はこの曲とそっくりなイントロを持っていますが、オマージュでしょうか。

CALI≠GARI-再教育・右-僕は子宮 ★★★ (2004-09-29 21:43:58)

ジャジーなピアノが活躍する、お洒落な感じの曲。
この曲だけかなりこもった音質(特にヴォーカルは音が割れ気味)ですが、それが逆に何かに包まれるかのような雰囲気を曲に与えているのが面白い。

CALI≠GARI-再教育・左 ★★ (2005-05-15 21:53:00)

2001年発表のベスト盤。
メンバーチェンジにあたり、過去の曲を録り直したアルバムで、どちらかといえば
マニアックな曲を集めた「再教育・右」と対になっています。
今では手に入りにくくなってしまいましたが、桜井青さんのブラックユーモアやシニカルな
視点の中に隠された暖かさを感じさせる詞と、昭和歌謡にインスパイアされたと思われる
キャッチーかつ泣き度の高いメロディが頭から尻尾まで万遍なく詰まったアルバムで、
もし店などで見かけたら四の五の言わずにゲットを推奨する名盤です。
なんでこんな良いアルバムを廃盤にしてしまうんでしょうね…もはや文化の損失です。
これこそcali≠gariを知らない人に聴かせるには絶好のアルバムだと思うのに。
ファンならばレア物を取り扱う店に出向いてでも買うべし、です。

CALI≠GARI-再教育・左-「依存」という名の病気を治療する病院 ★★★ (2004-10-02 09:33:42)

この曲はタイトルからして私のツボを突いています(笑)
昭和風のメロディに内省的な歌詞を載せて疾走、という音楽性は他のV系でも見受けられるパターンかと思いますが、cali≠gariの曲はシリアスさや描写の上手さでは他の有象無象を全く寄せ付けないレベルの高さです。それが最も良く分かるのがこの曲でしょう。是非「♪君は『依存』という名の病気を治療する病院で~」からのパートを聴き、そして泣いてください!!

CALI≠GARI-再教育・左-君が咲く山 ★★★ (2004-09-29 21:05:07)

鼓笛隊を大胆に取り入れた音が新鮮な曲。
歌詞はピクニックに来た子供の目から見た風景の様にも思えますが、実は死体愛好についての曲です…!!歌詞の「野良犬くんと小鳥さんと仲良し小良し」という部分は殺した相手の死体に野犬やカラスが群がるということなのでしょう。

CALI≠GARI-再教育・左-冬の日 ★★★ (2005-05-18 20:59:25)

聴いていると、歌詞の主人公が回想する、幼少の頃の優しい思い出に自分も触れているようで暖かな気持ちになれます。でも同時に、現在の自分と照らし合わせるとちょっとほろりとなってしまうんですよね…う~ん、複雑(笑)青さんは人の心を歌う詞を書かせたら天才的だと思います。

CALI≠GARI-再教育・左-誘蛾灯 ★★★ (2004-09-29 21:44:14)

「もしも愛する人が非合法なクスリに手を出さないと生きていけない程の状態になってしまっても、変わらず愛していけるのか…」という重い問いかけが胸を打つ曲。
前半(というかAメロ)はアングラな感じですが、サビのメロディは美しく、アコギによるソロは泣きそうになります。しかしこのサビは一度鼻歌やりだすと止まらなくなってしまう(笑)

CALI≠GARI-再教育・左-冷たい雨 ★★★ (2004-09-29 21:44:33)

桜井青さん曰く「最高傑作」のバラード。
救いを求めている主人公が最終的に前向きになるという内容の曲は、結局の所他人に縋っているだけの無内容なものが多いですが、この曲はそういう所に陥ってない所がすごいです。「僕が僕をやめる事、それが一番いけないことだよ」なんてシンプルで胸に刺さるフレーズなのでしょうか。正に作詞家としての青さんの面目躍如って感じですね。

CALI≠GARI-第2実験室 改訂予告版-腐った魚 (2004-10-02 09:04:50)

雑誌の付録としてついて来たCDに収録された曲で、「第2実験室 改訂版」収録曲の別ヴァージョン。
フォークからの影響が感じられるバラードで、アルバム版ではわざとこもった音質にすることで水槽の中にいるような空間を演出していましたが、こっちは素直なアレンジになっています。

CALI≠GARI-第2実験室改訂版-オヤスミナサイ ★★★ (2004-10-06 10:55:52)

歌メロとアコースティックギターが爽やかな曲。ライナーを読むとこういう楽曲は「ネオ・アコースティック」というジャンルに分類されるらしいです。私は普段は結構ダークなものが好きなんですが、ここまで徹底して爽やかだといっそ心地良いです。

CALI≠GARI-第2実験室改訂版-夏の日 ★★★ (2004-10-06 10:55:28)

デモテープ「第2実験室」を新メンバーで再録するにあたり、新しく追加された曲。
曲調的には綺麗なメロディが堪能出来るポップな楽曲…と言いたい所ですが、流石桜井青氏、それだけでは終わりません。やはり歌詞が素晴らしいです。後半の主人公が蝉の抜け殻を握り潰し(今までの自分との訣別の比喩と思われる)、旅立ちを決意するくだりなどはホント勇気付けられます。

CALI≠GARI-第2実験室改訂版-嘔吐 ★★ (2004-10-02 09:32:28)

村井研次郎さんのベースは音楽好きの間では高く評価されているようですが、それが最も良く分かる曲。イントロからかっこいいスラップを使ったベースリフで聴かせてくれます。
カニバリスティックな歌詞も過激で良い感じ。


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