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Usher-to-the-ETHERさんの発言一覧(評価・コメント) 151-200
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AENAON
AENAON-Cendres et sang
AETERNUS-A Darker Monument
AETHERNAEUM
AETHERNAEUM-Wanderungen durch den Daemmerwald
AGAINST THE PLAGUES
AGAINST THE PLAGUES-Decoding the Mainframe
AGALLOCH-Marrow of the Spirit
AGATHODAIMON-Serpent's Embrace-Cellos for the Insatiable
AGATHODAIMON-Serpent's Embrace-Light Reborn
AGATHODAIMON-Serpent's Embrace-Solitude
AGATHODAIMON-Serpent's Embrace-The Darkness Inside
AGES-The Malefic Miasma
AGRUSS-Morok
AHAB-The Call of the Wretched Sea
AHAB-The Call of the Wretched Sea-Old Thunder
AHAMKARA-The Embers of the Stars
AHERUSIA
AHERUSIA-AND THE TIDES SHALL REVEAL THE TRACES
AIHISNA
AIHISNA-凛然とした夢百合水仙
AISLING-Stone of Light
AJATTARA
AJATTARA-Kalmanto
AKB48
AKB48
AKB48-ここにいたこと
AKB48-ここにいたこと-ヘビーローテーション
AKB48-シングル/カップリング等-フライングゲット
AKERBELTZ-A Wave of Darkness
AKERCOCKE-Choronzon-Enraptured by Evil
AKERCOCKE-Choronzon-Goddess Flesh
AKERCOCKE-Choronzon-Leviathan
AKERCOCKE-Choronzon-Praise the Name of Satan
AKERCOCKE-Choronzon-Prince of the North
AKERCOCKE-Choronzon-Scapegoat
AKERCOCKE-Words That Go Unspoken, Deeds That Go Undone
AKERCOCKE-Words That Go Unspoken, Deeds That Go Undone-Abbadonna, Dying in the Sun
AKERCOCKE-Words That Go Unspoken, Deeds That Go Undone-Eyes of the Dawn
AKERCOCKE-Words That Go Unspoken, Deeds That Go Undone-Lex Talionis
AKERCOCKE-Words That Go Unspoken, Deeds That Go Undone-Seduced
AKERCOCKE-Words That Go Unspoken, Deeds That Go Undone-Seraphs and Silence
AKERCOCKE-Words That Go Unspoken, Deeds That Go Undone-Shelter From the Sand
AKERCOCKE-Words That Go Unspoken, Deeds That Go Undone-Verdelet
AKHLYS-The Dreaming I
AKITSA
AKITSA-Aube De La Misanthropie
AKITSA-Aube De La Misanthropie-Cachots De L'obscurite
AKITSA-Aube De La Misanthropie-Champ De Bataille
AKITSA-Aube De La Misanthropie-Desengrenage(les Enfants De L'illusion)

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発言している23曲を連続再生 - Youtube



AENAON ★★ (2013-07-13 19:26:34)

ギリシャ産アヴァンギャルド/プログレッシブ・ブラック。
VARATHRONのメンバーが絡んでいる模様。

AENAON-Cendres et sang ★★ (2013-07-13 19:27:35)

2010年発表の1st。
アルバムタイトルは「灰と血」の意。

幻惑的なアンサンブルや妖しげなメロディで聴き手を煙に巻きつつ、サックスなども導入して前衛的なムードも醸し出す、お洒落かつ不条理な雰囲気のあるブラックメタル。但し前衛的なだけでなく、ブラストでの暴虐疾走や厚みのあるリフなど、エクストリームメタルとしての攻撃性や音作りの強烈さもしっかり残しているのが特徴ですね。知性的だけど頭でっかちではない印象。

個人的には、VED BUENS ENDEやVIRUS、或いはLUGUBRUM辺りを真っ当なエクストリームメタルに近付けたような印象なんですが、それらバンドのような「悪意」は割りと薄めで、その代わりに「知性」で楽曲が構築されているような印象を受けるんですよね。不条理で悪夢的な世界観を描きつつ、暴虐性もある音だけど、邪悪な雰囲気は良くも悪くも薄いと言うか…そ
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AETERNUS-A Darker Monument ★★ (2011-06-08 18:30:04)

2003年発表の5th。

Samothのレーベル、Nocturnal Art所属のバンドですが、個人的にこのレーベルってブラックのやぶれかぶれな精神よりも、デスメタル的なキッチリ作り込まれた、エクストリームメタル好き全般にアピール出来るバンドが多い印象なんですが、このバンドも例に漏れず、しっかりヘヴィな音出してますね。…というか、ほとんどデスメタルです。

リフに中近東フレーバーなメロディを練り込み、ファストパートではブルータルに畳み掛け、スロー~ミドルパートではドゥーミーに引き摺る、重々しいサウンド。ヴォーカルもデスメタル的な咆哮がメインで、重苦しい音作りに合ってると思う。時々ブラックに通じるメロいトレモロも出てきますが、寒々しさよりうねりや禍々しさが強かったり、メロを刻みに引き継いでみせたり、やはりデスメタルの感性が強い感じ。

個人的にこういう
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AETHERNAEUM ★★ (2013-09-16 12:46:50)

ドイツ産アトモスフェリック・ブラック。
EDEN WEINT IM GRABのメンバーが在籍。

AETHERNAEUM-Wanderungen durch den Daemmerwald ★★★ (2013-09-16 12:50:16)

2013年発表の1st。

カテゴリーとしては、生のチェロやヴァイオリン等も使用し、フォーキーで仄暗い叙情性を込めたメロディを、アトモスフェリックな音像を醸し出す、心地良くノイジーなリフと展開のスパンが長めの構成、大作主義な作風で聴かせることで、丁寧に情景を描いていくアトモスフェリック・ブラック…という感じで、ドイツのバンドながらカスカディアン勢にも通じる、儚い叙情を感じる繊細な音を出してますね。

関連バンドのEWIGはブラックよりゴシックとして認識されているようですが、そういったバックグラウンドを持っているという事が、かなりプラスに働いているように思います。儚いだけでなく陰影の濃いメロディ、ナルシシズムを感じられる幽玄な低音クリーンなど、ゴシックの美意識が感じられる要素が、この音像の中にあって悉く耳を惹くんですよね。特に陰りのあるメロディの演出する、身を切るよ
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AGAINST THE PLAGUES ★★ (2011-05-07 11:36:46)

アメリカ産シンフォニックブラック。
先日ex-BEHEMOTHのNovyが加入した模様。

AGAINST THE PLAGUES-Decoding the Mainframe ★★★ (2011-05-07 11:38:29)

2010年発表の2nd

いわゆるシンフォニック・ブラックに分類される音ですが、結構珍しい音作りのバンドですよね。音全体のバランスは非常に良好だし、キーボードやリードギターなどの音質は非常にクリアなのに、リフの音色のみがブラック特有のノイジーさで、それが所々で炸裂するファストブラック並の爆走とも相俟って、かなり凶悪な印象を受けます。

また、キーや曲展開のバリエーションが豊富なのも特徴。
メロデス的なリード・リフ使いも見られ、割とメジャーっぽい作風なのに、時折出てくるトレモロリフは初期DISSECTIONやNAGLFAR、NECROPHOBIC的な正統なメロブラの邪悪さが篭っていて、凄く惹き付けられる。キーもアトモスフェリックな不穏さを醸しだしたり、大仰なクラシカルフレーズを弾いたり、スペイシーな宇宙観を演出したり、シンフォブラックで出来る事を一通り網羅して
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AGALLOCH-Marrow of the Spirit ★★★ (2011-01-26 18:02:02)

2010年発表の4th。

このバンドは、1stの「Pale Folklore」を持ってましたが…
その頃と比べると大分変化しましたね。一言で言うなら、ポストブラックの繊細さ、情景描写能力を残したまま、一般的なメロディックブラックの聴きやすさを手に入れた感じでしょうか。

オープニングやインストパートに長めの時間を割いたり、情景の描写のためにメジャーなバンドが演らなそうな事も演ってはいるんですが、今作は疾走パートも多く含む、メタルとしてのドラマ性にも富んだ作風で、例えポストメタルに全く理解がない人が聴いても魅了される事請け合い。

特筆すべきはメロディですね。「Pale Folklore」の頃もそうでしたが、このバンドは「フレーズそのものがドラマティック」でありながら、「それが自然に聴こえる」という、なかなか両立できない要素を兼ね備えた、優れたメ
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AGATHODAIMON-Serpent's Embrace-Cellos for the Insatiable ★★★ (2009-03-24 21:02:57)

やっぱり1曲目のこれが一番好きかな…。
何気にブラスの音はメタルと相性が良いと思う。妖気が漂い、その中に蜃気楼が見えるような、幽遠で妖しいムードがある。「Step into~」からのヴォーカルラインもかっこいいです。

AGATHODAIMON-Serpent's Embrace-Light Reborn ★★ (2009-03-24 21:04:44)

スラッシュ寄りの刻みリフが聴ける、アルバムで最も攻撃的なパートを含む曲…なんですが、美声で歌い上げるメロウなパートもあってドラマティックな構成。…でもこれ、上手く纏まってますけど、攻撃的パートだけだとアルバムの雰囲気から浮く気も。

AGATHODAIMON-Serpent's Embrace-Solitude ★★★ (2009-03-24 21:03:44)

女性ヴォーカルをフィーチャーしたゴシックバラード。
ここまで完全にゴシック化した曲は期待してなかったんですが、それでも引き込まれる美しさがある名曲。特にメロディがクサい訳ではないけれど、雰囲気が凄くロマンティックで美しい。

AGATHODAIMON-Serpent's Embrace-The Darkness Inside ★★★ (2009-03-24 21:05:49)

Metal Mind盤ライナーでAMON AMARTHが引き合いに出されている通りの、ヴァイキング的勇壮さのある曲調は最初は結構面食らいますね…。正統派っぽいかっこよさもあると思う。トレモロリフで聴かせるパートの、雄大でメロウなメロディも素晴らしいです。

AGES-The Malefic Miasma ★★ (2016-02-28 20:47:22)

2015年発表の1st。

DISSECTION絡みのメンバーが参加したスウェディッシュ・ブラックとして推されていて、気になったので購入しましたが…同じメロブラでもDISSECTIONとは全く傾向の異なる音ですね。DISSECTIONがリフとリズムの兼ね合いで、疾走感を持ってメロディを聴かせる傾向にあったのに対し、こちらは中世的でゴシック風味な美メロをミッドテンポ中心で丁寧に聴かせる事に主軸が置かれている感じ。

時折入る攻めなパートでも、それほど疾走感は意識しておらず、むしろメロディを重厚に聴かせる事が念頭に置かれているような作風で、アルペジオやキーボード、ストリングスも多用し、かなりメロい音。トレモロリフによるハーモニーも、決して少なくない頻度で用いられており、ゴシックテイストのあるメロディック・ブラックが好きであればじっくり聴き入れそう。どことなく気高さも感
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AGRUSS-Morok ★★★ (2013-06-01 17:49:24)

2012年発表の1st。

端的に言ってしまえば、アトモスフェリック・ブラック的な包み込むようなどす黒さを感じさせるディストーションと、刻みやメロディアスなフレーズ等を仕込んだ、メタリックなかっこよさも感じさせるリフを組み合わせた、暗黒度の非常に高いメロディック・ブラック…とでも言えそうな路線なんですが、そんな単純な説明では言い表せない程のカオスを感じさせてくれる、かなりの邪悪盤。

まずヴォーカルの表現力、これが何気に素晴らしい。地を這うような低音グロウルから、喉が張り裂けるような絶叫までを使いこなし、狂性たっぷりに聴き手を圧倒していくようなパフォーマンスも然る事ながら、そのスタイルと、作品の邪悪で重苦しい靄に包まれるような、黒い音質がこの上なくマッチして非常に混沌とした雰囲気に。楽曲の方も、例えばカオティックなメロディとうねるベースを絡ませるパートを設けてみた
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AHAB-The Call of the Wretched Sea ★★ (2007-01-22 21:20:00)

2006年発表の1st。
この手のバンドって、WORSHIPといいMOURNFUL CONGREGATIONといい一枚目から素晴らしい作品を
作る事が多いですよね。そういえばEURO ROCK PRESSにもレビューが乗ってましたね。
結構注目されているバンドなんでしょうか。
曲の方はKamikoさんが仰っているように、引き摺るリフの重さが圧倒的。
WORSHIP辺りとタメを張れるくらいの迫力があると思います。WORSHIPと比べると
スクラッチ音などギターの音作りそのものの聞かせ方の上手さだったら向こうの方が
上手いかな…とも思いますが、こっちはヘヴィさに加えてMOURNFUL CONGREGATIONを思わせる
緩やかながらドラマティックな展開やメロディアスな部分もあり、決して魅力では負けてません。
ヴォーカルの低音咆哮の迫力も凄
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AHAB-The Call of the Wretched Sea-Old Thunder ★★★ (2007-01-19 20:13:10)

タイトル通りのまるで1打1打が雷の様に重いドラムと、そのいかづちによって呼び起こされた龍が嵐の中で踊り狂っているかのようなメロディ(テーマは「白鯨」なので龍じゃなくて巨大な鯨のモンスターがモチーフかも。ともかく自然の脅威を感じさせる雄大なメロ)が凄まじい曲。そして嵐の中から獣のような低音でエイハブ船長に何度も喚びかけるデスヴォイス…これはほんと痺れました。

AHAMKARA-The Embers of the Stars ★★ (2016-03-02 13:25:35)

2014年発表の1st。

トレモロ重視型アトモスフェリック・ブラックということでかなり気になっていたんですが、セールで安くなってたこともありこのたび購入。叙情的なトレモロリフ含有度はかなり高めで、それを強調して聴かせるパートも少なくないものの、敢えてファジーな音色にしてメロウなベースや包み込むようなキーと絡ませたりなど、ある程度変化を付けつつ聴かせる音。

ヴォーカルも例によって自然に回帰した人間の遠吠えのような絶叫ですし、WOLVES IN THE THRONEROOMを始めとしたカスカディアン・自然崇拝系ブラック好きにもお勧めできそう。そもそもメンバーがWODENSTHRONE絡みですね。ただし時折音割れ風の音色のノイジーさのある音作りに若干の癖があるのと、キーボードインスト部分がやや長く、気分でないときは若干冗長に感じるかも。

感想を書くに当
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AHERUSIA ★★ (2011-08-21 21:27:34)

ギリシャ産シンフォニックブラック/フォークメタル。
特保みたいなバンド名ですが、リラ(クレタリラ)奏者も在籍する本格派。

AHERUSIA-AND THE TIDES SHALL REVEAL THE TRACES ★★ (2011-08-21 21:29:19)

2009年発表の1st。

まず1曲目の「Birth of Immortals」を聴いて、「えっ?」てなりました(笑)。
弦楽器(これがリラでしょうか)がお祭りというよりも、もう牧場で羊追ってる姿が浮かぶレベルの牧歌的なメロディを奏でたと思ったら、メロブラ的な、体感温度を下げるトレモロリフを入れてきて、「それを合わせちゃうんだ…」と衝撃を受けました。…とは言っても、そんなパートは一部で、全体的にはヴァイキングやメロデスに通じる演奏のパートが多く、牧歌メロや壮大なメロも第一印象ほど浮いてるわけではないですが。

しかし、やはり民族楽器の奏者がいるとメロディが「濃い」ですよね。
単純に壮大だったり民族チックな雰囲気を演出しているというのではなく、もうメロディそのものの主張が非常に強いという感じ。それが壮大な世界観を演出するキーとの兼ね合いもあって、曲を上手
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AIHISNA ★★ (2016-05-21 05:43:10)

日本のシンフォニック/ゴシックメタルユニット。
かがやみ氏、かぶ氏による兄妹同人サークルで、音楽のみならずゲームも制作してます。実は海外の超大手レビューサイト、Encyclopaedia Metallumにも登録されてるユニットだったりします(まああそこはUI-70とかCROW’SCLAWなんかも載ってますが)。

AIHISNA-凛然とした夢百合水仙 ★★★ (2016-05-21 05:44:14)

2015年発表のおそらく6th。

ゴシック趣味の強い、美しくて派手なオーケストレーションを、メタリックなリフ・リズムに乗せて疾走するインストメタルで、メロディのキャッチネスや音像の華美さなど、ゲーム音楽を本格的にメタルに特化させたような音。実際に、このアルバムの中の何曲かは、翌年に発表の弾幕STG「八重の妖泉華」に使用されてますね。実はそのBGMが凄く良かったのでオリジナルフルも聴いてみた次第です。

このユニットの音楽はメロディの印象深さも然る事ながら、その聴かせ方も非常に上手いのが素晴らしいです。オーケストレーションはただ漫然とストリングスの音でメロディを奏でている訳ではなく、時にピアノやヴァイオリンによる高速のパッセージを挟んでみせたり、チェロによる独奏パートがあったりなど、変化と緊張感に満ちている、ドラマ性に富んだもの。

ギターも単にメタリ
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AISLING-Stone of Light ★★ (2011-07-01 19:44:02)

2009年発表の2nd。

民族色の強いメロディをトレモロリフやキーボードで奏でつつ展開する、ペイガン/フォーク寄りのシンフォニック・ブラック。トラッドのお祭り的な、陽気な側面ではなく、飽くまで「叙情性」の部分を非常に強調した仕上がりで、ど派手とまではいかなくても、聴いててグッと来るような、胸に沁みるメロディが多い感じですね。トラッドメロで盛り上がる箇所も大仰さ・ドラマティックさはあってもはっちゃけた感じではなく、常にシリアスなムードが漂ってる感じ。

また、ノーマル声で歌い上げるパートでは、朗々と歌い上げたりダミ声でがなったりではなく、女性ヴォーカルを取り入れているのも特徴で、かなり神秘的な雰囲気。メロディの素晴らしさも然る事ながら、しっかりそれを行かした展開をしてくれるのもいいですね。メロディの押し引きと演奏の押し引きがしっかりリンクしてる。2曲目のトレモロ・
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AJATTARA ★★ (2011-04-29 12:06:39)

AMORPHISやWALRATI等とも人脈的繋がりのあるブラック。
お茶の名前みたいなバンド名ですが、なかなかの個性派。

AJATTARA-Kalmanto ★★ (2011-04-29 12:09:17)

2007年発表の5th。

これ、最初聴いたときは「合わない…」と思って、売ろうとすら思いました。まず曲の根幹であるリフはトレモロではなく、ハードロックベースのドゥームのようなヘヴィなものが中心だし、リズムもブラストではなくミディアムでノリのいいものが中心だし、キーが入るものの、シンフォとまでは言えない程度だし…で、個人的にブラックに求めるものが全然入っていない印象。

ただ、時間を置いて聴き返してみたら一気にイメージ変わりましたね。
重いリフで黒く塗り潰された視界に、敢えて音色を多彩にしないキーボードが妖しく仄めく音像はそれだけで奇妙な空間を作り出してるし、ヴォーカルの力強さを感じられないクリーンですら、暗黒世界に棲むシャーマンの祈祷のようで、これはこれで良いと思えるように。SEの使い方の面白さもあって、独特な側面から邪悪さを表現しているんだと納得。
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AKB48 (2011-06-12 23:50:15)

AKB48のCDはまだ持ってない私が言うのもなんですけど…
AKB48が売れてるのは「インタラクティブ性」が時代に合ったからじゃないでしょうか。

例えば、一昔前まで最も力のあるメディアであったテレビなんかは、送り手から受け手へ、関係性が一方的でしたが、近代に入って携帯電話やインターネットなど、送り手と受け手の境界が曖昧なメディアが台頭してきましたよね。そういった世間の変化と、投票で歌唱メンバーを選抜する等、受け手が参加できるプロデュースの方向性が合致したから、ブレイクしたんじゃないかと思います。

同様のことはニコニコ動画や同人音楽の流行にも言えますが、そうした世間の風潮の変化が最も良く現れてるのが、「AKB48のブレイク」じゃないかと。テレビが力を持ってた時代、オーディション番組のASAYANがきっかけで鈴木亜美さんやモーニング娘がブレイクしたのとは好対
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AKB48 (2011-09-02 22:19:55)

買っちゃいました、フライングゲット。
音楽番組かなにかで聴いて、「これをカラオケで歌いたい!」と思ったので…ちなみに、買ったのは発売日の翌日で、値段は某大手中古書店で半額以下でした。握手券商法万歳ですね(笑)。

っていうか、その「フライングゲット」と、「ヘビーローテーション」しか知らないんですけど、AKBの曲ってそんなに駄目ですかね?私の中には、「リフとリズムの絡みが凄いバンドが素晴らしい」「幽玄さや邪悪さなど、ムードをしっかり演出できているバンドが素晴らしい」「他のバンドにない、特有の世界観を持っているバンドが素晴らしい」などの価値観に加えて、「カラオケで歌って楽しくて、皆で盛り上がれる曲が素晴らしい」という価値観もあるんですけど、そういう物差しで計れば、AKBの曲はそんなには悪くないと思いますよ。というか、AKBみたいなコマーシャルなポップスを歌唱力や本格志向性で
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AKB48-ここにいたこと ★★ (2012-04-26 20:24:37)

2011年発表の1st。

この前にもベスト盤/コンピレーション盤的な性格のアルバムは何枚か出ているようですが、オリジナルのフルレンスとしてはこれが一枚目らしいです。…ここのコメント欄を見ても分かるとおり、商業的な売り出し方やメディア戦略からか、一部の人間からは蛇蝎の如く忌み嫌われてるようですが、逆にそこまで言われると聴きたくなっちゃいますよね、ミーハー代表としては(笑)。以前聴いたフライングゲットやヘビーローテーションも悪くなかったですし。

しかし、結論から言えば「無難なアルバム」という感じで、アンチ的な立場を取ってる人を改宗させるには、ちょっと弱いかな…という印象。アルバム曲にごく普通のポップスが多くて、初見では一人ひとりの歌い方の個性がほぼ分からないであろう斉唱スタイルの多いアレンジとも相俟って、個人的にアイドルポップスには不要だと思う、「中庸感」が強く感
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AKB48-ここにいたこと-ヘビーローテーション ★★★ (2011-09-05 23:00:30)

カラオケに行くと毎回歌わされる曲(笑)
でも、Bメロの「♪こんな気持ちに~」やサビの「♪ガンガン鳴ってるMUSIC~」のところろか、張り上げて歌うには爽快な音域に設定されてるし、サビではみんながコーラスやってくれるのでホント歌ってて楽しい。カラオケ大好きなんで、こういう曲は否定できないですね。

AKB48-シングル/カップリング等-フライングゲット ★★★ (2011-09-05 23:10:18)

私的には、衝撃を受けるレベルの歌メロ。
この、一回聴いただけでカラオケボックスに行きたくてうずうずするような、歌心ありまくりのメロディがホントツボです。ただ、結構癖の強い歌メロなので、それに合う歌割をして欲しかったとは思いますが…こういうメロならユニゾン重ねまくるより、多少ピッチ甘くても太くて強い高音出せる人の方が合うと思うし。

AKERBELTZ-A Wave of Darkness ★★★ (2011-12-19 22:07:02)

2000年発表の1st。

適度にローファイな音質で寒々しさ、仄暗さを伴うリフと共に疾走する、「これぞプリミティブブラックだ」と言いたくなるくらい、プリブラとしてのツボを押さえた作風ですね。ヴォーカルも喉を潰しそうなひしゃげまくった絶叫で、普通のデスボイスよりも獰猛な感じにカルトなプリミティブブラックらしさが感じられてグッド。

特徴としては疾走パートがファストブラック並にテンションが高めなんですが、これがファスト系のヘヴィな音ではなく、プリミティブ系の平面的な音と合わさる事で、カルトなジャンルならではの魅力が出ているように思います。単に迫力があるというよりは、全てが暗黒に吸い込まれていくような、どす黒いムードも醸し出されている感じ。このジャンルが好きなら確実に聴いててうっとり出来ること請け合い。

ローファイながら曲の魅力を損なわない、むしろ引き出す
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AKERCOCKE-Choronzon-Enraptured by Evil ★★ (2006-09-28 17:10:07)

曲自体はいつも通りの彼らのそれなんですが、この曲は取り立ててヴォーカルの凄まじさが際立ってます。「ゲロゲロゲッゲ、ゲロゲロゲッゲ、ゲロゲロゲッゲ、ギャーギャーギャー!!!(←どの部分を歌ってるのか不明)」嘔吐寸前の低音デスと、×チガイ絶叫のハーモニーが堪能出来る曲(笑)。

AKERCOCKE-Choronzon-Goddess Flesh ★★ (2006-09-18 22:10:29)

やはり終わりの曲も不気味ですね。
他の曲よりも実験色が濃く、メタルからも逸脱している感じ。
ホラー映画で言ったら主人公がゾンビに食われて終わり、みたいなエンディング。

AKERCOCKE-Choronzon-Leviathan ★★ (2006-09-18 22:11:26)

リヴァイアサン(レヴィアタン)は神が創った海の怪物で、時に鰐とも訳される存在ですが、ヴォーカルの普通声は海というよりも砂漠を彷徨う旅人の嘆きにも聞こえます。そこに異界的なフレーズも挿入され、空が極彩に染まった四次元の砂漠を延々と彷徨いつづけているような感覚を覚えさせる曲。

AKERCOCKE-Choronzon-Praise the Name of Satan ★★★ (2006-09-18 22:12:46)

少女に催眠術をかけて悪魔を召喚する様子と、鞭打ちのような音が響くSEから寒気がするぐらいに邪悪なリフへ。途中に挿入されるメロディの不気味さも際立ってます。3rdはやはり2ndより進歩してると思いますが、一曲のインパクトならこの曲がベストかもしれません。好き者ならこれを聴いただけで名盤確定。
…でもSEは2分もあって長すぎ。ぶっちゃけばっさりカットしたい。

AKERCOCKE-Choronzon-Prince of the North (2006-09-29 21:44:58)

2つの音色の掛け合いから、妖しげに展開していくインスト。
でも全然「North」って感じがしないのがミソ(笑)。むしろミイラとか出てきそうな雰囲気に聞こえるんですが。

AKERCOCKE-Choronzon-Scapegoat ★★★ (2006-09-29 21:42:29)

確かに、思わず笑いが込み上げてくる凄まじさです。
暴虐と禍々しさを自由に行き来するリフも凄いし、スプリンクラーの様に吐瀉物を撒き散らしてる姿しか思い浮かばない中間部のヴォーカルもイっちゃってます。本人達は至って真面目でしょう(笑)

AKERCOCKE-Words That Go Unspoken, Deeds That Go Undone ★★★ (2006-08-01 18:21:00)

2005年発表の4th。

このバンドが評判が良いと言うのは聞いていたんですが、ジャケが全裸の女性だったり(これは違うけど)、バンド名が鶏の鳴き声みたいだったりしたので、B級のバンドだと思って敬遠してたんですが…なんてもったいないことをしていたんだろう(笑)。B級なんてとんでもない。間違い無くA級…っていうかS級のメタルです。

これはジャンル的にはプログレ・デス/テクニカル・デスになるのかな?ダイナミックで暴虐性をしっかり伝える音質の良さや厚みのあるリフはデスっぽいですが、時折入る邪悪でメロウなリフや歌詞なんかはブラックっぽいですね。しかも、そのデス/ブラック的なエクストリーム・メタルなパートだけでもかっこいいのに、このバンドは幽玄なアルペジオやキーボード、妖しげな普通声などもフィーチャーした異次元的なパートを導入する事で、曲を前衛的で面白いものにしているのが興
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AKERCOCKE-Words That Go Unspoken, Deeds That Go Undone-Abbadonna, Dying in the Sun (2006-08-06 21:54:16)

これは…アヌビス神召喚の儀式か何かですか?

AKERCOCKE-Words That Go Unspoken, Deeds That Go Undone-Eyes of the Dawn ★★ (2006-08-06 21:49:41)

タイトルからは夜明けだけど、昇ってくるのが太陽ではなく巨大な眼球(EYESだから複眼みたいな感じかな?)…みたいな連想なんですが、その不気味なイメージがハマってて洒落にならない曲ですね(笑)。ブルデス並の畳み掛けから唐突に妖しげなパートに移行したり、先の読めない展開。

AKERCOCKE-Words That Go Unspoken, Deeds That Go Undone-Lex Talionis ★★★ (2006-08-06 21:52:52)

デス要素は全く無く、祭儀的な音が流れるラスト曲。
寝る前に聴いたらこれのせいで悪夢見そう。この曲のマンドリン、絶対黒い影がその音色の裏側からこっち見てる…ある意味締めに相応しいかも。

AKERCOCKE-Words That Go Unspoken, Deeds That Go Undone-Seduced ★★★ (2006-08-01 18:24:42)

この肉体的ブルータリティに優れるだけでなく、精神をも衰弱させていきかねない妖気を放つ演奏…MORBID ANGELなんかと比較しても劣らないのではないでしょうか。更にこのバンドの場合、そこからプラスαな展開がありますからね…素晴らしいです。

AKERCOCKE-Words That Go Unspoken, Deeds That Go Undone-Seraphs and Silence ★★★ (2006-08-01 22:48:23)

最初に提示したブルータリティがドロドロに蕩けていくような展開が印象的な曲。次にブルータリティが復活した時には寒気のするようなかっこいいギターフレーズを伴い、かなりドラマティック。また天使との性交を思わせるSEを含むパートでは妖しげな雰囲気も聴き所。
しかし、ラスト近くの笑い声はちょっとこっちまで笑っちゃうなぁ(笑)ドラムのリズムに合ってるところが面白いです。

AKERCOCKE-Words That Go Unspoken, Deeds That Go Undone-Shelter From the Sand ★★★ (2006-08-06 21:46:30)

アルバム中、唯一10分を超える大作。
前半は黒い音塊の中狂人が笑い叫ぶようなエクストリーム・メタルですが、後半は異世界音楽に。特に8分30秒辺りからの音は悪夢としか思えません。そうかと思えば、エンディングはメタルとしての真っ当なかっこよさが復活して終了。全体としてかなりシュールな印象の曲。流石に大作だけあって展開も音作りも凝ってますね。

AKERCOCKE-Words That Go Unspoken, Deeds That Go Undone-Verdelet ★★★ (2006-08-01 22:52:08)

プログレ/アヴァンギャルド系のメタルを期待して聴いた人はこの音圧と、ヴォーカルの醸し出す野蛮なフィーリングにどう思うのでしょうか(笑)。ギターソロもなんだが捩れる雰囲気でいい感じ。でもブラックメタラー的に美味しいのはやっぱり途中のトレモロリフパートですね。1曲目から最高の掴みです。

AKHLYS-The Dreaming I ★★★ (2015-05-18 00:04:16)

2015年発表の2nd。
NIGHTBRINGERのNaas Alcameth氏のバンドの新作と言うことで、取り合えず試聴してみましたが…次の日即買いに走りました(笑)。最高じゃないですか、これ…。

NIGHTBRINGERや、その関連バンドであるBESTIA ARCANA、INCURSUSなどと同様、禍々しい瘴気を放つトレモロを中心に、邪悪でアトモスフェリックな雰囲気を演出するブラックメタルですが…「闇の濃さ」という点から見れば、これらのバンドの中でも随一かもしれません。

意図的に残響感を醸し出したような音像の中で、百人が聴いて百人が邪悪さを感じ取るであろう、ある意味分かりやすいトレモロや、悪寒と戦慄が走るようなアルペジオ、ブラストを中心とし、グルーヴよりも非人間的であることを重視したような苛烈なリズムなどが織り成す音階は、最早「楽曲」というよりも「邪
…続き

AKITSA ★★ (2007-03-29 00:58:00)

ILDJARNやSORTSINDなどと同時に語られる事が多いブラックメタルバンド。
曲や作品のタイトルは殆ど仏語ですが、カナダのバンドです。
曲の中に「ケベックのエリート主義」を意味するタイトルのものがある事からも、
ナショナリズムを標榜しているのは本当なのかもしれません。

AKITSA-Aube De La Misanthropie ★★ (2007-03-29 00:19:00)

2005年発表の2枚組音源集。A5デジパックケースがかなりかさばります…。正直言ってケースは普通のが良かったかも。特にブックレットとかも無いので…。

「DISC-1」
99年発表のデモ音源を収録。
隣のスタジオから漏れてくる音を録音したかのような、恐ろしく篭もったプリミティブブラックの曲と、そのネクロな雰囲気やヴォーカルなどブラックの要素を利用してダークな音の響きを追求したような前衛的な曲をほぼ交互に演奏し、ラストの14曲目で詩の朗読(神父の説教?)とノイズを組み合わせた大作曲でトドメ…という感じの構成。前衛路線の曲はともかく、こっちのディスクのプリブラはかなり聴いててキツいものがある…これに比べると、DARKTHRONEやCLANDESTINE BLAZEはまともな音質という感じがします。

「DISC-2」
01年のCD-Rとデモ、BURZ
…続き

AKITSA-Aube De La Misanthropie-Cachots De L'obscurite ★★ (2007-03-29 00:30:09)

タイトルが仏語訳されてますが、BURZUMの「Dungions of Darkness」のカヴァー。本家よりも更にディープ&ダークで、RAISON D'ETREの「Metamorphyses」にも通じる、世界が軋みを上げるような恐ろしさのある音。…ただ、音響で深遠な恐怖感が演出できているだけに、ヴォーカルは必要無い気も。無い方が恐かったとも思う。

AKITSA-Aube De La Misanthropie-Champ De Bataille ★★ (2007-03-29 00:51:13)

この曲はヴォーカルパフォーマンスが特に凄いですね。
絶叫の方のスタジオ中を血塗れになって転がりまわっている感じもヤバいし、普通声の方は適当に歌ってるような投げ遣り感があって最高(笑)。主に普通声のせいで独特な雰囲気が…。

AKITSA-Aube De La Misanthropie-Desengrenage(les Enfants De L'illusion) ★★★ (2007-03-29 18:24:21)

低音質プリブラと不気味な普通声という好き者にはたまらない取り合わせの曲。何の感情も無く朗々と歌うヴォーカルが良いですね。やっぱりメタルのノーマル声ヴォーカルはこうでないと(暴論)。リズムの淡白さも特筆に価します。


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