この曲を聴け! 

Usher-to-the-ETHERさんのページ
Usher-to-the-ETHERさんの発言一覧(評価・コメント) 1601-1650
→PC向けページ
Tweet
CLANDESTINE BLAZE-Fist of the Northern Destroyer-Fist of the Northern Destroyer
CLANDESTINE BLAZE-Fist of the Northern Destroyer-Praising the Self
CLANDESTINE BLAZE-Fist of the Northern Destroyer-There Comes the Day
CLANDESTINE BLAZE-Satanic Warmaster - Clandestine Blaze(split)-Disease
CLANDESTINE BLAZE-Satanic Warmaster - Clandestine Blaze(split)-Guided by Black Light
CLANDESTINE BLAZE-Satanic Warmaster - Clandestine Blaze(split)-Sacrificial Fires
CLAYMORE
CLAYMORE-Vengeance is Near
COBALT
COBALT-Gin
COCCO-ブーゲンビリア-カウントダウン
CODE
CODE
CODE-Nouveau Gloaming
CODE-Nouveau Gloaming-A Cloud Formed Teardrop Asylum
CODE-Nouveau Gloaming-Aeon in Cinders
CODE-Nouveau Gloaming-An Enigma in Brine
CODE-Nouveau Gloaming-Brass Dogs
CODE-Nouveau Gloaming-Ghost Formula
CODE-Nouveau Gloaming-Radium
CODE-Nouveau Gloaming-The Cotton Optic
CODE-Nouveau Gloaming-Tyburn
CODE-Resplendent Grotesque
CODENAME : WINGLESS
CODENAME : WINGLESS-Scar/red
CODENAME : WINGLESS-Scar/red-清明
COLDWORLD
COLDWORLD-Melancholie²
COLDWORLD-Melancholie²-Dream of a Dead Sun
COLDWORLD-Melancholie²-Hymn to Eternal Frost
COLDWORLD-Melancholie²-Red Snow
COLDWORLD-Melancholie²-Tortured by Solitude
COLORLESS FOREST
COLORLESS FOREST-Those Who Come with the Rain
CONTRA IGNEM FATUUM
CONTRA IGNEM FATUUM-Detritus
CONTROL HUMAN DELETE-Terminal World Perspective
CRADLE OF FILTH
CRADLE OF FILTH
CRADLE OF FILTH
CRADLE OF FILTH
CRADLE OF FILTH-Bitter Suites to Succubi-All Hope in Eclipse
CRADLE OF FILTH-Bitter Suites to Succubi-Born in a Burial Gown
CRADLE OF FILTH-Bitter Suites to Succubi-Suicide and Other Comforts
CRADLE OF FILTH-Cruelty and the Beast-Sodomy & Lust
CRADLE OF FILTH-Cruelty and the Beast-The Twisted Nails of Faith
CRADLE OF FILTH-Damnation and a Day-Doberman Pharaoh
CRADLE OF FILTH-Damnation and a Day-Hurt and Virtue
CRADLE OF FILTH-Darkly, Darkly, Venus Aversa
CRADLE OF FILTH-Dusk and Her Embrace

 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 | 32 | 33 | 34 | 35 | 36 | 37 | 38 | 39 | 40 | 41 | 42 | 43 | 44 | 45 | 46 | 47 | 48 | 49 | 50 | 51 | 52 | 53 | 54 | 55 | 56 | 57 | 58 | 59 | 60 | 61 | 62 | 63 | 64 | 65 | 66 | 67 | 68 | 69 | 70 | 71 | 72 | 73 | 74 | 75 | 76 | 77 | 78 | 79 | 80 | 81 | 82 | 83 | 84 | 85 | 86 | 87 | 88 | 89 | 90 | 91 | 92 | 93 | 94 | 95 | 96 | 97 | 98 | 99 | 100 | 101 | 102 | 103 | 104 | 105 | 106 | 107 | 108 | 109 | 110 | 111 | 112 | 113 | 114 | 115 | 116 | 117 | 118 | 119 | 120 | 121 | 122 | 123 | 124 | 125 | 126 | 127 | 128 | 129 | 130 | 131 | 132 | 133 | 134 | 135 | 136 | 137 | 138 | 139 | 140 | 141 | 142 | 143 | 144 | 145 | 146 | 147 | 148 | 149 | 150 | 151 | 152 | 153 | 154 | 155 | 156 | 157 | 158 | 159 | 160 | 161 | 162 | 163 | 164 | 165 | 166 | 167 | 168 | 169 | 170 | 171 | 172 | 173 | 174 | 175 | 176


発言している26曲を連続再生 - Youtube



CLANDESTINE BLAZE-Fist of the Northern Destroyer-Fist of the Northern Destroyer ★★ (2006-02-21 19:48:12)

最初の妙に熱い感じのする高音絶叫でちょっと不安になりましたが、ちゃんと本編ではグロテスクなヴォーカルが炸裂してます。やっぱり彼の声は高音よりもうめきが好き。

CLANDESTINE BLAZE-Fist of the Northern Destroyer-Praising the Self ★★ (2006-02-21 19:50:26)

ミディアムテンポで長めの曲ですが、リフやソロのフレーズの雰囲気が凄く良いので、最後までぼーっと酔いながら聴いてしまいます。

CLANDESTINE BLAZE-Fist of the Northern Destroyer-There Comes the Day ★★★ (2006-02-21 19:53:49)

直球プリミティブブラックって感じの曲。
曲自体凄くツボをついているし、そこにMikkoの暗黒ヴォーカルまでついているし、こういうのが好きなら抵抗できずに惹きつけられてしまうと思います。

CLANDESTINE BLAZE-Satanic Warmaster - Clandestine Blaze(split)-Disease ★★★ (2006-03-20 22:10:14)

SATANIC WARMASTERとの共演曲。
完全にアッチの世界に逝ってしまっている高音悲痛悲鳴ヴォーカルの狂性もさることながら、この曲はギターソロが特に好きですね。微妙な音質で聴き手をへろへろにさせてしまう感じ。

CLANDESTINE BLAZE-Satanic Warmaster - Clandestine Blaze(split)-Guided by Black Light (2006-03-21 09:07:59)

このスプリット音源、基本的に音質がアレなんですがこの曲は特に酷い(笑)。ドラムの金物の音がキンキン響きすぎ…でもイントロのヴォーカルなんて涎を垂らして彷徨う獣みたいだし、重々しいドラムの連打は気持ち良いし、曲自体はなかなかにかっこいいです。

CLANDESTINE BLAZE-Satanic Warmaster - Clandestine Blaze(split)-Sacrificial Fires (2006-03-21 09:04:30)

SATANIC WARMASTERとの共演曲。
この音質で引き摺り系のリフは正直微妙なんですが、やはりドラムとヴォーカルは良い感じです。特に癖のあるドラムは渋くてかっこいいですね。

CLAYMORE ★★ (2014-07-05 23:17:02)

ブルガリア産シンフォニック・ブラック。
90年代の終わりに結成され、遂に今年日本盤デビューを飾りました。

CLAYMORE-Vengeance is Near ★★★ (2014-07-05 23:17:50)

2013年発表の2nd。
今年に入り、なんと日本盤がリリースされましたが…これ、日本盤のリリースを決定したスタッフにはグッジョブと言わざるを得ないですね。この素晴らしいシンフォニック・ブラックを日本のシーンに知らしめた功績は大きいと思いますよ。

この作品でまず特筆したいのは、「シンフォニック・ブラックとしての音のバランス」が物凄く良いんですよね。ストリングスやクワイアの音色を用いたキーボードは、バンドサウンドを包み込み壮麗さを醸し出しますが、ギターも埋もれることなくクサメロを主張、ベースもしっかりメロディの連に絡んでくる音作りが素晴らしい。クリアながら、「ヘヴィネス質」が抑え目で、「メロディ質」が前面に出されたプロダクションも、こういう楽曲には完璧に合っていると言えるでしょう。オーバープロデュースの陥穽に嵌まらない、ナイスな音作りです。

そしてシンフォ系
…続き

COBALT ★★ (2009-03-11 17:42:00)

アメリカ産ブラックメタルバンド。
KRALLICEを始め、CAINAやWOLDなど個性的なブラックメタルバンドの作品を
数多くリリースし、ブラック好きからの注目も厚い、Profound Lore Recordsに所属。
このバンドもかなり個性の強いブラックをやっています。
先日3rdをリリースし、Metal Maniacs誌にもインタビューが載った模様。

COBALT-Gin ★★★ (2009-03-11 17:41:00)

2009年発表の3rd。
3/17発売って聞いてたんですけど、普通に店頭に並んでたのでゲット。話題のレーベルから出てるのでなんとなく買ってしまいましたが、やはり個性的ですね。

ブラックを構成する要素の中で最も大きなものを挙げるとしたら、やはり「リズム」と「リフ」がまず第一に挙がりそうですが、この作品はその両方がかなり独特。一聴してまず耳を引くのが、トライバルな響きを持つドラミング。アルバムを通じて民族的なパーカッシブなフレーズが聴かれ、ツーバスを入れて疾走するパートでも妙なフックというか、引っかかりのあるフレーズを入れてくる感じ。
プリブラのミニマリズムとはまた別の手法で陶酔感を演出しているのかもしれません。

また、リフもブラック特有の平坦気味のものを基調としながら、サイケデリックなフレーズが仕込まれていてかなり毒々しい雰囲気。スモークを焚いたよう
…続き

COCCO-ブーゲンビリア-カウントダウン ★★★ (2005-01-15 21:07:24)

加虐的ながら裏切られた者の情念が痛くて切ない詞が秀逸な楽曲。
この曲を知ったのは友人のカラオケでしたが、画面に表示される歌詞に酷く感銘を受けて、音源を入手しました。実際聴いてみての感想ですが、この情念は凄まじいの一言ですね…ここまで愛されたら嬉しいのか、それとも怖いのか…

CODE ★★ (2007-04-14 22:33:00)

Kvohstのヴォーカルはこのバンドに合ってるので惜しいですけど、
SimenはVED BUENS ENDEのライブ・ヴォーカルも務めていたらしいし
こういう音楽性には合いそうですよね。
しかし<CODE>にARCTURUSにDIMMU BORGIR…Simenも大忙しですね。
本音を言えばDIMMU BORGIRを抜けて他のバンドに専念して欲しい…
彼みたいな良いヴォーカルがサブヴォーカル&ベースなんて勿体なさすぎる。

CODE ★★ (2007-04-15 22:49:00)

>木札さん
確かにARCTURUSの4thやBORKNAGARの3rdって、彼の独特の高音での普通声が
世界観の構築にかなり貢献してますしね…。
DIMMUの音楽も嫌いではないし、彼らを悪く言うつもりはないんですが、
DIMMUの音楽性にとって独特の高音を持ったヴォーカルやテクニカルな
ドラマーが在籍している事って、一番のセールスポイントという訳ではないので
どうしても勿体なく感じてしまうんですよね…。
しかも人気も知名度も群を抜いてるから、DIMMUが活動する時はそっちを
優先させなきゃならなそうだし。
せめてSimenの普通声をもっと取り入れるくらいはして欲しいです。
…ほんとDIMMUのファンには申し訳無い内容の書き込みですみません。

CODE-Nouveau Gloaming ★★★ (2007-04-13 23:45:00)

2005年発表の1stアルバム。

私もやはり最近のSATYRICONやENSLAVED辺りが比較対象として適当に思います。この作品も、彼らの路線と似た、スピードや狂性を意図的に排す事でブラックの根幹の中毒性を演出するタイプのブラックメタルという事が言えると思いますが、SATYRICONが一緒に叫べるようなヴォーカルパートがあったり、ENSLAVEDには鮮やかなリフや曲展開があったりとブラックのリスナー以外にもアピール出来る要素を備えているのに対し、このバンドがその代わりに取り入れているのは、メロディアスなベースや朗誦というには余りに不気味な普通声ヴォーカル、ドゥームにも通じる引き摺るような音などによって作り出される悪夢のような情景。しかも音質は一般的なメタルと比較すると結構ノイジー。

…なんかブラック好きの立場から見ても、一般的なメタラーの立場から見てもかなり
…続き

CODE-Nouveau Gloaming-A Cloud Formed Teardrop Asylum ★★★ (2007-04-14 20:16:02)

ドゥーム的な立ち上がりから幻惑的スローブラックへと離陸、その後は沼を思わせるドロドロしたバンドサウンドの上を低空飛行するように、時々その沼に引きずり込まれるかのように進行。中毒性はめっちゃ高いです。彼らの表現したい物を象徴している曲ではないでしょうか。

CODE-Nouveau Gloaming-Aeon in Cinders ★★ (2007-04-14 20:18:30)

ミステリアスなムードは保ちつつも、ロック然としたかっこよさも持ち合わせた曲で、SATYRICONの「Now, Diabolical」辺りが好きな人には敷居は決して高くないサウンドだと思います。ラストの疾走も良い感じ。

CODE-Nouveau Gloaming-An Enigma in Brine ★★ (2007-04-14 20:13:06)

タイトル通り、謎めいた雰囲気で、漣が寄せて引いていくような掴み所のない曲…ですが、「…And remember~」からの展開やラスト付近などはこのバンドの個性を感じさせると同時に、割とフックもあって美味です。

CODE-Nouveau Gloaming-Brass Dogs ★★★ (2007-04-13 23:52:07)

脳を直接、優しく撫でられるようなベースラインと夢魔を思わせる魔的で淡々とした声で歌い上げるヴォーカルが織り成す悪夢的情景の中をゆったりと漂っているような曲。「Our city…」の個所なんて、音楽を聴いているだけなのに聴いてて徳に背いてしまったかのような感覚を覚えます。

CODE-Nouveau Gloaming-Ghost Formula (2007-04-14 22:26:21)

アルバムのラスト、遂にブラックから離れてしまった…
アルバム最長の演奏時間の大半が鬱アルペジオや語り(っていうか呟き)に費やされてます。雰囲気はかなり好みなんですが、エンディングは少々引っ張りすぎの気も。

CODE-Nouveau Gloaming-Radium ★★★ (2007-04-14 22:23:44)

ほんと良いベースラインを書きますよね。
ブラック特有の繊細なリフの下でベースが動き回ってます。中間部のめくるめく展開には眩暈がしそう…。ラストのドゥーミーなパートも次曲への良い布石になっていると思います。

CODE-Nouveau Gloaming-The Cotton Optic ★★★ (2007-04-13 23:48:37)

個人的なかっこいいポイント…CHOKE CHOKE CHOKEの連呼から例の掛け合いヴォーカルパートに雪崩れ込む箇所。ここはリフもかっこいいしほんと痺れますね。歌詞にFenrizが参加している模様…だけど、この歌詞はどういう意味なんだろう…

CODE-Nouveau Gloaming-Tyburn ★★★ (2007-04-14 22:19:00)

個人的にこの曲とRadiumの超名曲2連打がアルバムのハイライト。
彼ら言う所の「催眠的でありながら残忍」な雰囲気がしっかりキープされているのに、ダイナミズムすら感じる曲展開。普通声の妖しさも然る事ながら、キレのあるデス声がかっこいい。Tyburnって何か分からなかったので調べてみたら、イギリスにあった処刑場らしいですね。

CODE-Resplendent Grotesque ★★★ (2009-06-29 20:25:00)

2009年発表の2nd。
一時期ヴォーカルがSimenになったようですが、結局Kvohstに戻って制作されたようです。

前作は近年のSATYRICONやENSLAVEDに通じる、ロック的ダイナミズムと、ブラックメタル特有の淡くアブストラクトで、妖気漂う音作りを高いレベルで両立させた作風がマニアの間で高く評価されていましたが、今作でもその路線は変わっていませんね。更に「淡さ」が上がったのにも関わらず、より妖気が伝わりやすくなっている辺り、レベルが上がったのではないかと思います。


前作と比べるとギターが聴きやすい音質になったんですが、そのお陰でバンドサウンド全体で表現する「妖気のうねり」のようなものが、よりリアルに感じられるようになった気がします。SATYRICONは、「Now, Diabolical」から「The Age of Nero」でキャッチ
…続き

CODENAME : WINGLESS ★★ (2009-02-15 10:18:00)

国産二人組みゴシックメタルバンド。
…メンバーがSNKのサウンドチームの音楽が好きというのに、勝手にシンパシーを
感じてます(笑)。結構そういう事が購入動機になったりしますよね。

CODENAME : WINGLESS-Scar/red ★★ (2009-02-15 10:14:00)

2008年発表の1st。
女性Voをフロントに据えたシンフォ/ゴシックメタルをベースに、日本のバンドらしい、
キャッチーに花開く耽美さ、時折出てくる和風メロディ、打ち込みのリズムなどを取り入れた作風。
日本人だし、ゴスとインダストリアルって元々親和性が高いし、一つ一つの要素は独特とは
言い難いものの、それらが合わさって出来る世界観は結構個性的ですね。
しかしこのバンドの音楽性を一番個性的たらしめているのはヴォーカルでしょう。
声自体はフィメールゴシックらしい綺麗さなんですが、特定の拍を強調して「うねり」を
加えるかのような、パーカッシブな歌いまわしが強烈に印象に残ります。
ただ、歌い方のインパクトに、歌メロそれ自体は及んでいないという印象も。
せっかく魅力あるヴォーカルを前面に出してるのに、曲の中で一番良いメロディが歌パートに

…続き

CODENAME : WINGLESS-Scar/red-清明 ★★ (2009-02-15 10:16:17)

日本情緒のあるメロディでも、このヴォーカルが「うねり」を加えるとどこかオリエンタルな雰囲気も感じられますね…掴みとして十分なインパクトを持った曲だと思います。

COLDWORLD ★★ (2008-05-01 02:06:00)

ドイツのコールド/アンビエントブラック。
NOCTERNITY、ex-LUNAR AURORAのAndreasの主催するレーベルであるCold Dimensions
から1stを出してます。Cold Dimensions、業務再開したんですね…良かった。
最近VINTERRIKETが結構注目されてますが、強力なライバルが出現してしまったのかも…。

COLDWORLD-Melancholie² ★★★ (2008-05-01 02:00:00)

2008発表の1st。
タイトルの「2」は本当は2乗みたいな表記です。

一言で言うなら、XASTHURやVINTERRIKETの良いとこ取りをしたサウンド。シンセがバンドサウンドを包み込む、アンビエント寄りの音像や寒々しい情景を描写するメロディはVINTERRIKETにかなり近いですが、こっちの方が疾走も多くバンドの音が強めで、トレモロリフの存在感がしっかり有るので、VINTERRIKETの音楽性はアンビエントに寄り過ぎててちょっと…という人でも気に入るんじゃないかと思います。VINTERRIKETがアルバムを通して一つの情景を見せる傾向があるのに対し、このバンドは寒々しい情景は保ちつつも、曲毎に表情を変えながらアルバムを構築するのも異なるポイントですね。

また、このバンドはレーベル「Cold Dimensions」に所属しているだけあって、空間・音響の
…続き

COLDWORLD-Melancholie²-Dream of a Dead Sun ★★★ (2008-05-01 02:02:50)

いきなりアトモスフェリックなキーに包まれるのではなく、電子音を絡めて始まるオープニングが期待を煽りますね…いかにも空間演出が上手そうで(笑)。そしてその期待を裏切らない質の高さ。この曲の普通声のコーラス、LUNAR AURORAにも通じる神秘性があっていいですね。出来れば他の曲にもこういうコーラスいれて欲しかったなぁ。

COLDWORLD-Melancholie²-Hymn to Eternal Frost ★★★ (2008-05-01 02:05:34)

サウンドスケープの美しさも然る事ながら、メロディ自体が凄く美しい。
身を切るような哀しみが感じられます…。

COLDWORLD-Melancholie²-Red Snow ★★★ (2008-05-01 02:04:45)

このノイズ質とメロディ質が半ば分離しかけてるようなギターの音質、凄く良いなぁ…。キーボードと溶け合って引き込まれる…というか吸い込まれます。疾走パートも走馬灯が駆け巡っているみたい。寝たら凍死するかも(笑)。

COLDWORLD-Melancholie²-Tortured by Solitude ★★★ (2008-05-01 02:03:55)

「孤独に苦しめられて」というタイトルですが…どう聴いても、友達がいないとか言うレベルの孤独じゃないですね、これ(笑)。全く日の光の届かない岩戸の中で、氷の中に閉じ込められて意識だけ永久に残る…という拷問を受けてるみたいな。

COLORLESS FOREST ★★ (2014-09-08 20:00:02)

ロシア産アンビエントブラック。
メンバーの別プロジェクトWORTHLESS LAMENTが今年日本のレーベルから1stをリリースした事も記憶に新しいバンドですね。

COLORLESS FOREST-Those Who Come with the Rain ★★★ (2014-09-08 20:03:38)

2013年発表の2nd。

ミディアムテンポを中心に、ブラック特有のノイジーなギターリフと、アトモスフェリックなキーボードを融け合わせ、アンビエントな雰囲気を演出するブラックメタルで、手法としては昨今珍しくもないんですが…音の持つ重層感や、それによって演出される瞑想的で破滅的なムードなどは、似たような系統のバンドの中でも頭一つ抜けているのではないでしょうか。

このバンド、とにかく音による雰囲気作りが上手いです。まるでピアノの低音鍵盤をまとめてガーンと叩いた時の、あの腹に来るダークな響きの音を、引き伸ばしてバンドサウンドに絡めたかのような、音響に質量感が感じられるプロダクション。この音が、楽曲のネガティビティや神秘性に、強烈な説得力を持たせていて素晴らしいんですよね。ただ、音に膨らみがありすぎて若干音割れしているようにも聞こえますが…これはうちのスピーカーが悪いの
…続き

CONTRA IGNEM FATUUM ★★ (2011-07-14 20:54:07)

イギリス産ブラックメタル。
このバンド名は何て訳せばいいんでしょう?
狐火に背いて?鬼火に対して?
英語だとAgainst the Foolish Fireっぽいですが。

CONTRA IGNEM FATUUM-Detritus ★★ (2011-07-14 20:55:31)

2005年発表の3曲入りEP。ぶっちゃけジャケ買い。
中古で安かったし何となくレジに持っていってしまいました。

1曲目と3曲目はキーボードインストで、実質はブラックメタルの曲は1曲約15分弱のみですが…この曲がなかなか良い感じ。アンビエント・ノイズ系ブラック風の肌理の細かいギターノイズを伴う、動きの少ない平坦なリフが、聴き手の視界を灰色に平たく塗り潰すようなアトモスフェリック・ブラック。ヴォーカルが音に埋もれたミックスなのも、逆にムードが出てていいですね。

この色のない音像に、更にキーボードが被さるわけですが…そのキーボードの音色がかなり素晴らしい。ゲーム「かまいたちの夜」で、死体を見つけたときや強い危機感を感じたときに流れる、背筋を凍らせるように震えるストリングス、あの系統の音色。悪寒を感じさせるムードを保ったまま、メロディを奏で、灰色の音像に黒い墨を
…続き

CONTROL HUMAN DELETE-Terminal World Perspective ★★ (2016-06-05 11:53:39)

2007年発表の1st。

何となくジャケットから予想が付く音ではありますが…打ち込みのマシンビート、サンプリングなどをバンドサウンドに絡めたインダストリアルブラック。ノイジーなリフの音色とこれらインダストリアル要素の相性は良く、厭人・厭世的なムードが上手く演出されてますね。バンドの音単体だとリフに愛想のないパートでも、アトモスフェリックなキーと合わせることで上手い情景の演出になっていたり、この手としてのセンスはなかなか。

個人的には、この音源はマシンビートの使い方が上手いのが良いんですよね。どうもこの手のリズムに打ち込みを取り入れたブラックは、過激な音にしようとドラムのアタックの強過ぎる音像にして、うるさいだけになってしまいがちですが、そこに陥っていないのが良いです。特にトレモロを伴う豪速の疾走パートでは、プリミティブブラックを聴いているような酩酊感を覚えられ
…続き

CRADLE OF FILTH ★★ (2003-11-04 04:24:00)

クレイドルを聴きたいと思ったら、まずはどのCDを買ったらいいんでしょう。アルバム毎に世界観がかなり違うので迷う所ではありますが、ちょっと考えてみたいと思います。とりあえず「名盤」だと思う4枚から…
「DUSK AND HER EMBRACE」…ダニのキレ具合が凄まじいです。高音シャウトばっかりという気がしなくもないけれど、全体的にメロディがロマンティックでHell AwaitsのカヴァーやNocturnal Supremacyのセルフカヴァーも美味しいです。
「CRUELTY AND THE BEAST」…世間では一番評価されているアルバム。ダニのストーリーテラーとしての才能を感じさせる本編、キレてるボーナストラックが特徴です。一曲ごとのドラマティックさは一番だと思います。ただ、クレイドルのウリであるボーカルがあまり前面に出ていないのとドラムのミックスが変など、ちょっと初心者
…続き

CRADLE OF FILTH ★★ (2003-11-14 20:40:00)

「FOR THOSE WHO DIED(RETURN TO THE SABBAT MIX)」のイントロの魔女裁判、一部聞き取れないって書き込んだのですが、何言ってるか分かりました!!「You stand before this court,accused of heresy and witch craft. How do you plead?」「Not guilty!」「Guilty!」だそうです。このやりとり面白いのでベスト盤買った人は是非聴いてみて下さい!!
あと、「Cruelty Brought Thee Orchids」の歌詞にない部分のシャウト、「Cruelty And The Beast」って歌っているのを今日発見しました。ライブ盤でこの曲が始まる前に「アルバムのタイトルトラック」みたいな事を言っていた(と思う)のは、こういうことだったんですね。
でもクレイドルの
…続き

CRADLE OF FILTH ★★ (2004-04-15 08:10:00)

CRADLE OF FILTHの良さはその音楽性だけじゃなくて、歌詞にも魅力があると思います。
例えば、「Human race」というイディオムを少し改造して「Inhuman Wraith(人あらざる亡霊、って意味かな?)」という掛け言葉を作ったり、「Misanthropy(人間嫌い)」を分解して「Miss Anne Thropy」という人の名前のような言葉を作ってしまったり、そのセンスには驚かされます。
歌詞が評価されているバンドといえばマンソンが挙げられますが、是非このバンドの歌詞にも目を通して見て下さい。
…といっても、私は彼等の歌詞は比喩表現が多かったり単語が難しかったりで意味があまりとれなかったりするヘタレリスナーですけど(苦笑)

CRADLE OF FILTH ★★ (2004-10-03 11:34:00)

自分はヴィジュアル系大好きな人間ですが…(笑)
例えばムックなんかはKORNに影響を受けたと見られるヘヴィネスに昭和のフォーク的なメロディと日本語に拘った歌詞で先駆者に勝るとも劣らない音楽を提示してくれていますが、そういえばこのバンドのフォロワーって見ないですよね。Moi dix moisなんかはシンフォブラっぽい要素はあるけどやっぱりヴォーカルスタイルは全く違うし…
「歌謡曲」という歌を大切にした文化のある日本だからこそ、Dani Filthを超えるような×チガイヴォーカリストが輩出されてもおかしくないと思うんですけどね。
なんかCradleと直接関係無い話ですみません。でも「ヴィジュアル系」という見た目のジャンルだけでその音楽まで否定してしまう盲目な人に、「見た目はああだけど良い物もあるんだよ」って事を言いたかったので…

CRADLE OF FILTH-Bitter Suites to Succubi-All Hope in Eclipse ★★ (2003-11-05 00:17:06)

クレイドルのアルバム一曲目はいつも疾走感のある曲で始まりますが、今回のこの曲は随分ダークな始まりです。
個人的にですがイントロの悪魔崇拝の儀式みたいな掛け声がマンソンの「ANTICRIST SUPERSTAR」っぽい雰囲気だな、とも思いました。
そして勿論綺麗なメロディのキーボードも入っていて、クレイドルらしさを存分に発揮しています。

CRADLE OF FILTH-Bitter Suites to Succubi-Born in a Burial Gown ★★ (2003-11-08 00:32:07)

アルバム内でメンバーが一番プッシュしているであろう曲。(PVがあったり、試聴コーナーにあったことから推測)
この曲は微妙にDaniの喚きが細っぽいのが多少は気になりますが、イントロから弦みたいな音(これもキーボードかな?)とキラキラしたキーボードがホラーチックに絡んでいて格好良いです。サビのキーもキャッチーかつ荘厳なメロでいいですね。

CRADLE OF FILTH-Bitter Suites to Succubi-Suicide and Other Comforts ★★★ (2003-11-05 00:09:43)

イントロから凄く儚げで美しいピアノが堪能出来る曲。曲の中盤からややハードでカッコいい展開になりますが、この疾走パートでもキーボードの音色が切なくて素晴らしいです。このアルバム収録曲ではリメイクを除いたらこの曲が一番いいと思います。今までレビューが無かったのが不思議な位の、まさに「隠れた名曲」ですね。

CRADLE OF FILTH-Cruelty and the Beast-Sodomy & Lust ★★ (2003-11-04 10:55:33)

SODOMのカヴァー曲です。
本編で見られたようなプログレッシブなドラマ性はあまり見られませんが、同じボートストラックである「BLACK METAL」と同様分かりやすい狂気が垣間見れて、一発で曲の世界に引き込む曲です。「Bathe in sin...Sadistic soul...Break the crast...Sodomy and lust」の部分(いわゆる「サビ」ですね)のホラーチックで威厳のあるキーがカッコイイです。
でも初めて聴いた時は「ソドミーアン、ラぁァーースト」の超高音で伸ばしている所が可愛らしいと思ってしまった(すみません)。

CRADLE OF FILTH-Cruelty and the Beast-The Twisted Nails of Faith ★★ (2003-11-04 11:03:22)

若々しい頃のエリザベスと年老いてゆくエリザベス、両方の声色を使い分けるイングリドの語りを堪能したところで疾走が始まる、ドラマティックな楽曲です。曲の真ん中らへんの怒涛のドラムは聴き所ですね。
…ニコラスのドラムはフレーズ自体かなり格好良いのに、なんかミックスで損をしているといった印象です(DUSK AND HER EMBRACEではそんな事思わなかったんだけどなぁ)。もしかしてそれが原因でDIMMU BORGIRに行っちゃったのかな。あとイントロのキーははっきり言って怖いです。

CRADLE OF FILTH-Damnation and a Day-Doberman Pharaoh ★★ (2003-11-13 22:24:41)

異国情緒溢れるストリングスの音色に導かれて始まるリフがカッコイイ、クレイドルの中では新しいメロディを持った曲。
このカッコイイリフにエジプトっぽい女声コーラスやストリングス系のキーボードなど色々な音が絡んでくるので更にカッコ良くなっています。曲中のボーカルが左右のチャンネルに振られるところは邪悪な賢者が頭上で良からぬ相談をしているようで良いです(笑)

CRADLE OF FILTH-Damnation and a Day-Hurt and Virtue ★★★ (2003-11-13 22:17:03)

キーとギターの絡むリフの美しい、アルバムの目玉曲。
リフの合間を縫うようにして始まるボーカル、後半ではイントロのフレーズをドラマティックに再現するなど聴き所が多いです。この曲を聴くと「冒涜者!!」の謗りを受けながら、地面を見下ろし飛翔する堕天使の姿が目に浮かぶようです。

CRADLE OF FILTH-Darkly, Darkly, Venus Aversa ★★ (2010-11-19 22:03:48)

2010年発表の9thアルバム。

前々作ではメタル方向に舵を切り(すぎて?)メロデスに接近、前作ではメタル的魅力をしっかり引き継ぎつつシンフォブラックに方向を戻した感じでしたが、今作はABIGAIL WILLIAMSのキーボーディストが加入し、シンフォ要素を増強させつつも、前作の路線を引き継いでますね。

ただ、この作品がエクストリームメタルの作品としても、CRADLEのアルバムとしても、何らクオリティに問題は無いというのは大前提として言いたいんですが、あと一歩何かが足りないという印象もあるんですよね…。よく聴くとキーボードが悶絶級のメロディを奏でてたりするし、リフとの
絡みで聞き惚れる部分もあるし、Daniのヴォーカルは相変わらずだし…。

でも、いつもどおり過ぎて物足りない気がする。
特にDIMMU BORGIRがハリウッド映画系サン
…続き

CRADLE OF FILTH-Dusk and Her Embrace ★★ (2003-11-19 22:35:00)

よくクレイドルはEMPERORやMARDUKなどに比べヌルイとか言われることがありますが、曲がシンフォニックなだけでボーカルは一番イッてる度が高いのではないでしょうか。
そして、その中でも一番オカシクなっちゃってるのがこのアルバムです。
「MIDIAN」「CRUELTY AND THE BEAST」を先に聴いていたのですが、前者は高音と低音の使い分けが頻繁すぎ、後者はストーリーに合ったボーカルになっているため、Daniの高音喚きを聴きたい人はまずこのアルバムから入ると良いでしょう。
メロディが全体的にロマンティックで、「A GOTHIC ROMANCE(RED ROSES FOR THE DEVIL'S WHORE)」「BEAUTY SLEPT IN SODOM」なんかはイントロから惹き付けられてしまいます。特に後者はチェンバロ風キーボードがもう堪らないです。タイトルト
…続き


MyPage