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Usher-to-the-ETHERさんの発言一覧(評価・コメント) 1851-1900
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DARK TRANQUILLITY-The Gallery-Punish My Heaven
DARKCELL-BONE WITH HATRED
DARKCELL-BONE WITH HATRED-BONE WITH HATRED
DARKCELL-BONE WITH HATRED-HATRED IS INFINITY
DARKENED NOCTURN SLAUGHTERCULT-Saldorian Spell
DARKENHOLD-A Passage to the Towers...
DARKESTRAH-Epos
DARKEVER OF THE LIGHT-DEMO TRACKS 2011
DARKMOON WARRIOR-Crown of Snakes
DARKSPACE
DARKSPACE-Dark Space Ⅱ
DARKSPACE-Dark Space Ⅲ
DARKTHRONE
DARKTHRONE
DARKTHRONE
DARKTHRONE-F.O.A.D.
DARKTHRONE-F.O.A.D.-Canadian Metal
DARKTHRONE-F.O.A.D.-Pervertor of the 7 Gates
DARKTHRONE-F.O.A.D.-Raised on Rock
DARKTHRONE-F.O.A.D.-Wisdom of the Dead
DARKTHRONE-Moonfog 2000-a Different Perspective-God of Disturbance and Friction
DARKTHRONE-Panzerfaust
DARKTHRONE-Panzerfaust-En vind av sorg
DARKTHRONE-Panzerfaust-Hans siste vinter
DARKTHRONE-Panzerfaust-Quintessence
DARKTHRONE-Panzerfaust-Snø og granskog (Utferd)
DARKTHRONE-Panzerfaust-The Hordes of Nebulah
DARKTHRONE-Panzerfaust-Triumphant Gleam
DARKTHRONE-Sardonic Wrath
DARKTHRONE-Sardonic Wrath-Hate Is the Law
DARKTHRONE-Sardonic Wrath-Information Wants to Be Syndicated
DARKTHRONE-Sardonic Wrath-Sjakk matt Jesu Krist
DARKTHRONE-Too Old, Too Cold
DARKTHRONE-Too Old, Too Cold-High on Cold War
DARKTHRONE-Too Old, Too Cold-Love in a Void
DARKTHRONE-Too Old, Too Cold-Too Old, Too Cold
DARKTHRONE-Transilvanian Hunger
DARKTHRONE-Transilvanian Hunger-En ås i dype skogen
DARKTHRONE-Transilvanian Hunger-Graven tåkeheimens saler
DARKTHRONE-Transilvanian Hunger-Over fjell og gjennom torner
DARKTHRONE-Transilvanian Hunger-Skald av Satans sol
DARKTHRONE-Transilvanian Hunger-Transilvanian Hunger
DARZAMAT
DARZAMAT-Solfernus' Path
DAWN OF ASHES
DAWN OF ASHES-Genocide Chapters
DAZZLE VISION-Crystal Children
DE ARMA-Lost, Alien & Forlorn
DE INFERNALI
DE INFERNALI-Symphonia De Infernali

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発言している25曲を連続再生 - Youtube



DARK TRANQUILLITY-The Gallery-Punish My Heaven ★★★ (2006-07-27 18:32:14)

凄い…これはDTの代表曲と言うより、メロデスの代表曲なのでは…
曲の頭から終わりまでまるでクラシックの名曲の最も盛り上がる部分と同じくらいのテンションのメロディを奏で続けるギター、主導権を握った時にはギター以上にメロウになるベース、ギターソロパートでは音色を変え、華麗さを演出するドラムと全ての楽器に見せ場があって最高です。メタルの本質の一つに「過剰さ」があるとすれば、この曲はメタルの中のメタルと言えるのではないかと思います。

DARKCELL-BONE WITH HATRED ★★★ (2009-11-23 11:28:00)

2009年発表の1st。

CDショップやネットなどでは、よくアンビエントブラックとして紹介されてますが…アンビエントブラックって、情景描写に主眼を置きつつも、あくまでバンドサウンドがメインのタイプと、アンビエントやノイズ、ドローンの要素がバンドの音を飲み込んでいるタイプとがありますが、この作品は前者ですね。ジギジギに歪んだバンドサウンドをアトモスフェリックなキーが包む作風で、疾走パートもありアンビエント以前に、ブラックのアングラなかっこよさがたっぷり詰まった音だと思う。

しかし、このバンドも異常なまでに情景描写能力が高いですよね…基本RAWな音作りながら、ベースを効かせ、ノイズ質を操作することで作った有機的な闇の中で、鬼火のようにキーボードが揺らめく情景には、魔性や神秘性といったなにか超越的な物を感じます。哀愁や鬱よりも、「不吉さ」という微妙な情感を表現できる
…続き

DARKCELL-BONE WITH HATRED-BONE WITH HATRED ★★★ (2009-11-23 11:29:42)

他のアンビエント要素の強いバンドと比べても、景色を黒く塗りつぶす力は圧倒的といえるかもしれません。展開時にギターの歪みの質を変える演出は、ただ闇を表現しているだけじゃなくて、それが生きているかのような感覚を覚えさせてくれます。

DARKCELL-BONE WITH HATRED-HATRED IS INFINITY ★★★ (2009-11-23 11:31:21)

「Infinite(永遠の)」ではなく、「Infinity(永遠性)」なのがポイント。
最初のキーボードを纏って疾走するパートなんかは、どこか初期EMPERORを彷彿とさせますね。冷気を纏うEMPERORに対し、こっちは不吉さを纏っている感じですが。中盤の、感覚を遮断され、意識の中に光の明滅を見ているようなキーボードとベースの絡みも素晴らしいです。

DARKENED NOCTURN SLAUGHTERCULT-Saldorian Spell ★★★ (2012-05-04 21:39:47)

2009年発表の4th。

ブラストによる爆走パート中心に、ブラック特有の平坦系のリフと邪悪トレモロを組み合わせ、緩急つけて聴かせてくれる凶悪なブラックですが、これがかなり素晴らしい。適度にRAWで適度に湿り気を含んだプロダクションは、生々しい邪悪さを伝えつつも耳に心地良いし、時折悲鳴のような声を上げて絶叫する、女性によるデス声も、女性らしいハイピッチでしなやかな感触が獰猛さ、悲壮感といったものを感じさせてくれて良い感じ。

しかし何より素晴らしいのは、曲作りのセンスだと思う。邪悪さとメロウさを高いレベルで両立させ、強烈に耳を引くトレモロリフの魅力も然ることながら、要所で使われる平坦系のリフがそれ以上に良いんですよね。上級悪魔が弾くメロディという感じで、どこか高貴さすら感じる、悪のオーラだだ漏れなリフ。作風としてはダーティさや野蛮さも感じるんですが、同時にどこか上
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DARKENHOLD-A Passage to the Towers... ★★★ (2012-04-11 22:12:12)

2010年発表の1st。

一部のメロディ派のブラッカーに大ウケしたAORLHAC等ともスプリットを出した経験のある、フランス産のメロディックブラックという事で、目を付けていたんですがやはり良いですね。タイプとしては、トレモロだけでなくギターソロやリードギターによる叙情的なメロディを軸に劇的に展開するメロブラで、「The Somberlain」期のDISSECTIONにも通じる音を出してますね。キーボードも取り入れたスタイルですが、派手になりすぎない曲の幽玄さや広がりを増すような音色のチョイスも良い感じです。

ただ、メロデス要素もかなり強かったDISSECTIONと比べると、このバンドはリフの作りだったりプロダクションだったりが、もう少しブラック然としている感じがしますね。反面メロディの邪悪さは比較的薄めで、代わりに中世ファンタジー的な、仄暗く幻想的で、時々勇壮
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DARKESTRAH-Epos ★★★ (2011-12-21 23:19:14)

2007年発表の3rd。
33分の大作1曲のみを収録した作品。

…まずオープニングの、波音が2分半続くだけのオープニングにちょっとうんざりしてきましたが(笑)、本編が始まったらその勿体の付け方がどうでも良くなるくらい心を動かされましたね…。最初の、寄せて返す波のようにじわじわと浸食するような、メロウ極まりないギターメロからして素晴らしく、涙腺の弱い人だったらこのメロディだけで目頭が熱くなりそう。

そしてその物悲しいメロディに更に陰りが差したところで、ヴォーカルも入り疾走!この展開が非常にドラマティック。ヴォーカルは鬱系のように裏返ったりはしないものの、ヒステリックなハイピッチ絶叫スタイルで感情むき出しな感じが情感豊かなメロディとマッチしてると思う。途中からチェロによるメロディも入ってきますが…これがペイガンというより、映画の廃墟や人死にのシーンで流れるよ
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DARKEVER OF THE LIGHT-DEMO TRACKS 2011 ★★★ (2011-11-19 01:08:25)

11年発表の5曲入りデモCD-R。
ケースに入りきらないポストカードと歌詞カードがなんともチープな感じはしますが、中身はかなり良いですね。

ヘヴィな音像と、グルーヴィなリフとリズムの絡みの上に、女性ヴォーカルによるキャッチーなメロディが乗る作風で、個人的には6ft downからゴス要素を減退させ、古典的なハードロック色を強めたような音に感じました。シンフォニックにではなく、曲の骨太さを強調するように入るキーボードも良い仕事してます。ヴォーカルが女性ならではの妖艶さやキュートさと、力強さを兼ね備えた華のある声質なのも良いですね。

また、何より単純に曲が良いと思う。跳ねたグルーヴをヴォーカルが乗りこなし、聴き手をグイグイ引き込む「Ding-Dong」、重厚な世界観を見せ付けるような「MEGALOPOLIS」、ワウギターを用いたリフが印象的な「Communic
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DARKMOON WARRIOR-Crown of Snakes ★★★ (2013-02-03 09:35:00)

2009年発表の1st。

どうもこのバンドの経歴を調べてみると、96年からデモを出し続け、2009年になって漸くフルアルバムの発売に漕ぎ付けた…という事で、意外に活動暦はかなり長いバンドみたいですが…そのキャリアを裏付けるかのような、地に足の付いたブラックを演ってますね。やや金属質なノイジーさはあるものの、緩急やメロディの濃淡をしっかり付けた緊張感のある展開といい、厚みを持たせた音作りといい、非常に重厚で威風のある音を出してます。

このブラックメタルの本質を衝きつつもハイクオリティな作風は、同レーベルに所属するASCENSIONやORDER OF ORIASを髣髴とさせるものがありますが…このバンドはブラックメタルの邪悪さだったり悲哀なムードだったりを際立たせるメロディが、時々あざとい程に鮮烈。例えば12分近い大作のラスト曲なんかは、イントロから泣きのギターメ
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DARKSPACE ★★ (2007-08-15 22:33:00)

スイスのスペース・アンビエント・ブラック。
まだ2ndしか聴いてないんですが、このバンドマジで素晴らしいです!
JAZKAMERの「Heavy Metal Machine」がノイズの手法でメタルを演っているとしたら、
このバンドの音楽性はその逆で、ブラックメタルの手法を用いながらもノイズに接近した
音楽を演っているという感じでしょうか。
05年に500枚限定でリリースしたアルバムが、翌年すぐに再発された事からも彼らの音楽性の
高さ、評価の高さが良く分かりますね。っていうか、あんな素晴らしいアルバムを
たったの500枚限定にするなんて罪ですよ(笑)。それも万死に値する罪です(笑)
最近ではSUNN O)))やKTLが来日したり、XASTHURが日本盤を出している状況を
考えると、このバンドも十分日本のメタラーに受け入れられるのではないで
…続き

DARKSPACE-Dark Space Ⅱ ★★★ (2007-08-15 22:32:00)

2005年発表の2ndアルバム。3曲入り54分。原盤は500枚限定で手書きナンバー入りでしたが、06年に再発されました。

このアーティストもアーティスト名の示す通り、ブラックメタルを通じて宇宙を表現する音楽を演っていると言えると思いますが、LIMBONIC ARTやARCTURUSの描く宇宙が星空や星雲だとするなら、DARKSPACEはブラックホールだと思います。他のシンフォブラックを引き合いに出すなら、LUNAR AURORAの最新作が感性的には近いかと。あっちよりメタル色は薄く、ノイズ色濃厚ですが。盤面も同じく黒ですし(笑)

音楽性はアンビエント・ブラックと言うカテゴライズからも分かるように、ブラックメタルとノイズ/アヴァンギャルドの中間という感じで、ブラックホールの持つ膨大な質量を表しているかのような非常にノイジーで暗いギターの音が特徴。パートによっては
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DARKSPACE-Dark Space Ⅲ ★★★ (2008-07-24 18:24:00)

2008年発表の3rd。
青黒い盤面が実にお洒落で、見ていてなんか癒されます(笑)

質量感・奥行きのある音響的ギターノイズに神秘的なキーボードを絡め疾走する事で独自の宇宙観を演出し、ブラック好きの間でも高い評価を得たDARKSPACEですが、今作もその路線自体に大きな変更はなく、前作よりもいい意味で聴きやすく、洗練された作風になっていると思います。

まず耳につく変化はギターリフに、存在感のある刻みを取り入れていること。前作は聴いていて宇宙に吸い込まれるような感覚を覚えたんですが、今作はこうした変化のお陰で宇宙自体が意志を持ってこちらを食い殺しに来ているかのような恐さも同時に感じられますね。普通刻み入れたらグルーヴィになりそうですが、こうした要素をあくまで音響面に貢献させているセンスは流石。

また、一曲一曲が短くなった(と言っても平均10分以
…続き

DARKTHRONE ★★ (2004-11-18 22:06:00)

このバンドってライブを殆ど行わない上に、二人しかメンバーいないんですね。
つい最近までFenrizはヴォーカルだと思ってました。ドラムだったとは…意外。

DARKTHRONE ★★ (2004-12-05 20:14:00)

>GODさん
情報ありがとうございます!!
ということは…名盤3部作以降がいまいち評価されないのは、もしかしたらメンバー脱退の痛手があったからかもしれないですね。(まだ10thしか聴いていないので何とも言えませんが)
でもこのバンドの曲、ライブでどうやって乗ればいいんだろう…(笑)

DARKTHRONE ★★ (2006-04-22 00:24:00)

新しいDARKTHRONEの路線、なかなかにかっこいいですね。
あるレビューではダークスローンがパンクスローンになってしまった…
みたいにありましたが、上手い事言ってると思います(笑)
その意見では否定的な文脈で使われていましたが、私的には良かったです。

DARKTHRONE-F.O.A.D. ★★ (2008-12-04 22:14:00)

2007年発表の12th。
巷でも言われている通り、トレモロやRAWなギターの音色などにブラックの要素を残しつつ
ハードコアに近付いたスタイルで、アングラ感溢れる「あやしい」音ではあっても、
妖気や面妖さの「妖しい」ではなく、いかがわしさや野蛮さのある「怪しい」音。
最早以前の地下に悪魔崇拝の祭壇を作ってそうな作風からはかなりの開きがある音で、
船からバイクに乗り換えたヴァイキングの末裔のバイカー達が、バーに集まって
一旗挙げると息巻きながら聴いてそうな感じの雰囲気。
ただ、こういう音楽性自体は嫌いじゃないんですが、ヴォーカルが直接的な攻撃性や
冷酷さに向かわず、酒に酔ったようながなりを多用していかがわしさを出す方向に
行ってる曲が多いのはちょっと好みに合わないかも…。ブラック的ながなり声の方は
ふてぶてしいまでの声の太さもあっ
…続き

DARKTHRONE-F.O.A.D.-Canadian Metal ★★ (2009-02-11 20:49:06)

このアルバムを象徴するような作風の、ノリノリな曲。
…個人的にはDARKTHRONEは折角だからこの路線を極めて欲しいと思う。3部作路線はフィンランド勢とかCRAFTとかCLANDESTINE BLAZEとか良質なフォロワーが沢山いるし、3部作でプリブラの形を作った時点でDARKTHRONEは十分偉大だと思うし。尚且つこういう新しい視点を模索・提示してるのは本当に凄いと思う。…でもハイトーンは正直勘弁して欲しいなぁ…(苦笑)

DARKTHRONE-F.O.A.D.-Pervertor of the 7 Gates ★★★ (2009-02-11 20:55:23)

パーカッシブでどこか楽しげなリズムが印象的な曲。
ISENGARDが酒の力を借りて12年ぶりに復活したら、こんな感じになるのかも…?っていうかこのアルバム、何気に曲のヴァリエーションに富んでると思う。単にハードコアと交わっただけではない感じ。

DARKTHRONE-F.O.A.D.-Raised on Rock ★★ (2009-02-11 20:51:38)

「ヴーッ!!アイワズ、レイズドオン、ロック!!」
実にふてぶてしい歌(?)声ですね(笑)。
付いて来れる奴だけ付いてこいや、って感じ。

DARKTHRONE-F.O.A.D.-Wisdom of the Dead ★★★ (2009-02-11 20:43:49)

Nocturno Culto氏の野太いがなり声と、トレモロリフの使い方が印象に残る曲。音楽性は変わってしまっても、こういうブラック好きにとって取っ付きやすいパーツを鏤めることで、今まで彼らの作品を追ってきた人にも敷居をそれほど上げずに新しいヴィジョンを提示しているのが良いですね。

DARKTHRONE-Moonfog 2000-a Different Perspective-God of Disturbance and Friction (2005-06-13 18:12:37)

DARKTHRONEが初めてコンピ提供のために作った曲。
そのためなのか、いつもより1、7倍くらいネクロ度が上がってます(笑)。あとはもう少しリフに面白味があればなぁ。

DARKTHRONE-Panzerfaust ★★ (2005-07-12 21:39:00)

三部作と並んでファンの支持が高い、5thアルバム。
今作からMoonfogに移籍、更にZephyrousが脱退したせいか結構前作と変わってますね。
相変わらず確信的に音質を落としているブラックですが、大きく変わったと思うのは以下の二点。
まず、ヴォーカルの歌い方が変化したと思います。
前作では感情を排して、冷酷さを感じさせる鋭いがなり声ですが、今作ではまるで絶望に
取り憑かれたまま何かを訴えかけているような感じで、声の鋭さはそのままに更に
感情が篭もって来たように思います。
もう一つは、これが賛否の原因になっているようですが、テンポやリフに多様性が出て、
曲のタイプが増えた事。特にトレモロリフだけでなく、刻むタイプのリフも使い出して
厚みが出てきたように思います。ただ、刻みを使用している曲では、ややチープさが
減ってしまったのは
…続き

DARKTHRONE-Panzerfaust-En vind av sorg ★★★ (2005-07-08 17:45:53)

タイトルの意味は「悲しみの風」。
これは凄いです。前作の名曲「Transilvanian Hunger」並の荘厳な泣きリフを備えた超名曲ですが、ヴォーカルがパワーアップしてる分こっちの方が上かも…途中で出てくるダークなリフもかっこいいし、心からお勧めの一曲。

DARKTHRONE-Panzerfaust-Hans siste vinter ★★★ (2005-07-08 17:45:38)

曲全体を荘厳トレモロリフで覆った、初期DARKTHRONEの王道的な展開を見せる曲。スローな曲も今作では増えましたが、こういう曲の切れ味は更に鋭くなっている様に思います。

DARKTHRONE-Panzerfaust-Quintessence (2005-07-10 10:45:40)

曲の方はスローで重々しいブラックですが、BURZUMのカウントが歌詞を提供しているというので見てみると…「孤独な夜を過ごす五万人の女達…おぉ、私は彼女達全てを存分に満たしてやった」…あの、カウントさん!?まぁカウントさんは男前ですからねー(笑)

DARKTHRONE-Panzerfaust-Snø og granskog (Utferd) (2005-07-10 10:46:10)

Fenrizのソロ「NEPTUNE TOWERS」を髣髴とさせるダークなインストに乗せて、何かを喋っているエンディング曲。他の曲の様に肉体的な激しさが全く無い分、かなり不気味になっています。人によっては再生を中止したくなるくらいかも(笑)

DARKTHRONE-Panzerfaust-The Hordes of Nebulah ★★ (2005-07-10 10:46:47)

呪術的な、妖しいリフを伴い進行する、スローで重々しい曲。
曲の途中ではいるギターソロがなかなか良く、個人的には結構好き。

DARKTHRONE-Panzerfaust-Triumphant Gleam ★★ (2005-07-10 10:45:57)

前作には無かったタイプの刻み系リフを持つ、疾走パートとスローパートを両方備えた緩急のついた楽曲。リフには今までのような叙情性はあまり感じられませんが、こういうのもノリが良くて好きです。

DARKTHRONE-Sardonic Wrath ★★ (2004-11-18 22:05:00)

はぁ…もう10枚目なんですね、このバンド…(笑)
MAYHEMなんてまだフルレンスは3枚しか出していないというのに…
私はこのアーティストのアルバムは今の所「Transilnanian Hunger」しか持っていないので
それと比べる事しか出来ませんが、以下感想です。
まず音質なんですが、良い意味で変わっていませんね(笑)
ギターの音がちょっと厚くなって、紙ヤスリから普通のヤスリになったかなぁ…位の違いはありますが、
ノイズをたっぷり含んだ、でも聴いていると妙に心地良くなるという基本的な部分は何も変わっていませんでした。
そしてヴォーカルなんですが…より感情が込められていて、MAYHEMのあの故Deadを
思い起こさせるテンションの高いがなりを聴かせてくれます。ちなみに、このバンドで
Voを務めるNocturno CultはMania
…続き

DARKTHRONE-Sardonic Wrath-Hate Is the Law ★★★ (2005-05-02 21:50:40)

「オブザァブ!!」とアジるようなヴォーカルと、淡々とした黒色のリフからいきなりうねりのあるリフへ変貌するサビ部分がテンション高すぎでかっこよすぎな曲。アジテーション部分以外のヴォーカルも凄く、聴いていて、「一体何をどうすればここまで掠れきった、悲痛かつ邪悪な声が出せるんだ?」という疑問が頭を擡げてきます。

DARKTHRONE-Sardonic Wrath-Information Wants to Be Syndicated ★★★ (2004-11-18 22:06:13)

インスト明けの一曲目を飾る曲。
途中からミドルになるとは言え、このテンションの高さには驚かされました。この曲は特にVoがDeadっぽいと思うんですが…どうでしょう?

DARKTHRONE-Sardonic Wrath-Sjakk matt Jesu Krist ★★ (2005-05-02 21:50:10)

重々しいイントロから、疾走…とまではいかない、早歩き的なテンポで進行していく曲。淡々と仕事をこなしているようにも、妙にノリが良いようにも聴こえるリズムが癖になります。

DARKTHRONE-Too Old, Too Cold ★★ (2006-04-20 22:07:00)

2006年発表の11th「The Cult Is Alive」に先行する4曲入りEP。
本人達の弁によると、シングルではないそうです…こだわり(笑)?
前作「Sardonic Wrath」と比べてもかなり路線変更してますね。
もはや「Transilvanian Hunger」等のトレモロリフで凍りつかせる音楽性は面影もなく、
キャッチーでライブ映えしそうなリフをメインに軽快なブラックメタルを演ってます。
確か人間嫌いだからライブはあまりやりたくないって言っていたのに…(笑)
前作よりドラムとヴォーカルが前に出たミックスもこの音楽性にフィットしてますね。
正直、もしこれでヴォーカルまで熱い感じになってしまったら拒絶反応が起こりそうですが
そこはDARKTHRONE。もちろん冷徹非情ながなり声を聴かせてくれます。
前作よりも更にパワーアッ
…続き

DARKTHRONE-Too Old, Too Cold-High on Cold War ★★★ (2006-04-20 21:50:30)

アルバム未収録の曲。
イントロから熱いソロまで入って、真夜中の高速道路のカーチェイスのようなスリリングな雰囲気の曲。この曲ではENSLAVEDのGrutleがヴォーカルでゲスト参加してますが、その効果でVoパートは凄い事に。まるで二匹の獅子が全力で一匹のウサギを嬲り殺しにするかのような残虐さです。個人的にこのEPでは一番好きな曲で、アルバム持ってる人でもこれの為にEPを買う価値があると思います。

DARKTHRONE-Too Old, Too Cold-Love in a Void ★★ (2006-04-20 21:54:15)

SIOUXIE AND THE BANSHEESのカヴァー曲。
メインヴォーカルはFenrizが担当しているようですが、世間を嘲笑いながら怒ってるようでなかなかです。サビはISENGARDでもやっていた、海賊系朗唱でかなり渋かっこいい。これ系の普通声大好きです。

DARKTHRONE-Too Old, Too Cold-Too Old, Too Cold ★★ (2006-04-20 21:46:09)

HATE IS THE LAWのサビなど今までキャッチーなリフも書いてきたDARKTHRONEですが、この曲は全編がキャッチー。今までの路線とは違っても、炸裂感があってかっこいいと思える仕上がり。

DARKTHRONE-Transilvanian Hunger ★★ (2004-04-09 21:54:00)

DARKTHRONE(っていうかプリミティブ・ブラック)は音質が悪いと言われていたので、
今まで敬遠していたんですが思い切って手を出してみて本当に良かったアルバムでした。
自分が買ったのはリマスター再発盤のようなのでもしかしたら皆さんが聴いているものとは
多少音質に差があるのかもしれないですが、全然聴けるレベル、というよりむしろこの音質が
かっこいい、と思わされてしまいました。
紙ヤスリみたいなザラザラで薄い感じのギターノイズから聴こえてくる細やかなメロディが
凄く綺麗で、邪悪でかっこいいです。

DARKTHRONE-Transilvanian Hunger-En ås i dype skogen ★★★ (2005-05-02 21:49:48)

時々Fenrizって実は天才的なメロディセンスを持っているんじゃ?って思う時あります。アンビエントやトラッドのプロジェクトも持ってますし。最近はこういうメロディをフィーチャーした曲はあまりやっていないようなので、ちょっと勿体無いかも。

DARKTHRONE-Transilvanian Hunger-Graven tåkeheimens saler ★★★ (2004-04-10 16:14:50)

この曲はメロディアスさやキャッチーさではタイトル曲や3曲目に一歩譲る感じですが、リフの細やかなメロディがすっごくツボに入りました。
ちなみにBURZUMのVargが歌詞を提供したらしいですがノルウェー語なので全然分かりません(笑)

DARKTHRONE-Transilvanian Hunger-Over fjell og gjennom torner ★★ (2004-04-10 16:09:34)

アルバム内で最も短いと思われる曲。
この曲が一番非メロディックかも!?最後もうひと展開すると思ったらいきなり途切れるように終わります。謎。

DARKTHRONE-Transilvanian Hunger-Skald av Satans sol ★★★ (2004-04-10 16:11:31)

この曲もタイトル曲に負けず劣らずメロディが立ってます。
やっぱり世間的に支持されてるバンドだけあってちゃんと聴き所が用意されているのがいいですね。

DARKTHRONE-Transilvanian Hunger-Transilvanian Hunger ★★★ (2004-04-10 16:07:17)

アルバム一曲目にしてアルバム内で一番キャッチーな曲。
歌詞も英語だし、割と聴きやすくてかっこいいです。
Voが感情を殆ど込めないような冷酷無比な感じのデス声で凄く良いですね。

DARZAMAT ★★ (2011-04-23 10:02:27)

ポーランド産シンフォニック・ブラック/ゴシック。
最新作「Solfernus’ Path」は日本盤も発売されています。

DARZAMAT-Solfernus' Path ★★★ (2011-04-23 10:01:40)

2009年発表の5th。

以前はゴシック色が強かったということで、線の細めで耽美な音を予想していましたが…音、めっちゃマッシブですね(笑)。ぶっといと言っても良いくらい。特に、雷の落ちたようなギターの音色には厚みがあって、エクストリームメタルとしての迫力はDIMMU BORGIRの「Puritanical~」「Death~」辺りと比較しても遜色ないくらい。ヴォーカルが声量あるグロウル中心なのも、その迫力を更に引きたてます。

しかし、デス的な迫力だけでなく、ゴシックとしての耽美さも忘れていないのが良いですよね。派手ながら、どこか仄めくような、後ろ暗い感じのメロディを弾くキーボード、ソプラノではなく、敢えて力強く中音域で歌い上げる女性Voなどによりゴシックな美しさが演出され、まるで力強い彫刻のような美があると思う。特に中近東っぽさも感じる女性Voはなかなか個性的。
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DAWN OF ASHES ★★ (2011-04-03 22:24:33)

以前はインダストリアルだったというアメリカ産シンフォニック・ブラック。
シンフォブラックに舵を切った3rdは、日本盤も発売されています。

DAWN OF ASHES-Genocide Chapters ★★ (2011-04-03 22:26:09)

2010年発表の3rd。

今でこそ完全にシンフォニック・ブラックのスタイルですが、このバンド、以前はインダストリアル/EBMを演っていたらしいですね。その感性のせいなのか、最近のバンドに多い、ド派手なキーボードと共に爆走するシンフォブラックとはやや異なる路線で、妖しげなキーボードを巧みに使って重々しく破滅的な情景を描いていくような音ですね。

メロディのセンスはかなり良く、特に中近東っぽいメロディが印象に残る「Transformation within Fictional Mutation」などは出色の出来。ジワリと破滅が忍び寄るようなムードは、煌びやか、とは言い難いですが、「Midian」「Bitter~」期のCRADLEのようなホラーっぽい雰囲気があると思います。

ただし、雰囲気重視のせいか、バンドサウンドとキーボードの関係に、ちょっと物足りな
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DAZZLE VISION-Crystal Children ★★ (2009-07-20 19:46:00)

2008年発表の3rd。
「記憶とゆう無限の光を放つ美少女」
…これは帯コピーからの引用ですが、さてどこから突っ込んだものやら(笑)。
確かにヴォーカルの人は美形ではあるけど…それを自分で言うとちょっと滑稽かも。
…最近、メタル/ヘヴィロック的な音像にポップスや歌謡曲の影響を受けた歌メロを入れた
バンドが増えている気はしますが、他のバンドと比べるとこのDAZZLE VISIONは「ポップ性」の
強さが段違い。曲によってはバラエティ番組のエンディングテーマになったり、音楽番組の
特集でプロモが流されたりしても何の違和感もなさそう。確かに悲壮感の強い曲もありますが、
ゴシック的な絶望感ではなくて…失恋ソングの悲しさをデスヴォイスで強めたという感じで、
(デスヴォイスに耐性があれば)かなり受け入れやすいと思う。
ヴォーカルの歌い方もメ
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DE ARMA-Lost, Alien & Forlorn ★★★ (2014-05-11 14:48:29)

2013年発表の1st。

BERGRAVENやFEN、WHIRLINGなどポスト要素の強いブラックを演っているメンバーによって構成されたバンドですが、これらのバンドと比べてもブラック要素は薄い作風ですね。ブラックの刺々しさではなく、陰りと浮遊感を演出するギターワーク、ミッドテンポ中心のロック寄りのリズム、殆どのパートをマイルドなクリーンで歌うヴォーカルなど、ブラックと言うよりむしろディプレッシブなロックという感じの音。

クリーンヴォーカルの声質(これが鬱々としながらも色気のある声で、かなり素晴らしい)がOPETHのMikael似である事や、全体を通じて頽廃的で現生に倦んだようなな雰囲気が漂っている事などから、OPETHの「Damnation」アルバムに通じるものを感じるんですが、こちらはもっとドープで、精神的に追い詰められたものを感じますね。LIFELOVER
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DE INFERNALI ★★ (2011-09-02 00:36:31)

DISSECTIONのJon Nodtveidtらによるアンビエント。
ダークアンビエントに興味を持ち、特定の目的を持たずに曲を作っていたJonに、ルームメイトのMidvinterが声を掛けた事で結成し、作品をリリースする事になったとか。

DE INFERNALI-Symphonia De Infernali ★★ (2011-09-02 00:37:40)

97年発表の1st。

私は2010年に再発されるまで、このプロジェクトの存在を知らなかったので、聴いたときは結構衝撃がありましたね。北欧のブラックメタルに関与するミュージシャンは、ダークアンビエントに傾倒する人が多いですが、Jon Nodtveidtもこういうプロジェクトを持っていたとは知りませんでした。

路線は、BURZUMの獄中作やSATYRICONのSatyrのWONGRAVENなどに近い、メロディアスなシンセ・アンビエントと、4つ打ちのリズムにサウンドトラック的な分かりやすいメロディを乗せた、インダストリアル曲の2つが中心。ラストの曲だけはノイズ系のカオスな音ですが、全体的に割と聴きやすい感じ。ヴォーカルも入っており、特に「Sign of the Dark」では、マイルドに、威厳を持って歌い上げる、Jonのクリーンヴォーカルというレアなものまで聴けてし
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