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Usher-to-the-ETHERさんの発言一覧(評価・コメント) 2101-2150
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DIR EN GREY-Withering to death.
DIR EN GREY-Withering to death.-Beautiful Dirt
DIR EN GREY-Withering to death.-C
DIR EN GREY-Withering to death.-GARBAGE
DIR EN GREY-Withering to death.-Jesus Christ R'n R
DIR EN GREY-Withering to death.-Machiavellism
DIR EN GREY-Withering to death.-Merciless Cult
DIR EN GREY-Withering to death.-Spilled Milk
DIR EN GREY-Withering to death.-THE FINAL
DIR EN GREY-Withering to death.-dead tree
DIR EN GREY-Withering to death.-愛しさは腐敗につき
DIR EN GREY-Withering to death.-孤独に死す、故に孤独。
DIR EN GREY-Withering to death.-鼓動
DIR EN GREY-Withering to death.-朔 -saku-
DIR EN GREY-Withering to death.-悲劇は目蓋を下ろした優しき鬱
DIR EN GREY-「楓」〜if Trans…〜
DIR EN GREY-「楓」〜if Trans…〜-業
DIR EN GREY-かすみ-腐海
DIR EN GREY-鬼葬-鴉 -karasu-
DIR EN GREY-腐乱シネマ帝國楽団-Mama
DIR EN GREY-凌辱の雨-凌辱の雨
DISEMBOWELMENT-Transcendence Into the Peripheral
DISHARMONIC ORCHESTRA-Ahead
DISIPLIN-Disiplin
DISIPLIN-Radikale Randgruppe
DISMAL EUPHONY-All Little Devils
DISMAL EUPHONY-All Little Devils-Lunatic
DISMAL EUPHONY-All Little Devils-Shine for Me, Misery
DISMAL EUPHONY-All Little Devils-Victory
DISMAL EUPHONY-Autumn Leaves: The Rebellion of Tides
DISMAL EUPHONY-Autumn Leaves: The Rebellion of Tides-An Autumn Leaf in the Circles of Time
DISMAL EUPHONY-Autumn Leaves: The Rebellion of Tides-Carven
DISMAL EUPHONY-Autumn Leaves: The Rebellion of Tides-In Rememberance of a Shroud
DISMAL EUPHONY-Autumn Leaves: The Rebellion of Tides-Splendid Horror
DISMAL EUPHONY-Python Zero-Critical Mass
DISMAL EUPHONY-Python Zero-Plasma Pool
DISSECTION-Live Legacy
DISSECTION-Maha Kali-Maha Kali
DISSECTION-Maha Kali-Unhallowed(rebirth Version)
DISSECTION-Reinkaos
DISSECTION-Reinkaos-Beyond the Horizon
DISSECTION-Reinkaos-Maha Kali
DISSECTION-Reinkaos-Starless Aeon
DISSECTION-Storm of the Light's Bane
DISSECTION-Storm of the Light's Bane-Night's Blood
DISSECTION-Storm of the Light's Bane-No Dreams Breed in Breathless Sleep
DISSECTION-Storm of the Light's Bane-Thorns of Crimson Death
DISSECTION-Storm of the Light's Bane-Unhallowed
DISSECTION-Storm of the Light's Bane-Where Dead Angels Lie
DISSECTION-The Somberlain

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DIR EN GREY-Withering to death. ★★ (2005-03-25 09:28:00)

2005年発表の5thアルバム。
自分の周りでは、このアルバムを大きく分けて「今までの集大成」と見る人と、
「VULGAR」にて確立した音楽性を更に押し進めて出来た作品と見る人の2通りに分かれる様です。
個人的には「VULGAR」と比較すると、キャッチーさは少し薄れ、その代わり混沌とした感じや
曲に漂う空気感はより濃いものになったのではないかと思います。
特に「愛しさは腐敗につき」「鼓動」などで感じられるレトロな雰囲気は今までのDirには
あまり見られなかったもので、その音楽性がより深くなっている事を伺わせます。
そしてこの傑作アルバムの功労者はなんといっても京さんでしょう…
凄い事になってます、詞も、歌の表現力も。
まず詞ですが、前作で正直気に入らなかった「蝕紅」「OBSCURE」などのB級っぽいグロ路線は
今回は殆ど見られず
…続き

DIR EN GREY-Withering to death.-Beautiful Dirt ★★ (2005-03-08 21:49:03)

京さんが明らかに自分達から影響を受けているくせに「清春さんから影響を受けました」「X JAPANから影響を受けました」としたり顔で口にする後輩バンドに対して嫌悪感を持っているのは知っていましたが、まさかここまで直接的な詞を書くとは…
曲調も詞も、痛快そのものですね。「活きり起つコレもぶち込んで」の後のハイトーン、今までのDirに無い歌い方で良かったです。京さんの向上心の高さが窺えます。

DIR EN GREY-Withering to death.-C ★★★ (2005-03-08 21:52:42)

京さんのがびがびしたシャウトが魅力的な曲。
特に「♪俺の誕生日には~」からは極上の声を聴かせてくれます。
「朔-saku-」のインタビューでは「ハイトーンにはもう懲りた」のような事を言っていましたが、「dead freedom」の部分はかなり高いですね…Dirファンでカラオケマニアはレッツ挑戦(笑)

DIR EN GREY-Withering to death.-GARBAGE (2005-03-09 20:42:31)

こんなに聴き取り辛い「レディース・アンド・ジェントルメン」は初めてです(笑)最初聴いた時、普通に何処を歌っているのか分からなかったです…次曲「Machiavellism」との繋がりも良いですね。

DIR EN GREY-Withering to death.-Jesus Christ R'n R ★★ (2005-03-09 20:48:40)

こういうちょっとルーズな雰囲気のある曲も出来るようになるとは、Dirがノリだけのバンドとは程遠い存在である事がよく分かりますね。サビ部分の挑発的な高音はかっこいいし、途中に出てくる人を小馬鹿にしたようなシャウトは面白かったです。
ちなみに詩集「前略~」ではこの詞の原型らしきものが「Jesus christ」として掲載されていましたが、「バットを持って人間狩り」が「バットを持って街に出よう」になっていますね…やっぱり「人間狩り」は厳しかったんでしょうか(笑)私的にこういうブラックユーモア大好きなんですけどね…

DIR EN GREY-Withering to death.-Machiavellism (2004-07-16 18:25:40)

京さんのライブ中での行為や感情について歌ったであろう曲。
「HAHA!!SHOW TIME!」という合いの手や「SHOWTIMEなんざ俺には関係ねぇ…ハハ」という語り、知ってる単語を並べた感のある英詩など、これだけ聞くとダサそうな感じがするんですが…これがとてもかっこいいのです。やっぱり飾らない所に惹き付けられるのでしょうか。
Bメロ部分で挿入されるメロディアスな歌パートは歌詞の内容、メロディの良さ共に文句の付け所が無いです。でもこの曲のギターリフ、耳が痛くなりそう(笑)

DIR EN GREY-Withering to death.-Merciless Cult ★★★ (2005-03-08 13:12:31)

この曲の「比較と比例の中~」の部分を聴いた時、失礼ながら「京さん大丈夫かな…」と心配になってしまいました。それほどまでに激しくキレたような絶叫です。
一曲目だけに即効性のある楽曲。

DIR EN GREY-Withering to death.-Spilled Milk ★★★ (2005-03-09 20:39:22)

「Dirもメロディセンスが一皮剥けたなぁ」と思わされた曲。
トリッキーにもかかわらず、取っ付きやすいこのメロディは非常に中毒性が高くて良い感じです。タイトルは「It's no use crying over spilled milk」(日本の諺で言う所の「覆水盆に返らず」の様な意味の格言)から取っているのかな?

DIR EN GREY-Withering to death.-THE FINAL ★★★ (2004-05-05 09:12:12)

この曲を聴くと、いかに京さんが過小評価されてるか良く分かると思う…
歌詞の一行目から囁き声、普通声、甘い声、少し歪み成分を含ませた声…と使い分けが凄いです。サビでは声の掠れさせ方を操る事で哀愁感を出してますし、ほんと日本が誇れるボーカリストだと思います。
歌詞のテーマも死んだ後に来世ではもっと良い世界がある可能性を信じる…というある意味ポジティブで、他のアーティストならまず書かないであろう題材を描いている所が良いです。

DIR EN GREY-Withering to death.-dead tree ★★ (2005-03-08 21:56:39)

個人的にこの曲の雰囲気、アルバムタイトルと通じる物があると思います。なんか枯れたような感じが…
大人しい曲かと思いきや、感情のままに絶叫する所もあったりでやっぱりDirですね(笑)サビのファルセットの部分とそのメロディが実にお洒落で、気に入っています。

DIR EN GREY-Withering to death.-愛しさは腐敗につき ★★ (2005-03-13 10:37:59)

今までのDirにありそうでなかった曲。
幻想的な抽象映画、というかインテリアフィルムを見てるような、暗くどこかお洒落な雰囲気のある楽曲ですね。タイトルもちょっとした映画のようで曲の世界観と合っていると思います。

DIR EN GREY-Withering to death.-孤独に死す、故に孤独。 ★★ (2005-03-13 10:42:56)

タイトルからは孤独からの寂寥感を前面に押し出した曲だと思ったんですが…見事に裏切られました。サビのブチ切れ具合は圧巻です。声がゾンビのようになる部分もあって凄い…
これも詞が良いですね。個人的に「偽りの前向きさ」を歌った曲は嫌いなので、それを批判してくれる詞が痛快だったりします(笑)

DIR EN GREY-Withering to death.-鼓動 ★★★ (2005-03-10 20:31:48)

どことなくアナログな手触りのあるシンセや、さりげない打ち込みの音色等にバンドサウンド以外のアレンジのセンスも強く感じさせる曲。もちろんサビではDirらしいキャッチーなメロディが顔を出しますし、この傑作アルバムの最後を飾るに相応しい楽曲でしょう!!

DIR EN GREY-Withering to death.-朔 -saku- ★★★ (2004-07-14 18:11:22)

この曲、激しいパートだけなら洋楽へヴィロックの模倣になってしまいそうなところを、あの叙情的なサビを入れることでそれ以上の物にしている所が凄いと思います。特にサビのかなりの高音での熱唱は格別です。MISSAの頃と比べると随分歌が上手くなったと思いました。

DIR EN GREY-Withering to death.-悲劇は目蓋を下ろした優しき鬱 ★★ (2005-03-08 13:19:42)

蟲-mushi-の様に落ち着いた雰囲気の曲。
この曲は、ファンの人から「死にたい」という内容の手紙が届いて、それから暫くするとその友人から手紙が来て「その子はDirのライブを最前列で見ることが出来て悔いは無いと死んでいった」という内容が書かれていた…という体験を通じて、自分が何か出来る事、伝えられる事は無かったのか、と考えながら書いた詞だそうです。
それを踏まえて聴くと、なんて悲しくて深い詞なんでしょうね…

DIR EN GREY-「楓」〜if Trans…〜 ★★ (2005-05-15 22:09:00)

98年発表の、インディーズ時代のPV集。
今の所DVDは出てないようですが、出る予定は無いのかな?
画面の明滅が激しすぎるせいで(注意を促す紙まで同梱されてます)、あまり流通出来ないのかも。
とにかくこのビデオは選曲が良いです。
「Ash」も「Garden」もCDとは違う音源ですし(「Ash」なんてメロまで違う)、
「惨劇の夜」「業」はCDには入っていない音源なので、例えCDを全て持っていて
「別に映像には興味ネーヨ」って方でもチェックする価値はあります。
まぁ、画面の明滅は凄いのでずーーっと見ていると気分が悪くなるかもしれませんが…
時折挿入される手術の映像(かなりグロイ)も別の意味で気持ち悪くなるかも。
悪趣味な私はコマ送りにしてじっくり見てしまいましたが(笑)。ただ、少しですが
使いまわしの映像があるのは、ちょっと頂けない
…続き

DIR EN GREY-「楓」〜if Trans…〜-業 (2004-06-26 04:11:38)

インディーズのビデオにのみ収録の、煽りに使えそうな曲。
映像の方は目がチカチカしそうなほど明滅しまくります。また、今となってはもう彼らもやらないであろうヴィジュアル系御用達の「ドイツ語カウント」がちょっとハズいです(笑)

DIR EN GREY-かすみ-腐海 ★★★ (2004-07-16 18:26:28)

京さんの感情のこもった熱唱が印象的な、ミディアムテンポの楽曲。特に2回目のサビに入る前や最後の音程を上ずらせる感じのフェイクなどは、聴いてて心を奪われる事間違い無しです。「かすみ」と同系統と思いますが、こちらの方がややキャッチーな印象があります。

DIR EN GREY-鬼葬-鴉 -karasu- ★★ (2004-01-08 22:32:27)

京さん曰く「サビだけで映画的なストーリーを紡いだ曲」。
そのサビ部分(♪僕には~の部分)なんですが、本人が言うには「矢井田瞳風」という歌い方らしいです(笑)そこの挑発的な歌もいいですが、やっぱりキレてるシャウトがかなりかっこいいです。

DIR EN GREY-腐乱シネマ帝國楽団-Mama (2005-02-03 12:25:52)

2冊目の詩集に付属の曲。今回はこの一曲のみです。
ジャジーなピアノがジャケットのような廃墟に置いてある錆びたピアノを想起させる曲で、荒涼とした感じとお洒落な感じを同時に醸し出しています。ただ、雰囲気重視のためか、ヴォーカルの録音レベルが小さいのが勿体無い。

DIR EN GREY-凌辱の雨-凌辱の雨 ★★ (2006-12-17 00:14:25)

相変わらず無茶な高音は冴えまくりだし、歌メロも渋めだけど悪くないし、スクリームも感情がこもっていて、曲自体は凄くかっこいいです。が、しかし。
もし京さんがあの事件を題材にこの詩を書いたんだったら、正直少なからず失望を感じます。そこに篭められた感情などを表現する為に、あえて不謹慎に捉えられかねない題材に挑戦するのは構わないんですけど、それで出来上がったのがこんな毒にも薬にもならない詩っていうのはちょっと…。最近のシングルも合わせて考えると、「fuck」「rape」「凌辱」とか単語の過激なイメージに頼りすぎて楽してる感が拭えません。エログロなら「ZOMBOID」「蜜と唾」、感情が伝わって来る詩なら「悲劇は~」「理由」「ザクロ」とか良い詩も書けるんだし、もっと頑張って欲しいです。

DISEMBOWELMENT-Transcendence Into the Peripheral ★★ (2011-06-23 21:12:55)

93年発表の1st。

これは凄いですよね。
93年といえば、まだTHERGOTHONの1stすらリリースされてない時期なのに、現在フューネラルドゥームのバンドが演ってるスタイルをこの時点でほとんど完成させちゃってます。引き摺るようなスローテンポに、耳を聾するRAWなノイズリフが纏わり付いて出来た真っ黒い情景の中で、洞窟に木霊する獣の方向が如きヴォーカルが響く音は、ほぼNORTTが演ってるようなスタイルに近いと思う。

ただ、このバンドはデスメタル的な要素もまだ強いのが特徴で、デスメタル特有のドロドロしたリフをブラストに乗せて爆走したりもしてますが、そういう時でさえメロディはあくまで葬式的な陰鬱さを保っているのが素晴らしい。音質のRAWさも相俟って疾走パートもかなりかっこいい。また、4曲目では女性ヴォーカルを導入し、更に聴き手を非日常の世界へ埋没させる試みも
…続き

DISHARMONIC ORCHESTRA-Ahead ★★★ (2011-06-23 21:27:49)

2002年発表の4th。
94年の3rd「PleasureDome」を以ち一旦解散、これは再結成アルバムだそうです。

まず一言言わせてください。
「3曲しかないショートカットチューンがかっこよすぎて困る!!!」
ほんの一瞬だけ超豪速のブラストとトレモロリフで攻め立てる、一般的なエクストリームメタルの様式を踏襲した曲が入るんですが、この一瞬の曲が本当にかっこいいんです。これだけ変態的なバンドとなると、一瞬だけ演るからこそ意義があるのかもしれませんが、出来ればこの路線で一枚作って欲しかった…。

で、本編の方ですが…まあ変態ですね(笑)。
普通、有機的とかオーガニックとかいう言葉はバンドのアンサンブルを表す言葉としては褒め言葉のはずですが、それも行き過ぎると気色悪くなるという(笑)。しかもCYNICあたりと比べると妙に調子っ外れで元気だし。パ
…続き

DISIPLIN-Disiplin ★★ (2011-05-11 22:25:29)

2003年発表の1st。

インダストリアル・ブラックとして知られる彼らですが、この頃はまだまだ全然人間味があるというか、インダストリアル要素はおまけ程度で、ノイジーでノリのいいリフと、モロにブラックのスタイルながら熱さも感じられるヴォーカルによる、パンク/ハードコア色の強めなブラックメタルですね。

ただ、トレモロによる神経を侵すようなものや、がっつり刻み込むフレーズを編み込んだリフ捌き、ほとんどファストブラックのようなブラスト、聴き手の首を刎ねんとするようなスローパート、独特の酩酊感を持つミドルなど、ハードコア要素に染まり過ぎない、ブラックメタルの特性を色濃く残しているスタイルなので、割と聴きやすい路線ですね。

最近のDARKTHRONEは、パンク/ハードコアとブラックメタルの融合というスタイルを見つけた感じですが、そこに至るまでのDARKTHR
…続き

DISIPLIN-Radikale Randgruppe ★★ (2011-06-01 18:16:16)

2011年発表の4th。

初期はインダストリアルよりハードコアの要素の強いブラックメタルを演ってましたが、今作はノイズとバンドサウンドの境界が分からないレベルまでインダストリアル化した作風になってますね。ブックレットには、NSBMバンドとしてのおっかない声明がいくつも書かれてますが、このバンドもマジなんでしょうか…少なくとも音の方はマジです。ノイズの隙間から、「俺たちの音楽をエンタメに堕するわけにはいかない」って思想が漏れ聞こえてきそうな凄まじさ。

基本的にはブラックメタルをインダストリアル・ノイズ方向に解体した感じですが、解体の仕方が曲によって様々で面白い。バンドの音を切り刻んでコラージュしたノイズが吹き荒れたり、ロックなリズムと毒々しいメロディの上をノイズが吹き荒れたり、鉄を打つようなサンプリングに合わせて多量のノイズが吹き荒れたり、紙を破るような洗脳的な
…続き

DISMAL EUPHONY-All Little Devils ★★ (2009-01-09 18:13:00)

99年発表の3rd。
先日、4thと二枚組み、ゴールドディスク仕様で再発されました(2000枚限定)。

甘美なメロディのキーボードと女性ヴォーカルを前面に据えたゴシック寄りのブラックという根幹こそ変わってませんが、音質や曲の展開が整ったせいか、かなり垢抜けてしまった感じがしますね。

ブラック的疾走がなくなり、取っ付きやすくノリの良いリズムやキャッチーなコーラスパートを配した曲もあり、ブラック的な絶叫以外はほとんどゴシックメタルになったと言っても過言ではないサウンドに。新ヴォーカルのNatashaの歌い方も、儚く浮遊感を演出していた前任者と比べると、挑発的な歌いまわしが目立ち、今作の作風に良くフィットしてると思います。

作風は変わったものの、ノリの良いパートでも決して明るくならず、一貫してダークなムードが保たれているのは好感が持てるし、ヴォー
…続き

DISMAL EUPHONY-All Little Devils-Lunatic ★★ (2009-01-09 18:16:55)

イントロだけ聴くと、メジャー化しすぎたのかと思って身構えてしまいましたが、本編ではちゃんと彼ら流儀の頽廃を振りまいていて一安心。特にコーラスパートのメロブラを病ませたようなメロディからの展開は聴き応えあり。i'm not a boyscout, i'm a lunatic.

DISMAL EUPHONY-All Little Devils-Shine for Me, Misery ★★ (2009-01-09 18:16:08)

最初こそ地味めな曲かな…と思いましたが、ギターソロが出てきた辺りからのエピックな展開が良いですね。元々メロディのセンスの良いバンドだけに、ギターソロもなかなかに素晴らしい。そこに行くまでがちょっと長いですけど…。

DISMAL EUPHONY-All Little Devils-Victory ★★★ (2009-01-09 18:15:09)

歌メロ、キーボード、リズム共にフックのある曲。
特に歌メロはモロに好み。もし彼らの描く世界観が現実の物となったならば、子供達はみんなこんな歌を歌わされそう…。そんなキャッチーさと頽廃性を両立させた良質のメロディが聴けます。何気にドラムも良い感じ。

DISMAL EUPHONY-Autumn Leaves: The Rebellion of Tides ★★ (2009-01-09 18:07:00)

97年発表の2nd。

このバンド、ゴシックとブラック、両方のファンから評価が高いらしく、特にブラックメタルを愛好するリスナーからはデビューEPを「ブラックメタルの基本的名盤」と讃える声が上がるほどで、私も気になっていたんですが…何故かこの2ndが中古で投げ売りされていたので購入。

スタイルとしては、美しく明確なメロディラインを描きつつ、バンドサウンドを包み込むキーボードと、儚く漂うような女性ヴォーカルをフィーチャーした、ゴシックにかなり近いタイプのメロディック/シンフォニックブラック。バンドの音はブラック的な薄めで、アンサンブルのかっこよさよりもアンビエンスを重視した、ブラックのアトモスフェリックメタルとしての側面が強調された作風は、確かに初期DIMMU BORGIRや初期SATYRICON等が残した黎明期のブラックの名盤群にも通じる物があると思います。
…続き

DISMAL EUPHONY-Autumn Leaves: The Rebellion of Tides-An Autumn Leaf in the Circles of Time ★★★ (2009-01-09 18:08:48)

この曲のイントロ、素晴らしいですね。
それ自体も素晴らしいんですが、沈痛な雰囲気がアルバム全体の作風の暗示になってると思う。もちろん本編の方のメロディも良いです。

DISMAL EUPHONY-Autumn Leaves: The Rebellion of Tides-Carven ★★★ (2009-01-09 18:09:36)

シンフォニック・ブラック的な派手めな疾走がありつつ、アトモスフェリックな雰囲気もしっかり残したセンスの良さが光る曲。でもこういう曲は、個人的には以降の垢抜けた音質で演って欲しかったな…。

DISMAL EUPHONY-Autumn Leaves: The Rebellion of Tides-In Rememberance of a Shroud ★★★ (2009-01-09 18:10:55)

実質最後だからか、かなり大風呂敷を広げている感じ。
ゴシックホラーの耽美さや恐怖感に、ヴァイキングメタルのスケールの大きさや勇壮さを足して、ブラックのアトモスフェリックな空気感で纏め上げたような曲。これも、もっと良い音で録ったらかなり高い評価を、広く得られそうなんですけどね…。

DISMAL EUPHONY-Autumn Leaves: The Rebellion of Tides-Splendid Horror (2009-01-09 18:11:51)

…こういう曲もいいんですけど、この路線で一枚聴きたいと思わせるくらいのものを出して欲しいです。これは少し物足りない。

DISMAL EUPHONY-Python Zero-Critical Mass ★★★ (2009-01-09 18:17:56)

割と聴きやすい中に、メロブラ的なトレモロ疾走を取り入れた曲展開は純粋にかっこいい。もう初期と比べると、中世の絵画とSFアクション映画ほどの違いがあるような気がする…。

DISMAL EUPHONY-Python Zero-Plasma Pool ★★★ (2009-01-09 18:18:53)

彼らの曲の中ではかつてないほどの攻撃性を誇る曲。
長めの曲ですが、ミディアムパートも死者が踊るような、やはり頽廃に満ちたメロディを聴かせてくれ、メリハリの付いた展開で楽しませてくれます。これでヴォーカルスタイルが前作と同じだったら、尚良かったんですけどね。

DISSECTION-Live Legacy ★★★ (2004-10-22 20:24:00)

2003年発売のライブ盤。
97年のドイツでのライブの模様が収録されています。

全体的にテンションが非常に高く、特にヴォーカルは凄いです。
がなり系のヴォーカルスタイルはライブではかなりの肺活量が必要とされるはずですが、この人の場合アルバムよりも強力なデス声を聴かせてくれます。また、MC(といっても一曲ずつ区切られている為、タイトルコールや「THANK YOU VERY MUCH!!!」くらいしかないですが)のかっこよさは今まで私が聴いたライブ盤の中でもトップクラスです。あんな声でタイトルコールかまされた日にはもうテンションは上がりっぱなしですよ(笑)

ちなみに、私が持っているのは輸入盤なので日本盤についているかは分かりませんが、おそらく本人達が書いたであろう曲解説もついているので、資料的価値も高いといえますね。…ただ、全7(インスト含)曲ですぐ終
…続き

DISSECTION-Maha Kali-Maha Kali ★★ (2004-12-05 20:10:14)

「REBIRTH OF DISSECTION」としてシーンに帰ってきたDISSECTIONの復帰第一弾!!…なんですが、いきなり今までに無かった曲調です。ミディアムテンポだしキャッチーで異国情緒溢れる女声コーラスまで使用しているし、個人的にはこういうのも悪くないと思います。でもやっぱりファンとしては吹雪の如きテンションで疾走するDISSECTIONを待ち望んでる訳で、復帰一発目としてこういう問題作はどうなのかと思いました。アルバムの曲なら何も問題無いんですが…何年も待ったファンが離れないか、ちょっと心配。

DISSECTION-Maha Kali-Unhallowed(rebirth Version) ★★★ (2004-12-05 20:11:47)

2ndアルバム収録曲のリメイク。
終わり方がスッキリしたアレンジで、少し短くなってます。2ndのヴァージョンと比べると小綺麗になった代わりに、音圧が減ってしまったのが残念…でもヴォーカルは更に迫力を増してますし、後半に差し掛かる所のソロは相変わらず流麗なメロディで聞き惚れさせます。

DISSECTION-Reinkaos ★★★ (2007-11-08 22:14:00)

リアルタイムでの評価が賛否両論で、どちらかと言うと否定的意見が多めだったのでスルーしてしまっていたんですが、今になってようやく購入。最初に聴き通した時の感想は「案外変わってないなぁ…」でした(笑)

冷静に聴くとトレモロリフやブラストビートはほぼ駆逐されてしまっているし、寒々しい雰囲気はメタリックな力強さに取って代わられているし、曲がコンパクトになりサビ部分にインパクトのある呪文を用いていてキャッチーだし、殆ど別のバンドの作品みたい。

…なんですけど、あんまり変わってないという印象を受けたのは、メロディがどうにもこうにもDISSECTION節だからかもしれません。鳴らし方はトレモロリフではなく、メロデスっぽい泣きになってますが、やっぱり素晴らしいメロディセンスは健在です。

あと、ヴォーカルは以前にも増して凄みが効いてます。
Jonはこの作品の
…続き

DISSECTION-Reinkaos-Beyond the Horizon ★★★ (2007-11-08 22:18:27)

KOF MIやエコエコアザラクを知っている人にはおなじみの(笑)クロウリーの呪文から劇的にこの曲に雪崩れ込んでいく展開が非常にかっこいいです。前二作といい、DISSECTIONのオープニングにハズレなし。

DISSECTION-Reinkaos-Maha Kali ★★★ (2007-11-08 22:25:01)

上の方のレビューを見て、かなり期待しながら聴いたんですが…殆ど別物かと思うくらいにパワーアップしてますね。特にヴォーカルの迫力は恐ろしいほど。先にこっちのバージョンを出していれば批判も少なかったのでは…。先行シングルでもあるこの曲が、以前のDISSECTIONと最もかけ離れた音楽性の曲だと思います。

DISSECTION-Reinkaos-Starless Aeon ★★★ (2007-11-08 22:21:42)

The SomberlainといいUnhallowedといい、DISSECTIONって(実質的な)2曲目にアルバム全体を象徴するような曲を入れてましたが、三作目でもそれは変わらず。音楽性は変わっても、こういうところは変わってないんですね(笑)。

DISSECTION-Storm of the Light's Bane ★★★ (2004-10-22 20:24:00)

95年発売の2ndアルバムですが、1stとはかなり異なるサウンドを聴かせてくれますね。勿論ギターのメロディアスな疾走ブラックメタルという、根幹の部分は変わっていませんが、まずギターのディストーションが分厚くなったため、リフの寒々しさと禍々しさが更にアップして正にブリザード・スタイルといった感じの音を構築しています。

一方では歪みが厚くなったためにある意味でのキャッチーさは減り、1stよりも即効性は減退したように感じますが、その分収録曲の数が絞られ、もっと世界観が統一されたように思います。私的には最初は1stの方が好きだったけれど、聴きこむに従ってこっちがお気に入りになっていきました。

ちなみに輸入盤には通常盤のほか、「WHERE DEAD ANGELS LIE」のデモ音源、TORMENTORのカヴァー「ELIZABETH BATHORY」(←うめき気味に歌うJ
…続き

DISSECTION-Storm of the Light's Bane-Night's Blood ★★★ (2004-10-22 20:22:53)

ギターによる暗黒ワルツとでもいうべきインスト「AT THE FATHOMLESS DEPTHS」から続けて超かっこいいイントロへ。このアルバムの収録曲全体に言える事ですが、テンションの高さが途切れる事無く最後まで聴ける所が素晴らしいです。

DISSECTION-Storm of the Light's Bane-No Dreams Breed in Breathless Sleep ★★ (2004-10-22 20:22:33)

アルバム最後のインストですが、これ単体で聴いても良いと思えるメロディセンスは流石DISSECTIONです!!

DISSECTION-Storm of the Light's Bane-Thorns of Crimson Death ★★★ (2004-10-22 20:23:50)

1stの「BLACK HORIZONS」のサビ部分並にテンションが上がる勇壮なリフが凄くカッコイイ曲。3回登場するサビの「THORNS OF CRIMSON DEATH」というフレーズの歌い方が毎回違いますが、私的にはライブ盤の一回目の「DEATH,DEATH,DEATH!!!」と3回叫ぶパターンが一番好き。

DISSECTION-Storm of the Light's Bane-Unhallowed ★★★ (2004-10-22 20:23:13)

この曲、DISSECTIONの曲の中でもリフが最高に邪悪な部類に入るのではないでしょうか?ほんとに猛吹雪って感じですね。ギターソロなど意外にメロディアスな部分もあります。

DISSECTION-Storm of the Light's Bane-Where Dead Angels Lie ★★★ (2004-10-22 20:23:31)

「闇は見る者を魅了するが、それに属するものでなければその餌食でしかない…」というコンセプトの曲。闇に魅せられた天使の運命や如何に…(笑)
これはDISSECTION流のバラードなのでしょうか?ゆったりと、耽美な暗黒世界を聴かせてくれます。イントロのツーバスと叙情メロのギターが絡む所は痺れました。

DISSECTION-The Somberlain ★★ (2004-07-24 12:15:00)

「ジョーン・ノトヴェイトだよ」のフレーズで有名な、異様にフレンドリーな雰囲気に
翻訳された本人の曲解説がついたDISSECTIONの1stアルバム(笑)。
この解説を読むためにも、是非とも日本盤を買ってください…ってこんなこと書いていいんでしょうか(笑)
曲はメロディック・ブラックに分類されるらしく、メロディを強調したブラックって感じです。
キーボードやストリングスを前面に出すシンフォニック・ブラックと違い、ほぼギターが
メロディを担当してます。特に②はイントロからして本当にメロディが良過ぎます…
これは聴かないと損ですよ。アコースティックの小品も個人的には大好きです。
ただ、全曲通して聴くと、曲が長いせいもあってか少し疲れてくるので、3、4曲ずつ
区切って聴くと私的に丁度良い感じです。


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