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Usher-to-the-ETHERさんの発言一覧(評価・コメント) 2251-2300
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DYNASTY OF DARKNESS-Empire of Pain
DYNFARI
DYNFARI-Sem Skugginn
DYSTER
DYSTER-Phase terminale
DYSTHYMIA-The Shivering Opus
Darkly, Darkly, Venus Aversa
De Mysteriis Dom Sathanas
De Mysteriis Dom Sathanas
De Mysteriis Dom Sathanas-Buried by Time and Dust
De Mysteriis Dom Sathanas-Cursed in Eternity
De Mysteriis Dom Sathanas-De Mysteriis Dom Sathanas
De Mysteriis Dom Sathanas-Freezing Moon
De Mysteriis Dom Sathanas-From the Dark Past
De Mysteriis Dom Sathanas-Funeral Fog
De Mysteriis Dom Sathanas-Life Eternal
De Mysteriis Dom Sathanas-Pagan Fears
Dead as Dreams
Dies Irae ~Amantes Amentes~
DÄMONENBLUT-Das Tor Zur Hölle
EARTH GODLESS
EARTH GODLESS-DEMONICATE
EARTH-Earth 2: Special Low Frequency Version
EARTH-Earth 2: Special Low Frequency Version-Like Gold and Faceted
EARTH-Earth 2: Special Low Frequency Version-Seven Angels
EARTH-Earth 2: Special Low Frequency Version-Teeth of Lions Rule the Divine
EARTH-HEX; or Printing in the Infernal Method
EASTERN FRONT-Descent Into Genocide
EAT MAGAZINE
EBONY LAKE-In Swathes of Brooding Light
ECLECTIKA
ECLECTIKA-The Last Blue Bird
ECLIPSE (POLAND)-The Act of Degradation
EIBON
EIBON-MOONFOG 2000 - A DIFFERENT PERSPECTIVE-MIRROR SOUL JESUS
EIKENSKADEN
EIKENSKADEN-665.999
EIS (GEIST)
EIS (GEIST)-Wetterkreuz
EISREGEN-Schlangensonne
ELDERBLOOD-Messiah
ELDRIG-Mysterion
ELEANOR-A CIRCLE OF LAMENT
ELITE-We Own The Mountains
ELITE-We Own The Mountains-Amanita Muscaria
ELITE-We Own The Mountains-Fodt Til Van Vidd
ELITE-We Own The Mountains-Legend
ELITE-We Own The Mountains-VI Skyr Ingen Strid
ELYSIAN BLAZE
ELYSIAN BLAZE-Levitating the Carnal

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DYNASTY OF DARKNESS-Empire of Pain ★★★ (2015-11-11 00:27:14)

2014年発表の1st。

ノルウェー・ドイツの混合メンバーからなるシンフォニック・ブラックメタルバンドで、MAYHEMその他のHellhammer氏がドラムを務める…という事と、日本盤が出てたこともあって購入。シンフォブラックの王道をDIMMU BORGIRやCRADLE OF FILTH辺りとすると、そこからは若干路線を異にする作風の音ですね。

Hellhammer氏のタイトなドラミングを中心に、バンドサウンドもがっつり主張しつつ、壮大なキーボードが被さる路線ですが、バンドの音にしろキーボードにしろ、過剰にはメロディックにならない印象。整った音で刻みを多用する音作りはどこか冷厳で人を寄せ付けないイメージがあるし、そこに冷たい音色のキーボードや霊性を感じさせるクワイアなどが重なると、ある種の閉塞感すら覚える音に。

ただ、メロディを重視していないか
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DYNFARI ★★ (2013-06-22 17:31:43)

アイスランド産アトモスフェリック・ブラック。
去年CODE666と契約し、2枚目のアルバムをリリース。

DYNFARI-Sem Skugginn ★★★ (2013-06-22 17:32:50)

2012年発表の2nd。

作風的には寒々しい音像に時折SEやアンビエンス重視のキーボードなどを交えて展開する、いわゆるアトモスフェリックブラックで、VINTERRIKETやCOLDWORLD辺りの流れを汲む路線ですが…こちらはキーボードはあくまでスパイス程度で、バンドサウンドの強い音…というか、むしろスローパートなんかはスラッジに通じる重さを感じるくらい、低音も効いた音作りで、他の同系統のバンドとは一線を画した音。

スローパートの苦痛が降りかかってくるような絶望感も然る事ながら、幽鬼的なトレモロを纏っての疾走パートには鬼気迫るものすら感じられ、まるで悪霊の起こした超自然的で悪意に満ちた吹雪に凍らされるかのよう。VINTERRIKETがこのまま凍死するのもいいか…という感じなら、こちらは「今死んだら悪霊に魂を食われてしまう」みたいな、背筋も同時に凍らせるような怖
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DYSTER ★★ (2013-10-09 20:56:11)

フランス産鬱ブラック。
AUTARCIEのNokturn氏による独りバンド。

DYSTER-Phase terminale ★★★ (2013-10-09 21:02:04)

2012年発表の2nd。

某所で新古品が安価だったのでよく考えずレジに持って行きましたが、これがかなり良質な鬱ブラック。適宜オカズも挟み、ロックのかっこよさも感じさせる抜けのいいドラムによるミッドテンポ中心の展開に、少々ノイジーなギターと粘着質に歪んだヴォーカルが絡み、徐々に聴き手を追い詰めるような鬱屈した雰囲気を醸し出しつつ、不審な影が蠢くようなトレモロが不吉さを感じさせるような作風。

鬱系に分類される音ではありますが、この手にありがちなミニマルな作風ではなく、曲によってはメロトロン風やオルガン風キーボードを取り入れた、グロふわアンビエント要素があったり、ベースのトレモロを強調し不穏な質感を更に実体的に演出したり、展開は割と凝っている感じ。ドラミングの心地良さといい、フレンチブラックらしい鬱屈した美しさを持つトレモロのメロディといい、決して自己満足的でない、
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DYSTHYMIA-The Shivering Opus ★★ (2012-05-12 00:54:46)

2008年発表の1st。
中国のPest Productionsよりリリース。
残念ながら、この一枚で活動を停止してしまった模様。

路線としては、本能的に破滅が迫ってくることを感じられるような、陰鬱なメロディを伴って重々しく進行する、鬱ブラック。時に華々しいまでのグルーミーさを演出するキーボードやピアノも取り入れられており、メロディはなかなかに(鬱的な意味で)豊か。初期BURZUMに思いっきり影響を受けたような、裏返り気味の絶叫も、精神が引き裂かれるような真に迫った感じがあって良いですね。

このバンド、メロディのセンスも良いんですが、それ以上に曲の構成が上手いと思う。リフだけでなく、キーボードやピアノによって弾かれる鬱メロディは即効性もあり、それで聴き手を曲に引き込みつつ、凌遅的なミニマルでドゥーミーなパートで、生きる気力を少しずつ奪っていく感じ。
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Darkly, Darkly, Venus Aversa ★★ (2010-11-19 22:03:48)

2010年発表の9thアルバム。

前々作ではメタル方向に舵を切り(すぎて?)メロデスに接近、前作ではメタル的魅力をしっかり引き継ぎつつシンフォブラックに方向を戻した感じでしたが、今作はABIGAIL WILLIAMSのキーボーディストが加入し、シンフォ要素を増強させつつも、前作の路線を引き継いでますね。

ただ、この作品がエクストリームメタルの作品としても、CRADLEのアルバムとしても、何らクオリティに問題は無いというのは大前提として言いたいんですが、あと一歩何かが足りないという印象もあるんですよね…。よく聴くとキーボードが悶絶級のメロディを奏でてたりするし、リフとの
絡みで聞き惚れる部分もあるし、Daniのヴォーカルは相変わらずだし…。

でも、いつもどおり過ぎて物足りない気がする。
特にDIMMU BORGIRがハリウッド映画系サン
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De Mysteriis Dom Sathanas ★★ (2003-12-08 21:52:00)

いや~、ついに真性ブラック「MAYHEM」の音源に手を出してしまいました(笑)
曲の方はメロディックさは殆ど感じられないですが、不気味でかっこいいリフと呪詛のようなボーカル(個人的には⑧の普通声が狂ってる人みたいで一番怖かったです…)、そして無茶苦茶疾走感の有るドラムと初心者の私でも大満足!!な内容になっています。この病みっぷりは全国の暗黒音楽ファンのみなさん全てにお勧め出来ると思います。
ちなみに初心者な私はどうしても音質がとても気になってしまうのですが、このCDでは全く問題ないです。ベースの音までちゃんと聴き取れます。まぁ欲を言えばスネアの音がもっとバキバキいってて欲しいことと曲の終わりが「ぶちっ」って感じで切れる(これは演出だと思いますけど)のがちょっと嫌な所くらいです。
ちなみに歌詞カードは新品で買ったけど最初から無いみたいなので、インターネットで海外のサイトを
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De Mysteriis Dom Sathanas ★★★ (2003-12-08 21:52:53)

アルバム最後を飾る、タイトルトラック。
この曲はアルバムの他の曲と違い、普通声で歌う部分もありますがこれがまた、狂気さえ感じさせるほどの不気味な歌い方で何回も聴きたくなっちゃうような声を出してます。勿論疾走感もあってアルバムで一番のお気に入りです。

De Mysteriis Dom Sathanas-Buried by Time and Dust ★★ (2004-05-17 22:45:03)

アルバムの中でもかなりブルータルな方に与する曲。
Voもうめくような呪詛を囁き続けるというよりも、がなり立てるような感じで「邪悪さ」という観点を無視して「激しさ」という点から見ても楽しめる楽曲だと思います。長尺の曲が多いこのアルバムの中では唯一4分に満たない短い曲。

De Mysteriis Dom Sathanas-Cursed in Eternity ★★ (2003-12-12 22:38:23)

アルバムの中で最もドラムがかっこいいと思う一曲。
この凄まじいまでの疾走感の中で的確にツボをついたオカズを入れてくるのでテンションは上がりっ放しの曲です!!

De Mysteriis Dom Sathanas-De Mysteriis Dom Sathanas ★★★ (2003-12-08 21:52:53)

アルバム最後を飾る、タイトルトラック。
この曲はアルバムの他の曲と違い、普通声で歌う部分もありますがこれがまた、狂気さえ感じさせるほどの不気味な歌い方で何回も聴きたくなっちゃうような声を出してます。勿論疾走感もあってアルバムで一番のお気に入りです。

De Mysteriis Dom Sathanas-Freezing Moon ★★ (2003-12-08 21:54:22)

アルバムの中ではややスローパートを多く含む曲。
この曲では呪詛ボーカル以外にも呻き声でメロディを歌うところや何気にかっこいいギターソロとかも入れてきて良い曲です。歌詞は「I
please my hunger on living humans(私は生きた人間を喰らい飢えを満たす)」とあるように、死んで食人屍鬼となった人のことを歌っているのでしょうか…

De Mysteriis Dom Sathanas-From the Dark Past ★★ (2005-10-09 17:23:11)

メロディや曲展開が良いのは勿論ですが、この曲のヴォーカルラインはAttilaのスタイルや声質を完璧に活かしきったものになっているように思います。後に出るライブ盤でこの曲にAttilaが参加したのも良く分かる。

De Mysteriis Dom Sathanas-Funeral Fog ★★ (2003-12-08 21:53:09)

いきなりな疾走パートから切り返すように展開、呪詛のようなボーカルが入ってくる一曲目に相応しい曲。
音質が良いのでよく聴き取れるベースのフレーズもかなりかっこいいです。EMPERORがカバーしたやつもかっこいいです。

De Mysteriis Dom Sathanas-Life Eternal ★★★ (2003-12-24 09:24:30)

メロディアスかつ不気味なベースともったりと独特なタメを効かせたボーカルの絡みがなんとも気持ち悪い一曲(褒め言葉)。
このベースがねとねとしたフレーズを執拗に繰り返すことで一種異様な感じが良く出ていると思います。
割とスローな部分が多い曲ですが、この人(Euronymous)の弾くソロは「FREEZING MOON」もそうですが、メロディが凄くセンスがあって楽曲を更に良いものにしています。

De Mysteriis Dom Sathanas-Pagan Fears ★★ (2003-12-24 09:24:18)

とにかくリフのかっこ良さと疾走感に尽きる一曲。
アルバムでこの曲のリフが一番かっこいいと思います。ちなみにDARK FUNERALもカバーしていて、原曲に忠実な演奏なのでそっちも聴いて欲しいところです。

Dead as Dreams ★★★ (2009-01-27 16:38:00)

2000年に彼らが残した唯一のアルバム。5曲76分の大作主義な作品。
XASTHURやLEVIATHANの作品に匹敵するアメリカン・ブラックの名盤と(マニアの間では)名高いこの作品ですが、確かにこれは凄い!!久し振りに、一聴しただけで衝撃を受けました。

確かに泣き叫び系ヴォーカルや時折出てくるディプレッシブなメロディは鬱系に通じるものがありますが、リフに刻みを入れたり豪速のブラストが入ってたりメタリックな展開や、音響を上手く利用した情景描写を交えた劇的な曲構成、RAWさはしっかり保ったままメロディ・フレーズもちゃんと聴き取れ音圧もあるバランスのいい音質など、この手のカルトブラックとしては割と聴きやすい印象。

…なんですけど、底知れない混沌とした雰囲気や、血腥さも同時に漂ってるのが素晴らしいです。鬱ブラックには陽の光も差さない岩戸に閉じ込められたような雰囲
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Dies Irae ~Amantes Amentes~ ★★★ (2014-05-27 10:06:29)

元はPCでのゲームだったものが、2012年にPSPに移植されたので私はそちらをプレイ。PSP版リリースにあたって追加された要素を含むバージョンもPCにも逆移植されてるみたいです。このジャンル、ぶっちゃけ「Fate」「ひぐらし」くらいしか知らないニワカですけど、友人が余りにも強硬に勧めるので購入。…このジャンル(テキスト系ADV)に造詣の浅い私でも、これは物凄い傑作ではないかと思います。

まず、数時間ぶっ続けでプレイしても苦にならない、時間の許す限り読み進めたくなるような、先が気になる、かつ常にプレイヤーの興味を引いてくれる展開が素晴らしい。上記のゲームでは、(日常パートをしっかり描く事で非日常パートが引き立つとは言え)日常パートが余りにも長く続く事で若干ダレてたんですが、本作はそれが完全に払拭されてる。戦闘パートはやや長めに感じなくもないですが、常に緊張感があって引き込まれ
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DÄMONENBLUT-Das Tor Zur Hölle (2014-10-26 21:51:16)

2009年発表の1st。
SATANIC WARMASTERのメンバーによるレーベル、Werewolf Recordsより発売。

プリミティブブラックのアングラさと、ハードロックの豪放さを合わせた、地下臭いブラックメタルを展開。フィンランドの大御所、BARATHRUMを更にマニア向けにしたような感じでしょうか。リフにはメロウ系プリブラのような叙情性こそありませんが、グルーヴィなドラムとも相俟ってノリの良さが感じられますね。海賊もしくは山賊の親分系ブラックメタル。

ただ、個人的にこれが好きかといわれると結構微妙な線なんですよね…。野太いがなりに加え、ヤッハッハーと豪快に笑うヴォーカルを始め、野蛮な雰囲気は良く出てるんですけど、リフ・リズムのグルーヴィさもなんか楽しそうに聞こえてしまうというか。個人的にはブラックメタル、特にプリミティブな音作りをするバンドに
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EARTH GODLESS ★★ (2011-12-16 20:35:28)

GRAND EXTREME BLACKのDesolate氏による別プロジェクト。
こちらはシンセを使わないスタイルのブラックメタル。

EARTH GODLESS-DEMONICATE ★★★ (2011-12-16 20:36:14)

2011年発表の6曲入りデモ。

GEBのDesolate氏による、シンセレスのブラックメタルプロジェクトという事で、ABYSS INFERNOとはどう差別化していくのか楽しみでしたが…緩急つけた展開と、リードギターも用いある程度メタリックさが強めだったABYSS INFERNOと比べると、こちらは本家GEBがシンセで神秘性を出すところを、リフの歪みとメロディで演っているような、よりアトモスフェリック・ブラックの価値観に近い音を出している感じですね。

ただし、多くのアトモスフェリック・ブラックのように情景描写に徹し過ぎることはせず、このプロジェクトでも緩急やメロディの濃淡によってドラマ性が演出されていて、マニア以外が聴いてもストレートにかっこよさが伝わる音に仕上がっていると思う。ABYSS~で気になった作り物っぽいヴォーカルエフェクトも、大分改善されている感じで
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EARTH-Earth 2: Special Low Frequency Version ★★ (2007-06-13 17:07:00)

93年発表の…1stでいいのかな?タイトルは2だけど…
SUNN O)))等にも多大な影響を与えただけあって、完成されたスタイルですね。
これ、今でこそ評価が高いみたいですが、リアルタイムでプレスはどう評価したんでしょうか…
SUNN O)))ですらBURRN!!では一桁台の得点だったし、93年でこれは衝撃だったのでは。
EARTHは他のアルバムではドゥームに留まらない音楽性も見せているらしいですが、
このアルバムは3曲70分、曲間無しで地獄のドゥーム/ドローンリフを詰め込んだ、
ある意味極まった作風。もちろんヴォーカルなんてものは排除され、1、2曲目では
ドラムすら出てきません。基本的にズゥゥン…と低音が延々と続く作風ですが、リフが多少
リズミックだったり、ノイジーさの質を微妙に変えたり、ほんの微かにメロディが感じられる
部分もあっ
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EARTH-Earth 2: Special Low Frequency Version-Like Gold and Faceted ★★★ (2007-06-19 17:04:13)

重低音のリフ…というよりはリフの形すら失った持続音が、30分間ものあいだ鳴り響く曲。音量上げて聴くと、意識の中で流れた音なのか実際に流れてる音なのか分からなくなってくるような快感がある…ヒロイックでかっこいい疾走曲から、こんな妙な快感のツボを突く曲まで何でも揃っているのが、HR/HMというジャンルの魅力なのかも。

EARTH-Earth 2: Special Low Frequency Version-Seven Angels ★★ (2007-06-19 16:58:02)

アートワークの大仏からしてキテる…(笑)
後に控えている2曲と比べると、リフらしいリフが存在したり、微かに(本当に「微かに」)メロディらしきものがあったり、まだメタル要素を残している感じ。言わば地獄の門のような曲でしょうか。まあ、このCDをわざわざ買ったくらいの人なら、その門も躊躇い無くくぐってしまうでしょうね(笑)

EARTH-Earth 2: Special Low Frequency Version-Teeth of Lions Rule the Divine ★★ (2007-06-19 17:00:37)

このCD、ジャケが青空なのが謎なんですが、こういう同じような音が延々と続く作風を広がる地平線で表現しているのかもしれませんね。…しかし、こういう曲にどうコメントしていいのか…(笑)

EARTH-HEX; or Printing in the Infernal Method ★★ (2008-07-23 18:24:00)

2006年発表の多分5th。
サブタイトルは恐らくイギリス・ロマン派の詩人ウィリアム・ブレイクが詞を銅版に腐食を
使って書き付けた印刷法の事で、ブレイク曰くこの印刷法には目に見える表面を融かし去り、
隠された無限を露わにする効果があるとか。
…何気にブレイクって暗黒メタルの連中に人気があるような(笑)。
さて、今までは耳で聴くというよりも体で感じるようなドローン/ドゥームを演ってきた
EARTHですが、今回は随分と方向性の違う音ですね…。ブルージーで寂寥感のあるインスト
作品で、アメリカの西部開拓によって住む場所を追われた先住民のドキュメタリー映画の
サウンドトラックに使われそうな、イマジネーションを刺激する音になってしまいました。
残響音の響かせ方など、音響へのこだわり方にはやはりドローンっぽさがあるかもしれません。
…でも、
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EASTERN FRONT-Descent Into Genocide ★★ (2016-08-08 19:03:39)

2014年発表の2nd。

バンド名の示す通り、「戦争」をテーマにしたブラックメタルを演っているバンドですが、いわゆる「ウォー・ブラック」的なダーティでアンダーグラウンドな手法ではなく、整ったヘヴィな音で畳み掛ける、ブルータル・ブラック的な音に近い感じですね。時折トレモロリフによるメロディを前に出すパートはあるものの、メロディアスさを過剰に押し出さず、あくまで冷徹で無慈悲な音を貫くスタイルはMAYHEMの「Wolf’s Lair Abyss」辺りと共通するものがあるかも。

「ブルータルな音」としての音作りのレベルはかなり高い印象で、特に速さだけでなく「重さ」も備えたドラムの音が、楽曲の暴虐性を更に際立てている感じ。殺気立ったヴォーカルの絶叫もそうだし、時折出てくるメロディアスなパートでもメロディ自体が幽鬼的な不気味さがあったり、荒廃したネガティブさを醸し出してい
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EAT MAGAZINE ★★ (2010-10-22 19:04:36)

この雑誌は、エクストリーム系の取り扱いが多いのがいいですね。
特にMUTIILATIONやDEATHSPELL OMEGAなどについて、1ページを
割いて紹介してくれる雑誌は、日本では他にないのではないでしょうか。

EBONY LAKE-In Swathes of Brooding Light ★★★ (2016-05-21 10:22:50)

2011年発表の2nd。

変り種ブラックとして、特にアヴァンギャルド性を薄気味悪さやダークさに転化させているバンドとしてよく名が挙がる彼らですが、ほんの触りを聴いただけでもそれを納得させられてしまうような作品ですね。路線としては、LEVIATHANやDEATHSPELL OMEGAなどのカオティックで暗黒趣味の強いブラックと、LE GRAND GUIGNOLやPENSEES NOCTURNESなどの前衛的で演劇趣味なシンフォブラックを掛け合わせたような、不気味なアンビエンスを醸し出すブラックメタル。

普通では掛け合わせないものを掛け合わせたような音で、正直某雑誌のレビューでレビュアーがこのバンドの音に拒絶反応丸出しの意見を書いていたというのも凄く頷ける感じ。前衛戯曲のガワが剥げ落ちかかって、中の地獄が覗いている…そんな雰囲気のある音なんですよね。ブルータルなパ
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ECLECTIKA ★★ (2011-04-22 21:58:17)

フランス産シンフォニック・ブラック/ゴシック。
「Eclectic」=折衷的・選択的。インダストリアルではありません(笑)。

ECLECTIKA-The Last Blue Bird (2011-04-22 22:00:10)

2007年発表の1st。

ぶっちゃけインダストリアルだと思ってました(笑)。
バンド名も「ELECTRIKA」だと思ってた(笑)。
家に帰って聴いてみたら、バンド名を間違って覚えていた上に予想していた音楽性と全然違くてびっくり。アトモスフェリックでゴシックな世界観を持つ、シンフォニックブラックでした。

このバンドの音楽性を一言で言うなら、「凄く惜しい」シンフォブラック。
空間系の音やパイプオルガンの音色などを使い、宇宙的なムードを醸し出すキーボードと、泣きのフレーズを弾くリードギター、神秘的な女性ヴォーカルが絡んで醸造される世界観は、この手が好きなら酔いしれたくなるだろうし、時折入るテクニカルなソロも悪くないです。

ただ、肝心のバンドサウンドがメジャー志向でもない、アングラ(プリミティブ)志向でもないどっちつかずな音で、いまいち
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ECLIPSE (POLAND)-The Act of Degradation ★★ (2015-09-13 11:24:56)

2002年発表の1st。
現時点では、フルアルバムはこの1枚のみみたいです。

「Ad Noctum」期のLIMBONIC ARTを髣髴とさせる、マシンドラムによるブルータルなリズムを前面に押し出したシンフォニック・ブラック。音色にチープさを感じはするものの、耳元で凄まじい勢いで「スココココココ!」と鳴り響くドラムが小気味良いですね。若干キーボードの音色に対して浮き気味なのも良い味を出しているというか、ユニークな聴き心地になっていて面白いです。

ただ、当時のLIMBONIC ARTと比べると、メタリック部分により比重が置かれた音なのがポイントでしょうか。特にギターリフはメロブラ・メロデス並に動きが多く、聴き応えのあるものなのがいいですね。シンフォニックさと打ち込み特有の暴虐性を掛け合わせた作風でありながら、あからさまにDISSECTIONリスペクトっぽいリ
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EIBON ★★ (2007-03-23 10:52:00)

KilljoyとManiacを中心に結成されたバンド。
関連アーティスト多すぎ(笑)
Vo - Killjoy
Vo - Maniac
Gt - Phil Anselmo
Ds - Fenriz
Ba - Satyr
というアングラメタルファン垂涎のラインナップ。
…のはずなんだけど、リリースしてる音源やそれに関する情報が少ない…

EIBON-MOONFOG 2000 - A DIFFERENT PERSPECTIVE-MIRROR SOUL JESUS ★★ (2007-03-23 11:18:15)

曲自体は邪悪さよりもノリを重視したブラックメタルで、音質も意外と綺麗。これはこれでかっこいい曲ですが、創始者のKilljoyとManiacがヴォーカルを取っていないのが惜しい。このVAにはこの一曲のみなので…。勿論Phil、Satyr、FenrizのVoも十分かっこいいけど、二人の猟奇系サディスト全開の拷問ヴォーカルが聴きたかった。

EIKENSKADEN ★★ (2012-02-18 23:05:37)

MYSTIC FORESTのメンバーが関与するフランス産ブラック。
現在はTHE SKADENに改名して活動している模様。

EIKENSKADEN-665.999 ★★ (2012-02-18 23:06:18)

2004年発表の3rd。

このバンドはアヴァンギャルド・ブラックとして認知されているらしいですが、実際聴いた感じだとインダストリアルな質感も強い音ですね。まず音質が結構インパクト強いです。ギターのノイズ成分が、まるでフレーズから分離したかのように音像の真ん中に居座っている、独特の音作り。音の中でケサランパセランが蠢いているような、そんな奇妙な感触を覚える音。

そしてギターのフレーズ自体も、叙情的なトレモロはある程度弾きつつも、どこか捻くれた感触がある感じ。そのせいかストレートに叙情的というよりは、どこか現実離れした無機質さを感じられるんですよね。ドラムの打ち込みっぽい音(特にファストパートは味があって好き)や、時折挿入されるクラシカルなキーボードメロとのアンバランスさも相俟って、一種異様な空間を作り上げていると思う。

ANAAL NATHRAKH
…続き

EIS (GEIST) ★★ (2013-02-11 09:14:47)

ドイツ産ブラックメタルバンド。
かつてはGEIST名義で活動していましたが、現在はEISに改名した模様。

EIS (GEIST)-Wetterkreuz ★★★ (2013-02-11 09:20:20)

2012年発表の3rd。

ショップでの推され具合やレビューサイトのコメント等から察するに、2012年のブラックの中でもかなり評判の良いアルバムの様ですが…これは評価が高いのも納得の、非常に良質なコールド・ブラック。ノルウェーのISKALDや同郷のSCHRATを思わせる、寒々しいトレモロリフで凍てついた空気を演出しつつ、時折アトモスフェリックなキーボードも取り入れ、長尺の曲をドラマティックに聴かせる、メロディックな作風。

但し、いわゆるメロブラと言われるバンドの中では、ちょっと辛口な路線で、特に厚みを伴いつつもノイジーな、ザリザリしたリフの音色は苦手な人には少しキツいかも。しかしこのノイジーさこそが、暴虐パートでの土石流もしくは雪崩的な迫力を、アトモスフェリックなパートでの日常離れした神秘性を掻き立て、カルトな魅力を放っている事もまた事実なんですよね。

…続き

EISREGEN-Schlangensonne ★★ (2011-01-14 00:12:41)

2010年発表の8th。

メンバーが「セクセクセクシー・ママ」という迷曲を作ったTRANSYLNANIAN BEAT CLUBに関わっていたり、某有名CDショップの紹介でDIE APOCALYPTISCHEN REITERが比較対象に上げられていたり、かなり変態性が期待できそうなバックボーンがありますが…確かに、なかなかの変り種ダークメタルだと思います。

格調高いピアノが厚いリフに絡む展開はゴシックデスっぽいですが、寒々しいリフを纏って疾走するパートはモロにメロブラだし、メロくメタリックなリフはメロデス好きにもアピールできそう。それでいて、時折キーの音色やメロディがフォークメタルっぽいフレーズを奏でるというごた混ぜっぷり。しかも、SEの含めた曲の雰囲気や、ガルガル唸る近ダミ声のデス声ヴォーカルからは、どこかユーモアも漂っている感じ。

ただ、もう8
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ELDERBLOOD-Messiah ★★★ (2017-04-05 13:20:03)

2016年発表の2nd。

元NOKTURNAL MORTUMのメンバーによるシンフォニック・ブラックとの事ですが、メジャー級と言っても差し支えないくらい超クオリティな音出してますね。デスメタル的なヘヴィネスを備えたバンドサウンドは、それのみでも凄まじい存在感ですが、キーボードもなにか邪悪な存在の誕生を祝福しているような、禍々しさと壮麗さを備えたもので、引き算なアレンジなんかクソ喰らえなバランスが素晴らしい…やはりこのジャンルはやり過ぎてナンボだと思います。

音作りも巧みで、それぞれの音の輪郭がはっきりした、分離の良い音だからこそこの迫力があるんでしょうね。音の鳴る位置にもしっかり拘って作られている感じで、全方位から爆撃されて逃げ場がない感じの音。楽曲も良く、悪魔の軍勢が総攻撃するが如き突進パート、嘆き悲しむようなメロウなパート、バンドサウンドの壁により威容を見
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ELDRIG-Mysterion ★★★ (2011-08-01 19:29:07)

2008年発表の3rd。

…これはかなり個性的なシンフォニックブラックですね。
同郷のNIGHTBRIBGERやKRALLICEにも通じる、高音を強調したキリキリした響きを含むトレモロリフや、繊細な音色のリードギターが神秘的かつメロウ極まりないメロディを奏でつつも、そこにオーロラ系の空間的な音色や、星の瞬きの効果音のような音色のキーボードを絡ませるスタイルで、LUNAR AURORAにも通じる神秘性を感じられる音。

ドラムが結構軽めだったり、ヴォーカルパートが比較的少なかったりはしますが、却ってそれがメロディを強調し、より情景描写的な傾向を強めていると思う。10分を超える曲を5曲収録という、大作主義な作風ですが、神秘的トレモロ+キー+疾走による陶酔感、起伏のあるメロウなメロディのお陰で、時間を忘れて聴き入ってしまいます。NIGHTBRINGERが病んだ瘴
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ELEANOR-A CIRCLE OF LAMENT ★★ (2009-11-22 09:16:00)

Noir誌でコラムも連載する才媛、Shiori Vitusさんの在籍するバンドの1st。2008年作品。
…前から気になっていたバンドではあるんですが、コラム読んで購入に至りました。
…まあ、こういうきっかけもありますよね(笑)。
胸を焼くような深い哀愁と、キャッチーな歌メロと躍動感もあるリズムによるポップ性を
上手く両立させたゴシックメタルで、ノルウェーのMORTAL LOVE辺りに近い路線。
基本的に針を振り切るほど遅かったり速かったりする曲は演らず、ミディアム中心で
統一感のある曲調ながら、この手のゴシックにありがちな金太郎飴感がなく、アルバム最後まで
緊張感が途切れず聴けるのは、やはりメロディセンスの良さに因るところが大きいと思います。
特に歌メロ、海外の一流バンドを上回る鮮烈さで、「heart」「ray」期のL'Arc-en-Ci
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ELITE-We Own The Mountains ★★ (2010-04-19 21:30:00)

2008年発表の3rd。
タイトルが何か面白いです。「私達は山を所有しています」。
…地主(笑)?しかもバンド名も「エリート」ですし(笑)。
時に寒々しいトレモロリフを、時にスラッシーな刻みリフを、時にうねりを感じさせるリフを、
2本のギターが絡みながら紡いでいく、メロディックなブラックメタル。場面に合わせたリフを
弾いているというよりも、リフが場面そのものを作っているという感じ。この作品、音質は
クリアで適度な重量感もあるし、展開はミニマルではない、むしろドラマティックと言っても
いいくらいなんですが、どこかプリミティブブラックにも通じる雰囲気があると思うんですよね。
リフ主導で場面が展開し、どこかメロに土着性を感じさせる作風のせいかもしれません。
ただ、極端にスピードが速い(もしくは遅い)パートや、あからさまにぶっ壊れたパートなど
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ELITE-We Own The Mountains-Amanita Muscaria ★★★ (2010-04-19 21:31:40)

他の曲は聴いただけでノルウェー産のバンドである事が分かりそうな音出してますが、この曲は少しスウェディッシュっぽい…というか、リフがDISSECTIONを思わせるところがありますね。他の曲よりも、ストレートに寒々しさを表現していると思う。

ELITE-We Own The Mountains-Fodt Til Van Vidd ★★★ (2010-04-19 21:33:25)

途中のファストパートがかっこいいですね。やはりスウェーデンのバンドが持つメロディックさとは、どこか違う感じがするんですが…土着性がより強く練りこまれている点でしょうか。

ELITE-We Own The Mountains-Legend ★★★ (2010-04-19 21:32:38)

左右のチャンネルで、それぞれスラッシーな刻みと、澱むようなトレモロを振っているアンサンブルが耳に残る曲。このバンド、ノルウェジアン・ブラックど真ん中な作風ながら、テンプレ通りになりすぎてつまらなくなる事を、しっかり回避しているのが素晴らしい。

ELITE-We Own The Mountains-VI Skyr Ingen Strid ★★★ (2010-04-19 21:34:27)

バンドサウンドに添えられたキーボードが、ラストに相応しい威厳を見せつける曲。キーの使い方も、いわゆる「シンフォブラック的」なものではなく、あくまで真性の雰囲気を漂わせています。この後にアコギ+SEのエンディングあり。…どこかの山小屋に辿り着いたんでしょうか(笑)。

ELYSIAN BLAZE ★★ (2011-10-26 23:22:48)

オーストラリア産鬱ブラック。
NORTT等同様、フューネラルドゥームの色も濃いサウンド。

ELYSIAN BLAZE-Levitating the Carnal ★★★ (2011-10-26 23:23:38)

2006年発表の2nd。

このバンド(独りだけど)も、鬱ブラックの中でもやりすぎていて、半ばメタルの定義から逸脱しかかった音を聴かせてくれますね…。ドラムを除くフレーズがほとんど分からなくなるくらい、蕩けて音像全体に広がったバンドサウンドと、アトモスフェリックなシンセが溶け合い、ひたすらに黒く沈んだ世界観を演出する鬱ブラック。地獄の穴に死者の魂が引き寄せられていく様子を、眼前で見せ付けられているかのような絶望感。

このバンドはアトモスフェリック系のシンセだけでなく、ピアノの音色も多用してますが…そのメロディのセンスが尋常でなく素晴らしいんですよね。特に2曲目の「Macabre Be Thy Blood」で繰り返し聴けるピアノのメロディは、儚さ、絶望感、美しさ、毒々しさの全てが、キャッチーと言っても過言ではないくらい分かりやすく込められていて、聴いているだけでア
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