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Usher-to-the-ETHERさんの発言一覧(評価・コメント) 2351-2400
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EMPEROR-In the Nightside Eclipse-Intro/Into the Infinity of Thoughts
EMPEROR-In the Nightside Eclipse-The Burning Shadows of Silence
EMPEROR-In the Nightside Eclipse-The Majesty of the Nightsky
EMPEROR-Live Inferno
EMPEROR-Prometheus: The Discipline of Fire & Demise
EMPEROR-Prometheus: The Discipline of Fire & Demise-Depraved
EMPEROR-Prometheus: The Discipline of Fire & Demise-Empty
EMPEROR-Prometheus: The Discipline of Fire & Demise-Grey
EMPEROR-Prometheus: The Discipline of Fire & Demise-He Who Sought the Fire
EMPEROR-Prometheus: The Discipline of Fire & Demise-In the Wordless Chamber
EMPEROR-Prometheus: The Discipline of Fire & Demise-The Eruption
EMPEROR-Prometheus: The Discipline of Fire & Demise-The Prophet
EMPEROR-Prometheus: The Discipline of Fire & Demise-The Tongue of Fire
EMPEROR-Prometheus: The Discipline of Fire & Demise-Thorns on My Grave
EMPEROR-Scattered Ashes: A Decade of Emperial Wrath
EMPEROR-Scattered Ashes: A Decade of Emperial Wrath-A Fine Day to Die
EMPEROR-Scattered Ashes: A Decade of Emperial Wrath-Funeral Fog
EMPEROR-Scattered Ashes: A Decade of Emperial Wrath-Gypsy
EMPEROR-Scattered Ashes: A Decade of Emperial Wrath-Lord of the Storms
EMPEROR-Scattered Ashes: A Decade of Emperial Wrath-Moon Over Kara-Shehr
EMPEROR-Scattered Ashes: A Decade of Emperial Wrath-Sworn (remix)
EMPEROR-Scattered Ashes: A Decade of Emperial Wrath-The Ancient Queen
EMPEROR-Scattered Ashes: A Decade of Emperial Wrath-Ærie Descent
EMPEROR-Thorns vs. Emperor-Thus March the Nightspirit
EMPTINESS
EMPTINESS-Error
EMPTY-Etica Profana Negativa
EMPYRIUM-The Turn of the Tides
END
END-END Ⅲ
ENDEZZMA-Erotik Nekrosis
ENDLESS DISMAL MOAN-Ruin
ENDLESS DISMAL MOAN-Ruin-Cage of Chaos
ENDLESS DISMAL MOAN-Ruin-Calamitous Day
ENDLESS DISMAL MOAN-Ruin-JYUSO
ENDLESS DISMAL MOAN-Ruin-Ruin
ENDSTILLE-Endstilles Reich
ENDSTILLE-Endstilles Reich-Endstilles Reich
ENDSTILLE-Endstilles Reich-Scars
ENDSTILLE-Verfuhrer
ENDSTILLE-Verfuhrer-Depressive/abstract/banished/despised
ENOCHIAN CRESCENT-Nef.vi.lim
ENSHADOWED-MESSENGERS OF THE DARKEST DAWN
ENSLAVED
ENSLAVED-Eld
ENSLAVED-Eld-793 (Slaget om Lindisfarne)
ENSLAVED-Isa
ENSLAVED-Isa-Ascension
ENSLAVED-Isa-Isa
ENSLAVED-Isa-Lunar Force

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EMPEROR-In the Nightside Eclipse-Intro/Into the Infinity of Thoughts ★★★ (2004-05-11 20:56:45)

なんかこの曲を聴いていると自分が魔王になった気分になってくる(笑)、そんなダークさに満ち溢れた楽曲。
少しIHSAHNの滑舌が悪い感じがしますが、「weaker by weaker,one by one」のところなどはかなり迫力があります。ただリフが高音域が聴こえすぎてメロディアスに聴こえないところが少しネックかも。
Ihsahnが「joy」という単語を大袈裟に「ジュォイ」みたいな感じで発音してたのはちょっと受けてしまった(笑)

EMPEROR-In the Nightside Eclipse-The Burning Shadows of Silence ★★ (2004-05-12 17:46:17)

IHSAHNの呻き声みたいな語りがかなり怖い一曲。
シンセのメロディがかなり強調されていて良いです。この曲はシャウト部分の歌い方が以後の作品に繋がっている気がします。

EMPEROR-In the Nightside Eclipse-The Majesty of the Nightsky ★★ (2003-11-10 20:39:56)

聴くものを内に閉じ込めるかのようなフレーズのドラムス、暴虐の中から顔を覗かせる叙情的なメロディ、一旦リズムが止んでシンセサイザーの音色が響く展開、どこをとってもカッコイイ一曲です。
この曲や「CURSE YOU ALL MEN!」のギターのメロディって何故か口ずさんでしまうんですが、これってキャッチーって言っていいのかな(笑)
中毒になりそうな一曲です。
でもボーカルは「ぅわ゛ぁぁぁあああぁぁッ!!!」とか、かなりヤケクソに聴こえるんですけど(笑)

EMPEROR-Live Inferno ★★★ (2009-04-08 19:55:00)

2009年発表の二枚組みライブ盤。
2006年のノルウェー(Inferno Festival)とドイツ(Wacken Open Air)でのライブを収録。Wackenの方はDVDでもリリースされてます。

「Emperial Live Ceremony」と同様、音は少し小さめながら良好で、細部が分かりづらかった1stや2ndの曲もかなり聴きやすくなってますが…これを聴いて思うのは、シンフォニックブラックにおいて、ジャンルのクラシックとなるべきクオリティの名曲を生み出せているバンドは、EMPERORを除いて未だに殆ど出てきていないな…ということ。

例えばLUNAR AURORAの「Andacht」なんかは、彼らを超える魔性の雰囲気があると思うし、新人ながら鬼クオリティの音を聴かせるABGAIL WILLIAMSみたいなバンドも出てきてますが、曲の良さという点
…続き

EMPEROR-Prometheus: The Discipline of Fire & Demise ★★★ (2004-01-05 22:41:00)

このアルバムはほんとに凄い!!
購入した人に「感動」を与えてくれる素晴らしいアルバムです。一部では「音が薄くなった」とか「疾走感が減った」などと書かれていますが、全然そんな事はありません。音圧もあるし、一曲目の超美しいチェンバロの音から耳が惹き付けられてしまいます。勿論ドラムはTrymがプレイしているので、申し分の無い凄絶振りです。

特にラスト2曲のテンションが凄まじく、まさに「有終の美」を飾るに相応しい作品です。これはブラックファンだけのものにしておくのは勿体無い!!メタルファンならば是非聴いてほしいです。歌詞カードの最後で三者三様にファンへの感謝の言葉を述べていたのが印象に残ったんですが、もしかしてイイ人たちだったりして(笑)

でも日本盤には色々文句もあります。
まず…邦題「ラスト・エンペラー」ってどうしても世界史で習ってる「宣統帝溥儀」を思い
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EMPEROR-Prometheus: The Discipline of Fire & Demise-Depraved ★★ (2004-05-20 16:42:53)

この曲はイントロ部分と普通声部分の所のギターフレーズがホントにかっこいいです。勿論他の部分もかっこいいんですが、今挙げた部分に差し掛かるとつい身構えてしまいます。

EMPEROR-Prometheus: The Discipline of Fire & Demise-Empty ★★★ (2004-01-12 22:41:20)

バンドサウンドの重低音とクラシカルなキーボードの高音域の切ないフレーズの対比がなんとも美しい曲。
とくにバイオリンのトリルを思わせるイントロ~Aメロ部分は素晴らしいです。
この曲、ややデジタルな音が入っているんですが知を人間に与えたというプロメテウスの象徴でしょうか。

EMPEROR-Prometheus: The Discipline of Fire & Demise-Grey ★★★ (2004-01-09 14:32:47)

IN THE WORDLESS CHAMBERの美しいシンセのフレーズでかすかに見えた希望を断ち切るかのようなへヴィなリフで入る曲。ギターの高音が危機を告げるも、低音はそれから逃れられぬ事を告げる…みたいなパートが何とも言えません。
一条の光の様に差し込むシンセが「白」、闇を思わせるダークなバンドサウンドが「黒」で「灰色」のように解釈してます。

EMPEROR-Prometheus: The Discipline of Fire & Demise-He Who Sought the Fire ★★★ (2004-05-20 16:42:22)

EMPERORでワウギターを取り入れてきたのがかなり意外だったんですが、PECCATUMの影響でしょうか?クリーントーンのヴォーカルこそフィーチャーされていないものの、ギターがここまで全編素晴らしい神話的メロディを奏でているともうぐうの音も出ません。中盤の神秘が人間に与える希望についての歌詞が印象的だったんですが、Ihsahnはこういうことを考えてるんでしょうか…やっぱり天才の感覚は違う(笑)

EMPEROR-Prometheus: The Discipline of Fire & Demise-In the Wordless Chamber ★★★ (2003-11-13 22:32:21)

この曲はめちゃめちゃかっこいいですね…
冷厳さを醸し出すキーボードに勇壮なホーンと搾り出すようなデスヴォイスが絡んで、何ともいえない極寒の空気を醸し出してます。この曲の詞、アルバムコンセプトの神話的ストーリーに沿ってますが、人間そのものを風刺しているようにも見えますね。

EMPEROR-Prometheus: The Discipline of Fire & Demise-The Eruption ★★★ (2004-01-05 22:40:48)

あまり軽々しく言うのも躊躇われますが、この曲ほど聴いて「感動」してしまった曲って殆ど無いですね…イントロのチェンバロ&ストリングス~バンドサウンドの流れがドラマティック過ぎる…
リフはどうやらイントロのチェンバロのメロディの一部を使っているみたいですが、ディストーションギターの音質の性で火の粉を散らしながら疾走しているような、イントロ部とは全く違った効果を出していて凄いです。サビの普通声も、まるで廃墟を前にした全てを失った男が嗚咽しているような哀感が感じられて本当に素晴らしい。これ以上無い程の名曲だと思います。

EMPEROR-Prometheus: The Discipline of Fire & Demise-The Prophet ★★★ (2004-01-12 22:41:33)

この曲のサビ(クリーンヴォーカルパートが入る部分)、物凄く気高い雰囲気ですね。アルバムタイトル通りのギリシャ神話の世界を音で体現してます。Ihsahnは見た目も高貴だけど、作る曲もヴォーカルも高貴です(笑)

EMPEROR-Prometheus: The Discipline of Fire & Demise-The Tongue of Fire ★★★ (2003-11-19 03:53:19)

イーサーンのデス声と普通声の使い分けが冴え渡る一曲。
なかなか凝った展開を持つ曲で、最初聴いた時は何がなんだか判りませんでしたが、じっくり聴くとやっぱりカッコイイです。特にギターなんてまるで「ギターのオーケストラ」状態なのでは…パートによっては、本当に焔の舌が世界を嘗め尽くしているみたい…
それにしても、この曲のIhsahnはカッコイイ!!デス声も1stや2ndの収録曲では音圧に押されてる感が有ったけれど、随分パワーアップしてます。「And it screams」の超ハイトーンもとその部分の地響きのようなギターも素晴らしいです。

EMPEROR-Prometheus: The Discipline of Fire & Demise-Thorns on My Grave ★★★ (2004-01-12 22:41:45)

最後に相応しい激烈さを持った曲。
この曲はTrymのブラストも凄いんですが、スネア(多分)をリズミカルに打つ所もかっこいいです。
特に最後の方でVoと「アイ!(バシン!!)アスク!(バシン!!)ナン!(バシン!!)」ってとこめっちゃツボなんですが(笑)

EMPEROR-Scattered Ashes: A Decade of Emperial Wrath ★★★ (2004-01-05 22:41:00)

EMPERORが解散後に出したベストアルバム。
このCDはベストサイドとレアサイドに分かれているため、オリジナルアルバムを全て持っている人でも購入する価値があると思います。
ベストサイドはオリジナル収録曲ばかりですが、スプリット盤の「WRATH OF THE TYRANT」が収録されていたり、「YE ENTRANCEMPERIUM」「WITH STRENGTH I BURN」「IN THE WORDLESS CHAMBER」といった名曲たちも収録されているため、新規ファンにも元からファンだった人にもアピールできるアルバムです。
対してレアサイドは中盤は実験的な曲ばかりですが、5曲目までのカバー曲連打がかなりいい感じです。
特にBATHORYの「A FINE DAY TO DIE」、MAYHEM「FUNERAL FOG」のカバーがかっこいいです。
この中ではM
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EMPEROR-Scattered Ashes: A Decade of Emperial Wrath-A Fine Day to Die ★★ (2003-12-22 20:45:55)

BATHORYカバー。
原曲は未聴ですが、哀愁漂うアコギから一転、へヴィに展開する曲構成はほんとドラマティックでかっこいいです。
へヴィパートのドラムのリズムがなんとなく癖になるような感じで好きです。

EMPEROR-Scattered Ashes: A Decade of Emperial Wrath-Funeral Fog ★★★ (2003-12-08 21:54:51)

MAYHEMのカバー曲。
オリジナルにあった疾走感と不気味さはそのままに、更にイーサーンの悪魔崇拝に相応しいノーマルボイスが追加されててかなり気味が悪い(褒め言葉)曲になっています。実はオリジナルより好きかも…
よく聴くとFREEZING MOONのイントロが少しだけ入ってます。この芸の細かさも良いですね。

EMPEROR-Scattered Ashes: A Decade of Emperial Wrath-Gypsy ★★ (2004-04-10 04:42:09)

KING DIAMONDのカバー曲。
IHSAHNの「にゃにゃにゃにゃー(ホントは何て言ってるんだろ)」が可愛らしい…とか言ったらファンに怒られちゃうかな(笑)

EMPEROR-Scattered Ashes: A Decade of Emperial Wrath-Lord of the Storms (2003-12-22 20:45:38)

元はデモ音源「WRATH OF THE TYRANT」収録の曲。
なので、音質的にはテープの歪みとしか思えないような音が入っていたり、ちょっと聴けたもんじゃないです(笑)
ですが他のどのアルバム収録曲よりもボーカルが目立っていて、しかも初期衝動を感じさせる迫力と危なさを感じさせるため、それを聴きたいがために聴いてしまいます。

EMPEROR-Scattered Ashes: A Decade of Emperial Wrath-Moon Over Kara-Shehr (2004-05-19 21:31:39)

MAYHEMの故Euronymousに捧げられたらしい曲。
なんとこの曲ではあのHellhammerが担当らしいです(MAYHEMのオフィに書いてありました)。でも音質がかなり悪く、ドラムの音にキレが感じられないのがちょっと残念です。途中シンフォニックで恐怖を感じさせる部分もあります。

EMPEROR-Scattered Ashes: A Decade of Emperial Wrath-Sworn (remix) (2003-12-24 09:24:06)

皇帝様のお戯れ!?
あの名曲が高速テクノになっちゃいました。かなり高速なのでテクノの中では聴きやすい方だと思います。

EMPEROR-Scattered Ashes: A Decade of Emperial Wrath-The Ancient Queen ★★★ (2004-05-19 21:31:21)

この曲、「WRATH OF THE TYRANT」のテイクでは全然良さが分からなかったのですが(ちなみにそこではタイトルに「THE」がついてない)、このリテイク版を聴いて見直しました。
イントロからシンフォニックで邪な空間を演出したキーが入ってくるし、ギターのメロディも耳に付くし「こんな良い曲だったのか…」って感じです。1stやデモ(の最初4曲)の路線が好きな方であれば気に入って頂けると思います。

EMPEROR-Scattered Ashes: A Decade of Emperial Wrath-Ærie Descent ★★ (2004-05-19 21:31:02)

THORNSのカヴァー曲。
スローテンポで邪悪な威風を漂わせる曲で、途中で2回ほど出てくるブラックらしい細やかなギターリフのメロディが凄く良いです。それにしてもこの曲のエンディングは意外。キーボードオンリーで民族音楽みたいな音出してます。

EMPEROR-Thorns vs. Emperor-Thus March the Nightspirit ★★★ (2007-05-03 20:22:28)

タイトル通り、「Thus Spake the Nightspirit」の別アレンジ。
メタル要素を抜き、クラシカルな曲に組み替えたもので「Opus Satana」やTHOU SHALT SUFFERでの「Somnium」などと同様の作風。デス声はありませんが、ラストの「Nightspirit~」の朗唱パートは残っており、大きな聴き所となっています。

EMPTINESS ★★ (2013-10-02 23:10:43)

ベルギー産デス/ブラックメタルバンド。
人脈的にENTHRONEDと深い繋がりのあるバンドです。

EMPTINESS-Error ★★★ (2013-10-02 23:11:52)

2012年発表の3rd。

関連バンドのENTHRONEDは真性ブラックな邪悪さと、エクストリームメタルらしい暴虐性を上手く合わせたハイクオリティなブラックを演っていましたが、こちらは更にデスメタルに接近した音ですね。メロディよりもうねり、澱みを重視するかのようなリフ捌き、重低音の地を這うかのようなグロウルなど、ブラック要素よりもデス要素の方が優勢な感じのする作風。

ただ、デスに接近するブラックメタルバンドは数多くいますけど、このバンドの音はその中でも抜きん出て緊張感があって、そして陰湿だと思う。ダークなトーンを奏でたり、神経を焼くようなメロディを奏でるリード、ブラック由来の爛れた邪悪さを表現するトレモロなど、フレーズがいちいち高い暗黒センスを感じさせるんですよね。リフとリズムのどこか粘着質な絡みもあり、時折息をするもの憚られるような重苦しさすら感じます。その雰
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EMPTY-Etica Profana Negativa ★★ (2015-04-21 22:21:03)

2014年発表の4th。
タイトルは冒涜的で否定的な道徳律、の意味でしょうか。

何気に結成してから20年ほど存続しているバンドらしいですが、ベテランらしいクオリティの高さだけでなく、衝動性や狂気という部分も兼ね備えた、ストレートなブラックメタル。個人的には、まだプリミティブな質感を残していた頃のWATAINを思い起こしました。

フレーズを損なわない程度のRawさを湛えたプロダクションや、ざらついた音質によるトレモロリフの寒々しさの強調など、ブラックメタルのツボを理解して演出して聴かせるような、曲作りの巧みさがありますが、全体的にヒリヒリした緊張感が感じられたり、ヴォーカルが悲痛な叫び声を上げていたり、メジャーなバンドと比較すると人を寄せ付けないようなムードが濃いような印象があります。ミサンスロピックな雰囲気の音楽を愛好する人にとっては、当然プラスな要素で
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EMPYRIUM-The Turn of the Tides ★★★ (2016-05-24 00:52:00)

2014年発表の5th。

ネオフォーク寄りのペイガンメタルといえばまず名前が挙がるバンドですが、聴いたのはこのアルバムが初。実際に聴いてみた感じとしては、ネオフォーク「寄り」というよりは、楽曲を構成する要素の8割くらいがそっち系で、メタル要素はかなり薄め。品性を感じさせる、中音域でのマイルドな歌唱、メロディアスなアコギやピアノ、キーボードなどによる仄暗いメロディで聴かせる路線で、打ち込みのリズムなど、情景をより深く描くためならエレクトロ要素を取り入れることも厭わない音。

メロディ自体は明瞭で魅力に溢れたものですが、アルバムを通じて内省的な暗さが貫かれているのも特徴ですね。ドゥーミーに悲哀を演出するリフ、ブラックメタルに通じるような絶叫も一部とはいえ聴かれることも相俟って、初期ULVERなどの仄暗い森林系フォークブラック、ARCTIC PLATEAU辺りの内省的
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END ★★ (2013-03-01 23:12:10)

ENSHADOWEDのメンバーの絡む、ギリシャ産ブラック。
名前がシンプル過ぎて検索に引っかかりにくそう(笑)。

END-END Ⅲ ★★ (2013-03-01 23:12:42)

2009年発表の3rd。

タイプとしては、死霊の森から聞こえてくるような、呪わしい邪悪さを演出するトレモロ、荒涼感・殺伐感を醸し出す擦り込みリフを軸としつつ、ある程度緩急を付けて聴かせるブラックで、GORGOROTH辺りの真性系と、DARKTHRONE辺りのプリミティブ系の中間といった感じの音。引き裂くような高音絶叫と、威圧するような低~中音域のグロウルを使い分けるヴォーカルも悪くないです。

ブラックとしては良く言えばストイック、悪く言えばありがちなスタイルではありますが、プリミティブ系の響きのあるRAWなギターノイズと、タイトに響くドラムや低音が効いた音質を組み合わせた音作りは割と独特。この音質のせいで、メタリックな刻みリフを使ったパートがやたら邪悪にかっこよく、曲中において良いアクセントになってるんですよね。地獄の溶岩が煮え滾ってるようなイメージ。

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ENDEZZMA-Erotik Nekrosis ★★★ (2013-06-16 11:39:17)

2012年発表の1st。

2012年に残念ながらお亡くなりになったURGEHALのTrondr Nefas氏らが参加するブラックメタルバンド…との事ですが、これがURGEHALやCARPATHIAN FOREST、GORGOROTH辺りのオールドスクールなブラックメタルバンドに、オカルティックなキーボードややや前衛的な展開を加味したような路線で、独特の病んだムードがあって非常にかっこいい仕上がりなんですよね。

まず面子が面子だけに、ブラックメタル部分は安定のかっこよさ。オールドスクールなリフを中心に、メロウであったり不気味であったり、アングラな熱気を感じさせたり様々なフレーズを入れて展開するギターワークからして、一流のノルウェジアン・ブラックって感じだし、キーボードの音色選びのセンスも、バンドの熱気やノリを殺さずにホラーでプログレッシブな雰囲気を与えているあた
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ENDLESS DISMAL MOAN-Ruin ★★★ (2008-07-23 18:17:00)

2007年発表の3rd。

打ち込みのファストなリズムに暗黒トレモロを主体としたリフを乗せたプリミティブスタイルのブラックを軸に、キーボードインストやダークアンビエント寄りの音も絡めた作風の音ですが、これ、プリミティブ・ブラックとして滅茶苦茶質が高いんじゃないでしょうか…。

3部作期のDARKTHRONE並か、それ以上のリフセンス、GORGOROTH並の堂々とした邪悪さに日本特有の霊気漂うメロディセンスを加えた感じでしょうか。とにかく音のどす黒さに掛けては右に出る者がいないといっても過言ではないほどで、黎明期から活動してる北欧のカルトバンドの新作、といっても普通に信じられそうなくらい確信に満ちた邪悪さ。っていうか、個人的には北欧勢よりも邪悪さでは勝っているような気すらします。

また、プリブラスタイルの曲以外のダークさも特筆もの。
「Atomo
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ENDLESS DISMAL MOAN-Ruin-Cage of Chaos ★★★ (2008-07-23 18:21:57)

これだけファストに疾走しているし、ドラムには炸裂感もありますが全く爽快感などとは無縁の音ですね…。音によって生み出されたどす黒い何かが絡み付いてくる感じ。ほとんどヴォーカルとしての役目を果たしてないような、殺気の篭もった絶叫Voも凄まじいです。

ENDLESS DISMAL MOAN-Ruin-Calamitous Day ★★★ (2008-07-23 18:21:15)

闇の中に響く「Calamitous Days」の連呼が印象的な曲。
キーの使い方も実に効果的に恐怖を煽ってくれます。遭難した夜の山の中、遂に明かりを発見するもそれは邪教の儀式で、逃げようとするも突然の生贄に色めき立つ信者の手に落ちてしまい、結局は食人神に捧げられてしまった…みたいな体験を部屋にいながらにして味わえます(笑)。

ENDLESS DISMAL MOAN-Ruin-JYUSO ★★★ (2008-07-23 18:20:05)

贔屓目かもしれませんが、この血飛沫が上がるようなリフのノイジーさ、本職のノイズに匹敵するくらい心地良いです。リフ自体も妖気…というか、人魂の飛ぶ軌跡を思わせるような霊気の感じられるメロディで本当に素晴らしい。でもタイトルは普通に感じの方が、外人にとってはより恐かったのでは…?

ENDLESS DISMAL MOAN-Ruin-Ruin ★★★ (2008-07-23 18:19:24)

打ち込みドラムでファストに疾走してますが、威風をも感じさせるリフ捌きもあって大きく構えているような印象もありますね。ミニマルな曲調なのに、スケールの大きい暗黒の渦に飲み込まれていくような感覚を味わえる名曲。

ENDSTILLE-Endstilles Reich ★★ (2008-09-24 21:13:00)

2007年発表の5th。

アートワークに戦争のモチーフを多用している事などからも分かるように、Legion在籍時(4th~8th)辺りのMARDUKを思わせる、キーボードレスの爆走ウォー/ブルータルブラックを演ってます。ヴォーカルも(3rdまでの)MARDUKのJoakimを思わせるような高音絶叫タイプですが、こっちの方がキレっぷりでは上かもしれません。

MARDUKやDARK FUNERALと比べると、敢えて起伏を抑えた展開を多用していたり、アンキャッチーな平坦気味のリフも多かったり、音も曲もクオリティがかなり高いにも関わらず、語弊を恐れずに言えばプリミティブ勢に通じる陶酔感も感じられるのが特徴になっていると思います。前述のバンドと比べて、ギターやドラムがラウドすぎない、繊細なミックスもその陶酔感を強めてますね。

ただ、前述のバンドにない魅力は
…続き

ENDSTILLE-Endstilles Reich-Endstilles Reich ★★★ (2008-09-24 21:15:05)

日本のギターがトレモロリフを絡めあいながらメロウさを演出するスタイルはDARK FUNERAL的とも言えそうですが、叙情性はそれ以上かもしれません。メロウさに拘った時のNARGAROTHくらい魅力的なメロディ。こういう曲がもっと欲しかった…。

ENDSTILLE-Endstilles Reich-Scars ★★★ (2008-09-24 21:16:14)

「the hate against God / stirred up」からの、スローテンポからロールを経て疾走に雪崩れ込む展開がめっちゃかっこいいです。余りのかっこよさに息が詰まりそうになります(笑)。

ENDSTILLE-Verfuhrer ★★ (2010-02-12 21:28:00)

2009年発表の6th。

同じファストブラックであっても、例えばMARDUKや1349はアルバム毎に多少なりともカラーの違いがあるものですが、このバンドは見事なまでに前作同様の路線ですね。「俺達はこれが演りたいんだ!!メジャー化やリスナーの嗜好など知った事か!!」とでも言わんばかりの我の貫きっ振りが素晴らしい。この分だと、ヴォーカルの狂性や音質全般、リフの切れ味などクオリティの底上げはあっても、デビュー時からずっと変わらなそうです。まあ、このアルバムと前作しか聴いた事ないので、あくまで印象ですが。

という訳で、相も変わらずスウェディッシュ勢のファストブラックを更に凶悪化させたような、撃滅WARブラックを演ってますね。ヴォーカルの喉が引き千切れる寸前のような自棄くそ絶叫、憎悪の炎を宿したような音色のヂリヂリギター、機銃掃射系ブラストビートと音の全てで「戦争」を体
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ENDSTILLE-Verfuhrer-Depressive/abstract/banished/despised ★★★ (2010-02-12 21:32:15)

オールドスクールなテンポに恨みの篭もったヴォーカルが乗る曲で、アルバムの中では異色といえる曲。でも、ヴォーカルもAttilaのような儀式的な感じよりも、「憎み殺す」ような印象が強いし、やはり浮かんでくるのは血と憎悪に塗れた戦場。

ENOCHIAN CRESCENT-Nef.vi.lim ★★ (2011-11-25 00:51:18)

2010年発表の6曲入りEP。
EPですが30分以上ありボリュームはそこそこ。

まずジャケや、ブックレットの表紙などのアートワークが素敵ですよね。私はこのジャケを見て、「これは形而上学的な部分にまで踏み込んだ邪悪さを表現する、芯の芯まで真性なブラックに違いないッ」と意気込んで購入したわけなんですが…見事に騙されました(笑)。変態系のブラックであることは間違いないんですが…ポストブラックというより闇鍋ブラックという感じ。

正統派メタルの如くツインギターでハモるギターリフが出てきたり、高速のブラストとマイペ~スに刻むギターリフを組み合わせてみたり、妙に渋いブルージーなメロディを変な残響の付いたギターで弾いてみせたり、様々なアイデアが敢えて生煮えのままぶち込まれているような感じの、奇妙に歪んだ世界観を演出するブラック。5曲目で「ゴー!ゴー!ゴルゴダ!」の煽りと
…続き

ENSHADOWED-MESSENGERS OF THE DARKEST DAWN ★★★ (2011-09-14 00:27:45)

2002年発表の1st。

これはかなり好みの音。
もうギターのクレジットが「frozen guitars」になっている時点で察せられますが、暴風雨のようなノイジーなディストーションに、氷の礫のような冷たいトレモロが絡むリフは、DISSECTIONやNAGLFAR辺りにも通じる寒々しさがありますね。ただし、メロデスっぽさも強い上記のバンドと比べると、こちらはトレモロの頻度の高さや邪悪で黒々しい音作りなど、よりブラックメタル然とした音。上記バンドとWATAINやFUNERAL MISTの中間くらいの音だと思う。

もう作風からして思いっきり好みなんですが、このバンドは迫力ある音作りも素晴らしいですよね。特にドラム、リバーブ掛かった響きのある音なんですが、これが特にファストパートにおいて棍棒で殴られるような迫力を出していると思う。ノイジーながら厚みのある、黒く太
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ENSLAVED ★★ (2005-01-17 23:32:00)

ノルウェーのヴァイキングメタルバンド、ENSLAVED。
このバンドが今まで登録されていなかったのはちょっと意外…
ブラックやヴァイキングを取り扱っているサイトをみると、知名度は結構高いらしいですね。BURRN!の冬特集みたいなものでも彼らのアルバムが取り上げられてましたし。
因みに、EMPEROR、ZYKLONのTrymが在籍していたバンドでもあります。

ENSLAVED-Eld ★★ (2005-01-17 23:34:00)

97年発表の4th(多分…間違ってたらごめんなさい)。私にとってはヴァイキング・メタルはこのアルバムが初体験です。

ヴァイキングというと私的な(勝手な)イメージではEMPERORの「WITH STRENGTH I BURN」を朗唱パートに特化したような音楽性を思い浮かべていたんですが、意外とブラックと共通する音楽的特性が多いように感じました。

まず、このバンドに以前在籍していて後にEMPERORやZYKLONで活躍する豪腕ドラマーであるTrymこそこのアルバムには参加していないものの、ブラックにつきものの豪速ブラストはかなり入ってます。絶叫系のデス声も勿論入ってますし、ブラック好きならばすんなりこの音楽性を受け入れる事が出来るように思います。民族音楽的なメロディが時々顔を出すのも特徴の一つですが、NOKTURNAL MORTUMほど独特な訳ではないので(上手く
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ENSLAVED-Eld-793 (Slaget om Lindisfarne) ★★★ (2005-01-17 23:35:25)

アルバムのオープニングを飾る、16分を超える大作。
まさに大海原を行く海賊船を思わせるような勇壮な楽曲です。特にヴォーカルは歌い方だけでなく、風貌も含めてなんだか船長みたい(笑)。途中のブラストの大嵐にも負けず、船は進んでゆきます。

ENSLAVED-Isa ★★★ (2007-02-06 12:10:00)

以前の作品は今の所「ELD」しか聴いていないんですが、ほんと洗練されてる感じですね。
確かに音質や曲作りの面でのカルト性や、勇壮なコーラス、民族的なメロディなどの表面上のヴァイキング的要素は希薄な上に、「ELD」にはあった狂的な疾走パートもなりを潜めてます。

こう書くとどうも地味な音源というようなイメージを受けがちですが、実際に音源を聴いてみると全く逆の印象。力強いリズムや展開の上手さから生ずるダイナミズムやドラマティックさが堪らないです。表面上の要素を取り去る事で音楽の質を上げる作風は、ある意味最近のSATYRICONと通じる物があるかもしれません。

こういうプログレメタルにも通じるドラマ性たっぷりの展開や、狂的でガラガラ感のある高音絶叫デスヴォイスとまろやかな普通声の対比、呪術性を保ちながらも雄大さやメロウさを含んだリフなんかはOPETH等のファンに
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ENSLAVED-Isa-Ascension ★★★ (2007-02-06 11:47:10)

この曲はリフのメロディがたまらないです。
メロウで邪悪で大仰で、それでいて口ずさめそうな分かりやすさ。
ほんとセンス良いですよね、このバンド。

ENSLAVED-Isa-Isa ★★★ (2007-02-06 11:44:51)

ミディアムテンポで芯の通った力強さのある曲ですが、同時にメロウな雰囲気や凶悪なヴォーカルによる恐ろしさなどをしっかりと共起させているのが素晴らしい。サビのデスヴォイスと普通声の対比も分かりやすく、キャッチーと言ってもいい、タイトルトラックに相応しい名曲です。

ENSLAVED-Isa-Lunar Force ★★★ (2007-02-06 11:41:40)

まず曲に入ると同時に繰り出される哀愁たっぷりのトレモロリフにうっとり。そこからメタル然としたかっこいいリフを聞かせるパートへの展開には心の中で喝采を送ってしまいました。確かにメロディはあまりヴァイキングという感じはしませんが、このダイナミックさがヴァイキングなのかもしれませんね。


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