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Usher-to-the-ETHERさんの発言一覧(評価・コメント) 2651-2700
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FURZE-Necromanzee Cogent-Dødsrikets Fremtred
FURZE-Necromanzee Cogent-For the Lust of Darkness
FURZE-Necromanzee Cogent-Sathanas' Megalomania
FURZE-Necromanzee Cogent-Seance
FURZE-Psych Minus Space Control
FURZE-Reaper Subconscious Guide
FURZE-Trident Autocrat
FURZE-UTD
FURZE-UTD-A Life About My Sabbath
FURZE-UTD-Beneath the Wings of the Black Vomit Above
FURZE-UTD-Demonic Order in the Eternal Fascist's Hall
FYRNASK-Eldir Nótt
Flesh Cathedral
Flood
FÄULNIS
FÄULNIS-Snuff || Hiroshima
GAAHLSKAGG
GAAHLSKAGG-Erotic Funeral
GALGERAS-Booswichterij
GATE
GATE-Iselilja-Du som er ung
GATE-Iselilja-Fredlysning
GATE-Iselilja-Ola I
GATE-Iselilja-Sjaaren
GATE-Iselilja-Sjå attende
GEHENNA-First Spell
GEHENNA-Seen Through the Veils of Darkness (The Second Spell)
GEHENNA-Seen Through the Veils of Darkness (The Second Spell)-Dark Poems Author
GEHENNA-Seen Through the Veils of Darkness (The Second Spell)-Shairak Kinnummh
GEHENNA-Seen Through the Veils of Darkness (The Second Spell)-The Eyes of the Sun
GEHENNA-Seen Through the Veils of Darkness (The Second Spell)-Vinterriket
GEHENNA-Unravel
GEHENNA-WW
GEHENNA-WW-Abattoir
GEHENNA-WW-Death to Them All
GEHENNA-WW-Grenade Prayer
GEHENNA-WW-Pallbearer
GEHENNA-WW-Silence the Earth
GERM
GERM-Wish
GERYON-The Wound and the Bow
GESTALTE-Gestalte
GEVURAH-Necheshirion
GHOST BATH-Moonlover
GHOST CRIES-LONGING
GHOST CRIES-LONGING-ALONE IN THE VOID
GHOST CRIES-LONGING-DAWN
GLAY-BELOVED-Lovers change fighters,cool
GLAY-BELOVED-春を愛する人
GLAY-HEAVY GAUGE-生きがい

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FURZE-Necromanzee Cogent-Dødsrikets Fremtred ★★★ (2007-10-18 22:38:15)

前曲に続いて粘着質なブラック。こっちはこっちで12分あります。…このアルバム、正常な感性を持った人が72分全部聴いたらおかしくなるんじゃないでしょうか(笑)。途中、初期BURZUMを思わせるんだか思わせないんだか分からないパートが出てくる辺り素晴らしいですね。

FURZE-Necromanzee Cogent-For the Lust of Darkness ★★ (2007-10-18 22:35:45)

ブラックメタルを融解させ、ドロドロのまま流し込んだような粘着質な音が13分も続く、ある意味地獄のような曲。ギターをでろでろ言わせたりいきなり溺れだしたり、悪趣味にも程があります。スローでドロドロしてるので、ドゥーム好きにも受けるかも。

FURZE-Necromanzee Cogent-Sathanas' Megalomania ★★ (2007-10-17 23:20:13)

23分を超える大作…なんですが、どれだけ曲が進んでも全く曲の着地点というか、目標みたいなものが見えてこないのが恐い…精神を病んだ人の妄想に延々付き合わされてる、みたいな。曲が終わっても、何か不吉な体験をした感覚だけが残ってしまう感じ。

FURZE-Necromanzee Cogent-Seance ★★ (2007-10-17 23:23:22)

CDをトレイに乗せてプレイボタンを押すと同時に、「あ~い、りめんば~…」と不気味すぎるアカペラ…こんな悪趣味なオープニングなかなか無いです。しかもどれだけ待っても普遍的なブラックが始まる気配無いし(笑)。

FURZE-Psych Minus Space Control ★★★ (2012-07-06 20:46:25)

2012年発表の5th。
変態系だけど何気にリリースはコンスタント(笑)。

前作はこれまでよりドゥーム・サイケ色が強くなった印象ですが、今作はラストの曲以外はインストにして、更にその路線を推し進めた感じですね。プリミティブブラック由来のアナログな歪みのギターやRAWに抜けるドラム、Woe J Reaper氏の歪んだ感性が練り上げるオカルティックに引き摺るリフのフレーズが枯れた薄暗い道を演出し、そこを時々半ば酩酊したような足取りを交えてとぼとぼと暗い方へ歩いていくような、相変わらず気色の悪さでは右に出るもののいないドゥーミーなブラック。

ただ、今作ではミニムーグやメロトロンなど、ヴィンテージな鍵盤楽器も取り入れた演出もあり、今まで持っていた彼の奇妙な感性に昔のプログレやサイケデリックロックに通じる感触もブレンドされているような印象。これによってサイケデリッ
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FURZE-Reaper Subconscious Guide ★★★ (2011-07-25 23:19:46)

2011年発表の、個人的に密かに待ち望んでいた4th。
CandlelightからAgoniaに移籍してのリリース。

今作は70-75年のBlack Sabbathに捧げるアルバムという性格のせいか、神経症的なメロディをトレモロで弾き疾走するプリブラ的パートはありつつも、2nd以上にドゥーム色の強い作品ですね。プレイボタンを押して流れてきた音が、今にも止まりそうなポンコツカーに乗っているような奇妙なアンサンブルで、面白く思うと同時に安心しました。ああ、やっぱりこの人は変態のままだ…と(笑)。

2ndと比べると、暗黒色は多少薄まっている印象は受けますが、その代わり今までになくサイケな感触が強まってますね。この手の音ってどれだけ聴き手を陶酔させられるかが勝負…的なところがありますが、今作は適度に、というか適切にRAWなギターの音色といい、Woe J Reap
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FURZE-Trident Autocrat ★★★ (2007-10-22 16:12:00)

2000年発表の1st。
2006年にスリップケース仕様で再発。一部は新レコーディングされてるのかな?収録時間は約31分で、2ndが70分超えだったことを考えると、かなり極端…。

「Necronanzee Cogent」「UTD」ではブラックメタルをベースに、独特の病んだ音楽を作っていたFURZEですが、このアルバムはいかにもな2ビート疾走にトレモロリフを乗せたパートを多く含む、DARKTHRONE辺りの影響が顕著なプリミティブ・ブラック。DARKTHRONEと比べるとベースが聴き取りやすいのも特徴ですね。

ただ、この1枚目の時点でも、勿論FURZEらしい独特の病み方は感じられます。メロディはストレートに邪悪さや寒々しさに向かっていかず、妙に悪趣味な感じだし、ヴォーカルもデスヴォイスだけではない薄気味悪さがあるし、極めつけは最後の曲でラスト4分くらい、テ
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FURZE-UTD ★★★ (2007-06-22 22:10:00)

2007年発表の3rd。
1曲目と3曲目のドラムはFrost。

このバンドはまずジャケがいかにもといった白塗り男だし、「CELTIC FROSTを始めとしたミュージシャンの間でも評価が非常に高い」とか「ドラムにあのFrostがゲスト参加」とか、いかにもといった前情報を聞いていた上に、オールドスクールなサウンドと聞いていたのでてっきりCLANDESTINE BLAZEやCRAFTのような、派手さはそう無いものの地に足のついた鈍色の光を放つ、邪悪なブラックメタルを期待(想像)してたんですが…

実際にCD買って聴いてみてびっくりしました(笑)
「なんじゃこりゃ!?」って感じです。
確かに、曲的にはオールドスクールブラックで間違いないと思いますが…展開やリフの音色など、色々な所に妙なフックがある、変態的ともいえる仕上がり。ヴォーカルもエフェクト掛けた
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FURZE-UTD-A Life About My Sabbath ★★ (2007-06-22 22:11:25)

1曲目からこんなで驚いた人も多いのでは…
Frostの激烈ドラムも気にならないくらい、「変」なブラック。開いた口がふさがらなくなる事請け合い…ですが、よく聴くとブラック以外の何物でもない音。そんな曲。

FURZE-UTD-Beneath the Wings of the Black Vomit Above ★★★ (2007-06-22 22:13:56)

ノイジーな音質、ブラック特有なリフ、そしてFrost様のドラミング…
これだけの要素が揃っていながら、一向に「邪悪さ」に傾いていかないのはある意味凄い。いや、もしかしたら邪悪だけど、このバンドの変っぽさに中てられて麻痺してるのかも。思わず「邪悪さってなんだろう」とか考えたくなります。にしても、この歌詞は一体何の隠喩なんだろう…

FURZE-UTD-Demonic Order in the Eternal Fascist's Hall ★★★ (2007-06-22 22:12:42)

この変さが凄く好きです。
ノイジーなトレモロリフを使った、いかにもアンダーグラウンドなブラックメタル的な音像なんですけど、一定のタイミングごとに高音でファニーなメロディがリフに仕込まれているのがかなり面白い。なんとなくファミコン的なチープさ。これは癖になります。

FYRNASK-Eldir Nótt ★★★ (2014-04-04 11:45:52)

2013年発表の2nd。

今でこそブラックメタルとノイズ・アンビエントをくっつけて、更にドス黒さを増すような音楽性というのは珍しくないですが…このバンドはDARKSPACE辺りと並んで、その中でも頭一つ抜けた表現力を持っているのではないでしょうか。この作品で初めてこのバンドの楽曲に触れたんですが、そう思う程に圧倒されました。

楽曲はアンビエントに寄ったパートとブラックパートに分かれるタイプの構成ですが、アンビエントパートでも過度に静かにならず、ドス黒く塗り潰すような音圧と、宗教的恍惚を誘発するような妖しげなクワイア、自然音やノイズなどのSEを駆使して、聴き手を本気で殺しにかかっているような、殺気と邪気に塗れた音を聴かせてくれるのがまた素晴らしいんですよね。アンビエント要素は取り入れ方が半チクだと退屈なものになってしまいますが、この作品は退屈さなど全く感じさせま
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Flesh Cathedral ★★★ (2014-04-15 22:23:12)

2012年発表の1st。

まずバンド名があのSATYRICONもリスペクトしたカルトアーティスト、WHENの怪作「SVARTIDAUDI」を思わせる事と、ブラック好きにはお馴染みのレーベル、信頼と実績のDaemon Worshipから出てる時点でリーチ掛かってますが、そんな期待を裏切らない素晴らしい作品ですよ、これは…。

まず、WATAINやONDSKAPT、ACRIMONIOUS辺りに通じるドスの効いた、真性ムードの色濃いメロディック・ブラックが軸にあって、それを薬物と硫酸でドロけさせたような作風で、特にWATAINなんかと比較するとメタリックさは大分抑え目ではあるんですが、その分粘っこい、纏わりついてくるような粘液質な邪悪さに特化されたような音。より「現実から超越してしまった音」とも言えるかもしれません。

そんな雰囲気満点のどす黒い音なんです
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Flood ★★★ (2008-01-20 23:21:00)

2000年発表の多分3rd。
小文字borisとしては一枚目になるんでしょうか。borisはまだSUNN O)))とのコラボ作品とこれしか聴いてないんですが、これはかなりの名作じゃないでしょうか…基本ドローンなのに、凄くドラマ性を感じる作品だと思います。

帯には一曲70分と書かれてますが、実際にはトラックが4つに分かれているし、曲間がシームレスに繋がってるとは言え、一つのフレーズが幽体離脱するように乖離しながら繰り返され、途中から現れたドローンに飲み込まれ行く狂気の展開を見せるトラック1、メロウな雰囲気に浸れるトラック2、静寂と轟音の圧倒的な対比が素晴らしい、ヴォーカルも入ったトラック3、その余韻を引き摺りつつ鈍足で終焉に向かうトラック4…と、トラックの繋ぎ目ではっきりと場面が変わるので、組曲的な作品と言えると思います。

この作品って、情景の描写が凄く繊
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FÄULNIS ★★ (2014-04-30 12:17:06)

「ブラック・ドゥーム・パンク・ロック」を自称するドイツのバンド。
現在はCold Dimensionsに所属。

FÄULNIS-Snuff || Hiroshima ★★ (2014-04-30 12:21:01)

2014年発表の3rd。
タイトルが気になるけど、歌詞自体はドイツ語で内容が分からないのが残念…。

かのCold Dimensionsが新たに契約したバンドという事で、チェックしてみたんですが、これはなかなかユニークなバンドですね。自身の音楽性を「ブラック・ドゥーム・パンク・ロック」と自称しているようですが、パンク・ハードコア的な明るさ・キャッチネスはほぼ皆無で、実際には物悲しいトレモロを主軸とした、このレーベルらしいアトモスフェリックでメロディックなブラックメタルという感じ。

ただ、時折出てくる躍動感のあるリズム、やけっぱちに地声交じりで絶叫するヴォーカルなど、パンキッシュな部分も確かにあって、それが多くのアトモスフェリック・ブラックが演出するような、「情景的」な音とは一線を画す作風に繋がってるんですよね。もっと人間的でエモーショナルな絶望感が醸し出さ
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GAAHLSKAGG ★★ (2011-09-04 01:11:35)

TRELLDOMやGORGOROTHでの活動でもお馴染みのGaahlと、GORGOROTHやTAAKEのライブメンバーとして活動していた経験もあるSkaggによるプロジェクト。

GAAHLSKAGG-Erotic Funeral ★★★ (2011-09-04 01:14:00)

2000年発表の1st。

邪悪さよりも淫靡…というか猥雑さを感じさせるタイトルやブックレットのコメント、パーソナリティが前面に押し出されたバンド名などから、GORGOROTHやTRELLDOMとは違う方向に行くかと思いましたが…意外とそうでもないですね。ジャリジャリした摩擦リフを伴った疾走、邪悪でメロウなトレモロリフ、オールドスクールな要素も強い曲作りと、「True Norwegian Black Metal」以外の何物でもない音。ぶっちゃけあまりエロティックさとかは感じません(笑)。

やはり伝説的な人物のバンドだけあって、纏う雰囲気が一流ですよね。
Gaahlの悪意を押し付けるような、がなりというより怒鳴り声に近い狂的なヴォーカル、「Great Joy」で見せる、GORGOROTHのクラシックな名盤の収録曲と比較しても、何ら遜色のないメロディを練りこん
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GALGERAS-Booswichterij ★★ (2016-06-05 11:56:05)

2005年発表の1st。

タイプとしては典型的なプリミティブブラックで、如何にも人体に有害な成分を含んでいそうなノイジーなリフと、ガラガラに歪んだヴォーカルが殺伐とした雰囲気を強烈に醸し出している音。メロディ薄めのミッドテンポのパートでは若干の淡白さを感じるものの、ノイジーなリフから漏れ聞こえるメロディはそれなりの威風があるし、ヴォーカルも堂に入った殺気たっぷりのパフォーマンスで聴かせてくれます。

ただ、妙にキーボード・アンビエントへのこだわりを見せる部分がちょっと微妙なんですよね…。オープニングのインストに3分以上も割いたり、ヴォーカル入りとはいえ5分以上のキーボード曲をプリブラ曲の間に挟むのは流石にダレる気が…。この要素が、プリミティブブラックのパートにあまり反映されていないのは、幸と見るか不幸と見るか…。

しかし、オランダのバンドは北欧のバ
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GATE ★★ (2006-04-22 10:44:00)

読み方は「ゲイト」ではなく、「ゴーテ」。
ノルウェーのハードロック/プログレ/トラッドバンド。
たまにゴシックの棚に置いてあったりするし、やっぱりメタル好きの中では
ゴシックメタラーに受けてるのかな?

GATE-Iselilja-Du som er ung ★★ (2006-04-22 10:53:12)

これもシングルの「Sja Attende」並にキャッチーな曲。
サビのタイトル連呼が分かりやすくて良いですね。しかし、この曲に限った事ではないけど、折角綺麗に韻を踏んでいるのに言葉の壁で意味が分からないのが辛い…対訳付けてくれれば良かったのに。

GATE-Iselilja-Fredlysning ★★ (2006-04-22 10:47:16)

一曲目の頭がこれで、いきなり男性ヴォーカルが出てきたので違うCD入ってたのかと思いました(女性ヴォーカルって聞いてたので…)。しかしこの男性ヴォーカル、呪術的な雰囲気を纏っておりなかなかにかっこいいです。
この曲はオリジナルですが、他のトラッドが元になっているものよりもそれらしさを感じるメロディですね。

GATE-Iselilja-Ola I ★★★ (2006-04-22 10:59:01)

短いインストなんですけど、実はアルバムでもトップクラスのお気に入りです。
異国のお祭りの中に迷い込んでしまったような雰囲気で、特にフィドルの奏でるメロディの素晴らしさは特筆ものです。疲れているとき、せめて心だけでも旅に出たいと思った時、この曲に耳を傾けてみてはいかがでしょうか。

GATE-Iselilja-Sjaaren ★★★ (2006-04-22 10:55:49)

悲しげなピアノをメインにした、静謐なバラード。
他の楽器も引きを心得た演奏で、なんとも言えない儚げな雰囲気を醸し出しています。トラッドを基調としたバンドの曲ですが、このメロディは絶対に日本人の琴線に触れるものだと思います。

GATE-Iselilja-Sjå attende ★★ (2006-04-22 10:50:35)

ライナーによると、これはシングルらしいです。
なのでメロディはとてもキャッチー。友人(勿論日本人)に聞かせたところ、「懐かしさを感じるメロディ」と言ってました。こういう感覚って人類共通なんでしょうか(笑)。「♪Mae guld~」の声が割れんばかりの力を込めた歌い方がかなり好き。

GEHENNA-First Spell ★★★ (2011-07-01 05:44:16)

94年発表の5曲入りミニ。
2008年に93年のデモ「Black Seared Heart」の音源を追加・リマスターし再発。

私はオリジナル盤は聴いていないんですが、これはいいリマスター盤なのではないでしょうか。キーボードによるトラッド色もある、魔的なムードの濃厚なシンフォニック・ブラックという点では1stと似た路線ですが、こちらの方がバンドサウンドがかなり抑え目な音で、キーボードのメロディが更に前に出ている、アトモスフェリックな音像なのが特徴。

リマスターにより変にメタリックな音になったりはせず、靄が掛かったようなバンドの音に多少大きすぎるくらいの音量のキーボードを被せた、アンビエント感の強い音質は、93年の時点でVINERRIKET辺りの音楽性を先取りしているかのよう。また、キーがクラシカルだったり呪術的だったりするメロディを弾いているパートでは、メ
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GEHENNA-Seen Through the Veils of Darkness (The Second Spell) ★★★ (2007-03-02 18:00:00)

95年発表の1st。
2nd Spellというサブタイトルが付いてますが、この前に出た「First Spell」はミニ扱いみたいです。

このアルバムの一番のセールスポイントは、やはりキーボードでしょうか。バンドサウンドを包み込む、空間的なストリングス系の音色を中心にピアノやチェンバロなどの音を使用し、曲に彩りを与えています。キーボードが入っているパートとそうでないパートではかなり雰囲気が違い、そのせいで展開にメリハリが付き曲がドラマティックになってますね。

しかし、この音源の素晴らしいところは例えキーボードが無かったとしても高品質なブラックになっているところ。音質も流石に最近のCradleとかメジャーなバンドと比べると荒いですが、昔の音源にありがちな音の小ささも無く、ベースがかなり良く聴こえる音質でブラックとしてはかなり良質。

また、メロデ
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GEHENNA-Seen Through the Veils of Darkness (The Second Spell)-Dark Poems Author ★★★ (2007-03-06 23:52:52)

この曲はキーの音色がかなり好み。
なんとなく琴にも通じる、ちょっと和風な音色…な気がする(笑)。そう思って聴いてたら、ラストが尺八に聴こえてきた…。

GEHENNA-Seen Through the Veils of Darkness (The Second Spell)-Shairak Kinnummh ★★★ (2007-03-06 23:43:28)

バンドサウンドだけでも頭が真っ白になりそうなほどにノイジーですが、そこに浮遊感のあるキーボードまで入ってくるので、好き者ならば恍惚すること必至な一曲。クライマックスにおけるヒロイックと言っても差し支えない勇壮なトラッドメロも聴き所。

GEHENNA-Seen Through the Veils of Darkness (The Second Spell)-The Eyes of the Sun ★★ (2007-03-06 23:50:24)

終始キーがバンドサウンドを包んでいるような音像で展開していく、シンフォ好きなら垂涎モノの曲。キーの持続音とバンドサウンドに悲鳴のSEを絡めるエンディングも○。

GEHENNA-Seen Through the Veils of Darkness (The Second Spell)-Vinterriket ★★ (2007-03-06 23:48:07)

タイトルは「冬の王国」の意。
この曲はGarmがメインヴォーカルとして参加してます。時が経つほどに変化している彼のヴォーカルですが、この時点ではARCTURUSの1stと同じ割と素直な歌い方。それにしても、Garmは色々な音源に参加してますね。

GEHENNA-Unravel ★★★ (2014-08-19 19:48:53)

2013年発表の7th。

前作では当初シンフォニック・ブラックとして評価が高かったバンドとは思えない、不穏な真性ブラック路線で、初期とは異なり、かつ初期並かそれ以上に魅力的な作風を提示してくれましたが、今作は前作で提示した「不穏な真性ブラック」という部分自体は変えることなく、また違った情景を見せる事に成功したアルバムだと思います。

前作はどす黒くダウナーなメロディを孕むリフと、Frostのテクニカルでキレの良いドラミングを生かしたクリアな音質で、戦争状態の重苦しく破滅的な雰囲気と攻撃性を両立させていましたが、今作はリフがどす黒さを残しつつ、よりノイジーかつ有機的なドロドロさを加味したものに変化し、音質も前作ほどドラムが前に出ず、ムードを重視する傾向が強まったように思います。

更に前作よりもミッドテンポによるおどろおどろしいパートが増えた事もあって
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GEHENNA-WW ★★★ (2007-05-30 16:14:00)

2005年発表の5th(一枚目EPをアルバムとカウントするなら6th)。
ドラムにSATYRICON、1349等で活躍するFrostがゲスト参加。

私は今の所「Seen Through~」とこのアルバムしか持ってないんですが、全然違いますね。Seen Through~」は全編でキーボードが高い比重を占めた美しいアルバムでしたが、この作品はキーボードのキの字も無い、漆黒のトゥルー・ブラック。

この作品の最も際立った特長といえば、やはりそのメロディでしょうか。とにかく暗い、暗すぎるメロディです。と言っても鬱っぽい、落ちていく感じではなく、どちらかと言えば疫病系の蝕んでゆくようなメロディだと思います。メロディの面でも民族的な美しいメロディが聴けた「Seen~」の面影は無いですね。DEATHSPELL OMEGA辺りの禍々しいメロディが好きな人はハマると思います
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GEHENNA-WW-Abattoir ★★★ (2007-05-30 15:49:08)

よく聴くとリフは結構メロディアスなんですけど、そのメロディが余りにも暗いのと聞かせ方が上手いのとで全く甘さを感じさせない超ダークな雰囲気が素晴らしい。

GEHENNA-WW-Death to Them All ★★ (2007-05-30 15:47:14)

この曲の淡々とした疾走パート、どこか初期のDARKTHRONEとも共通する冷徹さがある気がします。プリミティブ並の魔的な雰囲気と、メンバーのミュージシャンシップの高さが上手く共存した名曲。

GEHENNA-WW-Grenade Prayer ★★★ (2007-05-30 15:44:46)

真っ黒だけどよく見ると無数の蟲が蠢いているような、抽象的な暗いイメージを喚起するダークなリフ捌きと、疾走感溢れるFrostのドラミングとの対比。1曲目から一気に絶望感が加速していくようです。

GEHENNA-WW-Pallbearer ★★★ (2007-05-30 15:52:08)

アルバム最後の曲にして、この禍々しさ。
MAYHEMの「FREEZING MOON」のスローパートからリフのある意味での親しみやすさを取り除いて、更にダークにしたような音が演奏時間一杯に詰まってます。気が滅入りそうになる暗さ。

GEHENNA-WW-Silence the Earth ★★★ (2007-05-30 15:42:02)

この曲の疾走パートはFrostのドラムがちょっとありえないですね。
この速さでよくもまあそれだけ体感速度を増すようなオカズを入れられるもんだ…って、1349その他での彼の超人っぷりを聴いていれば何を今更って感じなんですが、やっぱり凄いものは凄い。

GERM ★★ (2013-06-12 22:51:00)

AUSTEREを始め、GREY WATERS、NAZXUL、PESTILENTIAL SHADOWS、WOODS OF DESOLATIONなどに関与していた事でも知られる、オーストラリアの鬱メタルの旗手、Sorrow氏によるプロジェクト。以前在籍したバンドよりも更にブラック離れした音。

GERM-Wish ★★★ (2013-06-12 22:51:41)

2012年発表の1st。

鬱ブラック好きの間で話題を呼んだAUSTEREのメンバーによる新プロジェクトという事ですが…ブラックメタル的な要素はヴォーカルの裏返り気味の悲痛な絶叫、うっすらノイジーな音作り、一部で聴けるブラスト疾走くらいで、シューゲイザー的な儚さとエレクトロニカ的な近代性の方が目インディッシュになったような作風。普通のブラックファンには軟弱、鬱系好きには絶望感が足りないとか言われそうですけど、個人的にはこの作風、実はかなり好きなんですよね。

ただ儚いだけ、綺麗なだけの音だと、私的にはどうしても退屈に思えてしまうんですが、このバンドの作風は民族調のメロディや悲哀の篭もったピアノなどで分かりやすい哀愁があるパートであるとか、電子音だけでなく、リズムまで打ち込みにした硬質な感触のパートであるとか、パートによって聴き心地がかなり異なる上、悲痛絶叫等のブラ
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GERYON-The Wound and the Bow ★★ (2017-03-07 11:49:37)

2016年発表の2nd。

KRALLICEのメンバーによるテクニカルデス…という事で興味を持ったんですが、最近のKRALLICEもテクニカル・アヴァンギャルド志向を強めているとはいえ、予想以上にアヴァンギャルドな路線で少々戸惑ってしまった作品。

ベースとドラムによる複雑怪奇、かつエクストリームな絡みの上に、ハードコアテイストのある絶叫が乗る…というスタイルですが、まるでベースとドラムのアンサンブルでどこまで行けるのか、その閾値を探っているかのような実験性がある…。楽曲やサウンドスケープよりも、その時の楽器隊の絡みに音を聴く楽しみを見出す感じで、トレモロリフによる高い叙情性も評価されていたKRALLICEとは全く別物。そもそも編成がギターレスですしね。

…という訳で近年のKRALLICE以上に好みが分かれそうな作風。知性や演奏力、クオリティなどは間
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GESTALTE-Gestalte ★★ (2014-05-13 22:05:05)

2011年発表の5曲入りデモ。
Self Mutilation Servicesが1000枚限定でCD化しリリース。

ネガティビティに満ちたトレモロが楽曲の根幹を成すブラックで、Self Mutilation Servicesらしい絶望感に満ちた作風ですが…鬱ブラックとしては、かなり攻撃的でドスの効いた音になっている印象。まずその印象の大本になっているのがプロダクション。この手にありがちな高域強調ノイジーではなく、刷毛で黒の色を塗りたくったような、光を遮るような密度を感じるリフの音色が特徴的。

またヴォーカルも、鬱ブラックらしい苦悶に満ちた感情を湛えていながらも、他者を威圧するような攻撃性も備えたがなり声で、やはり鬱系にありがちな裏返り絶叫とは少し毛色が違う感じ。疾走パートも重視した楽曲展開と、プロダクションやヴォーカルの性質が相俟って、レーベルで言うと
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GEVURAH-Necheshirion ★★★ (2014-08-09 12:01:58)

2013年発表の5曲入りEP。
MALIGNのカヴァーが入ってる辺りかなり渋いです(笑)。

様々な暗黒メタルを扱いつつ、アトモスフェリックブラックやポストブラックの名産レーベルとしても名高い名門、Profound Loreからのリリースですが…ギターリフの、空間志向があるというか、バンドのアンサンブルの一つとして機能しながらも、周りの空気を蝕んでいくような感触は、如何にもこのレーベル発のバンドらしいと言えるかもしれません。ブラックの禍々しいトレモロが、より血腥く聴こえるようなどす黒い音色。

このバンドはレーベル名通りの「深遠さ」を、全力で邪悪方向に傾けているのが素晴らしいですよね。特にリフ、空間的でありながら、変に高尚な方向に行こうとしない、ひたすらに冒涜的であろうとする意志すら込められているかのよう。NED系のバンドを追っていた人なんかは、このリフだけ
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GHOST BATH-Moonlover ★★ (2016-12-28 11:13:59)

2015年発表の2nd。
なんと翌年にはNuclear Blastから再発されてますね。
私が購入したのもそっちの盤です。

…月の被り物をした状態で緊縛された女性のジャケが物凄く目を引きますが、これって自前で撮影してるんでしょうか…。ともかくこんなジャケを載せるバンドは変態的でアヴァンギャルドなひねくれブラックをやっているに違いない!と勝手に決めつけていましたが、意外なことに悲痛なエモーション前回のポスト/シューゲイザーブラックで逆に驚きました。

ポストロック的な柔和なパートもありますが、基本的には耳を聾するような苛烈なノイジーさの中で、儚さや哀切な雰囲気を強烈に放つトレモロリフと、BURZUMなどを思わせる肺の底から絞り出すような絶叫を聴かせる、壮絶な音。ほんと、ジャケを見せられた段階ではここまでストレートに感情を表現してくる音だとは思いませんで
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GHOST CRIES-LONGING ★★ (2010-02-14 21:01:00)

09年発表の3曲入りEP。
HEAD PHONES PRESIDENTを筆頭に、ヘヴィロックの重さと女性ヴォーカルの情念を
掛け合わせて、シリアスな世界観を演出するバンドが最近増えてきている気がするんですが、
彼らもそうした要素の強い音楽を演ってますね。1曲目から「重さ」に頼り過ぎない、
確りしたリフ作りを聴かせてくれ、「おおっ」と思わせますが…続く2曲目では(一部)
葬式ドゥーム並の暗さ、3曲目では妙に印象に残るサビのギタメロなどが聴け、曲毎の個性の
付け方もなかなか。凄く「先」に期待したくなる3曲を詰めた作品だと思います。
デスとノーマルを使い分けるヴォーカルも、デス声は声量がもう少し欲しいですが、十分凶悪で
女性特有の獰猛さがあるし、ノーマル声も普通の歌いあげからデス声寸前の崩れた声、
部屋の隅っこで膝抱えてそうな泣く寸前っぽい
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GHOST CRIES-LONGING-ALONE IN THE VOID ★★ (2010-02-14 21:06:07)

割と普通に質の高いヘヴィロックしてると思いきや、サビのギターフレーズが妙に耳に残って離れません。聞き流そうとしても聞き流せないような感じ。

GHOST CRIES-LONGING-DAWN ★★★ (2010-02-14 21:04:30)

もうこの暗さだけで十分曲のキャラが立ってると思う。

GLAY-BELOVED-Lovers change fighters,cool ★★ (2004-01-17 19:57:39)

GLAYの得意とするメロディアスに疾走する曲。
なかなか良いメロディを歌ってますが、なんといってもTERUさんのラップが意外にもいい味を出しています。

GLAY-BELOVED-春を愛する人 ★★★ (2004-01-17 19:58:09)

「カラオケでこの曲を歌ったカップルは幸せになれる」という都市伝説めいた噂が流れるほどのべったべたなラブソング…なんですが、この曲は四季を通じて主人公の心情が描かれているため、甘々が大嫌いな私でも良いと思えるようななかなか良い詞になっています。
「生きてく事は愛する事、愛される事」は名言ですね。

GLAY-HEAVY GAUGE-生きがい ★★★ (2004-01-18 06:24:22)

この曲はちょっと「ここではない、どこかへ」とメロが似ている部分もあるんですけど、こっちの方が良い曲だと思います。
タイトルからも想像がつくように、深刻に生きる意味を問い掛ける歌詞がとても良いです。GLAYは愛だの恋だのを歌うよりこういう曲の方が上手いと思います。


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