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GORGOROTH-Ad Majorem Sathanas Gloriam-Sign of an Open Eye
GORGOROTH-Ad Majorem Sathanas Gloriam-Untamed Forces
GORGOROTH-Ad Majorem Sathanas Gloriam-White Seed
GORGOROTH-Ad Majorem Sathanas Gloriam-Wound Upon Wound
GORGOROTH-Antichrist
GORGOROTH-Antichrist-Gorgoroth
GORGOROTH-Antichrist-Heavens Fall
GORGOROTH-Antichrist-Sorg
GORGOROTH-Black Mass Krakow 2004 (dvd)
GORGOROTH-Quantos Possunt ad Satanitatem Trahunt
GORGOROTH-Quantos Possunt ad Satanitatem Trahunt-Cleansing Fire
GORGOROTH-Quantos Possunt ad Satanitatem Trahunt-Satan-Prometheus
GORGOROTH-True Norwegian Black Metal - Live In Grieghallen
GORGOROTH-Twilight of the Idols: In Conspiracy With Satan
GORGOROTH-Twilight of the Idols: In Conspiracy With Satan-Exit / Through Carved Stones
GORGOROTH-Twilight of the Idols: In Conspiracy With Satan-Of Ice and Movement...
GORGOROTH-Twilight of the Idols: In Conspiracy With Satan-Procreating Satan
GORGOROTH-Under the Sign of Hell
GORGOROTH-Under the Sign of Hell 2011
GORGOROTH-Under the Sign of Hell-Blood Stains the Circle
GORGOROTH-Under the Sign of Hell-Funeral Procession
GORGOROTH-Under the Sign of Hell-Krig
GORGOROTH-Under the Sign of Hell-Profetens åpenbaring
GORGOROTH-Under the Sign of Hell-Revelation of Doom
GORUGOTH-Gorugoth
GOSPEL OF THE HORNS
GOSPEL OF THE HORNS-Realm of the Damned
GOTHMOG-A Step in the Dark
GOTHOLOCAUST-Lucifer_h
GRA
GRA-GRA
GRABAK
GRABAK-Sin
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GRAVDAL
GRAVDAL-Torturmantra
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GRAVELAND
GRAVELAND-Will Stronger Than Death
GRAVEN-The Shadows Eternal Call
GRAVES AT SEA-The Curse That Is

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GORGOROTH-Ad Majorem Sathanas Gloriam-Sign of an Open Eye ★★ (2006-08-17 22:23:21)

ミディアムテンポなリズムに、一寸先も見えないような黒いリフが轟音で絡みつく曲。でもリードギターは何気にメロウ。鬼火のような妖しさがある曲だと思います。

GORGOROTH-Ad Majorem Sathanas Gloriam-Untamed Forces ★★★ (2006-08-17 22:26:40)

全てをぶち壊すようなハイテンション…GORGOROTHってこんなに速い曲を作るバンドでしたっけ?Gaahlのヴォーカルも、威厳の増した唸り声で怖い。
エンターテイメント化されることで骨抜きになることのない、生々しく危険な思想や音楽を体験できるのがブラックメタルの醍醐味の一つですが、この曲は「飼い慣らされない力」のタイトル通りそれを聴き手に味あわせてくれる事でしょう。

GORGOROTH-Ad Majorem Sathanas Gloriam-White Seed ★★ (2006-08-17 22:24:31)

いつもよりも高音のノイズを強調した、耳に悪そうな(笑)音作りで疾走する曲。
途中音質は元に戻りますが、今度はGaahlが涎を垂らした獣のような声を…唐突なラストも、実験的というよりも不快感を煽る為にやっているのかも。

GORGOROTH-Ad Majorem Sathanas Gloriam-Wound Upon Wound ★★★ (2006-08-17 12:23:11)

1曲目に相応しくブルータルに疾走する曲。
Frostのドラムは、ブラストの中に滑らかにオカズを入れて更に体感速度を上げているのが凄いです。彼のドラムはこういう曲だと凄い生き生きとしてますよね。なんか叩いてて楽しんでそう(笑)

GORGOROTH-Antichrist ★★ (2005-05-22 00:01:00)

96年発表の2nd…え~と、値段からするとフルアルバムなのかな?収録時間は約25分とミニアルバム並ですが(笑)。因みに今年、Season Of Mistよりリマスター&ギターピック封入で再発されました。ギターピックは片面にバンドロゴ、もう片面にInfernusと入っていて結構かっこいいです。

サウンドの方は、喚き散らす絶叫ヴォーカル、Frostによる緩急のついたドラム(ブラスト含む)、そして暴虐の中に切ないメロディを織り込むギターリフと、「ブラックメタル3種の神器」とでも言うべきものを全て持った、「説明不要」と言われそうなブラックメタルです。これは収録曲数の少なさに目をつぶれば、ブラック好きなら確実に楽しめる音でしょう。

特にギターソロまで完備した「GORGOROTH」は、自らのバンド名を付けただけの思いの入れ込みように恥じない超名曲なので必聴です。音質もそこ
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GORGOROTH-Antichrist-Gorgoroth ★★★ (2005-05-22 00:04:44)

自らのバンド名を冠した曲で、かなりメロディアスなスタイルのブラック。
リフやソロのメロディだけでなく、ねっとりとしたホラーチックなベースのフレーズがより漂う悲哀をより強めています。成仏できない地縛霊のような不気味なヴォーカルも印象深い名曲。もしかしたらDISSECTION辺りよりもメロウ度で勝っているかもしれません。

GORGOROTH-Antichrist-Heavens Fall ★★ (2005-05-22 00:05:41)

ブラックの様式を踏襲したインスト。
なんですが、途中一箇所だけヴォーカルが入るパートが合って、「うォォーーイ、ヤッハッハ!!」とか煽った上に嘲笑ってます。「うォォーーイ」で声がひっくり返りそうになっている所が、個人的にはポイント高いです(笑)

GORGOROTH-Antichrist-Sorg (2005-05-22 00:06:39)

雨の中教会の鐘が鳴り響くSEから、重く引きずるテンポの本編へ。
この曲でも「GORGOROTH」同様の幽霊ヴォイスが入ってますが、このテンポともあいまって更に不気味な雰囲気に。

GORGOROTH-Black Mass Krakow 2004 (dvd) ★★★ (2010-06-05 09:52:00)

2008年発表のライブDVD。
ボーナスでブートレッグ2曲とバイオ・フォトギャラリーなども収録。

GORGOROTHが、バンドのイメージそのままの、硬派なライブパフォーマンスを見せるバンドである事が良く分かるDVDだと思います。ステージ自体は、逆五芒星の垂幕や十字架に貼り付けられた裸の女性、串刺しにされた獣の頭、パイロによる演出などでショーアップされているものの、フレンドリーなMCや派手なアクションなどのエンターテイメント的要素を入れたりや、狂気に任せた暴走をしたりなどはせず、ひたすらにバンド自体が曲を通じて醸し出す風格、存在感を見せ付けていくライブ。

元々GORGOROTHの曲自体、ブラックの本道から外れることのない、リフ押しのある意味ストイックなブラックメタルですし、その曲でライブをやったらこうなるだろうな…という感じがします。エンタメ的要素は薄いで
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GORGOROTH-Quantos Possunt ad Satanitatem Trahunt ★★ (2009-12-15 22:24:00)

2009年発表の8th。

…どうも前作を出してからメンバーの間でバンドの権利を巡ってのトラブルがあったらしく、法廷闘争にまで発展し、結果Infernus以外のメンバーが一新されるということになったらしいですが…ちなみにGaahlの後任には以前Voを務めていたPest氏が復帰。メンバーが変わったせいなのか、近作とは明らかに異なる音になってますね。

前作や前々作の、聴き手を恫喝し、問答無用で捩じ伏せるような勢いこそ減退したものの、全体的にテンポをぐっと落とし、オールドスクールかつメロウなリフを丁寧に紡いでいくスタイルは、昔のGORGOROTHの作風を思い起こさせ、勝るとも劣らない魅力があると思う。

今までのGORGOROTHの作品って、どれも「メタリックさ」と「アングライズム」のバランスが奇跡的に優れているという特性があると思うんですが、この作品にも
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GORGOROTH-Quantos Possunt ad Satanitatem Trahunt-Cleansing Fire ★★ (2009-12-15 22:33:11)

「浄化の炎」か…かっこいいタイトルですね(笑)
リフを聴くと、硫黄交じりのドス黒い炎が降り注ぎ、三日三晩町を焼き尽くして浄化した後も、なお燃え続ける…みたいな、粘着質な攻撃性が宿っている印象があります。

GORGOROTH-Quantos Possunt ad Satanitatem Trahunt-Satan-Prometheus ★★★ (2009-12-15 22:30:22)

今までのGORGOROTHの集大成的な曲と言えるのでは…
アタマのメロくて邪悪な疾走パートは前作にあってもおかしくない感じだし、ヴァイキングを亡霊化させたような普通声で歌い上げるパートはGaahl加入以前を彷彿とさせます。Gorgoroth(曲の方)に次ぐ、バンドのクラシックとなる曲が出てきた…かも。

GORGOROTH-True Norwegian Black Metal - Live In Grieghallen ★★★ (2008-08-30 19:36:00)

2008年発表のライブ盤。

まず初めに聴いて驚いたのは音質の綺麗さ。
各楽器の音は勿論、リフの絡みまでしっかり聞き取れ、スタジオ盤と比べてもほとんど遜色が無いといえるほど。歓声も聞こえないし、ベースは再録しているらしいのでスタジオでかなり音を弄った上、一つの作品として完結させているという感じなのかもしれません。適度な生々しさ(特にヴォーカル)と聞きやすさを備えた、なかなかの好プロダクション。

選曲は…「Pentagram」「Ad Majorem~」からは選ばれてませんが、名盤「Under the Sign of Hell」から3曲も選ばれている上、海賊ヴォーカルが聴ける「Profetens Apenbaring」が入ってるのが個人的にはツボ。Gaahlの威厳と悪意のある声でこんな威風堂々とした歌唱を聴かされて、惚れるなっていう方が間違ってます(笑)。ただ
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GORGOROTH-Twilight of the Idols: In Conspiracy With Satan ★★ (2004-07-02 05:46:00)

私はこのCD、最初はメロディがいまいち寒々しくない為あまり気に入らなかったんですが、最近になってようやく良さが分かってきた感じです。

ギターのディストーションがややキツめなせいか、どこか泥臭さを感じさせる印象の音質です。この音質で疾走するとまるで砂埃を巻き上げて突進するようなブルータルな迫力があります。Voはこの前々作辺りで交代してGaahlが担当していますが、押し潰すような圧力を感じさせる声で前任者に勝るとも劣らないブラックヴォイスです…が、エフェクトを掛けたりヴォーカルを重ねたりする箇所が多く、あまりナチュラルなデス声を堪能出来ないのが少し残念です。

それとUnder~の頃と比べると、ギタリストInfernus以外のメンバーが全て代わったらしく、音もその頃とは殆ど違います。あの頃のような個性は薄れたような感じはしますが、その分邪悪さを増していて聴いていてこ
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GORGOROTH-Twilight of the Idols: In Conspiracy With Satan-Exit / Through Carved Stones ★★ (2005-04-27 21:19:41)

行進曲風のリズムで入る、非常に重苦しい雰囲気の曲。
右から、左からリスナーを圧死させようとするかのような絶叫、ドスの利きまくった邪悪な祈祷を思わせる普通声など、Gaahlが大活躍しています。ラストは鐘の音で締め。

GORGOROTH-Twilight of the Idols: In Conspiracy With Satan-Of Ice and Movement... ★★ (2005-04-27 21:19:56)

邪悪なメロディを伴う、いかにもブラック然としたリフと共に疾走する、アルバムの中でも最も「ブラック」を感じさせる曲。凄くかっこいい曲なんですが、後半の2分30秒のSEはいくら次曲に繋げる為とはいえ、不必要に感じてしまう…

GORGOROTH-Twilight of the Idols: In Conspiracy With Satan-Procreating Satan ★★ (2004-07-02 05:45:19)

CDをかけていきなりな突進にちょっとびっくりです。やっぱりエクストリーム・ミュージックはこうじゃなくちゃ(笑)
中盤でのGaahlの普通声なのかなんなのか分からない声が邪悪な迫力に満ち溢れています。一緒に「Praise Satan!!」と叫びたくなる好曲です。

GORGOROTH-Under the Sign of Hell ★★★ (2004-06-08 21:22:00)

ノルウェーのブラックメタルバンド、Gorgorothの97年発表の3rdアルバム(たぶん…)。
このバンドは前から気になっていたんですが(なんか名前がごっつそうで・笑)、購入し聴いてみて本当に良かったと思えるような作品でした。

このアルバムの特徴として、まず挙げられるのは「曲ごとの個性がしっかりしている」という事ですね。①②なんて実際に聴いて欲しいですが、ドラムの音質からしてかなりのインパクトがあります。この盤でVoを担当しているPestというボーカリストですが、ハッキリ言って只者じゃないです。非人間的な絶叫デス声から怒りで押し潰すような叫び、海賊の船長が朗々と歌っているような(笑)普通声などこの手の音楽が好きならきっとこの人の声は気に入って貰えると思います。

ギターも細かい荘厳でダークなメロディの、いわゆるトレモロリフ(っていうのかな?)で素晴らしく良
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GORGOROTH-Under the Sign of Hell 2011 ★★★ (2011-12-23 20:27:56)

過去の作品を2011年に再レコーディングしたもの。
BURZUMも過去作の再録やってるし、流行ってるんでしょうか?

…GORGOROTHのInfernusと言えば、ブラックメタルに於いてはベテランでキャリアもあって、実力も認められてて、彼が関わったものはブラックメタルとしてのクオリティが保証される…くらい認められてるミュージシャンだと思いますが、良くも悪くも腕利きのベテランバンドが作った作品という感じになってますね。

まず音質は、オリジナルで特徴的だった炸裂感をある程度残しつつも、ブラックメタルとしてはかなりクリアに仕上げてきた感じ。聴きやすいけど、少し薄味に感じるかも。ヴォーカルに関しても似た印象で、オリジナルの音が割れても全く頓着しなさそうな狂気の叫びとは異なり、しっかりブラックメタルのシンガーとしての仕事を全うしている、みたいな感じ。やや粘着質な絶
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GORGOROTH-Under the Sign of Hell-Blood Stains the Circle ★★ (2004-06-08 21:24:04)

Pestの歌い方が凄まじい曲。
高音で怒りに任せて絶叫しているのに、ドスまで効いていてかなりの迫力です。アルバムの他の曲と比べてもかなり暴虐さが際立った歌い方で、圧迫感すら感じてしまいました。

GORGOROTH-Under the Sign of Hell-Funeral Procession ★★★ (2004-06-08 21:23:25)

この曲のリフ、荘厳なんだけどノリの良さもあって不思議な感じがします。ドラムのリズムも関係しているかもしれませんが、このリフにインパクトがあって良い感じです。

GORGOROTH-Under the Sign of Hell-Krig ★★ (2004-06-18 03:15:21)

この曲も1曲目に負けず劣らず変なドラムの音です。DARKTHRONEがわざと汚めな音像を作っているのと同じく、この曲のドラムもわざとやってるんでしょうか?ドラムセットが見てみたいです(笑)でも、リフのメロディと相まって華麗な雰囲気が出ていて、決してマイナスに作用せず、プラスに作用させているのが凄いです。

GORGOROTH-Under the Sign of Hell-Profetens åpenbaring ★★★ (2004-06-05 21:33:12)

(本当は「A」はノルウェー語のため、上に小さい丸がつく表記です)
1分弱のSEから、「Uh!」「Hi!」という掛け声と共にヴァイキングの船出を思わせるような朗誦が始まる曲。勿論非人間的なデス声もアリです!!
私はメタルのボーカリストにはハイトーンよりもこういった感じの良く通る、威厳のある声を求めているので、普通声としてはかなり理想に近い歌い方で凄く良かったです。初めて聴いた時、あまりのかっこよさに曲が終わってから朗誦部分だけ巻き戻して聴いてしまった(笑)

GORGOROTH-Under the Sign of Hell-Revelation of Doom ★★★ (2004-06-08 21:22:49)

アルバムの1曲目からして独特な曲です。
ギターも良いメロディですが、それ以上にドラムが面白すぎ(笑)なんか缶バケツを組み立ててドラムセットにしたのかと疑いたくなるほどドカドカしていて、しかも音がやたらとデッカいです…途中ドラムのどの部分を叩いてるのかを予想する事も難しいような音も入っていて、かなりインパクトがあります。

GORUGOTH-Gorugoth ★★★ (2011-05-24 18:17:38)

94-96年のデモ・スプリット音源等を集めたコンピレーション盤。
今話題の国産レーベルZero Dimensional Recordsより発売。

…当時の日本に、ここまでブラックの真髄を捉えたような音楽性のバンドがいたと言う事実だけで、なんだか嬉しくなってしまうような内容の作品ですね。音質、曲の展開、リフ捌きなど、どこを取っても、スラッシュメタルやデスメタルとは明らかに一線を画する、プリミティブブラック特有のものであるのが素晴らしいです。特にリフ捌き、常にドロドロした邪悪さを演出しているのがいいですね。4曲目などは、メロだけ見たら近年のSATYRICONに通じる威風すらありますし。

この音源、ドラムは打ち込みだし、ヴォーカルは篭ってるしで音質はプリミティブ系の中でも良いとは言えないんですが、逆にそれがプラスになってますよね。打ち込みのドラムはうるさく鳴ら
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GOSPEL OF THE HORNS ★★ (2012-06-03 05:37:39)

オーストラリア産ブラック/スラッシュ。
何気に来年で結成20周年らしいです。

GOSPEL OF THE HORNS-Realm of the Damned ★★ (2012-06-03 05:38:22)

2007年発表の2nd。

オーストラリアのブラックではかなり古株のバンドで、スラッシュ寄りのスタイル…という触れ込みでしたが、確かに刻みを多用しつつアクセントにブラック由来の邪悪トレモロを仕込むリフ捌き、熱いギターソロを取り入れた展開はスラッシュ色強めなんですが、リフがスラッシーなザクザクした感触と同じくらい、パンク/ハードコア的なドライブ感も強いのが特徴なんですよね。

そのリフ捌きのせいで、聴いていると体が自然と動き出しそうな、ストレートなかっこよさが上手く演出されており、鬱ブラックや陰湿なプリミティブブラックを普段聴いてる人からすれば爽やかにすら聞こえるほど(笑)。ただし、ヴォーカルはかなりエグいブラック特有の高音絶叫で、リフ・リズムの演出するノリの良さと相俟って、非常に野蛮な雰囲気を醸し出してます。人肉とか食ってそうな勢い。

オーストラリア
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GOTHMOG-A Step in the Dark ★★★ (2010-01-24 12:13:00)

2009年発表のデビューアルバム。

国内盤もリリースしているらしいパワーメタルバンド、CAIN'S DYNASTYのメンバーが関わっているシンフォニック・ブラックとのことですが…SE的なパートでは主導権を握るものの、あくまでバンドサウンドや曲の雰囲気の演出をサポートするキーボードの使い方、正統派やメロデスにも通じるメタリックなリフ捌き、漢ヴァイキングメタル的なクッサいトレモロなど、各要素にどことなくパワーメタルバンドとしての感性が発揮された、シンフォニックブラックを演ってますね。

ブラックとしての邪悪さこそ希薄なものの、疾走パートの迫力も十分で、ヴォーカルも怒りまくり気合入りまくりのデスヴォイスを聴かせてくれるしで、エクストリームメタルとしての攻撃性も文句なし。音圧もかなり高く、クリアな音質も相まって、DIMMU辺りよりも更にメジャーメタルを志向した音に聴こえ
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GOTHOLOCAUST-Lucifer_h ★★★ (2015-08-03 19:16:46)

2015年発表の2nd。
日本のレーベルhidden Marlyからの発売。

フランス産のプリミティブブラックとの事ですが、個人的にはMUTIILATIONなどのフランスのLLN勢のような病んだムードよりも、SATANIC WARMASTER(特に初期)などNorthern Heritage系のフィンランドのバンドに近い、Rawで寒々しい雰囲気を持った作風という印象ですね。ガラガラした声質で一心不乱に叫び続けるヴォーカルも衝動性に満ちていて非常に良い具合。

…ぶっちゃけこの手のブラックって、演ってることはあまり変わらないので、後はどれだけリフやリズムでの聴かせ方が上手いか…みたいなところはありますが、このバンドはかなり上質ですね。基本はスリ込むようなリフで聴かせつつ、要所でメロディを強調して聴かせるスタイルですが、前者のパートでのさりげない良質なメロディ
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GRA ★★ (2013-02-03 09:23:07)

スウェーデン産メロディック・ブラック。
正式名称は「GRÅ」ですが、これだと文字化けするので「GRA」で登録。
(コメントでは文字化けしないけど、バンド名などの項目だと文字化けするのを確認)
Åが出せない人は「オングストローム」と打って変換してみましょう。

GRA-GRA ★★★ (2013-02-03 09:25:43)

2011年発表の1st。

路線としては、如何にもスカンディナビア産のバンドらしい、寒々しいトレモロ疾走を多用した、かなりメロディアスなブラックメタル。音質はある程度鮮明さを保たれており、決してヘヴィでモダンな音作りという訳ではないものの、それがトレモロの寒々しい感触を際立たせてますね。スタイルとして典型的なだけに、このジャンルが好きな方ならすぐにでも気に入りそうな音。

但し、トレモロに込められたメロディはメロブラとしては破格のダークさで、気が滅入るような陰鬱さが演出されており、テンプレをなぞっただけの音ではないのが好感。スウェディッシュメロブラに、GEHENNAの「WW」アルバムや近年のSATYRICONの鬱メロディを加えて煮詰めたような作風。これらのバンドよりも王道っぽい音な分、取っ付きやすいとも言えるかも。このジャンル聴く人なら陰鬱で隠微なメロディはむしろ
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GRABAK ★★ (2013-01-02 17:51:33)

元NARGAROTHのメンバーも絡むドイツ産ブラック。
90年代半ばより活動する、ジャーマンブラックとしてはかなりのベテラン。
ちなみに某格闘技団体とは何の関係もありません(笑)。

GRABAK-Sin ★★★ (2013-01-02 17:52:34)

2011年発表の5th。

なんか寝技や組み技が強そうなバンド名ですが(笑)、基本的には1349やDARK FUNERAL辺りをもう少しマイルドにした感じの、ファストパート中心のブラック。メロい中にも暗黒性を含ませたリフのメロディもこれらのバンドと共通しますが、DISSECTIONに通じる優美さやジャーマンブラック的な寒々しいメロウさも感じられ、よりメロディアスな感触の作風。ドラムがやや丸めの音で、一歩間違えればB級バンドにありがちなチープさを醸し出してしまいそうですが、この作品はそれがむしろリフのメロさや催眠性を強調している感じに仕上がってるのは、流石ベテランといった所でしょうか。

また、ごく一部ではゴシック的な女性ヴォーカル(ソプラノ・クワイア)を取り入れ、楽曲に変化を付けているのもいいですね。特に1曲目、天使メタトロンの台詞を美麗なソプラノが歌い上げた後、
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GRABNEBELFURSTEN-Von Schemen und Trugbildern ★★★ (2012-09-03 18:57:32)

2001年発表の1st。

やたら長いバンド名や謎のおっさんクリーチャージャケからしてヤバ気なオーラが漂いまくってますが(笑)、その予想(期待?)を裏切らない、奇妙で奇矯なブラックメタル。アトモスフェリック系のシンセやペイガン系のメロディ、メロブラ的なトレモロなどを用い、ドラマティックに仕上げたブラック…と書くとまともそうに聴こえるんですが、全体を通じて妙にユルい空気感があり、そのユルさ故になんだか前衛的で得体が知れない音に聴こえる感じですね。

まずメロディなんですが…普通にメロブラとしてかっこいい、冷厳で耳に残るメロディやペイガン系の土着的なメロウさを発揮する泣きメロをトレモロリフで弾いてたりして、センスの高さを感じさせてはくれるんですが…時折妙に調子の外れたようなメロディを仕込んでくるのが面白い。特に7曲目なんて、一部地獄のお笑い番組のテーマソングがあったら
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GRAFVOLLUTH-Long Live Death! (2016-06-26 23:59:07)

2011年発表の2nd。

…一言で言うならば、「色々やる系」のブラックでしょうか。
どす黒いエナジーが密集するかのようなノイジーな音像と、粘着質さと切れ味の良さを兼ね備えた、凄まじく邪悪ながなり声を聴かせるヴォーカルが、凄みを効かせる真性ムード高いブラックをベースに、宗教的クワイア風のSEやノイズ方面へのアプローチなど、様々な工夫を凝らして聴かせる音。

ただ、それが必ずしも良い方向に作用しているとは言い難いのが悲しい所…。特にアンビエントに寄ったパート、幾らなんでも音割れ気味の微妙な音色のキーボードや、単調なアルペジオで何分も引っ張るのは肯定的には見れないです。前述の宗教的クワイアも同じフレーズ連続させ過ぎて何かシュールですし…。ひしゃげた音色のトレモロが地獄の情景を映すような、アトモスフェリック寄りのパートやパーカッシブなドラムが儀式的な雰囲気を演出す
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GRAM-May I Never Hear Your Voices Again... ★★ (2013-07-24 20:36:48)

2009年発表の1st。
全く知らないバンドでしたが、妙に凝ったジャケに惹かれ購入。

音的には、粗いリフのディストーションが抽象的な雰囲気を演出する音像の中、ブラックらしいトレモロを中心としたメロウなメロディを響かせつつ疾走するスタイルで、WOLVES IN THE THRONEROOMやASH BORERなどのカスカディアン勢を思わせるようなブラックメタル。情景描写に特化する余り変に気取った音にならず、ブラックらしいサベージな暴虐性もあってバランスのいい仕上がりだと思う。意外にオールドスクールな展開を垣間見せるパートも。

取り分け気に入ったのが、やたらいがらっぽいガラガラ感あるヴォーカルの絶叫。魔獣が喉を鳴らしながら獲物を習ってるような感じがあるというか、かなり味のある声で好きですね。また、ドイツ産らしい薄暗い叙情性の篭もったメロディもなかなかにグッド
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GRAND BELIAL'S KEY-Mocking the Philantrophist ★★★ (2012-10-03 17:37:37)

97年発表の1st。

これはかっこいいですね。
一聴すると、アングラ臭を隠そうともしない、生々しく泥臭いようなリフの音色に、吐き捨てるような低音がなりヴォーカルが乗る、ウォーブラックのような音なんですが…ウォーブラック的な荒さをしっかり感じさせつつも、メロディアスな哀愁であったり、ドラマティックな展開があったり、正統派メタルを通過しているような、メタリックな感性…それもメロデスのような洗練されたものではなく、もっと古臭くアングラなものが備わっている感じのする音。

一見するとその二つって相性が良いようには思えないんですが、アングラでオールドスクールなメタルの素養を感じさせる演奏であったり、時々クサメロの領域に入りかけるメロディアスさであったりが、意外にも汚い音質による生々しい演奏によって更なる魅力を引き出されているんですよね。時に牙を剥く、ウォーブラック的
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GRAND EXTREME BLACK - 荘厳極激黒 ★★ (2009-03-29 22:08:00)

大阪産独りシンフォニック・ブラック。
…「荘厳激極黒」って、普通に「そうごんげきごくこく」って読んでいいのかな…?

GRAND EXTREME BLACK - 荘厳極激黒-WORLD DESOLATION - 世界荒廃 ★★★ (2009-03-29 22:04:00)

2008年発表の6曲入りCD-R。バンド初の音源らしいです。
…これはもっと早く買っておくべきでした。

路線的には、バンドサウンドに「乗る」ではなく、バンドサウンドを「包み込む」ようなキーボードを大々的に取り入れたシンフォニック・ブラック。こういうオーロラめいた音色のキーで、キーそのものの音圧も高いという音って、何か魔性めいたものが感じられてツボなんですよね。アトモスフェリック・メタル寄りの路線ながら、メロデス好きにも受けそうなメロいフレーズも弾きながらブラック特有の邪悪な呪術性を醸し出すギターワークもかっこよく、刻みパートの圧力もかなり高い。ヴォーカルはこの手には珍しい低音咆哮で、愚かな人間に天罰を下す怒れる神という趣き。

この「音圧の高い魔性キー」「重く歪んだギターの音色」「低音咆哮ヴォーカル」を合わせた音から感じるのは、アングラな音楽特有の凄み。こ
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GRAND EXTREME BLACK - 荘厳極激黒-WORLD DESOLATION - 世界荒廃-DARKNESS EMPIRE - 暗黒帝国 ★★★ (2009-03-29 22:06:42)

暗黒を広げるようなギターメロ、速さを感じる限界レベルの豪速ブラスト、それらを纏めて包み込むキーボード…アングラ志向のシンフォブラックとして隙のない完成度の曲。ラストに相応しい凄絶っぷりです。

GRAND EXTREME BLACK - 荘厳極激黒-WORLD DESOLATION - 世界荒廃-SURRENDER OF HEAVEN - 天国陥落 ★★★ (2009-03-29 22:05:44)

途中の呪術めいたキーボードの音が嫌でも印象に残る曲。
魔界の底に木霊するような音色だわ…。

GRAUPEL-Am Pranger... ★★★ (2011-05-03 17:34:08)

2010年発表の2nd。

まずキメを使ったバンドサウンドと、それを無視するかのように恨みを込めて叫ぶヴォーカルの導入部からして最高にかっこいいですね。ENDSTILLEのメンバーが絡んでますが、同じファストブラックでも、こちらの方が音作りが荒々しくて、良い意味でアンダーグラウンドな雰囲気が強いですね。

このバンドもブラック特有の平坦気味なリフを多用してますが、それがまるで黒い緞帳を下ろしたかのように聴き手の視界を黒く染めて、そこに病気じみたメロディのトレモロが迸ると、もう完全に暗黒な世界観の完成。憎しみを肺胞に溜めて吐き出すようなヴォーカルも含め、ファスト系では屈指の邪悪さ。

ファスト系好きで、メジャーな音より邪悪さ重視な音が好きならば必聴です。

GRAUZEIT-Tyrannei Der Tristesse ★★★ (2014-10-21 19:29:57)

2013年発表の4曲入りEP。
リリース元は鬱ブラックの総本山、Self Mutilation Services。

ドイツ産のディプレッシブ/シューゲイザーブラックとの事ですが…これ、鬱ブラックだよね!?と、一瞬怪訝に思ってしまいました(笑)。メロディ自体もメランコリックで儚さが強く、十二分に鬱ですし、それを絡めたトレモロやアルペジオを中心とした展開、絶望感を感じさせるがなり声など、鬱ブラックとしての要件は完全に満たしているんですが、メロディがかなり前に出ているお陰で、微妙に華やかな音に聴こえるんですよね。

もちろん、だから駄目という訳では全くなく、メロディ自体がシューゲイザー系のブラックとして非常に優れているせいもあって、私としては妙にツボに入ってしまったんですよね…。また、もう一つの特徴としては、打ち込みに理解がある事も挙げられますね。一部のパートで
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GRAVDAL ★★ (2012-06-06 14:46:38)

AETERNUSのメンバーが関与する、ノルウェー産ブラック。

GRAVDAL-Torturmantra ★★ (2012-06-06 14:48:49)

2010年発表の2nd。
4曲目ではSHININGのKvarforth氏がゲストヴォーカルで参加。

ブラック特有の黒く塗り潰すようなリフの音色と、ミディアムテンポで自然と体が動くようなパート中心のリズムを組み合わせ、邪悪なグルーヴを演出しつつ、サタニックな黒く爛れたメロディのトレモロで止めを刺すような、起伏に富んだブラックメタル。疾走パートも全力でカチ込む部分より、聴いてて気持ちの良い疾走感を感じるような部分が多く、邪悪ムードも重視しつつ、聴き心地の良さがかなり重視されている印象ですね。

ヴォーカルは常に裏返る寸前くらいの、かなりマジな絶叫で、息を吸い込む音が嗚咽のように聞こえたりする箇所もあり本気度高め。4曲目のKvarforthによる、カルグラに通じる低音唸りから、鬱系のネガティブ絶叫までこなす、ジャンルのトップクラスの抑揚スキルを持ったパフォーマン
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GRAVE DESECRATOR-Dust to Lust ★★★ (2017-05-10 13:26:55)

2016年発表の3rd。

ジャケに貼付されたシールで引き合いに出されてるバンドが、「BLASPHEMY」「BESTIAL WARLUST」「ARCHGOAT」等の時点で、ほぼどんな音か想像がついてしまいますよね(笑)。演奏が崩壊していたり極端にプロダクションが劣悪だったりということはなく、普通にエクストリームメタルとしてのクオリティを保った音ですが、ウォー/ベスチャルな感性もがっつり伴ったダーティなブラックメタルを展開。

まるで五寸釘を打ち付けるが如くRawなドラムの音色といい、初期BEHERITの吐き捨てならぬ吐き出し系のヴォーカルを再解釈したようなエグみ溢れるヴォーカルといい、耳に突き刺さってくる音の一つ一つに獣性が感じられるのが素晴らしい。鐘の音色を取り入れて儀式的なムードを醸し出してみせたり、どこか密教的な雰囲気を感じさせるパートがあるのもカルトな感じ
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GRAVELAND ★★ (2007-07-02 18:25:00)

ポーランドのペイガン/ブラック/ヴァイキングメタルバンド。
ペイガン系では最も有名なバンドの内の一つではないでしょうか。
初期の作品はまだ未聴ですが、プリミティブ好きにもかなり受けてるらしいです。

GRAVELAND-Will Stronger Than Death ★★ (2007-07-02 18:24:00)

2007年発表の10th。
私はまだこれしか持ってないんですが、かなりベテランなんですね…。
このバンドはペイガン的思想で有名で、その思想のためかブラックメタルよりもどっちかと
言うと、土着性を感じるメロディ、キーやクワイアなどによって演出される壮大な世界観は
ヴァイキングメタルに近い感じでしょうか。ペイガン思想をミディアムテンポで土着的メロディ、
北欧神話的世界観で表現したアルバムというとNOKTURNAL MORTUMの4thなんかが思い
浮かびますが、このバンドの音には向こうみたいなキャッチーでクサいお祭りメロはなく、
アトモスフェリックで幽玄な感覚をより強く押し出している感じだと思います。
メタルサウンドを濃い靄のようなキーボードが包み込み、その中に浮かぶ切り立った崖だったり
そこに集合する屈強極まりない戦士達、彼らの打ち鳴ら
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GRAVEN-The Shadows Eternal Call ★★★ (2013-01-10 23:19:46)

2005年発表の2nd。
これ、中古で凄く安かったんですけど…かなりの良盤ですね。

作風としては、耳に優しくないノイジーなリフを特色とする、プリミティブブラックの様式を踏襲したスタイルですが…単にRAWなだけでなく、音質も楽曲自体もしっかり作りこまれている印象。特にオールドスクールなものを中心としつつ、時に幻惑的なフレーズを挟んだり、ジャーマンブラック特有の氷の礫が吹き付けるようなトレモロを交えたりするリフが素晴らしい。

それを奏でるギターの音色も、薄っぺらではなくしっかりと厚みのある、骨の太い音で、リフの魅力を引き出してくれてるのが良いですね。現在ENDSTILLEでも活躍するZingultusのヴォーカルは、鬼気迫るような気迫の篭もった絶叫で噛み千切るような迫力がある。プリブラとしては迫力のある音作りですが、ヴォーカルがそれに負けない壮絶さである事も
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GRAVES AT SEA-The Curse That Is ★★ (2017-04-18 00:08:39)

2016年発表の1st。

音は一言で言えばブラッケンド・スラッジでしょうか。占める割合としてはスラッジ・ドゥームが8、ブラック要素が2くらいでスラッジの方がメインな感じですね。ただ重々しく引き摺るだけでなく、なにか異質な生命が脈打つかの如き動きのあるリフにより、ダイナミックかつグロテスクな音を演出していくスタイル。フューネラル系とはまた違った意味での拷問感ある音です。

メロディの志向としてもメロウさや絶望感よりも、乾いた感触が強く、ヴォーカルの絶叫とも相俟ってヒリついた雰囲気が演出されてますね。また、パートによってはかなりメロウでダークな優美さを感じさせるヴァイオリンがフィーチャーされているのも特徴で…パート自体はそれほど長くないものの、作品の中にあってインパクトを残し、メリハリを付ける展開として機能しているように思います。

ブラックの要素はやや
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